JP3138573B2 - テレビジョン受像機 - Google Patents

テレビジョン受像機

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JP3138573B2 JP05216018A JP21601893A JP3138573B2 JP 3138573 B2 JP3138573 B2 JP 3138573B2 JP 05216018 A JP05216018 A JP 05216018A JP 21601893 A JP21601893 A JP 21601893A JP 3138573 B2 JP3138573 B2 JP 3138573B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、アスペクト比が16:
9のワイドアスペクト比の表示素子を有するテレビジョ
ン受像機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来16:9のアスペクト比のテレビジョ
ン受像機で、MUSE放送を受信し、MUSE/NTS
Cコンバータを接続し、MUSE/NTSCコンバータ
が、16:9のアスペクト比の表示素子一杯に表示させる
525 本の水平走査本数を有するNTSC信号で16:9の
ワイドアスペクト映像信号が4:3のアスペクト比に水
平方向に詰めこまれた映像出力信号(スクイーズ)を出
力している場合、ワイドアスペクト比の表示素子を有す
るテレビジョン受像機は、このような映像を表示させる
とき、画面サイズを16:9に切替える。図10の(a) は、
ワイドアスペクト比の表示素子を有するテレビジョン受
像機が、画面サイズを16:9にして、表示素子上一杯に
映像を映出した場合をあらわしている。
【0003】図8は、16:9のアスペクト比のテレビジ
ョン受像機のブロック図である。図中、1は、衛星放送
を受信するためのパラボラアンテナ1、2は衛星放送を
選局するBSチューナ、3は、衛星放送受信部の映像処
理部であり、BSチューナ2、映像処理部3で、衛星放
送受信部を構成している。4は、外部に接続されている
MUSE/NTSCコンバータである。BSチューナ2
の検波出力が、MUSE信号の場合、図10(a) に示すよ
うに、このMUSE/NTSCコンバータ4は、アスペ
クト比16:9、水平走査線1125本のMUSE信号を例え
ば16:9のアスペクト比の表示装置一杯に表示させ、信
号方式はNTSC方式に準拠する水平走査線数525 本の
走査線を有するカラーテレビ信号に変換する。5は、図
9に示すようなフローチャートのソフト処理を実行する
マイクロコンピュータ、6は、衛星放送受信部、MUS
E/NTSCコンバータ4及び外部信号等の信号を選択
する映像選択部、7は、テレビジョン受像機の使用者が
操作する操作部、8は、映像選択部で、選択された映像
信号をブラウン管上に表示させる為に処理を行なう映像
信号処理部、9は、映像選択部6の映像信号から、水平
及び垂直の各同期信号を分離する同期分離回路、10は、
水平偏向ヨーク、11は、マイクロコンピュータ4の制御
を受けて、同期分離回路9から出力される水平同期信号
を受けて水平偏向ヨーク10に水平偏向電流を流している
水平偏向出力回路12を制御して、水平偏向ヨーク10に流
す水平偏向電流を変化させて、画面の水平幅を切替える
水平幅切替え回路、13は、同期分離回路9から出力され
る垂直同期信号を受けて垂直偏向ヨーク14に垂直偏向電
流を流している垂直偏向回路、15は、アスペクト比16:
9のブラウン管、16は、ビデオ信号入力端子である。
【0004】次に従来例の動作について説明する。図9
のフローチャートの、ステップ1で、使用者が、ビデオ
信号入力端子16より、入力されている信号を選択してい
るか、いないか、を判定する。使用者が、ビデオ信号入
力端子16より入力されている信号を選択している場合、
例えば、そのビデオ信号が、16:9のワイドなアスペク
ト比のブラウン管15をもつテレビジョン受像機にて表示
されることを前提に作成されたいわゆる水平方向に時間
軸圧縮されて作成された洋画等のいわゆるスクイーズN
TSC方式のカラーテレビ信号である場合、ブラウン管
15の表示エリアが通常の4:3のアスペクト表示のまま
であると、使用者は、表示画面が、水平方向に時間軸圧
縮されたままのいわゆる縦伸びになるため違和感を感じ
る。従いこの様な場合に使用者は、操作部7で、画面サ
イズの表示をブラウン管一杯の表示のアスペクト比16:
9を選択する。マイクロコンピュータ5は、ステップ2
で、使用者が、操作部7により、画面サイズを16:9を
選択しているのを検知し、ステップ3に進む。ステップ
3で、マイクロコンピュータ5は、水平幅切換回路11を
制御し、水平偏向出力回路12から出力される、水平偏向
ヨーク10に流れる電流を図10(a) の様に切替えることに
より、水平方向に時間軸圧縮された水平方向の表示が伸
張されることになり結果として縦伸びも横伸びもない正
常な、16:9の画素表示を16:9のアスペクト比を有す
るブラウン管10の管面上一杯に表示させることができ
る。
【0005】ビデオ信号入力端子16より、入力されてい
る信号が、例えば4:3のアスペクト比のブラウン管15
をもつテレビジョン受像機にて表示されることを前提に
作成されたいわゆる通常のNTSC方式のカラーテレビ
信号である場合、使用者は、操作部7により、16:9の
画面サイズを選択しないので、ステップ2のN(=N
0)から、ステップ4に進み、マイクロコンピュータ5
は、水平幅切換回路11を制御し、水平偏向回路12にから
出力される、水平偏向ヨーク10に流れる電流を図10(b)
の下段に示された様に切替えることにより、16:9のブ
ラウン管10の管面上にアスペクト比4:3の通常のNT
SC画面を同じアスペクト比4:3で表示させることが
できる。その時の水平の表示幅を図10の(b) の水平方向
の矢印で示す。
【0006】又ステップ1で、使用者が、ビデオ信号入
力端子16からの映像信号を選択していないとき、ステッ
プ1のN(=NO)から、ステップ5に進み、衛星放送
を選局し、衛星放送受信部を制御して衛星放送を選局
し、選局された信号がMUSE信号の場合、MUSE/
NTSCコンバータ4に対してBSチューナ2の検波出
力端子(不図示)から供給された衛星放送の検波出力信
号が、MUSE/NTSCコンバータ4の変換処理回路
(不図示)により、NTSC方式に準拠したカラーテレ
ビ信号に変換される。一方、それ以外の信号の場合、す
なわち通常のBS放送の信号を選局した場合、映像処理
部3に於いて、NTSC方式に準拠したカラーテレビ信
号に映像処理部3で処理される。BSチューナ2で選局
されている信号が、MUSE信号の場合、MUSE/N
TSCコンバータ4より、キードAFCパルスが、BS
チューナ2と、マイクロコンピュータ5に供給される。
ステップ6に於いて、マイクロコンピュータ5が、もし
キードAFCパルスを検知すると、BSチューナ2が現
在MUSE信号を選局していることが判別できるのでス
テップ6から、ステップ7に進み、ステップ7で、映像
選択部6を制御し、映像信号処理回路8に供給する映像
信号をMUSE/NTSCコンバータ4から映像選択部
6に入力されている信号に切替え選択し、その後、ステ
ップ7から、ステップ3に進み、水平幅切替え回路11を
制御して、水平偏向出力回路12により、水平偏向ヨーク
10に流れる水平偏向電流を図10(a) の様にMUSE信号
の映像表示アスペクト比16:9に切替えて、映像信号処
理回路8の出力を16:9のブラウン管15の管面上一杯に
表示させる。
【0007】一方、選局されている信号が、MUSE信
号でない場合、すなわちキードAFCパルスがBSチュ
ーナ2から出力されていない場合、BSチューナ2で選
局された信号は映像処理部3に於いて、NTSC方式に
準拠したカラーテレビ信号に処理される。このとき、マ
イクロコンピュータ5は、ステップ6から、ステップ8
に進み、映像選択部6で、映像処理部3からの映像信号
を選択し、映像信号処理回路8に出力し、ステップ4に
進み、水平幅切替え回路11を制御して、水平偏向出力回
路12により、水平偏向ヨーク10に流れる水平偏向電流を
図10bの様に切替えて、16:9のブラウン管15の管面上
に4:3のアスペクト比の映像を表示させる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のテレビジョン受
像機は、以上のように構成されており、表示アスペクト
比4:3である時と、映像表示アスペクト比16:9のM
USE信号をMUSE/NTSCコンバータ4でNTS
C方式の水平走査線数525本に準拠したカラーテレビ信
号を表示させるときに於て、いずれの場合も、垂直方向
の画面の幅は、詳しくのべると図10の(b) の右に示す垂
直のオーバースキャン率は変化せずつまり同じである。
しかし、図7に示す様に、MUSE/NTSCコンバー
タの、MUSE信号を16:9のアスペクト比の表示素子
一杯に表示するNTSC方式に準拠するカラーテレビ信
号(スクイーズ)への変換は、MUSE信号の有効走査
線数である1035本(正確には516 本×2に+2したも
の)を、NTSC方式の有効走査線数483 本に変換する
いわゆる走査線変換をする必要がある。走査線変換方法
には種々あるが、例えばMUSE信号の走査線2本をN
TSC方式の走査線1本に変換する場合を考えた場合、
1035−483 ×2=69本のMUSE信号走査線は、NTS
C方式のカラーテレビ信号に変換されない。
【0009】いいかえるとこの例ではMUSE/NTS
Cコンバータのスクイーズ映像出力は、所定の1035本の
MUSE信号の有効走査線に代えて、MUSE信号の48
3 ×2=966 本分の走査線分の情報を4:3のアスペク
ト比の場合の所定の垂直オーバースキャン率のままで、
(図7及図10の(b) の右端参照)16:9の画面サイズ一
杯に表示させるので、従来の構成すなわち、水平幅の変
更のみで、垂直のラスターの幅及びオーバースキャン幅
を固定しているこの場合では、表示画面の真円率がま
だ、若干保たれず、図7の様に縦伸びになる問題があっ
た。
【0010】詳しくいえば従来は垂直方向のラスターの
幅及びオーバースキャン幅を固定した上でのメリット
(偏向幅固定のためラスター上の周辺のリニアリティが
変化しない)を生かしつつ、逆に信号処理(例えばディ
ジタル信号処理領域における間引き処理)により上記真
円率の縦伸びを補正する方法もあるが、そのためそれ相
当のコストもかかるし又走査線を間引くために解像度に
は不利であるという課題もあった。
【0011】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、MUSE/NTSCコンバー
タの映像出力信号を16:9のアスペクト比のブラウン管
上に一杯に表示させても表示部の真円率を保つか、もし
くは継伸びの違和感が少なくなることを可能とするテレ
ビジョン受像機をえることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係るテレビジ
ョン受像機においては、MUSE/NTSCコンバータ
からのスクイーズNTSC信号に対して、MUSE信号
をNTSC信号に変換するときに、NTSC信号に変換
されないMUSE信号の走査線分に応じて、少なくとも
垂直オーバースキャン率を小さくするように上記垂直幅
切換手段を制御するか、または、水平オーバーキャン率
を大きくするように上記水平幅切換手段を制御する制御
手段を備えたものである。また、MUSE/NTSCコ
ンバータからの出力について、スクイーズNTSC映像
信号であるか否かを色信号の基準レベルに所定の基準電
圧S1が重畳されているか否かで判定するS1検出手段
を備えて、上記制御手段が、MUSE信号をNTSC信
号に変換するときに、上記基準電圧S1が重畳されてい
る場合には、NTSC信号に変換されないMUSE信号
の走査線分に応じて、少なくとも垂直オーバースキャン
率を小さくするように上記垂直幅切換手段を制御する
か、または、水平オーバーキャン率を大きくするように
上記水平幅切換手段を制御するものである。
【0013】
【作用】上記手段によれば、MUSE/NTSCコンバ
ータの映像出力信号を表示させる際にスクイーズ映像信
号であるか否かを判別して、NTSC信号に変換されな
いMUSE信号の走査線分に応じて、少なくとも、垂直
オーバースキャン率を小さくするように上記垂直幅切換
手段を制御するか、または、水平オーバーキャン率を大
きくするように上記水平幅切換手段を制御して映像の表
示部の真円率を保つことができる。
【0014】
【実施例】実施例1.以下、この発明のテレビジョン受
像機の実施例を図について説明する。図1に於いて、図
中1、2、3、4、6、7、8、9、10、11、12、13、
14、15、16は、従来回路構成を示す図8と同じであり、
17は、図3に示すようなフローチャートの処理を実行す
る制御手段たるマイクロコンピュータであり、従来例の
図8のマイクロコンピュータ5と比較してハード的には
同じである。18は、マイクロコンピュータ17の制御を受
けて、垂直幅偏向出力出力回路から出力される垂直偏向
ヨーク14の垂直偏向電流を変化させて、垂直幅を切替え
る垂直幅切換回路である。
【0015】次に動作について説明する。図3のフロー
チャートで、ステップ1、ステップ2、ステップ3、ス
テップ4、ステップ5、ステップ6、ステップ7、ステ
ップ8の処理内容は、従来技術のマイクロコンピュータ
5のフローチャート図9と同等である。映像選択部6
で、選択している映像信号が、ビデオ信号入力端子16か
ら入力されている従来例で説明した水平方向に時間軸圧
縮されて作成されたいわゆるスクイーズNTSC方式の
カラーテレビ信号を選択しているか、又は通常のBSの
復調信号を選択しているかどちらの信号にしても、映像
処理部3から出力されているNTSC方式の映像信号を
選択している場合は、ステップ1、ステップ2、ステッ
プ3にわたるルート(イ)か、もしくは、ステップ1、
ステップ5、ステップ6、ステップ8、ステップ4にわ
たるルート(ロ)から、次のステップのステップ9に進
む。ステップ9に於いて、前者のルート(イ)を通る信
号の場合も後者のルート(ロ)を通る信号の場合もマイ
クロコンピュータ17は、垂直幅切替え回路18を制御し、
垂直偏向出力回路13により、垂直偏向ヨーク14に流れる
垂直偏向電流を図2(a) に示す所定幅の垂直オーバース
キャンをする様に切替えて、かつ、前者のルート(イ)
を通る信号の場合では所定の垂直オーバースキャン率を
保ち16:9のブラウン管15の管面上一杯に映像信号を適
切に表示させ、又後者のルート(ロ)の場合は、ステッ
プ4で定まる所定の水平幅は、例えば次のステップ9で
定まる所定の垂直オーバースキャン率で決まる垂直幅と
で4:3のアスペクトの映像をブラウン管15にて表示で
きる様に、予めステップ4で縮められ、結果として16:
9のブラウン管15上に4:3のNTSCの映像信号を適
切に表示させることができる。つまりルート(イ)、ル
ート(ロ)の信号を表示する時は垂直偏向出力回路13の
偏向電流は同じでもかまわない。
【0016】そしてマイクロコンピュータ17が、衛星放
送を選局し、キードAFCパルスを検知している場合、
すなわち16:9のアスペクト映像信号たるMUSE信号
を選局し受信している場合、ルート(ハ)であるステッ
プ1、ステップ5、ステップ6、ステップ7から、次の
ステップのステップ10に進む。ステップ10においては、
ステップ3と同等の処理、つまり図2(a) の下部の所定
の水平オーバースキャンを有した処理を行ない、ステッ
プ11に進む。ステップ11に於いては、垂直幅切替え回路
18をマイクロコンピュータ17が制御し、垂直偏向出力回
路13により、垂直偏向ヨーク14に流れる垂直偏向電流を
図2(b) の右部に示す様に垂直オーバースキャンの部分
を所定の分だけ若干少ない気味のいわゆるM/Nモード
に切替えることにより、表示素子に対する垂直方向の走
査幅たる垂直幅を縮めて、垂直オーバースキャン率を減
らして、従来の課題のMUSE/NTSCコンバータ受
信時の縦伸びになるのを補正し従来見られた16:9の表
示素子例のブラウン管15の管面の表示状態における縦伸
びに対する違和感を少なくした映像信号を表示させるこ
とができる。尚ステップ2で使用者が画面サイズ16:9
を選択しない場合、ステップ2からステップ4に続いて
処理が実行される。
【0017】実施例2.垂直オーバースキャン率を減ら
しても、水平のオーバースキャン率の選択の仕方によ
り、真円率を保つことが、まだ少しできない場合があ
る。このような場合、図3のフローチャートのステップ
10に於いて、水平幅を真円率を保てるように、伸ばすこ
とにより、真円率を保つことができる。
【0018】実施例3.図3のマイクロコンピュータ17
のフローチャートを図4のようにする。図4フローチャ
ートに於いて、ステップ1、ステップ2、ステップ3、
ステップ4、ステップ5、ステップ6、ステップ7、ス
テップ8、ステップ9の処理内容は、実施例1のマイク
ロコンピュータ17のフローチャート図3と、同じであ
る。ステップ7より,ステップ10に進んだ時、ステップ
10に於いて、水平幅切換回路11を制御し、水平偏向出力
回路12より出力され、水平偏向ヨーク10に流れる水平偏
向電流をこの実施例では図2(b) の様に実施例1の水平
オーバースキャンに比較して若干幅広の水平オーバース
キャンに切り替え、つまり水平オーバースキャン率を大
きくすることにより、表示画面の真円率を保つことがで
きる。尚ステップ10に続くステップ11の処理は実施例1
のステップ11と同じ処理である。
【0019】実施例4.MUSE/NTSCコンバータ
の出力信号が、輝度信号と、色信号と分離された状態
で、入力される場合、MUSE/NTSCコンバータ
が、16:9のワイドアスペクト映像信号を、送り出し側
(例えば局)で4:3に水平方向に詰め込んだいわゆる
スクイーズ映像信号を出力している場合に、スクイーズ
映像信号であることを示すために色信号の基準レベルに
所定の直流電圧S1を重畳する方法が、提案されてい
る。
【0020】図5は、実施例1の図1にS1検出回路19
を追加した図である。図6は、本実施例4のマイクロコ
ンピュータ17のフローチャートである。基本的に実施例
3のマイクロコンピュータのフローチャート図の図4と
ほぼ同じである。但しステップ7とステップ10の間に新
たな判断処理のステップ12がある。ステップ7で、映像
信号選択部6で、MUSE/NTSCコンバータ4から
の映像信号を選択後、ステップ12に進み、MUSE/N
TSCコンバータ4の出力信号を入力とするS1検出回
路が、色信号の基準レベルに所定の基準電圧S1が重畳
されているかどうかを判定する。S1を検出していなけ
れば、ステップ2にもどり、先きにのべたスクイーズの
ビデオ信号入力端子16の映像信号を選択している時と同
じ動作を行なう。S1を検出していれば、検出している
ことを示す制御信号がマイクロコンピュータ17に入力さ
れて、ステップ10及びステップ11に進み、上記実施例と
同じ動作を行なう。
【0021】
【発明の効果】この発明に係るテレビジョン受像機は、
以上のように構成されているので、MUSE/NTSC
コンバータのスクイーズの映像信号を選択したときにで
も、NTSC信号に変換されないMUSE信号の走査線
分に応じて、少なくとも、垂直オーバースキャン率を小
さくするように上記垂直幅切換手段を制御するか、また
は、水平オーバーキャン率を大きくするように上記水平
幅切換手段を制御して真円率を保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る一実施例によるテレビジョン受
像機のブロック図
【図2】本発明の表示画面と偏向電流及び水平/垂直の
オーバースキャンの関係を示す説明図
【図3】この発明に係る実施例1によるマイクロコンピ
ュータのフローチャート
【図4】この発明に係る実施例3によるマイクロコンピ
ュータのフローチャート
【図5】この発明に係る実施例4によるテレビジョン受
像機のブロック図
【図6】この発明に係る実施例4によるマイクロコンピ
ュータのフローチャート
【図7】MUSE/NTSCコンバータのスクイーズ出
力で、表示画面が縦伸びとなる説明図
【図8】従来のテレビジョン受像機のブロック図
【図9】従来のマイクロコンピュータのフローチャート
【図10】表示画面と偏向電流の関係を示す説明図
【符号の説明】
1 パラボラアンテナ 2 BS(衛星放送受信)チューナ 3 映像処理部 4 MUSE/NTSCコンバータ 6 映像選択部 7 操作部 8 映像信号処理回路 9 同期分離回路 10 水平偏向ヨーク 11 水平幅切換回路 12 水平偏向出力回路 13 垂直偏向出力回路 14 垂直偏向ヨーク 15 16:9の表示素子たるブラウン管 16 ビデオ信号入力端子 17 マイクロコンピュータ 18 垂直幅切換回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−91442(JP,A) 特開 昭63−193779(JP,A) 特開 平3−112286(JP,A) 特開 平4−54790(JP,A) 実開 平5−46187(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/46 H04N 3/27

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 MUSE信号をNTSC信号に変換して
    スクイーズNTSC信号を出力するMUSE/NTSC
    コンバータと、 表示素子で表示される画面の垂直幅を可変する垂直切替
    手段と、 表示素子で表示される画面の水平幅を可変する水平幅切
    換手段と上記MUSE/NTSCコンバータからのスク
    イーズNTSC信号に対して、MUSE信号をNTSC
    信号に変換するときに、NTSC信号に変換されないM
    USE信号の走査線分に応じて、少なくとも垂直オーバ
    ースキャン率を小さくするように上記垂直幅切換手段を
    制御するか、または、水平オーバーキャン率を大きくす
    るように上記水平幅切換手段を制御する制御手段とを備
    えたことを特徴とするテレビジョン受像機。
  2. 【請求項2】 上記MUSE/NTSCコンバータから
    の出力について、スクイーズNTSC映像信号であるか
    否かを色信号の基準レベルに所定の基準電圧S1が重畳
    されているか否かで判定するS1検出手段を備えて、 上記制御手段が、MUSE信号をNTSC信号に変換す
    るときに、上記基準電圧S1が重畳されている場合に
    は、NTSC信号に変換されないMUSE信号の走査線
    分に応じて、少なくとも、垂直オーバースキャン率を小
    さくするように上記垂直幅切換手段を制御するか、また
    は、水平オーバーキャン率を大きくするように上記水平
    幅切換手段を制御する ことを特徴とする請求項1に記載
    のテレビジョン受像機。
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