JPH0613567Y2 - 吊架保持金物 - Google Patents

吊架保持金物

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JPH0613567Y2
JPH0613567Y2 JP1987156430U JP15643087U JPH0613567Y2 JP H0613567 Y2 JPH0613567 Y2 JP H0613567Y2 JP 1987156430 U JP1987156430 U JP 1987156430U JP 15643087 U JP15643087 U JP 15643087U JP H0613567 Y2 JPH0613567 Y2 JP H0613567Y2
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JP
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plate
metal object
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hanging
mounting
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JP1987156430U
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賢一 山口
和雄 久保塚
信男 塚越
昇 伊藤
英男 下山
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は既設接続端子函が新設電柱に重なった場合にお
いて既設接続端子函内にある支持線を分離したのち、電
柱と接続端子凾とを一定間隔に保ち、接続端子函のふた
を充分開けるよう支持線を電柱に固定できるようにした
吊架保持金物に関するものである。
従来の技術及び考案が解決しようとする問題点 従来の金物を第7図に示す。(a)は側面図、(b)は正面方
向から見た斜視図である。電柱21と既設接続端子函2
2の間隔が狭く、電柱側の接続端子函ふた23が点線で
示すように開きづらい欠点があった。また、第8図は接
続端子函22が一般的に電柱際に2段に架渉されている
場合の一例であり、(a)は側面図、(b)は平面図、であ
る。第8図は接続端子22が電柱21から少し離れた位
置にある場合を示しているが、電柱1の片側上下に架空
ケーブル15があり、なおかつ両架空ケーブル15とも
接続端子函22が取り付けてあった場合、従来品では第
7図の金物補助棒24があるため、電柱の添架位置を離
さないと固定出来ずどちらか一方の架空ケーブルを張り
替えて対処せねばならないという欠点もあった。
本考案はかかる欠点を除去するため、電柱とケーブル吊
架点までの間隔を接続端子函蓋が開く距離までになし、
なおかつ段架渉に対処出来るよう電柱への金物固定用の
補助金具等は用いず、本考案の品架保持金物だけで電柱
への固定を出来るようにするにある。
問題点を解決するための手段 本考案は、上板、側板および下板を一体にコ字形に、か
つ側板をRを有する円弧状とした背板を設け、前記上板
裏面に前記上板を越えて突出する吊架金物支持角柱体を
固定し、前記吊架金物支持角柱体を前記下板に下部支持
脚板を設けて支持し、前記吊架金物支持角柱体の先端部
に、該先端部を貫通する穴によって、吊架金物取付孔を
穿設したコ字形の吊架金物取付金具をボルトで直接に取
り付け、前記吊架金物支持角柱体の前記側板寄りに電柱
固定バンド取付用ボルト孔を、また前記側板には1個の
電柱貫通用ボルト孔を穿設してなる吊架保持金物本体、
接続端子函を吊架する吊架金物および前記吊架金物を前
記吊架金物取付金具の上面部に取付けるL字状の吊架金
物上段取付金物とからなる。
作用 本考案の吊架保持金物は前記の構成を具備するので、接
続端子函を吊架金物と吊架金物を吊架金物上段取付金物
で上方に電柱より離して支持線に固定でき接続端子函の
ふたを必要なだけ開けることができ、電柱の同一側に架
空ケーブル2条とも接続端子函が取り付けられている場
合にも規定添架位置どおり電柱に固定できる。従来技術
とは電柱と架空ケーブル支持線の吊架点までの間隔が違
うとともに強度を保つための補助金具が必要ないため電
柱への固定部が1カ所ですみ接続端子函が付いている両
ケーブルの段架渉を行う場合においてもそのまま両架空
ケーブルを規定の場所に吊架出来ることで異なる。
実施例 第1図は本考案の吊架保持金物、(a)図は吊架保持金物
本体の斜視図、(b)図は接続端子函を支持する吊架金物
(以下単に吊架金物という。)、(c)図は吊架金物上段
取付金物(以下上段取付金物という。)、第2図は第1
図の矢印方向より見た側面図を示す。
本考案の吊架保持金物の構成を説明する。
図において、1は背板、2は吊架金物支持角柱体(以下
支持角柱体という。)、3は下部支持脚板、4は吊架金
物取付金具、5は背板の側板1Cに穿設した電柱貫通用
ボルト孔、6は電柱固定バンド取付用ボルト孔(以下バ
ンドボルト孔という。)、7は吊架金物取付用ボルトお
よびナット、8は吊架金物取付孔、9は接続端子函を吊
架する吊架金物、17はL字状の吊架金物上段取付金物
を示す。
背板1は電柱に取付き易くするため弧状Rをなす上板1
A、下板1Bと側板1Cでコ字形に構成され、上板1A
の中央下面に断面四角形の支持角柱体2を溶接などで固
定し、更に下板1B上にハ字状に溶接した下部支脚板3
で支持角柱体2を下部で支持し、支持角柱体2の先端に
コ字状の吊架金物取付金具4を吊架金物取付金具4の上
部、下部中央部に貫通する吊架金物取付用ボルトおよび
ナット7を用いて固定し側部に吊架金物取付孔8を穿設
し、支持角柱体2の両側面部には側板1C寄りの上板1
A下部にバンドボルト孔6を、また背板1の側板1Cに
支持角柱体2の位置に電柱貫通用ボルト孔5を設けて吊
架保持金物本体を構成する。
本考案の吊架保持金物本体Pの電柱21への取付手順を
説明する。
第6図は吊架保持金物本体の電柱への取付状態の平面
図、(a)図は電柱固定用バンド(単位にバンドとい
う。)による取付図、(b)図は真棒による取付図、を示
す。
本考案の吊架保持金物本体Pをバンド16で電柱21に
取付けるのには、吊架保持金物本体Pの側板1Cを電柱
21に接触させ、バンドボルト孔6にボルト24を挿入
しバンド16の先端を支持角柱体2の外側で固定し、電
柱21に沿って捲回し、更に不足分のバンド16をボル
トナット16Aで連結し、電柱21を一巻きした一端を
ボルトナット16Aで連結し締め付けて電柱21に吊架
保持金物本体Pは固定される。電柱21は下方に行くに
従いに太くなっているのでずれ落ることはない。
また、本考案の吊架保持金物本体Pを真棒20で電柱21
に取付けるには、吊架金物取付金具4を取り外し、側板
1Cを電柱21に接触させ、真棒20を電柱貫通用ボル
ト孔5に、更に電柱21に穿設した真棒用孔に挿入しナ
ットで固定する。第5図は既設電柱21にかえ新設電柱
23を既設接続端子函22脇に建柱した時の平面図を示
す。第3図は本考案の吊架保持金物をバンド16で電柱
に装着し、接続端子函を取付けた状態の斜視図を示す。
支持角柱体2の吊架金物取付孔8にボルトおよびナット
10を挿入し吊架金物9を固定し、吊架金物9の水平部
9A又先端9Bの間にボルト25を挿入し架空ケーブル
支持線12を支持固定する。吊架金物9の左右に補助棒
固定具14で補助棒13を架空ケーブル支持線12に固定
し、補助棒13に架空ケーブル15を装着した接続端子
函11を支持体部11Aで固定する。第4図は本考案の
吊架保持金物をバンド16を使用し電柱21に固定し接
続端子函11を段架渉した状態の正面図を示す。
段架渉する場合は上方に配設した吊架金物取付金具4の
上面に吊架金物上段取付金物17をボルトおよびナット
7で固定し、吊架金物上段取付金物17に吊架金物9を
固定し、第3図と同様接続端子函11を固定する。電柱
21の下方に配設した吊架保持金物本体Pには第3図と
同様の構成で接続端子函11を固定する。
本考案の吊架保持金物を使用すれば、第3図、第4図に
示すように接続端子函11は電柱21より離れた接続端
子函ふたを開くことができる位置に配設することができ
る。吊架点から電柱際までの長さは接続端子函ふたの高
さより長い構造になっている。
本考案は前記構造を具備するので、従来のように段架渉
された場合にも第4図のように本考案の吊架保持金物を
使用することにより対処でき、従来のように接続端子函
ふたが電柱際では全開できないということはなくなる効
果を生ずる。
考案の効果 本考案は以上説明したようにその構成により今まで困難
であった電柱側の接続端子函ふたが大きく開くことがで
き、日常行われている種々の作業が容易になるととも
に、本考案の吊架保持金物を使用することにより段架渉
時における架空ケーブルの張替えの必要がなくなり経費
の節減および効率化が図れるという効果を生ずる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の吊架保持金物、(a)図は吊架保持金物
本体の斜視図、(b)図は接続端子函を支持する吊架金物
(以下単に吊架金物という。)、(c)図は吊架金物上段
取付金物(以下上段取付金物という。)、第2図は第1
図の矢印方向より見た側面図、第3図は本考案の吊架保
持金物を電柱にバンドで装着し接続端子函を取付けた状
態の斜視図、第4図は本考案の吊架保持金物をバンドで
それぞれ電柱に固定し接続端子函を段架渉した状態図、
第5図は既設電柱に替え新設電柱を既設接続端子函脇に
建柱した状態の平面図、第6図は本考案の吊架支持金物
を電柱への取付状態図、(a)図はバンドによる取付図、
(b)図は真棒による取付図、第7図は従来の金物による
接続端子函取付状態図、(a)図は側面図、(b)図は正面方
向から見た斜視図、第8図は同じく接続端子函の段架渉
取付状態図、(a)は側面図、(b)図は平面図、を示す。 P:吊架保持金物本体、1:背板、1A:上板、1B:
下板、1C:側板、2:吊架金物支持角柱体、3:下部
支持脚、4:吊架金物取付金具、5:電柱固定用真棒取
付孔、6:電柱固定バンド取付用ボルト孔、7:吊架金
物取付用ボルトおよびナット、8:吊架金物取付孔、
9:吊架金物、16:電柱固定用バンド、20:真棒、
21:電柱
フロントページの続き (72)考案者 伊藤 昇 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)考案者 下山 英男 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (56)参考文献 実開 昭56−147716(JP,U) 実公 昭43−17486(JP,Y1)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上板、側板および下板を一体にコ字形に、
    かつ側板をRを有する円弧状とした背板を設け、前記上
    板裏面に前記上板を越えて突出する吊架金物支持角柱体
    を固定し、前記吊架金物支持角柱体を前記下板に下部支
    持脚板を設けて支持し、前記吊架金物支持角柱体の先端
    部に、該先端部を貫通する穴によって、吊架金物取付孔
    を穿設したコ字形の吊架金物取付金具をボルトで直接に
    取り付け、前記吊架金物支持角柱体の前記側板寄りに電
    柱固定バンド取付用ボルト孔を、また前記側板には1個
    の電柱貫通用ボルト孔を穿設してなる吊架保持金物本
    体、接続端子凾を吊架する吊架金物および前記吊架金物
    を前記吊架金物取付金具の上面部に取付けるL字状の吊
    架金物上段取付金物とからなる吊架保持金物
JP1987156430U 1987-10-13 1987-10-13 吊架保持金物 Expired - Lifetime JPH0613567Y2 (ja)

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JPH0161827U JPH0161827U (ja) 1989-04-20
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