JPH09219829A - オンスクリーン表示方法及びオンスクリーン表示装置 - Google Patents

オンスクリーン表示方法及びオンスクリーン表示装置

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JPH09219829A
JPH09219829A JP8026511A JP2651196A JPH09219829A JP H09219829 A JPH09219829 A JP H09219829A JP 8026511 A JP8026511 A JP 8026511A JP 2651196 A JP2651196 A JP 2651196A JP H09219829 A JPH09219829 A JP H09219829A
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vertical
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JP8026511A
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Inventor
Hiroshi Sunanagare
博志 砂流
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NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Original Assignee
NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示画面の振幅や位置を切り替えても、オン
スクリーン情報がほぼ同じ位置に表示できるようにす
る。 【解決手段】 偏向制御回路13が、表示モードの切り
替え指令に応じて親画像の水平振幅又は垂直振幅或いは
水平位置又は垂直位置を可変調整する。このとき、シス
テム制御回路6が、親画像に挿入表示するオンスクリー
ン情報の表示領域の始端を補正するとともに、水平振幅
の切り替えに対してはオンスクリーン情報の列間隔を補
正し、垂直振幅の切り替えに対してはオンスクリーン情
報の行間隔を補正し、表示モードによらずオンスクリー
ン情報を画面のほぼ同一位置に表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン受像
機に適したオンスクリーン表示方法及びオンスクリーン
表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受像機の表示画面の縦横比
すなわちアスペクト比は、従来4:3に固定されていた
が、近年登場したワイドテレビは、アスペクト比16:
9のワイドモードを搭載しており、ワイドクリアビジョ
ンやシネスコサイズの映像ソフト等を画面いっぱいに表
示可能になっている。旧来のテレビジョン受像機は、画
面上の映像の表示位置や表示倍率は、通常では変更する
必要がないため、特にこれらの調整回路を具備していな
いが、ワイドモードに対応したテレビジョン受像機の場
合は、各種表示モードに応じて垂直振幅や垂直位置或い
は水平振幅や垂直位置が可変できるような構成になった
ものが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
こうしたワイドモード対応のテレビジョン受像機は、親
画像の一部に子画像として挿入されるオンスクリーン情
報表示領域の大きさが、オンスクリーン制御部が採用す
る表示キャラクタの大きさと行間隔及び列間隔(文字間
隔)によって決まる。ただし、表示キャラクタの大きさ
は、1文字分のキャラクタ表示に必要な表示ドット数
が、例えば1文字16×16ドットのごとく固定されて
いるために、画面サイズに連動して圧縮伸長されはする
が、システム制御回路が内蔵するマイクロコンピュータ
からの指令では可変できないものであった。一方、リモ
コン送信器等から表示モードの切り替え指令を受けたシ
ステム制御回路が例えば垂直振幅を切り替える場合、偏
向系の切り替え処理を行って表示モードを切り替える
が、偏向系の切り替え処理とオンスクリーン処理は互い
に独立しているため、オンスクリーン情報は、垂直振幅
の変化に伴い、例えば図5(A),(B)に対比したよ
うに、垂直方向の位置が一部画枠の外にまで移動してし
まうことがあり、チャンネル番号を表示するオンスクリ
ーン情報表示領域の極端な移動が再生品質への信頼を損
ないやすい等の課題があった。
【0004】また、同様のことは、垂直振幅を変化させ
た場合だけに限らず、水平振幅を変化させた場合にも言
え、例えば図5(A),(C)に対比したように、オン
スクリーン情報表示領域が表示モードの切り替えととも
に一部画枠を外れてしまうことがあり、再生品質への信
頼を損なう一因ともなり、特に垂直と水平の両方で複合
的に振幅変化を生ずる表示モードに切り替えたときなど
に、オンスクリーン情報が上下左右に位置を変えてしま
うことで、ユーザが不満を募らせやすい等の課題があっ
た。さらにまた、表示モードによっては、垂直振幅や水
平振幅以外にも、垂直位置や水平位置を移動させるモー
ドもあり、表示位置の移動だけであればオンスクリーン
情報を構成する文字列は大きさは変わらないものの、表
示位置の移動に合わせオンスクリーン情報も一緒に移動
してしまい、極端な場合は相当部分が画枠から外れてし
まうことがある等の課題があった。
【0005】本発明は、縦横の表示画素数が固定された
オンスクリーン情報を、画像全体の振幅又は位置を切り
替えても、表示モード変更前と同じ位置に表示させるこ
とにより、視聴者へのオンスクリーン情報の提示が恒常
的に同一位置に行われるようにすることを目的とするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成しかつ前
記課題を解決するため、本発明は、縦横の表示画素数が
固定された文字や記号或いは図形等を配列したオンスク
リーン情報を、子画像として親画像の一部に挿入表示す
るオンスクリーン表示装置において、表示モードの切り
替え指令に応じて親画像の水平振幅又は垂直振幅或いは
水平位置又は垂直位置を可変調整する偏向制御回路と、
前記表示モード切り替え指令に応じて動作し、前記親画
像に挿入表示する前記オンスクリーン情報の表示領域の
始端を補正するとともに、水平振幅の切り替えに対して
はオンスクリーン情報の列間隔を補正し、垂直振幅の切
り替えに対してはオンスクリーン情報の行間隔を補正
し、表示モードによらずオンスクリーン情報を画面のほ
ぼ同一位置にほぼ同一の大きさで表示させる制御手段と
を具備することを特徴とするものである。
【0007】また、本発明は、前記制御手段が、標準画
像の画面中央から画枠上端までの行数をL、標準画像の
画面中央から画枠左端までのドット数をD、オンスクリ
ーン情報表示領域の画枠上端からの行数をl、画枠左端
からのドット数をd、オンスクリーン情報として表示さ
れる文字等の縦横の寸法をa×bドット、行数をi、行
間隔をg、列数をj、列間隔をrとしたときに、標準画
像を水平方向にp倍に圧縮伸長し、垂直方向にq倍に圧
縮伸長した場合、オンスクリーン情報表示領域の始端
を、水平方向には(p−1)(D−d)だけ、また垂直
方向には(q−1)(L−l)だけ補正し、行間隔は、
(q−1)ia/(i−1)だけ、また列間隔は、(p
−1)ja/(j−1)だけ補正することを特徴とす
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図1ないし図4を参照して説明する。図1は、本発
明のオンスクリーン表示装置の一実施形態を示すブロッ
ク図、図2は、図1に示した信号処理部の回路構成図、
図3は、標準画像を垂直方向に伸長した場合の補正原理
を説明するための図、図4は、標準画像を水平方向に伸
長した場合の補正原理を説明するための図である。
【0009】図1に示すテレビジョン受像機1は、親画
像の一部に子画像を挿入表示するオンスクリーン表示機
能を有しており、表示モードを切り替えることで、水平
振幅や垂直振幅或いは水平位置や垂直位置が様々に変化
する。受信アンテナ2が捕捉したテレビジョン信号は、
チューナ回路3により選局され、中間周波信号に変えて
映像入力切り替え回路4に送り込まれる。映像入力切り
替え回路4は、BSチューナやゴースト除去装置といっ
た外部接続ユニット5からの映像信号と前記中間周波信
号とをシステム制御回路6からの指令に応じて択一し、
それぞれ輝度信号(Y)と色信号(C)に変えて信号処
理部7に送り込む。
【0010】信号処理部7は、図2に示したように、輝
度信号処理回路8にて処理した輝度信号と色信号処理回
路9にて処理した色信号を、色差出力回路10にてR−
Y,G−Y,B−Yの各色差信号に変えて外部の映像出
力回路11に供給するとともに、複合同期信号を水平・
垂直同期分離回路12にて水平同期信号Hdと垂直同期
信号Vdとに分離する。複合同期信号から分離された垂
直同期信号は、偏向制御回路13を介して垂直出力回路
14に供給され、鋸歯状の垂直偏向電流が垂直偏向コイ
ルに供給される。また、複合同期信号から分離された水
平同期信号も、偏向制御回路13を介して水平出力回路
15と高圧発生回路16に供給される。水平出力回路1
5が出力する水平偏向電流は水平偏向コイルに供給さ
れ、また高圧発生回路15の高圧出力は受像管17のア
ノードに印加される。なお、水平・垂直同期分離回路1
2には、システム制御回路6から水平位置調整信号が送
り込まれ、指定水平位置に応じて水平同期信号の位相が
可変調整される。
【0011】さらに、信号処理部7には、システム制御
回路6が内蔵する表示ROM(図示せず)からオンスク
リーン信号のための入力インタフェースとなるオンスク
リーン信号入力回路18が備わっており、オンスクリー
ン情報表示期間中、色差出力回路10に対しオンスクリ
ーン信号を供給するとともに、ブランキング回路19を
介して映像出力回路11に対しブランキング信号−Yを
供給する。オンスクリーン信号は、選局チャンネル番号
やVTRの再生モード等を表す文字や記号或いは図形等
のオンスクリーン情報を表すものであり、こうした文字
データ等は縦横の表示画素数が例えば16×16ドット
のごとく規定されたキャラクタデータとして表示ROM
に格納されている。表示ROMから例えば文字列として
読み出されたオンスクリーン情報は、受像管17の画面
走査がオンスクリーン情報表示領域に差しかかったとき
に表示ROMから読み出され、ブランキング処理の施さ
れた親画像に挿入表示される。
【0012】偏向制御回路13は、システム制御回路6
からのモード制御信号に応じて水平と垂直の各偏向につ
いて振幅と位置を可変する働きをするものである。表示
モードとしては、アスペクト比が4:3の標準モードの
他に16:9のワイドモード或いは、特定の部分を画枠
内に拡大して表示するズームモードなどがあり、表示の
モードの切り替えに連動してオンスクリーン情報表示領
域の表示位置と大きさに関する補正を実行する。この場
合、水平振幅の切り替えに対してはオンスクリーン情報
の列間隔が補正され、垂直振幅の切り替えに対してはオ
ンスクリーン情報の行間隔が補正されるため、表示モー
ドによらずオンスクリーン情報を画面のほぼ同一位置に
表示させることができる。なお、オンスクリーン情報表
示領域は、走査開始端からのライン数及びドット数で規
定される始端を有する矩形領域であり、オンスクリーン
情報を構成する文字データ等は、前述したように、縦横
の寸法を規定するa×bドットは表示モードによらず固
定されているため、画像を圧縮伸長した場合には、行間
隔又は列間隔(文字間隔)を補正することで大きさ調整
することにする。
【0013】ここで、まず、画像を垂直方向に伸長した
場合を例に、オンスクリーン情報表示領域の補正原理に
ついて説明する。この場合、垂直方向への伸長は、表示
画面サイズが表示画枠にほぼ一致する図3(A)に示し
た標準画像を、画面中央を中心にq倍に伸長するものと
する。画像の右斜め上隅に子画像として表示されている
のがオンスクリーン情報である。なお、標準画像の画面
中央から画枠上端までの行数をL、標準画像の画面中央
から画枠左端までのドット数をD、オンスクリーン情報
表示領域の画枠上端からの行数をl、画枠左端からのド
ット数をd、オンスクリーン情報として表示される文字
等の縦横の寸法をa×bドット、行数をi、行間隔を
g、列数をj、列間隔(文字間隔)をrとする。
【0014】ところで、q倍に伸長された画像は、図3
(B)に示したように、オンスクリーン情報の表示領域
の一部が画枠から外にはみ出しており、始端を規定する
行数をqlからYだけ増大補正し、走査開始位置からの
行数をql+(q−1)Lに変更する必要がある。伸長
後の走査開始位置から標準画像のオンスクリーン情報表
示領域の始端までの寸法は、(q−1)L+lであり、
これにql+Yを一致させることから、 (q−1)L+l=ql+Y であり、このことから Y=(q−1)(L−l) が得られる。この場合、(q−1)Lは、伸長された画
像の走査開始端から画枠上端までの行数である。
【0015】始端補正されたオンスクリーン情報表示領
域は、図3(C)に示したように、伸長前に比べq倍だ
け縦長になっているため、縦横の表示ドット数が変更で
きないキャラクタデータではなく、行間隔gを縮小補正
することにより圧縮する必要がある。標準画像における
オンスクリーン情報表示領域の縦方向の寸法が、行数i
で行間数が(i−1)であることから、ia+(i−
1)gであるのに対し、伸長画像においては、行間間隔
yを未知数として、iqa+(i−1)yであり、両者
を一致させることから、 ia+(i−1)g=iqa+(i−1)y を解き、補正後の行間隔yとして、 y=g−{(q−1)ia/(i−1)} を得る。すなわち、行間隔は、(q−1)ka/(i−
1)だけ圧縮補正されることになる。こうして、親画像
をq倍に伸長しても、オンスクリーン情報は画枠に対し
てモード変更前と同じ位置しかも同じ大きさで表示され
ることになる。
【0016】なお、実際のオンスクリーン情報表示領域
の補正は、画面偏向走査が始端補正されたオンスクリー
ン情報表示領域に至った時点で開始され、文字情報の1
行分の表示が完了するつど行間隔の補正が実行され、こ
うした補正が全ての行間隔について逐次実行される。
【0017】一方また、垂直方向の伸長ではなく、水平
方向への伸長では、図4(A)に示した標準画像は図4
(B)に示したようにp倍に伸長され、オンスクリーン
情報表示領域の一部が画枠から外にはみ出している。こ
のため、オンスクリーン情報表示領域の始端を規定する
ドット数をpdからXだけ減少補正し、走査開始位置か
らの行数をpd+(p−1)Dに変更する必要がある。
伸長後の走査開始位置から標準画像のオンスクリーン情
報表示領域の始端までの寸法は、(p−1)D+dであ
り、これにpd−Xを一致させることから、 (p−1)D+d=pd−X であり、このことから X=−(p−1)(D−d) が得られる。この場合、(p−1)Dは、伸長された画
像の走査開始端から画枠左端までのドット数である。な
お、この実施形態では、オンスクリーン情報表示領域を
画面の右斜め上隅に設定しているため、l<L,D<d
なる関係にあり、従って始端位置水平補正量X自体は正
の値をとる。式中の負号は、補正方向を示すものであ
り、補正量絶対値は|(p−1)(D−d)|である。
【0018】こうして始端補正されたオンスクリーン情
報表示領域は、図4(C)に示したように、伸長前に比
べp倍に横長になっているため、縦横の表示ドット数が
変更できないキャラクタデータではなく、文字間隔dを
縮小補正することにより圧縮する必要がある。標準画像
におけるオンスクリーン情報表示領域の横方向の寸法
が、列数(文字数)rで文字間隔数が(j−1)である
ことから、jb+(j−1)rであるのに対し、伸長画
像においては、列間隔xを未知数として、jpb+(j
−1)xであり、両者を一致させることから、 jb+(j−1)r=jpb+(j−1)x を解き、補正後の列間隔xとして、 x=r−{(p−1)jb/(j−1)} を得る。すなわち、列間隔は、{(p−1)jb/(j
−1)}だけ圧縮補正されることになる。こうして、親
画像をp倍に伸長しても、オンスクリーン情報は、画枠
に対してモード変更前と同じ位置に表示される。
【0019】また、ワイドモードのように、水平振幅と
垂直振幅の切り替えが複合して行われる表示モードの切
り替えが行われる場合は、オンスクリーン情報の表示領
域の始端は、水平方向と垂直方向の両方に対して行わ
れ、また行間隔補正と文字間隔補正も並行して行われ
る。すなわち、ワイドモードのように、標準画像を水平
方向にp倍に圧縮伸長し、かつまた垂直方向にq倍に圧
縮伸長した場合は、オンスクリーン情報表示領域の始端
を、水平方向には(p−1)(D−d)だけ、また垂直
方向には(q−1)(L−l)だけ補正し、さらに行間
隔は、(q−1)ia/(i−1)だけ、また列間隔
は、(p−1)jb/(j−1)だけ補正することによ
り、オンスクリーン情報を同一位置に同一の大きさで表
示することができる。なお、垂直方向のみの圧縮伸長
は、p=1の場合の特殊例であり、水平方向のみの圧縮
伸長は、q=1の場合の特殊例であると捉えることもで
きる。
【0020】また、振幅は変えずに表示位置だけを水平
方向又は垂直方向に移動させた場合は、表示倍率p=q
=1であるから行間隔補正と文字間隔補正は不要であ
り、画像移動が相殺されるようオンスクリーン情報表示
領域の始端位置だけを補正すればよい。すなわち、例え
ば、標準画像をΔYだけ上方に移動させた場合、オンス
クリーン情報表示領域をΔYだけ下方に移動させればよ
く、標準画像をΔYだけ下方に移動させた場合は、オン
スクリーン情報表示領域をΔYだけ上方に移動させれば
よい。同様にまた、標準画像をΔXだけ左方に移動させ
た場合は、オンスクリーン情報表示領域をΔXだけ右方
に移動させればよく、標準画像をΔXだけ右方に移動さ
せた場合は、オンスクリーン情報表示領域をΔXだけ左
方に移動させればよい。
【0021】このように、上記テレビジョン受像機1に
よれば、表示モードを切り替えて、画像を水平方向又は
垂直方向に移動させた場合、その移動量を相殺する形で
オンスクリーン情報表示領域を移動させることにより、
オンスクリーン情報を画枠に対して常に同一位置に同一
の大きさで表示することができる。また、画像を水平方
向又は垂直方向に圧縮伸長した場合は、オンスクリーン
情報表示領域内に表示される文字や記号或いは図形自体
は、縦横のドット構成が固定されているために圧縮伸長
比に応じて圧縮伸長されるものの、行間隔や列間隔の補
正により、オンスクリーン情報を画枠に対して常に同一
位置でかつ同一の大きさに表示することができる。
【0022】また、標準画像を水平方向にp倍に圧縮伸
長し、垂直方向にq倍に圧縮伸長した場合、オンスクリ
ーン情報表示領域の始端を、水平方向には(p−1)
(D−d)だけ、また垂直方向には(q−1)(L−
l)だけ補正し、行間隔は、(q−1)ia/(i−
1)だけ、また列間隔は、(p−1)ja/(j−1)
だけ補正することで、表示モードを切り替えても、オン
スクリーン情報表示領域の位置と大きさを表示モード切
り替え前と完全に一致させることができ、表示品質の向
上を果たすことができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のオンスク
リーン映像表示装置によれば、縦横の表示画素数が固定
された文字や記号或いは図形等を配列したオンスクリー
ン情報を、子画像として親画像の一部に挿入表示してる
オンスクリーン表示するオンスクリーン表示方法におい
て、表示モードの切り替え指令に応じて親画像の水平振
幅又は垂直振幅或いは水平位置又は垂直位置を可変調整
するとともに、前記表示モード切り替え指令に応じて、
前記親画像に挿入表示する前記オンスクリーン情報の表
示領域の始端を補正するとともに、水平振幅の切り替え
に対してはオンスクリーン情報の列間隔を補正し、垂直
振幅の切り替えに対してはオンスクリーン情報の行間隔
を補正し、表示モードによらずオンスクリーン情報を画
面のほぼ同一位置にほぼ同一の大きさで表示させるよう
にしたから、表示モードを切り替えて、画像全体を水平
方向又は垂直方向に移動させた場合は、その移動量を相
殺する形でオンスクリーン情報表示領域を移動させるこ
とにより、また画像全体を水平方向又は垂直方向に圧縮
伸長した場合は、オンスクリーン情報表示領域内に表示
される文字や記号或いは図形については、圧縮伸長比に
応じて圧縮伸長されるものの、行間隔や列間隔の補正に
より、画枠で仕切られた親画像の一部に挿入表示される
オンスクリーン情報を、画枠に対して常にほぼ同一位置
にほぼ同一の大きさで表示することができ、オンスクリ
ーン情報の安定的な表示により視聴者に違和感を抱かせ
ずに済み、再生品質の評価を高めることができる等の優
れた効果を奏する。
【0024】また、本発明は、制御手段が、標準画像の
画面中央から画枠上端までの行数をL、標準画像の画面
中央から画枠左端までのドット数をD、オンスクリーン
情報表示領域の画枠上端からの行数をl、画枠左端から
のドット数をd、オンスクリーン情報として表示される
文字等の縦横の寸法をa×bドット、行数をi、行間隔
をg、列数をj、列間隔をrとしたときに、標準画像を
水平方向にp倍に圧縮伸長し、垂直方向にq倍に圧縮伸
長した場合、オンスクリーン情報表示領域の始端を、水
平方向には(p−1)(D−d)だけ、また垂直方向に
は(q−1)(L−l)だけ補正し、行間隔は、(q−
1)ia/(i−1)だけ、また列間隔は、(p−1)
ja/(j−1)だけ補正するようにしたから、表示モ
ードを切り替えても、オンスクリーン情報表示領域の位
置と大きさを表示モード切り替え前と完全に一致させる
ことができ、表示品質の向上を果たすことができる等の
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオンスクリーン表示装置の一実施形態
を示すブロック図である。
【図2】図1に示した信号処理部の回路構成図である。
【図3】標準画像を垂直方向に伸長した場合の補正原理
を説明するための図である。
【図4】標準画像を水平方向に伸長した場合の補正原理
を説明するための図である。
【図5】従来のオンスクリーン表示装置の各種表示モー
ドの画像例を示す図である。
【符号の説明】
1 テレビジョン受像機 6 システム制御回路(制御手段) 10 色差出力回路 11 映像出力回路 13 偏向制御回路 17 受像管 18 オンスクリーン信号入力回路 19 ブランキング回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦横の表示画素数が固定された文字や記
    号或いは図形等を配列したオンスクリーン情報を、子画
    像として親画像の一部に挿入表示してオンスクリーン表
    示するオンスクリーン表示方法において、表示モードの
    切り替え指令に応じて親画像の水平振幅又は垂直振幅或
    いは水平位置又は垂直位置を可変調整し、かつ前記表示
    モード切り替え指令に応じて、前記親画像に挿入表示す
    る前記オンスクリーン情報の表示領域の始端を補正する
    とともに、水平振幅の切り替えに対してはオンスクリー
    ン情報の列間隔を補正し、垂直振幅の切り替えに対して
    はオンスクリーン情報の行間隔を補正し、表示モードに
    よらずオンスクリーン情報を画面のほぼ同一位置にほぼ
    同一の大きさで表示させることを特徴とするオンスクリ
    ーン表示方法。
  2. 【請求項2】 縦横の表示画素数が固定された文字や記
    号或いは図形等を配列したオンスクリーン情報を、子画
    像として親画像の一部に挿入表示するオンスクリーン表
    示装置において、表示モードの切り替え指令に応じて親
    画像の水平振幅又は垂直振幅或いは水平位置又は垂直位
    置を可変調整する偏向制御回路と、前記表示モード切り
    替え指令に応じて動作し、前記親画像に挿入表示する前
    記オンスクリーン情報の表示領域の始端を補正するとと
    もに、水平振幅の切り替えに対してはオンスクリーン情
    報の列間隔を補正し、垂直振幅の切り替えに対してはオ
    ンスクリーン情報の行間隔を補正し、表示モードによら
    ずオンスクリーン情報を画面のほぼ同一位置にほぼ同一
    の大きさで表示させる制御手段とを具備することを特徴
    とするオンスクリーン表示装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、標準画像の画面中央か
    ら画枠上端までの行数をL、標準画像の画面中央から画
    枠左端までのドット数をD、オンスクリーン情報表示領
    域の画枠上端からの行数をl、画枠左端からのドット数
    をd、オンスクリーン情報として表示される文字等の縦
    横の寸法をa×bドット、行数をi、行間隔をg、列数
    をj、列間隔をrとしたときに、標準画像を水平方向に
    p倍に圧縮伸長し、垂直方向にq倍に圧縮伸長した場
    合、オンスクリーン情報表示領域の始端を、水平方向に
    は(p−1)(D−d)だけ、また垂直方向には(q−
    1)(L−l)だけ補正し、行間隔は、(q−1)ia
    /(i−1)だけ、また列間隔は、(p−1)ja/
    (j−1)だけ補正することを特徴とする請求項2記載
    のオンスクリーン表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7511256B2 (en) 2004-03-19 2009-03-31 Canon Kabushiki Kaisha Photoelectric conversion apparatus and image reading apparatus having power supply stop means for stopping supplying power to a part of the apparatus

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