JP6691767B2 - ラベル、及びこれを備えた包装体 - Google Patents

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Description

本発明は、ラベル、及びこれを備えた包装体に関する。
従来、商品に貼り付けられるラベルは、商品から剥がしやすくするため、手で把持可能なタブが設けられている(例えば、特許文献1)。
特表2001−525943号公報
しかしながら、上記のラベルでは、タブが、ラベルの一辺から突出しているため、例えば、離型シートなどの1つの台紙に複数のラベルを配置するには、図10に示すように、タブの突出長さを考慮して、ラベル間の隙間を決定しなければならなかった。そのため、タブの突出長さだけ、ラベル間の隙間を大きくしなければならず、一枚の台紙に配置できるラベルの数が制限されるという問題があった。本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、複数のラベルを配置する際、隣接するラベルの間隔を狭くすることができるラベル、及びこれを備えた包装体を提供することを目的とする。
本発明に係るラベルは、対向する第1辺及び第2辺を有する略矩形状に形成された、シート状のラベル本体と、前記第1辺に設けられ、手で把持可能な少なくとも1つのタブと、を備え、前記ラベル本体の一方の面の少なくとも一部には、粘着剤が塗布され、前記一方の面において、前記タブの少なくとも先端部には、粘着剤が塗布されておらず、前記第2辺から前記各タブの先端部までの長さは、前記第1辺と第2辺との間の最大長さ以下である。
この構成によれば、対向する第1辺及び第2辺を有するラベル本体において、第1辺に少なくとも1つのタブを設けている。そして、ラベル本体の少なくとも一部には、粘着剤が塗布され、タブには粘着剤が塗布されていない。したがって、ラベル本体を、例えば、商品に貼り付けた状態で、タブは商品には貼り付けられないため、タブを手で掴んで引っ張ることができ、その結果、ラベル本体を商品から容易に取り外すことができる。
また、ラベル本体の第2辺から各タブの先端部までの長さは、第1辺と第2辺との間の最大長さ以下であるため、タブがラベル本体から突出しないようにすることができる。そのため、例えば、複数のラベルを離型シートなどの台紙に貼り付ける場合、隣接するラベル間において、一方のラベルの第1辺と、他方のラベルの第2辺との隙間を小さくすることができる。すなわち、タブが突出していれば、一方のラベルのタブと、他方のラベルの第2辺に接触しないように、一方のラベルと、他方のラベルとの間隔を大きくしなければならないが、本発明に係るラベルでは、両者の間隔を狭くすることができる。したがって、台紙を小さくできたり、あるいは1つの台紙に多数のラベルを貼り付けることができたり、省スペース化やコストの低減が可能となる。
上記ラベルにおいて、前記ラベル本体における、前記タブの少なくとも一方の側部には、当該タブが凸状をなすように、凹部を形成することができる。これにより、タブが掴みやすくなる。
上記各ラベルでは、前記ラベル本体において、第1タブとして、前記タブを第1辺の中間部に設け、当該タブと対応する位置に設けられ、前記第1辺と第2辺との間で延びる一対の破断可能な破断線をさらに備えることができる。
この構成により、第1タブを引っ張ると、一対の破断線が破断することにより、ラベル本体を2つに分断することができる。なお、「中間部」とは、第1辺の両端の間のいずれかの位置であればよく、第1辺の厳密な中央付近を指すものではない。
上記ラベルにおいて、前記第1タブの前記第1辺に沿う方向の長さを、前記一対の破断線の間の長さよりも大きくすることができる。
この構成により、破断線の端部が、第1タブに覆われた状態になるため、破断線が衝撃により意図せず破断することを防止することができる。
上記ラベルにおいて、前記第2タブとして、前記タブを前記第1辺の端部に設けることができる。これにより、第2タブを容易に掴むことができる。
上記ラベルにおいて、前記第2タブ、及び当該第2タブから前記凹部を超えて前記第2辺側に延びる領域における前記一方の面には粘着剤が塗布されないように構成することができる。
この構成により、第2タブのみならず、それを超えた領域も商品から容易に離間できるため、第2タブをより、容易に掴むことができる。また、第2タブを引っ張ってラベルを剥がす際には、第2タブと前記凹部の境界付近でラベルが破れてしまうことを防ぐこともできる。
本発明に係る包装体は、少なくとも第1商品及び第2商品を含む商品群と、前記第1商品と第2商品とを固定する上述したいずれかのラベルと、を備え、前記一対の破断線を引裂くことで、前記第1商品と第2商品とを分離可能に構成されている。この構成により、2つの商品を、容易に分割することができる。
上記包装体においては、前記ラベル本体において、前記一対の破断線を挟む第1の領域及び第2の領域がそれぞれ、前記第1商品及び第2商品に固定され、前記一対の破断線と、前記第1タブは、前記第1商品及び第2商品のいずれにも固定されないように構成することができる。
この構成により、第1タブと商品との間に空間を形成することができる。そのため、タブを掴みやすくすることができ、破断線を容易に破断させ、前記第1商品と第2商品とを容易に分離することができる。
本発明によれば、離型シートなどの1つの台紙に複数のラベルを配置する際、隣接するラベルの間隔を狭くすることができる。
本発明の包装体の一実施形態に係る包装体の斜視図である。 図1の包装体における第1商品の斜視図(a)及び正面図(b)である。 図1の包装体における第2商品の斜視図(a)及び正面図(b)である。 ラベルの平面図である。 ラベルの背面図である。 離型シートに貼り付けられたラベルを示す平面図である。 包装体の製造方法を示す側面図である。 包装体の使用方法を示す斜視図である。 本発明に係るラベルの他の例を示す平面図である。 従来のラベルを示す平面図である。
以下、本発明に係るラベル及び包装体の一実施形態について図面を参照しつつ説明する。図1は、本実施形態に係る包装体の斜視図である。同図に示すように、この包装体は、2つの直方体状の商品、つまり第1商品1及び第2商品2と、これら商品1,2を連結するラベル3と、を備えている。なお、図1では、説明のためラベル3を着色しているが、後述するように、透明または半透明であってもよい。以下、これらを詳細に説明する。
<1.商品>
図2は第1商品1の斜視図(a)及び正面図(b)、図3は第2商品2の斜視図(a)及び正面図(b)である。図2に示すように、本実施形態に係る第1商品1は、紙や樹脂シートなどによって形成された第1箱と、この箱の内部に収容される長尺状の第1物品(図示省略)とを備えている。なお、以下では、第1箱を第1商品として説明することがある。この第1商品1は、前面11、背面12、天面13、底面14、第1側面15、及び第2側面16を有する直方体状に形成され、第1物品が長尺状であるため、前面11、背面12、天面13、及び底面14が長く形成されている。したがって、以下ではこれらの面の延びる方向を長手方向ということがある。また、前面11、背面12、天面13、及び底面14に沿う方向を周方向と称することがある。このような長手方向及び周方向という方向を表す文言は、第2商品2でも同様に用いられる。
第2商品2も、第1商品1と同様の形態であるが、大きさが第1商品1よりも小さくなっている。具体的には、図3に示すように、第2商品2は、紙や樹脂シートなどによって形成された第2箱と、この第2箱の内部に収容される第2物品(図示省略)とを備えている。なお、以下では、第2箱を第2商品として説明することがある。第2物品は、第1物品とは異なるものであるが、第1物品と同様に長尺状に形成されている。そして、第2商品2も、前面21、背面22、天面23、底面24、第1側面25、及び第2側面26を有する直方体状に形成されており、長尺状の第2物品に合わせて、前面21、背面22、天面23、及び底面24が長く形成されている。
<2.ラベル>
次に、ラベル3について図4を参照しつつ説明する。図4に示すように、このラベルは、矩形状に形成されたラベル本体31と、このラベル本体31から突出する2つのタブ、つまり第1タブ321及び第2タブ322と、を備えており、これらは樹脂製のフィルムにより一体的に形成されている。そして、ラベル本体31は、横方向の長さが縦方向の長さよりも長く形成され、横方向が上述した各商品1,2の周方向に対応し、縦方向が各商品1,2の長手方向に対応している。なお、縦方向の長さは、第2商品2の長手方向の長さよりも短くなっている。
ラベル本体31は、横方向に延びて対向する第1辺311及び第2辺312と、縦方向に延びて対向する第3辺313及び第4辺314を備えている。横方向に延びる第2辺312は直線状に延びているが、第1辺311は右端部から左右方向の中間部付近まで第2辺312と平行に延びる第1部位3111と、この第1部位3111の左端部から第4辺314まで傾斜するように延びる第2部位3112とを備えている。第2部位3112は、第4辺314にいくにしたがって第2辺312に近接するようにやや傾斜している。そして、第1辺311の第2部位3112において、第1部位3111側の端部側には、円弧状の切り欠き317と、この切り欠き317の内縁の中央から突出する第1タブ321とが設けられている。
第1タブ321は、先端が円弧状に形成されており、第1タブ321の両側と切り欠き317の内縁との間には凹部3171がそれぞれ形成されている。また、第1タブ321は、第1辺311の第1部位3111を、第2辺312と平行に延長した仮想線Xから突出しないように、仮想線Xと第2辺312との間に配置されている。さらに、ラベル本体31には、第1タブ321の基端部付近から第2辺312に向かって延びる一対のミシン目318が形成されている。これら一対のミシン目318間の長さd1は、第1タブ321の横方向の幅d2よりも小さくなっている。そして、両ミシン目318は、横方向には、第1タブ321の両側縁よりも内側に配置されている。また、一対のミシン目318間の長さd1が、第1タブ321の横方向の幅d2よりも小さいため、両ミシン目318の第1辺311側の端部と、第1タブ321の基端部の両側との間には、一対の切込み315が形成されている。これら切込み315は、第1辺311から第2辺312に向かって間隔が狭くなるように形成されている。また、第1タブ321は、視認しやすいように着色され、さらに「開」という文字が印刷されている。なお、前記ミシン目318が破断線に該当し、当該破断線は、ミシン目でなくてもよく、例えば、ハーフカット、レーザーカットなどにより形成されていてもよい。
次に、第2タブ322について説明する。第2タブ322は、第1辺311の第2部位3112の左端部において、縦方向に突出するように形成されている。第2タブ322は先端が湾曲する形状に形成されており、ラベル本体31の第4辺314の延長上に、第2タブ322の左側の端縁が形成されている。また、第2タブ322も、第1タブ321と同様に、上述した仮想線Xからは突出しないように、仮想線Xと第2辺312との間に配置されている。さらに、第2タブ322の下端から第2辺312側へは、矩形状の延長領域316が形成されており、第2タブ322と延長領域316とは一体的に着色が施されるとともに、「開け口」との文字が印刷されている。ここで、第2タブ322の右側には、第2タブ322の右側の側縁と第2部位3112とが交差することで形成される鋭角部により凹部が構成されている。
次に、ラベル3の背面について、図5を参照しつつ説明する。図5に示すように、ラベル3の背面において着色された領域には、粘着剤が塗布されている。まず、第1タブ321の背面、及びラベル本体31においてミシン目318の右側及び左側で縦方向にそれぞれ延びる第1境界線307及び第2境界線308により挟まれる領域には、粘着剤が塗布されていない。この領域を以下、非塗布領域303という。そして、ラベル本体31において第1境界線307よりも右側の領域では、第2タブ322及び延長領域316に対応する領域以外には、粘着剤が塗布されている。この領域を以下、第1塗布領域301という。また、ラベル本体31において、第2境界線308よりも左側の領域全体に、粘着剤が塗布されている。この領域を以下、第2塗布領域302という。
次に、ラベル3の材料について説明する。ラベル3は、種々の材料で形成できるが、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレンの1種または2種以上の貼りあわせなどで形成することができる。また、ラベル3の背面には上記のように粘着剤が塗布され、図6に示すように、離型シート5に貼り付けられている。離型シート5には、複数のラベル3が貼り付けられており、使用時に離型シート5から剥がされ、第1商品1と第2商品2とを固定するのに用いられる。また、ラベル3は、透明、半透明、不透明のいずれでもよく、必要に応じて、文字、図形など、商品を表すための印刷を施すことができる。なお、ラベル3の厚みは、例えば、20〜100μmとすることができる。
<3.包装体の製造方法>
次に、包装体の製造方法について説明する。まず、図7(a)に示すように、第1商品1上に第2商品2を配置する。具体的には、第1商品1の天面13と第2商品2の底面24とが接するように配置し、さらに第1商品1及び第2商品2の各背面12、22同士が面一になるように両商品1,2の位置を調整する。また、第2商品2の長手方向の長さは、第1商品1よりも短いので、長手方向には、第2商品2は、第1商品1の中央付近に配置される(図1参照)。このような配置により、図7(a)に示すように、第1商品1と第2商品2との間には段が形成される。
次に、離型シート5からラベル3を一枚剥がし、第1商品1及び第2商品2に貼り付ける。具体的には、図7(b)に示すように、ラベル3によって第2商品2を天面23側から覆い、ラベル本体31の横方向の両端部を第1商品1に貼り付ける。このとき、ラベル3の第1塗布領域301を第1商品1の前面11に貼り付け、第2塗布領域302を第2商品2の天面23と背面22、及びこれと面一の第1商品1の背面12に貼り付ける。この状態で、非塗布領域303は、いずれの商品1,2にも接触せず、第2商品2の天面23と第1商品1の前面11との間で延びるように配置される。すなわち、非塗布領域303は、上述した段を覆うように配置される。但し、非塗布領域303は、概ね第2商品2の天面23と第1商品1の前面11との間に配置されればよく(横方向の長さが調整されていればよく)、第2商品2の天面23、あるいは第1商品1の前面11と接触してもよい。
<4.包装体の使用方法>
次に、上記のように製造された包装体の使用方法について、図8を参照しつつ説明する。まず、第1タブ321を手で掴み、第2辺312側へ引っ張る。これにより、切込み315から両ミシン目318が破断し、ラベル本体31がミシン目318を挟んで2つに分離する。その結果、第1商品1と第2商品2との固定状態が解除されて互いに動くようになる。よって、ラベル3から取り外し可能になる。
また、第2タブ322を手で掴むと、その背面及び延長領域316の背面には粘着剤が塗布されていないため、第2タブ322及びそれに続く延長領域316を第1商品1の前面11から離間させることができる。この状態で第2タブ322を引っ張れば、第1商品1に固定された第1塗布領域301を第1商品1から剥がすことができる。
<5.特徴>
以上のように、本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)ラベル本体31の少なくとも一部には、粘着剤が塗布され、各タブ321,322には粘着剤が塗布されていない。したがって、各タブ321,322は各商品1,2には貼り付けられないため、各タブ321,322をそれぞれ手で掴んで引っ張ることができる。その結果、ミシン目318を破断させたり、ラベル本体31を商品1,2から容易に取り外したりすることができる。特に、第2タブ322では、タブのみならず、その下端から第2辺312側へ延びる延長領域316にも粘着剤が塗布されていないため、第2タブ322をさらに掴みやすくしている。また、第2タブ322を引っ張ってラベル3を剥がす際には、第2タブ322と前記凹部の境界付近に力が集中し、当該境界付近にてラベル3が破れてしまうことがあるが、延長領域316にも粘着剤が塗布されていないことにより、このような破れを防ぐこともできる。さらに、第1タブ321の両側に円弧状の凹部3171が形成されたり、第2タブ322の右側縁に鋭角状の凹部が形成されたりしているため、これによっても、タブを掴みやすくしている。
(2)図4に示すように、ラベル本体31の第2辺312から第2タブ322の先端部までの長さL2は、第1辺311と第2辺312との間の最大長さL1以下であるため、仮想線Xから、第2タブ322が突出しないようにすることができる。また、第1タブ321も仮想線Xから突出しないように形成している。そのため、例えば、図6に示すように、複数のラベル3を離型シート5などの台紙に貼り付ける場合、隣接するラベル3間において、一方のラベルの第1辺311と、他方のラベルの第2辺312との間隔Dを小さくすることができる。例えば、タブが突出していれば、一方のラベルのタブと、他方のラベルの第2辺とが接触しないように、両ラベルとの間隔を大きくしなければならないが、本実施形態に係るラベル3では、両者の間隔Dを狭くすることができる。したがって、離型シート5を小さくできたり、あるいは1つの離型シート5に多数のラベル3を貼り付けたりすることができ、省スペース化やコストの低減が可能となる。
(3)第1タブ321の横方向の幅d2が、一対のミシン目318の間の長さd1よりも大きいため、ミシン目318の端部が、第1タブ321に覆われた状態になっている。そのため、ミシン目318が衝撃などにより意図せず破断することを防止することができる。
<6.変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。なお、以下の変形例は、適宜組み合わせ可能である。
<6−1>
上記実施形態では、1つのラベル3に2つのタブ321,322を設けているが、いずれか一方でもよい。また、第1タブ321のようなミシン目318を伴うタブを複数設けることもできる。さらに、第2タブ322を、第3辺313側及び第4辺314側の少なくとも一方に設けることもできる。
<6−2>
上記実施形態では、各タブ321,322を第1辺311から突出させているが、ラベル本体1の第2辺312から各タブ321,322の先端部までの長さが、第1辺311と第2辺312との間の最大長さ以下であれば、各タブ321,322の構成は特には限定されない。例えば、図9に示すように、第1辺311と第2辺312とを平行に形成するとともに、第1辺311に複数の切込み38を形成することで、一対の切込み38の間、または切込み38と第3辺313(または第4辺314)との間をタブ321,322とすることができる。この切込み38が、本発明の凹部に相当する。ただし、各タブ321,322を掴みやすいという観点から、タブ321の少なくとも一方側には、円弧状に凹部が形成されていることが好ましく、タブ322の右側には、鋭角部により凹部が構成されていることが好ましい。また、本発明の凹部は、タブ321,322の両側に形成しなくてもよく、タブの一方の側部に形成してもよい。
<6−3>
上記実施形態では、第1タブ321とともにミシン目318を形成しているが、ミシン目に限定されず、ラベル本体31に溝を形成して薄肉化し、破断しやすくすることもできる。また、ミシン目や溝を形成せず、縦方向に破断しやすい材料でラベル本体31を形成することもできる。
<6−4>
ラベル本体31は、必ずしも完全な矩形状でなくてもよく、少なくとも対向する第1辺311と第2辺312とを有していれば、複数の直線や曲線を含んでいてもよい。
<6−5>
粘着剤の塗布領域は特には限定されず、少なくとも商品を固定できればよい。例えば、上記実施形態では、第1タブ321及び第2タブ322の全体に粘着剤が塗布されていないが、少なくとも各タブ321,322の先端部分に粘着剤が塗布されていなければよい。また、上記非塗布領域303に、粘着剤を塗布することもできる。
<6−6>
本発明に係るラベルは、1つの商品に取付けることもできるし、3以上の商品を固定するのに用いることもできる。1つの商品に取付ける場合には、第2タブ322を設けておけば、ラベル3を商品から簡単に取り外すことができる。また、3以上の商品を固定する場合には、3以上の商品が本発明の商品群を構成する。そして、3以上の商品を固定する場合には、特に、上述したミシン目318を伴う第1タブ321を複数設ければ、これを破断させることで、固定された3以上の商品を分離することができる。
1 第1商品
2 第2商品
3 ラベル
31 ラベル本体
311 第1辺
312 第2辺
318 ミシン目
321 第1タブ
322 第2タブ

Claims (8)

  1. 対向する第1辺及び第2辺を有する略矩形状に形成された、シート状のラベル本体と、
    前記第1辺に設けられ、手で把持可能な少なくとも1つのタブと、
    を備え、
    前記ラベル本体の一方の面の少なくとも一部には、粘着剤が塗布され、
    前記一方の面において、前記タブの少なくとも先端部には、粘着剤が塗布されておらず、
    前記第2辺から前記タブの先端部までの長さは、前記第1辺と第2辺との間の最大長さ以下であり、
    前記第1辺は、前記第1辺と第2辺との距離が徐々に短くなるように傾斜する傾斜部を有し、
    前記タブの少なくとも1つは、前記傾斜部に設けられている、ラベル。
  2. 前記ラベル本体における、前記タブの少なくとも一方の側部には、当該タブが凸状をなすように、凹部が形成されている、請求項1に記載のラベル。
  3. 前記ラベル本体において、第1タブとして前記第1辺の中間部に前記タブを設け、当該タブに対応する位置に、前記第1辺と第2辺との間で延びる一対の破断可能な破断線をさらに備えている、請求項1または2に記載のラベル。
  4. 前記第1タブの前記第1辺に沿う方向の長さが、前記一対の破断線の間の長さよりも大きい、請求項3に記載のラベル。
  5. 第2タブとして前記第1辺の端部に前記タブが設けられている、請求項2に記載のラベル。
  6. 前記第2タブ、及び当該第2タブから前記凹部を超えて前記第2辺側に延びる領域における前記一方の面には粘着剤が塗布されていない、請求項5に記載のラベル。
  7. 少なくとも第1商品及び第2商品を含む商品群と、
    前記第1商品と第2商品とを固定する、請求項3または4に記載のラベルと、
    を備え、
    前記一対の破断線を引裂くことで、前記第1商品と第2商品とを分離可能に構成されている、包装体。
  8. 前記ラベル本体において、前記一対の破断線を挟む第1の領域及び第2の領域がそれぞれ、前記第1商品及び第2商品に固定され、
    前記一対の破断線と、前記第1タブは、前記第1商品及び第2商品のいずれにも固定されていない、請求項7に記載の包装体。
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