JP3145945B2 - 高架橋の足場兼用吸音部材の取付構造 - Google Patents

高架橋の足場兼用吸音部材の取付構造

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JP3145945B2 JP04721997A JP4721997A JP3145945B2 JP 3145945 B2 JP3145945 B2 JP 3145945B2 JP 04721997 A JP04721997 A JP 04721997A JP 4721997 A JP4721997 A JP 4721997A JP 3145945 B2 JP3145945 B2 JP 3145945B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高架道路や高架鉄
道等の高架橋(本明細書において、単に「高架橋」とい
う場合がある。)のうち、特に、高架橋の下に道路を併
設した高架橋に設置する足場兼用吸音部材の取付構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、土地の有効利用の観点から、特に
都市部においては、高架道路や高架鉄道等の高架橋の下
に道路が併設されることが多くなってきている。ところ
で、高架橋は、走行車両が排出する排気ガス、走行車両
による振動、雨水等の厳しい環境に晒され、早期に老朽
化する。これを防止するために、舗装を含む床版の補
修、橋桁に用いられている鋼材の塗装等の補修作業を頻
繁に行う必要がある。
【0003】この補修作業のうち、床版の下面の補修や
橋桁に用いられている鋼材の塗装等は、補修作業を行う
都度、床版の下方に仮設の足場を組み立て、補修作業が
完了すれば撤去するようにしているため、作業効率が低
いという問題点を有していた。また、仮設の足場上の作
業空間には、高架橋を走行する車両の騒音や高架橋の下
に道路を併設した場合には、下方の道路を走行している
車両の騒音が直接伝わることから、この点においても、
作業環境がきわめて劣悪であった。さらに、高架橋の下
に道路を併設した場合には、下方の道路を走行している
車両の騒音が高架橋の床版により反射し、周辺地域に騒
音公害を引き起こすという問題点を有していた。
【0004】上記従来の高架橋の下に道路を併設した高
架橋の有する問題点に対処するために、本件発明者等
は、先に、車両の騒音を低減できるとともに、補修作業
の作業効率を向上することができる高架橋の足場兼用吸
音部材を提案した(特願平7ー262179号(特開平
9−78528号公報参照)及び特願平8ー19541
0号(特開平10−25713号公報参照))。
【0005】この高架橋の足場兼用吸音部材は、図1〜
図3に示すように、高架道路や高架鉄道等の高架橋1の
床版11の下方に所定の作業空間4を形成するようにし
て床版11の下面の略全面を遮蔽するように設置され、
より具体的には、足場兼用吸音部材3を高架橋1の橋桁
12に配設したH形鋼からなる架設部材22に固定部材
23を介して固定することにより、恒久足場2として構
成される。
【0006】このようにして設置された恒久足場2は、
作業者が作業空間4に入って床版11の下面の補修や橋
桁12に用いられている鋼材の塗装等の補修作業を行う
ために恒久的に設置されるもので、補修作業時、塗料、
鉄筋、コンクリート等の作業資材や作業工具等が道路6
上に落下する隙間がないように床版11の下面の略全面
を覆うように設けられる。これにより、従来の仮設の足
場のように補修作業を行う都度足場を組み立てる必要が
なく、安全性が高く、補修作業の作業環境が良好である
ことと相俟って、作業効率を向上することができ、か
つ、補修作業時、塗料、鉄筋、コンクリート等の作業資
材や作業工具等が落下することがなく、このため、下方
の道路を走行している車両等に損傷を与えることがない
ため、これに伴う補償費用を低減することができるもの
となる。なお、作業空間4の高さHは、床版11の下面
の補修や橋桁12に用いられている鋼材の塗装等の補修
作業が容易に行うことができる高さ、例えば、1〜2m
程度に設定される。また、この恒久足場2には、作業空
間4に作業者が入って補修作業を行うことができるよう
に、橋脚14の近傍等、適当な箇所に出入口21を形成
される。
【0007】高架橋1の幅方向の恒久足場2の両外側に
は、ヒンジ51を介して落下防止装置5を、高架橋1の
長手方向に沿って延設する。この落下防止装置5は、高
架橋1の側壁13等の補修作業時、塗料、鉄筋、コンク
リート等の作業資材や作業工具等が道路6上に落下した
り、作業者が転落するのを防止するために設けられるも
ので、通常は、高架橋1の床版11の下方の収納位置に
設置しておき、補修作業時に、チェーン等の調整具52
を操作することによりヒンジ51を中心にして揺動さ
せ、高架橋1の側壁13の下方より外側の張出位置5’
に設置するように構成する。なお、落下防止装置5の張
出幅Wは、高架橋1の側壁13等の補修作業時、塗料、
鉄筋、コンクリート等の作業資材や作業工具等が道路6
上に落下したり、作業者が転落するのを防止できる幅、
例えば、1m程度に設定することが好ましい。落下防止
装置5は、防錆処理した鋼材からなる枠部材53の表面
側(道路6から見える側)にFRP等の複合材料等から
なる化粧板54を配設して構成する。また、この落下防
止装置5は、吸音機能を有するように、例えば、後述す
る足場兼用吸音部材3の構造と同様、裏面側(作業空間
4に面する側)に防錆処理したエキスパンドメタルやパ
ンチングメタル等の多数の透孔を有する金属製板材55
を配設するとともに、この金属製板材55と化粧板54
との間にグラスウール等の吸音材を充填して構成するこ
とができる。また、この落下防止装置5には、作業空間
4に作業者が入って補修作業を行うことができるよう
に、橋脚14の近傍等、適当な箇所に出入口56を形成
するようにする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の場合
において、足場兼用吸音部材3は、高架橋1の橋桁12
に配設したH形鋼からなる架設部材22に固定部材2
3、より具体的には、ボルト23a等の締付部材を用い
て固定するようにしているため、足場兼用吸音部材3の
取付に手数と費用を要するという問題点があった。
【0009】本発明は、上記の高架橋の足場兼用吸音部
材の取付構造の有する問題点を解決し、H形鋼からなる
架設部材に足場兼用吸音部材を簡単に、かつ、確実に取
り付けることができる高架橋の足場兼用吸音部材の取付
構造を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の高架橋の足場兼用吸音部材の取付構造は、
多数の透孔を有する上面板及び下面板と、上面板と下面
板との間に充填した吸音材とで構成した高架橋の足場兼
用吸音部材の取付構造において、高架橋の下面に配設し
たH形鋼からなる架設部材の下フランジに、足場兼用吸
音部材の下端縁を支持するとともに、架設部材の上フラ
ンジと足場兼用吸音部材の上端縁の隙間に板ばね部材を
湾曲させて挿入することにより、架設部材に足場兼用吸
音部材を固定するとともに、架設部材の両側の足場兼用
吸音部材にそれぞれ固定した落下防止部材と、前記板ば
ね部材とに索条を掛け渡したことを特徴とする。
【0011】これにより、高架橋の下面に配設したH形
鋼からなる架設部材の下フランジに、足場兼用吸音部材
の下端縁を支持した状態で、架設部材の上フランジと足
場兼用吸音部材の上端縁との間に形成された隙間に、板
ばね部材を湾曲させて挿入することにより、湾曲した板
ばね部材の保持力により、架設部材に足場兼用吸音部材
を固定することができる。
【0012】また、架設部材の両側の足場兼用吸音部材
にそれぞれ固定した落下防止部材と、前記板ばね部材と
に索条を掛け渡すようにしているので、大きな地震等に
より、万一、架設部材の上フランジと足場兼用吸音部材
の上端縁との間に形成された隙間に挿入された板ばね部
材による固定が外れた場合にも、索条によって足場兼用
吸音部材及び板ばね部材を架設部材に保持することがで
き、足場兼用吸音部材及び板ばね部材が地上に落下する
ことを確実に防止することができる。
【0013】この場合において、板ばね部材の端部を係
止するストッパ部を架設部材の上フランジ及び足場兼用
吸音部材の上端縁に形成することができる。
【0014】これにより、架設部材の上フランジと足場
兼用吸音部材の上端縁に形成された隙間に挿入された板
ばね部材が離脱することを確実に防止することができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の高架橋の足場兼用
吸音部材の取付構造の実施の形態を図面に基づいて説明
する。
【0016】図4〜図5に本発明の高架橋の足場兼用吸
音部材の取付構造の第1実施例を示す。
【0017】この足場兼用吸音部材3は、図1〜図3に
示したものと同様、高架道路や高架鉄道等の高架橋の橋
桁に配設したH形鋼からなる架設部材22に固定するこ
とにより、床版の下方に所定の作業空間を形成するよう
にして、床版の下面の略全面を遮蔽するように設置され
る。
【0018】足場兼用吸音部材3は、パンチングメタル
やエキスパンドメタル等の多数の透孔を有する金属製板
材からなる上面板31と、パンチングメタルやエキスパ
ンドメタル等の多数の透孔を有し、下方に高架橋の長手
方向に沿って延びる帯状に突出する膨出部を形成した金
属製板材からなる下面板32と、下面板32の膨出部内
を含む上面板31と下面板32との間に充填したグラス
ウール等の吸音材等で構成される(その詳細について
は、特開平9−78528号及び特開平10−2571
3号公報参照。)。この場合、足場兼用吸音部材3は、
高架橋の下方の道路を走行している車両の騒音をより一
層軽減することができるように、その膨出部を架設部材
22の下方位置まで延出するように形成することが望ま
しい。
【0019】足場兼用吸音部材3を設置するに当たって
は、H形鋼からなる架設部材22の下フランジ22a
に、ゴム製等の緩衝用弾性板71を介して、足場兼用吸
音部材3の下端縁を支持するとともに、この状態で、架
設部材22の上フランジ22bと足場兼用吸音部材3の
上端縁との間に形成された隙間に、板ばね部材8を湾曲
させて挿入することにより、湾曲した板ばね部材8の保
持力により、架設部材22に足場兼用吸音部材3を固定
するようにする。
【0020】この場合において、板ばね部材8の下端縁
に後述する索条9を挿通するための透孔81を、上端縁
に切欠部82を、それぞれ形成する。また、板ばね部材
8の端部を係止するストッパ部として、架設部材22の
上フランジ22bに、板ばね部材8の上端縁に形成した
切欠部82と係合する線材をく字形に折り曲げて形成し
たストッパ片23を溶接等により固定するとともに、足
場兼用吸音部材3の上端縁に、ストッパプレート33を
リベット止め等により固定し、架設部材22の上フラン
ジ22bと足場兼用吸音部材3の上端縁との間に形成さ
れた隙間に挿入された板ばね部材8が離脱することを防
止するようにする。また、架設部材22のウエブ22c
と足場兼用吸音部材3の端面との間には、足場兼用吸音
部材3の長手方向の移動を防止するためにスペーサ72
を配設するとともに、隣接する足場兼用吸音部材3,3
の間には、図5に示すように、発泡ゴム等の緩衝用充填
材73を充填するようにする。
【0021】ところで、本実施例においては、板ばね部
材8の上端縁に形成した切欠部82と係合するストッパ
片23を、線材をく字形に折り曲げて形成し、これを架
設部材22の上フランジ22bに溶接等により固定する
ようにしたが、板ばね部材8の端部を係止するストッパ
部として、短尺のストッパ片に代えて、隣接する足場兼
用吸音部材3の板ばね部材8のストッパ部と共用できる
ように、長尺の波形に折り曲げた線材又は直線状の線材
を用い、これを架設部材22の上フランジ22bに沿っ
て溶接等により固定する構成を採用することもできる。
なお、ストッパ部として、直線状の線材を用いる場合に
は、板ばね部材8の上端縁は、直線状に形成するように
する。
【0022】足場兼用吸音部材3には、足場兼用吸音部
材3の落下防止部材91をリベット止め等により固定
し、架設部材22の上方から、架設部材22の両側に固
定した足場兼用吸音部材3の落下防止部材91及び板ば
ね部材8の透孔81に、ワイヤ、ワイヤロープ又はチェ
ーン等の索条9を掛け渡すようにする。これにより、大
きな地震等により、万一、架設部材22の上フランジ2
2bと足場兼用吸音部材3の上端縁との間に形成された
隙間に挿入された板ばね部材8が離脱した場合にも、索
条9によって足場兼用吸音部材3及び板ばね部材8を架
設部材22に保持することができ、足場兼用吸音部材3
及び板ばね部材8が地上に落下することを確実に防止す
ることができるものとなる。
【0023】図6に本発明の高架橋の足場兼用吸音部材
の取付構造の第2実施例を示す。
【0024】本実施例においては、板ばね部材8の下端
縁に索条9を挿通するための透孔81を、上端部近傍の
表面に起立片83を、それぞれ形成する。また、板ばね
部材8の端部を係止するストッパ部として、架設部材2
2の上フランジ22bに、板ばね部材8の上端部近傍の
表面に形成した起立片83が嵌入する透孔24を形成す
るとともに、足場兼用吸音部材3の上端縁に、索条9を
挿通するための透孔33aを形成することにより落下防
止部材を兼ねたストッパプレート33をリベット止め等
により固定し、架設部材22の上フランジ22bと足場
兼用吸音部材3の上端縁との間に形成された隙間に挿入
された板ばね部材8が離脱することを防止するようにす
る。なお、本実施例のその他の構成及び作用は、上記第
1実施例と同様である。
【0025】この場合において、架設部材22の上フラ
ンジ22bに形成した、板ばね部材8の上端部近傍の表
面に形成した起立片83が嵌入する透孔24や、板ばね
部材8の上端部近傍の表面に形成した起立片83は、省
略することも可能である。図7に、架設部材22の上フ
ランジ22bに形成した、板ばね部材8の上端部近傍の
表面に形成した起立片83が嵌入する透孔24を省略し
た、本発明の高架橋の足場兼用吸音部材の取付構造の第
2実施例の変形例を、図8に、板ばね部材8の上端部近
傍の表面に形成した起立片83及び架設部材22の上フ
ランジ22bに形成した起立片83が嵌入する透孔24
を省略した、本発明の高架橋の足場兼用吸音部材の取付
構造の第2実施例の変形例を、それぞれ示す。
【0026】
【発明の効果】本発明の高架橋の足場兼用吸音部材の取
付構造によれば、高架橋の下面に配設したH形鋼からな
る架設部材の下フランジに、足場兼用吸音部材の下端縁
を支持した状態で、架設部材の上フランジと足場兼用吸
音部材の上端縁との間に形成された隙間に、板ばね部材
を湾曲させて挿入することにより、湾曲した板ばね部材
の保持力により、架設部材に足場兼用吸音部材を固定す
ることができる。これにより、H形鋼からなる架設部材
に足場兼用吸音部材を簡単に、かつ、確実に取り付ける
ことができ、施工期間の短縮化及び施工費用の低廉化を
図ることができる。また、架設部材の両側の足場兼用吸
音部材にそれぞれ固定した落下防止部材と、前記板ばね
部材とに索条を掛け渡すようにしているので、大きな地
震等により、万一、架設部材の上フランジと足場兼用吸
音部材の上端縁との間に形成された隙間に挿入された板
ばね部材による固定が外れた場合にも、索条によって足
場兼用吸音部材及び板ばね部材を架設部材に保持するこ
とができ、足場兼用吸音部材及び板ばね部材が地上に落
下することを確実に防止することができる。
【0027】また、板ばね部材の端部を係止するストッ
パ部を架設部材の上フランジ及び足場兼用吸音部材の上
端縁に形成することにより、架設部材の上フランジと足
場兼用吸音部材の上端縁に形成された隙間に挿入された
板ばね部材が離脱することを確実に防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】高架橋の足場兼用吸音部材による恒久足場を有
する高架橋の概観斜視図である。
【図2】同要部斜視図である。
【図3】同要部断面図である。
【図4】本発明の高架橋の足場兼用吸音部材の取付構造
の第1実施例を示し、(a)は正面図、(b)は平面断
面図、(c)は架設部材の上フランジの正面図、(d)
はストッパ片の平面図、(e)は板ばね部材の斜視図で
ある。
【図5】足場兼用吸音部材間の接続構造を示し、(a)
は概観図、(b)は(a)のA部の拡大図である。
【図6】本発明の高架橋の足場兼用吸音部材の取付構造
の第2実施例を示し、(a)は正面図、(b)は平面断
面図、(c)は板ばね部材の斜視図である。
【図7】本発明の高架橋の足場兼用吸音部材の取付構造
の第2実施例の変形例を示し、(a)は正面図、(b)
は平面断面図、(c)は板ばね部材の斜視図である。
【図8】本発明の高架橋の足場兼用吸音部材の取付構造
の第2実施例の変形例を示し、(a)は正面図、(b)
は平面断面図、(c)は板ばね部材の斜視図である。
【符号の説明】
1 高架橋 11 床版 12 橋桁 13 側壁 14 橋脚 2 恒久足場 21 出入口 22 架設部材 22a 下フランジ 22b 上フランジ 23 ストッパ片(ストッパ部) 24 透孔(ストッパ部) 3 足場兼用吸音部材 31 上面板 32 下面板 33 ストッパプレート(ストッパ部) 4 作業空間 5 落下防止装置 6 道路 8 板ばね部材 9 索条
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 000004743 日本軽金属株式会社 東京都品川区東品川二丁目2番20号 (73)特許権者 000101949 住友金属建材株式会社 大阪市西区江戸堀2丁目1番1号 (72)発明者 小西 一生 兵庫県神戸市垂水区桃山台1丁目13番地 2 (72)発明者 藤井 厚孝 大阪府堺市南三国ケ丘町3丁2番20号 (56)参考文献 特開 平4−174109(JP,A) 特開 平9−3834(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E01D 19/10 E01D 22/00 E01F 8/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の透孔を有する上面板及び下面板
    と、上面板と下面板との間に充填した吸音材とで構成し
    た高架橋の足場兼用吸音部材の取付構造において、高架
    橋の下面に配設したH形鋼からなる架設部材の下フラン
    ジに、足場兼用吸音部材の下端縁を支持するとともに、
    架設部材の上フランジと足場兼用吸音部材の上端縁の隙
    間に板ばね部材を湾曲させて挿入することにより、架設
    部材に足場兼用吸音部材を固定するとともに、架設部材
    の両側の足場兼用吸音部材にそれぞれ固定した落下防止
    部材と、前記板ばね部材とに索条を掛け渡したことを特
    徴とする高架橋の足場兼用吸音部材の取付構造。
  2. 【請求項2】 板ばね部材の端部を係止するストッパ部
    を架設部材の上フランジ及び足場兼用吸音部材の上端縁
    に形成したことを特徴とする請求項1記載の高架橋の足
    場兼用吸音部材の取付構造。
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