JP3140453B2 - インドロカルバゾールおよびその使用 - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】 この発明は、下記一般式(I)で表わされるインドロ
カルバゾール9,10,11,12−テトラヒドロ−9,12−エポキ
シ−1H−ジインドロ[1,2,3−fg:3′,2′,1′−kl]−
ピロロ−[3,4−i][1,6]−ベンゾジアゾシン−1,3
(2H)−ジオンとこの化合物を含有する医薬組成物、お
よび(I)の調製中に得られる(I)の誘導体であっ
て、イミド窒素原子が5−メトキシテトラヒドロフラン
−2−イル基で置換されたもの、すなわち9,10,11,12−
テトラヒドロ−2−(テトラヒドロ−5−メトキシ−2
−フラニル)−9,12−エポキシ−1H−ジインドロ[1,2,
3−fg:3′,2′,1′−kl]−ピロロ−[3,4−i][1,
6]ベンゾジアゾシン−1,3(2H)−ジオン(IV)に関す
る。
カルバゾール9,10,11,12−テトラヒドロ−9,12−エポキ
シ−1H−ジインドロ[1,2,3−fg:3′,2′,1′−kl]−
ピロロ−[3,4−i][1,6]−ベンゾジアゾシン−1,3
(2H)−ジオンとこの化合物を含有する医薬組成物、お
よび(I)の調製中に得られる(I)の誘導体であっ
て、イミド窒素原子が5−メトキシテトラヒドロフラン
−2−イル基で置換されたもの、すなわち9,10,11,12−
テトラヒドロ−2−(テトラヒドロ−5−メトキシ−2
−フラニル)−9,12−エポキシ−1H−ジインドロ[1,2,
3−fg:3′,2′,1′−kl]−ピロロ−[3,4−i][1,
6]ベンゾジアゾシン−1,3(2H)−ジオン(IV)に関す
る。
インドロカルバゾールのN,N−グリコシドは、セリン
/トレオニン・プロテインキナーゼの阻害剤として、す
でに刊行物に記載されている。微生物起源のアルカロイ
ドグリコシドであるスタウロスポリン(Staurosporin)
は、このクラスの参照化合物であると見なされている
(Biochem.Biophys.Res.Commun.、135、297/1986参
照)。この非常に強い阻害剤の不利な点は、プロテイン
キナーゼCおよびcAMPおよびcGMP依存プロテインキナー
ゼのような種々のセリン/トレオニン特異プロテインキ
ナーゼを同程度に阻害することである。
/トレオニン・プロテインキナーゼの阻害剤として、す
でに刊行物に記載されている。微生物起源のアルカロイ
ドグリコシドであるスタウロスポリン(Staurosporin)
は、このクラスの参照化合物であると見なされている
(Biochem.Biophys.Res.Commun.、135、297/1986参
照)。この非常に強い阻害剤の不利な点は、プロテイン
キナーゼCおよびcAMPおよびcGMP依存プロテインキナー
ゼのような種々のセリン/トレオニン特異プロテインキ
ナーゼを同程度に阻害することである。
驚くべきことに、我々はこの発明による化合物が、ス
タウロスポリンと対比して、プロテインキナーゼCに対
する高い選択性を示すことを見出した。明らかに、イミ
ド窒素のベンジル基によってこの発明による化合物とは
異なる類似化合物2−ベンジル−9,12−エポキシ−1−
オキソ−1H−2,3,9,10,11,12−ヘキサヒドロジインドロ
−[1,2,3−fg:3′,2′,1′−kl]ピロロ−[3,4−i]
[1,6]ベンゾジアゾシン(III)が、すでに刊行物に記
載されている。(Heterocycles、21、309/1984)。
タウロスポリンと対比して、プロテインキナーゼCに対
する高い選択性を示すことを見出した。明らかに、イミ
ド窒素のベンジル基によってこの発明による化合物とは
異なる類似化合物2−ベンジル−9,12−エポキシ−1−
オキソ−1H−2,3,9,10,11,12−ヘキサヒドロジインドロ
−[1,2,3−fg:3′,2′,1′−kl]ピロロ−[3,4−i]
[1,6]ベンゾジアゾシン(III)が、すでに刊行物に記
載されている。(Heterocycles、21、309/1984)。
しかしながら、この刊行物には、プロテインキナーゼ
に対する阻害効果に関する記述の見出すことはできな
い。しかしながら、比較実験(下記第1表を参照)は、
イン・ビトロ酵素アッセイにおける、10-5Mの濃度での
同一条件下で、化合物(III)がプロテインキナーゼC
に対しては重要な阻害を表わさないことを示している。
N−ベンジル化合物(III)からイミド窒素が置換され
ていない化合物(I)への変換の場合における能力の増
加は驚くべきものである。
に対する阻害効果に関する記述の見出すことはできな
い。しかしながら、比較実験(下記第1表を参照)は、
イン・ビトロ酵素アッセイにおける、10-5Mの濃度での
同一条件下で、化合物(III)がプロテインキナーゼC
に対しては重要な阻害を表わさないことを示している。
N−ベンジル化合物(III)からイミド窒素が置換され
ていない化合物(I)への変換の場合における能力の増
加は驚くべきものである。
この発明による化合物の調製は、刊行物(Heterocycl
es、21、309/1984)に記載の方法と同様に行なわれる。
この方法は、酸触媒の存在下で、好ましくはハロゲン化
炭化水素、例えばジクロロメタンもしくは1,2−ジクロ
ロエタンを溶媒として用いて、インドロ[2,3−a]ピ
ロロ−[3,4−c]カルバゾール−5,7(6H)−ジオン
(II)と2,5−ジメトキシテトラヒドロフランとを反応
させることにより行なわれる。
es、21、309/1984)に記載の方法と同様に行なわれる。
この方法は、酸触媒の存在下で、好ましくはハロゲン化
炭化水素、例えばジクロロメタンもしくは1,2−ジクロ
ロエタンを溶媒として用いて、インドロ[2,3−a]ピ
ロロ−[3,4−c]カルバゾール−5,7(6H)−ジオン
(II)と2,5−ジメトキシテトラヒドロフランとを反応
させることにより行なわれる。
触媒としては、p−トルエンスルホン酸もしくは塩化
第二鉄・6水和物が特に好ましい。
第二鉄・6水和物が特に好ましい。
出発物質として用いるインドロカルバゾール(II)の
合成は、刊行物(Tetrahedron Lett.、1441/1983;J.Or
g.Chem.、54、824/1989)に記載されている。
合成は、刊行物(Tetrahedron Lett.、1441/1983;J.Or
g.Chem.、54、824/1989)に記載されている。
ホスファチジルセリンおよびジアシルグリセロールで
活性化されたプロテインキナーゼCの阻害を、欧州特許
明細書EP−A−0,255,126に従って測定した。cAMPおよ
びcGMP依存プロテインキナーゼの阻害の測定は、実験編
の試験の詳述に従って行なった。
活性化されたプロテインキナーゼCの阻害を、欧州特許
明細書EP−A−0,255,126に従って測定した。cAMPおよ
びcGMP依存プロテインキナーゼの阻害の測定は、実験編
の試験の詳述に従って行なった。
プロテインキナーゼCは、細胞内信号変換に対する重
要な鍵の役割を果たしており、収縮、分泌および増殖過
程の調節に密接に関与している。これらの特性に基づい
て、この発明による化合物は、免疫系の疾患の他に、血
栓症、動脈硬化、高血圧のような心臓および血管疾患、
および炎症過程、アレルギー、ガンおよび中枢神経系の
変性損傷の治療に使用することが可能である。この化合
物は、1ないし100mg/kg体重、好ましくは1ないし50mg
/kg体重の特に適切な処方量で、腸管内にまたは非経口
的に投与することができる。
要な鍵の役割を果たしており、収縮、分泌および増殖過
程の調節に密接に関与している。これらの特性に基づい
て、この発明による化合物は、免疫系の疾患の他に、血
栓症、動脈硬化、高血圧のような心臓および血管疾患、
および炎症過程、アレルギー、ガンおよび中枢神経系の
変性損傷の治療に使用することが可能である。この化合
物は、1ないし100mg/kg体重、好ましくは1ないし50mg
/kg体重の特に適切な処方量で、腸管内にまたは非経口
的に投与することができる。
以下の実施例は、この発明を説明するためのものであ
る。
る。
実施例 9,10,11,12−テトラヒドロ−9,12−エポキシ−1H−ジ
インドロ[1,2,3−fg:3′,2′,1′−kl]−ピロロ−
[3,4−i][1,6]−ベンゾジアゾシン−1,3(2H)−
ジオン(I)。
インドロ[1,2,3−fg:3′,2′,1′−kl]−ピロロ−
[3,4−i][1,6]−ベンゾジアゾシン−1,3(2H)−
ジオン(I)。
ジクロロメタン25mlにインドロ[2,3−a]−ピロロ
−[3,4−c]カルバゾール−5,7−(6H)−ジオン(I
I)500mg(1.54ミリモル)を懸濁させた懸濁液を、2,5
−ジメトキシテトラヒドロフラン3ml(23ミリモル)お
よびp−トルエンスルホン酸20mgと混合して、20℃で5
日間撹拌した。次いで、溶媒を留去し、残渣を酢酸エチ
ル400mlおよび水100mlに分配した。酢酸エチル層を分離
し、無水硫酸ナトリウムを用いて乾燥して蒸発させた。
残渣を、トルエン/酢酸エチル(3:1V/V)でシリカゲル
を用いるクロマトグラフィにかけた。Rfが0.45である分
画を単離し、ジイソプロピルエーテル/酢酸エチルと一
緒に撹拌した。9,10,11,12−テトラヒドロ−9,12−エポ
キシ−1H−ジインドロ[1,2,3−fg:3′,2′,1′−kl]
−ピロロ−[3,4−i][1,6]−ベンゾジアゾシン−1,
3(2H)−ジオン(I)を黄色結晶の形態で得た。融
点、>340℃。
−[3,4−c]カルバゾール−5,7−(6H)−ジオン(I
I)500mg(1.54ミリモル)を懸濁させた懸濁液を、2,5
−ジメトキシテトラヒドロフラン3ml(23ミリモル)お
よびp−トルエンスルホン酸20mgと混合して、20℃で5
日間撹拌した。次いで、溶媒を留去し、残渣を酢酸エチ
ル400mlおよび水100mlに分配した。酢酸エチル層を分離
し、無水硫酸ナトリウムを用いて乾燥して蒸発させた。
残渣を、トルエン/酢酸エチル(3:1V/V)でシリカゲル
を用いるクロマトグラフィにかけた。Rfが0.45である分
画を単離し、ジイソプロピルエーテル/酢酸エチルと一
緒に撹拌した。9,10,11,12−テトラヒドロ−9,12−エポ
キシ−1H−ジインドロ[1,2,3−fg:3′,2′,1′−kl]
−ピロロ−[3,4−i][1,6]−ベンゾジアゾシン−1,
3(2H)−ジオン(I)を黄色結晶の形態で得た。融
点、>340℃。
クロマトグラフィの場合には、副生物として、イミド
窒素原子が5−メトキシテトラヒドロフラン−2−イル
基で置換された誘導体、すなわち、9,10,11,12−テトラ
ヒドロ−2−(テトラヒドロ−5−メトキシ−2−フラ
ニル)−9,12−エポキシ−1H−ジインドロ[1,2,3−fg:
3′,2′,1′−kl]−ピロロ−[3,4−i][1,6]ベン
ゾジアゾシン−1,3(2H)−ジオン(IV)が得られた。
トルエン/酢酸エチル(3:1V/V)でRfは0.5であった。
窒素原子が5−メトキシテトラヒドロフラン−2−イル
基で置換された誘導体、すなわち、9,10,11,12−テトラ
ヒドロ−2−(テトラヒドロ−5−メトキシ−2−フラ
ニル)−9,12−エポキシ−1H−ジインドロ[1,2,3−fg:
3′,2′,1′−kl]−ピロロ−[3,4−i][1,6]ベン
ゾジアゾシン−1,3(2H)−ジオン(IV)が得られた。
トルエン/酢酸エチル(3:1V/V)でRfは0.5であった。
9,10,11,12−テトラヒドロ−2−(テトラヒドロ−5
−メトキシ−2−フラニル)−9,12−エポキシ−1H−ジ
インドロ[1,2,3−fg:3′,2′,1′−kl]−ピロロ−
[3,4−i][1,6]ベンゾジアゾシン−1,3(2H)−ジ
オン(IV)の分光学的データは以下の通りである。
−メトキシ−2−フラニル)−9,12−エポキシ−1H−ジ
インドロ[1,2,3−fg:3′,2′,1′−kl]−ピロロ−
[3,4−i][1,6]ベンゾジアゾシン−1,3(2H)−ジ
オン(IV)の分光学的データは以下の通りである。
MS(70eV):m/z=393(M+、100)、321(26) IR(KBr):=3430、1760、1695、1350、1310、740cm
-1 1H−NMR(DMSO−d6/TMS):δ=2.04(ps−q,2H,C
H2)、2.74(m,2H,CH2)、7.33(m,2H,CH)、7.43(t,2
H,J=7Hz,8Hz,ArH)、7.63(t,2H,J=7Hz,8Hz,ArH)、
7.94(d,2H,J=8HZ,ArH)、9.01(d,2H,J=8Hz,ArH) GキナーゼおよびAキナーゼに対する試験の詳述 cGMP依存性プロテインキナーゼ:酵素をウシの肺組織
から得て精製し、リン32−標識リン酸塩をヒストンに組
み込むことによってその活性を決定した。試験バッチ20
0μ中に含まれる成分は、10μgのヒストンII−Aお
よび多分調べようとする物質の他に、20mMのトリス−HC
l(pH7.4)、5mMの塩化マグネシウム、1mMのDTT、10μ
MのATP、10μMのcGMP、40μgのBSA、2%グリセロー
ルである。このバッチを、酵素なしで、30℃で4分間プ
レインキュベートし、2.5nMのGキナーゼを添加するこ
とにより反応を開始した。30℃で5分間インキュベート
した後、10%トリクロロ酢酸を添加することにより反応
を停止させ、次いでニトロセルロースフィルターで試料
をろ別した。リン酸の取り込みは、シンチレーションカ
ウンターにおけるチェレンコフ計数(Cerenkov coutin
g)によって決定し、その結果から阻害の割合を計算し
た。
-1 1H−NMR(DMSO−d6/TMS):δ=2.04(ps−q,2H,C
H2)、2.74(m,2H,CH2)、7.33(m,2H,CH)、7.43(t,2
H,J=7Hz,8Hz,ArH)、7.63(t,2H,J=7Hz,8Hz,ArH)、
7.94(d,2H,J=8HZ,ArH)、9.01(d,2H,J=8Hz,ArH) GキナーゼおよびAキナーゼに対する試験の詳述 cGMP依存性プロテインキナーゼ:酵素をウシの肺組織
から得て精製し、リン32−標識リン酸塩をヒストンに組
み込むことによってその活性を決定した。試験バッチ20
0μ中に含まれる成分は、10μgのヒストンII−Aお
よび多分調べようとする物質の他に、20mMのトリス−HC
l(pH7.4)、5mMの塩化マグネシウム、1mMのDTT、10μ
MのATP、10μMのcGMP、40μgのBSA、2%グリセロー
ルである。このバッチを、酵素なしで、30℃で4分間プ
レインキュベートし、2.5nMのGキナーゼを添加するこ
とにより反応を開始した。30℃で5分間インキュベート
した後、10%トリクロロ酢酸を添加することにより反応
を停止させ、次いでニトロセルロースフィルターで試料
をろ別した。リン酸の取り込みは、シンチレーションカ
ウンターにおけるチェレンコフ計数(Cerenkov coutin
g)によって決定し、その結果から阻害の割合を計算し
た。
cAMP依存性プロテインキナーゼ:活性の測定は、市販
されている酵素の触媒サブユニット(catalytic subuni
ts)を用いて行なった。リン32−標識リン酸塩のヒスト
ンへの取り込みは、それにより測定した。反応バッチ20
0μに含まれる成分は、50μgのヒストンH−2Bの他
に、50mMのPIPES−NaOH(pH7.5)、10mMの塩化マグネシ
ウム、1mMのDTT、40μMのATPである。試験は、Gキナ
ーゼの場合と同様に行なった。cAMP依存性プロテインキ
ナーゼの触媒サブユニット6ユニットを添加することに
より反応を開始させた。
されている酵素の触媒サブユニット(catalytic subuni
ts)を用いて行なった。リン32−標識リン酸塩のヒスト
ンへの取り込みは、それにより測定した。反応バッチ20
0μに含まれる成分は、50μgのヒストンH−2Bの他
に、50mMのPIPES−NaOH(pH7.5)、10mMの塩化マグネシ
ウム、1mMのDTT、40μMのATPである。試験は、Gキナ
ーゼの場合と同様に行なった。cAMP依存性プロテインキ
ナーゼの触媒サブユニット6ユニットを添加することに
より反応を開始させた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI A61P 25/28 A61P 25/28 29/00 29/00 35/00 35/00 37/02 37/02 37/08 37/08 43/00 111 43/00 111 (72)発明者 クリストフ・シエヒテレ ドイツ連邦共和国、デー‐7800 フライ ブルク、ダリバルト 16 (72)発明者 クラウス・ルドルフ ドイツ連邦共和国、デー‐7801 フェア シュテッテン、リートマッテンシュトラ ーセ 11 (56)参考文献 国際公開88/7045(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07D 498/22 A61K 31/553 CA(STN) REGISTRY(STN)
Claims (4)
- 【請求項1】9,10,11,12−テトラヒドロ−9,12−エポキ
シ−1H−ジインドロ[1,2,3−fg:3′,2′,1′−kl]−
ピロロ−[3,4−i][1,6]−ベンゾジアゾシン−1,3
(2H)−ジオン。 - 【請求項2】請求項1記載の化合物の調製方法であっ
て、酸触媒および溶媒としてのハロゲン化炭化水素の存
在下で、インドロ[2,3−a]ピロロ−[3,4−c]カル
バゾール−5,7(6H)−ジオンを2,5−ジメトキシテトラ
ヒドロフランと反応させ、9,10,11,12−テトラヒドロ−
9,12−エポキシ−1H−ジインドロ[1,2,3−fg:3′,2′,
1′−kl]−ピロロ−[3,4−i][1,6]−ベンゾジア
ゾシン−1,3(2H)−ジオンを得る方法。 - 【請求項3】9,10,11,12−テトラヒドロ−9,12−エポキ
シ−1H−ジインドロ[1,2,3−fg:3′,2′,1′−kl]−
ピロロ−[3,4−i][1,6]−ベンゾジアゾシン−1,3
(2H)−ジオンと、通常の補助剤および添加物とを含有
する血栓症、動脈硬化、高血圧のような心臓および血管
疾患、炎症性疾患、アレルギー、ガン、中枢神経系の変
性損傷および免疫系の疾患の治療用医薬組成物。 - 【請求項4】9,10,11,12−テトラヒドロ−9,12−エポキ
シ−1H−ジインドロ[1,2,3−fg:3′,2′,1′−kl]−
ピロロ−[3,4−i][1,6]−ベンゾジアゾシン−1,3
(2H)−ジオンを有効成分として含有するプロテインキ
ナーゼC阻害剤。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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