JP3146251U - インスタント障子 - Google Patents

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Abstract

【課題】障子の現場における施工を熟練した建具職人でなくとも、現場で簡単に組み付けることができて施工性がよく、しかもデザイン性に優れた見栄えのよいインスタント障子を提供する。
【解決手段】所定の間隔に配置した一対の縦枠11,12と、該縦枠間の上下に配置した横枠13,14と、前記縦枠および横枠で形成される長方形の枠内において、縦枠および横枠の適宜位置にその端部を取り付けた中桟15と、中桟15の両側面に粘着テープもしくは糊付けによって貼付した障子紙16とを備え、前記横枠は縦枠の所定位置にその先端を突き合わせて粘着テープで仮止めされ、縦枠のビス穴からビスをねじ込んでビス止めして縦枠に固定したことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

この考案はインスタント障子に関し、特に新規なデザインを備えたインスタント障子に関するものである。
一般に、和風建築にあっては、障子、襖及び戸襖などの木製建具を欠かすことはできないが、障子等の木製建具は通例、建具職人が木材にて製作したものを施工現場で敷居や鴨居及び両脇の柱で形成される枠体に合わせるように現場で削り合わせ、調整して嵌め込むこととしている。
ところで、このような障子は、鴨居に形成された溝に係合する上桟と、敷居に形成された溝に係合する下桟、及び左右の柱に当接する一対の縦框とで直角四辺形の枠体を形成し、その枠体内に障子紙を張り付ける中桟を設けて障子の骨組みが形成される。
一方、建物の柱、鴨居及び敷居で形成される枠体は直角四辺形に形成されることはなく、僅かであっても柱が内外へ曲がっていたり、或いは内外へ傾斜していたり、鴨居や敷居が内外へ湾曲していることなどがあり、したがって、隅角部が必ずしも直角に形成されていないことが多いのである。
そこで、障子の上下桟や縦框が鴨居や敷居の溝に嵌合してスムーズに摺動できるとともに、縦框が柱にぴったりと当接するように、現場で建具職人が縦框の余長を切断し、または縦框と上下桟の側縁を鉋で切削しなければならない。
したがって、従来における障子等の建具の立て付け施工には、必ず熟練した建具職人が立て付け調整をすることが必要であった。
ちなみに、従来例の上記問題点を解消するため実開平5−96383号公報(特許文献1)には、柱の傾斜や湾曲及び又は鴨居と敷居の湾曲に対応する部位の縦框又は上下桟の調節ネジをドライバーで緩め又は締め付けて、縦框および/または上下桟を本体から進退させて適合させるようにした木製建具が提案されている。
実開平5−96383号公報
しかしながら、障子本体を作製した上でその外側に縦框や上下桟を取り付けるようにしたものであるため、障子本体の作製と縦框や上下桟の取付け作業とが必要となってコストが上昇してしまったり、調節ネジで縦框および/または上下桟を本体から進退させて所定位置に保持するようにしているので、使用中にがたつきやすいという問題があった。
そこで、この考案は、障子の現場における施工を熟練した建具職人でなくとも、現場で簡単に組み付けることができて施工性がよく、しかもデザイン性に優れた見栄えのよいインスタント障子を提供することを目的とする。
この考案にかかるインスタント障子は、所定の間隔に配置した一対の縦枠と、該縦枠間の上下に配置した横枠と、前記縦枠および横枠で形成される長方形の枠内において、縦枠および横枠の適宜位置にその端部を取り付けた中桟と、該中桟の両側面に粘着テープもしくは糊付けによって貼付した障子紙とを備え、
前記横枠は縦枠の所定位置にその先端を突き合わせて粘着テープで仮止めされ、縦枠のビス穴からビスをねじ込んでビス止めして縦枠に固定したことを特徴とするものである。
この考案にかかるインスタント障子は、前記中桟の端部が、縦枠および横枠の適所に粘着テープもしくは糊付けによって固定されていることをも特徴とするものである。
この考案にかかるインスタント障子は、前記障子紙が、前記縦枠、横枠および中桟の両側に粘着テープもしくは糊付けによって貼付されていることをも特徴とするものである。
この考案によれば、障子の立て付け調整施工を熟練した建具職人でなくとも、現場で簡単に組み付けることができて施工性がよく、しかもデザイン性に優れた見栄えのよいインスタント障子を提供することが可能となった。
以下、この考案のインスタント障子の実施の形態を、図面に基いて詳細に説明する。
図1はこの考案のインスタント障子の1実施例を示す斜視図、図2は縦枠と横枠との結合部分を示す概略斜視図である。
図において、11,12は所定の間隔に配置した一対の縦枠で、該縦枠11,12間の上下には横枠13,14がそれぞれお配置されている。
そして、前記縦枠11,12および横枠13,14で形成される長方形の枠内において、縦枠11,12および横枠13,14の適宜位置にそれぞれ端部を取り付けた複数の中桟15が配置してある。図ではこの中桟15はそれぞれ隣接する縦枠11と横枠14、横枠14と縦枠12、縦枠12と横枠13、横枠13と縦枠11間を差し渡すように固定されている。
このように、中桟15でそれぞれ隣接する縦枠11,12と横枠13,14の間を差し渡すように連結することにより、得られたインスタント障子は縦方向および横方向のいずれの方向に加えられる負荷に対しても、非常に大きい強度を発揮する。
最後に、前記中桟15の両側面に粘着テープもしくは糊付けによって障子紙16を貼付することによってインスタント障子は完成する。
なお、障子紙16をこのように前記中桟15の両側面に貼付することによって、インスタント障子に使用する中桟15が少なくても、所望の強度を得ることができるようになるのである。
前記横枠13,14を縦枠11,12間に組み付けるに際しては、図2に示すように、前記横枠13もしくは14の先端を縦枠11もしくは12の所定位置に突き合わせ、その間に介装した両面粘着テープ17で両者を仮止めした状態で、縦枠13もしくは14に設けたビス穴18からビス19をねじ込んで、両者をビス止めにより固定すればよい。
このようにすれば、組み付け作業も簡単でかつ前記横枠13,14を縦枠11,12間に強固に固定することができる。
この実施例にかかるインスタント障子は、前記中桟15の端部が、縦枠11,12および横枠13,14の適所に粘着テープもしくは糊付けによって固定されている。いずれの固定方法がふさわしいかは、中桟15の太さや、中桟15の先端にかかる負荷に応じて適宜決定することができ、縦枠11,12および横枠13,14の適所に設ける中桟15の固定位置に、所定の深さの取付孔を形成しておけばより一層強固に固定することが可能となる。もちろん、ビス等の使用を妨げるものではない。
この実施例にかかるインスタント障子は、前記障子紙16を前記縦枠11,12、横枠13,14および中桟15の両側面に両面粘着テープもしくは糊付けによって貼付するものである。
もちろん、障子紙16の表面に塗布した熱融着性の接着剤等を用い、アイロン掛けによって接着できるようにしてもよい。
以上に説明したこの考案によれば、障子の現場での組み付け作業が両面粘着テープや糊、またビス等を用いて簡単にできるため、熟練を要することなく、柱や鴨居及び敷居の傾斜や曲がりに対応したインスタント障子とすることができるから、建物の引き渡し時期を遅らせるような不都合を生じさせることがない。
また、縦枠や横枠で形成される長方形の枠内に中桟をワタッチで固定することができるので、障子本体の組付けを容易に行なうことができるほか、分解が簡単で、素人でも簡便迅速かつ容易に、障子紙を張り替えることができる。
図1はこの考案のインスタント障子の1実施例を示す斜視図である。 縦枠と横枠との結合部分を示す概略斜視図である。
符号の説明
11,12 縦枠
13,14 横枠
15 中桟
16 障子紙
17 両面粘着テープ
18 ビス穴
19 ビス

Claims (3)

  1. 所定の間隔に配置した一対の縦枠と、該縦枠間の上下に配置した横枠と、前記縦枠および横枠で形成される長方形の枠内において、縦枠および横枠の適宜位置にその端部を取り付けた中桟と、該中桟の両側面に粘着テープもしくは糊付けによって貼付した障子紙とを備え、
    前記横枠は縦枠の所定位置にその先端を突き合わせて粘着テープで仮止めされ、縦枠のビス穴からビスをねじ込んでビス止めして縦枠に固定したことを特徴とするインスタント障子。
  2. 前記中桟の端部が、縦枠および横枠の適所に粘着テープもしくは糊付けによって固定されていることを特徴とする請求項1記載のインスタント障子。
  3. 障子紙が、前記縦枠、横枠および中桟の両側に粘着テープもしくは糊付けによって貼付されていることを特徴とする請求項1記載のインスタント障子。
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