JP3144271B2 - 柱上開閉器固定装置 - Google Patents

柱上開閉器固定装置

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JP3144271B2
JP3144271B2 JP17949195A JP17949195A JP3144271B2 JP 3144271 B2 JP3144271 B2 JP 3144271B2 JP 17949195 A JP17949195 A JP 17949195A JP 17949195 A JP17949195 A JP 17949195A JP 3144271 B2 JP3144271 B2 JP 3144271B2
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泰拓 足立
潤 山田
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Nissin Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電柱に設けられた腕金
に柱上開閉器を安定して取り付ける柱上開閉器固定装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の柱上開閉器固定装置について、図
4及び図5を参照して説明する。図4は左側面図、図5
は図4の一部の拡大図であり、それらの図において、1
は柱上開閉器、2は開閉器1の後部の操作部、3は操作
部2の後面に設けられた操作ハンドル、4は開閉器1の
前部の遮断部、5は遮断部4の両側面にそれぞれ3個ず
つ設けられた碍子、6は碍子5の先端に導出された主回
路端子、7は遮断部4の前面に設けられた表示器であ
り、開閉器1の入,切を表示する。
【0003】8は操作部2と遮断部4との間を仕切った
左右方向の仕切板、9は仕切板8の中央部から上方に延
設された支持板、10は遮断部4の上面に立設された左
右方向の支持板、11は両支持板9,10の左端部及び
右端部に形成された透孔、12は吊りボルトであり、長
尺の基部13に対し、下側の折曲部14が90度折曲さ
れ、折曲部14がそれぞれ透孔11に挿通されている。
【0004】15は吊りボルト12の折曲部14の先端
を押圧して形成された抜け止め手段であり、透孔11の
径より大きく、折曲部14が透孔11から逸脱するのを
防止している。16は吊りボルト12の上端部に形成さ
れたねじ部である。
【0005】17は電柱(図示せず)の柱上に設けられ
た前後方向の腕金であり、前部の左,右の吊りボルト1
2間及び後部の左,右の吊りボルト12間に挿通され、
下面が両支持板9,10に当接している。18は前部及
び後部の押え板であり、両押え板18の両端部に形成さ
れた透孔に、前部の左,右の吊りボルト12及び後部の
左,右の吊りボルト12の上端部がそれぞれ挿通され、
両押え板18の下面が腕金17の上面に当接している。
19は吊りボルト12の上端部のねじ部16にねじ合っ
たナットであり、押え板18に当接している。
【0006】そして、ナット19を締め付けることによ
り、開閉器1が腕金17に吊り下げられて固定される
が、この時、支持板9,10の透孔11の径に対し、吊
りボルト12の径が小さいため、折曲部14が支持板
9,10の一面の透孔11の下端縁及びその支持板9,
10の他面の透孔11の上端縁にそれぞれ当接し、折曲
部14の軸線が水平線に対し角度をなし、基部13が鉛
直方向に位置せず、ナット19と押え板18との間に隙
間が生じている。
【0007】つぎに、他の従来例について図6を参照し
て説明する。図6は左側面図であり、同図において図4
及び図5と同一符号は同一もしくは相当するものを示
し、異なる点は以下の通りである。
【0008】20は支持板9,10の透孔11の周縁部
に溶接されたボス、21はボス20に形成され,透孔1
1に連通した透孔であり、透孔11,21に吊りボルト
12の折曲部14が挿入されている。22は吊りボルト
12の折曲部14の先端部を貫通したピンからなる抜け
止め手段である。そして、図6に示した従来例において
は、折曲部14の軸線と水平線とのなす角が小さく基部
13はほぼ鉛直方向に位置している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図4及び図5に示した
従来の前記柱上開閉器固定装置の場合、基部13が鉛直
方向に位置せず、ナット19と押え板18との間に隙間
が生じ、ナット19の締付が不安定になるという問題点
がある。
【0010】また、図6に示した従来例の場合、ナット
19の締付は安定するものの、ボス20を支持板9,1
0に溶接する必要があり、装置が高価になるという問題
点がある。
【0011】本発明は前記の点に留意し、ナットと押え
板との間に隙間が生じることがなく、ナットの締付が安
定し、かつ、安価になる柱上開閉器固定装置を提供する
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の柱上開閉器固定装置は、柱上開閉器の前部
及び後部に立設された左右方向の支持板と、両支持板の
左端部及び右端部に形成された透孔と、長尺の基部に対
し下側の折曲部がそれぞれ各透孔に挿通された吊りボル
トと、折曲部の透孔からの逸脱防止用の抜け止め手段
と、吊りボルトの上端部に形成されたねじ部と、前部の
左,右の吊りボルト間及び後部の左,右の吊りボルト間
に挿通され,下面が両支持板に当接した柱上の前後方向
の腕金と、両端部の透孔に前部の左,右の吊りボルト及
び後部の左,右の吊りボルトの上端部がそれぞれ挿通さ
れ腕金の上面に当接した前部及び後部の押え板と、各ね
じ部にそれぞれねじ合い,押え板に当接したナットとを
備えた柱上開閉器固定装置において、各吊りボルトの基
部と折曲部とのなす角を、前記折曲部が,前記支持板の
一面の前記透孔の下端縁及び該支持板の他面の該透孔の
上端縁にそれぞれ当接した状態で,該折曲部の軸線と水
平線とのなす角と90度とを加えた鈍角にしたものであ
る。
【0013】
【作用】前記のように構成された本発明の柱上開閉器固
定装置は、柱上開閉器の前部及び後部に立設された左右
方向の支持板の左端部及び右端部に透孔が形成され、そ
の透孔に吊りボルトの長尺の基部に対し下側の折曲部が
挿通され、折曲部に透孔からの逸脱防止用の抜け止め手
段が設けられ、前後方向の腕金が前部の左,右の吊りボ
ルト間及び後部の左,右の吊りボルト間に挿入され、腕
金の下面が両支持板に当接し、前部及び後部の押え板の
両端部の透孔に前部の左,右の吊りボルト及び後部の
左,右の吊りボルトの上端部がそれぞれ挿通され、押え
板が腕金の上面に当接し、吊りボルトの上端部のねじ部
にそれぞれナットがねじ合い、ナットが押え板に当接
し、かつ、吊りボルトの基部と折曲部とのなす角を、折
曲部が、支持板の一面の透孔の下端縁及びその支持板の
他面の透孔の上端縁にそれぞれ当接した状態で、折曲部
の軸線と水平線とのなす角に90度を加えた鈍角にした
ため、基部が鉛直方向に位置し、ナットと押え板との間
に隙間が生じることがなく、ナットの締付が安定し、か
つ装置のコストが安価になる。
【0014】
【実施例】1実施例について、図1ないし図3を参照し
て説明する。図1は左側面図、図2は正面図、図3は図
1の一部の拡大断面図であり、それらの図において、図
4及び図5と同一符号は同一もしくは相当するものを示
し、異なる点は吊りボルト12の基部13と折曲部14
とのなす角を、折曲部14が、支持板9,10の一面の
透孔11の下端縁及びその支持板9,10の他面の透孔
11の上端縁にそれぞれ当接した状態で、折曲部14の
軸線と水平線とのなす角に90度を加えた鈍角にし、基
部13が鉛直方向に位置している点である。
【0015】そして、例えば支持板9,10の板厚が
4.5mm、支持板9,10の透孔11の直径が17.5
mm、吊りボルト12の直径が16mmの場合、図3に示し
た吊りボルト12の折曲部14の軸線と水平線とのなす
角は15度であり、折曲部14と基部13とのなす角θ
を105度にすれば、基部13は鉛直方向に位置し、ナ
ット19と押え板18との間に隙間が生じず、締付が安
定する。
【0016】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載する効果を奏する。本発明の柱
上開閉器固定装置は吊りボルト12の基部13と折曲部
14とのなす角を、折曲部14が、支持板9,10の一
面の透孔11の下端縁及びその支持板9,10の他面の
透孔11の上端縁にそれぞれ当接した状態で、折曲部1
4の軸線と水平線とのなす角に90度を加えた鈍角にし
たため、基部13が鉛直方向に位置し、ナット19と押
え板18との間に隙間が生じることがなく、ナット19
の締付が安定し、かつ、装置のコストを安価にすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例の左側面図である。
【図2】本発明の1実施例の正面図である。
【図3】図1の一部の拡大断面図である。
【図4】従来例の左側面図である。
【図5】図4の一部の拡大図である。
【図6】他の従来例の左側面図である。
【符号の説明】
1 柱上開閉器 9 支持板 10 支持板 11 透孔 12 吊りボルト 13 基部 14 折曲部 15 抜け止め手段 16 ねじ部 17 腕金 18 押え板 19 ナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02B 5/02 H01H 33/53 H02G 7/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柱上開閉器の前部及び後部に立設された
    左右方向の支持板と、 該両支持板の左端部及び右端部に形成された透孔と、 長尺の基部に対し下側の折曲部がそれぞれ前記各透孔に
    挿通された吊りボルトと、 前記折曲部の前記透孔からの逸脱防止用の抜け止め手段
    と、 前記吊りボルトの上端部に形成されたねじ部と、 前部の前記左,右の前記吊りボルト間及び後部の前記
    左,右の前記吊りボルト間に挿通され,下面が前記両支
    持板に当接した柱上の前後方向の腕金と、 両端部の透孔に,前記前部の左,右の吊りボルト及び前
    記後部の左,右の吊りボルトの上端部がそれぞれ挿通さ
    れ,前記腕金の上面に当接した前部及び後部の押え板
    と、 前記各ねじ部にそれぞれねじ合い,前記押え板に当接し
    たナットとを備えた柱上開閉器固定装置において、 前記各吊りボルトの前記基部と前記折曲部とのなす角
    を、前記折曲部が,前記支持板の一面の前記透孔の下端
    縁及び該支持板の他面の該透孔の上端縁にそれぞれ当接
    した状態で,該折曲部の軸線と水平線とのなす角と90
    度とを加えた鈍角にした柱上開閉器固定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105098982A (zh) * 2015-07-30 2015-11-25 长园共创电力安全技术股份有限公司 柱上开关操控系统及方法
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