JP3145630B2 - トンネル覆工用セグメント - Google Patents
トンネル覆工用セグメントInfo
- Publication number
- JP3145630B2 JP3145630B2 JP09739396A JP9739396A JP3145630B2 JP 3145630 B2 JP3145630 B2 JP 3145630B2 JP 09739396 A JP09739396 A JP 09739396A JP 9739396 A JP9739396 A JP 9739396A JP 3145630 B2 JP3145630 B2 JP 3145630B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joint
- segment
- main body
- plate
- segments
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 37
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 37
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 25
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 16
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 1
- 238000009415 formwork Methods 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトンネル覆工用の平
板形セグメントに関する。
板形セグメントに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、弧状に湾曲するコンクリート製の
本体にプレストレスを導入してなる平板形セグメントが
提案されている。プレストレス導入のセグメントは、非
導入のセグメントに比べて、配筋量を少なくすることが
でき、また、セグメントの厚さ(高さ)寸法の軽減、セ
グメント重量の軽減等を図る上で有利である。
本体にプレストレスを導入してなる平板形セグメントが
提案されている。プレストレス導入のセグメントは、非
導入のセグメントに比べて、配筋量を少なくすることが
でき、また、セグメントの厚さ(高さ)寸法の軽減、セ
グメント重量の軽減等を図る上で有利である。
【0003】プレストレスが導入されるセグメントの例
が実公昭61−39031号公報に開示されており、セ
グメントの本体内にこれを周方向に伸びるシースとこれ
に通されたPCとが埋め込まれ、前記PC鋼材の各端部
が前記本体の周方向端部に設けられた凹所内に終端して
いる。
が実公昭61−39031号公報に開示されており、セ
グメントの本体内にこれを周方向に伸びるシースとこれ
に通されたPCとが埋め込まれ、前記PC鋼材の各端部
が前記本体の周方向端部に設けられた凹所内に終端して
いる。
【0004】プレストレスの導入は、これらのセグメン
トをトンネルの壁面に沿ってリングに組み立てた後、周
方向に互いに隣接する両セグメントの前記凹所内に終端
するPC鋼材の端部を互いに他の一方に向けて引張りか
つ連結することにより行なわれる。互いに隣接する両セ
グメントは、両PC鋼材が緊張状態におかれかつ互いに
連結されているため、これらの突き合わせ端面(周方向
端面)において互いに他の一方に向けて押圧力を及ぼ
す。その結果、各セグメントにプレストレスが導入され
る。
トをトンネルの壁面に沿ってリングに組み立てた後、周
方向に互いに隣接する両セグメントの前記凹所内に終端
するPC鋼材の端部を互いに他の一方に向けて引張りか
つ連結することにより行なわれる。互いに隣接する両セ
グメントは、両PC鋼材が緊張状態におかれかつ互いに
連結されているため、これらの突き合わせ端面(周方向
端面)において互いに他の一方に向けて押圧力を及ぼ
す。その結果、各セグメントにプレストレスが導入され
る。
【0005】ところで、前記プレストレスの導入には、
互いに隣接する両セグメントが規定する凹所内に前記P
C鋼材を緊張させるための手段と、両PC鋼材を互いに
連結するための連結手段とを配置することが必要であ
り、さらに、前記緊張手段を作動させ、その後前記緊張
手段を撤去することを必要とする。しかし、これらの作
業には、多大の労力と時間とを要し、これが、トンネル
覆工の施工能率を低下させる。
互いに隣接する両セグメントが規定する凹所内に前記P
C鋼材を緊張させるための手段と、両PC鋼材を互いに
連結するための連結手段とを配置することが必要であ
り、さらに、前記緊張手段を作動させ、その後前記緊張
手段を撤去することを必要とする。しかし、これらの作
業には、多大の労力と時間とを要し、これが、トンネル
覆工の施工能率を低下させる。
【0006】本発明の目的は、プレストレスが導入され
た平板形セグメントによるトンネル覆工の施工能率を高
めることにある。また、本発明の他の目的は、トンネル
の覆工の施工能率を高めるプレストレス導入の平板形セ
グメントを提供することにある。
た平板形セグメントによるトンネル覆工の施工能率を高
めることにある。また、本発明の他の目的は、トンネル
の覆工の施工能率を高めるプレストレス導入の平板形セ
グメントを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、弧状に湾曲す
る平板形セグメントであって、複数の継ぎボルト受入空
間と該継ぎボルト受入空間が解放する内周面とを有する
コンクリート製の本体と、前記本体の周方向端部および
幅方向端部のそれぞれに埋め込まれ各継ぎボルト受入空
間に連通する継手ボルト孔を有する複数の継手板と、前
記本体の内部をその周方向および幅方向の少なくとも一
方へ伸び、互いに相対する両継手板に定着されかつ緊張
されたPC鋼材とを含む。
る平板形セグメントであって、複数の継ぎボルト受入空
間と該継ぎボルト受入空間が解放する内周面とを有する
コンクリート製の本体と、前記本体の周方向端部および
幅方向端部のそれぞれに埋め込まれ各継ぎボルト受入空
間に連通する継手ボルト孔を有する複数の継手板と、前
記本体の内部をその周方向および幅方向の少なくとも一
方へ伸び、互いに相対する両継手板に定着されかつ緊張
されたPC鋼材とを含む。
【0008】前記PC鋼材は例えばねじ節鉄筋からな
り、前記ねじ節鉄筋の端部は、前記継手板に設けられた
孔に受け入れられかつ楔止めされたコーンに螺合され
る。さらに、前記本体の周方向端部に埋め込まれ前記継
手板より前記本体の外周面側に位置する板部材と、前記
本体の内部をその周方向へ伸び、互いに相対する両継手
板に定着されかつ緊張されたPC鋼材とを設けることが
できる。
り、前記ねじ節鉄筋の端部は、前記継手板に設けられた
孔に受け入れられかつ楔止めされたコーンに螺合され
る。さらに、前記本体の周方向端部に埋め込まれ前記継
手板より前記本体の外周面側に位置する板部材と、前記
本体の内部をその周方向へ伸び、互いに相対する両継手
板に定着されかつ緊張されたPC鋼材とを設けることが
できる。
【0009】
【発明の作用および効果】本発明によれば、緊張状態に
おかれたPC鋼材によって各セグメントに予めプレスト
レスが導入されていることから、従来のような複数のセ
グメントの組み立て後におけるプレストレス導入の必要
はない。したがって、覆工途中におけるPC鋼材の緊張
手段の準備、該緊張手段の操作、該緊張手段を撤去等に
要する労力および時間を不要とすることができる。ま
た、前記PC鋼材の両端部が互いに相対する両継手板に
定着されていることから、トンネルの周方向または軸線
方向に組み立てられたセグメントの相互連結をボルト・
ナットを用いて行なうこと、すなわち、ボルトを一方の
セグメントの継ぎボルト受入空間から両継手板の継ぎボ
ルト孔に挿入し、次いで他方のセグメントの継ぎボルト
受入空間で前記継ぎボルトにナットを螺合させることに
より行なうことができる。これによれば、セグメントの
相互連結を、プレストレスが導入されない通常のセグメ
ント同士の相互連結と同様、容易にまた短時間で行なう
ことができる。これらのことから、本発明のセグメント
を用いることにより、トンネル覆工の施工能率を高める
ことができる。
おかれたPC鋼材によって各セグメントに予めプレスト
レスが導入されていることから、従来のような複数のセ
グメントの組み立て後におけるプレストレス導入の必要
はない。したがって、覆工途中におけるPC鋼材の緊張
手段の準備、該緊張手段の操作、該緊張手段を撤去等に
要する労力および時間を不要とすることができる。ま
た、前記PC鋼材の両端部が互いに相対する両継手板に
定着されていることから、トンネルの周方向または軸線
方向に組み立てられたセグメントの相互連結をボルト・
ナットを用いて行なうこと、すなわち、ボルトを一方の
セグメントの継ぎボルト受入空間から両継手板の継ぎボ
ルト孔に挿入し、次いで他方のセグメントの継ぎボルト
受入空間で前記継ぎボルトにナットを螺合させることに
より行なうことができる。これによれば、セグメントの
相互連結を、プレストレスが導入されない通常のセグメ
ント同士の相互連結と同様、容易にまた短時間で行なう
ことができる。これらのことから、本発明のセグメント
を用いることにより、トンネル覆工の施工能率を高める
ことができる。
【0010】両継手板を前記ボルトおよびナットで締め
付けるとき、前記ボルトにわずかな伸びを生じ、前記ボ
ルトが緊張状態におかれる。このため、互いに隣接する
両セグメントは互いに密接状態に維持される。
付けるとき、前記ボルトにわずかな伸びを生じ、前記ボ
ルトが緊張状態におかれる。このため、互いに隣接する
両セグメントは互いに密接状態に維持される。
【0011】前記PC鋼材を周面に螺旋状に伸びる節を
有するねじ節鉄筋を選択することができる。前記ねじ節
鉄筋の端部は、これを前記継手板に設けられた孔に通
し、前記端部にコーンを螺合させ、前記継手板の孔中に
前記コーンを楔止めすることにより、前記継手板に定着
しまた緊張状態を維持することができる。
有するねじ節鉄筋を選択することができる。前記ねじ節
鉄筋の端部は、これを前記継手板に設けられた孔に通
し、前記端部にコーンを螺合させ、前記継手板の孔中に
前記コーンを楔止めすることにより、前記継手板に定着
しまた緊張状態を維持することができる。
【0012】さらに、前記継手板とこれに定着された前
記PC鋼材に加えて、これらと同様の板部材およびPC
部材をセグメント本体の外周面側にさらに配置すること
により、プレストレスをセグメントの内周側および中央
部のほか外周側にも及ぼすことができる。
記PC鋼材に加えて、これらと同様の板部材およびPC
部材をセグメント本体の外周面側にさらに配置すること
により、プレストレスをセグメントの内周側および中央
部のほか外周側にも及ぼすことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1、図2および図3に、それぞ
れ、本発明に係る平板形セグメントの例10,12,1
4を示す。
れ、本発明に係る平板形セグメントの例10,12,1
4を示す。
【0014】各セグメント10(図1),12(図
2),14(図3)は、弧状に湾曲するコンクリート製
の本体16と、本体16の周方向に関する各端部18に
設けられた複数(図示の例では2つ)の継手板20およ
び本体16の幅方向に関する各端部22に設けられた複
数(図示の例では3つ)の継手板24と、本体16内に
埋め込まれた複数のPC鋼材26(図1),28(図
2)とを備える。但し、図3に示すセグメント14には
図1に示すセグメント10におけると同じように複数の
PC鋼材26が配置されているが、図面の煩雑を避ける
ため、PC鋼材26の図示を省略した。
2),14(図3)は、弧状に湾曲するコンクリート製
の本体16と、本体16の周方向に関する各端部18に
設けられた複数(図示の例では2つ)の継手板20およ
び本体16の幅方向に関する各端部22に設けられた複
数(図示の例では3つ)の継手板24と、本体16内に
埋め込まれた複数のPC鋼材26(図1),28(図
2)とを備える。但し、図3に示すセグメント14には
図1に示すセグメント10におけると同じように複数の
PC鋼材26が配置されているが、図面の煩雑を避ける
ため、PC鋼材26の図示を省略した。
【0015】セグメント本体16には複数、より詳細に
は継手板20,24の数量と同数の継ぎボルト受入空間
30が設けられている。各継ぎボルト受入空間30は本
体16の内周面32に解放しており、また、各継手板2
0,24によりその一部が規定されている。前記複数の
継ぎボルト受入空間は、本体16の周方向および幅方向
に関して、それぞれ、対をなしかつ互いに相対してい
る。これらの継ぎボルト受入空間30は、トンネル覆工
の際、トンネルの壁面に沿って配置され該トンネルの周
方向および軸線方向のそれぞれに隣接する一対のセグメ
ントを相互に連結するために利用される。継ぎボルト受
入空間30したがって継手板20,24の数量は任意に
設定することができる。
は継手板20,24の数量と同数の継ぎボルト受入空間
30が設けられている。各継ぎボルト受入空間30は本
体16の内周面32に解放しており、また、各継手板2
0,24によりその一部が規定されている。前記複数の
継ぎボルト受入空間は、本体16の周方向および幅方向
に関して、それぞれ、対をなしかつ互いに相対してい
る。これらの継ぎボルト受入空間30は、トンネル覆工
の際、トンネルの壁面に沿って配置され該トンネルの周
方向および軸線方向のそれぞれに隣接する一対のセグメ
ントを相互に連結するために利用される。継ぎボルト受
入空間30したがって継手板20,24の数量は任意に
設定することができる。
【0016】鋼板からなる各継手板20,24は本体1
6の各端部に埋め込まれ、その一部が、本体16の周方
向に関する端面34の一部および内周面32の一部を規
定し、また、幅方向に関する端面36の一部および内周
面32の一部を規定する。これによれば、覆工を形成す
べく複数のセグメント10が組み立てられるとき、継手
板20同士および継手板24同士がそれぞれ互いに接す
る。また、図示の例に代えて、継手板20,24の少な
くとも一方が、端面34,36に解放する凹所(図示せ
ず)の底面を規定するように、本体16に埋め込むこと
ができる。これによれば、複数のセグメント10が組み
立てられるとき、継手板20同士の間または継手板24
同士の間に2つの前記凹所からなる空隙が生じ、前記継
手板同士は当接しないで向かい合う。
6の各端部に埋め込まれ、その一部が、本体16の周方
向に関する端面34の一部および内周面32の一部を規
定し、また、幅方向に関する端面36の一部および内周
面32の一部を規定する。これによれば、覆工を形成す
べく複数のセグメント10が組み立てられるとき、継手
板20同士および継手板24同士がそれぞれ互いに接す
る。また、図示の例に代えて、継手板20,24の少な
くとも一方が、端面34,36に解放する凹所(図示せ
ず)の底面を規定するように、本体16に埋め込むこと
ができる。これによれば、複数のセグメント10が組み
立てられるとき、継手板20同士の間または継手板24
同士の間に2つの前記凹所からなる空隙が生じ、前記継
手板同士は当接しないで向かい合う。
【0017】また、各継手板20,24は継手ボルト孔
38を有し、各ボルト孔38は対応する各継ぎボルト受
入空間30に連通している。これらのボルト孔38も、
また、本体16の周方向および幅方向に関して、それぞ
れ、対をなしかつ互いに相対している。
38を有し、各ボルト孔38は対応する各継ぎボルト受
入空間30に連通している。これらのボルト孔38も、
また、本体16の周方向および幅方向に関して、それぞ
れ、対をなしかつ互いに相対している。
【0018】このことから、トンネル覆工のために複数
の前記セグメントを組み立てるとき、互いに隣接する両
セグメントの継手ボルト孔38は互いに整合する。前記
両セグメントは、互いに整合されたボルト孔38に継ぎ
ボルト(図示せず)を通し、前記継ぎボルトにナット
(図示せず)を螺合させることにより連結することがで
きる。前記継ぎボルトのボルト孔38への挿通および前
記ナットの螺合は、前記トンネルの内部空間から、前記
両セグメントの両継ぎボルト受入空間30に差し入れて
行なうことができる。
の前記セグメントを組み立てるとき、互いに隣接する両
セグメントの継手ボルト孔38は互いに整合する。前記
両セグメントは、互いに整合されたボルト孔38に継ぎ
ボルト(図示せず)を通し、前記継ぎボルトにナット
(図示せず)を螺合させることにより連結することがで
きる。前記継ぎボルトのボルト孔38への挿通および前
記ナットの螺合は、前記トンネルの内部空間から、前記
両セグメントの両継ぎボルト受入空間30に差し入れて
行なうことができる。
【0019】複数のPC鋼材26は、本体16の内周面
32からその外周面40の側へ間隔をおいて配置され、
内外両周面32,40に沿って弧状に伸びている。複数
(図示の例では4本)のPC鋼材26は、これらの両端
部がそれぞれ互いに相対する両継手板20に定着され、
緊張されている。緊張状態におかれたPC鋼材26によ
り、2対の継手板20を介して、本体16したがってセ
グメント10,14にその周方向に関してプレストレス
が導入されている。
32からその外周面40の側へ間隔をおいて配置され、
内外両周面32,40に沿って弧状に伸びている。複数
(図示の例では4本)のPC鋼材26は、これらの両端
部がそれぞれ互いに相対する両継手板20に定着され、
緊張されている。緊張状態におかれたPC鋼材26によ
り、2対の継手板20を介して、本体16したがってセ
グメント10,14にその周方向に関してプレストレス
が導入されている。
【0020】複数のPC鋼材28も、また、本体16の
内周面32からその外周面40の側へ間隔をおいて配置
され、直線状に伸びている。複数(図示の例では4本)
のPC鋼材28は、これらの両端部がそれぞれ互いに相
対する両継手板24に定着され、緊張されている。緊張
状態におかれたPC鋼材28により、3対の継手板24
を介して、本体16したがってセグメント10,14に
その幅方向に関してプレストレスが導入されている。
内周面32からその外周面40の側へ間隔をおいて配置
され、直線状に伸びている。複数(図示の例では4本)
のPC鋼材28は、これらの両端部がそれぞれ互いに相
対する両継手板24に定着され、緊張されている。緊張
状態におかれたPC鋼材28により、3対の継手板24
を介して、本体16したがってセグメント10,14に
その幅方向に関してプレストレスが導入されている。
【0021】前記PC鋼材は、前記セグメントの周方向
のみ、あるいは、幅方向のみに配置する図示の実施例に
代えて、前記周方向および幅方向の双方に配置すること
ができる。この場合、言うまでもなく、前記周方向およ
び幅方向に伸びるPC部材は互いに立体交差するように
配置する。
のみ、あるいは、幅方向のみに配置する図示の実施例に
代えて、前記周方向および幅方向の双方に配置すること
ができる。この場合、言うまでもなく、前記周方向およ
び幅方向に伸びるPC部材は互いに立体交差するように
配置する。
【0022】また、図3に示すように、セグメント本体
16の外周面40の側に複数のPC鋼材42を追加的に
配置することができる。これにより、本体16に導入さ
れるプレストレスの分布を調整することができる。これ
らのPC鋼材42の端部は、それぞれ、本体16の各周
方向端部18に埋め込まれた鋼製の一対の板部材44に
定着されている。
16の外周面40の側に複数のPC鋼材42を追加的に
配置することができる。これにより、本体16に導入さ
れるプレストレスの分布を調整することができる。これ
らのPC鋼材42の端部は、それぞれ、本体16の各周
方向端部18に埋め込まれた鋼製の一対の板部材44に
定着されている。
【0023】各板部材44は、継手板20から外周面4
0に向けて間隔をおいて配置され、その一部が各周方向
端面34の一部を規定している。各板部材44を設ける
ことに代えて、各継手板20としてその長さ寸法(セグ
メントの高さ方向に関する寸法)がより長いものを採用
し、このような各継手板20に各PC鋼材42の端部を
定着してもよい。前記PC鋼材26,28,42の数
量、直径等は前記セグメントの大きさ、前記セグメント
に付与すべき設計強度等を考慮して選択される。また、
前記PC鋼材26,28,42は、それぞれ、継ぎボル
ト受入空間30を経て伸びるようにすなわち空間30に
露出するように配置してもよいが、好ましくは空間30
に露出しないように配置する。
0に向けて間隔をおいて配置され、その一部が各周方向
端面34の一部を規定している。各板部材44を設ける
ことに代えて、各継手板20としてその長さ寸法(セグ
メントの高さ方向に関する寸法)がより長いものを採用
し、このような各継手板20に各PC鋼材42の端部を
定着してもよい。前記PC鋼材26,28,42の数
量、直径等は前記セグメントの大きさ、前記セグメント
に付与すべき設計強度等を考慮して選択される。また、
前記PC鋼材26,28,42は、それぞれ、継ぎボル
ト受入空間30を経て伸びるようにすなわち空間30に
露出するように配置してもよいが、好ましくは空間30
に露出しないように配置する。
【0024】PC鋼材26,28,42の端部の継手板
20,24、板部材44への定着は、例えば、図4に示
す構造を介して行なうことができる。この例では、前記
PC鋼材が螺旋状に伸びる節46を有するねじ節鉄筋か
らなり、各継手板20,24および各板部材44に、前
記ねじ節鉄筋の挿通を許す孔48が設けられている。孔
48は円錐面からなる壁面を有し、本体16に向けて先
細に伸びる。
20,24、板部材44への定着は、例えば、図4に示
す構造を介して行なうことができる。この例では、前記
PC鋼材が螺旋状に伸びる節46を有するねじ節鉄筋か
らなり、各継手板20,24および各板部材44に、前
記ねじ節鉄筋の挿通を許す孔48が設けられている。孔
48は円錐面からなる壁面を有し、本体16に向けて先
細に伸びる。
【0025】孔48の内部には該孔の壁面に接する円錐
面を有するコーン50が配置されている。コーン50は
孔48の前記本体側の開口の直径より大きい直径を有す
る一端を備え、楔作用のため、孔48の前記本体側の開
口から抜け出ることはない。
面を有するコーン50が配置されている。コーン50は
孔48の前記本体側の開口の直径より大きい直径を有す
る一端を備え、楔作用のため、孔48の前記本体側の開
口から抜け出ることはない。
【0026】また、コーン50には孔48と共軸的に伸
びる孔が設けられ、該孔の壁面にはせん溝52が設けら
れている。前記ねじ節鉄筋の端部はコーン50の前記孔
に受け入れられその節46がコーン50の螺旋溝52に
係合している。
びる孔が設けられ、該孔の壁面にはせん溝52が設けら
れている。前記ねじ節鉄筋の端部はコーン50の前記孔
に受け入れられその節46がコーン50の螺旋溝52に
係合している。
【0027】前記セグメントへのプレストレスの導入
は、一例として、次のようにして行なうことができる。
まず、型枠(図示せず)にコンクリートを打設するに先
立ち、前記型枠に配置された互いに相対する対の継手板
20,24あるいはさらに互いに相対する対の板部材4
4の孔48に連通するシース(図示せず)を前記型枠内
に配置しておき、コンクリートの硬化後、例えば前記ね
じ節鉄筋を前記シースおよび相対する両孔48に通す。
次に、前記ねじ節鉄筋の両端部を両コーン50に螺合さ
せ、前記ねじ節鉄筋の一端部が螺合された一方のコーン
50を一方の孔48内に納め、前記ねじ節鉄筋の他端部
を適当な引張手段をもって引張る。次に、他方のコーン
50を前記ねじ節鉄筋の他端部の周りに回転させて他方
の孔48の壁面に係止するまで進める。次いで、前記ね
じ節鉄筋の引張を停止する。前記ねじ節鉄筋は両孔48
と両コーン50との間の楔作用により引張状態すなわち
緊張状態を維持される。その結果、継手板20,24あ
るいはさらに板部材44を介して本体16がその周方向
およびその幅方向の少なくとも一方に圧縮され、これに
より、セグメントにプレストレスが導入される。前記ね
じ節鉄筋の両端部は、切断等により、前記孔48から外
部に突出しないようにする。
は、一例として、次のようにして行なうことができる。
まず、型枠(図示せず)にコンクリートを打設するに先
立ち、前記型枠に配置された互いに相対する対の継手板
20,24あるいはさらに互いに相対する対の板部材4
4の孔48に連通するシース(図示せず)を前記型枠内
に配置しておき、コンクリートの硬化後、例えば前記ね
じ節鉄筋を前記シースおよび相対する両孔48に通す。
次に、前記ねじ節鉄筋の両端部を両コーン50に螺合さ
せ、前記ねじ節鉄筋の一端部が螺合された一方のコーン
50を一方の孔48内に納め、前記ねじ節鉄筋の他端部
を適当な引張手段をもって引張る。次に、他方のコーン
50を前記ねじ節鉄筋の他端部の周りに回転させて他方
の孔48の壁面に係止するまで進める。次いで、前記ね
じ節鉄筋の引張を停止する。前記ねじ節鉄筋は両孔48
と両コーン50との間の楔作用により引張状態すなわち
緊張状態を維持される。その結果、継手板20,24あ
るいはさらに板部材44を介して本体16がその周方向
およびその幅方向の少なくとも一方に圧縮され、これに
より、セグメントにプレストレスが導入される。前記ね
じ節鉄筋の両端部は、切断等により、前記孔48から外
部に突出しないようにする。
【0028】本発明に係るセグメント10,12,14
は、その製造時にプレストレスが導入されるため、プレ
ストレスが導入されないいわゆるRCセグメントによる
と同様にして、トンネル覆工の現場でセグメントを組み
立てることができ、また、継ぎボルトを用いてセグメン
ト相互を連結することができる。したがって、セグメン
トの組み立て後に各セグメントにプレストレスを導入す
る従来のものと比べて、覆工作業を容易かつ短時間で、
したがって能率よく行なうことができる。
は、その製造時にプレストレスが導入されるため、プレ
ストレスが導入されないいわゆるRCセグメントによる
と同様にして、トンネル覆工の現場でセグメントを組み
立てることができ、また、継ぎボルトを用いてセグメン
ト相互を連結することができる。したがって、セグメン
トの組み立て後に各セグメントにプレストレスを導入す
る従来のものと比べて、覆工作業を容易かつ短時間で、
したがって能率よく行なうことができる。
【0029】また、リングに組み立てられた複数のセグ
メントの互いに相対する両継手板を前記継ぎボルトとナ
ットで締め付けるとき、前記継ぎボルトはその弾性範囲
内においてわずかに伸び、緊張状態におかれる。両セグ
メントは前記継ぎボルトの弾性的な復元力のために相互
に引張力を受ける。その結果、リング全体がその周方向
にわたって緊張状態におかれる。
メントの互いに相対する両継手板を前記継ぎボルトとナ
ットで締め付けるとき、前記継ぎボルトはその弾性範囲
内においてわずかに伸び、緊張状態におかれる。両セグ
メントは前記継ぎボルトの弾性的な復元力のために相互
に引張力を受ける。その結果、リング全体がその周方向
にわたって緊張状態におかれる。
【図1】本発明のセグメントの斜視図である。
【図2】本発明のセグメントの他の例の斜視図である。
【図3】本発明のセグメントのさらに他の例の斜視図で
ある。
ある。
【図4】PC鋼材の定着構造の拡大部分断面図である。
10,12,14 平板形セグメント 16 本体 18,22 本体の周方向端部および幅方向端部 20,24 継手板 26,28 PC鋼材 30 継ぎボルト受入空間 32 本体の内周面 38 継手ボルト孔
Claims (3)
- 【請求項1】 弧状に湾曲する平板形セグメントであっ
て、複数の継ぎボルト受入空間と該継ぎボルト受入空間
が解放する内周面とを有するコンクリート製の本体と、
前記本体の周方向端部および幅方向端部のそれぞれに埋
め込まれ各継ぎボルト受入空間に連通する継手ボルト孔
を有する複数の継手板と、前記本体の内部をその周方向
および幅方向の少なくとも一方へ伸び、互いに相対する
両継手板に定着されかつ緊張されたPC鋼材とを含む、
平板形セグメント。 - 【請求項2】 前記PC鋼材がねじ節鉄筋からなり、前
記ねじ節鉄筋の端部が、前記継手板に設けられた孔に受
け入れられかつ楔止めされたコーンに螺合されている、
請求項1に記載のセグメント。 - 【請求項3】 さらに、前記本体の周方向端部に埋め込
まれ前記継手板より前記本体の外周面側に位置する板部
材と、前記本体の内部をその周方向へ伸び、互いに相対
する両継手板に定着されかつ緊張されたPC鋼材とを含
む、請求項1に記載のセグメント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09739396A JP3145630B2 (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | トンネル覆工用セグメント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09739396A JP3145630B2 (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | トンネル覆工用セグメント |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09268890A JPH09268890A (ja) | 1997-10-14 |
| JP3145630B2 true JP3145630B2 (ja) | 2001-03-12 |
Family
ID=14191281
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09739396A Expired - Fee Related JP3145630B2 (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | トンネル覆工用セグメント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3145630B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3350679B2 (ja) * | 1999-11-17 | 2002-11-25 | 株式会社ピー・エス | トンネル覆工用セグメント及びその施工方法 |
| JP4585203B2 (ja) * | 2004-02-23 | 2010-11-24 | 新日本製鐵株式会社 | 合成セグメント構造 |
| JP6613715B2 (ja) * | 2015-08-24 | 2019-12-04 | 株式会社大林組 | セグメントの継手構造 |
| JP6613714B2 (ja) * | 2015-08-24 | 2019-12-04 | 株式会社大林組 | セグメントの製造方法 |
| WO2017081990A1 (ja) * | 2015-11-11 | 2017-05-18 | 鹿島建設株式会社 | プレキャスト構造体、地下構造物の施工方法 |
| JP6715092B2 (ja) * | 2016-06-08 | 2020-07-01 | 鹿島建設株式会社 | 地下構造物の施工方法 |
| CN115898455B (zh) * | 2022-11-17 | 2024-05-28 | 深圳大学 | 一种盾构隧道变截面连接节点管片及其装配方法 |
-
1996
- 1996-03-28 JP JP09739396A patent/JP3145630B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09268890A (ja) | 1997-10-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA1274702A (en) | Prestressing anchor arrangement | |
| US5452555A (en) | Method and apparatus for assembling multiple wall segments into a curved configuration | |
| JPH07166611A (ja) | コンクリートエレメントおよびそのための接合装置 | |
| JP3145630B2 (ja) | トンネル覆工用セグメント | |
| JPH0539630A (ja) | 鉄筋コンクリート柱と鉄骨梁との仕口 | |
| AU681003B2 (en) | Post-tensioning anchor head assembly | |
| JP2913461B2 (ja) | コンクリート部材の連結構造 | |
| CN111424725B (zh) | 一种带有保护结构的地下室后浇带支设预制模板 | |
| JP3495720B2 (ja) | 施工時期の異なるコンクリート部材同士を一体化してなるpc構造とその施工方法 | |
| JP2996606B2 (ja) | 橋梁のプレキャスト床版の接合構造 | |
| JPH0348350Y2 (ja) | ||
| JP3038574B2 (ja) | プレキャストコンクリート部材の連結構造 | |
| JP3257501B2 (ja) | トンネル覆工体 | |
| JP3544917B2 (ja) | コンクリートブロック連結構造体 | |
| JP3761020B2 (ja) | コンクリ−ト部材の連結部の構造及びプレストレス連結方法 | |
| JP2901796B2 (ja) | 坑道覆工体の連結装置 | |
| RU2107132C1 (ru) | Узел соединения ригеля с колонной | |
| JP3047207B2 (ja) | 鋼道路橋におけるコンクリート床版構築工法 | |
| JPH0953394A (ja) | コンクリート部材の引張線部材連結方法、その装置及び一体連結構造体 | |
| JP3745523B2 (ja) | 鋼製または合成セグメントの連結構造 | |
| JP3323458B2 (ja) | 接合具、柱と梁の接合構造およびその接合方法 | |
| JPS58200806A (ja) | 管状部材の継手工法 | |
| JPH08312295A (ja) | セグメント継手とセグメントの連結構造 | |
| KR200227284Y1 (ko) | 교량 및 구조물 철근 연결구 | |
| JPH0480161B2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20001219 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |