JP3237309B2 - システムエラー測定方法及びそれを用いた形状測定装置 - Google Patents
システムエラー測定方法及びそれを用いた形状測定装置Info
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Description
及びそれを用いた形状測定装置に関し、例えば円柱レン
ズや円筒ミラー等の表面状態(表面形状)を干渉を利用
して測定する際に、測定装置のシステム誤差(システム
エラー)を除去し、2次元的に面形状を高精度に測定す
ることのできるものである。
学部材の光学的表面を高精度に、例えば波長の1/10
以下で測定することのできる装置が要望されている。こ
れら光学的表面を測定する装置としては各種の干渉原理
を利用した干渉測定装置(光波干渉計)が多く用いられ
ている。特に最近は干渉性の良いレーザーの普及とエレ
クトロニクスの発展とに支えられて高精度で定量的な測
定ができる干渉測定装置が種々と用いられている。
は、2つの面形状の差を読み取っている為、一方の面が
理想的な面であれば良いが、そうでない場合は測定条件
を変えて何回か測定し、その結果を解析して個々の面形
状誤差を求める必要がある。
構成する光学部品の製作誤差などに起因する干渉計自身
の固定誤差成分をシステムエラーと称して別途測定し、
被測定物であるレンズやミラーの形状測定データから差
し引くことにより、絶対精度を保証する方法が、例えば
Twyman-Green干渉計においてはJ.H.BruningによってAPP
LIED OPTICS Vol.13,No.11(1974)2693、に開示されてお
り、Fizeau干渉計においてはB.E.TruaxによってSPIE Vo
l.966(1988)130に開示されている。
図を示す。
Neレーザー、102は入射ビームの口径を拡げるビー
ムエキスパンダ、103は干渉計を構成する偏光ビーム
スプリッタ、104a,104bは光が往復することに
より偏光角度が90度回転するようにした1/4波長
板、105は参照ミラー、110は参照球面波を発生さ
せる集光レンズ、106は被測定物、107は偏光板、
108は干渉縞を観察するCCDカメラ、109は干渉
縞画像を演算処理するコンピュータである。
たコヒーレントな光はビームエキスパンダ102にて口
径を広げられた後、偏光ビームスプリッタ103に入射
し、参照ミラー105に進む光Laと、被測定物106
に向かう光Lbとに分割される。
1/4波長板104aで円偏光となって参照ミラー10
5で反射されて戻り、再び1/4波長板104aを通っ
て行きとは90度偏光角が回転した直線偏光となって偏
光ビームスプリッタ103を通過してCCDカメラ10
8に向かう。
1/4波長板104bで円偏光となったのち集光レンズ
110によって球面波に変換され、球面形状をした被測
定物106で反射され、再び集光レンズ110、1/4
波長板104bを通って行きとは90度偏光角が回転し
た直線偏光となって偏光ビームスプリッタ103で反射
してCCDカメラ108に向かう。この時、二つの光L
a,Lbは直交する直線偏光であるが、偏光板107の
作用で干渉し、CCDカメラ108上で干渉縞として観
察している。
ームスプリッタ103で分割された光波が参照ミラー1
05まで往復した後の波面形状と被測定物106まで往
復した時の波面形状の差を縞間隔が1/2波長の等高線
表示していると考えられる。
が理想平面であり、集光レンズ110が完全な無収差レ
ンズであればこの干渉縞パターンは、被測定物106の
球面誤差を表している。
ンズは製作不能であるため、観察される干渉縞パターン
には、参照ミラー105の平面誤差や、集光レンズ11
0の収差が含まれている。
や、集光レンズ110の収差といった干渉計に固有の固
定誤差成分を除去する方法がBruningによって考案され
ている。
に示すような測定系1,2,3で3回の測定を行ってい
る。
結果W1 (x,y),W2 (x,y),W3 (x,y)
は、測定、参照光路における波面エラーの差と考えられ
るから、 W1 (x,y)=WM (x,y)−WR (x,y) ‥‥‥(1) W2 (x,y)=WM ′(x,y)−WR (x,y) ‥‥‥(2) W3 (x,y)=WC (x,y)−WR (x,y) ‥‥‥(3) と、表される。
(A)において面測定位置で反射された測定光の波面、
WM ′は図8(B)に示すように被測定物106を光軸
廻りに180°回転して反射させた測定光の波面、WC
は図8(C)に示すように所謂cat's eye 反射された測
定光の波面を表し、波面収差が光波の進行に伴って変化
しないという仮定の下に、 WR (x,y)=Wi (x,y)+Wr (x,y) ‥‥‥(4) WM (x,y)=Wi (x,y)+WL (x,y)+WS (x,y) ‥‥‥(5) WM ′(x,y)=Wi (x,y)+WL (x,y)+WS (−x,−y) ‥‥‥(6) WC (x,y)=Wi (x,y)+{WL (x,y) +WL (−x,−y)}/2‥‥‥(7) と表される。
ー、Wr (x,y)は参照ミラー105の波面エラー
(x2)、WL (x,y)は集光レンズ110の波面エ
ラー(x2)、WS (x,y)は被測定物106の波面
エラー(x2)である。
表す式(8)が得られる。
(x,y)を光軸中心としてアドレスを180度入替え
る事を意味している。
球面以外の、例えば円柱レンズや円筒ミラー等の回転非
対称の被測定物の面形状を測定する場合には、集光レン
ズに円柱レンズを用いて円筒光波を発生させる必要があ
る。
定物からの反射光は焦線を軸とする線対称な光波面とし
て集光レンズに戻ってくる。
う問題点があった。
ミラー等の被測定物の光学的形状を測定する際にシステ
ムエラーを測定する方法と、それを用いてシステムエラ
ーを補正し、被測定物の面形状を高精度に測定できるよ
うにしたシステムエラー測定方法及びそれを用いた形状
測定装置の提供にある。
ミラー等の被測定物の光学的形状を測定する際、システ
ムエラーを補正し、被測定物の面形状を高精度に測定す
ることができるようにした円筒形状測定方法及びそれを
用いた干渉測定装置の提供にある。
ステムエラー測定装置は集光系から出射したシリンドル
カル形状波面の光波を被測定シリンドルカル面で反射さ
せた上で干渉させる構成の干渉計を用いて円筒形状の測
定を行う装置のシステムエラー測定方法で、前記集光系
の焦線と前記被測定シリンドルカル面の曲率中心とを一
致させた状態で前記干渉計を用いて行われる第1の測定
と、前記集光系の焦線近傍に反射部材を設置して集光系
からの出射光波が該反射部材を介して前記被測定シリン
ドルカル面に入射するように配置した上で前記干渉計を
用いて行われる第2の測定と、前記集光系の焦線近傍に
前記被測定シリンドルカル面を配置した上で前記干渉計
を用いて行われる第3の測定と、前記第1,第2,第3
の測定の結果に基づいた前記装置のシステムエラーの算
出とを有することを特徴としている。
法を用いた形状測定装置は円筒形状の測定を行う装置
で、集光系を有し且つ該集光系から出射したシリンドル
カル形状波面の光波を被測定シリンドルカル面で反射さ
せた上で干渉させる干渉計と、前記干渉計による干渉の
結果、発生する干渉縞を検出する検出系と、前記検出系
の検出に基づいて前記被測定シリンドルカル面の形状を
測定する演算処理系とを有し、該演算処理系は予め、前
記集光系の焦線と前記被測定シリンドルカル面の曲率中
心とを一致させた状態で前記干渉計を用いて得られた干
渉縞を前記検出系で検出して行われる第1の測定と、前
記集光系の焦線近傍に反射部材を設置して集光系からの
出射光波が該反射部材を介して前記被測定シリンドルカ
ル面に入射するように配置した上で前記干渉計を用いて
得られた干渉縞を前記検出系で検出して行われる第2の
測定と、前記集光系の焦線近傍に前記被測定シリンドル
カル面を配置した上で前記干渉計を用いて得られた干渉
縞を前記検出系で検出して行われる第3の測定と、を行
った際の夫々の測定の結果に基づいた装置のシステムエ
ラーの算出を行い、且つ前記演算処理系は前記算出され
た装置のシステムエラーの情報を記憶すると共に該記憶
された情報に基づいてそれ以後に測定される他の被測定
シリンドルカル面の形状測定の測定結果を補正すること
を特徴としている。
集光レンズ系から出射した円筒光波面を被測定物に入射
させ、該円筒光波面と該被測定物の表面形状との差に基
づく干渉縞を検出手段で検出し、該検出手段からの信号
を利用して該被測定物の形状を測定する際、予め所定の
測定物に対し、前記集光レンズ系の焦線と前記所定の測
定物の焦線とを略一致させた系で第1の測定を行い、該
集光レンズ系の焦線近傍に配置した平面鏡で側方へ偏向
させた円筒光波面を該所定の測定物に入射させる系で第
2の測定を行い、該集光レンズの焦線近傍に該所定の測
定物を配置した系で第3の測定を行って、このとき得ら
れる干渉縞情報を用いて装置全体のシステムエラーを算
出し、該システムエラーを用いて以後の測定の誤差を補
正する補正工程を利用していることを特徴としている。
ンズ系から出射した円筒光波面を被測定物に入射させ、
該円筒光波面と該被測定物の表面形状との差に基づく干
渉縞を検出手段で検出し、該検出手段からの信号を利用
して該被測定物の形状を測定する際、予め所定の測定物
に対し、光波面を入射条件を変えて、少なくとも3回の
測定を行い、このうち1回の測定は該集光レンズ系の焦
線近傍に移動可能又は着脱可能に設けた平面ミラーを利
用して該集光レンズ系からの円筒光波面を側方へ偏向さ
せて該所定の測定物に入射させて第1の測定を行い、前
記集光レンズの焦線と前記所定の測定物の曲率中心とを
略一致させた系で第2の測定を行い、該集光レンズの焦
線近傍に該所定の測定物を配置した系で第3の測定を行
い、該3回の測定で得られる干渉縞情報を用いて装置全
体のシステムエラーを算出し、該システムエラーを用い
て以後の測定の誤差を補正できるようにしていることを
特徴としている。 (1−5) 本発明のシステムエラー測定方法は集光系
から出射したシリンドルカル形状波面の光波を被測定シ
リンドルカル面で反射させた上で干渉させる構成の干渉
計を用いて円筒形状の測定を行う装置のシステムエラー
測定方法で、前記集光系の焦線と前記被測定シリンドル
カル面の曲率中心とを一致させた状態で前記干渉計を用
いて行われる第1の測定と、前記集光系の焦線近傍に反
射部材を設置して集光系からの出射光波が該反射部材を
介して前記被測定シリンドルカル面に入射するように配
置した上で前記干渉計を用いて行われる第2の測定と、
前記反射部材からの反射光が直接前記集光系に反射する
ようにした上で前記干渉計を用いて行われる第3の測定
と、前記第1,第2,第3の測定の結果に基づいた前記
装置のシステムエラーの算出とを有することを特徴とし
ている。 (1−6) 本発明の形状測定装置は円筒形状の測定を
行う装置で、集光系を有し且つ該集光系から出射したシ
リンドルカル形状波面の光波を被測定シリンドルカル面
で反射させた上で干渉させる干渉計と、前記干渉計によ
る干渉の結果、発生する干渉縞を検出する検出系と、前
記検出系の検出に基づいて前記被測定シリンドルカル面
の形状を測定する演算処理系とを有し、該演算処理系は
予め、前記集光系の焦線と前記被測定シリンドルカル面
の曲率中心とを一致させた状態で前記干渉計を用いて得
られた干渉縞を前記検出系で検出して行われる第1の測
定と、前記集光系の焦線近傍に反射部材を設置して集光
系からの出射光波が該反射部材を介して前記被測定シリ
ンドルカル面に入射するように配置した上で前記干渉計
を用いて得られた干渉縞を前記検出系で検出して行われ
る第2の測定と、前記反射部材からの反射光が直接前記
集光系に反射するようにした上で前記干渉計を用いて得
られた干渉縞を前記検出系で検出して行われる第3の測
定と、を行った際の夫々の測定の結果に基づいた装置の
システムエラーの算出を行い、且つ前記演算処理系は前
記算出された装置のシステムエラーの情報を記憶すると
共に該記憶された情報に基づいてそれ以後に測定される
他の被測定シリンドルカル面の形状測定の測定結果を補
正することを特徴としている。
射方法を変えた3回の測定を行い、それぞれの測定デー
タをW1 (x,y),W2 (x,y),W3 (x,y)
とし、そのデータを WL (x,y)−Wr (x,y)={W1 (x,y)−W2 (x,−y) +W3 (x,y)+W3 (x,−y)}/2 ‥‥‥(10) と計算処理することにより円筒波面を発生させる集光レ
ンズを有する干渉計システムにおいて、システムエラー
を求めていることを特徴としている。
干渉計に適用したときの実施例1の要部概略図である。
ー、102は入射ビームの口径を拡げて射出させるビー
ムエキスパンダ、103は干渉計を構成する偏光ビーム
スプリッタ、104a,104bは各々光が往復するこ
とにより偏光角度が90度回転するようにした1/4波
長板、105は参照ミラー、210は入射光より参照円
筒光波を射出させる集光レンズ、206は被測定物で、
例えば円柱レンズや円筒ミラー等の円筒の一部の形状よ
り成っている。
持するジグである。又、200は後述するミラーであ
る。
は検出手段としての干渉縞を観察するCCDカメラ、1
09は干渉縞画像を演算処理するコンピュータである。
たコヒーレント光はビームエキスパンダ102にて口径
を広げられた後、偏光ビームスプリッタ103に入射
し、参照ミラー105に進む光Laと、被測定物206
に向かう光Lbとに分割される。
1/4波長板104aで円偏光となって参照ミラー10
5で反射されて戻り、再び1/4波長板104aを通っ
て往きとは90度偏光角が回転した直線偏光となって偏
光ビームスプリッタ103を通過してCCDカメラ10
8方向に向かう。
1/4波長板104bで円偏光となったのち集光レンズ
210によって円筒光波に変換され、円筒形状をした被
測定物206で反射され、再び集光レンズ210、1/
4波長板104bを通って往きとは90度偏光角が回転
した直線偏光となって偏光ビームスプリッタ103で反
射してCCDカメラ108方向に向かう。
する直線偏光であるが、偏光板107の作用で偏光方向
をそろえて互いに干渉するようにしてレンズ211を介
してCCDカメラ108上で干渉縞を形成するようにし
ている。
ンピュータ109で演算処理によりCCDピクセル単位
で位相差を補間計算している。
る方法により被測定物206の面形状を測定している。
おいて被測定物206の面形状を測定する際の集光レン
ズ210と被測定物206との関係を示す測定系1,
2,3の説明図である。
面ミラーであり、集光レンズ210の焦線近傍に配置し
ている。
に示す測定系1,2,3で各々測定を行い、全体として
3回の測定結果よりシステムエラーを測定している。そ
して該システムエラーを用いて被測定物206の面形状
誤差を補正している。
グ206Aで支持した被測定物206の焦線とを略一致
させた測定系1であり、このときCCDカメラ108で
得られる測定データをW1 (x,y)としている。
に配置した平面ミラー200で入射光を略90度方向に
反射偏向させてジグ206Bで支持した被測定物206
に入射させた測定系2であり、このときCCDカメラ1
08で得られる測定データをW2 (x,y)としてい
る。
にジグ206Aで支持した被測定物206を配置した、
所謂cat's eye反射させた測定系3であり、このときC
CDカメラ108で得られる測定データをW3 (x,
y)としている。尚、被測定物206につけた三角印は
被測定物の方向を示している。
れるそれぞれの測定結果は、測定、参照光路における波
面エラーの差と考えられるから W1 (x,y)=WM (x,y)−WR (x,y) ‥‥‥(11) W2 (x,y)=WM ′(x,y)−WR (x,y) ‥‥‥(12) W3 (x,y)=WC (x,y)−WR (x,y) ‥‥‥(13) と、表される。
系1における被測定物の面測定位置で反射された測定光
の波面、WM ′は測定系2における同被測定物を焦線に
配置した平面ミラーで略90度折り曲げて被測定物に当
てて反射させた測定光の波面、WC は測定系3における
cat's eye 反射された測定光の波面を表している。
しないという仮定の下に、 WR (x,y)=Wi (x,y)+Wr (x,y) ‥‥‥(14) WM (x,y)=Wi (x,y)+WL (x,y)+WS (x,y) ‥‥‥(15) WM ′(x,y)=Wi (x,y)+WL (x,y)+WS (x,−y) ‥‥‥(16) WC (x,y)=Wi (x,y)+{WL (x,y) +WL (x,−y)}/2‥‥(17) と表される。
ー、Wr (x,y)は参照ミラー105の波面エラー
(x2)、WL (x,y)は集光レンズ210の波面エ
ラー(x2)、WS (x,y)は被測定物の波面エラー
(x2)である。
テムエラー[WL (x,y)−Wr(x,y)]を表す
式(18)を得ている。
ラーを算出し、記憶手段を兼ねるコンピュータ109に
記憶している。そして種々な被測定物を測定する際に、
該記憶手段に記憶したシステムエラーを用いて測定誤差
(例えば測定値からこの誤差分を引算する等して)を補
正している。これにより高精度の面形状の測定を行って
いる。
出する際には被測定物206の代わりに円筒形状を有す
る所定の他の測定物を用いて求めるようにしても良い。
ず、測定の際、その都度システムエラーを求めて測定値
の補正を行うようにしても良い。
3回の測定を行い、それぞれの測定で得られたデータを
計算処理することにより、干渉計システムに存在する固
定エラー成分をシステムエラーとして認識し、これによ
り以降測定するデータより該システムエラーを補正し、
面形状を高精度に測定している。
u干渉計に適用したときの実施例2の要部概略図であ
る。
1は光源であるレーザー、302はレーザー101から
のレーザービームを拡げる拡散レンズ、303はハーフ
ミラー、310は入射光より参照円筒光波を射出させる
集光レンズ、311は参照面となる集光レンズ310の
最終レンズ面、206は円筒の一部の形状を有する被測
定物、312はレンズ、108は干渉縞を観察するCC
Dカメラ、109は干渉縞画像を演算処理するコンピュ
ータである。
たコヒーレント光は拡散レンズ302にて拡散光となっ
た後、ハーフミラー303を透過して集光レンズ310
によって円筒光波に変換され集光レンズ310の最終レ
ンズ面311にて反射される光Laと、透過して被測定
物へ向かう光Lbとに分割される。
状をした被測定物206で反射され、再び集光レンズ3
10を通って先の集光レンズ310の最終レンズ面で反
射された光Laと共に、ハーフミラー303で反射さ
れ、レンズ312を介してCCDカメラ108上で干渉
縞を形成するようにしている。CCDカメラ108に形
成した干渉縞はコンピュータ109の演算処理によりC
CDピクセル単位で位相差を補間計算している。
(C)に示す測定系1,2,3と同様にしてシステムエ
ラーを測定している。
2,3において得られる測定データを実施例1と同様に
W1 (x,y),W2 (x,y),W3 (x,y)とす
る。
れるそれぞれの測定結果は、測定、参照光路における波
面エラーの差と考えられるから W1 (x,y)=WM (x,y)−WR (x,y) ‥‥‥(19) W2 (x,y)=WM ′(x,y)−WR (x,y) ‥‥‥(20) W3 (x,y)=WC (x,y)−WR (x,y) ‥‥‥(21) と表される。
系1における被測定物の面測定位置で反射された測定光
の波面、WM ′は測定系2における同被測定物を焦線に
配置した平面ミラーで略90度折り曲げて被測定物に当
てて反射させた測定光の波面、WC は測定系3における
cat's eye 反射された測定光の波面を表し、波面収差が
光波の進行に伴って変化しないという仮定の下に WR (x,y)=Wi (x,y)+WL (x,y)+n・Wr (x,y) ‥‥‥(22) WM (x,y)=Wi (x,y)+WL (x,y) +(n−1)・Wr (x,y) +WS (x,y) ‥‥‥(23) WM ′(x,y)=Wi (x,y)+WL (x,y) +(n−1)・Wr (x,y) +WS (x,−y) ‥‥‥(24) WC (x,y)=Wi (x,y)+{WL (x,y) +(n−1)・Wr (x,y) +(n−1)・Wr (x,−y) +WL (x,−y)}/2 ‥‥(25) と表される。
ー、Wr (x,y)は参照面の波面エラー(x2)、W
L (x,y)は最終レンズ面311を除く集光レンズ3
10の波面エラー(x2)、WS (x,y)は被測定物
の波面エラー(x2)、nは最終レンズの屈折率であ
る。
テムエラー[−Wr (x,y)]を表す式(26)を得
ている。
ばFizeau干渉計システムにおいてもTwyman-Green干渉計
システムと全く同じ扱いでシステムエラーを求めること
ができる。
は、集光レンズ系から出射した円筒光波面を被測定物に
入射させ、該円筒光波面と該被測定物の表面形状との差
に基づく干渉縞を検出手段で検出し、該検出手段からの
信号を利用して該被測定物の形状を測定する際、予め所
定の測定物に対し、前記集光レンズ系の焦線と前記所定
の測定物の曲率中心とを略一致させた系で第1の測定を
行い、該集光レンズ系の焦線近傍に配置した平面鏡で側
方へ偏向させた円筒光波面を該所定の測定物に入射させ
る系で第2の測定を行い、該集光レンズの焦線近傍に配
置した該平面鏡からの反射光が直接集光レンズ系に反射
するようにした系で第3の測定を行って、このとき得ら
れる干渉縞情報を用いて装置全体のシステムエラーを算
出し、該システムエラーを用いて以後の測定の誤差を補
正するようにしていることを特徴としている。
en干渉計に適用したときの実施例3の要部概略図であ
る。本実施例は焦線近傍に配置した平面ミラーによる波
面エラーも無視できない場合に有効である。
ー、102は入射ビームの口径を拡げて射出させるビー
ムエキスパンダ、103は干渉計を構成する偏光ビーム
スプリッタ、104a,104bは各々光が往復するこ
とにより偏光角度が90度回転するようにした1/4波
長板、105は参照ミラー、210は入射光より参照円
筒光波を射出させる集光レンズ、206は被測定物で、
例えば円柱レンズや円筒ミラー等の円筒の一部の形状よ
り成っている。
ジグである。200は後述する平面ミラーである。
は検出手段としての干渉縞を観察するCCDカメラ、1
09は干渉縞画像を演算処理するコンピュータである。
たコヒーレント光はビームエキスパンダ102にて口径
を広げられた後、偏光ビームスプリッタ103に入射
し、参照ミラー105に進む光Laと、被測定物206
に向かう光Lbとに分割される。
1/4波長板104aで円偏光となって参照ミラー10
5で反射されて戻り、再び1/4波長板104aを通っ
て往きとは90度偏光角が回転した直線偏光となって偏
光ビームスプリッタ103を通過してCCDカメラ10
8方向に向かう。
1/4波長板104bで円偏光となったのち集光レンズ
210によって円筒光波に変換され、円筒形状をした被
測定物206で反射され、再び集光レンズ210、1/
4波長板104bを通って往きとは90度偏光角が回転
した直線偏光となって偏光ビームスプリッタ103で反
射してCCDカメラ108方向に向かう。
する直線偏光であるが、偏光板107の作用で偏光方向
をそろえて互いに干渉するようにしてレンズ211を介
してCCDカメラ108上で干渉縞を形成するようにし
ている。
ンピュータ109で演算処理によりCCDピクセル単位
で位相差を補間計算している。
る方法により被測定物206の面形状を測定している。
おいて被測定物206の面形状を測定する際の集光レン
ズ210と被測定物206との関係を示す測定系1,
2,3の説明図である。
回動可能な平面ミラーであり、集光レンズ210の焦線
近傍に配置している。
に示す測定系1,2,3で各々測定を行い、全体として
3回の測定結果よりシステムエラーを測定している。そ
して該システムエラーを用いて被測定物206の面形状
誤差を補正している。
グ206Aに支持された被測定物206の焦線とを略一
致させた測定系1であり、このときCCDカメラ108
で得られる測定データをW1 (x,y)としている。
に配置した平面ミラー200で入射光を略90度方向に
反射偏向させてジグ206Bに支持された被測定物20
6に入射させた測定系2であり、このときCCDカメラ
108で得られる測定データをW2 (x,y)として
いる。
の平面ミラー200からの反射光が直接集光レンズ21
0に反射するように配置した、所謂cat’s eye
反射させた測定系3であり、このときCCDカメラ1
08で得られる測定データをW3 (x,y)としてい
る。尚、平面ミラー200につけた三角印は被測定物の
方向を示している。
れるそれぞれの測定結果は、測定、参照光路における波
面エラーの差と考えられるから W1 (x,y)=WM (x,y)−WR (x,y) ‥‥‥(27) W2 (x,y)=WM ′(x,y)−WR (x,y) ‥‥‥(28) W3 (x,y)=WC (x,y)−WR (x,y) ‥‥‥(29) と、表される。
系1における被測定物の面測定位置で反射された測定光
の波面、WM ′は測定系2における同被測定物を焦線に
配置した平面ミラーで略90度折り曲げて被測定物に当
てて反射させた測定光の波面、WC は測定系3における
cat's eye 反射された測定光の波面を表している。
しないという仮定の下に、 WR (x,y)=Wi (x,y)+Wr (x,y) ‥‥‥(30) WM (x,y)=Wi (x,y)+WL (x,y)+WS (x,y) ‥‥‥(31) WM ′(x,y)=Wi (x,y)+WL (x,y)+Wb (x,y) +WS (x,−y) ‥‥‥(32) WC (x,y)=Wi (x,−y)+{WL (x,y)+WL (x,−y) +Wb (x,y)}/2 ‥‥(33) と表される。
ー、Wr (x,y)は参照ミラー105の波面エラー
(x2)、WL (x,y)は集光レンズ210の波面エ
ラー(x2)、WS (x,y)は被測定物の波面エラー
(x2)、Wb は折り曲げ平面ミラーの波面エラー(x
2)である。
テムエラー[WL (x,y)−Wr(x,y)]を表す
式(34)を得ている。
向に非常に狭い範囲で反射されることを考慮するとWb
(x,y)=Wb (x,−y)とできるので {W1(x,y)-W2(x,- y)+W3(x,y)+W3(x,- y) }/2 =WL (x,y)−Wr (x,y) ‥‥‥(35) 本実施例では、このときの式(35)で示すシステムエ
ラーを算出し、記憶手段を兼ねるコンピュータ109に
記憶している。そして種々な被測定物を測定する際に、
該記憶手段に記憶したシステムエラーを用いて測定誤差
(例えば測定値からこの誤差分を引算する等して)を補
正している。これにより高精度の面形状の測定を行って
いる。
出する際には被測定物206の代わりに円筒形状を有す
る所定の他の測定物を用いて求めるようにしても良い。
ず、測定の際、その都度システムエラーを求めて測定値
の補正を行うようにしても良い。
3回の測定を行い、それぞれの測定で得られたデータを
計算処理することにより、干渉計システムに存在する固
定エラー成分をシステムエラーとして認識し、これによ
り以降測定するデータより該システムエラーを補正し、
面形状を高精度に測定している。
計に適用したときの実施例4の要部概略図である。
ー、302はレーザー101からのレーザービームを拡
げる拡散レンズ、303はハーフミラー、310は入射
光より参照円筒光波を射出させる集光レンズ、311は
参照面となる集光レンズ310の最終レンズ面、206
は円筒の一部の形状を有する被測定物、312はレン
ズ、108は干渉縞を観察するCCDカメラ、109は
干渉縞画像を演算処理するコンピュータである。
たコヒーレント光は拡散レンズ302にて拡散光となっ
た後、ハーフミラー303を透過して集光レンズ310
によって円筒光波に変換され集光レンズ310の最終レ
ンズ面311にて反射される光Laと、透過して被測定
物へ向かう光Lbとに分割される。
状をした被測定物206で反射され、再び集光レンズ3
10を通って先の集光レンズ310の最終レンズ面で反
射された光Laと共に、ハーフミラー303で反射さ
れ、レンズ312を介してCCDカメラ108上で干渉
縞を形成するようにしている。CCDカメラ108に形
成した干渉縞はコンピュータ109の演算処理によりC
CDピクセル単位で位相差を補間計算している。
(C)に示す測定系1,2,3と同様にしてシステムエ
ラーを測定している。
2,3において得られる測定データを実施例1と同様に
W1 (x,y),W2 (x,y),W3 (x,y)とす
る。
れるそれぞれの測定結果は、測定、参照光路における波
面エラーの差と考えられるから W1 (x,y)=WM (x,y)−WR (x,y) ‥‥‥(36) W2 (x,y)=WM ′(x,y)−WR (x,y) ‥‥‥(37) W3 (x,y)=WC (x,y)−WR (x,y) ‥‥‥(38) と表される。
系1における被測定物の面測定位置で反射された測定光
の波面、WM ′は測定系2における同被測定物を焦線に
配置した平面ミラーで略90度折り曲げて被測定物に当
てて反射させた測定光の波面、WC は測定系3における
cat's eye 反射された測定光の波面を表し、波面収差が
光波の進行に伴って変化しないという仮定の下に WR (x,y)=Wi (x,y)+WL (x,y)+n・Wr (x,y) ‥‥‥(39) WM (x,y)=Wi (x,y)+WL (x,y) +(n−1)・Wr (x,y) +WS (x,y) ‥‥‥(40) WM ′(x,y)=Wi (x,y)+WL (x,y) +(n−1)・Wr (x,y) +WS (x,−y) ‥‥‥(41) WC (x,y)=Wi (x,y)+{WL (x,y) +(n−1)・Wr (x,y) +(n−1)・Wr (x,−y) +WL (x,−y)+Wb(x,y)}/2 ‥‥‥(42) と表される。
ー、Wr (x,y)は参照面の波面エラー(x2)、W
L (x,y)は最終レンズ面311を除く集光レンズ3
10の波面エラー(x2)、WS (x,y)は被測定物
の波面エラー(x2)、nは最終レンズの屈折率であ
る。
テムエラー[−Wr (x,y)]を表す式(43)を得
ている。
ばFizeau干渉計システムにおいてもTwyman-Green干渉計
システムと全く同じ扱いでシステムエラーを求めること
ができる。
や円筒ミラー等の被測定物の光学的形状を測定する際、
システムエラーを補正し、被測定物の面形状を高精度に
測定することができるようにしたシステムエラー測定方
法及びそれを用いた形状測定装置を達成することができ
る。
Claims (6)
- 【請求項1】 集光系から出射したシリンドルカル形状
波面の光波を被測定シリンドルカル面で反射させた上で
干渉させる構成の干渉計を用いて円筒形状の測定を行う
装置のシステムエラー測定方法で、前記集光系の焦線と
前記被測定シリンドルカル面の曲率中心とを一致させた
状態で前記干渉計を用いて行われる第1の測定と、前記
集光系の焦線近傍に反射部材を設置して集光系からの出
射光波が該反射部材を介して前記被測定シリンドルカル
面に入射するように配置した上で前記干渉計を用いて行
われる第2の測定と、前記集光系の焦線近傍に前記被測
定シリンドルカル面を配置した上で前記干渉計を用いて
行われる第3の測定と、前記第1,第2,第3の測定の
結果に基づいた前記装置のシステムエラーの算出とを有
することを特徴とするシステムエラー測定方法。 - 【請求項2】 円筒形状の測定を行う装置で、集光系を
有し且つ該集光系から出射したシリンドルカル形状波面
の光波を被測定シリンドルカル面で反射させた上で干渉
させる干渉計と、前記干渉計による干渉の結果、発生す
る干渉縞を検出する検出系と、前記検出系の検出に基づ
いて前記被測定シリンドルカル面の形状を測定する演算
処理系とを有し、該演算処理系は予め、前記集光系の焦
線と前記被測定シリンドルカル面の曲率中心とを一致さ
せた状態で前記干渉計を用いて得られた干渉縞を前記検
出系で検出して行われる第1の測定と、前記集光系の焦
線近傍に反射部材を設置して集光系からの出射光波が該
反射部材を介して前記被測定シリンドルカル面に入射す
るように配置した上で前記干渉計を用いて得られた干渉
縞を前記検出系で検出して行われる第2の測定と、前記
集光系の焦線近傍に前記被測定シリンドルカル面を配置
した上で前記干渉計を用いて得られた干渉縞を前記検出
系で検出して行われる第3の測定と、を行った際の夫々
の測定の結果に基づいた装置のシステムエラーの算出を
行い、且つ前記演算処理系は前記算出された装置のシス
テムエラーの情報を記憶すると共に該記憶された情報に
基づいてそれ以後に測定される他の被測定シリンドルカ
ル面の形状測定の測定結果を補正することを特徴とする
形状測定装置。 - 【請求項3】 集光レンズ系から出射した円筒光波面を
被測定物に入射させ、該円筒光波面と該被測定物の表面
形状との差に基づく干渉縞を検出手段で検出し、該検出
手段からの信号を利用して該被測定物の形状を測定する
際、予め所定の測定物に対し、前記集光レンズ系の焦線
と前記所定の測定物の焦線とを略一致させた系で第1の
測定を行い、該集光レンズ系の焦線近傍に配置した平面
鏡で側方へ偏向させた円筒光波面を該所定の測定物に入
射させる系で第2の測定を行い、該集光レンズの焦線近
傍に該所定の測定物を配置した系で第3の測定を行っ
て、このとき得られる干渉縞情報を用いて装置全体のシ
ステムエラーを算出し、該システムエラーを用いて以後
の測定の誤差を補正する補正工程を利用していることを
特徴とする円筒形状測定方法。 - 【請求項4】 集光レンズ系から出射した円筒光波面を
被測定物に入射させ、該円筒光波面と該被測定物の表面
形状との差に基づく干渉縞を検出手段で検出し、該検出
手段からの信号を利用して該被測定物の形状を測定する
際、予め所定の測定物に対し、光波面を入射条件を変え
て少なくとも3回の測定を行い、このうち1回の測定は
該集光レンズ系の焦線近傍に移動可能又は着脱可能に設
けた平面ミラーを利用して該集光レンズ系からの円筒光
波面を側方へ偏向させて該所定の測定物に入射させて第
1の測定を行い、前記集光レンズの焦線と前記所定の測
定物の曲率中心とを略一致させた系で第2の測定を行
い、該集光レンズの焦線近傍に該所定の測定物を配置し
た系で第3の測定を行い、該3回の測定で得られる干渉
縞情報を用いて装置全体のシステムエラーを算出し、該
システムエラーを用いて以後の測定の誤差を補正できる
ようにしていることを特徴とする干渉測定装置。 - 【請求項5】 集光系から出射したシリンドルカル形状
波面の光波を被測定シリンドルカル面で反射させた上で
干渉させる構成の干渉計を用いて円筒形状の測定を行う
装置のシステムエラー測定方法で、前記集光系の焦線と
前記被測定シリンドルカル面の曲率中心とを一致させた
状態で前記干渉計を用いて行われる第1の測定と、前記
集光系の焦線近傍に反射部材を設置して集光系からの出
射光波が該反射部材を介して前記被測定シリンドルカル
面に入射するように配置した上で前記干渉計を用いて行
われる第2の測定と、前記反射部材からの反射光が直接
前記集光系に反射するようにした上で前記干渉計を用い
て行われる第3の測定と、前記第1,第2,第3の測定
の結果に基づいた前記装置のシステムエラーの算 出とを
有することを特徴とするシステムエラー測定方法。 - 【請求項6】 円筒形状の測定を行う装置で、集光系を
有し且つ該集光系から出射したシリンドルカル形状波面
の光波を被測定シリンドルカル面で反射させた上で干渉
させる干渉計と、前記干渉計による干渉の結果、発生す
る干渉縞を検出する検出系と、前記検出系の検出に基づ
いて前記被測定シリンドルカル面の形状を測定する演算
処理系とを有し、該演算処理系は予め、前記集光系の焦
線と前記被測定シリンドルカル面の曲率中心とを一致さ
せた状態で前記干渉計を用いて得られた干渉縞を前記検
出系で検出して行われる第1の測定と、前記集光系の焦
線近傍に反射部材を設置して集光系からの出射光波が該
反射部材を介して前記被測定シリンドルカル面に入射す
るように配置した上で前記干渉計を用いて得られた干渉
縞を前記検出系で検出して行われる第2の測定と、前記
反射部材からの反射光が直接前記集光系に反射するよう
にした上で前記干渉計を用いて得られた干渉縞を前記検
出系で検出して行われる第3の測定と、を行った際の夫
々の測定の結果に基づいた装置のシステムエラーの算出
を行い、且つ前記演算処理系は前記算出された装置のシ
ステムエラーの情報を記憶すると共に該記憶された情報
に基づいてそれ以後に測定される他の被測定シリンドル
カル面の形状測定の測定結果を補正することを特徴とす
る形状測定装置。
Priority Applications (2)
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JP13688593A JP3237309B2 (ja) | 1992-06-17 | 1993-05-14 | システムエラー測定方法及びそれを用いた形状測定装置 |
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JP4-184508 | 1992-06-17 | ||
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