JP3114888U - 手穴つき包装箱 - Google Patents

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中川 喜尊
菅原 雅芳
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Abstract

【課題】手穴に手を入れて箱を持運ぶ時のハンドリング性を向上することができる包装箱の提供。
【解決手段】側板に手穴用切込みを設けた重量物包装箱において、箱蓋に親指を入れて引っ掛けることができる切込み9a,9bを設け、かつその切込みと前記手穴用切込みとの間に握り部10a,10bを形成させた。
【選択図】図1

Description

本考案は、飲料を入れたペットボトル、缶、瓶、その他醤油、ソース、ケチャップ等の調味料、インキ等の薬品を入れたバッグ等重量物の包装箱 に関し、特に、側面に手かけとなる穴を有する包装箱に関する。
清涼飲料等の大型ペットボトル、薬品類を入れたバッグ、ビールなどの飲料缶や瓶などは、従来、段ボール箱に包装されて運搬等に供されてきた。この段ボール箱は、多くの場合、ラップラウンドケースとかA式ケースと呼ばれている。この形式の段ボール箱は、箱両側面に手で持ち運ぶことが出来るように切込み(手穴)が形成されていることが多い。切込みは、例えば長円形に完全に打ち抜いてしまうPタイプまたは一部打ち残したUタイプの手穴部を設けた箱が多用されている。
しかしながら、上述した手かけ穴を利用して大型ペットボトル等の重量物の包装箱を持ち運ぶ場合、従来は側面の手穴に指先を入れて箱を持ち上げ、指先で重い荷重を支えるので、手穴が破れて箱が破損することがあった。特に、片手で段ボール箱を持運ぶ場合、安定性が非常に悪く、しかも手穴の端部に持上げ応力が集中するので、その部分に千切れを生じることが多かった。千切れを防ぐには、強度の高い紙や坪量を上げた紙厚を厚くした紙を使用し、あるいは側面の手穴部を別体の紙やテープを等で補強加工を必要とするという欠点がある。
そこで本考案は、手穴部より手を入れて箱を持運ぶ時の取扱い性が悪いという欠点を解決することが課題である。本考案者は、箱を手で持ち運ぶとき、箱の天面に親指を入れて引っ掛けることができる切込みを別途に設けることで、本考案を完成させた。すなわち本考案は箱の上部側面に、指で握ることができる握り部を設けたものであり、箱天面と側面とが交差してなす角部を、あたかも角棒を握るように、手指全体で握ることができるように構成することで、本考案を完成させたものである。
上記従来の課題を解決するために本考案の包装箱は次のような構成を採用したものである。すなわち本考案の第1は、対向する両側板又は一方の側板に手穴用切込みを設けた重量物包装箱において、箱蓋に親指を入れることができる切込みを設け、その切込みと前記手穴用切込みとの間に握り部を形成させたことを特徴とする包装箱である。
本考案の第2は、前記握り部は、箱天面と側面とが略直角に交差する角部に跨るように設けられている第1考案の包装箱である。
本考案の第3は、一方向に4枚の側板を連接すると共に、前記4側板のうち、少なくとも対となる1組の両側板の上部に手穴用切込みを設け、もう1組の対になる両側板の上端に連接した蓋板側に親指を入れることができる切込みを設けたことを特徴とする第1又は第2の考案の包装箱である。
本考案の第4は、一方向に連接した4枚の側板を角筒状に連係して本体を形成し、対となる2側板の両端に、組立て時に突合せとなる内フラップが連接され、もう一つの対となる側板の両端に、それぞれ外フラップが連接され、各内外フラップをその基部より屈曲させ重合して固着することにより前記本体の開口面を封鎖するようにされる包装箱において、
前記4枚の側板のうち少なくとも1つに、親指を入れることができる切込みを設け、その切込みに対応させて前記内外フラップに手穴用切欠きを設けることで、その切込みと前記手穴用切込みとの間に握り部を形成させたことたことを特徴とする手穴つき包装箱である。
本考案によると、側面の手穴部に手の指先を入れて箱を持ち上げるとき、残りの親指を天面に設けた切込みに回し入れて握ることができるので、片手で安定性よく包装箱を運ぶことができる。また箱側面と天面の2面を、親指と、残りの指で握るように把持するので負荷される力に対して大きな強度をもち、手指の痛みも少ない。また、側面と天面ともにパネルに切込み加工をするだけですみ、重量の重いボトル等を包装する包装箱に求められる強度を低下させることなく、しかも包材のコストアップの要因である強度の高い紙や紙厚を厚くした紙を使用することなく、従来のラップラウンドケース、A式ケースと同様に自動製函機に適用できる包装箱を提案することが可能である。
次に本考案の実施の形態を図面に基づいて説明をする。図1は、本発明の一実施例を示す箱の組立て斜視図、図2は同上ブランクシートの展開図である。図3は、本考案の箱の手穴部より手を入れて箱を持運ぶ時の使用状態拡大断面図である。
本考案の箱の構成を図2に基づいて具体的に説明をする。図において、符号1はブランクシートを示し、2a〜2dは折れ線を介して一方向に連接した側板であり、これらのうち、2aと2cは左右の側板、2bと2dは前後側板でそれぞれ対をなしている。これらの側板の上辺にはそれぞれ蓋フラップ3a〜3dを、また下辺には底フラップ4a〜4dが連接されている。また、図2に示すように側板2aの一端に糊貼りのために接合片7を設け、その接合片7から側板2dまでの中央部を一方向に横断するように連続する1本のカットテープ5が設けられているとともに、側板2bと2dにはほぼH形した切離し用切れ目6が設けられている。
また図2に示すように、対となる左右の側板2a、2cの上部中央に、手穴用切込み8a、8bを設けている。また、対となる蓋フラップ3aと3cには、側面との境界線となる稜線を挟んで、親指を挿入して引っ掛けることができる切込み9aと9bを逆U形に形成することにより、その切込み9aと9bと前記手穴用切込み8a、8bとの間に跨るように握り部10a、10bを設けるのである。なお、残りの蓋フラップ3bと3dの端部には、切込み9aと9bとが重合する位置に、切除部9c,9dが形成されている。
この実施例において、手穴用切込み8a、8bの形成位置は、両手でのハンドリングが可能であるように、対となる左右側板2a、2cに設けているが、特に制限されるものではない。内容物の重さにもよるが、片手でのハンドリングが可能であるように、少なくともいずれか一方の側板に設ければよい。
前記蓋フラップ3a、3b、3c、3dに設ける親指挿入用切込み9a、9bは、箱天面と側面とにより構成される角部の近傍に形成される。ここで、箱天面に形成される親指挿入用切込み9a、9bの形状と大きさは、特に制限されるものではないが、親指で押込みやすく、かつ親指をかけやすく、さらに蓋の強度にできるだけ影響を及ぼさないことを考慮すれば、図示のような逆U形で、大きさも長径方向で40〜60mm程度、短径方向で20〜40mm程度が好適である。更に、その切込み9a、9bの形成位置は、手をかける際に、側面に設けた手穴部と併せて握ることを考慮すれば、側面と天面とがなす角部からの距離が一番近いところで、30〜50mm程度となる位置に形成すると好適である。したがって、手穴8aまたは8bと天面の親指挿入用切込み9a、9bと併せてひとつの握り部10a、10bを構成する(図3参照)ので、手穴 の裏当て部材として別体の補強用の紙やテープを固着する必要がない。
図4は、本発明の他の実施例を示す組立て斜視図、図5は同上ブランクシートの展開図である。この実施の態様と先の第1の実施の態様とが異なる点は、一方向に連接した4枚の側板21a〜21dを角筒状に連係して本体を形成し、対となる2側板21a,21cの両端に、組立て時に突合せとなる内フラップ22a、22c、23a、23cが連接され、もう一つの対となる2側板21b、21dの両端に、それぞれ外フラップ22b、22d、23b、23dが連接され、各内外フラップをその基部より屈曲させ重合して固着することにより前記本体の開口面を封鎖するようにされている点である。
図4に示すように、使用時に天面に位置する側板21dの両端には、側面との境界線となる稜線を挟んで、親指を挿入して引っ掛けることができる切込み24aと24bを逆U形或いはU形に形成する。一方、使用時に側面に位置する内フラップ22a、22c、23a、23cには手穴用切込み25a、25b、26a、26bを設け、同じく外フラップ22d、23dにも手穴用切込み27a、27bを形成して、その切込み27aと27bと前記切込み24a、24bとの間に握り部30a、30bを設けるのである。なお、手穴用切込み25a、25bは、内外のフラップ22a、22c、23a、23cと、22b、22d、23b、23dが重なったときに手穴用切込み27a、27bが重合する位置に形成されている。
また、図5に示すように側板21aの一端に糊貼りのために接合片28を設け、側板21aとこれに連なる外フラップ22a、23a、並びに側板21cとこれに連なる外フラップ22c、23cには各々カットテープ31a、31bと切離し用切れ目32a,32bが設けられている。
この実施例においても、手穴用切込み27a、27bの形成位置は、両手でのハンドリングが可能であるように、対となる左右外フラップ22d、23dに設けているが、特に制限されるものではない。内容物の重さにもよるが、片手でのハンドリングが可能であるように、少なくともいずれか一方の側板に設ければよい。そして天面に位置する側板21dに設ける親指挿入用切込み24a、24bと、側面に位置する手穴部27a、27bとは、少なくとも箱の角部を挟んでその両側に位置している。したがって、ハンドリング時には、図4に示すように、側面の手穴部に手の指先を入れ、残りの親指を天面に設けた切込みに回し入れて握ることができるので、片手で安定性よく包装箱を運ぶことができる。また箱側面と天面の2面を、親指と、残りの指で握るように把持するので負荷される力に対して大きな強度をもつので手穴の破れを減少でき、安全である。
第1実施例の組立斜視図である。 同上ブランクシートの展開図である。 使用状態の拡大断面図である。 第2実施例の組立斜視図である。 同上ブランクシートの展開図である。
符号の説明
1、20 ブランクシート
2a〜2d 側板
3a〜3d 蓋フラップ
4a〜4d 底フラップ
5 カットテープ
6 切離し用切れ目
7 接合片
8a、8b 手穴用切込み
9a、9b 親指挿入用切込み
9c、9d 切除部
10a、10b 握り部
21a〜21d 側板
22a、22c、23a、23c 内フラップ
22b、22d、23b、23d 外フラップ
24a、24b 親指挿入用切込み
25a,25b、26a、26b、27a、27b 手穴用切込み
30a、30b 握り部
31a、31b カットテープ
32a、32b 切離し用切れ目

Claims (4)

  1. 対向する両側板又は一方の側板に手穴用切込みを設けた重量物包装箱において、箱蓋に親指を入れることができる切込みを設け、その切込みと前記手穴用切込みとの間に握り部を形成させたことを特徴とする手穴つき包装箱。
  2. 前記握り部は、箱天面と側面とが略直角に交差する角部に跨るように設けられている請求項1に記載の手穴つき包装箱。
  3. 一方向に4枚の側板を連接すると共に、前記4側板のうち、少なくとも対となる1組の両側板の上部に手穴用切込みを設け、もう1組の対になる両側板の上端に連接した蓋板側に親指を入れて引っ掛けることができる切込みを設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の手穴つき包装箱。
  4. 一方向に連接した4枚の側板を角筒状に連係して本体を形成し、対となる2側板の両端に、組立て時に突合せとなる内フラップが連接され、もう一つの対となる側板の両端に、それぞれ外フラップが連接され、各内外フラップをその基部より屈曲させ重合して固着することにより前記本体の開口面を封鎖するようにされる包装箱において、
    前記4枚の側板のうち少なくとも1つに、親指を入れることができる切込みを設け、その切込みに対応させて前記内外フラップに手穴用切欠きを設けることで、その切込みと前記手穴用切込みとの間に握り部を形成させたことたことを特徴とする手穴つき包装箱。
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