JP3145056B2 - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JP3145056B2
JP3145056B2 JP13677097A JP13677097A JP3145056B2 JP 3145056 B2 JP3145056 B2 JP 3145056B2 JP 13677097 A JP13677097 A JP 13677097A JP 13677097 A JP13677097 A JP 13677097A JP 3145056 B2 JP3145056 B2 JP 3145056B2
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  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は洗いの水流強さを所
望の強さに選択することができるように構成した全自動
洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の全自動洗濯機では、例えば、洗濯
運転の開始時に、洗濯物量等を検出し、その検出結果に
応じて洗濯時の水流強さや脱水強さを設定するように構
成されている。洗濯物量等の検出結果に応じて設定され
た洗い水流の強さは、洗い行程の途中で変えられること
はなく、洗い行程の終了まで維持される。
【0003】ところで、洗い作用の一つに、撹拌体が洗
濯物に接触して擦ることが挙げられる。この擦り洗い作
用は、静止している洗濯物に対して撹拌体が接して回転
する場合が一番強く洗われるので、洗濯物をなるべく動
かさないようにするために、撹拌体の駆動時間を短くす
ることが好ましい。しかし、撹拌体の駆動時間が短い
と、半面、上下に反転する水流が良好に生成されなくな
るので、洗濯物の上下入れ替わりが十分に行われなくな
り、洗濯物全体をまんべんなく洗うことができなくなる
という不具合を生ずる。そこで、洗濯物の上下入れ替わ
りを良好にして、洗濯物全体をむらなく洗うためには、
撹拌体の駆動時間を長くして上下反転水流を生成する必
要がある。
【0004】以上のことから、従来では、洗濯物量等を
検出してそれに応じた水位(水量)を自動設定し、それ
ら洗濯物量、水位等に適した水流強さが得られるように
撹拌体の駆動時間、回転速度を定めて洗濯物が良好に洗
濯できるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
洗濯機では、水流強さは、洗いの途中で変えることはで
きず、使用者が、洗濯物の汚れがひどいので、少し強く
洗いたいとか、布傷みを生じないようにするために、弱
く洗いたいとかの要望があっても、それに対処すること
ができないものであった。
【0006】一方、洗い効果に影響を与える他の要因と
して、洗濯物の絡まりがある。この洗濯物の絡まりは、
水流に乗じて洗濯物が移動する距離が長い程、発生し易
い。また、絡まった洗濯物は、一定以上の力を加えない
とほぐれないし、しかも、その力は強いばかりだとやは
りほぐれない、ことが知られている。
【0007】しかしながら、従来では、洗い効果を主と
した一定強さの水流で洗い行程が実行されるため、洗濯
物が絡まり易く、しかも一旦絡まると、その絡まりをほ
ぐすための水流は生成されないから、洗濯効果の低いも
のとなってしまうという問題があった。
【0008】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、洗い時の水流強さを変えることができ
ると共に、複数の強さの異なる水流を生成することがで
き、これにより、洗濯物を良好に洗うことができ、しか
も、洗濯物が絡まったような場合、これをほぐすことが
可能な洗濯機を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、洗濯槽と脱水槽とを兼用する回転槽
撹拌体を配置し、洗いおよびすすぎ時に、前記撹拌体を
回転駆動することにより前記回転槽内に水流を生成する
洗濯機において、水流強さ選択手段と、前記撹拌体の駆
動時間および回転速度からなる水流生成パターンを変え
ることにより、水流強さを調節可能な制御手段とを備
え、前記制御手段は、洗い、すすぎおよび脱水を順に行
う洗濯コースにおいて、少なくとも洗い時に、2つの水
流生成パターンで交互に撹拌体を回転させることによっ
て2つの強さの水流を交互に生成すると共に、一方の水
流生成パターンを不変とし、他方の水流生成パターン
前記水流強さ選択手段により選択された水流強さに応じ
て変えるように構成されていることを特徴とするもので
ある。
【0010】この手段によれば、洗いを強さの異なる2
つの水流で実行するので、一の水流は主として洗濯効果
を考慮したものとし、他の一の水流は主として絡まりを
ほぐすことを考慮したものとすることができる。また、
強さの異なる2つの水流の組み合わせは、一つの洗濯コ
ースにおいて固有ではなく、洗濯効果を考慮した一の水
流については、水流強さ選択手段を操作することによっ
て変えることができる。この場合、他の一の水流の強さ
は水流強さ選択手段を操作しても変わらず、常に一定の
強さであるので、この水流の生成時には、洗濯物に対し
て常に程よい一定の力を与えることができ、絡んだ洗濯
物をほぐす効果が得られる。
【0011】この場合、水流強さ選択手段による水流強
さの選択時点が、不変とされた一方の水流生成パターン
によって水流を生成している期間内であったとき、制御
手段は、他方の水流生成パターンにて水流を生成する期
間に移行するように構成することができる。この手段に
よれば、水流強さを選択すると、不変側の水流で洗って
いても、水流は直ぐに選択された水流に変化する。
【0012】また、洗濯物投入口の蓋を開くと、不変と
された一方の水流生成パターンでの水流生成期間であっ
ても、他方の水流パターンによる水流生成期間に移行す
るように構成しても良い。
【0013】
【0014】また、布質検出手段により検出された布質
に応じて、水流の強さと、強弱調整可能な幅を変えるよ
うに構成することができ、更に、洗濯コース選択手段に
より選択されたコースに応じて、水流の強さと、強弱調
整可能な幅を変えるように構成することができる。
【0015】また、電源の投入時は、標準的な強さの水
流が自動的に選択され、その表示がなされ、或いは、特
定強さの水流は、特定の操作部の操作によって選択可能
に構成することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を全自動洗濯機に適
用した第1実施例につき図1〜図7を参照しながら説明
する。まず、全自動洗濯機の概略構成を示す図5におい
て、外箱1内には、外槽2が弾性吊持機構3を介して揺
動可能に配設されている。上記外槽2内には、洗濯槽と
脱水槽とを兼用する回転槽4が回転可能に設けられてお
り、この回転槽4の内底部に洗濯用の撹拌体5が回転可
能に設けられている。上記回転槽4は脱水孔4aを周壁
の上部にだけ形成し、脱水時に洗濯物から振り切った水
はこの脱水孔4aから外槽2内に放出される。
【0017】また、外槽2の内底部には、中心部から後
部側へと延びるように排水通路6が設けられており、こ
の排水通路6の中心部側の端部は回転槽4内と連通する
ように構成されて、周囲部側の端部は排水口7とされて
いる。そして、上記排水口7は、例えばモータ駆動式の
排水弁8により開閉される構成となっており、この排水
弁8の下部には排水ホース9が連結されている。
【0018】上記排水弁8が開放されると、回転槽4内
の水は排水通路6および排水ホース9を通じて外部に排
出される。また、外槽2の底部には、回転槽4から溢出
した水を排出するための溢水排出口10が形成されてお
り、この溢水排出口10は図示しないホースを介して前
記排水ホース9に連通されている。この構成の場合、脱
水運転時等において、回転槽4内の水が脱水孔4aから
外槽2内に排出されると、その水は溢水排出口10およ
び排水ホース9を通って外部に排出されるように構成さ
れている。
【0019】なお、前記排水口7にはエアトラップ11
が設けられており、このエアトラップ11には、圧力セ
ンサから水位センサ12(図7参照)がエアパイプ13
を介して連結されていて該水位センサ12により回転槽
4内の水位を検知するように構成されている。
【0020】外槽2の外底部には、インバータモータか
らなる洗濯および脱水運転用の洗濯機モータ14および
駆動機構部15が配設されており、洗濯機モータ14の
回転力は、ベルト伝動機構16を介して駆動機構部15
に伝達されるようなっている。上記駆動機構部15は、
周知のように、クラッチ機構、減速機構およびブレーキ
機構を有して構成されている。このうち、ブレーキ機構
は回転槽4を制動して停止させる機能を有しており、ま
た、クラッチ機構は洗濯機モータ14の回転を、洗濯時
には減速機構を介して撹拌体5だけに伝達する状態と、
脱水時には回転槽4および撹拌体5の双方に伝達する状
態とに切り替える機能を有している。
【0021】上記ブレーキ機構およびクラッチ機構は、
排水弁8の駆動源によって該排水弁8の開閉動作に連動
して駆動されるように構成されている。具体的には、排
水弁8が閉塞された洗いおよびすすぎ時には、駆動機構
部15は、ブレーキ機構により回転槽4を制動して停止
させた状態で洗濯機モータ14の回転を撹拌体5だけに
減速して伝達する。
【0022】そして、排水時には排水弁8が開放される
ことにより、ブレーキ機構は回転槽4の制動を解除する
と共に、クラッチ機構は洗濯機モータ14の回転を回転
槽4および撹拌体5の双方に伝達する状態となり、この
状態で脱水に移ると、洗濯機モータ14の回転が回転槽
4および撹拌体5に伝達されて両者が高速度で回転され
るようになっている。
【0023】一方、外箱1の上部には、トップカバー1
7が取り付けられており、このトップカバー17内の後
部には、電磁式の給水弁18が配設されている。また、
上記トップカバー17には、洗濯物の出入口を開閉する
例えば二つ折り式の開閉蓋19が設けられていると共
に、この開閉蓋19の開閉に連動してオンオフする蓋ス
イッチ20が設けられている。
【0024】更に、トップカバー17の前部の上面に
は、図6に示すような操作パネル21が配設されてい
る。この操作パネル21には、電源スイッチ、コース選
択スイッチ、所望の水位に設定したり、洗い、すすぎ、
脱水の運転時間を所望する時間に設定したりするための
各種のスイッチが設けられている。このうち、洗濯コー
ス選択手段としてのコース選択スイッチ22を操作する
と、標準コース、毛布コース、ドライコース等を選択で
きるように構成されている。
【0025】また、所望の強さの水流を選択するための
水流強さ選択手段としての水流強めスイッチ23,水流
弱めスイッチ24が設けられ、水流強めスイッチ23を
操作すると水流強さが1段階ずつ強くなり、逆に水流弱
めスイッチ24を操作すると水流強さが1段階ずつ弱く
なるように構成されている。また、特定の操作部として
のザブザブスイッチ25を操作すると、一度で後述の
「強」水流が選択できるようになっており、このスイッ
チ25により、水流強め或いは弱めスイッチ23或いは
24を何度も操作しなくとも、強水流を選択することが
できるようにしている。
【0026】そして、この水流強め,弱めスイッチ2
3,24、ザブザブスイッチ25によっ選択された水流
の強さは表示器26により表示される。この場合、表示
器26は、矩形の表示面の対角関係にある一方の角部
(図示左側下部の角部)から他方の角部(同右側上部の
角部)に向かって発光部27a〜27gを階段状に配列
して構成されている。なお、発光部27a〜27gは例
えば発光ダイオード等からなる。この表示器26の表示
形態は、選択された水流強さよりも弱い水流を示す発光
部を常時点灯状態にし、選択された水流強さを示す発光
部を点滅状態にする、というものである。
【0027】さて、前記洗濯機モータ14は、例えば直
流モータの一種であるブラシレスモータから構成され、
インバータ装置によって制御される。すなわち、図7に
おいて、商用の交流電源28に接続された直流電源回路
29は全波整流器30、平滑用コンデンサ31からな
り、この直流電源回路29の正側出力線32と負側出力
線33との間には、スイッチング素子として例えばIG
BT34〜39の三相ブリッジ回路により構成されたイ
ンバータ主回路40が接続されている。そして、インバ
ータ主回路40の出力端子に洗濯機モータ14の各巻線
14U,14V,14Wの端子が接続されている。
【0028】上記洗濯機モータ14には、図示しない永
久磁石形ロータの回転位置を検出するためのホール素子
等からなる位置検出素子41U,41V,41Wが設け
られており、この位置検出素子41U〜41Wの位置検
出信号はインバータ制御回路42に与えられるようにな
っている。また、インバータ制御回路42には、洗濯機
全体を制御する制御手段としての運転制御回路43から
制御信号が与えられるようになっている。なお、運転制
御回路43からインバータ制御回路42に与えられる制
御信号には、スタート信号、ストップ信号、回転速度信
号が含まれる。
【0029】そして、インバータ制御回路42は、位置
検出素子41U〜41Wからの位置検出信号に基づき、
インバータ主回路40の各IGBT34〜39を所定の
順序でオンオフし、これにより、洗濯機モータ14は、
その巻線14U〜14Wが所定の位相差をもって順次繰
り返し通電されることにより回転駆動される。
【0030】このとき、インバータ制御回路42は、洗
濯機モータ14の回転速度をパルス幅変調(PWM)方
式により制御、すなわち、位置検出素子41U〜41W
の位置検出信号からロータの回転速度を検知し、この検
知速度を運転制御回路43からの指令速度と比較し、ロ
ータの回転速度が指令速度と一致するようにPWM信号
のデューティを制御するように構成されている。
【0031】一方、運転制御回路43は、マイクロコン
ピュータを含んで構成されており、これには、水位セン
サ12、蓋スイッチ20を有する蓋開閉検出回路44、
前記操作パネル21に設けられた各種スイッチを有する
スイッチ入力回路45からの各種信号が与えられるよう
になっている。そして、運転制御回路43は、入力され
た信号に応じて、内部に保有する運転プログラムに従
い、排水弁8、給水弁18、表示器26、インバータ制
御回路42等を制御する。なお、図7中、46は降圧ト
ランス47により降圧された交流を、直流定電圧に変換
する定電圧回路であり、この定電圧回路46はインバー
タ制御回路42、運転制御回路43等の直流電源として
機能する。
【0032】しかして、この実施例では、水流の強さを
撹拌体5の駆動時間(洗濯機モータ14の通電時間)と
回転速度によって制御するようにしている。この場合、
撹拌体5は正逆転を交互に繰り返すように駆動されるよ
うになっており、回転方向を反転する際には、若干の時
間停止される(洗濯機モータ14の断電時間)。
【0033】そして、洗い時においては、水流強さを複
数、この実施例では2種類の水流強さを交互に具現する
ようにしており、しかも、その2種類の水流強さの組み
合わせのうち少なくとも一方、この実施例では、2種類
の水流強さのうち、一方の水流強さは水流強め或いは弱
めスイッチ23或いは24によって切り替えることがで
きるようになっている。
【0034】図1は水流強め或いは弱めスイッチ23或
いは24によって切り替え可能な水流強さを、洗濯機モ
ータ14の通電時間(撹拌体5の駆動時間)、断電時
間、撹拌体5の回転速度からなる水流生成パターンで示
したものである。なお、撹拌体5の回転速度は洗濯機モ
ータ14の回転速度によって制御される。
【0035】この図1から理解されるように、水流強さ
は7段階に変えることができるようになっており、その
うち、水流Bで示された一方の水流は、水流強め或いは
弱めスイッチ23或いは24による水流強さ選択とは無
関係に、洗濯機モータ14は0.5秒通電、0.5秒断
電、撹拌体5の回転速度120rpmに制御される。こ
れに対し、水流Aで示された他方の水流は、標準で洗濯
機モータ14は0.8秒通電、0.8秒断電、撹拌体5
の回転速度120rpmに制御され、この標準から強い
水流になるに従って洗濯機モータ14の通電時間および
撹拌体5の回転速度が増加し、逆に標準から弱い水流に
なるに従って洗濯機モータ14の通電時間および撹拌体
5の回転速度が減少する。
【0036】また、図1から理解されるように、水流A
は水流Bに比べて、洗濯機モータ14の通電時間が長
い。これは、上下反転水流を生成するに適するもので、
この水流Aによって洗濯物は上下入れ替わりが促進さ
れ、まんべんなく洗われるようになる。また、洗濯物が
撹拌体5に接触する機会も増えるので、両者の接触によ
る擦り洗い効果が得られるようにもなり、総じて洗濯物
の洗濯効果を高め得る。
【0037】これに対し、水流Bは水流Aに比べて洗濯
機モータ14の通電時間が短く、断電時間が長い。この
ため、洗濯物に対して、程よい一定の力を与えることが
できるようになるから、洗濯物が水流Aで絡まったよう
な場合、その絡まりをほぐす効果を得ることができるよ
うになる。そして、水流Aの強弱切り替えにもかかわら
ず、水流Bは略一定強さに維持されるので、水流Aの強
さ変化にもかかわらず、常に同じほぐし効果が得られる
ものである。
【0038】しかして、運転制御回路43は、洗濯運転
の開始当初に、洗濯物量を検出するようになっている。
この洗濯物量の検出は、回転槽4内に洗濯物だけ(水も
なし)を収容した状態で撹拌体5を所定時間だけ回転駆
動して行なう。このとき、洗濯物量によって撹拌体5の
回転速度の上昇度合いが異なることから、その所定時間
内での撹拌体5の総回転数、この実施例では撹拌体5の
総回転数を洗濯機モータ14の総回転数に置換して洗濯
物を検出する(洗濯物量検出手段)。なお、洗濯物量検
出の際には、運転制御回路43からインバータ制御回路
42に対して速度指令は与えられるが、インバータ制御
回路42は洗濯機モータ14の回転速度を指令速度に一
致させるようなフィードバック制御は行なわない。
【0039】次に上記のように構成した本実施例の作用
を、図2〜図4に示すフローチャートを参照しながら説
明する。なお、これらのフローチャートは水流の強さ調
節に関する制御内容を示すもので、例えば洗い行程がス
タートすると、給水が行なわれるが、その給水制御等に
関する制御に関しては省略してある。
【0040】まず、説明の簡単化のために、洗濯コース
の選択、および水流強さの選択をしない場合について説
明する。なお、コース選択がなされない場合には、標準
コースが設定され、洗い、すすぎ、脱水が順に行なわれ
るようになっている。また、水流強さを選択しない場合
には、「標準」強さの水流が設定され、発光部27a〜
27cが常時点灯、発光部27dが点滅して「標準」強
さの水流が設定されていることを表示する。
【0041】さて、洗濯コースの選択、水流強さの選択
をしない場合には、コース選択の有無を判断するステッ
プS1で「NO」、次の水流調節の有無を判断するステ
ップS2で「NO」となる。そして、洗い行程が開始さ
れると、水流の調節の有無を判断するステップS3で
「NO」となり、回転槽4内の水位が設定水位になった
ところで(ステップS4で「YES」)、水流Aが設定
され(ステップS5)、該水流Aによる洗いが水流Aに
よる洗い時間(例えば60秒)の経過するまで行なわれ
る(ステップS6で「NO」、ステップS7で「N
O」、ステップS8で「NO」の繰り返し)。このと
き、水流Aは、コース選択がなく、水流調節もないの
で、水流強さは「標準」に設定され、洗濯機モータ14
が0.8秒通電、0.8秒断電、撹拌体5の回転速度1
20rpmとなるように制御される。
【0042】そして、水流Aによる洗い時間が経過する
と、水流Aでの洗いが終了し(ステップS8で「YE
S」)、次に水流Bが設定される(ステップS9)。こ
の水流Bは水流調節の有無と関係なく、洗濯機モータ1
4は0.5秒通電、0.5秒断電、撹拌体5の回転速度
120rpmとなるように制御することによって生成さ
れる。
【0043】そして、水流Bによる洗いは、その洗い時
間(例えば95秒)が経過するまで行なわれ(ステップ
S10で「NO」、ステップS11で「NO」、ステッ
プS12で「NO」の繰り返し)。水流Bによる洗い時
間が経過すると、水流Bによる洗いが終了し、水流調節
が行なわれたか否かを判断する前述のステップS3に戻
る。
【0044】このステップS3で「NO」、次の設定水
位か否かを判断するステップS4で「YES」となって
水流Aに設定され、当該水流Aでの洗いが行なわれる。
この水流Aによる洗い時間が経過すると、水流Bに設定
され、当該水流Bによる洗いが行なわれる。
【0045】以下、同様にして、水流Aによる洗い、水
流Bにより洗いが交互に行なわれる。そして、水流Aに
よる洗い中、或いは水流Bによる洗い中に洗い時間が経
過すると、ステップS7、或いはステップS11で「Y
ES」となって洗いを終了し、次に排水弁8が開放され
て回転槽4内の水を外部に排出する排水が行なわれる
(ステップS13)。この排水終了後、次行程、すなわ
ちすすぎ行程に移行し、このすすぎ行程終了後、脱水行
程が行なわれる。なお、すすぎ行程では、水流Bのみに
よって行なわれるようになっている。
【0046】そして、脱水行程においては、脱水強さは
洗い行程時の水流Aの強さに対応した強さ、ここでは、
洗い時の水流Aは「標準」で行なわれたのであるから、
脱水強さも「標準」で行なわれ、回転槽4の回転数は9
00rpmに制御されるものである。
【0047】さて、洗い行程での水流Aを所望の強さに
設定する場合には、水流強め或いは弱めスイッチ23或
いは24を操作する。この水流強め或いは弱めスイッチ
23或いは24の操作時点が洗い行程の開始前であった
とき、ステップS2で「YES」となって図3に示す水
流調節ルーチンに移行し、水流強めスイッチ23が操作
されたとき(ステップS14で「YES」)、水流Aの
強さを一段階強くし(ステップS15)、水流弱めスイ
ッチ24が操作されたとき(ステップS16で「YE
S」)、水流Aの強さを一段階弱くする(ステップS1
7)。そして、水流強めスイッチ23、或いは水流弱め
スイッチ24が1回操作されて水流Aの強さが1段階強
く、或いは1段階弱くされると、ステップS3に戻り、
更度水流調節がされたか否かを判断する。
【0048】ここで、再度水流強め或いは弱めスイッチ
23或いは24が操作されたときには、ステップS3で
「YES」となって再び水流調節ルーチンに移行し、水
流強め或いは弱めスイッチ23或いは24の操作に応じ
て水流Aの強さを更に1段階強くし、或いは弱くする。
【0049】すなわち、電源が投入された時点では、水
流Aは「標準」に設定されているから、水流強めスイッ
チ23が1回操作されると、「少し強」が選択され、2
回目の操作で「やや強」が選択され、3回目の操作で
「強」が選択される。また、水流弱めスイッチ24が1
回操作されると、「少し弱」が選択され、2回目の操作
で「やや弱」が選択され、3回目の操作で「弱」が選択
される。このように、水流強め或いは弱めスイッチ23
或いは24の操作の度に1段階強い水流、或いは1段階
弱い水流が選択されるものである。
【0050】以上のようにして水流Aの強さを所望の強
さに設定し終えると、回転槽4内に設定水位の水が供給
されたところで水流Aが設定され、該水流Aによる洗い
が実行される(ステップS4で「YES」、ステップS
5)。
【0051】また、洗い行程が開始された後、設定水位
に達する前に水流強め或いは弱めスイッチ23或いは2
4を操作すると、ステップS3で「YES」となって図
3の水流調節ルーチンに移行し、上述したと同様にして
水流強め或いは弱めスイッチ23或いは24の操作によ
り所望の水流強さが選択される。そして、設定水位に達
すると、選択された水流強さの水流Aが設定され、該水
流Aによる洗いが行なわれる。
【0052】水流Aの調節は水流A或いは水流Bによっ
て実際に洗っている最中でも可能である。水流Aによる
洗い中に水流強め或いは弱めスイッチ23或いは24を
操作すると、ステップS3で「YES」となって図3の
水流調節ルーチンに移行し、水流Aの強さを1段階強、
或いは弱とした後、ステップS3に戻り、再度水流強め
或いは弱めスイッチ23或いは24が操作されたときに
は、その操作回数だけ図3の水流調節ルーチンを実行す
る。その後、設定水位か否かを判断するステップS4で
「YES」となってステップS5で新たに設定された強
さの洗い水流Aに設定して該水流Aによる洗いを行な
う。
【0053】水流Bによる洗い中に水流強め或いは弱ス
イッチ23或いは24を操作すると、ステップS10で
「YES」となって図3の水流調節ルーチンに移行し、
水流Aの強さを1段階強、或いは弱とした後、ステップ
S3に戻り、再度水流強め或いは弱めスイッチ23或い
は24が操作されたときには、その操作回数だけ図3の
水流調節ルーチンを実行する。その後、設定水位か否か
を判断するステップS4で「YES」となってステップ
S5で新たに設定された強さの洗い水流Aに設定して該
水流Aによる洗いを行なう。
【0054】このように水流Bによる洗い中に、水流A
の強さ調節が行なわれた場合には、水流Bによる洗い中
であっても水流Aによる洗いに移るので、その後に開閉
蓋19を開くことによって、選択した水流強さを目で見
て確認することができ、所望の水流の強さを選択するに
好都合となる。
【0055】一方、毛布を洗ったり、ドライクリーニン
グ剤を使用して洗ったりする場合には、電源投入後、コ
ース選択を行なう。すると、ステップS1で「YES」
となって図4のコース別水流設定ルーチンに移行し、こ
こで、選択されたコースが「毛布コース」のときには、
ステップS18で「YES」となり、次のステップS1
9で水流Aの強さを「やや弱」に設定する。また、選択
されたコースが「ドライコース」のときには、ステップ
S18で「NO」、ステップS20で「YES」とな
り、次のステップS21で水流Aの強さを「弱」に設定
する。更に、コース選択スイッチ22によって選択され
たコースが「毛布コース」、「ドライコース」のいずれ
でもないとき(ステップS18で「NO」、ステップS
20で「NO」)、ステップS22に移行して水流Aの
強さを「標準」に設定し、ステップS3に戻る。このよ
うに選択されコースに応じて予め水流Aの強さを設定し
ておけば、後その自動設定された水流強さを基準にし
て好みの水流強さを選択でき、使用上便利である。
【0056】図8は本発明の第2実施例を示すもので、
この実施例が前記第1実施例と異なるところは、洗い行
程が開始された後は、蓋開閉検出回路45により開閉蓋
19が開かれたことを検知したとき(ステップSA3で
「YES」、ステップSA6で「YES」、ステップS
A10で「YES」)、水流Aの調節ルーチンに移行
し、水流強め或いは弱めスイッチ23或いは24によっ
て水流Aの強さ調節ができるようにしたものである。な
お、水流Aの調節ルーチン、コース別水流設定ルーチン
はそれぞれ図3および図4と同様であるので、図示は省
略した。
【0057】このように構成した場合には、開閉蓋19
を開いているときに水流Aによる洗いが行なわれるの
で、選択した水流強さを目で確認することができる。ま
た、開閉蓋19を開くと、水流強さの調節を実際に行な
わなくとも、水流Aによる洗いに切り替えられるので、
選択した水流強さを目で確認することできる。
【0058】また、開閉蓋19を開いた場合には、水流
強め或いは弱めスイッチ23或いは24を操作しなくと
も、ステップSA3に戻って水流Aによる洗いが行なわ
れるようになるので、開閉蓋19を開くと選択した水流
を目で確認することができることとなり、水流強さの選
択上便利である。
【0059】図9は本発明の第3実施例を示すもので、
この実施例が前記第1実施例と異なるところは、「ドラ
イコース」が選択されたとき、洗い行程時に水流Bによ
る洗いをなくして水流Aによる洗いのみとし、且つ各段
の水流強さを「標準コース」のときの強さよりも弱くな
るように水流生成パターンを設定したもので、「弱」か
ら「強」までの洗濯機モータ14の通電時間と撹拌体5
の回転数は、「標準コース」よりも「ドライコース」の
方が範囲が狭くなっている。
【0060】すなわち、水流強さが同じ段、例えば「標
準」であっても「標準コース」のときには0.8秒通
電、0.8秒断電、撹拌体5の回転数120rpmであ
るが、「ドライコース」のときは0.5秒通電、1.0
秒断電、撹拌体5の回転数30rpmに設定されていて
「標準コース」のときよりもかなり弱い水流を得るよう
にしている。このようにすることにより、「ドライコー
ス」に適した洗いを行なうことができるようにしてい
る。
【0061】また、「弱」から「強」までの洗濯機モー
タ14の通電時間は「標準コース」のとき0.5〜1.
1秒、「ドライコース」のとき0.2〜0.8秒、撹拌
体5の回転数は「標準コース」で90〜150rpm、
「ドライコース」で15〜45rpmで、「ドライコー
ス」は水流強さの変化幅が狭くなっている。
【0062】このように水流の強さと強さ調節可能な幅
とを制限することにより、「ドライコース」において不
適当な強い水流が選択されてデリケートな洗濯物を傷め
てしまうというような不具合の発生を未然に防止するよ
うにしている。なお、「ドライコース」では水流Bに相
当する水流を生成しないが、これは、「ドライコース」
は洗濯物の量が少なく、水流Aも弱いので布の絡まりも
ほとんどない、等の理由でほぐし用水流Bは生成しなく
とも良いと考えられるからである。
【0063】図10は本発明の第4実施例を示す。この
実施例の全自動洗濯機は布質検出手段を備えている。こ
の実施例での布質検出は、回転槽4内に一定量(少量)
の水を収容した状態で撹拌体5を間欠的に回転駆動して
行う。このとき、ゴワゴワした洗濯物程、撹拌体5が間
欠的に洗濯物に当たって回転速度変動が大きいことか
ら、各回の撹拌体5の回転速度のばらつき、この実施例
では、各回の撹拌体5の回転速度のばらつきを各回の洗
濯機モータ14の回転速度ばらつきに置換して布質を検
出する。
【0064】なお、この布質検出の際にも、運転制御回
路43からインバータ制御回路42に対して速度指令信
号は与えられるが、インバータ制御回路42は洗濯機モ
ータ14の回転速度を指令速度に一致させるようなフィ
ードバック制御は行なわないようになっている。
【0065】そして、検出した布質に応じて、水流Aに
ついての強さ、およびその調節範囲を「標準コース」に
比べて狭くしたり、広くしたりしている。すなわち、水
流強さ「弱」から「強」までは、「標準」では0.5秒
通電、0.8秒断電、撹拌体5の回転数90rpm〜
1.1秒通電、0.8秒断電、撹拌体5の回転数150
rpmの範囲であるのに対し、ゴワゴワした布質で0.
6秒通電、0.8秒断電、撹拌体5の回転数100rp
m〜1.2秒通電、0.8秒断電、撹拌体5の回転数1
60rpmの範囲となっており、標準よりもゴワゴワし
た布質のときの方が水流強さが強く、且つ強弱の調節範
囲が広い。
【0066】これに対し、しなやかな布質のときには、
0.4秒通電、0.8秒断電、撹拌体5の回転数80r
pm〜1.0秒通電、0.8秒断電、撹拌体5の回転数
140rpmの範囲で、標準的な布質よりもしなやかな
布質のときの方が水流強さは弱く、且つ強弱の調節範囲
が狭い。このようにコースに応じて調節できる水流強さ
範囲が広く或いは狭く定められていれば、そのコースに
不適当な水流が選択されるおそれがなく、洗濯効果の低
下が著しくなったり、或いは、布傷みを生じたりするこ
とを極力防止できる。
【0067】なお、本発明は上記し且つ図面に示す実施
例に限定されるものではなく、以下のような拡張或いは
変更が可能である。布質検出の結果に応じて水流Aの強
さを自動設定し、その後、手動によって水流Aの強さを
調整できるように構成しても良い。すすぎ行程時にも水
流Aと水流Bとの組み合わせによりすすぐようにしても
良い。全自動洗濯機ばかりでなく、二槽式洗濯機に適用
しても良い。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
のような効果を得ることができる。請求項1記載の発明
では、強さのことなる2つの水流を生成するので、所望
の強さの水流で洗うことができ、しかも洗濯物が絡まっ
た場合には、これをほぐすことができる。特に、洗濯効
果を主とした水流が強弱変化しても、ほぐしを考慮した
水流は常に一定強さのものとすることが可能となるの
で、常に良好なるほぐし効果を得ることができる。
【0069】
【0070】請求項記載の発明では、水流強さを選択
すると、不変側の水流で洗っていても、水流は直ぐに選
択された水流に変化するので、選択した水流の強さを感
覚的に知ることができる。請求項記載の発明では、開
閉蓋を開くと、不変側の水流で洗っていても、水流は直
ぐに選択された水流に変化するので、選択した水流の強
さを目で確認することができる。
【0071】請求項記載の発明では、布質に応じて、
請求項記載の発明では、選択されたコースに応じて、
それぞれ水流の強さと、強弱調整可能な幅を変えるの
で、布質、或いは洗濯コースにそぐわない強さの水流が
選択されることを防止できる。
【0072】請求項記載の発明では、電源の投入時
は、標準的な強さの水流が自動的に選択され、その表示
がなされるので、選択頻度の多い標準的な水流で洗うと
きには、敢えて水流強さを選択するための操作をせずと
も済み、且つ、標準的な水流が選択されていることが表
示されるので、選択誤りの問題も生じない。請求項
載の発明では、特定強さの水流は、特定の操作部の操作
によって選択できるので、特定の水流を選ぶ場合に、何
回も操作せずとも済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すもので、水流生成パ
ターンの組み合わせを示す図
【図2】水流選択の制御内容を示すフローチャートその
【図3】同フローチャートその2
【図4】同フローチャートその3
【図5】全自動洗濯機の縦断側面図
【図6】操作パネルの正面図
【図7】電気回路構成図
【図8】本発明の第2実施例を示す図1相当図
【図9】本発明の第3実施例を示す水流生成パターン図
【図10】本発明の第4実施例を示す水流生成パターン
【符号の説明】
図中、2は外槽、4は回転槽、5は撹拌体、14は洗濯
機モータ、19は開閉蓋、22はコース選択スイッチ
(洗濯コース選択手段)、23は水流強めスイッチ(水
流強さ選択手段)、24は水流弱めスイッチ(水流強さ
選択手段)、25はザブザブスイッチ(特定の操作
部)、26は表示器、42はインバータ制御回路、43
は運転制御回路(制御手段)である。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−266796(JP,A) 特開 平5−137881(JP,A) 特開 平6−63282(JP,A) 特開 平6−335591(JP,A) 特開 平7−132194(JP,A) 特開 平7−328278(JP,A) 特開 平3−215292(JP,A) 特開 昭58−103495(JP,A) 特公 昭61−57040(JP,B2) 特許2635836(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 17/08 D06F 33/02

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯槽と脱水槽とを兼用する回転槽
    撹拌体を配置し、洗いおよびすすぎ時に、前記撹拌体を
    回転駆動することにより前記回転槽内に水流を生成する
    洗濯機において、 水流強さ選択手段と、 前記撹拌体の駆動時間および回転速度からなる水流生成
    パターンを変えることにより、水流強さを調節可能な制
    御手段とを備え、 前記制御手段は、洗い、すすぎおよび脱水を順に行う洗
    濯コースにおいて、少なくとも洗い時に、2つの水流生
    成パターンで交互に撹拌体を回転させることによって2
    つの強さの水流を交互に生成すると共に、一方の水流生
    成パターンを不変とし、他方の水流生成パターンを前記
    流強さ選択手段により選択された水流強さに応じて変
    えるように構成されていることを特徴とする洗濯機。
  2. 【請求項2】 水流強さ選択手段による水流強さの選択
    時点が、不変とされた一方の水流生成パターンによって
    水流を生成している期間内であったとき、制御手段は、
    他方の水流生成パターンにて水流を生成する期間に移行
    することを特徴とする請求項1記載の洗濯機。
  3. 【請求項3】 洗濯物投入口の蓋を開くと、不変とされ
    た一方の水流生成パターンでの水流生成期間であって
    も、他方の水流パターンによる水流生成期間に移行する
    ことを特徴とする請求項記載の洗濯機。
  4. 【請求項4】 布質検出手段を備え、 制御手段は、前記布質検出手段により検出された布質に
    応じて、水流の強さと、強弱調整可能な幅を変えるよう
    構成されていることを特徴とする請求項記載の洗濯
    機。
  5. 【請求項5】 洗濯コース選択手段を備え、 制御手段は、前記洗濯コース選択手段により選択された
    コースに応じて、水流の強さと、強弱調整可能な幅を変
    えるように 構成されていることを特徴とする請求項1記
    載の洗濯機。
  6. 【請求項6】 電源の投入時は、標準的な強さの水流が
    自動的に選択され、その表示がなされることを特徴とす
    る請求項1記載の洗濯機。
  7. 【請求項7】 特定強さの水流は、特定の操作部の操作
    によって選択可能に構成されていることを特徴とする請
    求項1記載の洗濯機。
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