JP2998156B2 - テレビジョン受像機 - Google Patents

テレビジョン受像機

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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば画面のアスペクト比が通常と異なる
ハイビジョン用の受像機に適用して好適なテレビジョン
受像機に関する。
〔発明の概要〕
本発明は、例えばハイビジョン用の画像信号とNTSC方
式の画像信号の如く2種類のアスペクト比の画像が選択
的に映出可能なテレビジョン受像機において、表示画面
のアスペクト比とは異なるアスペクト比の画像信号を表
示画面に表示する際、表示モードに応じてキャラクタの
表示位置を異ならせるよう、画像信号に重畳するキャラ
クタ信号の位置をモードに対応させて異ならしめ、キャ
ラクタ表示がアスペクト比に応じた最適な位置に行われ
るようにしたものである。
〔従来の技術〕
近年、ハイビジョンと称させる解像度の高い画像が表
示される映像信号伝送システムが開発されている。この
ハイビジョンシステムにおいては、単に画像の解像度を
上げるのみならず、画面の横方向の幅を広げて、通常の
映像信号による画面よりも横長の画面となるようにして
いる。このような画面の横幅と縦幅との比をアスペクト
比と称するが、従来の通常の映像信号による画面のアス
ペクト比は4:3であるのに対し、ハイビジョンシステム
においては、例えば16:9にすることが提案されている。
このため、ハイビジョン用の映像信号とNTSC方式等の
通常の映像信号との双方の受像が可能なテレビジョン受
像機を考えた場合、画面サイズをハイビジョン用とする
と、通常の映像信号の受像時にはアスペクト比が異なる
分だけ画像の無表示部等が生じる。
このハイビジョン用のアスペクト比の画面にNTSC方式
の映像信号を受像させる例を示すと、例えば第4図Aに
示す如く、NTSC方式用のアスペクト比の受像機の画面に
真円が表示される映像信号をハイビジョン用のアスペク
ト比の画面に表示させるとすると、まず第4図Bにハッ
チングを付して示す上部の数十水平ラインと下部の数十
水平ラインとをカットしてアスペクト比をハイビジョン
と等しくし、中央部の垂直方向の幅V1の区間の水平ライ
ンの映像信号だけを、第4図Cに示す如くハイビジョン
用の画面の垂直方向の幅V2に引き伸ばして表示させる。
また別の例を第5図に示すと、第5図Aに示す如き真
円が表示されるNTSC方式用のアスペクト比の映像信号
を、第5図Bに示す如く、各水平ラインの時間軸を一旦
圧縮し、画面の左右に映像無表示部(ハッチングを付し
て示す)を形成させる。この時間軸が圧縮された映像信
号を、第5図Cに示す如く、ハイビジョン用のアスペク
ト比の画面に引き伸ばして表示させ、画面のアスペクト
比が異なる分だけ映像無表示部を形成させる。
いずれの場合でも、表示させる円の形状より判るとお
り、最終的に表示される画像には像の歪みが発生しない
が、第4図例の場合には画像の端部がカットされ、第5
図例の場合には画像全体が表示されるが画面の一部に映
像無表示部が生じる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、テレビジョン受像機においてCRT等の画面
上に受信チャンネル番号、入力切換状態(ビデオ入力、
RGB入力等の切換)等を示す文字,図形の表示(以下キ
ャラクタ表示と称す)をさせることが行なわれている。
これは、テレビジョン受像機が表示を行なう文字等の
パターンを記憶したキャラクタパターンROMを備え、所
定時にこのキャラクタパターンROMからの文字等のキャ
ラクタ信号を取出し、このキャラクタ信号により表示を
行なうようにしている。
このようなキャラクタ表示を、上述した如きハイビジ
ョン用の画面にNTSC方式等のアスペクト比の異なる映像
信号を表示させる際に行うと、キャラクタの表示位置が
不適当な位置になる不都合があった。
即ち、一般にキャラクタ表示は画面右上等の隅に表示
され、第6図Aに示す如き所定の水平走査期間の映像信
号に、第6図Bに示す如きキャラクタ信号を重畳して表
示が行われるが、第4図に示す如く画像の上下をカット
すると、キャラクタ表示X1が表示画面外になってしま
い、キャラクタ表示が見えなくなってしまう。また、第
5図例の場合には、右上のキャラクタ表示X2が映像無表
示部との境界部に位置し、表示番号が見づらくなる不都
合があった。
本発明は斯かる点に鑑み、アスペクト比の異なる画面
上に映像信号を表示させたときに、キャラクタ表示が良
好に行えるテレビジョン受像機を提供することを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のテレビジョン受像機は、例えば第1図及び第
2図に示す如く、第1のアスペクト比の画像信号と、こ
の第1のアスペクト比と異なる第2のアスペクト比の画
像信号とを、選択的に映出可能なテレビジョン受像機に
おいて、表示画面のアスペクト比とは異なるアスペクト
比の画像信号を表示画面に表示する際、中央制御装置
(6)の制御により、表示モードに対応してキャラクタ
の表示位置を異ならせて、画像が表示された範囲内にキ
ャラクタが重畳されて表示されるようにしたものであ
る。
〔作用〕
斯かる構成によると、画像の画面上への表示状態に応
じて、最適な位置にキャラクタ表示が行われるため、表
示された番号等のキャラクタの判別が容易に行える。
〔実施例〕
以下、本発明のテレビジョン受像機の一実施例を、第
1図〜第3図を参照して説明しよう。
本例においては、ハイビジョン用のアスペクト比のCR
Tを備えたテレビジョン受像機で、NTSC方式の映像信号
とハイビジョン方式の映像信号とを受像できる如くして
ある。即ち、第1図において、(1)はアンテナ等より
受信した信号が供給される受信信号入力端子を示し、こ
の入力端子(1)に得られる受信信号をチューナ(2)
に供給し、このチューナ(2)で希望するチャンネルの
映像信号を抽出し、抽出した映像信号を検波回路(3)
に供給する。この場合、チューナ(2)での受信チャン
ネルの制御は後述する中央制御装置(6)による行われ
る。そして、検波回路(3)で映像検波を行い、検波し
た映像信号を切換スイッチ(4)の可動接点(4m)に供
給する。また、この検波回路(3)で検波した映像信号
を、MUSE信号判別回路(5)に供給し、このMUSE信号判
別回路(5)で、受信した映像信号が、ハイビジョン用
の映像信号の伝送信号であるMUSE信号(ミューズ信号)
であるか否かの判別を行う。そして、この判別信号を中
央制御装置(以下CPUと称する)(6)に供給する。こ
のCPU(6)は、テレビジョン受像機内の各回路の制御
を行うもので、MUSE信号判別信号に基づいて切換スイッ
チ(4)の制御を行う。即ち、MUSE信号であると判別し
たとき、可動接点(4m)を第1の固定接点(4a)と接続
させ、MUSE信号でないときには、可動接点(4m)を第2
の固定接点(4b)と接続させる。また、CPU(6)には
リモートコントロール信号受光部(6a)が設けてあり、
この受光部(6a)が受光したリモートコマンダ(図示せ
ず)よりの赤外線信号に基づいて、後述するモード切換
等の制御が行われる。
そして、第1の固定接点(4a)に得られるMUSE信号の
映像信号を、MUSE信号デコーダ(7)に供給し、このMU
SE信号デコーダ(7)でMUSE信号を復調して原色信号R,
G及びBと同期信号HD及びVDを得、原色信号R,G及びBを
後述する同期混合回路(14)に供給すると共に、同期信
号HD及びVDをCPU(6)に供給する。また、第2の固定
接点(4b)に得られるMUSE信号以外(即ちNTSC方式)の
映像信号を、輝度/クロマ分離回路(8)及び同期検出
回路(9)に供給し、同期検出回路(9)で検出した水
平及び垂直の同期信号を、倍速同期信号発生回路(10)
に供給する。この倍速同期信号発生回路(10)は、供給
されるNTSC方式の同期信号を、1フィールドの水平ライ
ン数が2倍の所謂倍速走査用の映像信号の同期信号に変
換する回路で、この倍速同期信号発生回路(10)が出力
する水平及び垂直の同期信号2H及び2Vを、CPU(6)に
供給する。
そして、輝度/クロマ分離回路(8)がNTSC方式の映
像信号より分離して出力する輝度信号Y及びクロマ信号
Cを、時間軸補正回路(11)に供給し、CPU(6)から
の制御により、この時間軸補正回路(11)で画像の表示
モードに応じた各水平ラインの時間軸の圧縮等の処理を
行う。即ち、NTSC方式の映像信号を表示する際には、画
面のアスペクト比がハイビジョン用であるので何らかの
処理をする必要があり、NTSC方式のアスペクト比の画面
に表示させたとき第3図Aに示す如く真円が表示される
映像を本例の受像機に表示させるとすると、第3図Bに
示す如く映像の中央部の水平ラインだけを拡大して表示
するモード(NTSC1モードとする)と、第3図Cに示す
如く画面の左右に無表示部を形成して全水平ラインを表
示するモード(NTSC2モードとする)と、第3図Dに示
す如く画面の左側だけに無表示部を形成して全水平ライ
ンを表示するモード(NTSC3モードとする)とが用意さ
れ、CPU(6)から指示されるモードに応じた各水平ラ
インの時間軸補正を、時間軸補正回路(11)で行う。
そして、この時間軸補正回路(11)が出力する輝度信
号Y及びクロマ信号Cを、倍速変換回路(12)に供給
し、この倍速変換回路(12)で1フィールドの水平ライ
ン数が2倍の倍速走査用の輝度信号Y及びクロマ信号C
に変換する。そして、変換した輝度信号Y及びクロマ信
号Cを、カラーデコータ(13)に供給し、赤,緑及び青
の原色信号R,G及びBに変換する。そして、この原色信
号R,G及びBを、同期混合回路(14)に供給する。この
同期混合回路(14)には、CPU(6)から表示用の水平
及び垂直同期信号が供給され、この同期信号を原色信号
R,G及びBに混合し、混合した原色信号R,G及びBをブラ
ンキング回路(15)に供給する。このブランキング回路
(15)には、CPU(6)からブランキング制御信号が供
給され、このブランキング制御信号に基づいて原色信号
R,G及びBを所定期間ブランキングし、ブランキングさ
れた原色信号R,G及びBを夫々加算器(16R),(16G)
及び(16B)の一方の入力端子に供給する。
また、図中(20)はキャラクタROMを示し、このキャ
ラクタROM(20)には予め画面上に表示させるチャンネ
ル番号等の数字、文字,図形等のキャラクタのパターン
等の表示データが記憶させてあり、CPU(6)からの制
御により必要とするキャラクタのデータが原色信号R,G
及びBとして読出される。そして、読出されたキャラク
タのデータをコントロールレジスタ(21)に供給する。
そして本例においては、CPU(6)が表示モードに応じ
たキャラクタの表示位置データをコントロールレジスタ
(21)に供給し、この表示位置データで標準位置(本例
の場合画面の右上に相当するアドレス位置)からシフト
させることが指示させたとき、シフト量(水平方向のシ
フト量HS及び垂直方向のシフト量VS)に応じて表示キャ
ラクタの原色信号R,G及びBを水平方向又は垂直方向に
シフトさせる。この場合、ハイビジョン用の映像信号で
あるMUSE信号受信時には、標準表示信号に表示させるこ
とをCPU(6)が指示し、NTSC方式の映像信号受信時に
上述したNTSC1モード及びNTSC2モードでの受像を行うと
き、表示位置をシフトさせることをCPU(6)が指示す
る。即ち、第2図のフローチャートに示す如く、NTSC1
モード(第3図B参照)であるときには、表示位置を標
準表示位置から所定水平ライン下にシフトさせ、NTSC2
モード(第3図C参照)であるときには、表示位置を標
準表示位置から所定画素分左方にシフトさせ、NTSC3モ
ード(第3図D参照)であるときにはシフトさせず標準
表示位置のままにさせる処理を行う。
そして、このコントロールレジスタ(21)が出力する
原色信号R,G及びBをクランプ回路(22)に供給する。
またCPU(6)が出力する表示用の同期信号を、このク
ランプ回路(22)に供給し、表示させる箇所以外の原色
信号R,G及びBをクランプする。そして、このクランプ
された原色信号R,G及びBをコントラスト調整回路(2
3)に供給する。また、図中(25)はユーザーコントロ
ール回路を示し、このユーザーコントロール回路(25)
に取付けられた調整用ボリウムを使用者が操作すること
で、コントラスト及び輝度の調整データが変化するもの
で、このユーザーコントロール回路(25)が出力するコ
ントラスト調整データをコントラスト調整回路(23)に
供給し、調整データに基づいてキャラクタ表示用の原色
信号R,G及びBのコントラスト調整を行う。そして、こ
のコントラスト調整回路(23)が出力する原色信号R,G
及びBを輝度調整回路(24)に供給する、この輝度調整
回路(24)には、ユーザーコントロール回路(25)から
輝度調整データが供給され、この調整データに基づいて
キャラクタ表示用の原色信号R,G及びBの輝度調整を行
う。そして、この輝度調整回路(24)が出力する原色信
号R,G及びBを、夫々加算器(16R),(16G)及び(16
B)の他方の入力端子に供給する。
そして、夫々の加算器(16R),(16G)及び(16B)
の加算出力を、駆動回路(17)に供給し、この駆動回路
(17)から陰極線管(18)の所定の電極に原色信号R,G
及びBを供給する。この場合、陰極線管(18)は、ハイ
ビジョン用のアスペクト比の画面サイズである。また、
MUSE信号デコーダ(7)及び倍速同期信号発生回路(1
0)が出力する水平及び垂直の同期信号を偏向回路(1
9)に供給し、この偏向回路(19)により陰極線管(1
8)での水平及び垂直偏向を制御する。
次に、斯かる構成のテレビジョン受像機にて受像を行
う際の動作について説明すると、チューナ(2)で受信
したチャンネルがMUSE信号が送信されるチャンネルであ
るときには、MUSE信号判別回路(5)がMUSE信号である
ことを判別し、CPU(6)が切換スイッチ(4)の可動
接点(4m)を第1の固定接点(4a)と接続させ、MUSE信
号デコーダ(7)に受信した映像信号を供給させる。そ
して、このMUSE信号デコーダ(7)で復調したハイビジ
ョン用の映像信号(原色信号R,G及びB)を、同期混合
回路(14)及びブランキング回路(15)を介して加算器
(16R),(16G)及び(16B)に供給させ、この加算器
(16R),(16G)及び(16B)から駆動回路(17)を介
してハイビジョン用のアスペクト比の陰極線管(18)に
供給させ、この陰極線管(18)でハイビジョン用の映像
信号の受像を行わせる。
ここで、チャンネル切換等を行ってCPU(6)が画面
上にチャンネル番号表示を行う必要があると判断したと
きには、CPU(6)がキャラクタROM(20)に表示させる
チャンネル番号に対応したキャラクタデータの読出しを
指示する。そして、このキャラクタデータがチャンネル
ROM(20)からコントロールレジスタ(21)に読出さ
れ、CPU(6)からこのコントロールレジスタ(21)に
表示位置データとしてシフト量なしを指示する。このた
め、予め設定された表示位置に相当する期間キャラクタ
データがクランプ回路(22)側に供給され、所定の調整
(コントラスト,輝度)が行われた後、加算器(16
R),(16G)及び(16B)に供給され、受信映像信号に
このキャラクタ信号が重畳され、陰極線管(18)の画面
上の標準位置(右上の隅)にチャンネル番号が表示され
る。
そして、チューナ(2)で受信したチャンネルがNTSC
方式の映像信号が送信されるチャンネルであるときに
は、MUSE信号判別回路(5)がMUSE信号でないことを判
別し、CPU(6)が切換スイッチ(4)の可動接点(4
m)を第2の固定接点(4b)と接続させ、受信した映像
信号をNTSC方式の映像信号の処理回路である輝度/クロ
マ分離回路(8)に供給する。そして、この輝度/クロ
マ分離回路(8)が出力する輝度信号Y及びクロマ信号
Cを、時間軸補正回路(11)に供給する。ここで、この
NTSC方式の映像信号の受信時には、表示モードが第3図
に示す如く3種類あるので、視聴者はリモートコマンダ
(図示せず)によりモードを選択する。この選択により
モード信号が赤外線信号として受光部(6a)に供給さ
れ、CPU(6)が指示された表示モードでの受像制御を
行う。即ち、時間軸補正回路(11)で各モードに応じた
水平ラインの時間軸補正が行われる。そして、この補正
された輝度信号Y及びクロマ信号Cが倍速変換回路(1
2)で倍速走査用に変換された後、カラーデコーダ(1
3)で原色信号R,G及びBに変換される。そして、この原
色信号R,G及びBが、ハイビジョン用映像信号受像時と
同様に同期混合回路(14)から陰極線管(18)側へと供
給され、第3図B,C及びDに示す如く指示されたモード
に応じた状態で表示される。そして、このNTSC方式の映
像信号受像時にチャンネル番号表示を行う際には、CPU
(6)がキャラクタROM(20)に表示させるチャンネル
番号に対応したキャラクタデータの読出しを指示する。
そして、このキャラクタデータがキャラクタROM(20)
からコントロールレジスタ(21)に読出され、CPU
(6)からこのコントロールレジスタ(21)に表示モー
ドに応じた表示位置データを供給する。即ち、第2図の
フローチャートに示す如く、NTSC1モードのとき下方へ
シフトさせるデータを供給し、NTSC2モードのとき左方
へシフトさせるデータを供給し、NTSC3モードのときシ
フトなしを示すデータを供給する。このシフトデータに
応じてコントロールレジスタ(21)でのシフトが行わ
れ、シフトされた(或いは標準の)表示位置に相当する
期間キャラクタデータがクランプ回路(22)側に供給さ
れ、所定の調整(コントラスト,輝度)が行われた後、
加算器(16R),(16G)及び(16B)に供給され、受信
映像信号にこのキャラクタ信号が重畳され、陰極線管
(18)の画面上にチャンネル番号が表示される。
このときのチャンネル表示位置としては、NTSC1モー
ドのとき、標準位置から下方へ所定水平ライン(例えば
数十ライン)シフトしているので、第3図Bに示す如
く、画面の右上の隅にチャンネル番号a1が表示され、上
部のカットされた水平ライン上にチャンネル番号が位置
することがない。また、NTSC2モードのとき、標準位置
から左方へ所定画素分シフトしているので、第3図Cに
示す如く、映像表示部の右上の隅にチャンネル番号a2
表示され、映像無表示部にチャンネル番号が位置するこ
とがない。さらに、NTSC3モードのときには、標準位置
からシフトされていないので、第3図Dに示す如く、映
像が表示される画面の右上の隅にチャンネル番号a3が表
示される。
このように本例のテレビジョン受像機によると、NTSC
方式の映像信号をハイビジョン用の陰極線管(18)に種
々の状態で表示する場合に、夫々最適な位置にチャンネ
ル番号の表示が行われ、視聴者がチャンネル番号の確認
を容易に行うことができる。
なお、上述実施例においてはチャンネル番号を表示す
る場合についてだけ説明したが、他の文字,図形のキャ
ラクタ表示に適用できることは勿論である。但し、画面
の右上以外に表示させるキャラクタのときには、シフト
させる方向を変えないと、良好な表示位置にならない場
合が発生する。
また、上述実施例においてはNTSC方式の映像信号をハ
イビジョン用の受像機に受像させる場合について説明し
たが、本発明はこの方式に限定されるものではなく、ア
スペクト比の異なる映像信号を受像させる種々の場合に
適用できることは勿論である。例えば、NTSC方式用のア
スペクト比の受像機にハイビジョン用の映像信号を表示
させる場合にも適用できる。この場合にも、キャラクタ
表示をシフトさせる方向及び量は、表示状態に応じて適
宜選択すればよい。
〔発明の効果〕
本発明のテレビジョン受像機によると、映像信号によ
り設定されるアスペクト比が表示画面のアスペクト比と
異なる場合にも、チャンネル番号等のキャラクタの表示
が見易い最適な位置に行われる利益がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のテレビジョン受像機の一実施例を示す
構成図、第2図は第1図例の説明に供するフローチャー
ト図、第3図は第1図例の表示例を示す略線図、第4図
及び第5図は夫々従来の表示例を示す略線図、第6図は
キャラクタ信号の説明に供する波形図である。 (6)は中央制御装置、(18)は陰極線管、(20)はキ
ャラクタROM、(21)はコントロールレジスタである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のアスペクト比の画像信号と、該第1
    のアスペクト比と異なる第2のアスペクト比の第2の画
    像信号とを、第1のアスペクト比の表面画面に選択的に
    映出可能なテレビジョン受像機において、 前記第2のアスペクト比の画像信号を、前記第1のアス
    ペクト比の表示画面の全体を使用して表示させる第1の
    表示モードと、 前記第2のアスペクト比の画像信号を、前記第1のアス
    ペクト比の表示画面の一部の範囲を使用して前記第2の
    アスペクト比で表示させる第2の表示モードとを用意
    し、 所定のキャラクタを表示させるためのキャラクタ信号、
    前記画像信号に重畳する際に、 前記第1の表示モードのとき、前記表示画面内にキャラ
    クタが表示されるように前記キャラクタ信号を重畳さ
    せ、 前記第2の表示モードのとき、前記画像信号による画像
    が表示された範囲内にキャラクタが表示されるように前
    記キャラクタ信号を重畳させる ことを特徴とするテレビジョン受像機。
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