JP3141587B2 - Ic回路 - Google Patents

Ic回路

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JP3141587B2
JP3141587B2 JP04322613A JP32261392A JP3141587B2 JP 3141587 B2 JP3141587 B2 JP 3141587B2 JP 04322613 A JP04322613 A JP 04322613A JP 32261392 A JP32261392 A JP 32261392A JP 3141587 B2 JP3141587 B2 JP 3141587B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は端子部分の入出力回路に
特徴を有するIC回路に関し、特に入力と出力とを1つ
の端子で同時に行えるようにしたIC回路に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】通常の集積回路(IC)では近年集積度
の向上に伴ってICの端子数が増加している。ICの端
子数が増加した場合にはIC自体の形状も大きくする必
要があり、高価格となる。ICの端子数を減少させるた
めには、例えば入力と出力とを共用することが考えられ
る。従来、入出力の共用するために時分割で入力と出力
とを分離することによって端子数を減少するようにした
IC回路が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のI
C回路では、入力端子と出力端子とを共用している場合
も同時に入出力を行わせることはできなかった。従って
同時に入力する必要がある入出力数が多数となれば端子
数も増加し、ICの形状が大きくなる。又プリント基板
上にICを実装する場合にもその実装面積が大きくな
り、IC化による小型化の利点を追求することができな
かった。又端子数が増加すればICの価格が上昇すると
いう欠点もあった。
【0004】本発明はこのような従来のIC回路の問題
点に鑑みてなされたものであって、ICの入出力端子を
共用し、同時に入出力を行えるようにすることを技術的
課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、電流による入力、電圧による出力をする入出力共用
端子を有するIC回路であって、外部に伝達すべき出力
に応じた電圧を選択する電圧出力回路と、一端が電圧出
力回路の出力端に接続され、その両端の電圧が固定され
入出力共用端子に流入する電流を入力して出力側に伝え
る電圧固定・電流入力回路と、電圧固定・電流入力回路
より得られる電流値を弁別する電流弁別回路と、を具備
することを特徴とするものである。
【0006】本願の請求項3の発明は、電流による入
力、電圧による出力をする入出力共用端子を有するIC
回路であって、外部に伝達すべき出力に応じた電圧を選
択する電圧出力回路と、一端が電圧出力回路の出力端に
接続され、その両端の電圧は固定され、入出力共用端子
に流入する電流を弁別する電圧固定・電流弁別回路と、
を具備することを特徴とするものである。
【0007】本願の請求項5の発明は、電圧による入
力、電流による出力をする入出力共用端子を有するIC
回路であって、外部に伝達すべき出力に応じた電流を選
択し、入出力共用端子より流出させる電流出力回路と、
入出力共用端子に接続され、入出力共用端子に得られる
電圧を弁別する電圧弁別回路と、を具備することを特徴
とするものである。
【0008】本願の請求項9の発明は、電圧による出
力、交流信号の周波数による入力をする入出力共用端子
を有するIC回路であって、ICの外部に伝達すべき出
力に応じた電圧信号源、該信号源を入力とし、出力端が
入出力端子に接続されたボルテージフォロワを有する電
圧出力回路と、入出力端子に得られる高周波信号の周波
数を弁別する周波数弁別回路と、を具備することを特徴
とするものである。
【0009】本願の請求項10の発明は、電圧による入
力、交流成分の周波数による出力をする入出力共用端子
を有するIC回路であって、ICの外部に伝達すべき出
力に応じて周波数変調し、カップリングコンデンサを介
して入出力端子より出力する周波数変調型発振回路と、
入出力端子に得られる電圧の直流成分を分離するフィル
タと、フィルタの電圧レベルを弁別する電圧弁別回路
と、を具備することを特徴とするものである。
【0010】
【作用】このような特徴を有する本願の請求項1の発明
によれば、ICの外部には電圧出力回路において選択さ
れた電圧を電圧固定・電流入力回路の固定された電圧に
加算して出力している。又外部から得られる電流信号は
電圧固定・電流入力回路を介して電流弁別回路によって
弁別している。又本願の請求項3の発明では、電圧を電
圧出力回路より出力し、入力された電流を電圧固定・電
流弁別回路によって弁別して入力としている。又本願の
請求項5の発明では、伝達すべき出力に応じた電流値を
電流出力回路より出力し、入出力端子に得られる電圧を
弁別して入力としている。更に本願の請求項9及び10
の発明では、電圧によって出力又は入力を行い、これに
重畳する交流信号の周波数を入力又は出力として入出力
を同時に行えるようにしている。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例による電流入力電圧
出力型のICの端子部分の入出力回路を示す回路図であ
る。本図において図示の回路はICの端子1の周辺回路
を示している。端子1はICの1つの端子であって、電
流入力電圧出力の入出力共用端子とする。そしてこの端
子1には図示のように電圧固定・電流入力回路2のトラ
ンジスタQ1のベース・コレクタが接続される。トラン
ジスタQ1のエミッタはシリコン型のダイオードD1,
D2を介して接地される。電圧固定・電流入力回路2は
カレントミラー接続された第1,第2のトランジスタQ
1,Q2によって構成されており、トランジスタQ2の
エミッタはトランジスタQ3を介して接地される。トラ
ンジスタQ3はIC外部に出力を出すためのスイッチン
グ用のトランジスタであって、そのベースには内部回路
から出力すべき信号INが加えられ、これによってオン
オフする。又ダイオードD1,D2には並列に抵抗R1
が接続される。ダイオードD1,D2と抵抗R1、トラ
ンジスタQ3とは、外部に出力すべき信号に基づいてそ
のトランジスタQ3のコレクタ側端子の電圧を変化させ
る電圧出力回路3を構成している。
【0012】さてトランジスタQ2のコレクタには電流
弁別回路4が接続される。電流弁別回路4は電流を弁別
するための回路であって、トランジスタQ4,Q5によ
るカレントミラー回路を有している。トランジスタQ5
のコレクタと接地端との間には定電流源5が接続されて
おり、又そのコレクタにはトランジスタQ6のベースが
接続される。トランジスタQ6のエミッタは電源Vccに
接続され、コレクタは端子1からの信号をICの内部回
路に出力するものである。
【0013】次に本実施例の動作について説明する。ま
ずICからの出力は電圧信号として外部に出力される。
例えばトランジスタQ3がオン状態では、そのコレクタ
・エミッタ間の電圧は例えば 0.2Vと低く、端子1の電
圧はこれにトランジスタQ1のベース・エミッタ間の固
定の電圧VBEを加えた値となる。従って端子1は 0.8V
程度となっている。次いでトランジスタQ3をオフとす
れば、ダイオードD1,D2による順方向の降下電圧に
よって2VBE分、約 1.2Vの電圧が電圧出力回路3より
得られる。そしてこれにトランジスタQ1の固定電圧V
BEが加えられた電圧約3VBE(≒ 1.8V)が端子1に得
られることとなる。従って端子1の電圧Vout を検知し
ておくことによってICの外部でICからの出力を受け
ることができる。ここで電圧固定・電流入力回路2の端
子間電圧は常にトランジスタQ1のベース・エミッタ間
降下電圧VBEで一定であり、電圧出力回路3の端子電圧
がこれに加わり変化することとなる。ここでダイオード
を更に多数直列接続し、これらの接続数を複数のスイッ
チングトランジスタで制御することによって、複数レベ
ルの電圧出力を外部に伝えることができる。
【0014】さて端子1は電流による入力端子ともなっ
ている。端子1より流入する電流をIinとすると、この
入力電流IinはトランジスタQ1を流れる。そしてトラ
ンジスタQ1とQ2及びQ4とQ5のカレントミラー回
路によって、トランジスタQ2及びQ4,Q5にも同一
の電流Iinが流れることとなる。さてトランジスタQ5
のコレクタと接地端間に接続されている定電流源5の電
流をIref とする。トランジスタQ6のベースに流入す
る電流をΔIとすると、トランジスタQ6は次のように
変化する。 Iin<Iref が成り立つとき、 ΔIは正となってトランジスタQ6がオンとなる。 Iin>Iref が成り立つとき、 ΔIは零又は負となるため、トランジスタQ6はオフと
なる。
【0015】従って端子1に流入する電流Iinの値を電
流Iref の上下に変化させることによってトランジスタ
Q6をオンオフさせることができ、これによってIC回
路の外部からIC回路内に二値信号を入力することがで
きる。このような電流による入力と電圧による出力とが
同時に行えるため、端子1は入出力を兼用する端子とな
っている。
【0016】図2は本発明の第2実施例による電流入力
電流出力型のIC回路を示す回路図である。本図におい
て第1実施例と同一部分は同一符号を付して詳細な説明
を省略する。本実施例においても電圧出力回路3の構成
は第1実施例と同様である。本実施例ではトランジスタ
Q2のコレクタに定電流回路5の一端を直接接続し、更
にトランジスタQ6のベースにも接続している。IC回
路から外部への電圧出力については第1実施例と同様で
ある。又定電流源5の定電流Iref と入力端子1に加わ
る電流Iinとの大小関係によって、IC回路内に外部か
らの信号を入力することは前述の実施例と同様であり、
詳細な説明を省略する。ここでトランジスタQ1,Q
2,Q6と定電流源5とは端子電圧がトランジスタQ1
のベース・エミッタ間電圧VBEによって固定され、電流
を入力して弁別する電圧固定・電流弁別回路6を構成し
ている。
【0017】図3は本発明の第3実施例による電流出力
電圧入力型のIC回路を示す回路図である。本図におい
てIC内の電源VccにはトランジスタQ7,Q8から成
るカレントミラー回路が接続される。トランジスタQ7
のコレクタはベースと共通接続され、抵抗R2及びトラ
ンジスタQ9を介して接地されている。トランジスタQ
8のコレクタは端子11に接続されている。端子11は
電流出力電圧入力の兼用型の入出力共用端子である。又
電源Vccと端子11の間には一定の電流I1 を流出させ
る定電流源12が接続されている。ここで定電流源12
とトランジスタQ7〜Q9は外部に伝達すべき出力に応
じた電流を選択し、入出力共用端子より流出させる電流
出力回路13を構成している。又端子11には接地端間
に抵抗R3,R4が接続される。抵抗R3,R4の中点
にはトランジスタQ10のベースが接続され、そのエミ
ッタは接地されている。抵抗R3,R4とトランジスタ
Q10とは入出力共用の端子に接続され、その端子に得
られる電圧を弁別する電圧弁別回路14を構成してい
る。
【0018】さてこのICの内部回路から外部に出力を
出す場合には、トランジスタQ9のオンオフを制御す
る。トランジスタQ9がオンとすれば、トランジスタQ
7には抵抗R2によって定まる電流I2 が流れることと
なり、カレントミラー接続されているトランジスタQ8
のコレクタにも同じ電流I2 が流れる。ここで抵抗R
3,R4の抵抗値を十分大きくし、端子11に接続され
る外部回路の入力インピーダンスが十分低いものとすれ
ば、定電流源12の電流I1 はほぼ端子11より流出す
ることとなる。又トランジスタQ8を流れる電流I2
端子11より流出することとなる。従って端子11より
流出する電流Iout はトランジスタQ9がオフ状態では
ほぼI1 に等しく、Q9がオン状態ではI1 +I2 にほ
ぼ等しい値となっている。従ってIC回路の外部に電流
の弁別回路を接続することによって、ICの出力を外部
に出力することができる。
【0019】又このIC回路に二値信号を入力する場合
には、端子11の電圧レベルを制御する。端子11から
得られる電圧入力Vinは抵抗R3,R4によって分圧さ
れる。従ってVinを変化させることによってトランジス
タQ10がオン又はオフすることとなり、Vinの変化に
よってIC回路に信号を入力することができる。このよ
うに端子11は電圧入力電流出力型の入出力共用端子と
なっている。ここで図1に示した電流入力電圧出力回路
を端子11に接続すること、即ち端子1と11とを接続
するものとすれば、いずれがIC回路であってもその外
部から入出力することができる。
【0020】図4は本発明の第4実施例による電流出力
電圧入力型の端子を有するIC回路の回路図である。本
図において第3実施例と同一部分は同一符号を付して詳
細な説明を省略する。本実施例では電流出力回路13の
構成は第3実施例と同様である。本実施例は抵抗R3,
R4の中点にバッファ回路16を設けている。バッファ
回路16はこの中点電圧を入力としてインピーダンス変
換を行うものであり、その出力は弁別回路17に与えら
れる。弁別回路17は入力電圧に応じて電圧を弁別し、
端子11からの入力信号を二値信号又は複数の信号とし
てIC回路内に取込むものである。その他の構成は第3
実施例と同様であるので詳細な説明を省略する。
【0021】図5は本発明の第4実施例の変形例であ
り、第4実施例と同一部分は同一符号を付して詳細な説
明を省略する。図5では電流出力、電流入力の兼用の入
出力端子に直接バッファ回路16の入力端を接続するよ
うにしたものである。その他の構成は第4実施例と同様
である。
【0022】図6は本発明の第5実施例による電圧出
力、周波数入力型IC回路の例を示す回路図である。本
図においてボルテージフォロワ21はICの外部に伝達
すべき電圧源V1がその入力端に接続されている。この
電圧源V1は二値信号の場合には所定の電圧レベルを断
続するスイッチング回路としてもよく、又アナログ電圧
をそのまま出力するようにしてもよい。ボルテージフォ
ロワ21の出力端は抵抗R5を介してIC回路の入出力
共用の端子22に接続される。又端子22にはカップリ
ングコンデンサC1を介して周波数弁別回路23が接続
されている。周波数弁別回路23は端子22に得られる
交流成分の周波数を弁別して出力するものである。周波
数弁別回路23は入力周波数が連続的に変化する場合に
はF/V変換器であってもよく、又不連続に変化する場
合にはこのF/V変換出力を所定の閾値で弁別する回路
としてもよい。こうすればIC回路の外部へは電圧信号
で出力し、この直流レベルに重畳してIC回路の外部か
ら入力される交流成分の周波数に基づいてICの内部に
信号を伝えることができる。又この周波数弁別回路23
は同時に交流成分の振幅を弁別する回路としてもよい。
【0023】図7は本発明の第6実施例による電圧入力
周波数出力型のIC回路を示す回路図である。本図にお
いて周波数変調型発振回路24はその入力端に加えられ
る電圧レベルV2又は二値信号に応じた所定の周波数を
発振する発振回路であって、その出力はカップリングコ
ンデンサC2を介し入出力共用の端子25に接続されて
いる。又端子25にはR6,R3から成るCR型のロー
パスフィルタが接続される。このローパスフィルタは発
振回路24の発振周波数を平滑し、その直流レベルの出
力をボルテージフォロワ26に伝えるフィルタ回路であ
る。ボルテージフォロワ26はこのローパスフィルタに
得られる直流レベルの出力をハイインピーダンスで受け
て、直流レベルの信号を電圧弁別回路27に与える。電
圧弁別回路27は所定の閾値で入力信号を弁別して二値
信号を出力するものであってもよく、又入力側の電圧が
多段階で変化する場合には複数段のコンパレータを用い
てそのレベルを弁別するものであってもよい。こうすれ
ばIC回路の外部から得られる電圧レベルをIC回路内
に取り込むことができる。そしてIC回路内の出力すべ
き信号に応じて発振回路を断続させ、その周波数や発振
レベルを変化させることによってIC回路の外部に信号
を出力することができる。
【0024】ここで図7のIC回路の端子25には図6
に示した電圧出力周波数入力型の回路を接続すること、
即ち端子25と22とを接続すれば、周波数を弁別し、
又IC回路に電圧信号を入力することができる。同様に
してIC回路の外部には図7に示す回路を接続しておけ
ば、図6のIC回路内に周波数で変調された信号を入力
し、IC回路からの電圧信号を受信することができる。
【0025】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、1つの端子を入力と出力とに共用できるようにして
いる。そしてこれらの入出力と同時に行うことができる
ため、IC回路の入出力端子数を大幅に減少させること
ができる。従ってICを低価格化することができるだけ
でなく、ICの実装面積を少なくすることができるとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による電流入力電圧出力型
のIC回路を示す回路図である。
【図2】本発明の第2実施例による電流入力電圧出力型
のIC回路を示す回路図である。
【図3】本発明の第3実施例による電流入力電圧出力型
のIC回路を示す回路図である。
【図4】本発明の第4実施例による電流入力電圧出力型
のIC回路を示す回路図である。
【図5】本発明の第4実施例による電流入力電圧出力型
のIC回路の変形例を示す回路図である。
【図6】本発明の第5実施例による電圧出力周波数入力
型のIC回路を示す回路図である。
【図7】本発明の第6実施例による電圧入力周波数出力
型のIC回路の回路図である。
【符号の説明】
1,15,22,25 入出力共用端子 2 電圧固定・電流入力回路 3 電圧出力回路 4 電流弁別回路 5,12 定電流源 6 電圧固定・電流弁別回路 13 電流出力回路 14,15,27 電圧弁別回路 16,21,26 ボルテージフォロワ 23 周波数弁別回路 24 周波数変調型発振回路

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電流による入力、電圧による出力をする
    入出力共用端子を有するIC回路であって、 外部に伝達すべき出力に応じた電圧を選択する電圧出力
    回路と、 一端が前記電圧出力回路の出力端に接続され、その両端
    の電圧が固定され入出力共用端子に流入する電流を入力
    して出力側に伝える電圧固定・電流入力回路と、 前記電圧固定・電流入力回路より得られる電流値を弁別
    する電流弁別回路と、を具備することを特徴とするIC
    回路。
  2. 【請求項2】 前記電流弁別回路は、電流入力端子が一
    端に接続された第1,第2のトランジスタを有するカレ
    ントミラー回路と、スイッチング用トランジスタと、前
    記カレントミラー回路の第2のトランジスタのコレクタ
    及び前記スイッチングトランジスタのベースに接続され
    る定電流源と、を有し、入力される電流の大小に応じて
    断続するものであり、 前記電圧固定・電流入力回路は、前記電圧出力回路の出
    力端にエミッタ端が共通に接続された一対のトランジス
    タから成るカレントミラー回路であることを特徴とする
    請求項1記載のIC回路。
  3. 【請求項3】 電流による入力、電圧による出力をする
    入出力共用端子を有するIC回路であって、 外部に伝達すべき出力に応じた電圧を選択する電圧出力
    回路と、 一端が前記電圧出力回路の出力端に接続され、その両端
    の電圧は固定され、前記入出力共用端子に流入する電流
    を弁別する電圧固定・電流弁別回路と、を具備すること
    を特徴とするIC回路。
  4. 【請求項4】 前記電圧出力回路は、複数のダイオード
    の直列接続体と、前記ダイオードを短絡するスイッチン
    グ回路と、を具備するものであることを特徴とする請求
    項1〜3のいずれか1項に記載のIC回路。
  5. 【請求項5】 電圧による入力、電流による出力をする
    入出力共用端子を有するIC回路であって、 外部に伝達すべき出力に応じた電流を選択し、入出力共
    用端子より流出させる電流出力回路と、 前記入出力共用端子に接続され、前記入出力共用端子に
    得られる電圧を弁別する電圧弁別回路と、を具備するこ
    とを特徴とするIC回路。
  6. 【請求項6】 電圧による入力、電流による出力をする
    入出力共用端子を有するIC回路であって、 外部に伝達すべき出力に応じた電流を選択し、入出力共
    用端子より流出させる電流出力回路と、 前記入出力共用端子に得られる電圧を抵抗により分圧し
    て入力とし、インピーダンス変換を行うバッファ回路
    と、 前記バッファ回路の出力に基づいて入力された電圧レベ
    ルを弁別する電圧弁別回路と、を具備することを特徴と
    するIC回路。
  7. 【請求項7】 電圧による入力、電流による出力をする
    入出力共用端子を有するIC回路であって、 外部に伝達すべき出力に応じた電流を選択し、入出力共
    用端子より流出させる電流出力回路と、 前記入出力共用端子に入力端が接続され、インピーダン
    ス変換を行うバッファ回路と、 前記バッファ回路の出力に基づいて入力された電圧レベ
    ルを弁別する電圧弁別回路と、を具備することを特徴と
    するIC回路。
  8. 【請求項8】 前記電流出力回路は、前記入出力端子に
    接続され該入出力端子より一定の電流を出力する定電流
    回路と、外部に伝達すべき出力に応じて断続されるスイ
    ッチングトランジスタと、第1のトランジスタが前記ス
    イッチングトランジスタに、第2のトランジスタが前記
    入出力端子に接続され前記スイッチングトランジスタの
    オンオフにより定電流を前記入出力端子より流出させる
    カレントミラー回路と、を具備するものであることを特
    徴とする請求項5〜7のいずれか1項記載のIC回路。
  9. 【請求項9】 電圧による出力、交流信号の周波数によ
    る入力をする入出力共用端子を有するIC回路であっ
    て、 ICの外部に伝達すべき出力に応じた電圧信号源、該信
    号源を入力とし、出力端が入出力端子に接続されたボル
    テージフォロワを有する電圧出力回路と、 前記入出力端子に得られる高周波信号の周波数を弁別す
    る周波数弁別回路と、を具備するものであることを特徴
    とするIC回路。
  10. 【請求項10】 電圧による入力、交流成分の周波数に
    よる出力をする入出力共用端子を有するIC回路であっ
    て、 ICの外部に伝達すべき出力に応じて周波数変調し、カ
    ップリングコンデンサを介して入出力端子より出力する
    周波数変調型発振回路と、 前記入出力端子に得られる電圧の直流成分を分離するフ
    ィルタと、 前記フィルタの電圧レベルを弁別する電圧弁別回路と、
    を具備することを特徴とするIC回路。
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