JP2006256649A - 合成樹脂製卵包装容器の開封構造 - Google Patents

合成樹脂製卵包装容器の開封構造 Download PDF

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Abstract

【課題】
鶏卵の取り出し上、安全・確実に開封できる卵包装容器を提供する。
【解決手段】
容器本体(A)と蓋体(B)との折り曲げ用ヒンジ(C)にほぼ平行な2列のミシン目(11a)(11b)を付与した合成樹脂製卵包装容器において、その両ミシン目(11a)(11b)の相互間に一定幅(w)だけ延在する開封帯(12)の両端部を、展開状態での外向き拡開するほぼU字型の安全用逃し凹曲面(17e)(17e)として切り欠くと共に、容器本体側の周縁フランジ(13a)と蓋体側の周縁フランジ(13b)が上記逃し凹曲面と対応位置する両端角隅部へ上記ミシン目の各列と連続する引き裂き導入線(18a)(18b)を、そのミシン目と互いにほほ等しい交叉角度(θ)を保つ対称に切り込むことにより、その引き裂き導入線とミシン目並びに逃し凹曲面から形作られた摘まみ片(19a)(19b)を摘まみ持って、上記開封帯を引き裂き開封できるように定めた。
【選択図】 図2

Description

本発明は合成樹脂製卵包装容器の開封構造に係り、殊更その卵包装容器を鶏卵の取り出し上、安全・確実に開封できるように工夫したものである。
ポリエチレンテレフタレート(PET)やポリスチレン、その他の薄肉な透明又は半透明の熱可塑性合成樹脂シート材から、図9、10のように真空成形又は圧空成形された容器本体(a)と蓋体(b)とが、その境界部の折り曲げ用ヒンジ(c)を介して枢支連続する一方、そのヒンジ(c)と向かい合う遊端部を粘着テープやステープル、ヒートシールなどの固着手段(図示省略)により閉止した卵包装容器において、上記ヒンジ(c)に付与したほぼ平行な2列のミシン目(1a)(1b)に沿って、その相互間に起立する開封帯(2)を、鶏卵の需要者が指先により引き裂き開封する構造は公知であり、例えば特開昭57−77440号公報や特開2000−238737号公報、特開2002−225962号公報にも記載されている。
特開昭57−77440号公報 特開2000−238737号公報 特開2002−225962号公報
図9、10に示した公知の上記開封構造では、折り曲げ用ヒンジ(c)の両端部へ開封帯(2)が挟まれる位置関係の凹欠(3a)(3a)(3b)(3b)を付与することにより、その開封帯(2)の両端部を需要者が摘まみ持ちやすい凸片(2e)(2e)として張り出さなければならない。
そうすると、その凸片(2e)(2e)の張り出し先端面がたとえ滑らかな円弧面に縁取りされたとしても、ここへ手が誤って触れた際に、切り傷を負う危険性がある。このことは、所謂腰のある硬質なポリエチレンテレフタレートのシート材から成る卵包装容器の場合、上記開封帯(2)の凸片(2e)(2e)が起立することとも相俟って、顕著に発生することとなる。
又、量販店から提供される合成樹脂フィルムの手提げ袋は、その無料である性格上、上記卵包装容器よりも薄肉・安価な軟質のポリエチレンから成る通例であるため、これに卵包装容器やその他の買物品を収納した場合、その重量により緊張した手提げ袋が上記開封帯(2)の張り出し凸片(2e)(2e)に触れて、不慮に切り裂かれてしまうおそれもあり、近時このような苦情が頻発している。
本発明はこのような課題の改良を目的としており、その目的を達成するために、請求項1では透明又は半透明の薄肉な熱可塑性合成樹脂シート材から、互いにほぼ同じ大きさの長方形や正方形な平面輪郭形状に賦形された容器本体と蓋体との一対を、その隣り合う一辺同志の境界部に介在する折り曲げ用ヒンジによって枢支連続させ、
そのヒンジに付与したほぼ平行な2列のミシン目から、残余の3辺に張り出す周縁フランジ同志が合掌するように折り曲げ施蓋される卵包装容器において、
上記両ミシン目の相互間に一定幅として延在する開封帯の両端部を、展開状態での外向き拡開するほぼV字型又はU字型の安全用逃し凹曲面として切り欠くと共に、
容器本体側の周縁フランジと蓋体側の周縁フランジが上記逃し凹曲面と対応位置する両端角隅部へ上記ミシン目の各列と連続する引き裂き導入線を、そのミシン目と互いにほぼ等しい交叉角度を保つ対称状態に切り込むことにより、
その引き裂き導入線とミシン目並びに上記逃し凹曲面とから形作られた摘まみ片を摘まみ持って、上記一定幅の開封帯を引き裂き開封できるように定めたことを特徴とする。
又、請求項1に従属する請求項2の構成では、引き裂き導入線を折り曲げ用ヒンジのミシン目と交叉する角度が約45度の直線として切り込んだことを特徴とする。
同じく請求項3の構成では、摘まみ片の表面を操作手の滑り止め用粗面として賦形したことを特徴とする。
請求項4の構成では、開封帯又は/及び摘まみ片に引き裂き用の案内文字をカラー印刷したことを特徴とする。
更に、請求項5の構成では開封帯又は/及び摘まみ片に引き裂き用の矢印記号をカラー印刷したことを特徴とする。
請求項1の上記構成によれば、ほぼ平行な両ミシン目の相互間に一定幅だけ延在する開封帯の両端部が、卵包装容器における展開状態での外向き拡開するほぼV字型又はU字型の安全用逃し凹曲面として切り欠かれており、そのミシン目と直交する周縁フランジの一辺から一定量だけ退避する形態にあるため、上記開封帯が卵包装容器の施蓋時垂直状態に起立するも、その両端部に手が触れて切り傷を負ったり、手提げ袋が触れて切り裂かれたりする危険なく、安全に取り扱うことができる。
しかも、容器本体側の周縁フランジと蓋体側の周縁フランジが、上記逃し凹曲面と対応位置する両端角隅部には、ミシン目と互いにほぼ等しい交叉角度を保って、そのミシン目の各列と連続する引き裂き導入線が切り込み加工されており、これによって引き裂き導入線とミシン目並びに上記逃し凹曲面とから摘まみ片が形作られている。
そして、茲に引き裂き導入線や摘まみ片は卵包装容器の折り曲げ施蓋時、その容器本体側と蓋体側との互いに対応合致し得る対称形態にあるため、鶏卵を購入した需要者が、その摘まみ片を摘まみ持って引き裂き操作すれば、その引き裂き力が上記導入線から言わば引き裂き本線のミシン目に自づと伝わり、上記開封帯をすばやく確実に引き裂き開封することができ、著しく便利である。
特に、請求項2の構成を採用するならば、引き裂き導入線からの引き裂き力をその本線のミシン目へ、一層円滑に伝播させることができ、しかも摘まみ片を指先により摘まみ持ちやすく、可及的に拡大させ得る効果もある。
又、請求項3の構成を採用するならば、操作手の指先を滑り止め状態に保って、その引き裂き力を確実に加えることができ、安全性の向上に役立つほか、摘まみ片であることの識別効果も与え得る。
更に、請求項4や請求項5の構成を採用するならば、その案内文字や矢印記号によって、需要者に正しく引き裂き操作させることができ、その意味でも安全性が昂まる。
以下、図面に基いて本発明の具体的構成を詳述すると、その卵包装容器を示した図1〜7において、(A)(B)は容器本体と蓋体との一対であり、好ましくは非結晶のポリエチレンテレフタレート(A−PET)を初め、ポリスチレンやポリプロピレンなどの薄肉な透明又は半透明の熱可塑性合成樹脂シート材から、互いにほぼ同じ大きさを有する長方形や正方形の平面輪郭形状として、且つ連続一体に真空成形又は圧空成形されている。
(C)は上記容器本体(A)と蓋体(B)における隣り合う一辺(図例では長方形の長辺)同志の境界部に介在して、その両者を枢支連続させる折り曲げ用ヒンジであり、ここに加工されたほぼ平行な2列のミシン目(11a)(11b)を折り曲げ稜線として、その容器本体(A)と蓋体(B)とを開閉できるようになっている。このような2列のミシン目(11a)(11b)は成形完了した卵包装容器の展開状態において、その折り曲げ用ヒンジ(C)へ、クッション材を挟む並列状態に軸支された丸鋸型の回転刃により、点線や鎖線の形態として一挙同時に切り込み加工される。
茲に、ほぼ平行な2列のミシン目(11a)(11b)のうち、その一方のミシン目(11a)は容器本体(A)側に偏倚しており、他方のミシン目(11b)は蓋体(B)側に偏倚していて、その相互間が鶏卵(E)におけるサイズの大小変化に拘らず、常に一定幅(w)(例えば約4〜6mm)の開封帯(12)として延在し、ここを需要者が後述の操作により、両ミシン目(11a)(11b)に沿って引き裂き開封することとなる。
上記真空成形金型又は圧空成形金型(図示省略)への引き付け吸着により、熱可塑性合成樹脂シート材から賦形立体化された容器本体(A)と蓋体(B)との具体的な構成について言えば、(13a)(13b)はその容器本体(A)と蓋体(B)における上記折り曲げ用ヒンジ(C)を除く残余の3辺に張り出すほぼ水平な周縁フランジであって、容器本体(A)と蓋体(B)とが上記ヒンジ(C)の両ミシン目(11a)(11b)から折り曲げ施蓋された時には、その周縁フランジ(13a)(13b)同志が図1や図6、7のように合掌する。
そして、このような鶏卵(E)を収納した卵包装容器の施蓋状態では、その容器本体(A)と蓋体(B)との合掌した周縁フランジ(13a)(13b)同志が、上記折り曲げ用ヒンジ(C)と向かい合う遊端部の一辺(図例では長辺)において、ヒートシール(14)やステープル、粘着テープなどにより閉止された上、鶏卵(E)の販売に供される。その際、上記ヒンジ(C)に沿って延在する一定幅(w)の開封帯(12)は、ほぼ垂直の起立状態に保たれる。
(15a)は上記容器本体(A)側の周縁フランジ(13a)と折り曲げ用ヒンジ(C)とによって囲まれた平面視の長方形又は正方形な内部へ、縦横直交する配列の仕切り格子壁(16a)を介して、隣り合う鶏卵同志の接触しない格子状態に区画形成された複数の卵収納凹所であり、鶏卵(E)の約下半部を受け入れる下細りの断面ほぼU字型として、その容器本体(A)側の周縁フランジ(13a)から一定深さ(d)(例えば約40mm)だけ陥没している。
他方、(15b)は上記蓋体(B)側の周縁フランジ(13b)と同じく折り曲げ用ヒンジ(C)とによって囲まれた平面視の長方形又は正方形な内部へ、やはり縦横直交する配列の仕切り格子壁(16b)を介して、上記容器本体(A)側の卵収納凹所(15a)と対応合致する分布状態に区画形成された複数の卵被覆凹所であり、鶏卵(E)の約上半部を覆うことになる上細りの断面ぼほ倒立U字型として、その蓋体(B)側の周縁フランジ(13b)から一定高さ(h)(例えば約30mm)だけ隆起している。
但し、蓋体(B)側の卵被覆凹所(15b)はこれを容器本体(A)側の卵収納凹所(15a)と向かい合う複数の格子状態に仕切り細分せず、図9、10の公知例に示す如き単純な1個の大きな断面ほぼ倒立U字型として、そのフラットな上面へ商品表示ラベルやバーコード(図示省略)などを貼り付け使用できるように賦形しても良く、上記卵被覆凹所(15b)の仕切り個数が卵収納凹所(15a)のそれと同一であることを要さない。
又、(17e)(17e)は上記折り曲げ用ヒンジ(C)に延在する開封帯(12)の両端部へ、図3〜5の展開状態に示すような外向き拡開する平面視のほぼV字型又はU字型として切り欠かれた安全用逃し凹曲面であり、容器本体(A)と蓋体(B)における上記ミシン目(11a)(11b)と直交する一辺(図例では長方形の短辺)から、その開封帯(12)の両端部が一定量(g)(例えば約6〜8mm)だけ内側へ退避することにより、ここへ手が誤まって触れないようになっている。このような逃し凹曲面(17e)(17e)は、上記容器本体(A)並びに蓋体(B)の周縁フランジ(13a)(13b)と一挙同時に縁取り裁断(姿抜き加工)される。
(18a)は上記逃し切欠(17e)(17e)と対応位置する容器本体(A)側における周縁フランジ(13a)の両端角隅部へ、やはり図4、5の展開状態に示す如く、上記折り曲げ用ヒンジ(C)の容器本体(A)側へ偏倚している一方のミシン目(11a)と一定の交叉角度(θ)を保って、そのミシン目(11a)とだけ連続するように切り込まれた引き裂き導入線であり、これと一方のミシン目(11a)並びに上記逃し凹曲面(17e)(17e)とから平面視のほぼ台形又は三日月型摘まみ片(19a)を形作っている。
(18b)は同じく蓋体(B)側における周縁フランジ(13b)の対応的な両端角隅部へ、上記折り曲げ用ヒンジ(C)の蓋体(B)側へ偏倚している他方のミシン目(11b)とやはり一定の交叉角度(θ)を保って、そのミシン目(11b)とだけ連続するように切り込まれた引き裂き導入線であり、これと他方のミシン目(11b)並びに上記逃し凹曲面(17e)(17e)とから、上記容器本体(A)側の摘まみ片(19a)と対称な平面視のほぼ台形又は三日月型摘まみ片(19b)を区成している。
しかも、このような容器本体(A)側と蓋体(B)側との摘まみ片(19a)(19b)同志は、上記2列のミシン目(11a)(11b)を折り曲げ稜線として折り曲げ施蓋した時、図1、6のように互いに対応合致するようになっており、その両摘まみ片(19a)(19b)を指先により摘まみ持ちつつ、上記導入線(18a)(18b)から内側へ引き裂き操作すれば、その引き裂き力が図1、2の矢印で示す如く、自づと引き裂き本線のミシン目(11a)(11b)に伝わって、上記一定幅(w)の開封帯(12)を全長に亘りすばやく確実に引き裂き開封することができる。
つまり、容器本体(A)側と蓋体(B)側との上記引き裂き導入線(18a)(18b)がミシン目(11a)(11b)と各々交叉する角度(θ)については、互いにほぼ等しい約30〜60度の鋭角に設定されており、図1、6のような卵包装容器の施蓋状態を平・底面から見た時、その引き裂き導入線(18a)(18b)同志があたかも1本化する如く揃うようになっているのである。
その場合、上記交叉角度(θ)を容器本体(A)側と蓋体(B)側との対称な約45度に設定して、その引き裂き導入線(18a)(18b)を容器本体(A)側の周縁フランジ(13a)から下向きに陥没する卵収納凹所(15a)や、蓋体(B)側の周縁フランジ(13b)から上向きに隆起する卵被覆凹所(15b)へ、各々極力接近した位置関係の直線として切り込むことが好ましい。
そうすれば、これらとミシン目(11a)(11b)並びに逃し凹曲面(17e)(17e)から形作られる上記摘まみ片(19a)(19b)を、指先での摘まみ持ちやすく拡大することができ、上記引き裂き力が引き裂き導入線(18a)(18b)からミシン目(11a)(11b)へ円滑に伝わり、その操作性も昂まるからである。
このような引き裂き導入線(18a)(18b)は、展開状態の卵包装容器に対する上記ミシン目(11a)(11b)の切り込み加工後、昇降作動するプレス裁断刃により実線のハーフカット状態や、点線又は鎖線のミシン目として切り込み加工される。その容器本体(A)側の引き裂き導入線(18a)と蓋体(B)側の引き裂き導入線(18b)とを、平面視のハ字型裁断刃や先端部だけが切れないV字型裁断刃によって、一挙同時に刻入することができる。
上記摘まみ片(19a)(19b)又は/及び開封帯(12)には、図示する「OPEN」などの引き裂き用案内文字(20)や矢印記号(21)を、需要者の見やすい赤色や青色などとしてカラー印刷することが好ましい。その着色カラーを鶏卵(E)におけるサイズの大小に応じて変えることにより、その卵包装容器の識別に役立てることも可能である。
更に、図8の変形実施形態に示す如く、上記摘まみ片(19a)(19b)の表面をローレット模様の凹凸条や点在分布する凹凸子などの賦形により、操作手の滑り止め用粗面(22a)(22b)とすることが望ましい。確実に摘まみ持てるばかりでなく、摘まみ片(19a)(19b)であることの表示効果も与える得るからである。
尚、本発明に係る卵包装容器の開封構造は鶏卵(E)の何個入りであっても、又鶏卵(E)にけおるサイズの大小変化などに拘らず、その各種卵包装容器へ汎用的に適用実施することができる。
本発明に係る合成樹脂製卵包装容器の斜面図である。 卵包装容器の引き裂き開封過程を示す斜面図である。 卵包装容器の展開状態を示す平面図である。 図3の一部を抽出して示す拡大図である。 逃し凹曲面の別な切り欠き形態を示す図4に対応する拡大図である。 図1の平面図である。 図6の7−7線拡大断面図である。 図3に対応する本発明の変形実施形態を示す平面図である。 従来の卵包装容器を示す斜面図である。 図9の展開状態を示す平面図である。
符号の説明
(11a)(11b)・ミシン目
(12)・開封帯
(13a)(13b)・周縁フランジ
(14)・ヒートシール
(15a)・卵収納凹所
(15b)・卵被覆凹所
(16a)(16b)・仕切り格子壁
(17e)・逃し凹曲面
(18a)(18b)・引き裂き導入線
(19a)(19b)・摘まみ片
(20)・案内文字
(21)・矢印記号
(22a)(22b)・滑り止め用粗面
(A)・容器本体
(B)・蓋体
(C)・折り曲げ用ヒンジ
(E)・鶏卵

Claims (5)

  1. 透明又は半透明の薄肉な熱可塑性合成樹脂シート材から、互いにほぼ同じ大きさの長方形や正方形な平面輪郭形状に賦形された容器本体(A)と蓋体(B)との一対を、その隣り合う一辺同志の境界部に介在する折り曲げ用ヒンジ(C)によって枢支連続させ、
    そのヒンジ(C)に付与したほぼ平行な2列のミシン目(11a)(11b)から、残余の3辺に張り出す周縁フランジ(13a)(13b)同志が合掌するように折り曲げ施蓋される卵包装容器において、
    上記両ミシン目(11a)(11b)の相互間に一定幅(w)として延在する開封帯(12)の両端部を、展開状態での外向き拡開するほぼV字型又はU字型の安全用逃し凹曲面(17e)(17e)として切り欠くと共に、
    容器本体(A)側の周縁フランジ(13a)と蓋体(B)側の周縁フランジ(13b)が上記逃し凹曲面(17e)(17e)と対応位置する両端角隅部へ上記ミシン目(11a)(11b)の各列と連続する引き裂き導入線(18a)(18b)を、そのミシン目(11a)(11b)と互いにほぼ等しい交叉角度(θ)を保つ対称状態に切り込むことにより、
    その引き裂き導入線(18a)(18b)とミシン目(11a)(11b)並びに上記逃し凹曲面(17e)(17e)とから形作られた摘まみ片(19a)(19b)を摘まみ持って、上記一定幅(w)の開封帯(12)を引き裂き開封できるように定めたことを特徴とする合成樹脂製卵包装容器の開封構造。
  2. 引き裂き導入線(18a)(18b)を折り曲げ用ヒンジ(C)のミシン目(11a)(11b)と交叉する角度(θ)が約45度の直線として切り込んだことを特徴とする請求項1記載の合成樹脂製卵包装容器の開封構造。
  3. 摘まみ片(19a)(19b)の表面を操作手の滑り止め用粗面(22a)(22b)として賦形したことを特徴とする請求項1記載の合成樹脂製卵包装容器の開封構造。
  4. 開封帯(12)又は/及び摘まみ片(19a)(19b)に引き裂き用の案内文字(20)をカラー印刷したことを特徴とする請求項1記載の合成樹脂製卵包装容器の開封構造。
  5. 開封帯(12)又は/及び摘まみ片(19a)(19b)に引き裂き用の矢印記号(21)をカラー印刷したことを特徴とする請求項1記載の合成樹脂製卵包装容器の開封構造。
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