JP3146947B2 - 計器用変圧器 - Google Patents

計器用変圧器

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JP3146947B2
JP3146947B2 JP24954695A JP24954695A JP3146947B2 JP 3146947 B2 JP3146947 B2 JP 3146947B2 JP 24954695 A JP24954695 A JP 24954695A JP 24954695 A JP24954695 A JP 24954695A JP 3146947 B2 JP3146947 B2 JP 3146947B2
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芳樹 川渕
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Nissin Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、計器用変圧器に関
し、特に鉄心の締付け構造の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3(A)(B)は、従来のこの種の計
器用変圧器を示したものである。該計器用変圧器におい
ては、鉄心1の相対向する2辺にこれら辺を挟んで各1
対の鉄心締付け固定金具2が配置されて複数の締付けボ
ルト3とナット4で締結されている。なお、図示しない
が、鉄心1の他の辺にはコイルが取付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構造の計器用変圧器では、次のような問題点があっ
た。
【0004】(a)鉄心1の一方の辺と他方の辺に配置
されて同じ側で対向している鉄心締付け固定金具2の取
付け位置がずれてしまうので、図3(A)(B)に示す
ように別のボルト5とナット6とで取付け位置のずれを
防止しなければならず、構造が複雑化してコスト高にな
る。
【0005】(b)2対の鉄心締付け固定金具2が必要
になり、コスト高になる。
【0006】(c)位置決めをきちんとするため、ボル
ト5とナット6を多くすると、コイル取付けスペースを
小さくし、コイルの設計に対し制約を与える。
【0007】本発明の目的は、鉄心締付け固定金具の使
用個数を最少限にしても鉄心を十分に締付けることがで
きる計器用変圧器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る計器用変圧
器は、鉄心の一辺を挟んで1対の鉄心締付け固定金具が
配置され、該鉄心に接する複数の位置で両鉄心締付け固
定金具を貫通する締付けボルトとこれに螺合されたナッ
トで該鉄心が締結され、該鉄心の一辺の一方の端部寄り
に存在する締付けボルトに第1の金属バンドの一端が支
持され、該鉄心の一辺の他方の端部寄りに存在する締付
けボルトに第2の金属バンドの一端が支持され、これら
第1,第2の金属バンドで鉄心の外周が締付けられてい
ることを特徴とする。
【0009】このような計器用変圧器は、1対の鉄心締
付け固定金具で鉄心を挟持する構造なので、従来に比べ
て鉄心締付け固定金具の使用個数を減らすことができ、
コストの低減を図ることができる。また、鉄心はその外
周を金属バンドで締付けているので、コイル取付けスペ
ースに制約を与えない利点がある。また、鉄心は各締付
けボルトで位置決めしているので、特別な位置決め手段
を用いないで位置決めを行なうことができる。また、こ
のような構造によれば、鉄心の取付け位置を設計位置に
容易に設置でき、調整がいらないため組立てが簡便にな
る。さらに、金属バンドとして第1,第2の金属バンド
を用い、これら第1,第2の金属バンドの各一端は各締
付けボルトに支持させているので、該バンドは鉄心を1
周せずに締付けを行うことができ、作業性がよい。
に、第1,第2の金属バンドの締付け手段は、第1の金
属バンドの他端に支持された第1の連結金具と、第2の
金属バンドの他端に支持された第2の連結金具と、これ
ら第1,第2の連結金具の間隔を調整する連結ボルトと
で構成することが好ましい。
【0010】このような構造の第1,第2の金属バンド
の締付け手段によれば、連結ボルトで簡単にバンドの締
付けを行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1(A)(B)は、本発明に係
る計器用変圧器の実施の形態の1例を示したものであ
る。
【0012】本例の計器用変圧器においては、鉄心1の
一辺を挟んで1対の鉄心締付け固定金具2が配置され、
該鉄心1の一辺の両端におけるコーナ部に接する位置で
両鉄心締付け固定金具2を貫通する締付けボルト3a,
3bとこれに螺合されたナット4a,4bで該鉄心1が
締結されている。鉄心1の一辺の一方の端部寄りに存在
する締付けボルト3aに第1の金属バンド7aの一端が
支持され、該鉄心1の一辺の他方の端部寄りに存在する
締付けボルト3bに第2の金属バンド7bの一端が支持
され、これら第1,第2の金属バンド7a,7bは締付
け手段8を用いて鉄心1の外周を締付けるようになって
いる。締付け手段8は、第1の金属バンド7aの他端に
支持された第1の連結金具9aと、第2の金属バンド7
bの他端に支持された第2の連結金具9bと、第1の連
結金具9aの中間部を貫通して第2の連結金具9bの中
間部に螺合されてこれら第1,第2の連結金具9a,9
bの間隔を調整する連結ボルト10とで構成されてい
る。連結ボルト10を設ける関係で、第1,第2の金属
バンド7a,7bの他端には、U字状の切欠け部11
a,11bが設けられている。
【0013】図示しないが、このような鉄心1の他の辺
にはコイルが取付けられている。
【0014】このような計器用変圧器は、1対の鉄心締
付け固定金具2で鉄心1を挟持する構造なので、従来に
比べて鉄心締付け固定金具2の使用個数を減らすことが
でき、コストの低減を図ることができる。また、鉄心1
はその外周を第1,第2の金属バンド7a,7bで締付
けているので、コイル取付けスペースに制約を与えない
利点がある。また、鉄心1は各締付けボルト3a,3b
で位置決めしているので、特別な位置決め手段を用いな
いで位置決めを行うことができる。更に、このような構
造によれば、鉄心1の取付け位置を設計位置に容易に設
置でき、調整がいらないため組立てが簡便になる。
【0015】また、第1,第2の金属バンド7a,7b
を用い、これら第1,第2の金属バンド7a,7bの各
一端を各締付けボルト3a,3bに支持させると、該バ
ンドは鉄心1を1周せずに締付けを行うことができ、作
業性がよい。
【0016】特に、第1,第2の金属バンド7a,7b
の締付け手段8を、第1の金属バンド7aの他端に支持
された第1の連結金具9aと、第2の金属バンド7bの
他端に支持された第2の連結金具9bと、これら第1,
第2の連結金具9a,9bの間隔を調整する連結ボルト
10とで構成すると、連結ボルト10で簡単に第1,第
2の金属バンド7a,7bの締付けを行うことができ
る。
【0017】なお、連結ボルト10は第1,第2の連結
金具9a,9bを貫通させてナットで締付けるようにす
ることもできる。また、連結ボルト10はその両端に逆
ネジ部を設けて第1,第2の連結金具9a,9bに螺合
させるターンバックル構造にすることもできる。
【0018】
【発明の効果】本発明に係る計器用変圧器は、鉄心の一
辺を挟んで1対の鉄心締付け固定金具を配置し、鉄心に
接する複数の位置で両鉄心締付け固定金具を貫通する締
付けボルトとこれに螺合されたナットで鉄心を締結し、
該鉄心の一辺の一方の端部寄りに存在する締付けボルト
に第1の金属バンドの一端を支持させ、該鉄心の一辺の
他方の端部寄りに存在する締付けボルトに第2の金属バ
ンドの一端が支持させ、これら第1,第2の金属バンド
で鉄心の外周を締付けているので、1対の鉄心締付け固
定金具で鉄心を挟持することができ、従来に比べて鉄心
締付け固定金具の使用個数を減らすことができ、コスト
の低減を図ることができる。また、鉄心はその外周を金
属バンドで締付けているので、コイル取付けスペースに
制約を与えない利点がある。また、鉄心は各締付けボル
トで位置決めしているので、特別な位置決め手段を用い
ないで位置決めを行うことができる。また、このような
構造によれば、鉄心の取付け位置を設計位置に容易に設
置でき、調整がいらないため組立てが簡便になる。さら
に、金属バンドとして第1,第2の金属バンドを用い、
これら第1,第2の金属バンドの各一端は各締付けボル
トに支持させているので、該バンドは鉄心を1周せずに
締付けを行うことができ、作業性がよい。特に、第1,
第2の金属バンドの締付け手段を、第1の金属バンドの
他端に支持された第1の連結金具と、第2の金属バンド
の他端に支持された第2の連結金具と、これら第1,第
2の連結金具の間隔を調整する連結ボルトとで構成する
と、連結ボルトによって簡単にバンドの締付けを行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明に係る計器用変圧器の実施の形
態の1例の正面図、(B)は(A)の右側面図である。
【図2】図1(B)のA部の拡大図である。
【図3】(A)は従来の計器用変圧器の正面図、(B)
は(A)の右側面図である。
【符号の説明】
1 鉄心 2 鉄心締付け固定金具 3,3a,3b 締付けボルト 4,4a,4b ナット 5 ボルト 6 ナット 7a,7b 第1,第2の金属バンド 8 締付け手段 9a,9b 第1,第2の連結金具 10連結ボルト 11a,11b 切欠け部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01F 27/26,38/20,38/28

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄心の一辺を挟んで1対の鉄心締付け固
    定金具が配置され、前記鉄心に接する複数の位置で前記
    両鉄心締付け固定金具を貫通する締付けボルトとこれに
    螺合されたナットで前記鉄心が締結され、前記鉄心の一
    辺の一方の端部寄りに存在する前記締付けボルトに第1
    の金属バンドの一端が支持され、前記鉄心の一辺の他方
    の端部寄りに存在する前記締付けボルトに第2の金属バ
    ンドの一端が支持され、これら第1,第2の金属バンド
    で前記鉄心の外周が締付けられていることを特徴とする
    計器用変圧器。
  2. 【請求項2】 前記第1,第2の金属バンドの締付け手
    段は、前記第1の金属バンドの他端に支持された第1の
    連結金具と、前記第2の金属バンドの他端に支持された
    第2の連結金具と、前記第1,第2の連結金具の間隔を
    調整する連結ボルトとで構成されていることを特徴とす
    る請求項1に記載の計器用変圧器。
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