JP2011168317A - マルチパック及びマルチパック展開体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 略円柱状の3本の被包装物30を、互いに側面が接するように寄せ合わせて包装するマルチパック1であって、前記被包装物30の頂面及び底面を被覆する略六角形の天板2及び底板4と、前記天板2と前記底板4を連結する3枚の側板3、5、6とを備え、前記3枚の側板3、5、6は、それぞれ天板2及び底板4の六角形の互いに隣り合わない3辺に接続しており、前記天板2の中央部及び前記側板3、5、6の天板2との接続部には、それぞれ指挿入用の第一の開口7及び第二の開口8を有することを特徴とするマルチパック。
【選択図】 図1
Description
[第一の実施の形態]
本発明の第一の実施の形態であるマルチパックについて、図1乃至図3を参照して説明する。図1は、ビール缶を収納した本発明の第一の実施の形態であるマルチパックの斜視図であり、図2は、図1に示したマルチパックの平面図であり、図3は、図1に示したマルチパックの側面図(図1における左手前を正面としたときの正面図)である。本形態のマルチパック1は、ビール缶30を3本収納しているが、それぞれのビール缶30の頂面は、略六角形の天板2によって全面を覆われている。マルチパック1の側面には側板が3枚あり、それぞれ天板2の略六角形のひとつおきの辺に接続している。側板と側板の間には間隙があり、このマルチパック1に収納されたビール缶30などの被包装物の表面は、この間隙から観察することができる。マルチパック1の底板は、天板2とほぼ同じ形状であり、略六角形のひとつおきの辺がそれぞれ3枚の側板の天板2と接続している辺に対向する辺と接続している。なお、底板と2枚の側板の接続部は、着脱自在な係合片により係合されて接続している。
本発明の第二の実施の形態のマルチパックを、図5、6を参照にして説明する。本発明の第二の実施の形態のマルチパックは、全体の形状は、第一の実施の形態のマルチパックと同じであり、相違点は、側板のひとつ、例えば、図5の側面図に示すように、側板5の中央部から左右の側辺に向かって2本の切れ目線(破断案内線)18が形成されている。この切れ目線18は、破断線、ジッパー、ミシン目などとも呼ばれている側板5の破断用の案内線であり、通常は、細かい切れ目や小孔で破線状又は点線状に案内線を形成したものである。
本発明の第三の実施の形態であるマルチパック展開体を、図7を参照にして説明する。本発明の第三の実施の形態のマルチパック展開体は、接着剤や他の部品や道具を使わなくてもマルチパックを組み立てることができるシート状の展開体である。本形態のマルチパック展開体は、通常、厚紙、段ボールなどからなるが、プラスチックシート、金属板、又はこれらの複合シート等、どのような材料で作製してもよい。
本発明の第四の実施の形態のマルチパック展開体は、本発明の第三の実施の形態のマルチパック展開体の変形例である。本発明の第四の実施の形態のマルチパック展開体は、第三の実施の形態のマルチパック展開体とほぼ同じであるが、接続片15、16にそれぞれ形成したスリット12、14の形状が第三の実施の形態のマルチパック展開体と相違している。
本発明の第三又は第四の実施の形態のマルチパック展開体の組み立てによる、被包装物の包装の例を図10乃至図12を参照して説明する。図10は、本発明のマルチパック展開体100の天板2の上にビール缶30を3本寄せ合わせて配置した図である。そして、図11に示すように、底板4に接続されている側板3、側板5、側板6をそれぞれ天板との接続部から内側に折り込む。更に、底板4の側板3との接続部を内側に折り込み、側板5、6に設置した係合片11、13と、底板4に設置した接続片15、16をそれぞれ内側に折り込む。そして、折り込んだ係合片11、13を、それぞれ接続片15、16に形成したスリット12、14に押圧しながら差し込む。係合片11、13がスリット12、14に完全に押し込まれると、係合片11、13のくびれ部28がそれぞれスリット12、14に係合し、マルチパック展開体100の組み立てが完成し、ビール缶30を3本寄せ合わせて包装したマルチパック11が出来上がる。このマルチパックの上下をひっくり返して、図12に示すように、正常な配置のマルチパック1とする。
2 :天板
3 :第一の側板
4 :底板
5 :第二の側板
6 :第三の側板
7 :第一の開口
8 :第二の開口
9 :第二の開口
10 :第二の開口
11 :係合片
12 :スリット
13 :係合片
14 :スリット
15 :接続片
16 :接続片
17 :第三の開口
18 :切れ目線
19 :折り目線
20 :折り目線
21 :折り目線
22 :折り目線
23 :折り目線
24 :折り目線
25 :折り目線
26 :折り目線
27 :切れ目
28 :くびれ部
29 :切り込み(補助スリット)
30 :円柱缶(ビール缶)
100 :マルチパック展開体
101 :マルチパック
102 :天板
103 :側板
105 :側板
118 :切れ目線
201 :天面板
202 :底面板
203 :開立板
204 :閉立板
205 :貼着板
206 :保持片
207 :押圧片
208 :押圧片
209 :スリーブ
Claims (9)
- 略円柱状の3本の被包装物を、互いに側面が接するように寄せ合わせて包装するマルチパックであって、
前記被包装物の頂面及び底面を被覆する略六角形の天板及び底板と、
前記天板と前記底板を連結する3枚の側板とを備え、
前記3枚の側板は、それぞれ天板及び底板の六角形のひとつおきの辺に接続しており、
前記天板の中央部、及び前記側板の天板との接続部には、それぞれ指挿入用の第一の開口、及び第二の開口を有することを特徴とするマルチパック。 - 前記側板は、略中央部から左右の側辺に向かって開封用の切れ目線が形成されおり、
前記側板の左側辺及び右側辺に向かう前記切れ目線は、V字状又は逆V字状に形成され、水平方向に対しそれぞれの切れ目線と同じ側に傾きを有する複数の平行な短い切れ目を階段状に配置して形成されており、
隣り合う前記短い切れ目は、互いに垂直方向に重なりを有することを特徴とする請求項1に記載のマルチパック。 - 前記左右の側辺に向かう切れ目線の交差する位置には、指挿入用の第三の開口が形成されていることを特徴とする請求項2に記載のマルチパック。
- 前記天板は、前記3本の被包装物の頂面全体を覆うように形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のマルチパック。
- 略円柱状の3本の被包装物を、互いに側面が接するように寄せ合わせて包装するマルチパックの展開体であって、
前記3本の被包装物の略円柱状の頂面に配置する略六角形の天板と、
前記天板の六角形の第1辺に接続し、前記被包装物の側面に配置する第一の側板と、
前記天板の六角形の第3辺及び第5辺に接続し、それぞれ前記被包装物の異なる側面に配置する第二の側板及び第三の側板と、
前記第一の側板の前記天板との接続辺と対向する辺に接続し、前記被包装物の底面に配置する略六角形の底板とを備え、
前記底板の前記第一の側板との接続辺を六角形の第1辺として、それぞれ第3辺及び第5辺に前記第二の側板及び第三の側板と接続するためのスリットを有する接続片を設け、
前記第二の側板及び第三の側板の前記天板との接続辺と対向する辺に、それぞれ前記接続片に設けたスリットと係合する係合片を設け、
前記天板の中央部、及び前記天板と前記第一、第二、及び第三の側板との接続部の少なくともひとつには、それぞれ指挿入用の第一の開口、及び第二の開口を有することを特徴とするマルチパック展開体。 - 前記第一、第二、及び第三の側板の少なくともひとつには、略中央部から左右の側辺に向かって開封用の切れ目線が形成されおり、
前記左右の側辺に向かう前記切れ目線は、V字状又は逆V字状に形成され、且つ、水平線に対しそれぞれの切れ目線と同じ側に傾きを有する複数の平行な短い切れ目を階段状に配置して形成されており、
隣り合う前記短い切れ目は、垂直方向に重なりを有することを特徴とする請求項5に記載のマルチパック展開体。 - 前記左右の側辺に向かう切れ目線の交差する位置には、指挿入用の第三の開口が形成されていることを特徴とする請求項6に記載のマルチパック展開体。
- 前記接続片に設けた前記スリットの長さは、それぞれ対応する前記第二及び第三の側板に設けた前記係合片の最大長さ以下であり、
前記係合片は、前記第二及び第三の側板との接続部に前記スリットの長さ以下のくびれ部を有することを特徴とする請求項5乃至7のいずれか一項に記載のマルチパック展開体。 - 前記天板は、前記被包装物の頂面全体を覆うように形成されていることを特徴とする請求項5乃至8のいずれか一項に記載のマルチパック展開体。
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