JP3144245U - ボトルホルダ - Google Patents

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Abstract

【課題】ボトルを吊り下げた状態で保持し、隣接するボトルが接触しないように強固にボトルを保持することができるとともに、ボトルが落下するおそれがなく、さらには、ボトルをホルダから取り出す際に容易に取り出すことができるボトルホルダを提供する。
【解決手段】ボトルホルダ5は、把手部用板部12、16を貼り合わせることにより形成される把手部と、上側側板部22、28と下側側板部24、26とにより四角筒状に形成される保持部20と、ロック部60、90とを有し、保持部20を筒状にしてロック部60、90によりロックすることにより、上側側板部22、28に形成される開口部にボトルの頭部のフランジを係止させるとともに、下側側板部24、26に形成される開口部によりボトルの係止位置の下方を保持することができる。ボトルを取り出す場合には、片部69、99を引っ張って、ミシン目70、100を破断してロックを解除する。
【選択図】図5

Description

本考案は、瓶、ペットボトル等のボトルを吊り下げて保持するボトルホルダに関するものである。
従来より、瓶等のボトルを吊り下げて保持し持ち運ぶことができるホルダとしては、特許文献1に示す紙製容器ホールダーや、特許文献2に示すボトル運搬体が知られている。
この特許文献1における紙製容器ホールダーは、第一上パネルと、第一側パネル孔が設けられた第一側パネルと、底パネル孔が設けられた底パネルと、第二側パネルが設けられた第二側パネルと、第二上パネルとを折れ線を介して順次連設した一枚のブランクにより表示パネルと三角形の筒状部を形成し、底パネル孔から容器の首部を挿入して、第一側パネル孔や第二側パネル孔の下縁が容器のフランジ内側又は蓋部の段差に食い込むようにして容器を吊り下げるものである。
また、特許文献2におけるボトル運搬体は、取手板と外側板と底板と内側板とを有し、一方の外側板に連設した底板及び2枚の内側板を三角筒状に巻き込み、各外側板と内側板とを貼り合わせて側壁をなし、底板にボトルの首部挿入穴を設けるとともに、2枚の内側板の連設部及び外側板と取手板の連設部にボトルの頭部挿入穴を設け、頭部挿入穴の下縁にボトルのフランジを係合させるものである。
特開2001−301069号公報 特開2005−170407号公報
しかし、上記特許文献1の紙製容器ホールダーや特許文献2のボトル運搬体においては、ボトルを吊り下がった状態で係止することはできるが、筒状部の上部に形成された穴部にボトルのフランジを係止させるだけのものであるので、吊り下げられたボトルは揺動し、隣接するボトル同士が接触してしまうおそれがあり、ボトルがガラス製や陶器製等の場合には強く接触すると割れてしまうおそれがある。また、吊り下げられたボトルが揺動すると、穴部の下縁に係止している容器のフランジが穴部から外れてしまい、ホルダからボトルが落下してしまうおそれがある。
また、特許文献1の場合も特許文献2の場合も、ボトルを吊り下げる部分が単に筒状になっているのみであるので、両側の側板同士が広がるおそれがあり、両側の側板同士が広がると吊り下げられていたボトルが落下するおそれがある。
また、ボトルを取り出す場合には、特許文献2の場合には、筒状部を構成する両側壁を端部から外側に押し広げて内側板の切目線を切断するが、その操作が面倒であり、容易にボトルを取り出すことができない。また、特許文献1の場合には、開封帯を切り取ればよいので、比較的容易にボトルを取り出すことができるが、この開封帯の箇所はボトルのフランジが係止する部分であり、開封帯の両側にミシン目等を形成することによりその箇所の強度が弱くなってしまい、ボトルがホルダから外れてしまうおそれがある。
そこで、本考案が解決しようとする問題点は、複数の瓶等のボトルを吊り下げた状態で保持するボトルホルダで、隣接するボトルが接触しないように強固にボトルを保持することができるとともに、ボトルが落下するおそれがなく、さらには、ボトルをホルダから取り出す際に、容易に取り出すことができるボトルホルダを提供することである。
本考案は上記問題点を解決するために創作されたものであって、第1には、1枚のシート状ブランクにより形成され、ボトルを吊り下げた状態で保持するボトルホルダであって、把手部と、保持部と、ロック部とを有し、該把手部が、第1把手部用板部と第2把手部用板部とを貼り合わせて形成され、該保持部が、第1把手部用板部の下端辺から折れ線を介して連設された第1上側側板部と、第1上側側板部の第1把手部用板部側とは反対側の辺部から折れ線を介して連設された第1下側側板部と、第2把手部用板部の下端辺から折れ線を介して連設された第2上側側板部と、第2上側側板部の第2把手部用板部側とは反対側の辺部から連設されるとともに第1下側側板部の第1上側側板部側とは反対側の辺部から折れ線を介して連設された第2下側側板部とを有し、第1上側側板部と第1下側側板部と第2上側側板部と第2下側側板部とで断面が略正方形状の筒状に形成され、第1把手部用板部の第1上側側板部側には、ボトルの頭部を配置する第1切欠部が形成されるとともに、第1上側側板部の第1把手部用板部側には、ボトルの頭部を係止するための第2切欠部が形成され、第1切欠部と第2切欠部とで1つの開口部が形成され、また、第2把手部用板部の第2上側側板部側で第1切欠部と対応する位置には、ボトルの頭部を配置する第3切欠部が形成されるとともに、第2上側側板部の第2把手部用板部側には、ボトルの頭部を係止するための第4切欠部が形成されていて、第3切欠部と第4切欠部とで1つの開口部が形成され、第1切欠部と第3切欠部とで把手部に形成された1つの頭部配置用切欠部が形成されるとともに、第2切欠部と第4切欠部とでボトルの頭部を係止するための1つの頭部係止用開口部が形成され、第1下側側板部から第2下側側板部に跨る頭部係止用開口部の下方の領域に楕円状の開口部が形成されて、該楕円状の開口部の縁部によりボトルの頭部より下位置の周面を保持可能とするとともに、第2下側側板部の側方の端部付近にはロック部の嵌合部の差込み片を差込み可能な穴部が形成され、該ロック部が、第1上側側板部の側辺から折れ線を介して連設され、第1上側側板部に対して折り曲げた場合に、筒状の保持部に嵌合可能に略正方形状を呈する嵌合部を有し、該嵌合部は、第1上側側板部側とは反対側の端部には該穴部に差込み可能な差込み片が形成され、嵌合部の第1上側側板部側の端部から差込み片に向けて切込みがミシン目状に形成されて嵌合部の第1上側側板部側の端部から差し込み片までの中央領域が帯状に破断可能に形成され、ボトルの頭部を楕円状の開口部から挿通して頭部配置用切欠部に配置し、嵌合部を第1上側側板部に対して折り曲げ差込み片を穴部に差し込んでロック部をロックすることにより、ボトルの頭部が頭部係止用開口部に係止されるとともに、楕円状の開口部がボトルの頭部より下位置に接することを特徴とする。
この第1の構成のボトルホルダにおいては、ボトルの頭部を楕円状の開口部から挿通して頭部配置用切欠部に配置し、嵌合部を第1上側側板部に対して折り曲げ差込み片を穴部に差し込んでロック部をロックすることにより、ボトルの頭部が頭部係止用開口部に係止されるとともに、楕円状の開口部がボトルの頭部より下位置に接し、ロック部により保持部の筒状形状が保持されることから、頭部係止用開口部のボトル頭部への係止が外れることがなく、楕円状の開口部の縁部がボトルの周面に接した状態が維持される。よって、ボトルを吊り下げる位置よりも下方の位置でボトルの周囲を保持できることから、ボトルの揺動を防止でき、隣接するボトル同士が接触してしまうおそれがなく、ボトルがガラス製や陶器製等の場合でも割れるおそれがない。また、吊り下げられたボトルが揺動せず、また、頭部係止用開口部のボトルの頭部への係止が外れることがないので、吊り下げられたボトルが落下するおそれがない。
また、嵌合部の第1上側側板部側の端部から差し込み片までの中央領域が帯状に破断可能であるので、ボトルを取り出す際に、該中央領域を帯状に破断することにより、差込み片が穴部から外れるので、簡単にロック部のロックを解除でき、ボトルホルダに保持されたボトルを容易に取り出すことができる。
また、第2には、上記第1の構成において、上記ロック部が、第1内接片部と、第2内接片部とを有し、第1内接片部は、嵌合部の第1上側側板部側とは反対側の辺部から折れ線を介して連設され、第2内接片部は、嵌合部における第1内接片部が連設された辺部と隣接する辺部から折れ線を介して連設され、第1上側側板部の嵌合部との境界位置の折れ線は、把手部や第1下側側板部の端部よりも内側に形成されていて、ロック部をロックした際に、第1内接片部が第2下側側板部の内側に接するとともに、第2内接片部が第1下側側板部の内側に接することを特徴とする。
よって、ロック部をロックした際に、第1内接片部が第2下側側板部の内側に接するとともに、第2内接片部が第1下側側板部の内側に接するので、ロック部のロック状態を安定して維持することができる。
また、第3には、1枚のシート状ブランクにより形成され、ボトルを吊り下げた状態で保持するボトルホルダであって、把手部と、保持部と、ロック部とを有し、該把手部が、第1把手部用板部と第2把手部用板部とを貼り合わせて形成され、該保持部が、第1把手部用板部の下端辺から折れ線を介して連設された第1上側側板部と、第1上側側板部の第1把手部用板部側とは反対側の辺部から折れ線を介して連設された第1下側側板部と、第2把手部用板部の下端辺から折れ線を介して連設された第2上側側板部と、第2上側側板部の第2把手部用板部側とは反対側の辺部から連設されるとともに第1下側側板部の第1上側側板部側とは反対側の辺部から折れ線を介して連設された第2下側側板部とを有し、第1上側側板部と第1下側側板部と第2上側側板部と第2下側側板部とが略同一幅に形成されて、第1上側側板部と第1下側側板部と第2上側側板部と第2下側側板部とで断面が略正方形状の筒状に形成され、第1把手部用板部の第1上側側板部側には、ボトルの頭部を配置する第1切欠部が形成されるとともに、第1上側側板部の第1把手部用板部側には、ボトルの頭部を係止するための第2切欠部が形成され、第1切欠部と第2切欠部とで1つの開口部が形成され、また、第2把手部用板部の第2上側側板部側で第1切欠部と対応する位置には、ボトルの頭部を配置する第3切欠部が形成されるとともに、第2上側側板部の第2把手部用板部側には、ボトルの頭部を係止するための第4切欠部が形成されていて、第3切欠部と第4切欠部とで1つの開口部が形成され、第1切欠部と第3切欠部とで把手部に形成された1つの頭部配置用切欠部が形成されるとともに、第2切欠部と第4切欠部とでボトルの頭部を係止するための1つの頭部係止用開口部が形成され、第1下側側板部から第2下側側板部に跨る頭部係止用開口部の下方の領域に楕円状の開口部が形成されて、該楕円状の開口部の縁部によりボトルの頭部より下位置の周面を保持可能とするとともに、第2下側側板部の側方の端部付近にはロック部の嵌合部の差込み片を差込み可能な穴部が形成され、該ロック部が、嵌合部と、第1内接片部と、第2内接片部とを有し、該嵌合部が、第1上側側板部の側辺から折れ線を介して連設され、第1上側側板部に対して折り曲げた場合に、筒状の保持部に嵌合可能に略正方形状を呈し、第1内接片部との境界位置には切込みを形成することにより嵌合部の端部に差込み片が形成され、嵌合部の第1上側側板部側の端部から差込み片に向けて切込みがミシン目状に形成されて嵌合部の第1上側側板部側の端部から差し込み片までの中央領域が帯状に破断可能に形成され、第1内接片部は、嵌合部の第1上側側板部側とは反対側の辺部から折れ線を介して連設され、第2内接片部は、嵌合部における第1内接片部が連設された辺部と隣接する辺部から折れ線を介して連設されるとともに、第1上側側板部の嵌合部との境界位置の折れ線は、把手部や第1下側側板部の端部よりも内側に形成されていて、嵌合部を第1上側側板部に対して折り曲げ差込み片を穴部に差し込むことによりロック部をロックした際に、第1内接片部が第2下側側板部の内側に接するとともに、第2内接片部が第1下側側板部の内側に接し、ボトルの頭部を楕円状の開口部から挿通して頭部配置用切欠部に配置し、ロック部をロックすることにより、ボトルの頭部が頭部係止用開口部に係止されるとともに、楕円状の開口部がボトルの頭部より下位置に接することを特徴とする。
この第3の構成のボトルホルダにおいては、ボトルの頭部を楕円状の開口部から挿通して頭部配置用切欠部に配置し、嵌合部を第1上側側板部に対して折り曲げ差込み片を穴部に差し込んでロック部をロックすることにより、ボトルの頭部が頭部係止用開口部に係止されるとともに、楕円状の開口部がボトルの頭部より下位置に接し、ロック部により保持部の筒状形状が保持されることから、頭部係止用開口部のボトル頭部への係止が外れることがなく、楕円状の開口部の縁部がボトルの周面に接した状態が維持される。よって、ボトルを吊り下げる位置よりも下方の位置でボトルの周囲を保持できることから、ボトルの揺動を防止でき、隣接するボトル同士が接触してしまうおそれがなく、ボトルがガラス製や陶器製等の場合でも割れるおそれがない。また、吊り下げられたボトルが揺動せず、また、頭部係止用開口部のボトルの頭部への係止が外れることがないので、吊り下げられたボトルが落下するおそれがない。
また、嵌合部の第1上側側板部側の端部から差し込み片までの中央領域が帯状に破断可能であるので、ボトルを取り出す際に、該中央領域を帯状に破断することにより、差込み片が穴部から外れるので、簡単にロック部のロックを解除でき、ボトルホルダに保持されたボトルを容易に取り出すことができる。
また、ロック部をロックした際に、第1内接片部が第2下側側板部の内側に接するとともに、第2内接片部が第1下側側板部の内側に接するので、ロック部のロック状態を安定して維持することができる。
また、第4には、上記第1から第3までのいずれかの構成において、第2切欠部と第4切欠部とが、半円状の切欠部の奥側に該切欠部をなす半円よりも径の小さい円弧の切欠部が形成された径の異なる二重の切欠部により形成されていることを特徴とする。これにより、大径の切欠部と小径の切欠部の間に角部が形成され、ボトルのフランジに頭部係止用開口部を係止した際に、角部がフランジに係止しやすくなり、確実にボトルを保持することができる。
本考案に基づくボトルホルダによれば、ボトルの頭部を楕円状の開口部から挿通して頭部配置用切欠部に配置し、嵌合部を第1上側側板部に対して折り曲げ差込み片を穴部に差し込んでロック部をロックすることにより、ボトルの頭部が頭部係止用開口部に係止されるとともに、楕円状の開口部がボトルの頭部より下位置に接し、ロック部により保持部の筒状形状が保持されることから、頭部係止用開口部のボトル頭部への係止が外れることがなく、楕円状の開口部の縁部がボトルの周面に接した状態が維持される。よって、ボトルを吊り下げる位置よりも下方の位置でボトルの周囲を保持できることから、ボトルの揺動を防止でき、隣接するボトル同士が接触してしまうおそれがなく、ボトルがガラス製や陶器製等の場合でも割れるおそれがない。また、吊り下げられたボトルが揺動せず、また、頭部係止用開口部のボトルの頭部への係止が外れることがないので、吊り下げられたボトルが落下するおそれがない。
また、嵌合部の第1上側側板部側の端部から差し込み片までの中央領域が帯状に破断可能であるので、ボトルを取り出す際に、該中央領域を帯状に破断することにより、差込み片が穴部から外れるので、簡単にロック部のロックを解除でき、ボトルホルダに保持されたボトルを容易に取り出すことができる。
本考案においては、複数の瓶等のボトルを吊り下げた状態で保持するボトルホルダで、隣接するボトルが接触しないように強固にボトルを保持することができるとともに、ボトルが落下するおそれがなく、さらには、ボトルをホルダから取り出す際に、容易に取り出すことができるボトルホルダを提供するという目的を以下のようにして実現した。
本考案に基づくボトルホルダ5は、図1〜図5に示すように構成され、把手部10と、保持部20と、ロック部60、90とを有している。このボトルホルダ5は、1枚のシート状のブランク(具体的には、段ボール製(例えば、薄型段ボール製)のブランク)により形成されている。なお、図面において、Y1−Y2方向は、X1−X2方向に直角な方向であり、Z1−Z2方向は、X1−X2方向及びY1−Y2方向に直角な方向である。
ここで、把手部10は、全体に板状を呈し、具体的には、横長長方形状の上側の角部にアールを形成した形状を呈し、その中央における上側に略帯状の開口部15が形成されている。また、把手部10の下端には、略方形状の切欠部31a、33a(頭部配置用切欠部)が形成されていて、ボトルをボトルホルダ5に装着した際には、切欠部31aと切欠部33aには、ボトルの頭部が配置される。
この把手部10は、把手部用板部12と把手部用板部16とを貼り合わせることにより形成されたものである。具体的には、図5のハッチングに示す領域に接着剤が塗布されて、把手部用板部12と把手部用板部16とが貼り合わされる。把手部用板部12と把手部用板部16は、図5に示すように構成されている。
すなわち、把手部用板部12は、全体に板状を呈し、具体的には、横長長方形状の上側(図5では下側)の角部にアールを形成した形状を呈し、その左右方向の中央における上側側板部22側とは反対側の領域には略帯状の開口部14が形成されている。また、把手部用板部12の上側側板部22側の端部には略方形状の切欠部31a、33a(第1切欠部)が間隔を介して形成されている。
また、把手部用板部16は、把手部用板部12と対称の形状を呈し、全体に板状を呈し、具体的には、横長長方形状の上側の角部にアールを形成した形状を呈し、その左右方向の中央における上側側板部28側とは反対側の領域には略帯状の開口部18が形成されている。また、把手部用板部16の上側側板部28側の端部には略方形状の切欠部31a、33a(第3切欠部)が間隔を介して形成されている。
把手部10は、把手部用板部12と把手部用板部16とを貼り合わせることにより形成されていて、開口部14と開口部18とにより開口部15が形成され、上側側板部22の切欠部31aと上側側板部28の切欠部31aとにより把手部10の切欠部31a(頭部配置用切欠部)が形成され、上側側板部22の切欠部33aと上側側板部28の切欠部33aとにより把手部10の切欠部33a(頭部配置用切欠部)が形成される。なお、把手部用板部12と把手部用板部16とを貼り合わせるに当たり、把手部用板部12と把手部用板部16の全面を接着剤により貼り合わせてもよい。
また、保持部20は、把手部10の下端から連設され、略四角形状の筒状を呈し、上側側板部22(第1上側側板部)と、上側側板部28(第2上側側板部)と、下側側板部24(第1下側側板部)と、下側側板部26(第2下側側板部)により形成されている。
上側側板部22は、図5に示すように、把手部用板部12から折れ線を介して連設され、上側側板部28は、把手部用板部16から折れ線を介して連設されている。上側側板部22、28は、ともに略長方形状を呈している(ただし、後述する切欠部が形成されている)が、上側側板部28の横方向の幅(X1−X2方向の幅)は、把手部用板部16の横方向の幅と同一に形成されているが、上側側板部22の横方向の幅は、把手部用板部12の横方向の幅よりも小さく形成されている。これは、ロック部60、90との境界が把手部用板部12、16の端部よりも内側にあるためである。
上側側板部22の上側には、把手部10の切欠部31aから連設された切欠部31b(第2切欠部)が形成されるとともに、把手部10の切欠部33aから連設された切欠部33bが形成されており、また、上側側板部28の上側には、把手部10の切欠部31aから連設された切欠部31c(第4切欠部)が形成されるとともに、把手部10の切欠部33aから連設された切欠部33cが形成されている。この切欠部31b、31c、33b、33cは、略半円状に形成されているが、半円状の切欠部の奥側に該切欠部をなす半円よりも径の小さい円弧の切欠部が形成された径の異なる二重の切欠部により形成されていて、大径の切欠部と小径の切欠部の間に角部Kが形成され、ボトルのフランジに切欠部31b、31c、33b、33cを係止した際に、特に、該角部Kがフランジに係止しやすくなり確実にボトルを保持することができるようになっている。
また、図5に示すように、把手部用板部12における切欠部31aと上側側板部22における切欠部31bとで1つの開口部30が形成され、把手部用板部12における切欠部33aと上側側板部22における切欠部33bとで1つの開口部32が形成され、また、把手部用板部16における切欠部31aと上側側板部28における切欠部31cとで1つの開口部50が形成され、把手部用板部16における切欠部33aと上側側板部28における切欠部33cとで1つの開口部52が形成される。
また、下側側板部24は、上側側板部22の把手部用板部12側とは反対側の辺部から折れ線を介して連設され、略長方形状の上側側板部22側の角部に面取り部が形成された形状を呈している(ただし、後述する切欠部が形成されている)。
また、下側側板部26は、下側側板部24の上側側板部22側とは反対側の辺部から折れ線を介して連設されるとともに、上側側板部28の把手部用板部16側とは反対側の辺部から折れ線を介して連設されており、略長方形状を呈しているが、その横方向の両側の辺部は円弧状に膨出した形状となっている。
この下側側板部24から下側側板部26に跨るようにして楕円形状の開口部40と楕円形状の開口部42とが間隔を介して形成されている。つまり、各下側側板部には半楕円形状の切欠部が形成され、2つの半楕円形状の切欠部により1つの楕円形状の開口部40、42が形成されている。なお、開口部40、42を楕円形状としたのは、ボトルとしての瓶は一般的に横断面が円形を呈し、斜めの断面は楕円を呈するが、下側側板部24、26はボトルに対して斜めに接する(図11参照)ことから、開口部40、42がボトルの外周面に対して隙間なく接するように楕円形状としたのである。
また、下側側板部24の2つの開口部40、42間の位置には、開口部44が形成されている。これは、保持部20を筒状に組み立てる際に指を入れるために設けられている。
また、下側側板部26における横方向の端部付近(X1側の端部付近とX2側の端部付近。厳密には、上側側板部22とロック部60との境界位置に対応する位置と、上側側板部22とロック部90の境界位置に対応する位置)には、スリット状の穴部26a、26bが形成されていて、ロック部60、90における差込み片74、104を差込み可能に形成されている。
把手部用板部12と上側側板部22と下側側板部24と下側側板部26と上側側板部28と把手部用板部16とは、折れ線を介して順次連設されているが、隣接する各部間の境界をなす折れ線は直線状を呈し互いに平行に形成され、該折れ線には、ミシン目が形成されている。
また、上側側板部22と上側側板部28と下側側板部24と下側側板部26の各側板部の幅(図5においては、Y1−Y2方向の幅)は、同一に形成されていて、これにより、保持部20を筒状に形成した際には、略正方形状(正方形状としてもよい)の断面形状となる。
なお、保持部20においては、上側側板部22の切欠部31bと上側側板部28の切欠部31cとが対向することにより、切欠部31bと切欠部31cとで1つの開口部31(頭部係止用開口部)が形成され、特に、上側側板部22と上側側板部28のなす角度を大きくすることにより前後方向に広がった開口部となる。同様に、上側側板部22の切欠部33bと上側側板部28の切欠部33cとが対向することにより、切欠部33bと切欠部33cとで1つの開口部33(頭部係止用開口部)が形成され、特に、上側側板部22と上側側板部28のなす角度を大きくすることにより前後方向に広がった開口部となる。
なお、開口部31、33の径は、保持部20を断面正方形の四角筒状にした場合に、開口部31、33の縁部(特に、前後方向の縁部)がボトルの頭部のフランジに係止する大きさに形成されているといえる。また、開口部40、42の径も保持部20を断面正方形の四角筒状にした場合に、開口部40、42の縁部がボトルの周面に接する大きさに形成されている。
また、ロック部60は、上側側板部22の左側(X1側)の端部から連設されていて、略正方形状の板状の嵌合部62と、嵌合部62における上側側板部22側とは反対側の辺部から折れ線を介して連設された内接片部80(第1内接片部)と、嵌合部62における内接片部80が形成された辺部に隣接する辺部(下側側板部24側の辺部)から折れ線を介して連設された内接片部82(第2内接片部)とを有している。
ここで、嵌合部62と内接片部80との境界位置には、略コ字状の切込み64が形成されていて、切込み64の両側の端部が嵌合部62と内接片部80との境界の折れ線と連設されている。この切込み64により嵌合部62には差込み片74が形成される。また、嵌合部62と上側側板部22の境界線は、把手部用板部12の端部よりも内側に形成されていることから、嵌合部62と把手部用板部12の境界位置には略直線状の切込み66が形成されている。なお、上側側板部22と嵌合部62間の幅W1は、内接片部80の幅W2と略同一となっている。
また、嵌合部62と上側側板部22の境界位置には半円状の切込み68が形成され、上側側板部22に対して嵌合部62を折り曲げた状態とすることにより、切込み68により形成された片部69が上側側板部22の外面よりも突出するようになっている。また、該切込み68と切込み64の間の領域には、複数の切込み(くの字状の切込み)が間隔を介して形成された切込み群が対称に2列に形成されていて、ミシン目70を形成し、片部69を引っ張ることにより、嵌合部62の中央の帯状の領域72が破断するように形成されている。
また、内接片部80は、略長方形状の板状を呈し、内接片部82は、略長方形状の一方の側を斜めに欠切した略台形形状をなし、その幅W3は、内接片部80の幅W2と略同一となっている。内接片部80と嵌合部62との境界をなす折れ線にはミシン目が形成されている。また、内接片部82と下側側板部24の境界は直線状の切込みにより形成され、その基端には、円形の開口部83が形成されている。
このロック部60においては、保持部20を筒状にした状態で嵌合部62を上側側板部22に対して折り曲げることにより、内接片部80が下側側板部26の内側の面に接するとともに、内接片部82が下側側板部24の内側の面に接することにより、ロック部60が筒状の保持部20内に嵌合するように形成されている。
また、ロック部90は、上側側板部22の右側(X2側)の端部から連設されていて、ロック部60と対称(線対称)の構成となっている。すなわち、ロック部90は、略正方形状の板状の嵌合部92と、嵌合部92における上側側板部22側とは反対側の辺部から折れ線を介して連設された内接片部110と、嵌合部92における内接片部110が形成された辺部に隣接する辺部(下側側板部24側の辺部)から折れ線を介して連設された内接片部112とを有している。
ここで、嵌合部92と内接片部110との境界位置には、略コ字状の切込み94が形成されていて、切込み94の両側の端部が嵌合部92と内接片部110との境界の折れ線と連設されている。この切込み94により嵌合部92には差込み片104が形成される。また、嵌合部92と上側側板部22の境界線は、把手部用板部12の端部よりも内側に形成されていることから、嵌合部92と把手部用板部12の境界位置には略直線状の切込み96が形成されている。なお、上側側板部22と嵌合部92間の幅は、内接片部110の幅と略同一となっている。
また、嵌合部92と上側側板部22の境界位置には半円状の切込み98が形成され、上側側板部22に対して嵌合部92を折り曲げた状態とすることにより、切込み98により形成された片部99が上側側板部22の外面よりも突出するようになっている。また、該切込み98と切込み94の間の領域には、複数の切込み(くの字状の切込み)が間隔を介して形成された切込み群が対称に2列に形成されていて、ミシン目100を形成し、片部99を引っ張ることにより、嵌合部92の中央の帯状の領域102が破断するように形成されている。
また、内接片部110は、略長方形状の板状を呈し、内接片部112は、略長方形状の一方の側を斜めに欠切した略台形形状をなし、その幅は、内接片部80の幅と略同一となっている。内接片部110と嵌合部92との境界をなす折れ線にはミシン目が形成されている。また、内接片部112と下側側板部24の境界は直線状の切込みにより形成され、その基端には、円形の開口部113が形成されている。
このロック部90においては、保持部20を筒状にした状態で嵌合部92を上側側板部22に対して折り曲げることにより、内接片部110が下側側板部26の内側の面に接するとともに、内接片部112が下側側板部24の内側の面に接することにより、ロック部90が筒状の保持部20内に嵌合するように形成されている。
ボトルホルダ5は、図1、図2に示すように、下側側板部24と下側側板部26間の折れ線で折り曲げ、把手部用板部12と上側側板部22と下側側板部24とを平板状にするとともに、把手部用板部16と上側側板部28と下側側板部26とを平板状にすることにより、平坦に折り畳んだ状態とすることができ、ボトルホルダ5自体を保管したり運搬する場合に省スペースとすることができる。
上記構成のボトルホルダ5の使用状態について説明する。本実施例のボトルホルダ5に適用されるボトルとしては、なで肩形状のガラス瓶が特に適していて、特に、720mlのものが適している。
まず、図1、図2に示すように平坦な状態になっているボトルホルダ5を組み立てる。すなわち、下側側板部24と下側側板部26のなす角度を大きくすることにより、下側側板部24と上側側板部22とのなす角度や、下側側板部26と上側側板部28とのなす角度が小さくなり、保持部20が筒状に形成する。その際、下側側板部24には開口部44が設けられているので、この開口部44に一方の手の親指を挿入して該一方の手で下側側板部26を持ち、他方の手で把手部10を持った状態て、開口部44に挿入した親指を押し込んで下側側板部24と下側側板部26のなす角度を大きくすることにより、容易に保持部20を断面略正方形状の筒状に組み立てることができる。
保持部20を筒状に組み立てたら、図7に示すように、瓶等のボトル200にボトルホルダ5を装着するが、その際には、図6に示すように、上下に隣接する上側側板部22(28)と下側側板部24(26)のなす角度を小さくしてボトルホルダ5の保持部20をなるべく平坦にすると開口部40、42や開口部30、32が前後方向に広がってボトル200の頭部210を挿入しやすい。ボトル200の頭部210に保持部20を装着するに当たっては、頭部210を開口部40(42)に挿入し、その後、開口部31(33)に挿入して、頭部210の先端部分を把手部10の切欠部31a、33a内に臨ませて、ボトル200に保持部20を装着する。ボトルホルダ5においては、開口部40、31と開口部42、33とが設けられているので、2本のボトル200を保持することができる。なお、保持部20をボトル200に装着したら、保持部20を四角筒状に広げておく。
保持部20を平坦な状態から断面正方形状の四角筒状にすることにより開口部31、33の前後方向(Y1−Y2方向)の幅が小さくなるので、これにより、図11に示すように、開口部31、33の縁部(特に、前後方向の縁部)がボトル200の頭部210のフランジに係止し、特に、上記角部Kが係止して、ボトルを吊下げ可能とする。また、図11に示すように、開口部40、42の縁部がボトル200の頭部210よりも下方の首部220(なで肩状の首部)の周面に接した状態となる。
次に、ロック部60、90をロックする。すなわち、嵌合部62(92)を上側側板部22に対して折り曲げることにより、内接片部80(110)が下側側板部26の内側の面に接するとともに、内接片部82(112)が下側側板部24の内側の面に接することにより、ロック部60(90)を筒状の保持部20内に嵌合させる。その際、ロック部60の差込み片74を穴部26aに差し込み、ロック部90の差込み片104を穴部26bに差し込んで、図8、図9、図10に示すように、ロック部60、90をロックする。
このようにロック部60、90をロックすることにより、保持部20が四角筒状に固定されるので、開口部31、33のボトル200の頭部210への係止が外れることがなく、また、開口部40、42の縁部がボトル200の首部220の周面に接した状態が維持される。
よって、開口部40、42の縁部がボトル200の周面に接した状態に固定できるので、ボトル200を吊り下げる位置よりも下方の位置でボトル200の周囲を保持できることから、ボトル200の揺動を防止でき、隣接するボトル同士が接触してしまうおそれがなく、ボトルがガラス製や陶器製等の場合でも割れるおそれがない。
また、吊り下げられたボトルが揺動せず、また、開口部31、33のボトルの頭部への係止が外れることがないので、吊り下げられたボトルが落下するおそれがない。
以上のようにして、ボトルホルダ5をボトルに装着したら、把手部10を手に持って持ち運びすることができる。
また、ロック部60、90には、内接片部80、82、110、112が設けられているので、該内接片部が下側側板部の内側に接することにより、ロック部60、90のロック状態を安定して維持することができる。
次に、ボトルホルダ5が装着されたボトルを取り出す場合について説明する。ボトルを取り出す場合には、ロック部60、90のロックを解除する。すなわち、ロック部60(90)の片部69(99)を外側に引っ張ることにより、ミシン目70(100)を破り帯状の領域72(102)を嵌合部62(92)から破断する(図12参照)。すると、嵌合部62(92)が嵌合部62(92)と上側側板部22との境界線の位置を中心に外側に回動しようとするので、これに伴い、差込み片74(104)が穴部26a(26b)から外れ、その後、嵌合部62(92)が外側に回動する(図13参照)。同様に、ロック部90の片部99を外側に引っ張ることにより、ミシン目100を破り帯状の領域102を嵌合部92から破断する。すると、嵌合部92が嵌合部92と上側側板部22との境界線の位置を中心に外側に回動しようとするので、これに伴い、差込み片104が穴部26bから外れ、その後、嵌合部92が外側に回動する。以上のようにして、ロック部60、90のロックが解除される。
ロック部60、90のロックを解除したら、再び保持部20を平坦な形状にした(すなわち、上下に隣接する上側側板部22(28)と下側側板部24(26)のなす角度を小さくして平坦にする)後に、ボトルホルダ5を上方を引き上げて、ボトルから取り外す。
以上のように、ボトルを取り出す際に、片部69と片部99を引っ張るのみで簡単にロック部60、90のロックを解除でき、ボトルホルダに保持されたボトルを容易に取り出すことができる。
なお、上記の説明においては、保持部20には、下側側板部24、26に設けられた開口部40、42と上側側板部22、28に設けられた開口部31、33がそれぞれ2つずつ設けられていて、2本のボトルを保持できる構成であるが、下側側板部24、26に設けられた開口部と上側側板部22、28に設けられた開口部とからなる一対の開口部を3つ以上として、3本以上のボトルを保持できるものとしてもよい。
本考案の実施例に基づくボトルホルダの正面図である。 本考案の実施例に基づくボトルホルダの背面図である。 本考案の実施例に基づくボトルホルダの保持部を組み立てた状態を示す前方斜視図である。 本考案の実施例に基づくボトルホルダの保持部を組み立てた状態を示す後方斜視図である。 本考案の実施例に基づくボトルホルダの展開図である。 本考案の実施例に基づくボトルホルダをボトルに装着する前段階の状態を示す前方斜視図である。 本考案の実施例に基づくボトルホルダをボトルに装着した状態を示す前方斜視図である。 本考案の実施例に基づくボトルホルダをボトルに装着してロック部をロックした状態を示す前方斜視図である。 本考案の実施例に基づくボトルホルダをボトルに装着してロック部をロックした状態を示す後方斜視図である。 本考案の実施例に基づくボトルホルダをボトルに装着してロック部をロックした状態を示す要部正面図である。 図8のP−P線により破断した要部断面図である。 ミシン目を破って帯状の領域を破断した状態を示す前方斜視図である。 嵌合部を回動させてロック部を解除した状態を示す前方斜視図である。 ボトルホルダをボトルから取り外す状態を示す前方斜視図である。
符号の説明
5 ボトルホルダ
10 把手部
12、16 把手部用板部
14、15、18、30、31、32、33、40、42、44、50、52、83、113 開口部
20 保持部
22、28 上側側板部
24、26 下側側板部
26a、26b 穴部
31a、31b、31c、33a、33b、33c 切欠部
60、90 ロック部
62、92 嵌合部
69、99 片部
70、100 ミシン目
74、104 差込み片
80、82、110、112 内接片部
K 角部

Claims (4)

  1. 1枚のシート状ブランクにより形成され、ボトルを吊り下げた状態で保持するボトルホルダであって、
    把手部と、保持部と、ロック部とを有し、
    該把手部が、第1把手部用板部と第2把手部用板部とを貼り合わせて形成され、
    該保持部が、第1把手部用板部の下端辺から折れ線を介して連設された第1上側側板部と、第1上側側板部の第1把手部用板部側とは反対側の辺部から折れ線を介して連設された第1下側側板部と、第2把手部用板部の下端辺から折れ線を介して連設された第2上側側板部と、第2上側側板部の第2把手部用板部側とは反対側の辺部から連設されるとともに第1下側側板部の第1上側側板部側とは反対側の辺部から折れ線を介して連設された第2下側側板部とを有し、第1上側側板部と第1下側側板部と第2上側側板部と第2下側側板部とで断面が略正方形状の筒状に形成され、
    第1把手部用板部の第1上側側板部側には、ボトルの頭部を配置する第1切欠部が形成されるとともに、第1上側側板部の第1把手部用板部側には、ボトルの頭部を係止するための第2切欠部が形成され、第1切欠部と第2切欠部とで1つの開口部が形成され、また、第2把手部用板部の第2上側側板部側で第1切欠部と対応する位置には、ボトルの頭部を配置する第3切欠部が形成されるとともに、第2上側側板部の第2把手部用板部側には、ボトルの頭部を係止するための第4切欠部が形成されていて、第3切欠部と第4切欠部とで1つの開口部が形成され、第1切欠部と第3切欠部とで把手部に形成された1つの頭部配置用切欠部が形成されるとともに、第2切欠部と第4切欠部とでボトルの頭部を係止するための1つの頭部係止用開口部が形成され、
    第1下側側板部から第2下側側板部に跨る頭部係止用開口部の下方の領域に楕円状の開口部が形成されて、該楕円状の開口部の縁部によりボトルの頭部より下位置の周面を保持可能とするとともに、第2下側側板部の側方の端部付近にはロック部の嵌合部の差込み片を差込み可能な穴部が形成され、
    該ロック部が、第1上側側板部の側辺から折れ線を介して連設され、第1上側側板部に対して折り曲げた場合に、筒状の保持部に嵌合可能に略正方形状を呈する嵌合部を有し、該嵌合部は、第1上側側板部側とは反対側の端部には該穴部に差込み可能な差込み片が形成され、嵌合部の第1上側側板部側の端部から差込み片に向けて切込みがミシン目状に形成されて嵌合部の第1上側側板部側の端部から差し込み片までの中央領域が帯状に破断可能に形成され、
    ボトルの頭部を楕円状の開口部から挿通して頭部配置用切欠部に配置し、嵌合部を第1上側側板部に対して折り曲げ差込み片を穴部に差し込んでロック部をロックすることにより、ボトルの頭部が頭部係止用開口部に係止されるとともに、楕円状の開口部がボトルの頭部より下位置に接することを特徴とするボトルホルダ。
  2. 上記ロック部が、第1内接片部と、第2内接片部とを有し、第1内接片部は、嵌合部の第1上側側板部側とは反対側の辺部から折れ線を介して連設され、第2内接片部は、嵌合部における第1内接片部が連設された辺部と隣接する辺部から折れ線を介して連設され、第1上側側板部の嵌合部との境界位置の折れ線は、把手部や第1下側側板部の端部よりも内側に形成されていて、ロック部をロックした際に、第1内接片部が第2下側側板部の内側に接するとともに、第2内接片部が第1下側側板部の内側に接することを特徴とする請求項1に記載のボトルホルダ。
  3. 1枚のシート状ブランクにより形成され、ボトルを吊り下げた状態で保持するボトルホルダであって、
    把手部と、保持部と、ロック部とを有し、
    該把手部が、第1把手部用板部と第2把手部用板部とを貼り合わせて形成され、
    該保持部が、第1把手部用板部の下端辺から折れ線を介して連設された第1上側側板部と、第1上側側板部の第1把手部用板部側とは反対側の辺部から折れ線を介して連設された第1下側側板部と、第2把手部用板部の下端辺から折れ線を介して連設された第2上側側板部と、第2上側側板部の第2把手部用板部側とは反対側の辺部から連設されるとともに第1下側側板部の第1上側側板部側とは反対側の辺部から折れ線を介して連設された第2下側側板部とを有し、第1上側側板部と第1下側側板部と第2上側側板部と第2下側側板部とが略同一幅に形成されて、第1上側側板部と第1下側側板部と第2上側側板部と第2下側側板部とで断面が略正方形状の筒状に形成され、
    第1把手部用板部の第1上側側板部側には、ボトルの頭部を配置する第1切欠部が形成されるとともに、第1上側側板部の第1把手部用板部側には、ボトルの頭部を係止するための第2切欠部が形成され、第1切欠部と第2切欠部とで1つの開口部が形成され、また、第2把手部用板部の第2上側側板部側で第1切欠部と対応する位置には、ボトルの頭部を配置する第3切欠部が形成されるとともに、第2上側側板部の第2把手部用板部側には、ボトルの頭部を係止するための第4切欠部が形成されていて、第3切欠部と第4切欠部とで1つの開口部が形成され、第1切欠部と第3切欠部とで把手部に形成された1つの頭部配置用切欠部が形成されるとともに、第2切欠部と第4切欠部とでボトルの頭部を係止するための1つの頭部係止用開口部が形成され、
    第1下側側板部から第2下側側板部に跨る頭部係止用開口部の下方の領域に楕円状の開口部が形成されて、該楕円状の開口部の縁部によりボトルの頭部より下位置の周面を保持可能とするとともに、第2下側側板部の側方の端部付近にはロック部の嵌合部の差込み片を差込み可能な穴部が形成され、
    該ロック部が、嵌合部と、第1内接片部と、第2内接片部とを有し、
    該嵌合部が、第1上側側板部の側辺から折れ線を介して連設され、第1上側側板部に対して折り曲げた場合に、筒状の保持部に嵌合可能に略正方形状を呈し、第1内接片部との境界位置には切込みを形成することにより嵌合部の端部に差込み片が形成され、嵌合部の第1上側側板部側の端部から差込み片に向けて切込みがミシン目状に形成されて嵌合部の第1上側側板部側の端部から差し込み片までの中央領域が帯状に破断可能に形成され、
    第1内接片部は、嵌合部の第1上側側板部側とは反対側の辺部から折れ線を介して連設され、第2内接片部は、嵌合部における第1内接片部が連設された辺部と隣接する辺部から折れ線を介して連設されるとともに、第1上側側板部の嵌合部との境界位置の折れ線は、把手部や第1下側側板部の端部よりも内側に形成されていて、嵌合部を第1上側側板部に対して折り曲げ差込み片を穴部に差し込むことによりロック部をロックした際に、第1内接片部が第2下側側板部の内側に接するとともに、第2内接片部が第1下側側板部の内側に接し、
    ボトルの頭部を楕円状の開口部から挿通して頭部配置用切欠部に配置し、ロック部をロックすることにより、ボトルの頭部が頭部係止用開口部に係止されるとともに、楕円状の開口部がボトルの頭部より下位置に接することを特徴とするボトルホルダ。
  4. 第2切欠部と第4切欠部とが、半円状の切欠部の奥側に該切欠部をなす半円よりも径の小さい円弧の切欠部が形成された径の異なる二重の切欠部により形成されていることを特徴とする請求項1又は2又は3に記載のボトルホルダ。
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