JP3143461B2 - 文字認識方法及び文字認識装置 - Google Patents
文字認識方法及び文字認識装置Info
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- JP3143461B2 JP3143461B2 JP02137277A JP13727790A JP3143461B2 JP 3143461 B2 JP3143461 B2 JP 3143461B2 JP 02137277 A JP02137277 A JP 02137277A JP 13727790 A JP13727790 A JP 13727790A JP 3143461 B2 JP3143461 B2 JP 3143461B2
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06V—IMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
- G06V30/00—Character recognition; Recognising digital ink; Document-oriented image-based pattern recognition
- G06V30/10—Character recognition
- G06V30/32—Digital ink
- G06V30/36—Matching; Classification
- G06V30/373—Matching; Classification using a special pattern or subpattern alphabet
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06V—IMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
- G06V30/00—Character recognition; Recognising digital ink; Document-oriented image-based pattern recognition
- G06V30/10—Character recognition
- G06V30/32—Digital ink
- G06V30/333—Preprocessing; Feature extraction
- G06V30/347—Sampling; Contour coding; Stroke extraction
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は文字認識方法、特にリアルタイムに手書き入
力されるパターン列を１パターン毎切りわけて認識する
オンライン手書き文字の認識方法及びその装置に関する
ものである。
力されるパターン列を１パターン毎切りわけて認識する
オンライン手書き文字の認識方法及びその装置に関する
ものである。
［従来の技術］ 従来、オンライン手書き文字認識装置等の文字認識装
置は、手書きパターンを入力する座標入力手段である抵
抗膜デジタイザと、ペンアツプ時間を計測することによ
りパターン切り出しを行うパターン切出手段、又は入力
される絶対位置によりパターン切り出しを行う為のパタ
ーンの入力枠、又は１パターンの入力の終了を入力させ
る認識実行キーと、入力された１パターン分の座標情報
と１パターンごとの辞書とのマツチングを行つて認識す
るパターン認識手段とから構成されている。
置は、手書きパターンを入力する座標入力手段である抵
抗膜デジタイザと、ペンアツプ時間を計測することによ
りパターン切り出しを行うパターン切出手段、又は入力
される絶対位置によりパターン切り出しを行う為のパタ
ーンの入力枠、又は１パターンの入力の終了を入力させ
る認識実行キーと、入力された１パターン分の座標情報
と１パターンごとの辞書とのマツチングを行つて認識す
るパターン認識手段とから構成されている。
［発明が解決しようとしている課題］ しかしながら、上記従来例では、連続したパターンを
入力したい場合において、１パターンごとのパターン切
り出しを、ペンアツプ時間の計測、又はパターンの入力
枠、又は認識実行キーによつて行なうために次のような
欠点があつた。
入力したい場合において、１パターンごとのパターン切
り出しを、ペンアツプ時間の計測、又はパターンの入力
枠、又は認識実行キーによつて行なうために次のような
欠点があつた。
（１）ペンアツプ時間の計測によつてある一定時間が過
ぎたらパターン切り出しを行う場合は、一定時間を長く
すると、１パターン入力してから次のパターンを入力す
るまで長い時間またなければならず、一定時間を短かく
すると１パターンの中の一筆目と２筆目の間のペンアツ
プの時間をその一定時間より短かく入力しなければなら
ず、自然に入力することができないので誤つたパターン
切り出しを行つてしまう場合があつた。
ぎたらパターン切り出しを行う場合は、一定時間を長く
すると、１パターン入力してから次のパターンを入力す
るまで長い時間またなければならず、一定時間を短かく
すると１パターンの中の一筆目と２筆目の間のペンアツ
プの時間をその一定時間より短かく入力しなければなら
ず、自然に入力することができないので誤つたパターン
切り出しを行つてしまう場合があつた。
（２）入力されるパターンを絶対位置によつて切り出し
を行うパターン枠を使用する場合は、自由な位置にパタ
ーンを入力できず、又パターン枠をはみ出さないように
入力する注意が必要であるので、自然に入力すると誤つ
たパターン切り出しを行つてしまう場合があつた。
を行うパターン枠を使用する場合は、自由な位置にパタ
ーンを入力できず、又パターン枠をはみ出さないように
入力する注意が必要であるので、自然に入力すると誤つ
たパターン切り出しを行つてしまう場合があつた。
（３）１パターン入力が終了するごとに認識実行キーを
押させてパターン切りを行う場合は、１パターン入力ご
とに認識実行キーを押さなければならないので操作が煩
雑であつた。
押させてパターン切りを行う場合は、１パターン入力ご
とに認識実行キーを押さなければならないので操作が煩
雑であつた。
本発明は、前記従来の欠点を除去し、文字認識精度を
高めた文字認識方法及びその装置を提供する。
高めた文字認識方法及びその装置を提供する。
［課題を解決するための手段］ この課題を解決するために、本発明の文字認識方法
は、 手書き入力された文字を認識する文字認識方法であっ
て、 ペンダウンからペンアップまでを一つのストロークと
し、その間のペンの軌跡をストロークパターンとした場
合に、連続して入力される２つのストロークがそれぞれ
描く２つのストロークパターンと、前記２つのストロー
クパターンの内、先行する一方のストロークパターンの
終点座標と他方のストロークパターンの始点座標とを結
ぶ飛びベクトルと、を含む、複数のストロークパターン
及び飛びベクトルの組み合わせを、文字コードに対応さ
せた対応関係を含む辞書を用いて、文字認識を行うこと
を特徴とする。
は、 手書き入力された文字を認識する文字認識方法であっ
て、 ペンダウンからペンアップまでを一つのストロークと
し、その間のペンの軌跡をストロークパターンとした場
合に、連続して入力される２つのストロークがそれぞれ
描く２つのストロークパターンと、前記２つのストロー
クパターンの内、先行する一方のストロークパターンの
終点座標と他方のストロークパターンの始点座標とを結
ぶ飛びベクトルと、を含む、複数のストロークパターン
及び飛びベクトルの組み合わせを、文字コードに対応さ
せた対応関係を含む辞書を用いて、文字認識を行うこと
を特徴とする。
また、本発明に係る文字認識装置は、手書き入力され
た文字を認識する文字認識装置であって、ペンダウンか
らペンアップまでを一つのストロークとし、その間のペ
ンの軌跡をストロークパターンとした場合に、連続して
入力される２つのストロークがそれぞれ描く２つのスト
ロークパターンと、前記２つのストロークパターンの
内、先行する一方のストロークパターンの終点座標と他
方のストロークパターンの始点座標とを結ぶ飛びベクト
ルと、を含む、複数のストロークパターン及び飛びベク
トルの組み合わせを、文字コードに対応させた対応関係
を含む辞書を備えることを特徴とする。
た文字を認識する文字認識装置であって、ペンダウンか
らペンアップまでを一つのストロークとし、その間のペ
ンの軌跡をストロークパターンとした場合に、連続して
入力される２つのストロークがそれぞれ描く２つのスト
ロークパターンと、前記２つのストロークパターンの
内、先行する一方のストロークパターンの終点座標と他
方のストロークパターンの始点座標とを結ぶ飛びベクト
ルと、を含む、複数のストロークパターン及び飛びベク
トルの組み合わせを、文字コードに対応させた対応関係
を含む辞書を備えることを特徴とする。
［作用］ かかる構成において、座標情報とあらかじめ記憶され
ている２つ以上の複合パターンを含むパターンとマツチ
ングを行い、その結果によりパターン区切りコードを含
むパターンコードを出力することにより、自由位置に自
由なタイミングで連続して自然に文字を入力できるよう
にする。
ている２つ以上の複合パターンを含むパターンとマツチ
ングを行い、その結果によりパターン区切りコードを含
むパターンコードを出力することにより、自由位置に自
由なタイミングで連続して自然に文字を入力できるよう
にする。
［実施例］ 以下、添付図面に従つて、本発明の実施例を説明す
る。本実施例では、パターン認識装置の１つとして手書
き文字認識装置により、特に説明の簡略化のため数字入
力の認識手順を説明する。
る。本実施例では、パターン認識装置の１つとして手書
き文字認識装置により、特に説明の簡略化のため数字入
力の認識手順を説明する。
第１図は本実施例の手書き文字認識装置の構成を表わ
したブロツク図である。
したブロツク図である。
１は入力ブロツクであり、入力部12と入力ペン11から
構成される。２は処理ブロツクであり、座標情報記憶手
段21と文字認識手段22と文字切り制御手段23から構成さ
れる。入力部12は電極を縦横に張り巡らせた入力盤であ
つて、入力ペン11で押圧することによつて座標データが
入力される。座標データは座標情報記憶手段21に送られ
る。座標情報記憶手段21は、入力部12から送られてくる
ペンの座標データを受け取つて記憶しておき、その文字
座標データを文字認識手段22に送る。文字認識手段22
は、入力座標文字パターン化手段22aと２文字以上の複
合文字パターンを含むパターンを格納する文字パターン
辞書22bとパターンマツチング手段22cとから構成されて
おり、座標情報記憶手段21からの文字座標データを認識
して文字入力継続コード，文字きりコードを含む文字コ
ードを文字切り制御手段23に送る。
構成される。２は処理ブロツクであり、座標情報記憶手
段21と文字認識手段22と文字切り制御手段23から構成さ
れる。入力部12は電極を縦横に張り巡らせた入力盤であ
つて、入力ペン11で押圧することによつて座標データが
入力される。座標データは座標情報記憶手段21に送られ
る。座標情報記憶手段21は、入力部12から送られてくる
ペンの座標データを受け取つて記憶しておき、その文字
座標データを文字認識手段22に送る。文字認識手段22
は、入力座標文字パターン化手段22aと２文字以上の複
合文字パターンを含むパターンを格納する文字パターン
辞書22bとパターンマツチング手段22cとから構成されて
おり、座標情報記憶手段21からの文字座標データを認識
して文字入力継続コード，文字きりコードを含む文字コ
ードを文字切り制御手段23に送る。
入力座標文字パターン化手段22aは、座標情報記憶手
段21から送られてくる座標データの１ストローク（最初
からペンアツプまでのデータ又はペンアツプからペンア
ツプまでのデータ）を10等分し、その等分したベクトル
を第６図のように８方向にベクトル化し、更に処理を簡
略化するためのベクトル化したパターンを４図のような
変換テーブルによりストロークコードに変換する。１ス
トローク目の終点座標と２ストローク目の始点座標とを
結ぶベクトル（飛びベクトル）も同様に８方向にベクト
ル化することによつて入力座標文字を文字パターン化す
る。文字パターン辞書22bは第５図のように構成され
る。たとえば、数字“4"は、５（ストロークコード）,3
（飛びベクトル）,1（ストロークコード）のような文字
パターンとして、“12"と連続した数字入力は、１（ス
トロークコード）,3（飛びベクトル）,3（ストロークコ
ード）のような文字パターンとして記憶されている。パ
ターンマツチング手段22cは、入力座標文字パターン化
手段22cによつて文字パターン化された入力文字パター
ンと文字パターン辞書22bの文字パターンとのマツチン
グを行つて、文字入力継続コードや文字切りコードを含
む文字コードを認識結果として出力し、文字切り制御手
段23に送る。
段21から送られてくる座標データの１ストローク（最初
からペンアツプまでのデータ又はペンアツプからペンア
ツプまでのデータ）を10等分し、その等分したベクトル
を第６図のように８方向にベクトル化し、更に処理を簡
略化するためのベクトル化したパターンを４図のような
変換テーブルによりストロークコードに変換する。１ス
トローク目の終点座標と２ストローク目の始点座標とを
結ぶベクトル（飛びベクトル）も同様に８方向にベクト
ル化することによつて入力座標文字を文字パターン化す
る。文字パターン辞書22bは第５図のように構成され
る。たとえば、数字“4"は、５（ストロークコード）,3
（飛びベクトル）,1（ストロークコード）のような文字
パターンとして、“12"と連続した数字入力は、１（ス
トロークコード）,3（飛びベクトル）,3（ストロークコ
ード）のような文字パターンとして記憶されている。パ
ターンマツチング手段22cは、入力座標文字パターン化
手段22cによつて文字パターン化された入力文字パター
ンと文字パターン辞書22bの文字パターンとのマツチン
グを行つて、文字入力継続コードや文字切りコードを含
む文字コードを認識結果として出力し、文字切り制御手
段23に送る。
文字切り制御手段23は、文字認識手段22から送られて
くる文字コードによって、文字入力継続コードであれば
文字入力を継続させ、文字切りコードが送られてくる
と、その時点から１筆前までのデータを１文字として出
力し、１筆前からのデータを次の文字として認識させ
る。
くる文字コードによって、文字入力継続コードであれば
文字入力を継続させ、文字切りコードが送られてくる
と、その時点から１筆前までのデータを１文字として出
力し、１筆前からのデータを次の文字として認識させ
る。
以下、更に具体的に各処理を説明する。第２図は本実
施例のハードウエア構成例を示すブロツク図である。31
は座標入力部であり、従来からある電極を縦横に張り巡
らせた入力盤であつて、入力ペン11で押圧することによ
つて座標データが入力される。座標データは中央演算処
理装置（以下CPU）32に送られる。CPU32は、第７図のフ
ローチヤートに従つた処理手順及び文字パターンを記憶
しておくROM33と処理するデータを記憶しているRAM34と
を持ち、ROM33の処理手順に従つて座標入力部から入力
される座標値をRAM34の入力座標記憶部34aに記憶して、
入力座標データから文字パターンを作成して文字パター
ン記憶部34bに記憶し、ROM33に記憶してある文字パター
ン辞書33aとマツチングを行いその認識結果である文字
コードを出力する。尚、CPU32はポインタn,Mを、RAM34
は継続コード記憶部BA,ポイント記憶部BMを有し、以下
の処理手順の説明で使用される。
施例のハードウエア構成例を示すブロツク図である。31
は座標入力部であり、従来からある電極を縦横に張り巡
らせた入力盤であつて、入力ペン11で押圧することによ
つて座標データが入力される。座標データは中央演算処
理装置（以下CPU）32に送られる。CPU32は、第７図のフ
ローチヤートに従つた処理手順及び文字パターンを記憶
しておくROM33と処理するデータを記憶しているRAM34と
を持ち、ROM33の処理手順に従つて座標入力部から入力
される座標値をRAM34の入力座標記憶部34aに記憶して、
入力座標データから文字パターンを作成して文字パター
ン記憶部34bに記憶し、ROM33に記憶してある文字パター
ン辞書33aとマツチングを行いその認識結果である文字
コードを出力する。尚、CPU32はポインタn,Mを、RAM34
は継続コード記憶部BA,ポイント記憶部BMを有し、以下
の処理手順の説明で使用される。
第３図はRAM33の入力座標記憶部33aに記憶している入
力座標データのデータ構造を表わす図である。Ｘ（１）
が入力された１筆目の始点のＸ座標値であり、２バイト
から構成され０〜7FFFHまでの値を持つ。同様にＹ
（１）が入力された１筆目の始点のＹ座標値である。Ｘ
（４）が入力された１筆目の終点のＸ座標値であり、Ｙ
（４）が入力された１筆目の終点のＹ座標値である。Ｙ
（４）は次のUPがペンのアツプを表すペンアツプコード
（FFFFH）であつて、１筆ごとの区切りを示す。Ｘ
（１）からＹ（４）までが１筆のデータである。Ｘ
（５）が２筆目の始点のＸ座標値、Ｙ（５）が２筆目の
始点のＹ座標であり、Ｘ（５）からが２筆目のデータで
ある。
力座標データのデータ構造を表わす図である。Ｘ（１）
が入力された１筆目の始点のＸ座標値であり、２バイト
から構成され０〜7FFFHまでの値を持つ。同様にＹ
（１）が入力された１筆目の始点のＹ座標値である。Ｘ
（４）が入力された１筆目の終点のＸ座標値であり、Ｙ
（４）が入力された１筆目の終点のＹ座標値である。Ｙ
（４）は次のUPがペンのアツプを表すペンアツプコード
（FFFFH）であつて、１筆ごとの区切りを示す。Ｘ
（１）からＹ（４）までが１筆のデータである。Ｘ
（５）が２筆目の始点のＸ座標値、Ｙ（５）が２筆目の
始点のＹ座標であり、Ｘ（５）からが２筆目のデータで
ある。
第４図は、ストロークパターン（実際には10個のベク
トルデータで表わされる）とストロークコードの対応表
であり、“↓”の様なストロークパターン（１のストロ
ークパターン、又は４の一部のストロークパターン;777
7777777）はストロークコードの“1"とする。例えば、
入力されるパターンを数字に限定すると、第４図のよう
に11種のストロークパターンに区分され、数字は全て11
種のストロークコードの組み合せで表わせる。文字、特
に漢字の場合は種類が多くなるが、ストロークコードの
組み合わせで表現出来ることは数字と同じである。
トルデータで表わされる）とストロークコードの対応表
であり、“↓”の様なストロークパターン（１のストロ
ークパターン、又は４の一部のストロークパターン;777
7777777）はストロークコードの“1"とする。例えば、
入力されるパターンを数字に限定すると、第４図のよう
に11種のストロークパターンに区分され、数字は全て11
種のストロークコードの組み合せで表わせる。文字、特
に漢字の場合は種類が多くなるが、ストロークコードの
組み合わせで表現出来ることは数字と同じである。
第５図は文字パターン辞書33aのデータ構成を表す図
である。１筆のデータとして“↓”のようなストローク
パターンが入力されると、第４図からストロークコード
は“1"なので、出力コードとして“FF01H"が対応する。
２筆のデータは、例えば数字の“4"に対応した文字パタ
ーンデータは、第４図から１（ストロークコード），第
６図から３（飛びベクトル），第４図から５（ストロー
クコード）となり、出力コード“2334H"（JISコード）
が対応し、数字“4"が入力されると出力コードとして
“2334H"が出力される。ここで、“FFXXH"は継続コード
と呼ばれ、文字の形成のための更なる入力の可能性があ
ることを示している。又、“FEOOH"は文字切りコードと
呼ばれ、２文字の複合パターンであることが確認された
ことを示し、文字切りコードが出力された場合は、複合
パターンの前の１文字が切り出されて出力される。
である。１筆のデータとして“↓”のようなストローク
パターンが入力されると、第４図からストロークコード
は“1"なので、出力コードとして“FF01H"が対応する。
２筆のデータは、例えば数字の“4"に対応した文字パタ
ーンデータは、第４図から１（ストロークコード），第
６図から３（飛びベクトル），第４図から５（ストロー
クコード）となり、出力コード“2334H"（JISコード）
が対応し、数字“4"が入力されると出力コードとして
“2334H"が出力される。ここで、“FFXXH"は継続コード
と呼ばれ、文字の形成のための更なる入力の可能性があ
ることを示している。又、“FEOOH"は文字切りコードと
呼ばれ、２文字の複合パターンであることが確認された
ことを示し、文字切りコードが出力された場合は、複合
パターンの前の１文字が切り出されて出力される。
第６図は８方向のベクトル化を表した図であり、左か
ら右へのベクトルを“1"として右上へのベクトルを“2"
のように、方向ベクトルをその角度によつて８方向のベ
クトルに区分する。
ら右へのベクトルを“1"として右上へのベクトルを“2"
のように、方向ベクトルをその角度によつて８方向のベ
クトルに区分する。
第７図は本実施例の手書き文字認識装置の処理手順を
表したフローチヤートである。上記構成において、第７
図のフローチヤートに沿つて処理動作を説明する。
表したフローチヤートである。上記構成において、第７
図のフローチヤートに沿つて処理動作を説明する。
ステツプS71において、RAM34の初期化処理を行う。す
なわち、入力座標データの記憶場所のアドレスを表すポ
インタｎに初期値１を入力する。認識処理を行う入力座
標データの記憶場所のアドレスを表すポインタＭに初期
値１を入力する。初期値１の示す位置は、第３図であれ
ばＸ（１）の位置、すなわち入力座標データの記憶部34
aの先頭である。
なわち、入力座標データの記憶場所のアドレスを表すポ
インタｎに初期値１を入力する。認識処理を行う入力座
標データの記憶場所のアドレスを表すポインタＭに初期
値１を入力する。初期値１の示す位置は、第３図であれ
ばＸ（１）の位置、すなわち入力座標データの記憶部34
aの先頭である。
ステツプS72において、座標入力部31からX,Y座標デー
タが入力される。本例では座標入力部31の送つてくる最
小座標値は（0,0）、最大座標値は（320,128）である。
又、座標入力部31はペン11が押圧していない持は、ペン
UPコード（FFFFH,FFFFH）を返すものとする。ペンUPコ
ードはペンがアツプしたその時点で出力され、それから
ペンがダウンされるまで座標入力部31からデータは送ら
れてこない。
タが入力される。本例では座標入力部31の送つてくる最
小座標値は（0,0）、最大座標値は（320,128）である。
又、座標入力部31はペン11が押圧していない持は、ペン
UPコード（FFFFH,FFFFH）を返すものとする。ペンUPコ
ードはペンがアツプしたその時点で出力され、それから
ペンがダウンされるまで座標入力部31からデータは送ら
れてこない。
ステツプS73において、入力座標値（X,Y）をRAM34の
特定の入力座標データ記憶部34aに記憶する。入力座標
データの記憶位置のアドレスを表すポインタｎの値が初
期値１であれば、第３図のＸ（１）,Y（１）の位置にそ
れぞれ記憶され、ポインタｎの値が２であれば第３図の
Ｘ（２）,Y（２）の位置にそれぞれ記憶される。
特定の入力座標データ記憶部34aに記憶する。入力座標
データの記憶位置のアドレスを表すポインタｎの値が初
期値１であれば、第３図のＸ（１）,Y（１）の位置にそ
れぞれ記憶され、ポインタｎの値が２であれば第３図の
Ｘ（２）,Y（２）の位置にそれぞれ記憶される。
ステツプS74において、入力座標データ記憶部34aのア
ドレスを表すポインタｎの値を１加算する。ステツプS7
3でＸ（１）,Y（１）に記憶したら、ステツプS74でポイ
ンタｎが１加算されるので、ポインタｎの値は２にな
る。
ドレスを表すポインタｎの値を１加算する。ステツプS7
3でＸ（１）,Y（１）に記憶したら、ステツプS74でポイ
ンタｎが１加算されるので、ポインタｎの値は２にな
る。
ステツプS75において、座標入力部31から送られてく
るデータ（X,Y）がペンUPコード（FFFFH,FFFFH）である
か否かを判定する。ペン11が押圧していないとペンUPコ
ードであり一筆の入力が終了したので、ステツプS76に
進んでパターンの認識を開始する。ペン11が押圧してい
ると、ペンUPコード以外のX,Y座標データが入力され、
次のデータの入力処理のためにステツプS72に戻る。
るデータ（X,Y）がペンUPコード（FFFFH,FFFFH）である
か否かを判定する。ペン11が押圧していないとペンUPコ
ードであり一筆の入力が終了したので、ステツプS76に
進んでパターンの認識を開始する。ペン11が押圧してい
ると、ペンUPコード以外のX,Y座標データが入力され、
次のデータの入力処理のためにステツプS72に戻る。
ペンUPコードの場合は、ステツプS76において、座標
記憶データから前述のような手順で入力文字パターンを
作成して、文字パターン辞書33aのデータとマツチング
を行い、文字コードを出力する。例えば１筆目に“1"が
入力された場合は、第４図に表したようにストロークパ
ターン“↓”はストロークコード１であるので、第５図
に表した１筆文字データの文字パターンデータのストロ
ークコード１にマツチングするので、出力コード“FF01
H"が文字コードとして出力される。１筆目に“1"が入力
された時点では、次に同じ位置で“∠”が入力されて４
になるのか“1"の横に次の数字が入力されるのかが不明
であるので、“1"のコードを含んだ文字入力継続コード
“FF01H"が出力されるわけである。“12"と入力された
場合には、１筆目のストロークパターン“↓”は第４図
からストロークコード１であり、１筆目の終点座標と２
筆目の始点座標とを結ぶベクトルである飛びベクトルが
第６図から上方向の３であり、２筆目のストロークパタ
ーンが であるので第４図からストロークコード３になつて、文
字パターンデータは（1,3,3）となり、第５図の２筆文
字データの３番目と同じなので出力コード“FE00H"（文
字切りコード）が文字コードとして出力される。
記憶データから前述のような手順で入力文字パターンを
作成して、文字パターン辞書33aのデータとマツチング
を行い、文字コードを出力する。例えば１筆目に“1"が
入力された場合は、第４図に表したようにストロークパ
ターン“↓”はストロークコード１であるので、第５図
に表した１筆文字データの文字パターンデータのストロ
ークコード１にマツチングするので、出力コード“FF01
H"が文字コードとして出力される。１筆目に“1"が入力
された時点では、次に同じ位置で“∠”が入力されて４
になるのか“1"の横に次の数字が入力されるのかが不明
であるので、“1"のコードを含んだ文字入力継続コード
“FF01H"が出力されるわけである。“12"と入力された
場合には、１筆目のストロークパターン“↓”は第４図
からストロークコード１であり、１筆目の終点座標と２
筆目の始点座標とを結ぶベクトルである飛びベクトルが
第６図から上方向の３であり、２筆目のストロークパタ
ーンが であるので第４図からストロークコード３になつて、文
字パターンデータは（1,3,3）となり、第５図の２筆文
字データの３番目と同じなので出力コード“FE00H"（文
字切りコード）が文字コードとして出力される。
ステツプS77において、認識結果である文字コードが
文字入力継続コードであるか否かが判定される。FF01H,
FF02H,FF05H,FF06H等を文字入力継続コードとしている
ので、FF00H以上であれば文字入力継続コードでありス
テツプS80に進み、FF00より小さければ文字入力継続コ
ードでないのでステツプS78に進む。
文字入力継続コードであるか否かが判定される。FF01H,
FF02H,FF05H,FF06H等を文字入力継続コードとしている
ので、FF00H以上であれば文字入力継続コードでありス
テツプS80に進み、FF00より小さければ文字入力継続コ
ードでないのでステツプS78に進む。
前例のように、１筆目のストロークパターン“↓”が
入力されると文字コードは“FF01H"の文字入力継続コー
ドであり、ステツプS80に進んで次のストロークの入力
を待つ。一方、１筆目のストロークパターン が入力されると、文字コードは前記の例とは異なつて明
らかに“2"のJISコード“2332H"であり、文字入力継続
コード以外であるのでステツプS78に進む。
入力されると文字コードは“FF01H"の文字入力継続コー
ドであり、ステツプS80に進んで次のストロークの入力
を待つ。一方、１筆目のストロークパターン が入力されると、文字コードは前記の例とは異なつて明
らかに“2"のJISコード“2332H"であり、文字入力継続
コード以外であるのでステツプS78に進む。
ステツプS78において、認識結果である文字コードが
文字切りコードであるか否かが判定される。FH00Hを文
字切りコードとしているので、FE00H以上であれば文字
切りコードなので、先の１文字の切り出し処理を行うた
めにステツプS81に進み、FE00Hより小さければ文字切り
コード以外なのでステツプS79に進む。
文字切りコードであるか否かが判定される。FH00Hを文
字切りコードとしているので、FE00H以上であれば文字
切りコードなので、先の１文字の切り出し処理を行うた
めにステツプS81に進み、FE00Hより小さければ文字切り
コード以外なのでステツプS79に進む。
ステツプS79において、認識した結果である文字コー
ドを外部に出力する。
ドを外部に出力する。
ステツプS80においては、文字認識の途中状態を記憶
しておく。RAM34の認識途中の文字コードを記憶してお
く継続コード記憶部BAに、ステツプS76で出力された継
続文字コードを記憶しておく。RAM34の認識途中の入力
座標データのポインタの内容を記憶しておくポイント記
憶部BMに次の入力データのポインタｎの値を記憶してお
く。先例の如く、１筆目にストロークパターン“↓”が
入力されると、ステツプS76において文字コード“FF01
H"が出力されてステツプS80に進むので、ステツプS80で
は継続コード記憶部BAには“FF01H"が記憶され、入力座
標データが第３図のようだとすると、Ｘ（１）からUPの
位置までが記憶されているので、ポインタｎの値は６で
Ｘ（５）の位置を指示しており、その６がポイント記憶
部BMに記憶される。
しておく。RAM34の認識途中の文字コードを記憶してお
く継続コード記憶部BAに、ステツプS76で出力された継
続文字コードを記憶しておく。RAM34の認識途中の入力
座標データのポインタの内容を記憶しておくポイント記
憶部BMに次の入力データのポインタｎの値を記憶してお
く。先例の如く、１筆目にストロークパターン“↓”が
入力されると、ステツプS76において文字コード“FF01
H"が出力されてステツプS80に進むので、ステツプS80で
は継続コード記憶部BAには“FF01H"が記憶され、入力座
標データが第３図のようだとすると、Ｘ（１）からUPの
位置までが記憶されているので、ポインタｎの値は６で
Ｘ（５）の位置を指示しており、その６がポイント記憶
部BMに記憶される。
ステツプS81においては、２筆前までの入力データを
１文字として認識して文字コードを出力し、１筆前のデ
ータからを次の文字として再度認識を行うような処理を
行う。まず、ステツプS80において記憶しておいた認識
途中の継続コード記憶部BAの値をJISの文字コードに変
換して出力する。次に、認識を行うのは文字切りを行つ
た以後の入力座標データであるので、ステツプS80にお
いて記憶しておいた認識途中の入力座標データのポイン
ト記憶部BMの値を、認識処理を行う入力座標データのア
ドレスを表すポインタＭに入力する。
１文字として認識して文字コードを出力し、１筆前のデ
ータからを次の文字として再度認識を行うような処理を
行う。まず、ステツプS80において記憶しておいた認識
途中の継続コード記憶部BAの値をJISの文字コードに変
換して出力する。次に、認識を行うのは文字切りを行つ
た以後の入力座標データであるので、ステツプS80にお
いて記憶しておいた認識途中の入力座標データのポイン
ト記憶部BMの値を、認識処理を行う入力座標データのア
ドレスを表すポインタＭに入力する。
先例において“12"と入力されると、まず“1"が入力
された時点でステツプS76において“FF01H"が出力さ
れ、継続コード記憶部BAには“FF01H"が記憶され、その
時点でのポインタｎの値は６であつて第３図のＸ（５）
の位置を表していて、その６がポイント記憶部BMに記憶
される。次に“2"が入力された時点で、文字パターンが
（1,3,3）となつて、ステツプS76において“FE00H"が出
力され、ステツプS81において継続コード記憶部BAの値
が“FF01H"なので“1"のJISコードである“2331H"に変
換されて出力され、ポイント記憶部BMの値の６をポイン
タＭに入力して、次のステツプS76では第３図のＸ
（５）の位置、すなわち“2"のパターンの始めから認識
するようにする。
された時点でステツプS76において“FF01H"が出力さ
れ、継続コード記憶部BAには“FF01H"が記憶され、その
時点でのポインタｎの値は６であつて第３図のＸ（５）
の位置を表していて、その６がポイント記憶部BMに記憶
される。次に“2"が入力された時点で、文字パターンが
（1,3,3）となつて、ステツプS76において“FE00H"が出
力され、ステツプS81において継続コード記憶部BAの値
が“FF01H"なので“1"のJISコードである“2331H"に変
換されて出力され、ポイント記憶部BMの値の６をポイン
タＭに入力して、次のステツプS76では第３図のＸ
（５）の位置、すなわち“2"のパターンの始めから認識
するようにする。
以上説明したように、“12"と連続して入力された文
字列を、“1",“2"の２文字として文字切りをして認識
することができる。
字列を、“1",“2"の２文字として文字切りをして認識
することができる。
尚、上記実施例において、数字の入力についての処理
を説明してきたが、第４図のストロークパターンと第５
図の文字パターン辞書をふやすことによつて、平仮名，
片仮名，英パターン，漢字等の入力についても同様な処
理が実現できるのはいうまでもない。
を説明してきたが、第４図のストロークパターンと第５
図の文字パターン辞書をふやすことによつて、平仮名，
片仮名，英パターン，漢字等の入力についても同様な処
理が実現できるのはいうまでもない。
以上説明したように、２文字以上の複合文字パターン
を含む文字パターン辞書をもつ文字認識手段を設けたこ
とによつて、制限されない自由位置に時間制限なしに自
然に文字列を入力を行つても正しく１文字ごと切り割け
て認識を行うすぐれたオンライン手書き文字の一文字切
り出し装置を提供しうるものである。
を含む文字パターン辞書をもつ文字認識手段を設けたこ
とによつて、制限されない自由位置に時間制限なしに自
然に文字列を入力を行つても正しく１文字ごと切り割け
て認識を行うすぐれたオンライン手書き文字の一文字切
り出し装置を提供しうるものである。
［発明の効果］ 本発明によれば、文字認識精度を高めた文字認識方法
及びその装置を提供することができる。
及びその装置を提供することができる。
第１図は本実施例の手書き文字認識装置の構成図、 第２図は本実施例のハードウエア構成例のブロツク図、 第３図は入力座標データのデータ構造を示す図、 第４図はストロークパターンとストロークコードの対応
表を示す図、 第５図は文字パターン辞書の構成図、 第６図は８方向のベクトルを表した図、 第７図は処理手順を表すフローチヤートである。 図中１……入力ブロツク、２……処理ブロツク、11……
入力ペン、12……入力部、21……座標情報記憶手段、22
……文字認識手段、23……文字切り制御手段、31……座
標入力部、32……CPU、33……ROM、33a……文字パター
ン辞書、34……RAM、34a……入力座標記憶部、34b……
文字パターン記憶部、n,M……ポインタ、BA……継続コ
ード記憶部、BM……ポイント記憶部である。
表を示す図、 第５図は文字パターン辞書の構成図、 第６図は８方向のベクトルを表した図、 第７図は処理手順を表すフローチヤートである。 図中１……入力ブロツク、２……処理ブロツク、11……
入力ペン、12……入力部、21……座標情報記憶手段、22
……文字認識手段、23……文字切り制御手段、31……座
標入力部、32……CPU、33……ROM、33a……文字パター
ン辞書、34……RAM、34a……入力座標記憶部、34b……
文字パターン記憶部、n,M……ポインタ、BA……継続コ
ード記憶部、BM……ポイント記憶部である。
フロントページの続き (72)発明者 松林 一弘 東京都大田区下丸子３丁目30番２号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−72273（ＪＰ，Ａ) 特開 昭64−2186（ＪＰ，Ａ) 特開 昭64−37682（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G06K 9/34,9/62
Claims (14)
- 【請求項１】手書き入力された文字を認識する文字認識
方法であって、 ペンダウンからペンアップまでを一つのストロークと
し、その間のペンの軌跡をストロークパターンとした場
合に、 連続して入力される２つのストロークがそれぞれ描く２
つのストロークパターンと、 前記２つのストロークパターンの内、先行する一方のス
トロークパターンの終点座標と他方のストロークパター
ンの始点座標とを結ぶ飛びベクトルと、 を含む、複数のストロークパターン及び飛びベクトルの
組み合わせを、文字コードに対応させた対応関係を含む
辞書を用いて、文字認識を行うことを特徴とする文字認
識方法。 - 【請求項２】前記複数のストロークパターン及び前記飛
びベクトルの組合せに対応させた文字コードは、そのま
ま１つの文字を示す文字特定コードと、前記２つのスト
ロークパターンがそれぞれ異なる文字を構成するストロ
ークパターンとして文字認識するべきことを示す文字切
りコードと、を含むことを特徴とする請求項１に記載の
文字認識方法。 - 【請求項３】前記辞書を参照することにより、入力され
た第１ストロークが描く第１ストロークパターンと、前
記第１ストロークに続けて入力された第２ストロークが
描く第２ストロークパターンと、前記第１、第２ストロ
ークパターン間の飛びベクトルと、に対応する文字コー
ドを取得する第１取得ステップと、 前記第１取得ステップで取得した前記文字コードが前記
文字切りコードであるか否かを判定する第１判定ステッ
プと、 前記第１判定ステップで、前記文字コードが前記文字切
りコードであると判断されると、前記第１ストロークパ
ターンまでのストロークパターンに対応する文字コード
を出力し、前記第１判定ステップで、前記文字コードが
前記文字切りコードではなく前記文字特定コードである
と判断されると、該文字特定コードをそのまま文字認識
結果として出力する出力ステップと、 を有することを特徴とする請求項２に記載の文字認識方
法。 - 【請求項４】前記辞書は、更に、 入力されるストロークのストロークパターンと、 該ストロークに続けて、文字の形成のための更なるスト
ローク入力の可能性があることを示す継続コード、又
は、該ストロークパターンまでで形成される文字を示す
文字特定コードと、 を対応させた対応関係を含むことを特徴とする請求項１
又は２に記載の文字認識方法。 - 【請求項５】前記辞書は、更に、 入力されるストロークのストロークパターンと、 該ストロークに続けて、文字の形成のための更なるスト
ローク入力の可能性があることを示す継続コード、又
は、該ストロークパターンまでで形成される文字を示す
文字特定コードと、 を対応させた対応関係を含み、 前記辞書を参照することにより、前記第１ストロークパ
ターンに対応する文字コードを取得する第２取得ステッ
プと、 前記第２取得ステップで取得した文字コードが継続コー
ドであるか否かを判定する第２判定ステップと、 前記第２判定ステップで、前記文字コードが継続コード
ではなく前記文字特定コードであると判定された場合
に、該文字特定コードをそのまま文字認識結果として出
力する出力ステップと、 を有し、 前記第２判定ステップで、前記文字コードが継続コード
であると判定された場合に、次の前記第２ストロークを
入力し、前記第１取得ステップに進むことを特徴とする
請求項３に記載の文字認識方法。 - 【請求項６】前記継続コードは、対応するストロークパ
ターンを識別する情報を含むことを特徴とする請求項４
又は５に記載の文字認識方法。 - 【請求項７】前記辞書が、ストロークパターンをストロ
ークコード化させて文字コードに対応させた対応関係を
含むことを特徴とする請求項１乃至６のいずれかに記載
の文字認識方法。 - 【請求項８】手書き入力された文字を認識する文字認識
装置であって、 ペンダウンからペンアップまでを一つのストロークと
し、その間のペンの軌跡をストロークパターンとした場
合に、 連続して入力される２つのストロークがそれぞれ描く２
つのストロークパターンと、 前記２つのストロークパターンの内、先行する一方のス
トロークパターンの終点座標と他方のストロークパター
ンの始点座標とを結ぶ飛びベクトルと、 を含む、複数のストロークパターン及び飛びベクトルの
組み合わせを、文字コードに対応させた対応関係を含む
辞書を備えることを特徴とする文字認識装置。 - 【請求項９】前記複数のストロークパターン及び前記飛
びベクトルの組合せに対応させた文字コードは、そのま
ま１つの文字を示す文字特定コードと、前記２つのスト
ロークパターンがそれぞれ異なる文字を構成するストロ
ークパターンとして文字認識するべきことを示す文字切
りコードと、を含むことを特徴とする請求項８に記載の
文字認識装置。 - 【請求項１０】前記辞書を参照することにより、入力さ
れた第１ストロークが描く第１ストロークパターンと、
前記第１ストロークに続けて入力された第２ストローク
が描く第２ストロークパターンと、前記第１、第２スト
ロークパターン間の飛びベクトルと、に対応する文字コ
ードを出力するパターンマッチング手段と、 前記パターンマッチング手段で取得した前記文字コード
が前記文字切りコードであるか否かを判定し、前記文字
コードが前記文字切りコードであると判断されると、前
記第１ストロークパターンまでのストロークパターンに
対応する文字コードを出力し、前記文字コードが前記文
字切りコードではなく前記文字特定コードであると判断
されると、該文字特定コードをそのまま文字認識結果と
して出力する出力手段と、 を有することを特徴とする請求項９に記載の文字認識装
置。 - 【請求項１１】前記辞書は、更に、 入力されるストロークのストロークパターンと、 該ストロークに続けて、文字の形成のための更なるスト
ローク入力の可能性があることを示す継続コード、又
は、該ストロークパターンまでで形成される文字を示す
文字特定コードと、 を対応させた対応関係を含むことを特徴とする請求項８
又は９に記載の文字認識装置。 - 【請求項１２】前記辞書は、更に、 入力されるストロークのストロークパターンと、 該ストロークに続けて、文字の形成のための更なるスト
ローク入力の可能性があることを示す継続コード、又
は、該ストロークパターンまでで形成される文字を示す
文字特定コードと、 を対応させた対応関係を含み、 前記パターンマッチング手段は、 前記辞書を参照することにより、前記第１ストロークパ
ターンに対応する文字コードを出力し、 前記出力手段は、 前記パターンマッチング手段から出力された文字コード
が継続コードであるか否かを判定し、前記文字コードが
継続コードではなく前記文字特定コードであると判定さ
れた場合に、該文字特定コードをそのまま文字認識結果
として出力し、 前記出力手段で、前記文字コードが継続コードであると
判定された場合には、次の前記第２ストロークを入力
し、パターンマッチング手段が、第１ストロークパター
ンと、前記第２ストロークパターンと、前記第１、第２
ストローク間の飛びベクトルと、に対応する文字コード
を出力することを特徴とする請求項10に記載の文字認識
装置。 - 【請求項１３】前記継続コードは、対応するストローク
パターンを識別する情報を含むことを特徴とする請求項
11又は12に記載の文字認識装置。 - 【請求項１４】前記辞書が、ストロークパターンをスト
ロークコード化させて文字コードに対応させた対応関係
を含むことを特徴とする請求項９乃至13のいずれかに記
載の文字認識装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02137277A JP3143461B2 (ja) | 1990-05-29 | 1990-05-29 | 文字認識方法及び文字認識装置 |
| DE69125054T DE69125054T2 (de) | 1990-05-29 | 1991-05-28 | Verfahren und Vorrichtung zur Mustererkennung |
| EP91304791A EP0459746B1 (en) | 1990-05-29 | 1991-05-28 | Pattern recognition method, and apparatus therefor |
| US08/334,003 US5533147A (en) | 1990-05-29 | 1994-11-02 | Segmentation of handwritten patterns using stroke and jump vectors |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02137277A JP3143461B2 (ja) | 1990-05-29 | 1990-05-29 | 文字認識方法及び文字認識装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0431988A JPH0431988A (ja) | 1992-02-04 |
| JP3143461B2 true JP3143461B2 (ja) | 2001-03-07 |
Family
ID=15194917
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02137277A Expired - Fee Related JP3143461B2 (ja) | 1990-05-29 | 1990-05-29 | 文字認識方法及び文字認識装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5533147A (ja) |
| EP (1) | EP0459746B1 (ja) |
| JP (1) | JP3143461B2 (ja) |
| DE (1) | DE69125054T2 (ja) |
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