JP3140554B2 - 自動車の消音装置 - Google Patents

自動車の消音装置

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JP3140554B2
JP3140554B2 JP04130422A JP13042292A JP3140554B2 JP 3140554 B2 JP3140554 B2 JP 3140554B2 JP 04130422 A JP04130422 A JP 04130422A JP 13042292 A JP13042292 A JP 13042292A JP 3140554 B2 JP3140554 B2 JP 3140554B2
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vibration
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哲也 村上
正宏 大隅
利介 中西
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Mazda Motor Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2206/00Indexing codes related to the manufacturing of suspensions: constructional features, the materials used, procedures or tools
    • B60G2206/01Constructional features of suspension elements, e.g. arms, dampers, springs
    • B60G2206/014Constructional features of suspension elements, e.g. arms, dampers, springs with reinforcing nerves or branches
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
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    • B60G2206/60Subframe construction
    • B60G2206/605Flexible constructions

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  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、左右のサスペンション
タワー部がストラットバで連結されている自動車の消
音装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば実開昭62−100270号公報
に記載されるように、車両の左右のサスペンションタワ
ー部をストラットバーによって連結することにより剛性
を高めて、サスペンションタワー部の内倒れを防止する
と共に、ロードノイズ対策を図ったものは知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、そのような
ものでは、剛性を高めて、走行ノイズのレベルを下げて
いるだけであるので、十分な効果が得られない。
【0004】本発明は、左右の車輪の振動及び走行ノイ
ズを低減することができる自動車の消音装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、左右のサスペ
ンションタワー部がストラットバで連結される自動車
の消音装置を前提とする。
【0006】そして、請求項1の発明は、上記ストラッ
トバーは、左右のサスペンションタワー部間に架設され
ており、上記サスペンションタワー部の一方の振動を検
出する振動検出手段と、上記振動検出手段の振動信号を
受け、該振動信号の位相を反転させて左右のサスペンシ
ョンタワー部に伝達する位相反転手段とを備えており、
上記位相反転手段は、ストラットバーの中間部分に支持
されていて該ストラットバーを通じて左右のサスペンシ
ョンタワー部を加振する加振手段と、上記振動検出手段
よりの振動信号を受け、該振動信号の位相を反転させ、
位相が反転された信号に基づいて加振手段を作動させる
制御手段とを有する構成とする。
【0007】また、請求項2の発明は、上記請求項1の
発明において、各サスペンションタワー部の近傍に、キ
ャニスタが配設され、該キャニスタが走行ノイズについ
てのダイナミックダンパーとして機能する。
【0008】
【作用】請求項1の発明によれば、振動検出手段によっ
て検出された、サスペンションタワー部の一方の振動
(車輪の振動、走行ノイズ等)が、位相反転手段によっ
て反転され、左右のサスペンションタワー部にストラッ
トバーを通じて伝達される。これによって、左右のサス
ペンションタワー部の振動が打ち消される。
【0009】具体的には、振動検出手段によって検出さ
れた振動信号が制御手段によって逆位相の振動信号に反
転され、その逆位相の振動信号に基いて加振手段によっ
てストラットバーが加振される。それによって、左右の
サスペンションタワー部の振動が打ち消される。このと
き、左右のサスペンションタワー部を連結するストラッ
トバーは車体側と連結されていないので、加振手段によ
って加振しても、その振動は車体側に伝達されない。
【0010】請求項の発明によれば、キャニスタが走
行ノイズ(150Hz,280Hz)についてダイナミック
タンパーとして機能し、走行ノイズを低減する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に沿って詳細に
説明する。
【0012】自動車の車体前部の全体構成を示す図1に
おいて、1は自動車で、その前部にエンジンルーム2を
有する。エンジンルーム2の左右側壁に形成されたホイ
ールハウス部3A,3Bには、いわゆるサスペンション
タワー部4A,4Bがそれぞれ配設されている。
【0013】サスペンションタワー部4A,4B上部の
サスペンションアッパ5A,5B間には、車体左右方向
に延びるストラットバー6が架設され、該ストラットバ
ー6によって両サスペンションタワー部4A,4Bが連
結されている。そして、ストラットバー6は、その中間
部分にストラットバー6に振動を付与する加振器7が配
設されており、また、その両端部分が、サスペンション
タワー部4A,4B上部のサスペンションアッパ5A
5Bの上部に突設された支持部8A,8Bに連結支持さ
れている。
【0014】上記加振器7としては、上下方向の振動を
与えることができる偏心モータ、バイブレータ等を適宜
採用することができる。
【0015】また、一方のサスペンションアッパ5Aの
上側には、サスペンションタワー部4Aより入力される
振動(レベル、周波数)を検出する振動センサー9(例
えばピエゾ素子)が配設されている。
【0016】そして、上記振動センサー9により検出さ
れた振動信号を制御装置10(CPU)が受けて、該振
動信号の位相を反転させ、この位相が反転された信号に
基づいて制御装置10が加振器7を作動させ、ストラッ
トバー6を通じて振動をサスペンションタワー部4A,
4Bに伝達するようになっている。つまり、加振器7と
制御装置10とにより、振動センサー9よりの振動信号
を受け、該振動信号の位相を反転させて左右のサスペン
ションタワー部4A,4Bに伝達する位相反転手段11
が構成されている。
【0017】これによって、加振器7よりの、位相が反
転された信号が各サスペンションタワ部4A,4Bに
伝達され、各サスペンションタワー部4A,4Bに入力
される振動が打ち消されて低減される。よって、各サス
ペンションタワ部4A,4Bの、車輪の振動、走行ノ
イズ等に基く振動が、1つの加振器7でもって同時に抑
制され、低減されることとなる。これは、金属(ストラ
ットバー6)内の振動の伝播速度よりも、電気信号の伝
播速度の方がはるかに速いため、制御装置10にて振動
を検出して演算し、それから反転させて加振器7を通じ
てストラットバー6を振動させるようにしても、振動の
打ち消しに対しては十分に間に合うからである。
【0018】上記のように構成すれば、振動センサー9
によって振動(車輪の振動、走行ノイズ等)が検出され
ると、この振動センサー9よりの振動信号を制御装置1
0が受けて、その振動の位相を反転し、この位相が反転
された振動に基づき加振器7を加振する。これにより、
この位相が反転された振動が、加振器7による加振作用
によりストラットバー6を通じて左右のサスペンション
タワー部4A,4Bに伝達される。このストラットバー
6を通じて伝達される振動と、左右のサスペンションタ
ワー部4A,4Bを通じて入力される振動とは位相が反
対であるので、それらは互いに打ち消し合い、その結果
として、振動が効果的に低減される。
【0019】尚、上記実施例においては、加振器7より
ストラットバー6を通じて同じ信号を左右のサスペンシ
ョンタワー部4A,4Bに伝達しているが、これは、左
右の車輪が略同じ荒さの路面を走行しているとの経験
基づくものであり、これによって、ストラットバー6
を有効に利用して、加振器7及び振動センサー9をそれ
ぞれ1つで済ませて、構造の簡略化を図っている。
【0020】また、左右のサスペンション部より入力さ
れる信号のうち、特定周波数に係る走行ノイズを低減す
るために、各サスペンションタワー部の近傍に、キャニ
スタ(吸着部材)を配設し、これを走行ノイズについて
のダイナミックダンパーとして機能させることで振動の
低減を図ることもできる。
【0021】即ち、通常サスペンションタワー部21近
傍に配設されており、かつ重量変動が小さい部品である
キャニスタ22を、図2に示すように、ストラットバー
23の端部にラバー24を介して設け、また、キャニス
タ22の下部を別のラバー25を介して、フロントサイ
ドフレーム26より突設されたブラケット27に連結す
るようにすれば、キャニスタ22を、走行ノイズ(15
0Hz,280Hz)を低減するためのダイナミックダンパ
ーとして利用することができる。
【0022】上記実施例は、車体前部のサスペンション
タワー部より入力される振動の低減に対して適用した例
について説明したが、車体後部のサスペンションタワー
部より入力される振動の低減に対しても同様に適用する
ことができるのはもちろんである。
【0023】
【発明の効果】請求項1の発明は、上記のように、振動
検出手段によって検出された、サスペンションタワー部
の一方の振動を、位相反転手段によって反転して、スト
ラットバーを通じて左右のサスペンションタワー部に伝
達するようにしたので、サスペンションタワー部の振
動、即ち左右車輪の振動及び走行ノイズを簡単な構造で
低減することができる。具体的には、制御手段によって
逆位相の振動を演算し、それに基いて加振手段によって
ストラットバーを加振することで左右のサスペンション
タワー部に逆位相の信号を伝達するようにしているの
で、ストラットバーを加振するだけで、左右車輪の振動
及び走行ノイズを減衰することができる。特に、左右の
サスペンションタワー部を連結するストラットバーを利
用して、1つの振動センサー及び1つの加振器でもって
制御するようにしているので、構造が簡単である。
【0024】請求項の発明は、サスペンションタワー
部近傍に配設され、かつ重量変動の小さい部品であるキ
ャニスタをダイナミックダンパーとして利用するように
したので、新たに特別の部品をダイナミックダンパーと
して設けることなく、特定周波数に係る走行ノイズを効
果的に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車の車体前部の斜視図である。
【図2】自動車の車体前部の側壁部付近の縱断面図であ
る。
【符号の説明】
1 自動車 4A,4B,21 サスペンションタワー部 6,23 ストラットバー 7 加振器(加振手段) 9 振動センサー(振動検出手段) 10 制御装置(制御手段) 11 位相反転手段 22 キャニスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−67783(JP,A) 実開 昭63−7064(JP,U) 実開 平3−71928(JP,U) 実開 平1−89275(JP,U) 実開 平3−75338(JP,U) 実開 昭61−196849(JP,U) 実開 昭63−15276(JP,U) 実開 昭62−100270(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 25/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右のサスペンションタワー部がストラ
    ットバで連結されている自動車の消音装置において、上記ストラットバーは、上記左右のサスペンションタワ
    ー部間に架設され、 上記サスペンションタワー部の一方の振動を検出する振
    動検出手段と、 上記振動検出手段の振動信号を受け、該振動信号の位相
    を反転させて左右のサスペンションタワー部に伝達する
    位相反転手段とを備え 上記位相反転手段は、 上記ストラットバーの中間部分に支持され、該ストラッ
    トバーを通じて上記左右のサスペンションタワー部を加
    振する加振手段と、 上記振動検出手段よりの振動信号を受け、該振動信号の
    位相を反転させ、位相が反転された信号に基づいて上記
    加振手段を作動させる制御手段とを有す ることを特徴と
    する自動車の消音装置。
  2. 【請求項2】 各サスペンションタワー部の近傍に、キ
    ャニスタが配設され、該キャニスタが走行ノイズについ
    てのダイナミックダンパーとして機能するところの請求
    1記載の自動車の消音装置。
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