JP3138652U - ゲーム機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ゲーム機の効果音を遊技者に効果的に伝え、設計者によって従来よりも緻密に計画された効果音を出力し、その効果音に応じた操作を遊技者に意識させて、より高度なゲーム操作を可能にしたゲーム機を提供する。
【解決手段】遊技場に据え付けられたゲーム機本体10のゲーム進行制御プログラムにより生成される効果音の音源装置と、この音源装置に接続された着脱式のイヤホン用接続端子22〜27とを備えた。はじめからイヤホンを接続しておくとケーブルの断線等のメンテナンスが容易でないから着脱式とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、遊技場に設置されたゲーム機の、特に音響を利用した機能を向上させたゲーム機に関する。
遊技場に設置されたスロットルマシン等のゲーム機は、コンピュータプログラムによりその動作を制御されている。遊技者がレバーを引くと、ドラムが回転を開始する。回転を停止したとき、ドラムに描かれた文字や絵が揃ったり、一定の組み合わせになると、賞としてメダルが排出される。こうした遊技機をコンピュータで制御すると、様々なゲームの面白さを付け加えることができる。
例えば、文字や図形の切り換わりをコンピュータで制御し、同時に、表示された文字や絵の切り換わりの様子を画像や光や効果音で遊技者に伝えて演出している。
特開平7−299214号公報
ここで、従来のゲーム機には、次のような解決すべき課題があった。
ゲーム機を操作中は、上記のような様々な効果音がゲーム機から発せられる。ところが一般に、遊技場において各ゲーム機は、隣り合う人の操作するゲーム機と非常に近接して配置されている。しかも、各ゲーム機がそれぞれ様々な音を任意のタイミング発するため、自分のゲーム機の音か、隣接するゲーム機の音かを聞き分けることが容易でない。
ゲームに備え付けられたテレビジョン放送の音や場内アナウンスを聞くためのイヤホンを設けた例は紹介されている(特許文献1)。しかしながら、例えば、色々な動作の前兆に相当する効果音を出すことによって、遊技者に賞の発生を意識させることができる。ボーナスの告知、小役の通知等を、操作音に混ぜることにより、ゲームの魅力を高めることができる。従来のゲーム機では、個々のゲーム機の効果音を楽しみながら、あるいは効果音によって次の動作を予想しながらゲーム機を操作することが困難であった。
本考案は以上の点に着目してなされたもので、ゲーム機の効果音を遊技者に効果的に伝え、遊技機の操作にさらに魅力を与えるゲーム機を提供することを目的とする。
また、本考案は設計者によって従来よりも緻密に計画された効果音を出力し、その効果音に応じた操作を遊技者に意識させて、より高度なゲーム操作を可能にしたゲーム機を提供することを目的とする。
本考案の各実施例においては、それぞれ次のような構成により上記の課題を解決する。
〈構成1〉
遊技場に据え付けられたゲーム機のゲーム進行制御プログラムにより生成される効果音の音源装置と、この音源装置に接続された着脱式のイヤホン用接続端子とを備えたことを特徴とするゲーム機。
遊技場に据え付けられたゲーム機は、それぞれスピーカから効果音を出力するが、これとは別に、着脱式のイヤホン用接続端子を設ける。遊技者は、スピーカの音を聞くか、イヤホンを利用するか、自由に選択できる。はじめからイヤホンを接続しておくとケーブルの断線等のメンテナンスが容易でないから着脱式とした。
〈構成2〉
構成1に記載のゲーム機において、上記音源装置は左耳用と右耳用の3次元化された効果音を出力し、左耳用と右耳用のイヤホン用接続端子を備えたことを特徴とするゲーム機。
遊技場に据え付けられたゲーム機は、その設置環境から、スピーカでステレオ効果を出すことができないが、イヤホンを利用すると十分なステレオ効果が得られる。3次元化した音を出力できると、ゲームの進行に合わせた複雑な効果音を生成できるから、ゲームの面白さも倍増する。
〈構成3〉
構成1または2に記載のゲーム機において、それぞれ異なるタイプのイヤホンジャックを装着できる複数のイヤホン用接続端子を備えたことを特徴とするゲーム機。
ゲームの効果音を意識することによりゲームの勝敗を左右することができる。従って、遊技者が自分専用のイヤホンを持参して装着できるとよい。そこで、ゲーム機に、各機種に適合する異なるタイプの複数のイヤホン用接続端子を備え付けた。
〈構成4〉
構成1乃至3のいずれかに記載のゲーム機において、上記イヤホン用接続端子は、ゲーム機の全面パネルもしくは側面であって、全てのゲーム機操作機構の配置された領域とこれらを結ぶ線で囲まれた領域の外に、イヤホンジャックを装着する開口を有することを特徴とするゲーム機。
ゲーム機操作機構とは、操作レバーや、メダル排出用の皿や、その他の操作ボタン等のことである。これらの配置された領域とこれらを結ぶ線で囲まれた領域にイヤホンコードがあると操作の邪魔になる。従って、その領域の外にイヤホンジャックを装着する開口を配置した。
〈構成5〉
構成1乃至3のいずれかに記載のゲーム機において、上記イヤホン用接続端子から出力される効果音は、ゲームの進行状況を予告する特定の予告音を含み、ゲーム機に取り付けられたディスプレイや照明装置やスピーカを含む他の装置の光または音の出力は、上記イヤホン用接続端子から出力される効果音とは独立したタイミングであって、遊技者がイヤホン端子から出力される効果音と区別できるだけの十分な時間Tだけ空けて出力されるものであることを特徴とするゲーム機。
〈構成6〉
構成1乃至3のいずれかに記載のゲーム機において、上記イヤホン用接続端子は、周期的に一定の状態になるゲーム要素の、当該状態を予告する上記一定周期の効果音を、複数の異なる効果音を区別できる音色またはタイミングで出力することを特徴とするゲーム機。
〈構成7〉
構成1乃至3のいずれかに記載のゲーム機において、上記音源装置と上記イヤホン接続端子との間に割り込み回路を設け、この割り込み回路は、音源装置と緊急放送入力端子とイヤホン接続端子に接続され、通常状態では音源装置の出力信号をイヤホン接続端子に転送するように音源装置とイヤホン接続端子を接続し、緊急放送入力端子から所定レベル以上の信号レベルで緊急放送信号が入力したときには、音源装置とイヤホン接続端子の接続を遮断して緊急放送入力端子とイヤホン接続端子とを接続するよう制御することを特徴とするゲーム機。
イヤホン接続端子を設けると、ゲームに集中できるが、外部音が聞こえにくく、例えば、火事等の緊急時に、場内放送が聞こえないおそれがある。そこで、緊急放送入力端子から所定レベル以上の信号レベルで緊急放送信号が入力したときには、自動的に緊急放送を優先的にイヤホンに転送するようにした。
〈構成8〉
構成1乃至3のいずれかに記載のゲーム機において、上記音源装置と上記イヤホン接続端子との間に切り換えスイッチを設け、上記切り換えスイッチは、任意の一般音源を接続する任意の数の端子と音源装置の出力端子に接続され、上記一般音源を接続する端子と音源装置の出力端子のいずれかを選択して、上記イヤホン接続端子56に接続することを特徴とするゲーム機。
切り換えスイッチ51を設けることにより、利用者は、イヤホンを用いて自由にゲーム音や店内放送やBGMを楽しむことができる。
以下、本考案の実施の形態を実施例ごとに詳細に説明する。
図1は本考案のゲーム機の実施例を示す斜視図である。
図に示すゲーム機本体10は、遊技場に据え付けられたものである。その前面には、表示パネル12と起動ボタン14と停止操作ボタン16とメダル皿18が備え付けられている。表示パネル12には文字や絵などが表示されて、ゲームの結果を遊技者に示す。起動ボタン14は、表示パネル12に表示されたドラムの回転を一斉に開始させるためのスイッチである。停止操作ボタン16は、表示パネル12に表示されたドラムを1つずつ個別に停止させる操作を行うスイッチである。
メダル皿18は、文字や絵が一定の組み合わせになった時、あるいは揃った時などに、賞としてメダルを排出するための皿である。この装置の左横隅の部分に、イヤホン用接続端子板20を設けた。このイヤホン用接続端子板20には、モノラルA端子22、モノラルB端子23、モノラルC端子24、ステレオA端子25、ステレオB端子26、ステレオC端子27、及びボリユームコントローラ30が設けられている。
このように様々な種類の接続端子を設けたのは、遊技者自らが専用のイヤホンやヘッドホンを持参した時、いずれかに接続をして音を聞くことができるようにするためである。イヤホンは、遊技場で貸し出すのもよいし、遊技者自らが、例えば、携帯用のCDやMD、あるいはその他の音響機器に使用しているものを利用することもできる。
図中には、イヤホンジャック32とコード34とイヤホン36を備えた、モノラル式のイヤホンを図示した。イヤホンジャック32を例えば、モノラルA端子22に装着すると、効果音をイヤホン36で聞き取ることができる。音量はボリユームコントローラ30を調節して、好みの値に設定できる。このようにして、ゲーム機を操作すると、ゲーム機の予告音などを他の雑音に惑わされることなく聞き取ることができる。
図2は、図1に示した本考案の装置の内部構造を示すブロック図である。
図において、表示パネル12や起動ボタン14や停止操作ボタン16は、ゲーム進行制御部40に接続されている。ゲーム進行制御部40は、図1に示したゲーム機本体10の全ての動作を制御するための、ゲーム進行制御プログラムを記憶し、ゲーム制御のための演算処理を実行する演算処理装置である。
音源装置41は、ゲーム進行制御部40から、効果音に相当する信号を受け付けて実際にスピーカ42を駆動するための音響信号を発生する集積回路である。この音源装置41の出力が、モノラルA端子22、モノラルB端子23、モノラルC端子24、ステレオA端子25、ステレオB端子26、ステレオC端子27に接続されている。ボリユームコントローラ30は、これらの接続端子の音量を一括して調整できるボリュームである。モノラルA端子22、モノラルB端子23、モノラルC端子24、ステレオA端子25、ステレオB端子26、ステレオC端子27のうち、いずれの端子にイヤホンを接続しても、全く同様の効果音を聴くことができる。
ゲーム進行制御プログラムが動作すると、ゲーム中の様々な状態の直前あるいは直後で、設計者の意図した効果音が発せられる。この効果音は、例えば、モノラルで出力することもできる。また、ステレオで出力することもできる。モノラルで出力する場合よりもステレオで出力する場合の方が、音の高低や強弱だけでなく三次元的な動きを効果音に加えることができる。従って、ゲームの遊技者に対し、さらに大きな興味を与えることができる。また、ゲーム設計の自由度も増す。
ゲームの内容を理解し、効果音を区別できるようになった人ほど、ゲームの結果が良くなるように設計することができる。また、性能の良いイヤホンを使用することで美しい音で楽しくゲームを進めることができる。従って、例えば、出球規制などによってゲームの魅力が減少した今日、遊技者を充分に引き付ける装置にすることができる。
三次元の音も、例えばよく知られたサラウンド効果などを利用すると、さらに魅力的なものになる。こうした制御は、全て音源装置41の機能によればよい。また、遊技者がどのようなイヤホンを使用するか、どのようなヘッドホンを使用するかによってその効果も変わってくる。こうした遊技者の好みに応じた効果音取得方法を、遊技者自らが選択できるようにして、ゲームに様々な趣向を凝らすことが可能になる。
なお、レシーバを装着する場所がゲーム機を操作するためのボタンやメダルを出し入れする皿に近いと、イヤホンのコードを手に引っ掛けてトラブルの原因になる。従って、接続端子は、これらの操作機構から可能な限り離れた場所に取り付けることが好ましい。この実施例では、図1に示すように起動ボタン14の配置された場所から最も遠い場所にイヤホン用接続端子板20を配置するようにした。
以上のように、遊技場に据え付けられたゲーム機のゲーム進行制御プログラムにより生成される効果音の音源装置と、この音源装置に接続された着脱式のイヤホン用接続端子とを備えることにより、ゲームの音響効果をゲームの要素により多く取り入れることが可能である。
また、音源装置は左耳用と右耳用の3次元化された効果音を出力し、左耳用と右耳用のイヤホン用接続端子を備えるようにしたり、それぞれ異なるタイプのイヤホンジャックを装着できる複数のイヤホン用接続端子を備えることにより、遊技者が自由に自前のイヤホンを使用してゲームを楽しむことができる。
また、イヤホン用接続端子は、ゲーム機の全面パネルもしくは側面であって、全てのゲーム機操作機構の配置された領域とこれらを結ぶ線で囲まれた領域の外に、イヤホンジャックを装着する開口を有するようにすることで、イヤホンコードが操作の邪魔にならないようにすることができる。
ゲーム機にイヤホンを付けることが可能になると、ゲーム進行制御プログラムを、これにあわせた設計にすることが可能である。例えば、ゲーム機に取り付けられたスピーカとは別の音をイヤホン端子から出力する。ゲーム機に取り付けられたスピーカからはBGMや一般的な効果音を出力する。一方イヤホン端子からは、ゲームの進行状況を予告する予告音を出力する。即ち、ゲーム機にイヤホンを接続して遊技をする遊技者は、それ以外の遊技者よりも高度なゲームが楽しめる。
図3は、ゲームの進行状況を遊技者に知らせる手段による情報の出力表示タイミングチャートである。
ゲームの進行状況を遊技者に知らせる手段には、従来から、ゲームの内容や結果を表示するディスプレイ、ゲーム機に取り付けられた各種照明装置、スピーカがあり、本考案では、これにイヤホンを加えて、より高度な情報を遊技者に伝えるようにした。ゲームの進行状況を予告する予告音は、レバー等の操作タイミングにも影響する。
こうした情報を無秩序に出力するとかえって遊技者を惑わせる。従って、例えば、イヤホン端子から出力される効果音は、ゲームの進行状況を予告する予告音を含む各種の効果音とする。一方、ディスプレイ、ゲーム機に取り付けられた各種照明装置、スピーカから出力される情報には、ゲームの進行状況を予告する特定の予告情報を含めない。そして、イヤホン端子から出力される効果音は、原則として、ディスプレイ、ゲーム機に取り付けられた各種照明装置、スピーカから出力されるいずれの情報とも同期しない独立したタイミングで出力されるように制御する。各情報の出力タイミングを、完全に一致させることだけは可能にするとよい。図の例はこれを実現したもので、各情報の出力タイミングを、遊技者がイヤホン端子から出力される効果音と区別できるだけの十分な時間Tだけ空けて、出力するようにしている。この時間Tは、例えば、0.5秒というように、自由に選定してよい。
図4は、イヤホン端子から出力される効果音の一例を示すタイミングチャートである。
図の例では、スロットルマシンに設けられた3個のドラムについて、それぞれ周期的に、即ち、一回転に1回効果音を出力する。この効果音は例えば、「7」の文字が表示パネルに正面を向いて表示された瞬間に発せられるものとする。この効果音を注意深く聞きながら停止操作ボタンを押すと、「7」の文字が表示パネルに正面を向いて表示されて停止するように、操作できる確率が増す。もちろん、「7」の文字以外の「−」の文字を表示するタイミングをとらえてもよい。
3個のドラムが回転するから、この効果音は、ドミソといったように、それぞれ音色を変えておけば、ききわけることができる。従来はドラムの回転を目で追って、ドラムを停止させるタイミングを計っていた。しかし、このような効果音を発生させることで、目で追うことが難しかった遊技者が、音でこのタイミングを計ることが可能になり、ゲームの面白さが増すという効果がある。以上のように、周期的に一定の状態になるゲーム要素の、当該状態を予告する前記一定周期の効果音を、複数の異なる効果音を区別できる音色またはタイミングで出力するとよい。
図5は、実施例3のゲーム機の内部構造を示すブロック図である。
図において、イヤホン接続端子56は、既に図2を用いて説明したいくつかのイヤホン端子をまとめたものである。図の音源装置41とイヤホン接続端子56の間に、切り換えスイッチ51と割り込み回路55が挿入されている。切り換えスイッチ51の入力側の端子は3個あり、一つは音源装置41に接続され、もう一つは店内放送入力端子52に接続され、残りの一つはBGM入力端子53に接続されている。
一方、割り込み回路55は例えば、図の一点鎖線の円内に示したように、スイッチ側回路60と緊急放送側回路61とを入力端子にして、イヤホン側回路62を出力端子にするように構成されている。スイッチ側回路60は切り換えスイッチ51を介して音源装置41に接続され、緊急放送側回路61は店内放送入力端子52に接続されている。イヤホン側回路62はイヤホン接続端子56に接続されている。なお、店内放送入力端子52やBGM入力端子53や緊急放送入力端子54は図1に示した装置の裏側にあって、店内に布設された該当する配線端子と接続される。
以上の装置は次のように動作する。
切り換えスイッチ51は初期状態で、例えば、BGM入力端子53とイヤホン接続端子56とを接続している。割り込み回路55は、平常時は常に切り換えスイッチ51とイヤホン接続端子56とを接続している。利用者がゲームに集中するために、切り換えスイッチ51を操作して、音源装置41をイヤホン接続端子56に接続すると、既に説明したとおり、ゲームの効果音がイヤホンから聞こえる。
一方、利用者が店内放送をイヤホンで聞きたいときは、切り換えスイッチ51を操作して、店内放送入力端子52とイヤホン接続端子56とを接続すればよい。従って、利用者はイヤホンで聞くべきソースを切り換えスイッチ51を操作して自由に選択することができる。なお、切り換えスイッチ51は図1に示した装置の前面の適当な場所に取り付けるとよい。また、例えば、火災等が発生した緊急時には、店内の緊急放送用配線から緊急放送入力端子54を通じて緊急放送信号が入力する。緊急放送入力端子54の平時の出力信号レベルはゼロに近いから、割り込み回路55は信号レベルの急激な立ち上がりを検出して、破線の円に示したスイッチを切り換える。これにより、音源装置41からの出力は強制的に切断され、緊急放送入力端子54の出力がイヤホン接続端子56に転送される。こうして、利用者はイヤホンで緊急放送を聞くことができる。
上記の例では、店内放送等の入力に有線方式を採用した。しかし、、例えば、赤外線方式のLAN(ローカルエリアネットワーク)等を利用すると、有線方式の入力端子は不要で、接続工事費用がかからない。また、各種雑音に強く、店外への雑音漏洩の問題もないという効果がある。また、本考案は、スロットルマシンのみならず、パチンコ等のように、ゲームの進行状態を効果音から聞き取って、ゲーム機を操作できるようなものに広く採用することができる。なお、上記のような割り込み制御のかわりに、利用者に伝えたい放送等は、例えば、装置の前面に設けられたゲーム用の液晶表示装置に、テロップ方式で表示することもできる。即ち、緊急放送入力端子から文字表示用データが入力したときは、ゲーム用表示板に強制的にテロップを表示するように、割り込み回路を動作させるとよい。
本考案のゲーム機の実施例を示す斜視図である。 図1に示した本考案の装置の内部構造を示すブロック図である。 ゲームの進行状況を遊技者に知らせる手段による情報出力表示タイミングチャートである。 イヤホン端子から出力される効果音の一例を示すタイミングチャートである。 実施例3のゲーム機の内部構造を示すブロック図である。
符号の説明
10 ゲーム機本体
12 表示パネル
14 起動ボタン
16 停止操作ボタン
18 メダル皿
20 イヤホン用接続端子板
22 モノラルA端子
23 モノラルB端子
24 モノラルC端子
25 ステレオA端子
26 ステレオB端子
27 ステレオC端子
30 ボリユームコントローラ
32 イヤホンジャック
34 コード
36 イヤホン
40 ゲーム機制御プログラムメモリ
41 音源装置
42 スピーカ

Claims (8)

  1. 遊技場に据え付けられたゲーム機の効果音の音源装置と、
    この音源装置に接続された接続端子であって、着脱式のイヤホンを接続するためのものを備えたことを特徴とするゲーム機。
  2. 請求項1に記載のゲーム機において、
    前記音源装置は左耳用と右耳用の効果音を出力し、左耳用と右耳用のイヤホン用接続端子を備えたことを特徴とするゲーム機。
  3. 請求項1または2に記載のゲーム機において、
    それぞれ異なるタイプのイヤホンジャックを装着できる複数のイヤホン用接続端子を備えたことを特徴とするゲーム機。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載のゲーム機において、
    前記イヤホン用接続端子は、ゲーム機の前面もしくは側面であって、全てのゲーム機操作機構の配置された領域とこれらを結ぶ線で囲まれた領域の外に、イヤホンジャックを装着する開口を有することを特徴とするゲーム機。
  5. 請求項1乃至3のいずれかに記載のゲーム機において、
    前記イヤホン用接続端子から出力される効果音は、ゲームの進行状況を予告する特定の予告音を含み、ゲーム機に取り付けられたディスプレイや照明装置やスピーカを含む他の装置の光または音の出力は、前記イヤホン用接続端子から出力される効果音とは独立したタイミングであって、遊技者がイヤホン端子から出力される効果音と区別できるだけの十分な時間Tだけ空けて出力されるものであることを特徴とするゲーム機。
  6. 請求項1乃至3のいずれかに記載のゲーム機において、
    前記イヤホン用接続端子は、周期的に一定の状態になるゲーム要素の、当該状態を予告する前記一定周期の効果音を、複数の異なる効果音を区別できる音色またはタイミングで出力することを特徴とするゲーム機。
  7. 請求項1乃至3のいずれかに記載のゲーム機において、
    前記音源装置と前記イヤホン接続端子との間に割り込み回路を設け、
    この割り込み回路は、音源装置と緊急放送入力端子とイヤホン接続端子に接続され、通常状態では音源装置の出力信号をイヤホン接続端子に転送するように音源装置とイヤホン接続端子を接続し、緊急放送入力端子から所定レベル以上の信号レベルで緊急放送信号が入力したときには、音源装置とイヤホン接続端子の接続を遮断して緊急放送入力端子とイヤホン接続端子とを接続する切り換えスイッチを設けたことを特徴とするゲーム機。
  8. 請求項1乃至3のいずれかに記載のゲーム機において、
    前記音源装置と前記イヤホン接続端子との間に切り換えスイッチを設け、
    前記切り換えスイッチは、任意の一般音源を接続する任意の数の端子と音源装置の出力端子に接続され、前記一般音源を接続する端子と音源装置の出力端子のいずれかを選択して、前記イヤホン接続端子に接続することを特徴とするゲーム機。
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