JPH0533765Y2 - - Google Patents

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JPH0533765Y2
JPH0533765Y2 JP1987130638U JP13063887U JPH0533765Y2 JP H0533765 Y2 JPH0533765 Y2 JP H0533765Y2 JP 1987130638 U JP1987130638 U JP 1987130638U JP 13063887 U JP13063887 U JP 13063887U JP H0533765 Y2 JPH0533765 Y2 JP H0533765Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、電柱等の張り渡されたメツセンジヤ
ーワイヤーに共聴機器を吊下げ固定するための共
聴機器用メツセンジヤーワイヤー取付構造に関す
る。
(従来の技術) 従来、屋外設置型のCATVシステムにあつて
は、電柱等に張り渡しているメツセンジヤーワイ
ヤーに線路増幅器等の共聴機器を吊下げ固定して
同軸ケーブルを接続している。
第6図は、従来のメツセンジヤーワイヤー取付
構造の一例を示したもので、共聴機器、例えば線
路増幅器の筐体1の上部に、ワイヤー取付部2を
一体に形成し、ワイヤー取付部2にボルト3によ
り着脱脱自在なワイヤー取付板4を設け、図示の
ようにワイヤー取付部2とワイヤー取付板4の合
せ面それぞれに形成しV字溝にメツセンジヤーワ
イヤー5を通し、ボルト3により締付け固定して
いる。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来のメツセンジヤ
ーワイヤー取付構造にあつては、筐体をメツセン
ジヤーワイヤー5に吊下げ固定する際には、ボル
ト3を緩めた状態で作業員が筐体1を持ち上げて
ワイヤー取付部2とワイヤー取付板4の間にメツ
センジヤーワイヤー5を押し込み、その後に筐体
を保持した状態でボルト3を締め込んで吊下げ固
定する必要があり、メツセンジヤーワイヤーに対
する共聴機器の取付作業が大変であつた。
即ち、線路増幅器等の共聴機器の中には、10Kg
を越えるような大型のものがあり、このような大
型の機器を持ち上げた状態でメツセンジヤーワイ
ヤーに取付る作業は極めて大変であり、また高所
作業となることから安全管理の上からも問題があ
つた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、このような従来の問題点に鑑みてな
されたもので、メツセンジヤーワイヤーに対して
下側から機器筐体を押上げるだけでワイヤーに対
する吊下げ係着状態が得られる取付作業が簡単で
作業の安全性にも優れた共聴機器用メツセンジヤ
ーワイヤー取付構造を提供することを目的とす
る。
この目的を達成するため本考案にあつては、電
柱等に張り渡されたメツセンジヤーワイヤーに共
聴機器を吊下げ固定する共聴機器用メツセンジヤ
ーワイヤー取付構造に於いて、共聴機器の筐体上
部に設けられ一方の側面が開口した箱形の金具取
付枠と、該金具取付枠の開口部から外側に延在し
た一端に下向きに開いた円弧状のワイヤ係着部を
形成すると共に枠内となる他端をL字形に屈曲
し、該屈曲面にネジ穴を有し、更に該ワイヤ係着
部と該屈曲面との中央下部の両側に支持片が設け
られたワイヤー取付金具と、前記金具取付枠の開
口部の反対側に形成した通し穴から枠内に挿入し
たネジ部を前記ワイヤー取付金具のネジ穴に螺合
した取付けボルトと、前記金具取付枠内に収納さ
れ前記ワイヤー取付金具を開口側へ付勢するバネ
部材とを設けるようにしたものである。
(作用) このような構成を備えた本考案のメツセンジヤ
ーワイヤー取付構造によれば、ボルト部材を緩め
てバネ部材によりワイヤー取付金具のワイヤー係
着部側を金具取付枠の開口部から外側に飛びださ
せた状態としておき、この状態で筐体を持ち上げ
てメツセンジヤーワイヤーの下にワイヤー取付金
具の円弧状のワイヤー係着部先端側を押し当てる
と、メツセンジヤーワイヤーへの押し当てでワイ
ヤー取付金具がバネ部材に抗して枠内に押し込ま
れ(同時にボルト部材は外に飛び出す)、メツセ
ンジヤーワイヤーがワイヤー取付金具の下に入る
とバネ部材で押し戻されてワイヤー取付金具のワ
イヤー係止部をメツセンジヤーワイヤーに係着さ
せることができ、更に、メツセンジヤーワイヤー
の下にワイヤー取付金具の円弧状のワイヤー係着
部先端側を押し当てる時に、支持片がワイヤー取
付金具の押圧方向への移動や変形を規制するの
で、優れたメツセンジヤーワイヤーの取付け性を
発揮する。
このようにワイヤー係着部がメツセンジヤーワ
イヤーに係着できたならば、ボルト部材によつて
金具取付枠に対してワイヤー取付金具を締め付け
ることで、メツセンジヤーワイヤーをワイヤー取
付金具と金具取付枠の開口部との間で挟み込み固
定することができる。
(実施例) 第1図は本考案の一実施例をメツセンジヤーワ
イヤーに対する取付前の状態にて示した断面図で
ある。
第1図において、1は線路増幅器等の共聴機器
の筐体であり、通常アルミダイカストにより作ら
れており、箱形の筐体本体1aと蓋1bよりな
り、筐体本体1aの上部左側に形成したヒンジ部
6によつて蓋1bが開閉自在に取り付けられてい
る。
筐体1の上部には左右方向に開口した箱形の金
具取付枠7が一体に形成され、金具取付枠7の右
側には枠蓋7aが固着され、この結果、金具取付
枠7は左側のみに開口している。
この金具取付枠7の中にはワイヤー取付金具8
が収納されている。ワイヤー取付金具8は金具取
付枠7の開口部から外側に延在した一端に下向き
に開いた円弧状のワイヤー係着部9を形成し、ま
た枠内となる他端を下向きにL字形に屈曲して屈
曲部10を形成している。屈曲部10には通し穴
11が設けられ、通し穴11の左側にナツト12
を溶接等により固着し、屈曲部10にネジ穴を設
けている。勿論、屈曲部10の厚みが充分確保で
きる場合には通し穴11を直接ネジ穴としても良
いが、ナツト12を固着することで充分な締付け
強度を得ることができる。更に、ワイヤー取付金
具8の中央下部の両側には支持片14が一体また
は別部材として設けられ、支持片14の下端は筐
体1に突出形成したガイド部15のガイド面に当
ることでワイヤー取付金具8を図示の状態で支持
している。
このワイヤー取付金具8の詳細は第3図に取り
出して示される。
第3図aはワイヤー取付金具8の正面図であ
り、同図bに左側面図を示す。
この第3図から明らかなように、ワイヤー取付
金具8は左側に下向きに開いた円弧状のワイヤー
係止部9を形成すると共に、右端をL字型に屈曲
し、この屈曲部10に設けた通し穴11の内側に
ナツト12を溶接等により固着しており、更にワ
イヤー取付金具8の中央下部にこの実施例にあつ
ては第3図bに示すように下向きに開いたコ字型
形状をもつた支持片14を溶接等により固着して
いる。
再び第1図を参照するに、金具取付枠7の右側
を閉鎖する枠蓋7aには通し穴16が設けられ、
この通し穴16からボルト18のネジ部18aを
挿入し、ワイヤー取付金具8の屈曲部10の左側
に固着したナツト12にねじ込んでいる。
更に、枠蓋7aとワイヤー取付金具8の屈曲部
10との間にはボルト18を貫通した状態でスプ
リング20が組込まれ、スプリング20によつて
ワイヤー取付金具8を金具取付枠7の開口部方
向、即ち開口部からワイヤー係止部9を外部に押
し出す方向に付勢している。
更に、筐体1の筐体本体1aに対し蓋1bを開
閉自在に装着するヒンジ部6の右側上部にはテー
パー状に切欠いたワイヤー案内面21を形成して
いる。
第2図は第1図に示した本考案のメツセンジヤ
ーワイヤー取付構造を備えた線路増幅器の説明図
であり、同図aに正面図を、同図bに右側面図を
示す。
この第2図から明らかなように、本考案のメツ
センジヤーワイヤー取付構造22は、筐体1にお
ける筐体本体1aの上部の2ケ所に設けられてい
る。
次に、上記の実施例の作用を説明する。
電柱等に張り渡されたメツセンジヤーワイヤー
に共聴機器を取り付ける場合には、第1図に示す
ように、まずボルト18を緩め、スプリング20
によりワイヤー取付金具8の屈曲部10をガイド
部15の右側に当て、ワイヤー係止部9の先端が
ヒンジ部6に形成したテーパー状のワイヤーガイ
ド部21の近傍に位置する押出し状態とする。
この第1図は示すワイヤー取付金具8の押出し
状態で、電柱間等に張られているメツセンジヤー
ワイヤー5に対しワイヤーガイド部21とワイヤ
ー係止部9の部分でメツセンジヤーワイヤー5を
押し上げるように筐体1を持ち上げる。
このようにしてメツセンジヤーワイヤー5に対
し筐体1を下側から押し当てると、第4図に示す
ようにメツセンジヤーワイヤー5に対する押し当
てでワイヤー取付金具8がスプリング20を圧縮
して金具取付枠7の中に押し込まれる。又、この
押し込みの際には、ワイヤー取付金具8は支持片
14によつて支持されるので、押込み方向への移
動或いは変形が防止され、スムーズに金具取付枠
7内に押し込まれる。勿論、このときボルト18
はナツト12にネジ込まれていることから枠蓋7
aの通し穴16より外部に突出するようになる。
更に、筐体1をメツセンジヤーワイヤー5に下
側より押し付けると、メツセンジヤーワイヤー5
はワイヤー係止部9の下側に位置することでスプ
リング20によりワイヤー取付金具8が押し戻さ
れ、この状態で筐体1の支持を緩めればメツセン
ジヤーワイヤー5の上にワイヤー取付金具8のワ
イヤー係止部9が係着する。
即ち、第1,4図に示したようにメツセンジヤ
ーワイヤー5に対しワイヤーガイド部21とワイ
ヤー係止部9の部分が当るように筐体1を下側か
ら持ち上げて押し当てることで自動的にワイヤー
係止部9にメツセンジヤーワイヤー5を係着させ
ることができる。
このような係着状態でボルト18をナツト12
に対し締め込むと、ワイヤー取付金具8はワイヤ
ー係止部9でメツセンジヤーワイヤー5を係着し
た状態のまま金具取付枠7の中に引き込まれ、第
5図に示すように、ボルト18のナツト12に対
する締め込みでメツセンジヤーワイヤー5を金具
取付枠7の開口部とワイヤー取付金具8のワイヤ
ー係止部9の間に挟み込んで締付け固定すること
ができる。
このため本考案のメツセンジヤーワイヤー取付
構造にあつては、メツセンジヤーワイヤーに対し
筐体1の上部に設けた取付構造の部分を下側から
押し当てるだけでワイヤー係着状態が得られ、ワ
イヤー係着状態が得られれば筐体1を持ち上げて
いなくともメツセンジヤーワイヤーに対し筐体が
揺れないように支えているだけで吊り下げ状態と
することができ、この吊り下げ状態でボルトを締
めることで簡単且つ安全にメツセンジヤーワイヤ
ーに対する取付作業を行なうことができる。
また、第6図の従来例と対比して明らかなよう
に、本考案の取付構造はヒンジ部6より低い位置
でメツセンジヤーワイヤーに吊り下げ固定するこ
とができるため、例えばメツセンジヤーワイヤー
の下側に電灯線が張られていた場合、メツセンジ
ヤーワイヤーに吊り下げ固定した共聴機器と下側
に位置する電灯線との間隔を大きくとることがで
きる。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によれば、電柱等に
張り渡されたメツセンジヤーワイヤーに対し下側
から共聴機器の上部に設けたワイヤー取付部を押
し付けるだけで自動的にワイヤーに対する吊り下
げ係着状態が得られ、大型の共聴機器であつても
ワイヤーに対する取付作業が簡単で且つ高所作業
の安全性も保障することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例をワイヤー取付前の
状態で示した断面図、第2図は本考案の取付構造
を備えた線路増幅器の説明図、第3図は第1図の
ワイヤー取付金具を取出して示した説明図、第
4,5図はワイヤー取付手順を示した断面図、第
6図は従来例を示した説明図である。 1……筐体、1a……筐体本体、1b……蓋、
5……メツセンジヤーワイヤー、7……金具取付
枠、7a……枠蓋、8……ワイヤー取付金具、9
……ワイヤー係止部、10……屈曲部、11,1
6……通し穴、12……ナツト、14……支持
片、15……ガイド部、18……ボルト、20…
…スプリング、21……ワイヤーガイド面、22
……本考案の取付構造。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電柱等に張り渡されたメツセンジヤーワイヤー
    に共聴機器を吊下げ固定する共聴機器用メツセン
    ジヤーワイヤー取付構造に於いて、 共聴機器の筐体上部に設けられ一方の側面が開
    口した箱形の金具取付枠と、 該金具取付枠の開口部から外側に延在した一端
    に下向きに開いた円弧状のワイヤ係着部を形成す
    ると共に枠内となる他端をL字形に屈曲し、該屈
    曲面にネジ穴を有し、更に該ワイヤ係着部と該屈
    曲面との中央下部の両側に支持片が設けられたワ
    イヤー取付金具と、 前記金具取付枠の開口部の反対側に形成した通
    し穴から枠内に挿入したネジ部を前記ワイヤー取
    付金具のネジ穴に螺合した取付けボルトと、 前記金具取付枠内に収納され前記ワイヤー取付
    金具を開口側へ付勢するバネ部材と、 を備えたことを特徴とする共聴機器用メツセンジ
    ヤーワイヤー取付構造。
JP1987130638U 1987-08-27 1987-08-27 Expired - Lifetime JPH0533765Y2 (ja)

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JP1987130638U JPH0533765Y2 (ja) 1987-08-27 1987-08-27

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JP1987130638U JPH0533765Y2 (ja) 1987-08-27 1987-08-27

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JPS6435205U JPS6435205U (ja) 1989-03-03
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3250012B2 (ja) * 1998-05-01 2002-01-28 デイエツクスアンテナ株式会社 電子機器のメツセンジヤワイヤ仮り止め具
JP5555839B1 (ja) * 2013-09-02 2014-07-23 上野精機株式会社 外観検査装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58133673U (ja) * 1982-03-05 1983-09-08 株式会社イナックス 貯水槽用ボ−ルタツプ

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JPS6435205U (ja) 1989-03-03

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