JP3142734B2 - 框材固定構造 - Google Patents
框材固定構造Info
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Description
床面を形成する床仕上げ材とその床仕上げ材の段差に固
定される框体につき、その施工性を向上させた框材固定
構造に関するものである。
るため、釘を用いずに接着剤を用いたり、釘と接着剤と
を併用するなどして固定する技術が提供されている。そ
こで本出願人は、日本特許情報機構(JAPIO)の先
行技術調査(パトリス)の利用により、以下の検索式で
昭和55年以後の特許出願、実用新案登録出願を調査し
た。
された「玄関框の取付構造」によって提供された技術
は、その実用新案登録請求の範囲に示すように、踏み板
に屈成された蹴込板の裏面に水平方向に突条を設け、根
太を支える支持台の前面に上記突条を挟持する挟持金具
を間隔をおいて取り付け、この挟持金具で突条を挟持す
るとともに踏み板を根太上に載設したことを特徴とする
玄関框の取付構造である。
その玄関框に連続するフローリング床材を嵌合させると
ともに、釘や接着剤を用いなくても部分的には嵌合させ
ることによって玄関框を固定することができる。
おける接着剤を用いた固定手段には、以下のような問題
点があった。即ち、接着剤を用いた場合、その接着剤が
乾燥するまで養生させなければならなかった。また、実
開昭57−125863号に開示された技術にあって
は、上がり框に嵌合するフローリング材を形成する必要
がある。ところが、フローリング材には様々な種類のも
のがあるので、それらすべてに対して上がり框に嵌合す
る部分を設けるのは大変である。
がり框に限られず、建物内の床面を形成する床仕上げ材
とその床仕上げ材の段差に固定される框体、例えば床の
間の框部材、階段やスキップフロアの段板などにすべて
共通したものであった。本発明が解決すべき課題は、接
着剤を用いなくても固定できるとともに、框材に連続す
る床仕上げ材に対しても特別の加工が不要な框材固定構
造を提供することにある。
いなくても固定できるとともに、床仕上げ材に対して特
別の加工が不要な框材固定構造を提供することである。
請求項2記載の発明の目的は、更に、固定が確実となる
とともに、固定した後の見栄えがよい框材固定構造を提
供することである。請求項3記載の発明の目的は、更
に、足を滑らせる事態を防止することができる框材固定
構造を提供することである。
模様を見ることができる樹脂にて形成した框材固定構造
を提供することである。請求項5記載の発明の目的は、
更に、上がり框に上がる際にその角部にすねやつま先を
ぶつけてしまったとしても痛さを和らげることができる
ような框材固定構造を提供することである。
模様を見ることができる樹脂にて形成した上がり框およ
びその角部の固定構造を提供することである。
を達成するためのものである。請求項1記載の框材固定
構造は、建物内の床面を形成する床仕上げ材(20)と
その床仕上げ材(20)の段差の角部に框材を固定する
構造であって、その段差の角部の水平部分を覆う水平部
(31)と垂直部分を覆う垂直部(35)とを有して垂
直断面が略L字形をなす框材本体(30)と、床面の段
差の角部に固定されるとともに框材本体(30)と係合
することによって段差の角部に框材を固定させる框固定
具本体(40)とを備え、框材本体(30)の水平部
(31)の裏面側には框固定具本体(40)と係合する
ための水平部係合部(33)を備えるとともに、垂直部
(35)の裏面側には框固定具本体(40)と係合する
ための垂直部係合部(36)を備え、框固定具本体(4
0)には、框材本体(30)の水平部係合部(33)お
よび垂直部係合部(36)と係合可能な固定体係合部
(41)を備え、框材本体(30)の水平部係合部(3
3)および垂直部係合部(36)を框固定具本体(4
0)の固定体係合部(41)へ係合させる場合に、水平
部係合部(33)および垂直部係合部(36)と固定体
係合部(41)とが同時に係合可能であるように水平部
係合部(33)、垂直部係合部(36)および固定体係
合部(41)を形成したことを特徴とする。
の上がり框だけでなく、床の間の框部材、階段やスキッ
プフロアの段板などを含む概念である。また、「床仕上
げ材(20)」とは、フローリング床材、タイル床材、
カーペットなど、足または靴に触れる床材を形成する板
状体すべてを含む概念である。框材本体(30)と框固
定具本体(40)との係合手段は、実施例に示した凹溝
と凸条との組み合わせなどによるが、実施例に示したも
のに限られず、係合が可能であればよい。また、係合手
段が框材本体(30)や框固定具本体(40)と一体に
形成されていてもよいし、別体の部材、例えば金物を備
えているものとしてもよい。
係合部(36)と固定体係合部(41)とが同時に係合
可能とする手段としては、例えば、凹溝と凸条との組み
合わせによって係合することとした場合には、溝の形状
および方向と凸状の形状および方向とを全て一致させる
ことによる。後記する実施例では、框材本体(30)を
框固定具本体(40)へ向かって垂直方向に移動させる
ことによって同時に係合可能とする手段を採用している
が、水平方向または斜め方向に移動させることによって
係合する手段を採用することも可能である。
記載の框材固定構造における構成要件を技術的に限定し
たものであり、框材本体(30)の水平部(31)にお
ける反段差側の端部には、水平方向に連続して凹設させ
た欠設部(32)を設け、その欠設部(32)に頭部が
隠れるような固定釘(30A)を用いて框材本体(3
0)を固定するように形成したことを特徴とする。
または請求項2記載の框材固定構造における構成要件を
技術的に限定したものであり、框材本体(30)の水平
部(31)の上面には、框材本体(30)の長手方向に
平行な複数の突条(滑り止め突条34)を設けたことを
特徴とする。
1、請求項2または請求項3記載の框材固定構造におけ
る構成要件を技術的に限定したものであり、框材本体
(30)は、セルロース系材料の微粉末の表面にこの微
粉末よりも小径で、かつ硬い微粉末を担持させて作成し
た粉体を混合した樹脂を着色成形することによって木目
模様を呈するように形成したことを特徴とする。
である。「無機材料」とは、酸化チタン、フェライト、
アルミニウム、ニッケル、銀などの金属材料、またはセ
ラミック等の非金属材料である。請求項5記載の框材固
定構造は、請求項1、請求項2、請求項3または請求項
4記載の框材固定構造における構成要件を技術的に限定
したものであり、框材本体(30)の水平部(31)お
よび垂直部(35)の交わる角部(39)を軟質樹脂で
形成したことを特徴とする。
記載の框材固定構造における構成要件を技術的に限定し
たものであり、框材本体(30)と框材本体(30)の
水平部(31)および垂直部(35)の交わる角部(3
9)とは、セルロース系材料の微粉末の表面にこの微粉
末よりも小径で、かつ硬い微粉末を担持させて作成した
粉体を混合した樹脂を着色成形することによって木目模
様を呈するように形成するとともに、框材本体(30)
と角部(39)とを一体化させたことを特徴とする。
化させる手段としては、例えば、框材本体(30)にお
ける角部(39)以外の部分を硬質樹脂にて形成してそ
の硬質樹脂部分と一体化するような成形手段にて軟質樹
脂の角部(39)を形成してもよいし、框材本体(3
0)と角部(39)とを別々に成形しておいて後にはめ
込むように形成してもよい。
な作用をなす。まず、框固定具本体(40)を床面の段
差の角部に固定する。一方、水平部(31)に水平部係
合部(33)、垂直部(35)に垂直部係合部(36)
をそれぞれ備えた框材本体(30)を、固定体係合部
(41)を備えた框固定具本体(40)に固定する。こ
のとき、框材本体(30)を框固定具本体(40)に向
かって一方向に移動させるだけで固定することができ、
接着剤が不要である。しかも床仕上げ材(20)に対し
て特別な加工は必要ないので、床仕上げ材(20)の種
類は自由に選べる。
に固定したら、框材本体(30)の水平部(31)に連
続させるように床仕上げ材(20)を固定して、段差を
仕上げる。請求項2記載の框材固定構造の作用について
は、請求項1記載の框材固定構造の作用と異なる点を説
明する。框材本体(30)を框固定用本体(40)に固
定した後、水平部(31)における床仕上げ材(20)
側端部に凹設させた欠設部(32)に頭部が隠れるよう
な固定釘(30A)を用いて框材本体(30)と框固定
用心材(12)とを固定する。これによって固定が確実
となるとともに、固定釘(30A)の頭部は床仕上げ材
(20)を固定した後には見えなくなるので、見栄えが
よい。
ては、請求項2記載の框材固定構造の作用と異なる点を
説明する。すなわち、框材本体(30)の水平部(3
1)の上面には、上がり框を上がる人が踏みつける部分
に複数の突条(滑り止め突条34)を設けているので、
足を滑らせる事態を防止することができる。
ては、請求項3記載の框材固定構造の作用と異なる点を
説明する。すなわち、框材本体(30)は、セルロース
系材料の微粉末に無機材料の微粉末を打ち込んで作製し
た粉体を混合した樹脂を成形して形成しており、その框
材本体(30)は木目模様を呈しているので、木目模様
を見ることができる。
ては、請求項4記載の框材固定構造の作用と異なる点を
説明する。すなわち、框材本体(30)の水平部(3
1)および垂直部(35)の交わる角部を軟質樹脂で形
成したので、上がり框に上がる際にその角部にすねやつ
ま先をぶつけてしまったとしても痛さを和らげる。ま
た、軟質樹脂の表面は摩擦抵抗が大きいので、滑りどめ
の役割も同時に果たす。
ては、請求項5記載の框材固定構造の作用と異なる点を
説明する。框材本体(30)と角部(39)とは、適宜
の手段にて一体化させる。それらは、セルロース系材料
の微粉末に無機材料の微粉末を打ち込んで作製した粉体
を混合した樹脂を成形して形成しており、その框材本体
は木目模様を呈しているので、一体化した木目模様を見
ることができ、木目模様が近似していれば境目も目立た
ない。
更に詳しく説明する。ここで使用する図面は、図1乃至
図3である。図1は、本発明の第一の実施例を示す縦断
面図である。図2は、本発明の第一の実施例を示す斜視
図である。図3は、本発明の第二の実施例を示す縦断面
図である。
面から立ち上がる立ち上がり心材11および板状の中間
体11Aの上に固定され一階の床面を形成するフローリ
ング床材20を支持するフローリング支持材13と、そ
のフローリング支持材13の土間側に固定される框固定
用心材12と、その框固定用心材12の上面に固定さ
れ、フローリング床材20の土間側に位置する框材本体
30とを有して形成される玄関上がり口において、框材
本体30を框固定用心材12に固定するための構造であ
る。
に当接固定される水平部40Bおよび框固定用心材12
の垂直面に当接固定される垂直部40Cによって縦断面
形状が逆さL字形をなし、框固定用心材12の土間側上
の角部に固定される框固定具本体40と、その框固定具
本体40の垂直部40Cの下端に連続して框固定用心材
12の垂直面に当接固定される框固定補助体50とによ
って、框固定用心材12に固定される。また、框材本体
30は、水平部31および垂直部35それぞれに、下方
に向かって開口した溝部33,33,36,36を備え
ている。
上面に当接固定される水平部40Bおよび框固定用心材
12の垂直面に当接固定される垂直部40Cによって縦
断面形状がほぼ逆さL字形をなすアルミニウム合金の押
し出し成形品である。框材本体30に合わせて長手方向
に連続する一部材を固定してもよいし、かかる方向に不
連続に複数固定することとしてもよい。この框固定具本
体40は、固定釘40Aによって框固定用心材12に固
定される。框固定具本体40の水平部40Bおよび垂直
部40Cそれぞれには、框材本体30の溝部33,3
3,36に係合することによって框材本体30を固定可
能な溝係合部たる溝挿入部41、溝壁面当接部42、框
垂直当接部43を備えている。それら溝係合部は、框材
本体30の溝部の縦面に当接して溝を拡開するような形
状をなしている。框垂直面当接部43は、框材本体30
の垂直部35に小さく設けられた溝に挿入されるととも
に垂直部35における框固定用心材12に向かい合う垂
直面に当接する。また、框固定具本体40の下端には、
框固定補助体50の上端部を当接させる垂直下端接続部
44を備えている。
金の押し出し成形品であり、固定釘50Aによって框固
定用心材12に固定されるものであり、上端部には框固
定具本体40の垂直下端接続部44に当接させるための
本体当接部51を備え、框材本体30の垂直部35にお
いて下部に設けられた溝部36に係合する溝係合部たる
框垂直当接部53を備え、更に框固定具本体40の溝壁
面当接部42と同形状の溝挿入部52を備えている。ま
た、框材本体30の垂直部35に小さく設けられた溝に
挿入されるとともに垂直部35における框固定用心材1
2に向かい合う垂直面に当接する框垂直面当接部53,
53を設けている。更に、框固定補助体50の下端部
は、框固定具本体40の垂直下端接続部44と同じよう
に垂直下端接続部54を備えており、框材本体30の垂
直部35が更に長い場合には、別の框固定補助体50を
連続させることができる。
リング床材20側端部には、水平方向に連続して凹設さ
せた欠設部32を設けており、框材本体30と框固定具
本体40および框固定補助体50との係合が終わると、
その欠設部32に頭部が隠れるような固定釘30Aを用
いて框材本体30と框固定用心材12とを固定すること
としている。
材本体30の長手方向に平行な複数の滑り止め突条34
を設けている。図2に示すように、框固定用心材12お
よび框材本体30の長手方向の端部には、框材本体30
の上面から下方に向かって欠設する欠設部を備えるとと
もに、図示では明らかでないが、その欠設部に対応する
位置には框固定具本体40を位置させないように形成す
ることによって、靴べらを立てておくための靴べら差し
60を設けている。この靴べら差し60は、かかる欠設
部に靴べらを直接立ててもよいが、本実施例では、靴べ
らを立てるための箱体61を欠設部に固定し、その箱体
61に靴べらを立てることとしている。
向に直角な断面形状が同一であり、木目模様を有する熱
可塑性樹脂の押し出し成型(射出成形)にて形成する。
具体的には、セルロース系材料の微粉末の表面にこの微
粉末よりも小径で、かつ硬い微粉末を担持させて作成し
た粉体を混合した樹脂を着色成形することによって木目
模様を呈するように形成した熱可塑性樹脂の成形品であ
る。ここで、「セルロース系材料」とは、木粉である。
「無機材料」とは、酸化チタン、フェライト、アルミニ
ウム、ニッケル、銀などの金属材料、またはセラミック
等の非金属材料である。しかし、框材本体30の形成手
段についてはこれに限られるものではなく、木材を材料
に加工しても形成できる。
直部35の交わる角部39を軟質樹脂で形成している。
更に詳しく説明すると、かかる角部39もまた、セルロ
ース系材料の微粉末の表面にこの微粉末よりも小径で、
かつ硬い微粉末を担持させて作成した粉体を混合した樹
脂を着色成形することによって木目模様を呈するように
形成している。そこで選択された樹脂は軟質塩化ビニル
などの軟質樹脂であり、成形後に框材本体30にはめ込
むことによって一体化させて使用するものである。具体
的には、角部39にははめ込み突条39Aを設けてお
き、框材本体30側には、そのはめ込み突条39Aに対
応した溝部を設けておき、それぞれの成形後に係合させ
て一体化させる。
ついて説明する。まず、框材本体30と角部39とを、
はめ込み突条39Aを用いて一体化させる。一方、框固
定具本体40を框固定用心材12の土間側上の角部に、
固定釘40A,40Aを用いて固定する。すると、框固
定用心材12の上面には水平部40Bが当接固定され、
框固定用心材12の垂直面には垂直部40Cが当接固定
される。更に、框固定具本体40の垂直部40Cの下端
に連続して框固定用心材12の垂直面には框固定補助体
50を当接固定する。
35それぞれに下方に向かって開口した溝部33,3
3,36を、框固定具本体40の溝挿入部41、溝壁面
当接部42、框垂直当接部43に対し、框材本体30を
上からはめ込むことにより固定する。框材本体30の垂
直部35においては、その下部に設けられた溝部36に
対し、框固定補助体50の框垂直当接部53を係合させ
る。これにより、框材本体30の垂直部35の長さが長
い場合であっても、安定した係合固定が行える。
合させたら、框材本体30の水平部31におけるフロー
リング床材20側端部に凹設させた欠設部32に頭部が
隠れるような固定釘30Aを用いて框材本体30と框固
定用心材12とを固定する。これによって固定が確実と
なるとともに、固定釘30Aの頭部はフローリング床材
20を固定した後には見えなくなるので、見栄えがよ
い。なお、ここまでで、框材本体30の框固定用心材1
2への固定が終了するが、接着剤が不要である。しかも
フローリング材20に対して特別な加工は必要ないの
で、フローリング材20の種類は自由に選べる。
がり框を上がる人が踏みつける部分に複数の滑り止め突
条34を設けているので、足を滑らせる事態を防止する
ことができる。また、靴べら差し60および箱体61を
設けているので、靴べらをその靴べら差し60の箱体6
1に差しておける。したがって、玄関口にて靴を履く際
に靴べらを手に取るのが楽である。
目模様を見ることができ、しかも一体化しているので、
境目が目立たない。また、角部39を軟質樹脂で形成し
たので、上がり框に上がる際にその角部にすねやつま先
をぶつけてしまったとしても痛さを和らげるし、軟質樹
脂の表面は摩擦抵抗が大きいので、滑りどめの役割も同
時に果たす。
いて第一の実施例との相違点を中心に説明する。まず、
框材本体30の形状については、水平部31における溝
部33をひとつしか設けず、しかもその溝部33は垂直
部35寄りとしている。そして、框固定用心材12に接
する面積を大きくとれるような形状としている。更に、
溝部33、溝部36の溝幅を小さくしている。
の実施例における水平部40Bに該当する部分を設けて
おらず、垂直部40Cに該当する部分のみである。ま
た、垂直方向の寸法を大きく採っており、框固定具本体
40とは別体となる框固定補助体50を設けていない。
そのため、二つの溝部36に対応する溝挿入部41を二
つ設けている。
30および框固定具本体40の形状が単純化され、製造
が容易となる。また、框固定用心材12に接する面積を
大きくとれるような形状とし、溝部33、溝部36の溝
幅を小さくしているので、踏み込んだときの変形が小さ
いなどの相違が現れる。
用いなくても固定できるとともに、床仕上げ材に対して
特別の加工が不要な框材固定構造を提供することができ
た。請求項2記載の発明によれば、更に、固定が確実と
なるとともに、固定した後の見栄えがよい框材固定構造
を提供することができた。
滑らせる事態を防止することができる框材固定構造を提
供することができた。請求項4記載の発明によれば、更
に、木目模様を見ることができる樹脂にて形成した框材
固定構造を提供することができた。
り框に上がる際にその角部にすねやつま先をぶつけてし
まったとしても痛さを和らげることができるような框材
固定構造を提供することができた。請求項6記載の発明
によれば、更に、木目模様を見ることができる樹脂にて
形成した上がり框およびその角部の固定構造を提供する
ことができた。
材 12 框固定用心材 13 中央
補助心材 20 フローリング床材 30 上がり框 31A 固定
釘 31 水平部 32 フロ
ーリング境界部 33 溝部 34 滑り
止め突条 35 垂直部 36 溝部 37 端部押さえ部 39 軟質角部 39A はめ
込み突条 40 框固定具本体 40A 固定
釘 40B 水平部 40C 垂直
部 41 溝挿入部 42 溝壁
面当接部 43 框垂直当接部 44 垂直
下端接続部 50 框固定補助体 50A 固定
釘 51 本体当接部 52 溝挿
入部 53 框垂直当接部 54 垂直
下端接続部 60 靴べら差し 61 箱体
Claims (6)
- 【請求項1】 建物内の床面を形成する床仕上げ材とそ
の床仕上げ材の段差の角部に框材を固定する構造であっ
て、 その段差の角部の水平部分を覆う水平部と垂直部分を覆
う垂直部とを有して垂直断面が略L字形をなす框材本体
と、 床面の段差の角部に固定されるとともに框材本体と係合
することによって段差の角部に框材を固定させる框固定
具本体とを備え、 框材本体の水平部の裏面側には、框固定具本体と係合す
るための水平部係合部を備えるとともに、垂直部の裏面
側には、框固定具本体と係合するための垂直部係合部を
備え、 框固定具本体には、框材本体の水平部係合部および垂直
部係合部と係合可能な固定体係合部を備え、 框材本体の水平部係合部および垂直部係合部を框固定具
本体の固定体係合部へ係合させる場合に、水平部係合部
および垂直部係合部と固定体係合部とが同時に係合可能
であるように水平部係合部、垂直部係合部および固定体
係合部を形成したことを特徴とする框材固定構造。 - 【請求項2】 框材本体の水平部における反段差側の端
部には、水平方向に連続して凹設させた欠設部を設け、 その欠設部に頭部が隠れるような固定釘を用いて框材本
体を固定するように形成したことを特徴とする請求項1
記載の框材固定構造。 - 【請求項3】 框材本体の水平部の上面には、框材本体
の長手方向に平行な複数の突条を設けたことを特徴とす
る請求項1または請求項2記載の框材固定構造。 - 【請求項4】框材本体は、セルロース系材料の微粉末の
表面にこの微粉末よりも小径で、かつ硬い微粉末を担持
させて作成した粉体を混合した樹脂を着色成形すること
によって木目模様を呈するように形成したことを特徴と
する請求項1、請求項2また は請求項3記載の框材固定
構造。 - 【請求項5】框材本体の水平部および垂直部の交わる角
部を軟質樹脂で形成したことを特徴とする請求項1、請
求項2、請求項3または請求項4記載の框材固定構造。 - 【請求項6】框材本体と框材本体の水平部および垂直部
の交わる角部とは、セルロース系材料の微粉末の表面に
この微粉末よりも小径で、かつ硬い微粉末を担持させて
作成した粉体を混合した樹脂を着色成形することによっ
て木目模様を呈するように形成するとともに、框材本体
と角部とを一体化させたことを特徴とする請求項5記載
の框材固定構造。
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JP07043715A JP3142734B2 (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | 框材固定構造 |
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JPH08239994A JPH08239994A (ja) | 1996-09-17 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010144435A (ja) * | 2008-12-19 | 2010-07-01 | Naka Ind Ltd | 玄関用框の固定構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08239994A (ja) | 1996-09-17 |
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