JP2023028430A - 遊技用装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 興趣性の高い音情報を出力可能な遊技用装置を提供する。【解決手段】 遊技機に対応して設置される遊技用装置において、遊技機が遊技の進行に関連して出力可能な音情報に対応する音情報データを記憶可能な記憶手段と、音情報データに基づいて音情報を遊技者が使用する音情報再生手段を通じて出力可能な出力手段と、音情報データに基づいて音情報を出力手段によって出力すべきタイミングを遊技機の動作に基づいて特定可能なタイミング特定手段とを備える構成とした。【選択図】 図6
Description
本発明は、遊技用装置及びプログラムに関する。
遊技場には、複数の遊技機が設置される遊技島が設けられ、各遊技機の上方に配置されるとともに、各遊技機の遊技に関する情報の表示等を行う遊技用装置が設置されている。
このような遊技用装置においては、遊技の進行に関連する音声や効果音をイヤホンを介して出力するものが知られている(例えば、特許文献1)。
このような遊技用装置においては、遊技の進行に関連する音声や効果音をイヤホンを介して出力するものが知られている(例えば、特許文献1)。
しかしながら、この種のシステムには、改善の余地があった。
上記課題を解決するため、本発明は、遊技機に対応して設置される遊技用装置において、前記遊技機が遊技の進行に関連して出力可能な音情報に対応する音情報データを記憶可能な記憶手段と、前記音情報データに基づいて音情報を遊技者が使用する音情報再生手段を通じて出力可能な出力手段と、前記音情報データに基づいて音情報を前記出力手段によって出力すべきタイミングを前記遊技機の動作に基づいて特定可能なタイミング特定手段と、を備える構成としてある。
本発明に係る遊技用装置及びプログラムの好ましい実施形態について、各図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
図1~図8を参照して、本発明に係る遊技用装置及びプログラムの第1実施形態について説明する。
[第1実施形態]
図1~図8を参照して、本発明に係る遊技用装置及びプログラムの第1実施形態について説明する。
第1実施形態に係る遊技用装置を含む遊技用システムSは、図1に示すように、遊技機1と複数の装置で構成されている。
遊技機1は、遊技島において、例えば機種ごと、貸出レートごとに設置され、遊技媒体として遊技球を用いるパチンコ機やメダルを用いるスロットマシン等が設置されている。
本実施形態では、遊技機1の一例としてスロットマシン1を例に挙げて説明する。
遊技機1は、遊技島において、例えば機種ごと、貸出レートごとに設置され、遊技媒体として遊技球を用いるパチンコ機やメダルを用いるスロットマシン等が設置されている。
本実施形態では、遊技機1の一例としてスロットマシン1を例に挙げて説明する。
複数の装置としては、例えば、貸出機80、呼出装置30、台コンピュータ40、島コンピュータ50、管理装置60を備えている。
また、図1に示す各装置の他、例えば、遊技媒体を計数可能な計数装置、遊技機で獲得した遊技媒体と所定の景品との交換を行う景品交換装置、遊技者に有用となる情報等が随時閲覧可能に表示される遊技データ表示装置などの装置も設置されている。
これらの装置は、それぞれ通信手段を備え、所定のネットワーク(例えば、ローカル・エリア・ネットワーク)を介してデータ通信可能に接続されている。
また、図1に示す各装置の他、例えば、遊技媒体を計数可能な計数装置、遊技機で獲得した遊技媒体と所定の景品との交換を行う景品交換装置、遊技者に有用となる情報等が随時閲覧可能に表示される遊技データ表示装置などの装置も設置されている。
これらの装置は、それぞれ通信手段を備え、所定のネットワーク(例えば、ローカル・エリア・ネットワーク)を介してデータ通信可能に接続されている。
本発明に係る遊技用装置としては、様々な形態や種類のものがあるが、本実施形態では、呼出装置30を例に挙げて、以下に説明する。
本実施形態に係る呼出装置30は、遊技機1から出力される遊技信号を入力可能に構成されており、遊技信号のうち音出力信号を受信した場合には、遊技機1において音による演出が行われると判断し、受信した音出力信号に基づいて、自身が記憶する音声、効果音、告知音、予告音、セリフ(声)、BGM、楽曲等(以下、これらを音声等という)をイヤホン70を通じて出力可能になっている。
本実施形態に係る呼出装置30は、遊技機1から出力される遊技信号を入力可能に構成されており、遊技信号のうち音出力信号を受信した場合には、遊技機1において音による演出が行われると判断し、受信した音出力信号に基づいて、自身が記憶する音声、効果音、告知音、予告音、セリフ(声)、BGM、楽曲等(以下、これらを音声等という)をイヤホン70を通じて出力可能になっている。
遊技用システムSは、図2に示すように、スロットマシン1から出力される遊技信号が、呼出装置30を介して台コンピュータ40と島コンピュータ50を中継して管理装置60に入力されるようになっている。
スロットマシン1から呼出装置30に向けて出力される遊技信号には、次に示すような信号がある。
アウト信号は、スロットマシン1への投入メダル数に対応する数のパルス列からなり、スタートレバー3の操作タイミングで出力がされる。
セーフ信号は、スロットマシン1からの払出メダル数に対応する数のパルス列からなり、リール4に表された図柄が所定の図柄の組合せで停止したタイミングで出力される。
大当り信号は、スロットマシン1のボーナス遊技中に出力される。
また、スロットマシン1の遊技状態として、所定の役を成立させるためのリールの停止順序を設定し、内部抽選処理において決定された所定の役に対応するリールの停止順序を報知する、所謂押し順ナビが実行される状態(例えば、AT状態)を発生可能とし、当該遊技状態を特定可能な信号を大当り信号として出力することもできる。
また、スロットマシン1の遊技状態として、内部抽選処理における所定の抽選対象(例えば、疑似ボーナス状態、CZ状態)の当選確率が低い低確率状態と、当該当選確率が高い高確率状態とを有しており、当該遊技状態を特定可能な信号を遊技信号として出力することもできる。
スロットマシン1から呼出装置30に向けて出力される遊技信号には、次に示すような信号がある。
アウト信号は、スロットマシン1への投入メダル数に対応する数のパルス列からなり、スタートレバー3の操作タイミングで出力がされる。
セーフ信号は、スロットマシン1からの払出メダル数に対応する数のパルス列からなり、リール4に表された図柄が所定の図柄の組合せで停止したタイミングで出力される。
大当り信号は、スロットマシン1のボーナス遊技中に出力される。
また、スロットマシン1の遊技状態として、所定の役を成立させるためのリールの停止順序を設定し、内部抽選処理において決定された所定の役に対応するリールの停止順序を報知する、所謂押し順ナビが実行される状態(例えば、AT状態)を発生可能とし、当該遊技状態を特定可能な信号を大当り信号として出力することもできる。
また、スロットマシン1の遊技状態として、内部抽選処理における所定の抽選対象(例えば、疑似ボーナス状態、CZ状態)の当選確率が低い低確率状態と、当該当選確率が高い高確率状態とを有しており、当該遊技状態を特定可能な信号を遊技信号として出力することもできる。
また、スロットマシン1から呼出装置30に向けて出力される遊技信号として、音出力信号がある。
音出力信号は、スロットマシン1の遊技の進行に応じてスピーカ9から音声等が出力されるタイミングでスロットマシン1から出力され、所定期間の間出力される。
具体的には、後述する副制御部20の信号生成部21によって、音IDを含む音出力信号が生成され、生成された音出力信号を音IDごとに定められた期間の間継続して出力されるようになっている。
このような音出力信号の出力により、呼出装置30では、スロットマシン1の遊技と連動する音の演出を行うことが可能になる。
音出力信号は、スロットマシン1の遊技の進行に応じてスピーカ9から音声等が出力されるタイミングでスロットマシン1から出力され、所定期間の間出力される。
具体的には、後述する副制御部20の信号生成部21によって、音IDを含む音出力信号が生成され、生成された音出力信号を音IDごとに定められた期間の間継続して出力されるようになっている。
このような音出力信号の出力により、呼出装置30では、スロットマシン1の遊技と連動する音の演出を行うことが可能になる。
貸出機80は、スロットマシン1ごとに併設され、現金の投入(紙幣)と引き換えに遊技媒体(メダル)を貸し出すことができ、カード処理装置(図示略)が内蔵され、会員カードおよびビジターカードに記憶されている金額情報に基づき遊技媒体の貸し出しを可能にしている。
なお、貸出機80には、図示は省略するが、入力操作部や表示部が備えられて、メダルの貸し出し操作、カードの排出操作等の各種操作、および金額情報や遊技者保有の持メダル情報を表示可能にしている。
また、図示しないが、貸出機80から出力される売上信号を遊技信号として呼出装置30に入力させることもできる。
なお、貸出機80には、図示は省略するが、入力操作部や表示部が備えられて、メダルの貸し出し操作、カードの排出操作等の各種操作、および金額情報や遊技者保有の持メダル情報を表示可能にしている。
また、図示しないが、貸出機80から出力される売上信号を遊技信号として呼出装置30に入力させることもできる。
呼出装置30は、スロットマシン1に対応して設置されており、スロットマシン1から出力された遊技信号に基づいて、ランプの点灯・点滅や音声等の出力による演出を行うとともに、スロットマシン1の遊技に関する情報等を表示する装置である。
また、呼出装置30は、例えば、遊技者が、スロットマシン1において何らかのトラブルや問合せが発生した場合に、呼出ボタン38を押下することで遊技場の係員を呼び出す機能を有する所謂呼出ランプである。
なお、本実施形態に係る呼出装置30の詳細は、後述する。
また、呼出装置30は、例えば、遊技者が、スロットマシン1において何らかのトラブルや問合せが発生した場合に、呼出ボタン38を押下することで遊技場の係員を呼び出す機能を有する所謂呼出ランプである。
なお、本実施形態に係る呼出装置30の詳細は、後述する。
台コンピュータ40及び島コンピュータ50は、それぞれスロットマシン1毎及び複数のスロットマシン1が取り付けられた遊技機島毎に設けられる情報中継処理装置であり、スロットマシン1と管理装置60の間で送受される情報を中継する。
管理装置60は、スロットマシン1からの遊技信号を、台コンピュータ40及び島コンピュータ50を介して受信し、その集計を行うデータ集計用のコンピュータであり、通常、遊技場の管理者が操作可能な場所、例えば、カウンタ奥の管理室等に設置されている。
管理装置60は、スロットマシン1からの遊技信号を、台コンピュータ40及び島コンピュータ50を介して受信し、その集計を行うデータ集計用のコンピュータであり、通常、遊技場の管理者が操作可能な場所、例えば、カウンタ奥の管理室等に設置されている。
イヤホン70は、音情報再生手段の一例であり、周知のイヤホンであって、遊技者が所持するイヤホンや遊技場が貸与するイヤホンが適用可能である。
本実施形態に係るイヤホン70は、呼出装置30の下部に設けられる接続端子39に接続可能であり、呼出装置30から出力される音声データを音声等として再生する。
遊技者は、呼出装置30に備えるイヤホン70を遊技者の両耳に対して装着することで、対応するスロットマシン1の遊技の進行に関連した音声等を聴くことができる。
イヤホン70は、接続端子39と有線コードで接続されて、音声データを有線により受信可能な有線イヤホンを想定しているが、音声データを無線により受信可能な無線イヤホンであってもよい。
なお、音情報再生手段は、耳に挿入するイヤホンタイプに限らず、例えば、耳を覆うように装着するヘッドホンや、耳を塞がずに装着する骨伝導タイプのものも含む。
以下、スロットマシン1と呼出装置30について詳述する。
本実施形態に係るイヤホン70は、呼出装置30の下部に設けられる接続端子39に接続可能であり、呼出装置30から出力される音声データを音声等として再生する。
遊技者は、呼出装置30に備えるイヤホン70を遊技者の両耳に対して装着することで、対応するスロットマシン1の遊技の進行に関連した音声等を聴くことができる。
イヤホン70は、接続端子39と有線コードで接続されて、音声データを有線により受信可能な有線イヤホンを想定しているが、音声データを無線により受信可能な無線イヤホンであってもよい。
なお、音情報再生手段は、耳に挿入するイヤホンタイプに限らず、例えば、耳を覆うように装着するヘッドホンや、耳を塞がずに装着する骨伝導タイプのものも含む。
以下、スロットマシン1と呼出装置30について詳述する。
[スロットマシン]
図3及び図4に示すように、スロットマシン1は、前扉1a、メダル投入口2、ベットボタン2a、メダルセレクタ2b、演出ボタン2c、スタートレバー3、リール4、停止ボタン5、表示窓6、メダル払出装置7、メダル払出口7b、表示器8、スピーカ9、ランプ11、ナビランプ12、有利区間ランプ13、確率設定装置14、外部出力端子15、ドラムユニット4d、主制御部10、副制御部20を備えている。
図3及び図4に示すように、スロットマシン1は、前扉1a、メダル投入口2、ベットボタン2a、メダルセレクタ2b、演出ボタン2c、スタートレバー3、リール4、停止ボタン5、表示窓6、メダル払出装置7、メダル払出口7b、表示器8、スピーカ9、ランプ11、ナビランプ12、有利区間ランプ13、確率設定装置14、外部出力端子15、ドラムユニット4d、主制御部10、副制御部20を備えている。
主制御部10及び副制御部20は、各々に記憶部、制御部が備えられ、各種演算処理、各種制御が可能な装置であり、コンピュータの概念に含まれる。各記憶部は、スロットマシン1の動作に必要なプログラム、データ等を記憶する半導体メモリ素子等の記憶装置を備える。各制御部は、CPU等を備える。各制御部は、各記憶部に記憶された各種プログラム等を適宜読み出して実行することにより、本実施形態の各種機能を実現している。
なお、本実施形態に係るスロットマシン1は、従来のスロットマシンとほぼ同様の構成及び機能を備えており、メダルを使用した遊技の内容や方法も同様のものとなっている。
そのため、以下の説明では、本発明に関連するもの以外のスロットマシンの詳細な説明は省略する。
そのため、以下の説明では、本発明に関連するもの以外のスロットマシンの詳細な説明は省略する。
主制御部10は、役の抽選や遊技の進行制御等を行い、副制御部20は、主制御部10からのコマンド(制御情報)に基づき各種演出制御等を行う。
主制御部10と副制御部20とのコマンドの伝達は、主制御部10から副制御部20に対して一方向のみに制限され、副制御部20から主制御部10への不正な入力を防止している。
主制御部10は、スロットマシン1の遊技の進行に応じてコマンドを副制御部20に送信する。例えば、主制御部10で実行された各種抽選の結果や記憶部に記憶されている各種情報(例えば、設定値、遊技状態)を、所定の契機でコマンドとして送信する。
主制御部10と副制御部20とのコマンドの伝達は、主制御部10から副制御部20に対して一方向のみに制限され、副制御部20から主制御部10への不正な入力を防止している。
主制御部10は、スロットマシン1の遊技の進行に応じてコマンドを副制御部20に送信する。例えば、主制御部10で実行された各種抽選の結果や記憶部に記憶されている各種情報(例えば、設定値、遊技状態)を、所定の契機でコマンドとして送信する。
図4に示すように、主制御部10は、ベットボタン2a、メダルセレクタ2b、スタートレバー3、停止ボタン5、ドラムユニット4d、メダル払出装置7、有利区間ランプ13、確率設定装置14、外部出力端子15及び副制御部20と通信ケーブルで接続されており各機器を制御可能となっている。
確率設定装置14は、特典が付与される確率等を複数段階(例えば、6段階)に変更することで、遊技者にとっての有利度合いを複数段階で設定変更可能である。
主制御部10は、遊技場の係員による確率設定装置14における確率設定操作に基づき、何れか1つの設定値を記憶部に記憶し、当該記憶された設定値に基づいて特典が付与される確率等を制御する。例えば、設定1が最も遊技者に不利な設定であり、大きい数字ほど遊技者に有利になり設定6が最も遊技者に有利な設定となっている。
確率設定装置14における設定値により、遊技者にとって有利な遊技状態として、例えば、後述する疑似ボーナス状態、CZ状態、AT状態の全てあるいは何れか1つの移行確率を直接変化、あるいは間接的に変化させることで、遊技者の有利度合い(スロットマシン1の出玉率)を複数段階で変化可能である。
主制御部10は、遊技場の係員による確率設定装置14における確率設定操作に基づき、何れか1つの設定値を記憶部に記憶し、当該記憶された設定値に基づいて特典が付与される確率等を制御する。例えば、設定1が最も遊技者に不利な設定であり、大きい数字ほど遊技者に有利になり設定6が最も遊技者に有利な設定となっている。
確率設定装置14における設定値により、遊技者にとって有利な遊技状態として、例えば、後述する疑似ボーナス状態、CZ状態、AT状態の全てあるいは何れか1つの移行確率を直接変化、あるいは間接的に変化させることで、遊技者の有利度合い(スロットマシン1の出玉率)を複数段階で変化可能である。
外部出力端子15は、遊技信号を主制御部10の制御により呼出装置30に対して出力するものである。
出力される遊技信号には、図2に示すように、アウト信号、セーフ信号、大当り信号、音出力信号等がある。
出力される遊技信号には、図2に示すように、アウト信号、セーフ信号、大当り信号、音出力信号等がある。
図4に示すように、副制御部20は、演出ボタン2c、スピーカ9、表示器8、ランプ11、ナビランプ12と通信ケーブルで接続されており通信可能である。
副制御部20は、主制御部10から出力されるコマンドに基づいて、各装置を制御することで、各種演出処理を行う。具体的には、実行する演出の内容を決定するとともに、表示器8の表示制御、スピーカ9の音制御、ランプ11や各種演出用LEDの発光制御、可動体役物(図示せず)の動作制御を行うことで、視覚的及び聴覚的な演出を実行する。
副制御部20は、主制御部10から出力されるコマンドに基づいて、各装置を制御することで、各種演出処理を行う。具体的には、実行する演出の内容を決定するとともに、表示器8の表示制御、スピーカ9の音制御、ランプ11や各種演出用LEDの発光制御、可動体役物(図示せず)の動作制御を行うことで、視覚的及び聴覚的な演出を実行する。
副制御部20は、例えば、遊技に関する音データを記憶部に記憶する。
遊技に関する音データは、スロットマシン1の遊技の進行に応じて出力される音情報(例えば、音声、効果音、告知音、予告音、セリフ(声)、BGM、楽曲)に対応するデータである。
例えば、操作に関する音情報、演出に関する音情報、設定値に関する音情報に対応するデータが記憶される。
操作に関する音情報としては、例えば、メダル投入時に出力するメダル投入音、メダル払出時に出力するメダル払出音、スタートレバー3の操作時に出力するスタート音、停止ボタン5の操作時に出力するリール停止音、停止ボタン5の操作順を出力する押し順ナビ音等がある。
演出に関する音情報としては、例えば、各種演出実行中に出力する演出中特殊音、大当り発生時に出力する大当り発生音、遊技状態の移行時に出力するステージ移行音、各遊技状態中に出力するBGMや楽曲等がある。
設定値に関する音情報としては、例えば、設定値を示唆する時に出力する設定示唆音、設定値を確定的に告知する時に出力する設定確定音、設定値を否定的に告知する時に出力する設定否定音、高確率状態を示唆する高確示唆音等がある。
遊技に関する音データは、スロットマシン1の遊技の進行に応じて出力される音情報(例えば、音声、効果音、告知音、予告音、セリフ(声)、BGM、楽曲)に対応するデータである。
例えば、操作に関する音情報、演出に関する音情報、設定値に関する音情報に対応するデータが記憶される。
操作に関する音情報としては、例えば、メダル投入時に出力するメダル投入音、メダル払出時に出力するメダル払出音、スタートレバー3の操作時に出力するスタート音、停止ボタン5の操作時に出力するリール停止音、停止ボタン5の操作順を出力する押し順ナビ音等がある。
演出に関する音情報としては、例えば、各種演出実行中に出力する演出中特殊音、大当り発生時に出力する大当り発生音、遊技状態の移行時に出力するステージ移行音、各遊技状態中に出力するBGMや楽曲等がある。
設定値に関する音情報としては、例えば、設定値を示唆する時に出力する設定示唆音、設定値を確定的に告知する時に出力する設定確定音、設定値を否定的に告知する時に出力する設定否定音、高確率状態を示唆する高確示唆音等がある。
副制御部20は、演出に関する遊技信号を生成する信号生成部21を備える。
信号生成部21は、スロットマシン1において音声等による演出が実行される場合に、実行される音声等の種類を特定可能な音出力信号を生成する。
具体的には、スロットマシン1の遊技の進行に応じて演出に関する音情報がスピーカ9から出力されるタイミングで音出力信号を生成する。このとき、出力される音の種類を一意に識別可能な情報(音ID)を含めて音出力信号を生成する。
そして、副制御部20は、生成した音出力信号を主制御部10に送出することで、外部出力端子15から呼出装置30へ音出力信号が送信されるようになっている。
信号生成部21は、スロットマシン1において音声等による演出が実行される場合に、実行される音声等の種類を特定可能な音出力信号を生成する。
具体的には、スロットマシン1の遊技の進行に応じて演出に関する音情報がスピーカ9から出力されるタイミングで音出力信号を生成する。このとき、出力される音の種類を一意に識別可能な情報(音ID)を含めて音出力信号を生成する。
そして、副制御部20は、生成した音出力信号を主制御部10に送出することで、外部出力端子15から呼出装置30へ音出力信号が送信されるようになっている。
スロットマシン1の筐体側面には、有線イヤホン70のコード(以下、イヤホンコード)の少なくとも一部を保持可能なガイド部が設けられている(非図示)。また、ガイド部は、リール4(表示窓6)の側方側に設けられている。
イヤホン70と接続端子39とを接続するイヤホンコードは、これらの位置関係からスロットマシン1の前面と遊技者との間に垂れ下がる場合がある。
そこで、イヤホンコードの一部をガイド部材に保持することで、イヤホンコードがガイド部材を経由してイヤホン70と接続端子39との間を架け渡す状態とすることができるとともに、イヤホン70からガイド部材までのイヤホンコードが垂れ下がることを防ぐことができる。
これにより、イヤホンコードが遊技の邪魔にならないようにすることができる。
例えば、イヤホンコードがリール4の前面に垂れ下がることを防ぐことができるため、リール4の視認性を低下させないようにすることができる。
また、操作手段(スタートレバー3等)を操作する際にイヤホンコードが遊技者の腕や手に絡まないようにすることができる。
さらに、イヤホンコードの存在が煩わしく感じてしまうことで、イヤホン70の装着性が低下してしまうことを防ぐことができる。
なお、ガイド部は、イヤホンコードの少なくとも一部を保持可能であれば、どのような形状であってもよく、例えば、支棒にイヤホンコードを巻きつけるものや、イヤホンコードをクリップで係止するもの等が適用可能である。
イヤホン70と接続端子39とを接続するイヤホンコードは、これらの位置関係からスロットマシン1の前面と遊技者との間に垂れ下がる場合がある。
そこで、イヤホンコードの一部をガイド部材に保持することで、イヤホンコードがガイド部材を経由してイヤホン70と接続端子39との間を架け渡す状態とすることができるとともに、イヤホン70からガイド部材までのイヤホンコードが垂れ下がることを防ぐことができる。
これにより、イヤホンコードが遊技の邪魔にならないようにすることができる。
例えば、イヤホンコードがリール4の前面に垂れ下がることを防ぐことができるため、リール4の視認性を低下させないようにすることができる。
また、操作手段(スタートレバー3等)を操作する際にイヤホンコードが遊技者の腕や手に絡まないようにすることができる。
さらに、イヤホンコードの存在が煩わしく感じてしまうことで、イヤホン70の装着性が低下してしまうことを防ぐことができる。
なお、ガイド部は、イヤホンコードの少なくとも一部を保持可能であれば、どのような形状であってもよく、例えば、支棒にイヤホンコードを巻きつけるものや、イヤホンコードをクリップで係止するもの等が適用可能である。
次に、本実施形態に係るスロットマシン1での遊技の流れについて図5を参照して説明する。
図5に示すように、スロットマシン1の遊技は、通常遊技状態、CZ状態、疑似ボーナス状態、AT状態の複数の遊技状態において実行される。
主制御部10は、所定の移行条件が成立することに基づいて、一の遊技状態から他の遊技状態へと移行するように制御可能となっている。
また、通常遊技状態には通常確率状態と高確率状態とが設定されていて、各ゲームにおいて、疑似ボーナス状態への移行確率が、通常確率状態よりも高確率状態の方が高まるように制御される。
図5に示すように、スロットマシン1の遊技は、通常遊技状態、CZ状態、疑似ボーナス状態、AT状態の複数の遊技状態において実行される。
主制御部10は、所定の移行条件が成立することに基づいて、一の遊技状態から他の遊技状態へと移行するように制御可能となっている。
また、通常遊技状態には通常確率状態と高確率状態とが設定されていて、各ゲームにおいて、疑似ボーナス状態への移行確率が、通常確率状態よりも高確率状態の方が高まるように制御される。
各遊技状態(通常遊技状態、CZ状態、疑似ボーナス状態、AT状態)中は、主に遊技者の期待感を高めるために実行される各種演出が発生する。
例えば、1ゲームで完結する個別演出や、複数のゲームに亘って実行される連続演出が発生する。
これらの演出中は、演出中以外の遊技中では出力されない又は出力され難い特殊音(演出中特殊音)を出力することで、遊技者に対して他の遊技状態(例えば、疑似ボーナス状態、AT状態)への移行に対する期待感や、特典の付与に対する期待感を高めるようになっている。
例えば、1ゲームで完結する個別演出や、複数のゲームに亘って実行される連続演出が発生する。
これらの演出中は、演出中以外の遊技中では出力されない又は出力され難い特殊音(演出中特殊音)を出力することで、遊技者に対して他の遊技状態(例えば、疑似ボーナス状態、AT状態)への移行に対する期待感や、特典の付与に対する期待感を高めるようになっている。
また、各遊技状態(通常遊技状態、CZ状態、疑似ボーナス状態、AT状態)中は、確率設定装置14で設定されている設定値に関する演出(設定示唆関連演出)が発生する。
設定示唆関連演出として、複数の演出が設けられており、例えば、確率設定装置14における設定値の偶奇や高低を示唆する演出、確率設定装置14における設定値を確定的に報知する演出、確率設定装置14における設定値を否定的に報知する演出等がある。
そして、これらの演出中は、所定の設定示唆関連画像の表示とともに、設定示唆関連音が出力される。例えば、スピーカ9から特殊音(設定示唆音、設定確定音、設定否定音)を出力し、出力された特殊音により遊技者は設定値を予測することが可能となる。
このように、多種多彩な設定示唆関連音が出音されるため、設定値を予測する上で重要な情報を遊技者に提供することができ、遊技者の遊技意欲を向上させることが可能となる。
また、設定値に関連する出力に限らず、現在の遊技状態や現在の確率状態を示唆又は確定する音を出力可能であり、例えば、高確率状態であることを示唆する高確示唆音を出力することもできる。
設定示唆関連演出として、複数の演出が設けられており、例えば、確率設定装置14における設定値の偶奇や高低を示唆する演出、確率設定装置14における設定値を確定的に報知する演出、確率設定装置14における設定値を否定的に報知する演出等がある。
そして、これらの演出中は、所定の設定示唆関連画像の表示とともに、設定示唆関連音が出力される。例えば、スピーカ9から特殊音(設定示唆音、設定確定音、設定否定音)を出力し、出力された特殊音により遊技者は設定値を予測することが可能となる。
このように、多種多彩な設定示唆関連音が出音されるため、設定値を予測する上で重要な情報を遊技者に提供することができ、遊技者の遊技意欲を向上させることが可能となる。
また、設定値に関連する出力に限らず、現在の遊技状態や現在の確率状態を示唆又は確定する音を出力可能であり、例えば、高確率状態であることを示唆する高確示唆音を出力することもできる。
また、主制御部10は、上記遊技状態とは別に、遊技区間として通常区間および有利区間のいずれかに制御することが可能な区間制御手段を備えている。
通常区間は、押し順ナビが実行されることのない遊技区間であり、有利区間が終了された後、次ゲームが開始されることで開始され、有利区間移行条件が成立することで終了される。
また、主制御部10の初期状態(リセット時)には通常区間に制御され、通常区間では、有利区間ランプ13は消灯状態に制御される。
また、通常区間では、有利区間移行条件が成立すること、例えば、内部抽選において所定の役(例えば、ベル役)に当選することで、有利区間に移行させることが決定される。
通常区間は、押し順ナビが実行されることのない遊技区間であり、有利区間が終了された後、次ゲームが開始されることで開始され、有利区間移行条件が成立することで終了される。
また、主制御部10の初期状態(リセット時)には通常区間に制御され、通常区間では、有利区間ランプ13は消灯状態に制御される。
また、通常区間では、有利区間移行条件が成立すること、例えば、内部抽選において所定の役(例えば、ベル役)に当選することで、有利区間に移行させることが決定される。
有利区間は、押し順ナビが実行されることのある遊技区間であり、押し順ナビが実行され得ることで通常区間と比較して遊技者にとって有利な遊技区間である。
また、有利区間は、通常区間において有利区間移行条件が成立した後、次ゲームが開始されることで開始され、所定の有利区間終了条件が成立することで終了される。
有利区間の終了条件としては、所定の遊技状態が終了した場合や有利区間リミッタに到達した場合に、有利区間が終了して通常区間に移行する。
有利区間リミッタは、「1回の有利区間中のゲーム数(有利区間ゲーム数)が、上限数(例えば、3000ゲーム)に到達したこと」、又は、「1回の有利区間中の獲得枚数(差枚数)が、上限枚数(例えば、2400枚)に到達したこと」の何れかの条件を満たすことである。なお、上記の有利区間の終了条件は、一例であり、例えば、「少なくとも1回の押し順ベルの報知がされたこと」、「ボーナス役に対応した図柄の組合せが停止表示されたこと」等を含めてもよい。
また、有利区間では、有利区間ランプ13は点灯可能な状態に制御される。なお、これに限らず、有利区間に移行後、遊技者が保有するメダル数が増加する遊技状態となった時点で、有利区間ランプ13の点灯を開始してもよい。
また、有利区間では、主制御部10は計数手段として動作し、有利区間中のゲーム数と、有利区間中に獲得したメダル枚数を計数し、記憶部に記憶する。
また、有利区間は、通常区間において有利区間移行条件が成立した後、次ゲームが開始されることで開始され、所定の有利区間終了条件が成立することで終了される。
有利区間の終了条件としては、所定の遊技状態が終了した場合や有利区間リミッタに到達した場合に、有利区間が終了して通常区間に移行する。
有利区間リミッタは、「1回の有利区間中のゲーム数(有利区間ゲーム数)が、上限数(例えば、3000ゲーム)に到達したこと」、又は、「1回の有利区間中の獲得枚数(差枚数)が、上限枚数(例えば、2400枚)に到達したこと」の何れかの条件を満たすことである。なお、上記の有利区間の終了条件は、一例であり、例えば、「少なくとも1回の押し順ベルの報知がされたこと」、「ボーナス役に対応した図柄の組合せが停止表示されたこと」等を含めてもよい。
また、有利区間では、有利区間ランプ13は点灯可能な状態に制御される。なお、これに限らず、有利区間に移行後、遊技者が保有するメダル数が増加する遊技状態となった時点で、有利区間ランプ13の点灯を開始してもよい。
また、有利区間では、主制御部10は計数手段として動作し、有利区間中のゲーム数と、有利区間中に獲得したメダル枚数を計数し、記憶部に記憶する。
[呼出装置]
次に、本実施形態の遊技用装置を構成する呼出装置30について説明する。
呼出装置30は、図6に示すように、スロットマシン1から出力される遊技信号を受信して台コンピュータ40に送信する通信部32と、所定の情報を入力するために遊技場の係員が操作可能な入力部33と、呼出装置30が備える各種機能を実行するためのプログラムや各種データを記憶する記憶部34と、液晶表示器から構成され、遊技データや演出に関する情報(画像、動画)を表示する表示部35と、複数のLEDが内蔵され、遊技に関連して所定の発光パターンで報知する発光部36と、音声等を出力可能な音出力部37と、遊技場の係員を呼び出す際に操作可能な呼出ボタン38と、音情報再生手段を接続可能な接続端子39と、CPU、ROM及びRAMなどを備えるコンピュータであって装置全体を制御する制御部31と、を備えて構成されている。
次に、本実施形態の遊技用装置を構成する呼出装置30について説明する。
呼出装置30は、図6に示すように、スロットマシン1から出力される遊技信号を受信して台コンピュータ40に送信する通信部32と、所定の情報を入力するために遊技場の係員が操作可能な入力部33と、呼出装置30が備える各種機能を実行するためのプログラムや各種データを記憶する記憶部34と、液晶表示器から構成され、遊技データや演出に関する情報(画像、動画)を表示する表示部35と、複数のLEDが内蔵され、遊技に関連して所定の発光パターンで報知する発光部36と、音声等を出力可能な音出力部37と、遊技場の係員を呼び出す際に操作可能な呼出ボタン38と、音情報再生手段を接続可能な接続端子39と、CPU、ROM及びRAMなどを備えるコンピュータであって装置全体を制御する制御部31と、を備えて構成されている。
本実施形態に係る呼出装置30は、このような構成を備えることで、通信部32で受信した遊技信号に基づいてスロットマシン1における様々な遊技データを算出し、算出した遊技データを表示部35に表示可能であり、また、受信した遊技信号に基づいて発光部36や音出力部37を駆動して遊技に関連する演出を実行可能になっている。
また、このような基本動作に加えて、本実施形態に係る呼出装置30は、スロットマシン1の遊技の進行に連動して、遊技者が使用するイヤホン70に音声等を出力することができる。
具体的には、遊技に関連する音データを記憶部34に予め記憶し、スロットマシン1の遊技の進行に応じて出力される音出力信号を通信部32を介して受信した場合、対応する音データを記憶部34から読み出して、イヤホン70へ出力するようになっている。
これにより、遊技者はスロットマシン1の遊技の進行に関連した音声等をイヤホン70で聴取することができる。
具体的には、遊技に関連する音データを記憶部34に予め記憶し、スロットマシン1の遊技の進行に応じて出力される音出力信号を通信部32を介して受信した場合、対応する音データを記憶部34から読み出して、イヤホン70へ出力するようになっている。
これにより、遊技者はスロットマシン1の遊技の進行に関連した音声等をイヤホン70で聴取することができる。
記憶部34は、音出力制御プログラムと音データを記憶する。
音出力制御プログラムは、スロットマシン1の遊技の進行に応じた音声等をイヤホン70を通じて出力する機能を呼出装置30で実現するプログラムである。具体的には、音出力信号に含まれる音IDの読み取り、読み取った音IDに対応する音データの抽出、音データの出力制御等の処理をするモジュールが組み込まれている。
音出力制御プログラムは、スロットマシン1の遊技の進行に応じた音声等をイヤホン70を通じて出力する機能を呼出装置30で実現するプログラムである。具体的には、音出力信号に含まれる音IDの読み取り、読み取った音IDに対応する音データの抽出、音データの出力制御等の処理をするモジュールが組み込まれている。
音データは、スロットマシン1の副制御部20(記憶部)に記憶される遊技に関する音データのうち、一部が記憶されている。
具体的には、遊技において遊技者が有益となり得ることを示唆可能な音情報(第1の音情報)に対応する音データを記憶する。
一方、遊技において遊技者が有益となり得ることを示唆不能な音情報(第2の音情報)に対応する音データは記憶されない。
具体的には、遊技において遊技者が有益となり得ることを示唆可能な音情報(第1の音情報)に対応する音データを記憶する。
一方、遊技において遊技者が有益となり得ることを示唆不能な音情報(第2の音情報)に対応する音データは記憶されない。
第1の音情報としては、例えば、スタートレバー3の操作時に出力するスタート音、停止ボタン5の操作時に出力するリール停止音、停止ボタン5の操作順を出力する押し順ナビ音、各種演出実行中に出力する演出中特殊音、大当り発生時に出力する大当り発生音、設定値を示唆する時に出力する設定示唆音、設定値を確定的に告知する時に出力する設定確定音、設定値を否定的に告知する時に出力する設定否定音、高確率状態を示唆する高確示唆音等がある。
第2の音情報としては、例えば、メダル投入時に出力するメダル投入音、メダル払出時に出力するメダル払出音、各演出実行中に出力するハズレ確定音、スロットマシン1が非稼働状態の場合に出力するデモ用音、各遊技状態における通常の遊技中に常に出力されるBGMや楽曲等がある。
このように、呼出装置30は、記憶部34が、スロットマシン1が遊技の進行に関連して出力可能な音情報のうち、第1の音情報に対応する音データを記憶している一方、第2の音情報に対応する音データを記憶していない。
そのため、スロットマシン1の遊技の進行に関連して第1の音情報を出力すべきタイミングを特定した場合にのみ、第1の音情報に対応する音データを出力するようになっている。
そのため、スロットマシン1の遊技の進行に関連して第1の音情報を出力すべきタイミングを特定した場合にのみ、第1の音情報に対応する音データを出力するようになっている。
なお、第1の音情報に対応する音データと第2の音情報に対応する音データの分類は、上記に限らず、任意の組合せで設定することができる。
例えば、操作に関する音情報を全て第1の音情報に分類してもよく、BGMや楽曲を全て第2の音情報に分類してもよい。また、上記に示した以外の音情報に対応する音データを記憶してもよい。
例えば、操作に関する音情報を全て第1の音情報に分類してもよく、BGMや楽曲を全て第2の音情報に分類してもよい。また、上記に示した以外の音情報に対応する音データを記憶してもよい。
記憶部34に記憶される音データは、遊技場の係員等が入力部33より入力することができる。
入力部33は、USBメモリ、SDカード、メモリーカード等の記録媒体に記録されている情報を取込可能に構成されている。
例えば、音データを予め記録したUSBメモリを、遊技場の係員が入力部33より入力操作をすることで、当該音データを呼出装置30に取り込むことができる。この入力部33より入力された音データは記憶部34に記憶される。
また、入力部33から音データを入力する際に、遊技場の係員が所定の画面から入力する音データを選択可能にしてもよい。
入力部33は、USBメモリ、SDカード、メモリーカード等の記録媒体に記録されている情報を取込可能に構成されている。
例えば、音データを予め記録したUSBメモリを、遊技場の係員が入力部33より入力操作をすることで、当該音データを呼出装置30に取り込むことができる。この入力部33より入力された音データは記憶部34に記憶される。
また、入力部33から音データを入力する際に、遊技場の係員が所定の画面から入力する音データを選択可能にしてもよい。
なお、音データの入力方法は、手作業による方法に限らず、ネットワークを介して配布する方法とすることもできる。
例えば、管理装置60に音データを記憶しておき、ネットワークを介して管理装置60から呼出装置30に音声データを配布することができる。この場合、呼出装置30からの要求に応じて音声データを配布してもよく、所定のタイミングで自動的に管理装置60から配布するようにしてもよい。
また、遊技場では、複数の呼出装置30がネットワークを介して接続されているため、1台の呼出装置30に音データを入力した後、例えば、同機種のスロットマシン1に対応する他の呼出装置30にも当該音データを配布させるようにしてもよい。
また、遊技場外部に設けられている外部サーバから音データを配布してもよい。これにより、大容量の音データを確保することができるとともに、例えば、外部サーバを運用する遊技機メーカから最新の音データを速やかに取得することができる。
例えば、管理装置60に音データを記憶しておき、ネットワークを介して管理装置60から呼出装置30に音声データを配布することができる。この場合、呼出装置30からの要求に応じて音声データを配布してもよく、所定のタイミングで自動的に管理装置60から配布するようにしてもよい。
また、遊技場では、複数の呼出装置30がネットワークを介して接続されているため、1台の呼出装置30に音データを入力した後、例えば、同機種のスロットマシン1に対応する他の呼出装置30にも当該音データを配布させるようにしてもよい。
また、遊技場外部に設けられている外部サーバから音データを配布してもよい。これにより、大容量の音データを確保することができるとともに、例えば、外部サーバを運用する遊技機メーカから最新の音データを速やかに取得することができる。
このように、呼出装置30は、自身でスロットマシン1の演出に関連する音データを記憶するため、スロットマシン1から大容量の音データを送受信する必要がなく、音声等の出力処理の処理効率を高めることができる。
また、呼出装置30は、スロットマシン1の副制御部20(記憶部)に記憶されている音データのうち一部のみを記憶するため、記憶部34の記憶容量を抑えることができる。
そのため、記憶部34に演出用の他のデータ(画像、映像データやプログラム等)を多数記憶することができ、呼出装置30において多彩な演出を行うことが可能である。
また、呼出装置30は、スロットマシン1の副制御部20(記憶部)に記憶されている音データのうち一部のみを記憶するため、記憶部34の記憶容量を抑えることができる。
そのため、記憶部34に演出用の他のデータ(画像、映像データやプログラム等)を多数記憶することができ、呼出装置30において多彩な演出を行うことが可能である。
(音情報テーブル)
記憶部34は、音情報テーブルを記憶する。
音情報テーブルは、スロットマシン1から音出力信号を受信したタイミングでイヤホン70に出力する音データを特定する際に参照される。
音情報テーブルは、図7に示すように、音データを一意に識別可能な「音ID」と「音データ」とを対応付けて記憶する。
音IDは、例えば、音情報の種類ごとに付番されており、操作に関する音情報(AXXX)、演出に関する音情報(BXXX)、設定値に関する音情報(CXXX)のように分類がされて付番されている。
例えば、音ID「A101」に対して「スタート音A」が対応付けられ、音ID「A102」に対して「スタート音B」が対応付けられ、音ID「B101」に対して「演出中特殊音A」が対応付けられ、音ID「B102」に対して「演出中特殊音B」が対応付けられ、音ID「C101」に対して「設定示唆音A」が対応付けられ、音ID「C102」に対して「設定示唆音B」が対応付けられている。
また、詳細な説明は省略するが、その他の音データも、図示するような対応付けで記憶がされる。
記憶部34は、音情報テーブルを記憶する。
音情報テーブルは、スロットマシン1から音出力信号を受信したタイミングでイヤホン70に出力する音データを特定する際に参照される。
音情報テーブルは、図7に示すように、音データを一意に識別可能な「音ID」と「音データ」とを対応付けて記憶する。
音IDは、例えば、音情報の種類ごとに付番されており、操作に関する音情報(AXXX)、演出に関する音情報(BXXX)、設定値に関する音情報(CXXX)のように分類がされて付番されている。
例えば、音ID「A101」に対して「スタート音A」が対応付けられ、音ID「A102」に対して「スタート音B」が対応付けられ、音ID「B101」に対して「演出中特殊音A」が対応付けられ、音ID「B102」に対して「演出中特殊音B」が対応付けられ、音ID「C101」に対して「設定示唆音A」が対応付けられ、音ID「C102」に対して「設定示唆音B」が対応付けられている。
また、詳細な説明は省略するが、その他の音データも、図示するような対応付けで記憶がされる。
このように、記憶部34において、音IDと音データとを対応付けて管理することで、制御部31は、スロットマシン1から受信した音出力信号に含まれる音IDに対応する音データを記憶部34から読み出すことができる。
例えば、スロットマシン1において設定値の示唆を行う演出が実行される場合では、スロットマシン1の信号生成部21において音ID「C101」が音出力信号にセットされるため、制御部31は、音情報テーブルを参照することで、音ID「C101」に対応する音データを特定し、当該音データをイヤホン70に出力することができる。
例えば、スロットマシン1において設定値の示唆を行う演出が実行される場合では、スロットマシン1の信号生成部21において音ID「C101」が音出力信号にセットされるため、制御部31は、音情報テーブルを参照することで、音ID「C101」に対応する音データを特定し、当該音データをイヤホン70に出力することができる。
次に、図8を参照して、制御部31が行う音出力制御処理について説明する。
音出力制御処理は、制御部31が記憶部34から読み出した音出力制御プログラムの実行により実行される。
まず、制御部31は、通信部32においてスロットマシン1から音出力信号を受信したか否かの判定を行う(S1)。
音出力信号を受信したと判定した場合には(S1:Yes)、イヤホン70に対して音声等を出力すべきタイミングが発生したと特定する。すなわち、制御部31は、タイミング特定手段として動作して、遊技機の動作(音出力信号の受信)に基づいて音情報を出力すべきタイミングを特定可能である。
次いで、音出力信号に含まれる音IDを読み取り、音情報テーブルを参照することで読み取った音IDに対応する音データを特定する(S2)。特定した音データを記憶部34から抽出し(S3)、制御部31は、出力手段として動作することで、当該音データをイヤホン70に対して出力するように制御する。
例えば、音ID「B201」を読み取った場合、音ID「B201」に対応付けられた「大当り発生音A」に対応する音データを、イヤホン70を通じて再生することができる。
なお、複数の音出力信号を受信した場合には、受信した順に音出力信号に対応した音声を出力する。例えば、音出力信号に対応した音声の出力中に、他の音出力信号を受信した場合には、先の音声の出力が終了した後に、次の音出力信号に対応する音声を出力するようになっている。
音出力制御処理は、制御部31が記憶部34から読み出した音出力制御プログラムの実行により実行される。
まず、制御部31は、通信部32においてスロットマシン1から音出力信号を受信したか否かの判定を行う(S1)。
音出力信号を受信したと判定した場合には(S1:Yes)、イヤホン70に対して音声等を出力すべきタイミングが発生したと特定する。すなわち、制御部31は、タイミング特定手段として動作して、遊技機の動作(音出力信号の受信)に基づいて音情報を出力すべきタイミングを特定可能である。
次いで、音出力信号に含まれる音IDを読み取り、音情報テーブルを参照することで読み取った音IDに対応する音データを特定する(S2)。特定した音データを記憶部34から抽出し(S3)、制御部31は、出力手段として動作することで、当該音データをイヤホン70に対して出力するように制御する。
例えば、音ID「B201」を読み取った場合、音ID「B201」に対応付けられた「大当り発生音A」に対応する音データを、イヤホン70を通じて再生することができる。
なお、複数の音出力信号を受信した場合には、受信した順に音出力信号に対応した音声を出力する。例えば、音出力信号に対応した音声の出力中に、他の音出力信号を受信した場合には、先の音声の出力が終了した後に、次の音出力信号に対応する音声を出力するようになっている。
このように、スロットマシン1の遊技の進行に応じた音声等をイヤホン70から聴くことができるため、周囲の遊技機からの音が抑えられ、遊技者は、自身が遊技しているスロットマシンに集中することができる。
また、実行される演出の種類によっては、遊技者が有益となり得ることを示唆する演出音が、一時的、突発的に出力される場合があり、このような演出音をイヤホン70による聴取では十分に聞き取ることができるため、遊技の変化をいち早く察知することができる。
また、スロットマシン1自体にイヤホン70を接続することがないため、セキュリティ上、スロットマシン1から直接外部の装置に音データの出力を禁止するという規則に反することがなく、スロットマシン1の遊技の進行に伴う音声等をイヤホン70で聞き取り可能とすることができる。
また、実行される演出の種類によっては、遊技者が有益となり得ることを示唆する演出音が、一時的、突発的に出力される場合があり、このような演出音をイヤホン70による聴取では十分に聞き取ることができるため、遊技の変化をいち早く察知することができる。
また、スロットマシン1自体にイヤホン70を接続することがないため、セキュリティ上、スロットマシン1から直接外部の装置に音データの出力を禁止するという規則に反することがなく、スロットマシン1の遊技の進行に伴う音声等をイヤホン70で聞き取り可能とすることができる。
次に、イヤホン70において実行される演出の一態様について説明する。
制御部31は、スロットマシン1の表示器8において、イヤホン70に対して音声等の出力を告知する報知が行われた後に、音出力信号を受信することで音声等を出力すべきタイミングを特定可能である。
具体的には、副制御部20は、特定の音ID(例えば、演出中特殊音)を含む音出力信号を出力する場合、表示器8において期待度演出を実行するか否かの抽選を所定の当選確率に基づいて行う。当該抽選に当選した場合には、期待度演出として、例えば、「イヤホンに集中しろ!」などを表示器8に表示させる。その後、当該音IDを含む音出力信号を呼出装置30に出力する。
そのため、制御部31は、表示器8において期待度演出が実行されたあとに、当該音IDを含む音出力信号を受信して、イヤホン70に対して出力を行うことになる。
例えば、「イヤホンに集中しろ!」等が表示器8に表示された後に、イヤホン70において一時的、突発的に出力されて遊技者が有益となり得ること(AT状態のストック示唆、CZ状態の突破確定、疑似ボーナスへの移行確定)を示唆するBGM(演出中特殊音)等が出力される。
これにより、遊技者は、有益となり得る音声等をイヤホン70による聴取で十分に聞き取ることができるため、遊技の変化をいち早く察知することができ、遊技の興趣性を向上させることが可能となる。
制御部31は、スロットマシン1の表示器8において、イヤホン70に対して音声等の出力を告知する報知が行われた後に、音出力信号を受信することで音声等を出力すべきタイミングを特定可能である。
具体的には、副制御部20は、特定の音ID(例えば、演出中特殊音)を含む音出力信号を出力する場合、表示器8において期待度演出を実行するか否かの抽選を所定の当選確率に基づいて行う。当該抽選に当選した場合には、期待度演出として、例えば、「イヤホンに集中しろ!」などを表示器8に表示させる。その後、当該音IDを含む音出力信号を呼出装置30に出力する。
そのため、制御部31は、表示器8において期待度演出が実行されたあとに、当該音IDを含む音出力信号を受信して、イヤホン70に対して出力を行うことになる。
例えば、「イヤホンに集中しろ!」等が表示器8に表示された後に、イヤホン70において一時的、突発的に出力されて遊技者が有益となり得ること(AT状態のストック示唆、CZ状態の突破確定、疑似ボーナスへの移行確定)を示唆するBGM(演出中特殊音)等が出力される。
これにより、遊技者は、有益となり得る音声等をイヤホン70による聴取で十分に聞き取ることができるため、遊技の変化をいち早く察知することができ、遊技の興趣性を向上させることが可能となる。
なお、これに限らず、副制御部20は、特定の音ID(例えば、大当り発生音)を含む音出力信号を出力する場合、期待度演出として、例えば「イヤホンを外せ!」などを表示器8に表示させることもできる。この場合、遊技者にイヤホンを外させることで、遊技機から聞こえる音を体感させることができる。
また、制御部31は「押し順ナビ音」に対応する音データをイヤホン70に出力する場合、基本的には、「右」の音声、「左」の音声、「中」の音声の全てを、左耳用イヤホンと右耳用イヤホン両方に出力する。
また、例えば、所定の条件が成立している場合(高確率状態中、AT状態のストック確定時、CZ状態の突破確定時、疑似ボーナスへの移行確定時等)には、左耳用イヤホンと右耳用イヤホンに、押し順ナビの方向に合わせた音声を出力する。
具体的には、「左」の音声を出力する場合には、左耳用イヤホンのみに出力し、「右」の音声を出力する場合には、右耳用イヤホンのみに出力し、「中」の音声を出力する場合には、左耳用イヤホンと右耳用イヤホン両方に出力する。
また、例えば、所定の条件が成立している場合(高確率状態中、AT状態のストック確定時、CZ状態の突破確定時、疑似ボーナスへの移行確定時等)には、左耳用イヤホンと右耳用イヤホンに、押し順ナビの方向に合わせた音声を出力する。
具体的には、「左」の音声を出力する場合には、左耳用イヤホンのみに出力し、「右」の音声を出力する場合には、右耳用イヤホンのみに出力し、「中」の音声を出力する場合には、左耳用イヤホンと右耳用イヤホン両方に出力する。
また、制御部31は「演出中特殊音」に対応する音データをイヤホン70に出力する場合、左耳用イヤホンと右耳用イヤホンの出力タイミングを意図的にずらす制御(所謂仮想サラウンド制御)により音声等を出力する。これにより、遊技者の後方から音声等が聞こえるような演出を実行することができる。
さらに、スロットマシン1の表示器8に表示されるキャラクタとの距離関係に応じて、イヤホン70に対する出力音量を異ならせる制御を行う。例えば、近くに見えるキャラクタのセリフは大きい音量で出力し、遠くに見えるキャラクタのセリフは小さい音量で出力することで、セリフの聞こえ方を異ならせることができる。
これにより、臨場感ある演出を実現することができ、遊技の興趣性を向上させることが可能となる。
このように、遊技の実行に応じて種々変化する状況に応じて、多種多彩な態様で音声等による演出をイヤホン70を通じて実行することができ、遊技の興趣性を向上させることが可能となる。
さらに、スロットマシン1の表示器8に表示されるキャラクタとの距離関係に応じて、イヤホン70に対する出力音量を異ならせる制御を行う。例えば、近くに見えるキャラクタのセリフは大きい音量で出力し、遠くに見えるキャラクタのセリフは小さい音量で出力することで、セリフの聞こえ方を異ならせることができる。
これにより、臨場感ある演出を実現することができ、遊技の興趣性を向上させることが可能となる。
このように、遊技の実行に応じて種々変化する状況に応じて、多種多彩な態様で音声等による演出をイヤホン70を通じて実行することができ、遊技の興趣性を向上させることが可能となる。
また、本実施形態では、呼出装置30(記憶部34)に記憶される音データ(第1の音情報に対応する音データ)は、スロットマシン1(副制御部20(記憶部))に記憶される音データと同様の出力態様からなるものを想定しているが、これに限らず、異なる出力態様の音データとしてもよい。
例えば、スロットマシン1のスピーカ9からは出力されない専用の音声等(例えば、チャンスアップ予告音、キャラクタのセリフ)をイヤホン70に出力する。これにより、遊技者に通常とは異なる音声等の出力により意外性を持たせ、興趣を向上させることができる。
例えば、スロットマシン1のスピーカ9からは出力されない専用の音声等(例えば、チャンスアップ予告音、キャラクタのセリフ)をイヤホン70に出力する。これにより、遊技者に通常とは異なる音声等の出力により意外性を持たせ、興趣を向上させることができる。
また、第1実施形態に係る遊技用装置及びプログラムは、以下に挙げる構成を採用することもできる。
上記の説明では、イヤホン70への音声等の出力は必ず行われることを想定しているが、これに限らず、出力するか否かを選択することも可能である。
例えば、遊技者又は遊技場の係員が操作可能な所定の設定画面から、イヤホン70の使用有無について、出力することを許容する「有効」と、出力することを許容しない「無効」とを選択することができる。
また、音情報の種類ごとに出力の有無を設定可能とすることもできる。例えば、遊技に関する音情報のうち設定値に関する音情報のみを出力する設定をすることができる。
これにより、例えば、遊技者がイヤホン70からの設定値に関する報知に依らずに設定値を予想することを楽しみたい場合や、既に設定されている設定値を認識している場合には、「無効」に設定することができる。
また、遊技場の係員が、設定されている設定値を遊技者に容易に推測されたくない機種については、「無効」に設定することでイヤホン70からの設定値の報知がされないため、設定値が容易に推測されることを回避することができる。
上記の説明では、イヤホン70への音声等の出力は必ず行われることを想定しているが、これに限らず、出力するか否かを選択することも可能である。
例えば、遊技者又は遊技場の係員が操作可能な所定の設定画面から、イヤホン70の使用有無について、出力することを許容する「有効」と、出力することを許容しない「無効」とを選択することができる。
また、音情報の種類ごとに出力の有無を設定可能とすることもできる。例えば、遊技に関する音情報のうち設定値に関する音情報のみを出力する設定をすることができる。
これにより、例えば、遊技者がイヤホン70からの設定値に関する報知に依らずに設定値を予想することを楽しみたい場合や、既に設定されている設定値を認識している場合には、「無効」に設定することができる。
また、遊技場の係員が、設定されている設定値を遊技者に容易に推測されたくない機種については、「無効」に設定することでイヤホン70からの設定値の報知がされないため、設定値が容易に推測されることを回避することができる。
また、イヤホン70と音出力部37(内蔵スピーカ)の双方で出力する、又は、何れか一方で出力することを選択することができる。さらに、音の種類ごとに設定することもできる。例えば、遊技に関する音情報のうち設定値に関する音情報は、イヤホン70のみ出力可能に設定することができる。
なお、これに限らず、イヤホン70が接続端子39に接続されている場合には、音出力部37からは出力されないようにしてもよい。
なお、これに限らず、イヤホン70が接続端子39に接続されている場合には、音出力部37からは出力されないようにしてもよい。
また、イヤホン70の音量調整を行うことができる。
例えば、呼出装置30には、イヤホン70に出力される音量を調整する音量調整操作部(非図示)が設けられており、遊技者は自身の好みに合った音量でイヤホン70の音声等を聴くことができる。
また、このイヤホン70の音量調節は、前述したイヤホン70の使用有無について「有効」の設定がされている場合のみ設定可能にしてもよい。この場合、「有効」の設定がされていない場合には、遊技場の係員が予め設定した閾値で音量が出力されるようにしてもよい。
なお、イヤホン70の音量調節は、スロットマシン1の表示器8から設定可能にしてもよい。
例えば、呼出装置30には、イヤホン70に出力される音量を調整する音量調整操作部(非図示)が設けられており、遊技者は自身の好みに合った音量でイヤホン70の音声等を聴くことができる。
また、このイヤホン70の音量調節は、前述したイヤホン70の使用有無について「有効」の設定がされている場合のみ設定可能にしてもよい。この場合、「有効」の設定がされていない場合には、遊技場の係員が予め設定した閾値で音量が出力されるようにしてもよい。
なお、イヤホン70の音量調節は、スロットマシン1の表示器8から設定可能にしてもよい。
また、イヤホン70に出力される音声等は、遊技に関する音情報に限らず、他の音情報を出力することができる。
他の音情報としては、遊技場内で流れる場内放送があり、管理装置60からネットワークを介して場内放送の音情報を取得する。
例えば、遊技場内の出玉アナウンス、空き台アナウンス、遊技場内に流れるBGM、緊急放送、その他遊技場内で使用する情報であれば、どのような情報でもよい。また、遊技場外部から得た情報でもよく、例えば、ラジオ、テレビの音情報や、インターネットを介して得られた音情報などでもよい。
この場合、他の音情報を遊技に関する音情報とともに出力してもよく、一方のみを出力するようにしてもよい。他の音情報と遊技に関する音情報をともに出力する場合は、遊技に関する音情報の音量を抑える又は消すことで、他の音情報を優先して出力するようにすることが好ましい。
また、他の音情報の出力有無を、遊技者が操作可能な所定の設定画面から選択可能にしてもよい。さらに、他の音情報の種類ごとに出力有無を設定することもできる。なお、これらの設定にかかわらず、緊急放送は必ず出力されるようにしてもよい。
他の音情報としては、遊技場内で流れる場内放送があり、管理装置60からネットワークを介して場内放送の音情報を取得する。
例えば、遊技場内の出玉アナウンス、空き台アナウンス、遊技場内に流れるBGM、緊急放送、その他遊技場内で使用する情報であれば、どのような情報でもよい。また、遊技場外部から得た情報でもよく、例えば、ラジオ、テレビの音情報や、インターネットを介して得られた音情報などでもよい。
この場合、他の音情報を遊技に関する音情報とともに出力してもよく、一方のみを出力するようにしてもよい。他の音情報と遊技に関する音情報をともに出力する場合は、遊技に関する音情報の音量を抑える又は消すことで、他の音情報を優先して出力するようにすることが好ましい。
また、他の音情報の出力有無を、遊技者が操作可能な所定の設定画面から選択可能にしてもよい。さらに、他の音情報の種類ごとに出力有無を設定することもできる。なお、これらの設定にかかわらず、緊急放送は必ず出力されるようにしてもよい。
以上のように、本実施形態の遊技用装置及びプログラムによれば、スロットマシン1の動作(例えば、音出力信号の送信)に基づいて、呼出装置30が記憶する演出に関する音データを遊技者が使用する音情報再生手段(イヤホン70等)へ出力することができる。
これにより、自身が演出に関する音データを記憶するため、スロットマシン1から大容量の音データを送受信する必要なく、スロットマシン1の遊技の進行に関連した音声等を出力することができ、音声等の出力処理の処理効率を高めることができる。
また、遊技の進行に伴うスロットマシン1の動作に基づいて音データの出力タイミングを特定するため、スロットマシン1の遊技の進行に連動した音による演出を行うことが可能となり、演出の興趣性を向上させることができる。
これにより、自身が演出に関する音データを記憶するため、スロットマシン1から大容量の音データを送受信する必要なく、スロットマシン1の遊技の進行に関連した音声等を出力することができ、音声等の出力処理の処理効率を高めることができる。
また、遊技の進行に伴うスロットマシン1の動作に基づいて音データの出力タイミングを特定するため、スロットマシン1の遊技の進行に連動した音による演出を行うことが可能となり、演出の興趣性を向上させることができる。
[第2実施形態]
次に、図9及び図10を参照して、本発明に係る遊技用装置及びプログラムの第2実施形態について説明する。
なお、以下の説明及び図面において、第1実施形態と同様の構成、機能を果たす部分については、同一の符号を適宜付して、重複する説明を適宜省略する。
次に、図9及び図10を参照して、本発明に係る遊技用装置及びプログラムの第2実施形態について説明する。
なお、以下の説明及び図面において、第1実施形態と同様の構成、機能を果たす部分については、同一の符号を適宜付して、重複する説明を適宜省略する。
第2実施形態に係るスロットマシン1においては、図9に示すように、音情報送信用発光部121が設けられている点で第1実施形態と異なる。
また、第2実施形態に係る呼出装置30においては、図9に示すように、受光部131が設けられている点で第1実施形態と異なる。
第2実施形態では、第1実施形態に係る音出力信号の送信に代えて、スロットマシン1の音情報送信用発光部121と呼出装置30の受光部131との間の光通信によって、音声等の出力タイミングと音声等の内容を送信する構成としている。
また、第2実施形態に係る呼出装置30においては、図9に示すように、受光部131が設けられている点で第1実施形態と異なる。
第2実施形態では、第1実施形態に係る音出力信号の送信に代えて、スロットマシン1の音情報送信用発光部121と呼出装置30の受光部131との間の光通信によって、音声等の出力タイミングと音声等の内容を送信する構成としている。
音情報送信用発光部121は、副制御部20と通信可能に接続され、副制御部20の制御により、スロットマシン1の遊技の進行に応じてスピーカ9から音声等が出力されるタイミングで発光する。このとき、出力される音の種類を一意に識別可能な発光パターンで発光するようになっている。
音情報送信用発光部121は、スロットマシン1の筐体上面に設けられており、呼出装置30の下面に設けられる受光部131に向けて照射可能に配置されている。
また、音情報送信用発光部121は、複数の多色発光LED(フルカラーLED)と、LEDの点灯や点滅を制御するLEDドライバとを備え、LEDドライバが、副制御部20からの制御命令に従って所定の発光パターンでLEDを発光させる。
なお、本実施形態では、2つのLED(121a、121b)を備えた場合で説明するが、1つ又は3つ以上のLEDを備えてもよい。
また、多色発光LEDの代わりに、赤色、青色、緑色のそれぞれで発光する3つのLEDを互いに近傍に配置するようにしてもよい。
音情報送信用発光部121は、スロットマシン1の筐体上面に設けられており、呼出装置30の下面に設けられる受光部131に向けて照射可能に配置されている。
また、音情報送信用発光部121は、複数の多色発光LED(フルカラーLED)と、LEDの点灯や点滅を制御するLEDドライバとを備え、LEDドライバが、副制御部20からの制御命令に従って所定の発光パターンでLEDを発光させる。
なお、本実施形態では、2つのLED(121a、121b)を備えた場合で説明するが、1つ又は3つ以上のLEDを備えてもよい。
また、多色発光LEDの代わりに、赤色、青色、緑色のそれぞれで発光する3つのLEDを互いに近傍に配置するようにしてもよい。
発光パターンは、LEDの発光色、LEDの光量、LEDの発光順番等のうち、一つ又は複数の組み合わせによって多種多様なパターンを実現できる。
LEDの発光色は、例えば、「赤色」、「青色」、「緑色」のうち何れかを選択可能である。
LEDの光量は、LEDの明るさを示しており、例えば「大」、「中」、「小」、「無し(消灯)」のように段階的に設定されており、何れかを選択可能である。なお、これに限らず、例えば、0~9の間で段階的に設定してもよく、この場合、数値が大きいほどLEDは明るく点灯または点滅し(光量が大きくなる)、光量「0」が設定された場合は、LEDは消灯する。
各LEDの発光順番は、LED121aとLED121bが同時に発光開始するパターン、LED121aが先に発光するパターン、LED121bが先に発光するパターンのうち、何れかを選択可能である。
LEDの発光色は、例えば、「赤色」、「青色」、「緑色」のうち何れかを選択可能である。
LEDの光量は、LEDの明るさを示しており、例えば「大」、「中」、「小」、「無し(消灯)」のように段階的に設定されており、何れかを選択可能である。なお、これに限らず、例えば、0~9の間で段階的に設定してもよく、この場合、数値が大きいほどLEDは明るく点灯または点滅し(光量が大きくなる)、光量「0」が設定された場合は、LEDは消灯する。
各LEDの発光順番は、LED121aとLED121bが同時に発光開始するパターン、LED121aが先に発光するパターン、LED121bが先に発光するパターンのうち、何れかを選択可能である。
例えば、スロットマシン1において設定値の示唆を行う演出が実行される場合、「設定示唆音A」が出力される場合には、副制御部20は、例えば「LED121aを光量「大」で緑色に発光し、LED121bを光量「大」で赤色に発光し、双方を同時に発光開始する」発光パターンで発光させる。
また、「設定示唆音B」が出力される場合には、副制御部20は、例えば「LED121aを光量「大」で緑色に発光し、LED121bを光量「中」で赤色に発光し、双方を同時に発光開始する」発光パターンで発光させる。
また、LED121a、LED121bは、発光パターンごとに定められた所定の期間の間発光し続けるようになっている。
このように、出力される音の種類を一意に識別可能な発光パターンに基づいてLED121a、LED121bが発光する。
また、「設定示唆音B」が出力される場合には、副制御部20は、例えば「LED121aを光量「大」で緑色に発光し、LED121bを光量「中」で赤色に発光し、双方を同時に発光開始する」発光パターンで発光させる。
また、LED121a、LED121bは、発光パターンごとに定められた所定の期間の間発光し続けるようになっている。
このように、出力される音の種類を一意に識別可能な発光パターンに基づいてLED121a、LED121bが発光する。
受光部131は、音情報送信用発光部121から照射される光を受光可能であり、受光した場合には、例えば、受光した光の色、光量、発光順番等を検出可能に構成されており、その検出結果を示す検出信号を制御部31に送信する。
制御部31は、検出信号の受信により発光パターンを受信したと判断した場合には、イヤホン70に対して音声等を出力すべきタイミングが発生したと特定する。すなわち、制御部31は、タイミング特定手段として動作して、遊技機の動作(発光パターンの出力)に基づいて音情報を出力すべきタイミングを特定可能である。
次いで、記憶部34が記憶する音情報テーブル(図10)を参照することで発光パターンに対応する音データを特定し、特定した音データを記憶部34から抽出して、光を受光している間のみ、当該音データをイヤホン70に対して出力するように制御する。
次いで、記憶部34が記憶する音情報テーブル(図10)を参照することで発光パターンに対応する音データを特定し、特定した音データを記憶部34から抽出して、光を受光している間のみ、当該音データをイヤホン70に対して出力するように制御する。
本実施形態に係る音情報テーブルは、図10に示すように、「発光パターン」と「音データ」とを対応付けて記憶する。
例えば、「LED121aを光量「大」で赤色に発光し、LED121bを光量「大」で赤色に発光し、双方を同時に発光開始する」発光パターンに対して「スタート音A」が対応付けられ、「LED121aを光量「大」で赤色に発光し、LED121bを光量「中」で赤色に発光し、双方を同時に発光開始する」に対して「スタート音B」が対応付けられている。
また、詳細な説明は省略するが、その他の音データも、図示するような対応付けで記憶される。
なお、発光パターンは、前述したもの限らず、任意の発光態様及び組み合わせとすることができる。例えば、各LEDの発光開始順番を設定すること、1つのLEDで複数の発光色を順に発光すること等を採用することができる。
例えば、「LED121aを光量「大」で赤色に発光し、LED121bを光量「大」で赤色に発光し、双方を同時に発光開始する」発光パターンに対して「スタート音A」が対応付けられ、「LED121aを光量「大」で赤色に発光し、LED121bを光量「中」で赤色に発光し、双方を同時に発光開始する」に対して「スタート音B」が対応付けられている。
また、詳細な説明は省略するが、その他の音データも、図示するような対応付けで記憶される。
なお、発光パターンは、前述したもの限らず、任意の発光態様及び組み合わせとすることができる。例えば、各LEDの発光開始順番を設定すること、1つのLEDで複数の発光色を順に発光すること等を採用することができる。
以上のように、本実施形態の呼出装置30によれば、記憶部34において発光パターンと音データとを対応付けて記憶することで、制御部31がスロットマシン1の動作(発光パターンの送信)に基づいて受信した発光パターンに対応する音データを記憶部34から読み出し、遊技者が使用する音情報再生手段(イヤホン70等)へ出力することができる。
したがって、第2実施形態に係る遊技用装置及びプログラムにおいても、前述の実施形態と同様の効果を奏する。
したがって、第2実施形態に係る遊技用装置及びプログラムにおいても、前述の実施形態と同様の効果を奏する。
[第3実施形態]
次に、図11~図13を参照して、本発明に係る遊技用装置及びプログラムの第3実施形態について説明する。
なお、以下の説明及び図面において、第1実施形態と同様の構成、機能を果たす部分については、同一の符号を適宜付して、重複する説明を適宜省略する。
また、図12は、音情報送信用可動部122の動作状況を説明する図であるが、説明上、スロットマシン1及び呼出装置30の構成を簡略化して示している。
次に、図11~図13を参照して、本発明に係る遊技用装置及びプログラムの第3実施形態について説明する。
なお、以下の説明及び図面において、第1実施形態と同様の構成、機能を果たす部分については、同一の符号を適宜付して、重複する説明を適宜省略する。
また、図12は、音情報送信用可動部122の動作状況を説明する図であるが、説明上、スロットマシン1及び呼出装置30の構成を簡略化して示している。
第3実施形態に係るスロットマシン1においては、図11に示すように、音情報送信用可動部122(可動部材)が設けられている点で第1実施形態と異なる。
また、第3実施形態に係る呼出装置30においては、図11に示すように、接触検出部132が設けられている点で第1実施形態と異なる。
第3実施形態では、第1実施形態に係る音出力信号の送信に代えて、スロットマシン1の音情報送信用可動部122と呼出装置30の接触検出部132との物理的な接触の検出によって、音声等の出力タイミングと音声等の内容を送信する構成としている。
なお、本実施形態において「接触」とは、音情報送信用可動部122と接触検出部132との実接触に限らず、音情報送信用可動部122と接触検出部132が所定の距離内で近接する非接触も含まれる。以下の説明では、非接触(近接)の場合を例に挙げて説明する。
また、第3実施形態に係る呼出装置30においては、図11に示すように、接触検出部132が設けられている点で第1実施形態と異なる。
第3実施形態では、第1実施形態に係る音出力信号の送信に代えて、スロットマシン1の音情報送信用可動部122と呼出装置30の接触検出部132との物理的な接触の検出によって、音声等の出力タイミングと音声等の内容を送信する構成としている。
なお、本実施形態において「接触」とは、音情報送信用可動部122と接触検出部132との実接触に限らず、音情報送信用可動部122と接触検出部132が所定の距離内で近接する非接触も含まれる。以下の説明では、非接触(近接)の場合を例に挙げて説明する。
音情報送信用可動部122は、副制御部20と通信可能に接続され、副制御部20の制御により、スロットマシン1の遊技の進行に応じてスピーカ9から音声等が出力されるタイミングで動作する。このとき、出力される音の種類を一意に識別可能な動作パターンで動作するようになっている。
音情報送信用可動部122は、スロットマシン1の筐体上面に設けられており、呼出装置30の下面に設けられる接触検出部132に向けて変位可能な位置に配置されている。
音情報送信用可動部122は、スロットマシン1の筐体上面に設けられており、呼出装置30の下面に設けられる接触検出部132に向けて変位可能な位置に配置されている。
音情報送信用可動部122には、図示しないモーターなどの駆動部、カムなどの動力伝達機構を備え、音情報送信用可動部122が動力伝達機構を介して駆動部から伝達される動力により、鉛直上方向又は鉛直下方向に動作するようになっている。
このような動作により、音情報送信用可動部122が、初期位置(復元位置)(図12の122b、122d)、接触検出部132によって検出がされない検出不能位置(図12の122c、122e)、接触検出部132によって検出がされる検出可能位置(図12の122a)に位置することができる。
なお、音情報送信用可動部122の動作開始後、接触が検出されるまでのタイムロスを少なくするために、初期位置(復元位置)を検出可能位置に可能な限り接近させてもよい。
このような動作により、音情報送信用可動部122が、初期位置(復元位置)(図12の122b、122d)、接触検出部132によって検出がされない検出不能位置(図12の122c、122e)、接触検出部132によって検出がされる検出可能位置(図12の122a)に位置することができる。
なお、音情報送信用可動部122の動作開始後、接触が検出されるまでのタイムロスを少なくするために、初期位置(復元位置)を検出可能位置に可能な限り接近させてもよい。
また、音情報送信用可動部122は、複数の可動部から構成されており、副制御部20からの制御命令に従って一又は複数の可動部が所定の動作パターンで動作する。
なお、本実施形態では、5つの可動部(122a~122e)を備えた場合で説明するが、4つ以下又は6つ以上の可動部を備えてもよい。
なお、本実施形態では、5つの可動部(122a~122e)を備えた場合で説明するが、4つ以下又は6つ以上の可動部を備えてもよい。
動作パターンは、音情報送信用可動部122a~122eのうち一つ又は複数の組み合わせによって多種多様なパターンを実現できる。
例えば、スロットマシン1において設定値の示唆を行う演出が実行される場合、「設定示唆音A」が出力される場合には、副制御部20は、音情報送信用可動部122cのみを動作させる。
また、「設定示唆音B」が出力される場合には、副制御部20は、音情報送信用可動部122cと122dを動作させる。この場合、音情報送信用可動部122c、122dは、動作開始タイミングを同時にしてもよく、動作開始タイミングを可動部ごとに異ならせてもよい。
また、音情報送信用可動部122は、動作パターンごとに定められた所定の期間の間検出可能位置に位置し続けるようになっている。
このように、出力される音の種類を一意に識別可能な動作パターンによって音情報送信用可動部122a~122eが動作する。
例えば、スロットマシン1において設定値の示唆を行う演出が実行される場合、「設定示唆音A」が出力される場合には、副制御部20は、音情報送信用可動部122cのみを動作させる。
また、「設定示唆音B」が出力される場合には、副制御部20は、音情報送信用可動部122cと122dを動作させる。この場合、音情報送信用可動部122c、122dは、動作開始タイミングを同時にしてもよく、動作開始タイミングを可動部ごとに異ならせてもよい。
また、音情報送信用可動部122は、動作パターンごとに定められた所定の期間の間検出可能位置に位置し続けるようになっている。
このように、出力される音の種類を一意に識別可能な動作パターンによって音情報送信用可動部122a~122eが動作する。
接触検出部132は、検出可能位置に位置する音情報送信用可動部122を検出可能であり、例えば、検出した音情報送信用可動部122a~122eの種類、検出(動作)順番等を検出可能に構成されており、その検出結果を示す検出信号を制御部31に送信する。
接触検出部132には、対象物を検知するセンサが設けられており、本実施形態では、例えば、測距センサが設けられている。
測距センサは、対象物に接触することなく検出可能な非接触型のセンサであり、所定の検出範囲に対象物があるか否かを検出することができる。具体的には、測距センサは、呼出装置30の下方の音情報送信用可動部122と対向する側の近接する距離(数センチメートルほど)に測距センサの検出範囲が設定されている。
そのため、接触検出部132は、音情報送信用可動部122の動作により検出範囲内(検出可能位置)に位置する場合には、接触したものと検出することができる。
なお、センサの種類は、測距センサに限らず、音情報送信用可動部122が接触検出部132に接触したことを検出できれば、どのような方式のセンサでもよく、静電容量方式や抵抗膜方式等の周知のセンサを用いることができる。
また、本実施形態では、接触検出部132は、音情報送信用可動部122に対応するように5つ(132a~132e)設けているが、これに限らず、4つ以下又は6つ以上としてもよい。
接触検出部132には、対象物を検知するセンサが設けられており、本実施形態では、例えば、測距センサが設けられている。
測距センサは、対象物に接触することなく検出可能な非接触型のセンサであり、所定の検出範囲に対象物があるか否かを検出することができる。具体的には、測距センサは、呼出装置30の下方の音情報送信用可動部122と対向する側の近接する距離(数センチメートルほど)に測距センサの検出範囲が設定されている。
そのため、接触検出部132は、音情報送信用可動部122の動作により検出範囲内(検出可能位置)に位置する場合には、接触したものと検出することができる。
なお、センサの種類は、測距センサに限らず、音情報送信用可動部122が接触検出部132に接触したことを検出できれば、どのような方式のセンサでもよく、静電容量方式や抵抗膜方式等の周知のセンサを用いることができる。
また、本実施形態では、接触検出部132は、音情報送信用可動部122に対応するように5つ(132a~132e)設けているが、これに限らず、4つ以下又は6つ以上としてもよい。
制御部31は、検出信号の受信により動作パターンを受信したと判断した場合には、イヤホン70に対して音声等を出力すべきタイミングが発生したと特定する。すなわち、制御部31は、タイミング特定手段として動作して、遊技機の動作(可動部の動作)に基づいて音情報を出力すべきタイミングを特定可能である。
次いで、記憶部34が記憶する音情報テーブル(図13)を参照することで動作パターンに対応する音データを特定し、特定した音データを記憶部34から抽出して、接触を検出している間のみ、当該音データをイヤホン70に対して出力するように制御する。
次いで、記憶部34が記憶する音情報テーブル(図13)を参照することで動作パターンに対応する音データを特定し、特定した音データを記憶部34から抽出して、接触を検出している間のみ、当該音データをイヤホン70に対して出力するように制御する。
本実施形態に係る音情報テーブルは、図13に示すように、「動作パターン」と「音データ」とを対応付けて記憶する。
例えば、「音情報送信用可動部122aを動作させる」動作パターンに対して「スタート音A」が対応付けられ、「音情報送信用可動部122aと122bを動作させる」に対して「スタート音B」が対応付けられている。
また、詳細な説明は省略するが、その他の音データも、図示するような対応付けで記憶がされる。
なお、動作パターンは、前述したもの限らず、任意の動作態様及び組み合わせとすることができる。例えば、各音情報送信用可動部122a~122eの検出(動作)順番を設定すること、1つの音情報送信用可動部122が複数回動作すること等を採用することができる。
例えば、「音情報送信用可動部122aを動作させる」動作パターンに対して「スタート音A」が対応付けられ、「音情報送信用可動部122aと122bを動作させる」に対して「スタート音B」が対応付けられている。
また、詳細な説明は省略するが、その他の音データも、図示するような対応付けで記憶がされる。
なお、動作パターンは、前述したもの限らず、任意の動作態様及び組み合わせとすることができる。例えば、各音情報送信用可動部122a~122eの検出(動作)順番を設定すること、1つの音情報送信用可動部122が複数回動作すること等を採用することができる。
以上のように、本実施形態の呼出装置30によれば、記憶部34において動作パターンと音データとを対応付けて記憶することで、制御部31がスロットマシン1の動作(可動部の動作)に基づいて受信した動作パターンに対応する音データを記憶部34から読み出し、遊技者が使用する音情報再生手段(イヤホン70等)へ出力することができる。
したがって、第3実施形態に係る遊技用装置及びプログラムにおいても、前述の実施形態と同様の効果を奏する。
したがって、第3実施形態に係る遊技用装置及びプログラムにおいても、前述の実施形態と同様の効果を奏する。
なお、第3実施形態では、以下に挙げる構成を採用することもできる。
音情報送信用可動部122を鉛直方向に限らず、水平方向に動作可能に構成してもよい。この場合、例えば、スロットマシン1筐体上面の左右方向端部を初期位置(復元位置)として音情報送信用可動部122a~122eを配置し、水平方向に音情報送信用可動部122a~122eが移動した際に、検出可能な所定の位置に接触検出部132を配置するようにしてもよい。
また、音情報送信用可動部122にランプ等の装飾を加えてもよい。これにより、動作に応じて音情報送信用可動部122を適宜発光させることで、遊技者の関心を音情報送信用可動部122に引付けて、多彩な演出を遊技者に提供することができる。
さらに、音情報送信用可動部122を覆うカバー部材を設けてもよい。これにより、音情報送信用可動部122に対するいたずらや不正行為による破損、破壊などを防止することができる。
音情報送信用可動部122を鉛直方向に限らず、水平方向に動作可能に構成してもよい。この場合、例えば、スロットマシン1筐体上面の左右方向端部を初期位置(復元位置)として音情報送信用可動部122a~122eを配置し、水平方向に音情報送信用可動部122a~122eが移動した際に、検出可能な所定の位置に接触検出部132を配置するようにしてもよい。
また、音情報送信用可動部122にランプ等の装飾を加えてもよい。これにより、動作に応じて音情報送信用可動部122を適宜発光させることで、遊技者の関心を音情報送信用可動部122に引付けて、多彩な演出を遊技者に提供することができる。
さらに、音情報送信用可動部122を覆うカバー部材を設けてもよい。これにより、音情報送信用可動部122に対するいたずらや不正行為による破損、破壊などを防止することができる。
(他の実施形態)
次に、他の実施形態について説明する。
第1~第3実施形態以外の構成として、以下に挙げる構成を採用することもできる。
スロットマシン1の筐体上部に呼出装置30の下面に向けて音声等(音情報)を出力可能なスピーカ(音出力手段)を備え、呼出装置30の下面にスピーカから出力された音声等(音情報)を収音するマイク(収音手段)を備え、当該マイクによって収音した音声等を遊技者が使用するイヤホン70を通じて出力することができる。この場合、マイクで収音した音声等をアンプによって増幅してイヤホン70に出力することが好ましい。
また、マイクは、スロットマシン1の筐体上部に設けられたスピーカに近接するために移動可能に構成してもよい。
これにより、呼出装置30に音データを記憶しておくことなく、スロットマシン1のスピーカから出力されている同じ音声等をイヤホン70にも出力することができる。
次に、他の実施形態について説明する。
第1~第3実施形態以外の構成として、以下に挙げる構成を採用することもできる。
スロットマシン1の筐体上部に呼出装置30の下面に向けて音声等(音情報)を出力可能なスピーカ(音出力手段)を備え、呼出装置30の下面にスピーカから出力された音声等(音情報)を収音するマイク(収音手段)を備え、当該マイクによって収音した音声等を遊技者が使用するイヤホン70を通じて出力することができる。この場合、マイクで収音した音声等をアンプによって増幅してイヤホン70に出力することが好ましい。
また、マイクは、スロットマシン1の筐体上部に設けられたスピーカに近接するために移動可能に構成してもよい。
これにより、呼出装置30に音データを記憶しておくことなく、スロットマシン1のスピーカから出力されている同じ音声等をイヤホン70にも出力することができる。
呼出装置30(接続端子39)に接続して使用するイヤホン70が、例えば、遊技場から貸与される発光部を有する特定のイヤホン70である場合には、制御部31は、発光指示手段として動作して、スロットマシン1の遊技の進行に応じて当該発光部を発光させるための発光指示信号をイヤホン70に送信する。
例えば、遊技者にとって有利な特別遊技状態(例えば、疑似ボーナス状態、CZ状態、AT状態)の発生に関連して発光部を発光させる。その結果、大当り発生時に出力される音声(大当り発生音A等)が特定のイヤホン70に出力されるとともに、発光部が発光することになる。すなわち、特定のイヤホン70は、音声等を伝播させる聴覚的な機能だけでなく、光による視覚的な機能により、音と光を組み合わせた演出が可能となる。
これにより、周囲の遊技者に対してインパクトを与えることができ、スロットマシン1の状態変化が周囲にアピールされ、遊技者の遊技に対する興趣が高まることになる。
例えば、遊技者にとって有利な特別遊技状態(例えば、疑似ボーナス状態、CZ状態、AT状態)の発生に関連して発光部を発光させる。その結果、大当り発生時に出力される音声(大当り発生音A等)が特定のイヤホン70に出力されるとともに、発光部が発光することになる。すなわち、特定のイヤホン70は、音声等を伝播させる聴覚的な機能だけでなく、光による視覚的な機能により、音と光を組み合わせた演出が可能となる。
これにより、周囲の遊技者に対してインパクトを与えることができ、スロットマシン1の状態変化が周囲にアピールされ、遊技者の遊技に対する興趣が高まることになる。
呼出装置30に接続して使用するイヤホン70が、例えば、無線イヤホンの場合には、遊技者の動作に応じて無線イヤホンに特殊な音声等を出力することができる。
例えば、遊技者が離席してから所定時間経過した場合には、注意喚起を促す音声をイヤホン70に出力することができる。
具体的には、呼出ボタン38に食事や休憩等の理由でスロットマシン1を離席する旨を伝える機能を兼ね備える場合、呼出ボタン38の操作(例えば、長押し操作)がされてから所定時間経過後に「席に戻って遊技を継続すること」を促す音声をイヤホンに出力する。
この場合、記憶部34に注意喚起に関する音データを記憶し、呼出装置30と無線イヤホンとの距離が無線通信の通信範囲内であることが必要である。
例えば、遊技者が離席してから所定時間経過した場合には、注意喚起を促す音声をイヤホン70に出力することができる。
具体的には、呼出ボタン38に食事や休憩等の理由でスロットマシン1を離席する旨を伝える機能を兼ね備える場合、呼出ボタン38の操作(例えば、長押し操作)がされてから所定時間経過後に「席に戻って遊技を継続すること」を促す音声をイヤホンに出力する。
この場合、記憶部34に注意喚起に関する音データを記憶し、呼出装置30と無線イヤホンとの距離が無線通信の通信範囲内であることが必要である。
以上説明したように、本発明においては、遊技機(スロットマシン1)に対応して設置される遊技用装置(呼出装置30)において、遊技機が遊技の進行に関連して出力可能な音情報に対応する音情報データを記憶可能な記憶手段(記憶部34)と、前記音情報データに基づいて音情報を遊技者が使用する音情報再生手段(イヤホン70)を通じて出力可能な出力手段(主制御部10)と、前記音情報データに基づいて音情報を前記出力手段によって出力すべきタイミングを前記遊技機の動作に基づいて特定可能なタイミング特定手段(主制御部10)と、を備えた構成としている。
このような構成を備えることで、本発明に係る遊技用装置は、スロットマシン1の動作(例えば、音出力信号の送信、発光パターンの出力、可動部の動作)に基づいて、自身が記憶する演出に関する音データをイヤホン70へ出力することができる。
このように、演出に関する音データを記憶するため、スロットマシン1から大容量の音データを送受信する必要がなく、音声等の出力処理の処理効率を高めることができる。
また、遊技の進行に伴うスロットマシン1の動作に基づいて音データの出力タイミングを特定するため、スロットマシン1の遊技の進行に連動した音による演出を行うことが可能となり、演出の興趣性を向上させることができる。
このように、演出に関する音データを記憶するため、スロットマシン1から大容量の音データを送受信する必要がなく、音声等の出力処理の処理効率を高めることができる。
また、遊技の進行に伴うスロットマシン1の動作に基づいて音データの出力タイミングを特定するため、スロットマシン1の遊技の進行に連動した音による演出を行うことが可能となり、演出の興趣性を向上させることができる。
一方、特許文献1には、遊技機から送出された音データが、遊技機の外部接続端子基板に接続される仲介基板を経由してイヤホンに出力可能な遊技場設備が開示されている。
しかしながら、この遊技場設備では、遊技機からの音声データの出力はデータ量が膨大であり、そのようなデータ量に対応する信号線を遊技機に新たに設ける必要がありコストの増加を招くとともに、技術面でも容易ではなかった。
また、遊技機の動作に起因する音データをタイミングよく出力する制御は容易ではなかった。
このように、本実施形態に係る遊技用装置及びプログラムによれば、従来の遊技用装置が改善すべきこのような課題の全部又は一部などを解決することができる。
しかしながら、この遊技場設備では、遊技機からの音声データの出力はデータ量が膨大であり、そのようなデータ量に対応する信号線を遊技機に新たに設ける必要がありコストの増加を招くとともに、技術面でも容易ではなかった。
また、遊技機の動作に起因する音データをタイミングよく出力する制御は容易ではなかった。
このように、本実施形態に係る遊技用装置及びプログラムによれば、従来の遊技用装置が改善すべきこのような課題の全部又は一部などを解決することができる。
以上、本発明の遊技用装置及びプログラムについて、好ましい実施形態を示して説明したが、本発明に係る遊技用装置及びプログラムは、上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
例えば、上記の実施形態では、呼出装置30を本発明の係る遊技用装置として機能させたが、遊技機に対応して設置される遊技用装置であればよく、台コンピュータ40、貸出機80、遊技機間に配置される台間表示機、遊技場用演出装置、記憶装置等で構成してもよいし、それらの全て、あるいは一部の組合せで構成してもよい。
また、上記の実施形態では、呼出装置30に記憶する遊技に関する音情報は、スロットマシン1の機種ごとに異なる音声等である場合で説明したが、これに限らず、共通の音情報を記憶してもよい。これにより、スロットマシン1の機種に依らず共通音を出力することができるので、呼出装置30の汎用性を高めることができる。
例えば、上記の実施形態では、呼出装置30を本発明の係る遊技用装置として機能させたが、遊技機に対応して設置される遊技用装置であればよく、台コンピュータ40、貸出機80、遊技機間に配置される台間表示機、遊技場用演出装置、記憶装置等で構成してもよいし、それらの全て、あるいは一部の組合せで構成してもよい。
また、上記の実施形態では、呼出装置30に記憶する遊技に関する音情報は、スロットマシン1の機種ごとに異なる音声等である場合で説明したが、これに限らず、共通の音情報を記憶してもよい。これにより、スロットマシン1の機種に依らず共通音を出力することができるので、呼出装置30の汎用性を高めることができる。
1 遊技機(スロットマシン)
20 副制御部
121 音情報送信用発光部
122 音情報送信用可動部
30 呼出装置(遊技用装置)
31 制御部(出力手段、タイミング特定手段、発光指示手段)
34 記憶部(記憶手段)
131 受光部
132 接触検出部
70 イヤホン(音情報再生手段)
S 遊技用システム
20 副制御部
121 音情報送信用発光部
122 音情報送信用可動部
30 呼出装置(遊技用装置)
31 制御部(出力手段、タイミング特定手段、発光指示手段)
34 記憶部(記憶手段)
131 受光部
132 接触検出部
70 イヤホン(音情報再生手段)
S 遊技用システム
Claims (8)
- 遊技機に対応して設置される遊技用装置において、
前記遊技機が遊技の進行に関連して出力可能な音情報に対応する音情報データを記憶可能な記憶手段と、
前記音情報データに基づいて音情報を遊技者が使用する音情報再生手段を通じて出力可能な出力手段と、
前記音情報データに基づいて音情報を前記出力手段によって出力すべきタイミングを前記遊技機の動作に基づいて特定可能なタイミング特定手段と、
を備えることを特徴とする遊技用装置。 - 前記記憶手段は、前記遊技機が遊技の進行に関連して出力可能な音情報のうち、第1の音情報に対応する前記音情報データを記憶している一方、第2の音情報に対応する前記音情報データを記憶しておらず、
前記出力手段は、前記タイミング特定手段により前記第1の音情報を出力すべきタイミングを特定した場合に、前記第1の音情報を出力可能である
ことを特徴とする請求項1に記載の遊技用装置。 - 前記第1の音情報は、前記遊技機の出玉率を調整するために遊技場の係員によって選択可能な設定値に関する情報である
ことを特徴とする請求項2に記載の遊技用装置。 - 前記タイミング特定手段は、前記遊技機において前記音情報を前記音情報再生手段を通じて出力することに対応する報知が行われた後に、前記出力手段によって前記音情報を出力すべきタイミングが特定可能となる
ことを特徴とする請求項1~請求項3のうち何れか一項に記載の遊技用装置。 - 前記音情報再生手段が特定の音情報再生手段であるときに、前記遊技機において遊技者に有利な特別遊技状態の発生に関連して、前記特定の音情報再生手段が有する発光部を発光させることを指示可能な発光指示手段を備える
ことを特徴とする請求項1~請求項4のうち何れか一項に記載の遊技用装置。 - 前記タイミング特定手段は、前記遊技機に設けられた可動部材の動作を検出することで、前記タイミングを特定可能である
ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の遊技用装置。 - 遊技機に対応して設置される遊技用装置において、
前記遊技機が遊技の進行に関連して出力可能な音情報を収音する収音手段と、
前記収音手段によって収音した音情報を遊技者が使用する音情報再生手段を通じて出力可能な出力手段と、
を備え、
前記収音手段は、前記遊技機の上部に設けられた音出力手段に近接するために移動可能に構成される
ことを特徴とする遊技用装置。 - 遊技機に対応して設置されるコンピュータを、
前記遊技機が遊技の進行に関連して出力可能な音情報に対応する音情報データを記憶可能な記憶手段、
前記音情報データに基づいて音情報を遊技者が使用する音情報再生手段を通じて出力可能な出力手段、
前記音情報データに基づいて音情報を前記出力手段によって出力すべきタイミングを前記遊技機の動作に基づいて特定可能なタイミング特定手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021134129A JP2023028430A (ja) | 2021-08-19 | 2021-08-19 | 遊技用装置及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021134129A JP2023028430A (ja) | 2021-08-19 | 2021-08-19 | 遊技用装置及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023028430A true JP2023028430A (ja) | 2023-03-03 |
Family
ID=85330908
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021134129A Pending JP2023028430A (ja) | 2021-08-19 | 2021-08-19 | 遊技用装置及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2023028430A (ja) |
-
2021
- 2021-08-19 JP JP2021134129A patent/JP2023028430A/ja active Pending
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