JP3140498B2 - レンズの測定方法 - Google Patents
レンズの測定方法Info
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- JP3140498B2 JP3140498B2 JP03205002A JP20500291A JP3140498B2 JP 3140498 B2 JP3140498 B2 JP 3140498B2 JP 03205002 A JP03205002 A JP 03205002A JP 20500291 A JP20500291 A JP 20500291A JP 3140498 B2 JP3140498 B2 JP 3140498B2
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- G01M—TESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- G01M11/02—Testing optical properties
- G01M11/0242—Testing optical properties by measuring geometrical properties or aberrations
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)
- Lenses (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光を入射させてレン
ズの性能を測定するレンズの測定方法に関する。
ズの性能を測定するレンズの測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】レンズの性能を検査するためには、その
レンズが実際に使用されるのと同一、あるいは近い環境
の下で測定することが望ましい。したがって、レンズに
光束を入射させて測定する場合には、実装時の使用波長
の光源を用いることが望ましい。
レンズが実際に使用されるのと同一、あるいは近い環境
の下で測定することが望ましい。したがって、レンズに
光束を入射させて測定する場合には、実装時の使用波長
の光源を用いることが望ましい。
【0003】一方、例えば可視域外で使用されるレンズ
を測定する場合には、使用波長である可視域外の光束を
用いたのでは測定の能率が悪く、使用時とは波長が異な
る可視域の光源を用いて測定したいとの要請がある。
を測定する場合には、使用波長である可視域外の光束を
用いたのでは測定の能率が悪く、使用時とは波長が異な
る可視域の光源を用いて測定したいとの要請がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
従来の光ディスク用対物レンズは、単波長、あるいは使
用時の光源の波長変動の範囲内で使用されることを前提
としているため、他の波長に対する収差補正は考慮され
ておらず、使用時とかけ離れた波長の光源を用いて測定
を行なうと、測定波長における残存収差が大きいときに
は、測定誤差が大きくなるという問題がある。
従来の光ディスク用対物レンズは、単波長、あるいは使
用時の光源の波長変動の範囲内で使用されることを前提
としているため、他の波長に対する収差補正は考慮され
ておらず、使用時とかけ離れた波長の光源を用いて測定
を行なうと、測定波長における残存収差が大きいときに
は、測定誤差が大きくなるという問題がある。
【0005】
【発明の目的】この発明は、上述した従来技術の課題に
鑑みてなされたものであり、測定時に実際の使用時とは
異なる波長の光源を用いた場合にも、測定誤差の少ない
レンズの測定方法を提供することを目的とする。
鑑みてなされたものであり、測定時に実際の使用時とは
異なる波長の光源を用いた場合にも、測定誤差の少ない
レンズの測定方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる対物レ
ンズは、上記の目的を達成させるため、被検レンズの実
使用時の波長とは異なる測定時の波長の光源からの光束
を、実使用時とは異なる曲率を有して実使用時とほぼ等
しい球面収差を発生させると予定される球面波として被
検レンズに入射させて測定時の波長における性能を測定
することにより、実使用時の波長における被検レンズの
性能を推定することを特徴とする。
ンズは、上記の目的を達成させるため、被検レンズの実
使用時の波長とは異なる測定時の波長の光源からの光束
を、実使用時とは異なる曲率を有して実使用時とほぼ等
しい球面収差を発生させると予定される球面波として被
検レンズに入射させて測定時の波長における性能を測定
することにより、実使用時の波長における被検レンズの
性能を推定することを特徴とする。
【0007】
【実施例】以下、この発明を図面に基づいて説明する。
【0008】実施例のレンズは、近赤外波長880nm
用に設計されたFナンバー0.8〜1.7の大口径比レ
ンズである。レンズの製造段階では、使用時の近赤外域
の光源を用いると測定が困難であるため、可干渉性のあ
る可視光を出力し、かつ安価であるHe−Neレーザー
を用いる。
用に設計されたFナンバー0.8〜1.7の大口径比レ
ンズである。レンズの製造段階では、使用時の近赤外域
の光源を用いると測定が困難であるため、可干渉性のあ
る可視光を出力し、かつ安価であるHe−Neレーザー
を用いる。
【0009】図1は、測定システムの光学系を示したも
のである。He−Neレーザー1から発したレーザー光
は、ビームエクスパンダー2により拡径された平行光束
となり、ハーフミラー3により分離される。ハーフミラ
ー3で反射された成分は、参照ミラー4により反射さ
れ、ハーフミラー3を透過した成分は補助レンズ20、
被検レンズとしての対物レンズ10を介して凹面鏡5で
反射される。
のである。He−Neレーザー1から発したレーザー光
は、ビームエクスパンダー2により拡径された平行光束
となり、ハーフミラー3により分離される。ハーフミラ
ー3で反射された成分は、参照ミラー4により反射さ
れ、ハーフミラー3を透過した成分は補助レンズ20、
被検レンズとしての対物レンズ10を介して凹面鏡5で
反射される。
【0010】参照ミラー4、凹面鏡で反射された光束
は、再びハーフミラー3に達して重ね合わされ、結像レ
ンズ6によりイメージセンサ7上に結像して干渉パター
ンを形成する。イメージセンサの出力は、図示せぬ画像
処理回路を介してモニターに表示される。測定者はモニ
ターの表示を見ながら参照ミラーを傾けて干渉縞を発生
させ、レンズの収差を測定する。
は、再びハーフミラー3に達して重ね合わされ、結像レ
ンズ6によりイメージセンサ7上に結像して干渉パター
ンを形成する。イメージセンサの出力は、図示せぬ画像
処理回路を介してモニターに表示される。測定者はモニ
ターの表示を見ながら参照ミラーを傾けて干渉縞を発生
させ、レンズの収差を測定する。
【0011】実施例のレンズは、使用時の波長880n
mの光が平面波として入射した時に最も性能が高くなる
よう設計されているため、測定時の波長633nmの光
が平面波として入射したときには実使用時とは異なる球
面収差が発生する。
mの光が平面波として入射した時に最も性能が高くなる
よう設計されているため、測定時の波長633nmの光
が平面波として入射したときには実使用時とは異なる球
面収差が発生する。
【0012】そこで、実施例では、測定される少なくと
も球面収差が一致するよう波面の曲率を変化させる、す
なわち平行光束を発散光、あるいは収束光とするパワー
の弱い補助レンズ20を、対物レンズ10の前に挿入し
て測定する。
も球面収差が一致するよう波面の曲率を変化させる、す
なわち平行光束を発散光、あるいは収束光とするパワー
の弱い補助レンズ20を、対物レンズ10の前に挿入し
て測定する。
【0013】入射する光束の波面形状が変化すると、収
差も変化する。一般に、より発散する波面を入射させた
場合、レンズの球面収差は負の方向に変化し、収束する
波面を入射させたときには正の方向に変化する。そこ
で、波面の曲率を適宜選択することにより、球面収差を
補正することができ、球面収差の少ない状態でレンズ性
能を高精度で測定することができる。
差も変化する。一般に、より発散する波面を入射させた
場合、レンズの球面収差は負の方向に変化し、収束する
波面を入射させたときには正の方向に変化する。そこ
で、波面の曲率を適宜選択することにより、球面収差を
補正することができ、球面収差の少ない状態でレンズ性
能を高精度で測定することができる。
【0014】レンズ加工誤差に起因する収差の変動量は
波長が変化してもほぼ等しく現れるため、使用時とは異
なった波長で調整をしても良好な性能に調整することが
できる。実際に測定対象となるのは、偏心コマ収差、球
面収差、非点隔差等であり、測定結果に基づいて調整す
ることができる。
波長が変化してもほぼ等しく現れるため、使用時とは異
なった波長で調整をしても良好な性能に調整することが
できる。実際に測定対象となるのは、偏心コマ収差、球
面収差、非点隔差等であり、測定結果に基づいて調整す
ることができる。
【0015】なお、補助レンズはパワーが弱いため、光
軸方向に変異しても測定には殆ど影響を与えない。特
に、被検レンズの焦点距離をf、補助レンズの焦点距離
をfcとして、 |f/fc|<0.04 の条件を満足する場合には、補助レンズのパワーが十分
に弱く、補助レンズと被検レンズとの位置ズレにより発
生する収差を小さく抑え、容易に測定することができ
る。
軸方向に変異しても測定には殆ど影響を与えない。特
に、被検レンズの焦点距離をf、補助レンズの焦点距離
をfcとして、 |f/fc|<0.04 の条件を満足する場合には、補助レンズのパワーが十分
に弱く、補助レンズと被検レンズとの位置ズレにより発
生する収差を小さく抑え、容易に測定することができ
る。
【0016】
【実施例11】図2は、実施例1にかかる対物レンズ1
0のレンズ断面を示したものである。具体的な数値構成
は表1に示されている。表中、FNO.はレンズのFナ
ンバー、fは対物レンズの焦点距離、fcは補助レンズ
の焦点距離、Wは半画角、rは曲率半径、dは面間隔、
Nはd−line(588nm)での屈折率、νはアッ
ベ数である。
0のレンズ断面を示したものである。具体的な数値構成
は表1に示されている。表中、FNO.はレンズのFナ
ンバー、fは対物レンズの焦点距離、fcは補助レンズ
の焦点距離、Wは半画角、rは曲率半径、dは面間隔、
Nはd−line(588nm)での屈折率、νはアッ
ベ数である。
【0017】図3は設計波長880nmにおける球面収
差SA、正弦条件SC、非点収差(S:サジタル、M:
メリディオナル)を示し、図4はその波面収差を示して
いる。なお、波面収差は、左側の4図がメリディオナル
方向、右側の4図がサジタル方向を示しており収差量を
表す縦軸の単位は波長λである。
差SA、正弦条件SC、非点収差(S:サジタル、M:
メリディオナル)を示し、図4はその波面収差を示して
いる。なお、波面収差は、左側の4図がメリディオナル
方向、右側の4図がサジタル方向を示しており収差量を
表す縦軸の単位は波長λである。
【0018】この対物レンズを単体でHe-Neレーザー(波
長633nm)により測定する場合、その球面収差、正弦条
件、非点収差は図5、波面収差は図6に示すとおりとな
る。ここで、図7に示すように、対物レンズ10の光入射
側に表2で示される補助レンズ20を挿入すると、その球
面収差等は図8、波面収差は図9に示すとおりとなる。な
お、図7では、補助レンズ20がパワーを持つことを示す
ため、実際の曲率より曲率を大きく誇張して示してい
る。図15、図23についても同様である。
長633nm)により測定する場合、その球面収差、正弦条
件、非点収差は図5、波面収差は図6に示すとおりとな
る。ここで、図7に示すように、対物レンズ10の光入射
側に表2で示される補助レンズ20を挿入すると、その球
面収差等は図8、波面収差は図9に示すとおりとなる。な
お、図7では、補助レンズ20がパワーを持つことを示す
ため、実際の曲率より曲率を大きく誇張して示してい
る。図15、図23についても同様である。
【0019】
【表1】
【0020】
【表2】
【0021】
【実施例2】図10は、実施例2にかかる対物レンズ1
0のレンズ断面を示したものである。具体的な数値構成
は表3に示されている。
0のレンズ断面を示したものである。具体的な数値構成
は表3に示されている。
【0022】図11は、設計波長830nmにおける球
面収差SA、正弦条件SC、非点収差(S:サジタル、
M:メリディオナル)を示し、図12はその波面収差を
示している。
面収差SA、正弦条件SC、非点収差(S:サジタル、
M:メリディオナル)を示し、図12はその波面収差を
示している。
【0023】この対物レンズを単体でHe−Neレーザ
ー(波長633nm)により測定する場合、その球面収
差、正弦条件、非点収差は図13、波面収差は図14に
示すとおりとなる。ここで、図15に示すように、対物
レンズ10の光入射側に表4で示される補助レンズ20
を挿入すると、その球面収差等は図16、波面収差は図
17に示すとおりとなる。
ー(波長633nm)により測定する場合、その球面収
差、正弦条件、非点収差は図13、波面収差は図14に
示すとおりとなる。ここで、図15に示すように、対物
レンズ10の光入射側に表4で示される補助レンズ20
を挿入すると、その球面収差等は図16、波面収差は図
17に示すとおりとなる。
【0024】
【表3】
【0025】
【表4】
【0026】
【実施例3】図18は、実施例3にかかる対物レンズ1
0のレンズ断面を示したものである。具体的な数値構成
は表5に示されている。
0のレンズ断面を示したものである。具体的な数値構成
は表5に示されている。
【0027】図19は、設計波長830nmにおける球
面収差SA、正弦条件SC、非点収差(S:サジタル、
M:メリディオナル)を示し、図20はその波面収差を
示している。
面収差SA、正弦条件SC、非点収差(S:サジタル、
M:メリディオナル)を示し、図20はその波面収差を
示している。
【0028】この対物レンズを単体でHe−Neレーザ
−(波長633nm)により測定する場合、その球面収
差、正弦条件、非点収差は図21、波面収差は図22に
示すとおりとなる。ここで、図23に示すように、対物
レンズ10の光入射側に表6で示される補助レンズ20
を挿入すると、その球面収差等は図24、波面収差は図
25に示すとおりとなる。
−(波長633nm)により測定する場合、その球面収
差、正弦条件、非点収差は図21、波面収差は図22に
示すとおりとなる。ここで、図23に示すように、対物
レンズ10の光入射側に表6で示される補助レンズ20
を挿入すると、その球面収差等は図24、波面収差は図
25に示すとおりとなる。
【0029】
【表5】
【0030】
【表6】
【0031】なお、実施例では、測定の際の被測定レン
ズへの光の入射方向と実使用時の光の入射方向とが等し
いレンズをもとに説明した。ただし、実使用時に点光源
からの光線を平行光束とするコリメートレンズに逆向き
に平行光束を入射させる従来の方法で測定する際には、
この発明の「実使用時の入射」を「実使用時の射出」と
置き換えることにより、この発明の測定方法を適用する
ことができる。
ズへの光の入射方向と実使用時の光の入射方向とが等し
いレンズをもとに説明した。ただし、実使用時に点光源
からの光線を平行光束とするコリメートレンズに逆向き
に平行光束を入射させる従来の方法で測定する際には、
この発明の「実使用時の入射」を「実使用時の射出」と
置き換えることにより、この発明の測定方法を適用する
ことができる。
【図1】 実施例の測定システムの光学系を示す説明図
である。
である。
【図2】 実施例1の対物レンズのレンズ断面図であ
る。
る。
【図3】 図2に示した対物レンズの使用波長での球面
収差、正弦条件、非点収差図である。
収差、正弦条件、非点収差図である。
【図4】 図2に示した対物レンズの使用波長での波面
収差図である。
収差図である。
【図5】 図2に示した対物レンズの測定波長での球面
収差、正弦条件、非点収差図である。
収差、正弦条件、非点収差図である。
【図6】 図2に示した対物レンズの測定波長での波面
収差図である。
収差図である。
【図7】 実施例1の対物レンズの光入射側に補助レン
ズを挿入した状態を示すレンズ断面図である。
ズを挿入した状態を示すレンズ断面図である。
【図8】 図8に示した対物レンズと補助レンズとから
成る光学系の球面収差、正弦条件、非点収差図である。
成る光学系の球面収差、正弦条件、非点収差図である。
【図9】 図8に示した対物レンズと補助レンズとから
成る光学系の波面収差図である。
成る光学系の波面収差図である。
【図10】 実施例2の対物レンズのレンズ断面図であ
る。
る。
【図11】 図10示した対物レンズの使用波長での球
面収差、正弦条件、非点収差図である。
面収差、正弦条件、非点収差図である。
【図12】 図10示した対物レンズの使用波長での波
面収差図である。
面収差図である。
【図13】 図10示した対物レンズの測定波長での球
面収差、正弦条件、非点収差図である。
面収差、正弦条件、非点収差図である。
【図14】 図10示した対物レンズの測定波長での波
面収差図である。
面収差図である。
【図15】 実施例2の対物レンズの光入射側に補助レ
ンズを挿入した状態を示すレンズ断面図である。
ンズを挿入した状態を示すレンズ断面図である。
【図16】 図15に示した対物レンズと補助レンズと
から成る光学系の球面収差、正弦条件、非点収差図であ
る。
から成る光学系の球面収差、正弦条件、非点収差図であ
る。
【図17】 図15に示した対物レンズと補助レンズと
から成る光学系の波面収差図である。
から成る光学系の波面収差図である。
【図18】 実施例3の対物レンズのレンズ断面図であ
る。
る。
【図19】 図18に示した対物レンズの使用波長での
球面収差、正弦条件、非点収差図である。
球面収差、正弦条件、非点収差図である。
【図20】 図18に示した対物レンズの使用波長での
波面収差図である。
波面収差図である。
【図21】 図18に示した対物レンズの測定波長での
球面収差、正弦条件、非点収差図である。
球面収差、正弦条件、非点収差図である。
【図22】 図18に示した対物レンズの測定波長での
波面収差図である。
波面収差図である。
【図23】 実施例3の対物レンズの光入射側に補助レ
ンズを挿入した状態を示すレンズ断面図である。
ンズを挿入した状態を示すレンズ断面図である。
【図24】 図23に示した対物レンズと補助レンズと
から成る光学系の球面収差、正弦条件、非点収差図であ
る。
から成る光学系の球面収差、正弦条件、非点収差図であ
る。
【図25】 図23に示した対物レンズと補助レンズと
から成る光学系の波面収差図である。
から成る光学系の波面収差図である。
1…He−Neレーザー 10…対物レンズ 20…補助レンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−211301(JP,A) 特開 昭57−64139(JP,A) 特開 昭61−126403(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01M 11/00 - 11/02 G01B 11/00 - 11/30
Claims (3)
- 【請求項1】被検レンズの実使用時の波長とは異なる測
定時の波長の光源からの光束を、実使用時とは異なる曲
率を有して実使用時とほぼ等しい球面収差を発生させる
と予定される球面波として前記被検レンズに入射させて
測定時の波長における性能を測定することにより、実使
用時の波長における被検レンズの性能を推定することを
特徴とするレンズの測定方法。 - 【請求項2】前記測定は干渉計を用いて行なわれ、前記
被検レンズは、実使用時の入射波面が平面波であること
を特徴とする請求項1に記載のレンズの測定方法。 - 【請求項3】前記光源からの光束は、コリメート部によ
り平行な平面波に変換され、該平面波の一部を参照波面
として反射させる半透鏡、あるいは参照波面を作るため
の反射面へ向かう光束と被検レンズへ向かう光束とを分
離する手段により、参照用光束と測定用光束とに分離さ
れた後、パワーの弱い補助レンズにより実使用時とは異
なる曲率を有して実使用時とほぼ等しい球面収差を発生
させると予定される球面波とされて前記被検レンズへ入
射されることを特徴とする請求項2に記載のレンズの測
定方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03205002A JP3140498B2 (ja) | 1991-05-13 | 1991-05-13 | レンズの測定方法 |
US07/878,553 US5335059A (en) | 1991-05-13 | 1992-05-05 | Method and apparatus for measuring lens performance |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03205002A JP3140498B2 (ja) | 1991-05-13 | 1991-05-13 | レンズの測定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04337438A JPH04337438A (ja) | 1992-11-25 |
JP3140498B2 true JP3140498B2 (ja) | 2001-03-05 |
Family
ID=16499828
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03205002A Expired - Fee Related JP3140498B2 (ja) | 1991-05-13 | 1991-05-13 | レンズの測定方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5335059A (ja) |
JP (1) | JP3140498B2 (ja) |
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AU2003273925A1 (en) * | 2003-09-26 | 2005-04-14 | Carl Zeiss Smt Ag | Method of determining optical properties and projection exposure system comprising a wave front detection system |
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