JP3143382B2 - 空気調和機の熱交換器 - Google Patents
空気調和機の熱交換器Info
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- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Description
のコンパクトな空気調和機に関し、特に空気調和機を構
成する熱交換器の組み立て構造に関する。
内ユニットとからなる。室外ユニットはファンによって
外気を取り入れ、熱交換器において外気と冷媒との間で
熱交換を行う。外気によって冷やされ圧縮された冷媒
は、室内ユニットに送られる。室内ユニットでは、ファ
ンによって室内の空気を取り込み熱交換器において空気
と冷媒との間で熱交換を行う。冷やされた空気は冷風と
して室内に吹き出す。この空気調和機の室内ユニットに
おいては、一般に、クロスフローファンが用いられる。
クロスフローファンは多数の細長い羽が各長手方向を互
いに平行にして、円周上に配置され、全体が円筒状とな
る。この円筒状のクロスフローファンは、円筒状の中心
を走る回転軸の回りに回転する。
空気の流路には、図5に示すような熱交換器51が取り
付けられる。熱交換器51は、例えばクロスフローファ
ンの前側に配置される前部熱交換器52と、後側に配置
される後部熱交換器53とが連結されて、横断面におい
て連結部が屈曲した形状となってクロスフローファンの
周囲を囲む状態で配置される。特に、消エネ型空気調和
機の室内ユニットは、熱交換を効率良く行うために、大
容量の熱交換器を必要とするが、大容量の熱交換器をコ
ンパクトに収容しようとすると、大きく屈曲しクロスフ
ローファンの周囲をぐるりと囲む形となり、全体が複雑
な形状となる。
際しては、屈曲する角度が所定角度となるように、所定
角度で形成された連結板が用いられる。この連結板は両
熱交換器に互いに突設され、これらは重なってビスによ
り連結される。このビスによる連結が行われる熱交換器
の組み立ては、通常製造ラインにおいて行なわれ、前記
したように前部熱交換器と後部熱交換器とを、所定の屈
曲状態に維持し、複数のビスにより連結して行うもので
ある。
インでは、熱交換器が複雑な形状となると、熱交換器の
屈曲状態の所定角度を維持してビスによる連結しなけれ
ばならず、その作業はきわめて困難になり、連結作業に
時間を必要とする。そこで、熱交換器を一度製造ライン
から下ろし、製造ラインの外で連結即ち熱交換器の組み
立てを行い、その後に組み立ての終わった熱交換器を製
造ラインに戻す手順をとっている。
を無くし、組み立てが短時間で容易になる空気調和機の
熱交換器を提供することを目的とする。
に、請求項1に記載の発明は、空気調和機の内部に設け
られる熱交換器であって、複数の熱交換器部分が連結さ
れて形成され、横断面が連結部で屈曲した形状となる空
気調和機の熱交換器において、それぞれの熱交換器部分
には前記屈曲が所定角度で行われて連結がなされるよう
に連結板が突設され、互いに重なる連結板の一方には爪
が形成されるとともに、他方にはこの爪に嵌合される穴
が形成され、この穴に前記爪を嵌合して仮止めした後
に、両熱交換器部分をビスにより連結して製造すること
を特徴とするものである。
部に設けられる熱交換器であって、複数の熱交換器部分
が連結されて形成され、横断面が連結部で屈曲した形状
となる空気調和機の熱交換器において、それぞれの熱交
換器部分には前記屈曲が所定角度で行われて連結がなさ
れるように連結板が突設され、互いに重なる連結板は爪
と穴との嵌合により連結され、前記嵌合が横方向に行わ
れる横爪および横穴とが熱交換器の左端または右端に突
設された連結板に形成され、嵌合が縦方向に行われる縦
爪および縦穴とが熱交換器の右端または左端に突設され
た連結板に形成され、これらを嵌合して仮止めした後
に、両熱交換器部分をビスにより連結して製造すること
を特徴とするものである。
て仮止めした後に、両熱交換器部分をビスにより連結し
て製造するので、製造ラインの上で仮止めも、製造も行
なうことができるので、組み立てが容易になる。
明の一実施の形態を詳細に説明する。図2は、本実施の
形態に係る空気調和機の室内ユニットを示している。こ
の室内ユニット1は室内の壁に取り付けられる構造を有
する。この室内ユニット1の本体フレーム2内には、熱
交換器3と、送風機4と、補助ヒータ(図示せず)と、
これらを制御する制御部(図示せず)とが収容されてい
る。
られ、この前面パネル5の正面には吸い込み口6が形成
されている。この吸い込み口6の内側には、フィルター
7が配置されている。前面パネル5の下側には吹出し口
8が形成されており、この吹出し口8には空気の吹き出
し方向を案内する上下方向案内羽9と、左右方向案内羽
11とが設けられている。上記の送風機4は、モータ
(図示せず)により回転される長い円筒状のクロスフロ
ーファン12と、このクロスフローファン12により吹
き出される風を案内する風導板13とから構成される。
この風導板13はフレーム2の一部を構成している。
12は全体が円筒状で、円筒の軸を横にして設けられ
る。このクロスフローファン12が取り込む室内の空気
の流路に、熱交換器3が取り付けられる。
換器14と後部熱交換器15とが連結されて、横断面が
連結部で屈曲した形状となってクロスフローファン12
の周囲を囲む状態で配置される。これら前部熱交換器1
4と後部熱交換器15とは、それぞれ多数枚が整然と配
置された伝熱フィン16に対し冷媒配管17が蛇行状に
貫通し、全体が箱状に形成される。
左右において連結板18、19が突設される。この連結
板18、19は、前記屈曲が所定角度で行われるような
形状に形成されている。そして、例えば前部熱交換器1
4の左の連結板18は後部熱交換器15の左の連結板1
9と重なる(図1(B))。同様に前部熱交換器14の
右の連結板18は、後部熱交換器15の右の連結板19
と重なる(図1(C))。重なった連結板18,19に
はビス穴が形成されており、ビス21が螺入される。ま
た、この連結板19、18には、連結に先だって行う仮
止めのための爪22、23および穴24、25が形成さ
れる。即ち、後部熱交換器15の図中左端の連結板19
には横爪22が形成され(図4(B))、これに対する
前部熱交換器14の左端の連結板18には横穴24が形
成される(図3(B))。横爪22と横穴24は各一対
設けられる。この横爪22は、横方向に移動して横穴2
4に嵌合する。横穴24は左の連結板18の根元に形成
される。
9には縦爪23が形成され(図4(C))、対応する前
部熱交換器14の右端の連結板18には縦穴25が形成
される(図3(C))。縦爪23と縦穴25は各一対が
形成される。この縦爪23が縦方向に移動することで縦
穴25に嵌合する。縦穴25は右の連結板18の根元に
形成される。もっとも、横穴24と縦穴25を、連結板
18ではなく前部熱交換器14の本体に形成することも
可能である。
17には、前部熱交換器14の冷媒配管17と接続する
ための2か所の開口端部17a,17bが存在する。前
部熱交換器14の右端の冷媒配管17には、後部熱交換
器15の冷媒配管17と接続するための開口端部17
c,17dや、室外ユニットへの冷媒管20に接続され
るための開口端部17e,17fなどが設けられる。こ
の冷媒管20は、断熱材20aにより覆われている。
する。前部熱交換器14と後部熱交換器15は製造ライ
ンの上で、組み立て作業者が組み立てを行う。まず、両
熱交換器14、15を製造ラインの上に置いたまま、両
熱交換器14、15から突設される連結板18、19
を、左端の連結板同志で重ね、また右端の連結板同志で
重ねる。このとき左端の連結板18、19に形成された
横爪22を横方向に移動して横穴24へ嵌合する。そし
て左端の連結板18、19に形成された縦爪23を縦穴
25に嵌合する。この嵌合により、仮止めが行われ、両
熱交換器14、15は縦方向および横方向に対しある程
度の強度が維持できる。この状態で、重ねられた連結板
18、19のビス穴に対しビス21が螺入され、固定さ
れる。このように仮止めが行えることで、ビス21によ
る連結は短時間で行なえる。短時間で行えることから、
従来のように連結のために両熱交換器14、15を一度
製造ラインから下ろすなどの作業はなくなる。従って組
み立て作業が容易となる。
したが、本発明は、これに限定されるものでないことは
明らかである。例えば、以上の実施形態において爪2
2、23や穴24、25は連結板18、19に形成され
るものであったが、他の実施形態においては、熱交換器
14、15の本体、即ち伝熱フィン16をまとめている
金具などに形成することも可能である。また、以上の実
施形態において、熱交換器3を構成する複数の熱交換器
部分は、前部熱交換器14と後部熱交換器15であった
が、他の実施形態では3以上の熱交換器部分から全体の
熱交換器が構成されるものであってもよい。
爪22と縦爪23が設けられるものであったが、他の実
施形態においては、右端および左端ともに横爪22の
み、あるいは縦爪23のみを設けてもよい。
部熱交換器と後部熱交換器のいずれか一方に形成された
爪が、他方に形成された穴に嵌合して仮止めがされた後
に、ビスによる連結が行われるので、仮止めによって屈
曲の所定角度を維持しやすくなり、従って製造ラインか
ら下ろさなくても前記連結が可能となり、従って組み立
てが容易で短時間で済むこととなる。また、熱交換器に
突設された連結板を重ねる際に、熱交換器の左端または
右端に突設された連結板に形成された横爪を横穴に嵌合
し、熱交換器の右端または左端に突設された連結板に形
成された縦爪を縦穴に嵌合することで、左右および上下
方向に対し仮止めを行うことができ、その後に前記重ね
られた連結板に形成されているビス穴を通してビスによ
る連結を行うことで、安定した組み立て作業が容易に行
える。
あり、(A)は正面図、(B)は(A)の左側面図、
(C)は(A)の右側面図である。
室内ユニットの横断面図である。
図であり、(A)は正面図、(B)は(A)の左側面
図、(C)は(A)の右側面図である。
図であり、(A)は正面図、(B)は(A)の左側面
図、(C)は(A)の右側面図である。
面図、(B)は(A)の左側面図、(C)は(A)の右
側面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 空気調和機の内部に設けられる熱交換器
であって、複数の熱交換器部分が連結されて形成され、
横断面が連結部で屈曲した形状となる空気調和機の熱交
換器において、それぞれの熱交換器部分には前記屈曲が
所定角度で行われて連結がなされるように連結板が突設
され、互いに重なる連結板の一方には爪が形成されると
ともに、他方にはこの爪に嵌合される穴が形成され、こ
の穴に前記爪を嵌合して仮止めした後に、両熱交換器部
分をビスにより連結して製造することを特徴とする空気
調和機の熱交換器。 - 【請求項2】 空気調和機の内部に設けられる熱交換器
であって、複数の熱交換器部分が連結されて形成され、
横断面が連結部で屈曲した形状となる空気調和機の熱交
換器において、それぞれの熱交換器部分には前記屈曲が
所定角度で行われて連結がなされるように連結板が突設
され、互いに重なる連結板は爪と穴との嵌合により連結
され、前記嵌合が横方向に行われる横爪および横穴とが
熱交換器の左端または右端に突設された連結板に形成さ
れ、嵌合が縦方向に行われる縦爪および縦穴とが熱交換
器の右端または左端に突設された連結板に形成され、こ
れらを嵌合して仮止めした後に、両熱交換器部分をビス
により連結して製造することを特徴とする空気調和機の
熱交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07331065A JP3143382B2 (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | 空気調和機の熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07331065A JP3143382B2 (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | 空気調和機の熱交換器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09145145A JPH09145145A (ja) | 1997-06-06 |
JP3143382B2 true JP3143382B2 (ja) | 2001-03-07 |
Family
ID=18239472
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07331065A Expired - Fee Related JP3143382B2 (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | 空気調和機の熱交換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3143382B2 (ja) |
-
1995
- 1995-11-27 JP JP07331065A patent/JP3143382B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH09145145A (ja) | 1997-06-06 |
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