JPH075723Y2 - 共聴機器用メッセンジャワイヤ取付装置 - Google Patents

共聴機器用メッセンジャワイヤ取付装置

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JPH075723Y2
JPH075723Y2 JP1990128338U JP12833890U JPH075723Y2 JP H075723 Y2 JPH075723 Y2 JP H075723Y2 JP 1990128338 U JP1990128338 U JP 1990128338U JP 12833890 U JP12833890 U JP 12833890U JP H075723 Y2 JPH075723 Y2 JP H075723Y2
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messenger wire
listening device
locking
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listening
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JP1990128338U
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孝彦 仁木
敬一 濱田
勇人 大迫
道彦 中里
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Hochiki Corp
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Hochiki Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、電柱等に張り渡されたメッセンジャワイヤに
共聴機器を吊下げ固定するための共聴機器用メッセンジ
ャワイヤ取付装置に関する。
[従来の技術] 一般に、屋外設置型のCATVシステムにあっては、第9図
に示すように、電柱3等に張り渡されたメッセンジャワ
イヤ1に線路増幅器等の共聴機器2を吊下げ固定して同
軸ケーブルを接続している。
従来、共聴機器2を吊下げ固定するための共聴機器用メ
ッセンジャワイヤ取付装置は、例えば、第10図に示すよ
うに、共聴機器2の上部に、ワイヤ取付け板4をボルト
5を介して着脱自在に設け、共聴機器2の上部とワイヤ
取付け板4との間にメッセンジャワイヤ1を挟んで、ボ
ルト5により締付け固定していた。
[考案が解決しようとする課題] ところで、上述した従来の共聴機器用メッセンジャワイ
ヤ取付装置にあっては、共聴機器2をメッセンジャワイ
ヤ1に取付ける際は、ボルト5を緩めた状態で作業員が
共聴機器2を持ち上げ、この共聴機器2を保持したまま
共聴機器2の上部とワイヤ取付け板4との間にメッセン
ジャワイヤ1を挟んでボルト5を締付けるので、その取
付け作業が煩雑になっているという問題があった。特
に、共聴機器2の中には、10Kgを越えるような大型のも
のがあり、このような大型の機器を持ち上げた状態で、
メッセンジャワイヤ1に固定する作業は極めて大変であ
り、安全管理上も問題があった。
また、一般に、第9図に示すように、電柱3にはメッセ
ンジャワイヤ1だけでなく、他のケーブルや電線等も架
設され、そのため、メッセンジャワイヤ1に取付けた共
聴機器2が他のケーブルに接触しないようにするため
に、共聴機器2の寸法が所定寸法H以内であることが要
求されている。
ところが、上記従来の共聴機器用メッセンジャワイヤ取
付装置にあっては、取付け板4が上下動するので、その
分、取付け時に他のケーブルに接触し易いという問題が
ある。
本考案は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、取付け時に、全体の寸法変化がないようにして、
他のケーブルに接触しにくくするとともに、取付けが容
易に行なわれるようにする点にある。
[課題を解決するための手段] このような課題を解決するための本考案の手段は、電柱
等に張り渡されたメッセンジャワイヤに共聴機器を吊下
げ固定する共聴機器用メッセンジャワイヤ取付装置にお
いて、一端部が共聴機器に固定され、他端部が共聴機器
に対向してメッセンジャワイヤを挿入させうる間隙を形
成するとともに、該間隙から挿入されたメッセンジャワ
イヤを係止する係止部と、係止部に係止されたメッセン
ジャワイヤを該係止部と共働して挾持する挾持部と、上
記メッセンジャワイヤの上記間隙への挿入を許容すると
ともに挿入されたメッセンジャワイヤの抜け出しを阻止
するストッパとを備えたものである。
また、上記共聴機器用メッセンジャワイヤ取付装置にお
いては、上記挾持部は、係止部に対して近接離間可能に
設けられ、近接してメッセンジャワイヤを係止部に押圧
する挾持体と、係止部に設けられこの挾持体の近接時に
該挾持体を係止部に対して締付けるボルトとから構成さ
れていることが有効である。
更にまた、上記ストッパは、メッセンジャワイヤの挿入
方向に傾動可能になるよう共聴機器に軸支されるストッ
パ片と、該ストッパ片を係止部側に付勢するスプリング
とから構成されていることが有効である。
[作用] この手段によれば、係止部が共聴機器に固定され、メッ
センジャワイヤは係止部の内側で挾持部に挾持されるの
で、共聴機器を取付けるときに、全体の寸法変化が抑止
される。
また、共聴機器を取付けるときに、メッセンジャワイヤ
を間隙に挿入するだけで係止部に係止でき、しかもスト
ッパで抜け出しが阻止されるので、取付け作業が容易に
行なわれる。
[実施例] 以下添付図面に基づいて本考案の実施例に係る共聴機器
用メッセンジャワイヤ取付装置について詳細に説明す
る。
第1図(a),(b)、第2図及び第3図には、本考案
の第一の実施例に係る共聴機器用メッセンジャワイヤ取
付装置を示してある。このメッセンジャワイヤ取付装置
は、第2図に示すように、共聴機器10の上部左右二箇所
に設けられており、一端部11aが共聴機器10に固定さ
れ、他端部11bが共聴機器10に対向してメッセンジャワ
イヤ1を挿入させうる間隙12を形成するとともに、該間
隙12から挿入されたメッセンジャワイヤ1を係止する係
止部11と、係止部11に係止されたメッセンジャワイヤ1
を該係止部11と共働して挾持する挾持部13と、上記メッ
センジャワイヤ1の上記間隙12への挿入を許容するとと
もに挿入されたメッセンジャワイヤ1の抜け出しを阻止
するストッパ17とを備えている。
上記挾持部13は、挾持体14を備えている。この挾持体14
は、係止部11の固定基端部に開設した貫通孔15を貫通し
ており、この貫通孔15の下面部を支点15aにして、てこ
運動して先端部14a側が係止部11に対して近接離間可能
に設けられ、近接してメッセンジャワイヤ1を係止部11
に押圧するものである。挾持体14の先端部14aと係止部1
1との合わせ面にはメッセンジャワイヤ1が入り込む凹
部14c,11cが形成されている。また、この挾持体14の後
端部14b側には、係止部11の一端部11aに螺合し、挾持体
14の近接時に挾持体14を係止部11に対して締付けるボル
ト16が貫通して設けられている。更に、係止部11の一端
部11aは他端部11bよりも低く形成されており、上記挾持
体14の後端部14bはこの一端部11aと他端部11bの段差寸
法L範囲で動くようになっているとともに、ボルト16頭
は挾持体14の最大離間位置において係止部11の他端部11
b面よりも僅かに突出するのみになっている。
また、上記ストッパ17は、間隙12の前位に設けられメッ
センジャワイヤ1の挿入方向に傾動可能になるよう共聴
機器10に軸支されるストッパ片18と、該ストッパ片18を
係止部11側に付勢するスプリング19とから構成されてい
る。
従って、この実施例に係る共聴機器用メッセンジャワイ
ヤ取付装置を備えた共聴機器10をメッセンジャワイヤ1
に取付けるときは、第4図(a),(b)に示すよう
に、予めボルト16を緩めて、挾持体14の先端部14aを係
止部11から離間させておく。この状態において、メッセ
ンジャワイヤ1を間隙12から挿入させる。この場合、ス
トッパ17のストッパ片18がメッセンジャワイヤ1によっ
て押されて、スプリング19の付勢力により傾動すること
から、該メッセンジャワイヤ1の間隙12への挿入が許容
されるとともに、挿入後はストッパ17は元位置に復帰す
ることから、メッセンジャワイヤ1の抜け出しが阻止さ
れる。この挿入においては、係止部11が共聴機器10に固
定され、ボルト16も所定位置にあるので、全体の寸法変
化がなく、そのため、他のワイヤに接触したりする事態
が抑止される。また、この場合、メッセンジャワイヤ1
を間隙12に挿入するだけで係止部11に係止でき、しかも
ストッパ17で抜け出しが阻止されるので、取付け作業が
容易に行なわれる。
その後、第1図に示すように、ボルト16を締めてメッセ
ンジャワイヤ1を挾持する。この場合、既に、共聴機器
10は、メッセンジャワイヤ1に引っ掛けられているの
で、ボルト16を締める作業中に他のワイヤに接触する事
態がないとともに、作業員が共聴機器10を支えていなく
ても良く、それだけ、作業が容易に行なわれる。また、
ボルト16を締めつけた状態では、メッセンジャワイヤ1
は、挾持されるので、それだけ、強固に固定され、風等
による揺れに対して確実に対応できる。
第5図(a),(b)には、第1図(a),(b)に示
したメッセンジャワイヤ1よりも細いメッセンジャワイ
ヤ1に係止した場合を示し、この場合は、挾持体14の後
端部14bは係止部11の一端部11aに略密着して、その先端
部14aが一層係止部11に近接するので、確実にメッセン
ジャワイヤ1を挾持することができる。
第6図及び第7図には、本考案の第二の実施例に係る共
聴機器用メッセンジャワイヤ取付装置を示してある。こ
のメッセンジャワイヤ取付装置は、第一の実施例と略同
様に構成されているが、第一の実施例と異なって、挾持
部20の挾持体21は、係止部11の固定基端部に形成した凹
所22内に上下動可能に収容され、この上下動により係止
部11に対して近接離間し、近接してメッセンジャワイヤ
1を係止部11に押圧するようになっている。また、この
挾持体21の後端部21b側には、係止部11の一端部11a部に
回動可能に設けられ挾持体21の近接時に挾持体21を係止
部11に対して締付けるボルト23が螺合している。尚、符
号24は、係止部11の一端部11a部を共聴機器10に固定す
るためのビスである。
従って、この実施例に係る共聴機器用メッセンジャワイ
ヤ取付装置によれば、第8図に示すように、予めボルト
23を緩めて、挾持体21を係止部11から離間させ、この状
態において、メッセンジャワイヤ1を、ストッパ17を傾
動させて間隙12から挿通させれば、メッセンジャワイヤ
1を係止部11に係止できる。そして、その後、ボルト23
を締めて挾持体21によりメッセンジャワイヤ1を挾持す
れば良い。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案の共聴機器用メッセンジャ
ワイヤ取付装置によれば、共聴機器をメッセンジャワイ
ヤに取付けるときは、係止部が共聴機器に固定されてい
るので、全体の寸法変化がなく、そのため、他のワイヤ
に接触したりする事態を抑止することができる。また、
この場合、メッセンジャワイヤを間隙に挿入するだけで
係止部に係止でき、しかもストッパで抜け出しが阻止さ
れるので、取付け作業が容易に行なわれる。更に、挾持
部によりメッセンジャワイヤを挾持する際には、共聴機
器をメッセンジャワイヤに引っ掛けて行なうことができ
るので、作業員が共聴機器を支えていなくても良く、そ
れだけ、作業を容易に行なうことができる。
更にまた、メッセンジャワイヤは、挾持部により挾持さ
れるので、単に係止した場合に比較して強固に固定する
ことができ、そのため、風等による揺れに対して確実に
対応できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本考案の第一の実施例に係る共聴機器用
メッセンジャワイヤ取付装置を示す側面図、 第1図(b)はその背面図、 第2図は第一の実施例に係る共聴機器用メッセンジャワ
イヤ取付装置の共聴機器に対する取付け状態を示す正面
図、 第3図はその側面図、 第4図(a)は第一の実施例に係る共聴機器用メッセン
ジャワイヤ取付装置の作用を示す側面図、 第4図(b)はその背面図、 第5図(a)は第一の実施例に係る共聴機器用メッセン
ジャワイヤ取付装置の別の作用を示す側面図、 第5図(b)はその背面図、 第6図は本考案の第二の実施例に係る共聴機器用メッセ
ンジャワイヤ取付装置を示す側面図、 第7図はその斜視図、 第8図は第二の実施例に係る共聴機器用メッセンジャワ
イヤ取付装置の作用を示す側面図、 第9図は共聴機器のメッセンジャワイヤに対する一般的
な取付け状態を示す図、 第10図は従来の共聴機器用メッセンジャワイヤ取付装置
の一例を示す要部断面図である。 1:メッセンジャワイヤ、2:共聴機器 10:共聴機器、11:係止部 11a:一端部、11b:他端部 12:間隙、13:挾持部 14:挾持体、16:ボルト 17:ストッパ、18:ストッパ片 17:スプリング、20:挾持部 21:挾持体、23:ボルト

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電柱等に張り渡されたメッセンジャワイヤ
    に共聴機器を吊下げ固定する共聴機器用メッセンジャワ
    イヤ取付装置において、 一端部が共聴機器に固定され、他端部が共聴機器に対向
    してメッセンジャワイヤを挿入させうる間隙を形成する
    とともに、該間隙から挿入されたメッセンジャワイヤを
    係止する係止部と、 係止部に係止されたメッセンジャワイヤを該係止部と共
    働して挾持する挾持部と、 上記メッセンジャワイヤの上記間隙への挿入を許容する
    とともに挿入されたメッセンジャワイヤの抜け出しを阻
    止するストッパと、 を備えたことを特徴とする共聴機器用メッセンジャワイ
    ヤ取付装置。
  2. 【請求項2】上記挾持部は、 係止部に対して近接離間可能に設けられ、近接してメッ
    センジャワイヤを係止部に押圧する挾持体と、 係止部に設けられこの挾持体の近接時に該挾持体を係止
    部に対して締付けるボルトと、 から構成されていることを特徴とする請求項第1項に記
    載の共聴機器用メッセンジャワイヤ取付装置。
  3. 【請求項3】上記ストッパは、 メッセンジャワイヤの挿入方向に傾動可能になるよう共
    聴機器に軸支されるストッパ片と、 該ストッパ片を係止部側に付勢するスプリングと、 から構成されていることを特徴とする請求項第1項又は
    第2項に記載の共聴機器用メッセンジャワイヤ取付装
    置。
JP1990128338U 1990-11-30 1990-11-30 共聴機器用メッセンジャワイヤ取付装置 Expired - Lifetime JPH075723Y2 (ja)

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JPH0485968U JPH0485968U (ja) 1992-07-27
JPH075723Y2 true JPH075723Y2 (ja) 1995-02-08

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JP1990128338U Expired - Lifetime JPH075723Y2 (ja) 1990-11-30 1990-11-30 共聴機器用メッセンジャワイヤ取付装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0333164U (ja) * 1989-08-09 1991-04-02

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0333164U (ja) * 1989-08-09 1991-04-02

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JPH0485968U (ja) 1992-07-27

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