JPH02143779A

JPH02143779A - テレビジョン受像機

Info

Publication number: JPH02143779A
Application number: JP63297801A
Authority: JP
Inventors: Mitsuhiro Nakamura; 光宏中村; Yasushi Takahashi; 靖高橋; Mitsumasa Saito; 光正斉藤; Seiichi Ogawa; 誠一小川
Original assignee: Sony Corp
Current assignee: Sony Corp
Priority date: 1988-11-25
Filing date: 1988-11-25
Publication date: 1990-06-01

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は、現行標準テレビジョン方式と高品位テレビ
ジョン方式の双方が受像可能とされたテレビジョン受像
機に関する。

〔発明の概要〕

この発明は、現行標準テレビジョン方式と高品位テレビ
ジョン方式の双方を受像可能なテレビジョン受像機にお
いて、現行標準テレビジョン方式よりアスペクトレシオ
が大なる高品位テレビジョン方式のアスペクトレシオを
有する表示装置を用いた受像機で高品位テレビジョン信
号及び現行テレビジョン信号をそれぞれのアスペクトレ
シオで受像するようになし、現行標準テレビジョン信号
受像時には、表示画面の外側に疑似陰影を付加して立体
効果をもたせるようにしたものである。

〔従来の技術〕

臨場感にあふれ、高解像度の映像を再現できる高品位テ
レビジョン（ＨＤＴＶ）が開発されている。

高品位テレビジョンでは、アスペクトレシオが（１６：
９）、水平走査線数が１１２５本に定められている。こ
のような高品位テレビジョンでは、垂直解像度が約６０
０〜７００本になり、約２０Ｍｆ（ｚもの伝送帯域が必
要になる、これは、現行のＮＴＳＣ方式の帯域の４．２
Ｍ）ｌｚに比べて略々５倍に当たる、したがって、地上
放送の１チヤンネルの帯域では勿論、衛星放送の１チヤ
ンネルの帯域でも、高品位テレビジ５ンの信号をそのま
ま伝送するのは困難である。

そこで、Ｍ　Ｕ　Ｓ　Ｅ　（ｍｕｌｔｉｐｌｅ　５ｕｂ
−Ｎｙｑｕｉｓｔ　ｓａＩｌｐｌｉｎｇ　ｅｎｃｏｄｉ
ｒｔｇ）方式と呼ばれる帯域圧縮方式が提案されている
。ＭＵＳＥ方式によれば、高品位テレビジョン信号のベ
ースバンド帯域を８ＭＨｚ程度に圧縮できる。

そして、ＭＵＳＥ方式を使って、衛星放送のチャンネル
で高品位テレビジョン放送を行うことが計画されている
。また、このような高品位テレビジョン放送の開始に備
えて、現行のＮＴＳＣ方式のテレビジョン放送と高品位
テレビジョン放送との双方が受像可能とされたテレビジ
ョン受像機の開発が進められている。

このような高品位テレビジョン放送とＮＴＳＣ方式のテ
レビジョン放送との双方が受像可能なテレビジョン受像
機では、高品位テレビジョンのアスペクトレシオが（１
６：　９）なのに対して、ＮＴＳＣ方式の画面のアスペ
クトレシオが（４：３）であるため、高品位テレビジダ
ンの画面にＮＴＳＣ方式の画面を映出した時に、画面に
余白部が生じる。このような余白部があると、画面が不
自然になるという問題がある。

そこで、例えば、特開昭６３−２６１７３号公報には、
このような余白部分を単色にし、或いは、画面と余白部
分との境界を単色で縁取り、高品位テレビジョン画面に
Ｎ　Ｔ　Ｓ　Ｃ方式の画面を映出した時に生じる余白部
分が見苦しくないようにしたものが提案されている。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、高品位テレビジョンの画面にＮＴＳＣ方
式の画面を映出した時に生じる余白部分を単色にし、或
いは、画面と余白部との境界を単色で縁どりしただｃ３
では、十分な映像効果が得られない。

したがって、この発明の目的は、高品位テレビジョンの
画面にＮＴＳＣ方式の画面を映出した時に、立体効果を
生じさせ、映像効果が向上するようにしたテレビジョン
受像機を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

この発明は、現行標準テレビジョン方式よりアスペクト
レシオが大なる高品位テレビジぢン方式のアスペクトレ
シオを有する表示装置を用いた受像機で高品位テレビジ
巧ン信号及び現行標準テレビジョン信号をそれぞれのア
スペクトレシオで受像するようになし、現行標準テレビ
ジョン信号受像時には、表示画面の外側に疑似陰影を付
加して立体効果をもたせるようにしたテレビジョン受像
機である。

〔作用〕

衛星放送チャンネルで送られてくるＮＴＳＣ方式のテレ
ビジョンの画面を映出している間、或いば、地上の放送
局からのＮＴＳＣ方式のテレビジョン放送の画面を映出
している間に、画面４０を囲むように、シャドウパター
ン４１が表示される。

このようなシャドウパターン４１により、表示画面４０
が余白部分４２Ａ及び４２Ｂから浮き出るような視覚的
効果が得られる。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。

第１図はこの発明の一実施例を示すものである。

この発明の一実施例では、例えば周波数１２ＧＨｚのＳ
ＨＦ帯の衛星放送チャンネルを使って送られてくる高品
位テレビジョン放送と、ＳＨＦ帯の衛星放送のチャンネ
ル及びＶ　ＨＦ帯、Ｕ　ＨＦ帯の地上の放送局からのチ
ャンネルを使って送られてくる現行のＮＴＳＣ方式のテ
レビジ５ン放送との双方が受像可能とされている。

第１図において、１は衛星放送のテレビジョン放送電波
を受信するためのパラボラアンテナである、静止衛星か
らは、ＮＴＳＣ方式のテレビジョン信号がＦＭ変調され
て送信されているとともに、１日のうち数時間、所定の
衛星放送チャンネルで、高品位テレビジョン信号がＭＵ
ＳＥ方式により帯域圧縮されて送信されている。この静
止衛星からのテレビジョン放送電波がパラボラアンテナ
１で受信される。

パラボラアンテナ１の受信信号がコンバータ（図示せず
）で例えばＩＣｌ３帯のＢＳ−ＩＦ倍信号変換される。

このＢＳ−ＩＦ倍信号ＳＨＦチューナ回路２に供給され
る。

ＳＨＦチューナ回路２により、所望の衛星放送チャンネ
ルが設定される。すなわち、ＳＨＦチューナ回路２には
、システムコントローラ４からチャンネル設定信号ＣＨ
３が供給される。コマンダー５により所望の衛星放送チ
ャンネルを指定すると、コマンダー５からこれに応じた
コマンド信号が発生される。このコマンド信号が受信回
路６で受信され、システムコントローラ４からこれに対
応するチャンネル設定信号ＣＨ３が発生される。

これにより、ＳＨＦチューナ回路２が所望の衛星放送チ
ャンネルに設定される。

ＳＨＦチューナ回路２の出力が映像検波回路７に供給さ
れる。映像検波回路７の出力がスイッチ回路８の入力端
ａに供給されるとともに、ＭＵＳＥデコーダ９に供給さ
れる。また、ＳＨＦチューナ２の出力がＭＵＳＥ／ＮＴ
ＳＣ検出回路３に供給される。

映像検波回路７からは、設定された衛星放送チャンネル
で現在ＮＴＳＣ方式のテレビジョンの放送が行われてい
る場合には、ＮＴＳＣ方式のテレビジョン信号が出力さ
れる。

また、設定された衛星放送チャンネルで現在高品位テレ
ビジョン放送が行われている場合には、映像検波回路７
からＭＵＳＥ方式により帯域圧縮された高品位テレビジ
ョン信号が出力される。

ＭＵＳＥデコーダ９でＭＵＳＥ方式で帯域圧縮された高
品位テレビジョン信号がデコードされる。

この高品位テレビジョン信号は、アスペクトレシオが（
１６：９）で、走査線数が１１２５本である。ＭＵＳＥ
デコーダ９からは、デコードされた高品位テレビジョン
の３原色信号Ｒ，、ＧＨ、Ｂ８が出力されるとともに、
同期信号ＳＹＮＣＭが出力される。この３原色信号ＲＨ
，Ｇｘ　、ＢＭがスイッチ回路２２のスイッチ２２Ａ〜
２２Ｃのａ個入力端にそれぞれ供給され、同期信号５Ｙ
ＮＣ４がスイッチ回路２２のスイッチ２２Ｄのａ個入力
端に供給される。

１１は地上の放送局からのテレビジョン電波を受信する
ためのテレビジョンアンテナである。テレビジョンアン
テナ１１の受信信号がＵ）（Ｆ／ＶＨＦチューナ回路１
２に供給される。ＵＨＦ／ＶＨＦチューナ回路１２によ
り、地上放送のテレビジ式ンチャンネルの中から、所望
のチャンネルが設定される。ＵＨＦ／ＶＨＦチューナ回
路１２には、システムコントローラ４からチャンネル設
定信号ＣＨＵＶが供給される。このチャンネル設定信号
ＣＨＵＶは、コマンダー５の操作に基づいて発生される
。

ＵＨＦ／ＶＨＦチューナ回路１２の出力が映像検波回路
１３に供給される。映像検波回路１３で、ＵＨＦ／ＶＨ
Ｆチューナ回路１２で選択されたチャンネルのテレビジ
ョン信号が検波され、映像検波回路１３からは、ＮＴＳ
Ｃ方式のテレビジョン信号が出力される。この映像検波
回路１３の出力がスイッチ回路８の入力端すに供給され
る。

スイッチ回路８は、システムコントローラ４からの切り
換え信号ＳＬＩにより、衛星放送受信時と、地上の放送
受信時とに応じて切り換えられる。

すなわち、衛星放送受信時には、スイッチ回路８がａ側
に切り換えられ、地上の放送の受信時には、スイッチ回
路８がｂ側に切り換えられる。

スイッチ回路８からは、衛星放送受信時に、設定された
衛星放送チャンネルでＮＴＳＣ方式のテレビジョン信号
が送信されている時には、衛星放送で送られてきたＮＴ
ＳＣ方式のテレビジョン信号が′出力される。また、地
上の放送の受信時には、設定されたチャンネルのＮＴＳ
Ｃ方式のテレビジョン信号が出力される。

スイッチ回路８の出力がＹ／Ｃ分離回路１４に供給され
る。Ｙ／Ｃ分離回路１４で、スイッチ回路８の出力が輝
度信号Ｙとクロマ信号Ｃに分離される。クロマ信号Ｃが
クロマ復調回路１５に供給され、クロマ信号Ｃから色差
信号Ｒ−Ｙ及びＢ−Ｙが復調される。

また、スイッチ回路８から出力されるＮＴＳＣ方式のテ
レビジ５ン信号が同期信号検出回路２３に供給される。

同期信号検出回路２３で、同期信号が検出される。同期
信号検出回路２３の出力が倍速同期信号発生回路２４に
供給される。倍速同期回路２４で、走査線数が例えば２
倍とされたＮＴＳＣ方式の同期信号が形成される。この
倍速同期信号発生回路２４から出力される同期信号がシ
ステムコントローラ４に供給されるとともに、スイッチ
回路２２のスイッチ２２Ｄのｂ側入力端に供給される。

Ｙ／Ｃ分離回路１４で分離された輝度信号Ｙ及びクロマ
復調回路１５で復調された色差信号Ｒ−Ｙ及びＢ−Ｙが
水平方向時間圧縮回路１６に供給される。水平方向時間
圧縮回路１６は、アスペクト１／ジオが（１，６：９）
の高品位テレビジョンの受像画面に、アスペクトレシオ
が（４：３）のＮＴＳＣ方式の画面を映出するために、
水平方向の時間軸を圧縮させるものである。この水平方
向時間圧縮回路１６により、画面に余白が設定される。

水平方向時間圧縮回路１６の出力が倍速回路１７に供給
される０倍速回路１７で走査線が補間され、走査線数が
５２５本でインター１７−ス走査のＮＴＳＣ方式のから
、例えば走査線数がその２倍でノンインターレース走査
の信号が形成される。

倍速回路１７の出力がカラーデコーダ１８に供給される
。カラーデコーダ１８で、輝度信号Ｙ及び色差信号Ｒ−
Ｙ及びＢ−Ｙから、３原色信号Ｒ１Ｇ、Ｂが形成される
。

カラーデコーダ１８の出力がレベル設定回路１９に供給
される。レベル設定回路１９には、システムコントロー
ラ４からタイミング信号が供給される。レベル設定回路
１．９で、例えばシャドウパターンの表示信号に対応す
る部分のレベルが所定のレベル（黒レベル）に設定され
る。

レベル設定回路１９の出力が余白部分レベル設定回路２
０に供給される。レベル設定回路２０には、システムコ
ントローラ４からタイミング信号が供給される。高品位
テレビジジンのアスペクトレシオが（１６：　９）なの
に対して、ＮＴＳＣ方式のテレビジジンのアスペクトレ
シオが（４：３）なので、高品位テレビジョンの受像画
面でＮＴＳＣ方式のテレビジョン信号を映出すると、余
白が生じることになる。レベル設定回路２０で、この余
白部分のレベルが所定のレベル（例えば中間レベル）に
設定される。

余白部分及びキャラクタ部分を設定するタイミング信号
は、倍速同期信号発生回路２４からシステムコントロー
ラ４に供給される同期信号を基にして形成される。

レベル設定回路２０から出力される３原色信号Ｒ，Ｇ、
Ｂが加算回路２１Ａ、２１Ｂ、２１Ｃをそれぞれ介して
、スイッチ回路２２のスイッチ２２Ａ〜２２Ｄのそれぞ
れのｂ側入力端に供給される。スイッチ２２Ａ〜２２Ｄ
の出力がバッファ２５Ａ〜２５Ｃをそれぞれ介して、ア
スペクト比が（１６：９）の高品位テレビジジンの受像
管２６に供給される。スイッチ２２Ｄの出力が偏向回路
２７に供給される。偏向回路２７の出力が受像管２６の
偏向コイルに流される。

設定されている衛星放送チャンネルで現在高品位テレビ
ジ３ンの放送がなされているかどうかがＭＵＳＥ／ＮＴ
ＳＣ検出回路３出力から検出される。この検出出力を基
に、システムコントローラ４からスイッチ回路２２に切
り換え信号ＳＬ２が供給される。この切り換え信号ＳＬ
２により、スイッチ回路２２の各スイッチ２２Ａ−２２
Ｄがそれぞれ切り換えられる。すなわち、設定された衛
星放送のチャネルで高品位テレビジョンが放送されてい
る場合には、スイッチ回路２２の各スイッチ２２Ａ−２
２Ｄがそれぞれａ側に切り換えられる。設定された衛星
放送チャンネルでＮＴＳＣ方式のテレビジぢンが放送さ
れている場合、或いは、地上の放送局からのＮＴＳＣ方
式のテレビジョン放送を受信する場合には、スイッチ回
路２２のスイッチ２２Ａ〜２２Ｄがｂ側に切り換えられ
る。

スイッチ回路２２の各スイッチ２２Ａ〜２２Ｄがそれぞ
れａ側に切り換えられると、ＭＵＳＥデコーダ９からの
３原色信号ＲＨ，ＧＭ、Ｂ、が高品位テレビジョンの受
像管２６に供給されるとともに、ＭＵＳＥデコーダ９か
らの同期信号５ＹＮＣＨが偏向回路２７に供給される。

したがって、高品位テレビジョンの受像管２６の画面全
体に、高品位テレビジョン放送の受像画面が映出される
。

スイッチ回路２２の各スイッチ２２Ａ〜２２Ｄがそれぞ
れｂ側に切り換えられると、カラーデコーダ１８からレ
ベル設定回路１９及びレベル設定回路２０を介された３
原色信号Ｒ，Ｇ、Ｂが高品位テレビジョンの受像管２６
に供給されるとともに、倍速同期信号発生回路２４から
の同期信号が偏向回路２７に供給される。したがって、
高品位テレビジョンの受像管２６には、ＮＴＳＣ方式の
テレビジョン放送の受像画面が映出される。

システムコントローラ４には、キャラクタ−発生用ＲＯ
Ｍ３３が接続される。設定された衛星放送チャンネルで
ＮＴＳＣ方式の放送が行われている場合、或いは、地上
の放送チャンネル受信時には、第２図に示すようなシャ
ドウパターン４１を形成するための表示信号がキャラク
タ発生ＲＯＭ３３から発生される。

この表示信号がクランプ回路３４、コントラスト可変回
路３５、輝度可変回路３６を介して加算回路２１Ａ〜２
１Ｃに供給される。コントラスト可変回路３５及び輝度
可変回路３６には、ユーザーコントロール回路３７から
の制御信号が供給される。この制御信号は、コマンダー
５の操作に応じて発生される。これにより、表示キャラ
クタのコントラスト及び輝度を可変できる。加算回路２
１Ａ〜２１Ｃで、カラーデコーダ１８からレベル設定回
路１９及びレベル設定回路２０を介して出力される３原
色信号Ｒ，Ｇ、Ｂ中に、キャラクタ−発−生ＲＯＭ３３
からのシャドーパターン４１の表示信号が重畳される。

したがって、この発明の一実施例では、衛星放送チャン
ネルで送られてくるＮＴＳＣ方式のテレビジョンの画面
を映出している間、或いは、地上の放送局からのＮＴＳ
Ｃ方式のテレビジョン放送の画面を映出している間に、
第３図に示すように、画面４０を囲むように、シャドウ
パターン４１が表示される。このようなシャドウパター
ン４１により、表示画面４０が余白部分４２Ａ及び４２
Ｂから浮き出るような視覚的効果が得られる。

〔発明の効果〕

この発明によれば、衛星放送チャンネルで送られてくる
ＮＴＳＣ方式のテレビジョンの画面を映出している間、
或いは、地上の放送局からのＮＴＳＣ方式のテレビジョ
ン放送の画面を映出している間に、画面４０を囲むよう
に、シャドウパターン４１が表示される。このようなシ
ャドウパターン４１により、表示画面４０が余白部分４
２Ａ及び４２Ｂから浮き出るような視覚的効果が得られ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例のブロック図、第２図及び
第３図はこの発明の一実施例の説明に用いる路線図であ
る。図面における主要な符号の説明２　：　ＳＨＦチューナ回路。１２　：　ＵＨＦ／ＶＨＦチューす回路。４ニジステムコントローラ。９：ＭＵＳＥデコーダ、２６：受像管。３３：キャラクタ発生ＲＯＭ。４１：シャドウパターン。４２Ａ、４２Ｂ：余白部分代理人　　　弁理士　杉　浦　正　知

Claims

【特許請求の範囲】

現行標準テレビジョン方式よりアスペクトレシオが大な
る高品位テレビジョン方式のアスペクトレシオを有する
表示装置を用いた受像機で上記高品位テレビジョン信号
及び上記現行標準テレビジョン信号をそれぞれのアスペ
クトレシオで受像するようになし、上記現行標準テレビ
ジョン信号受像時には、表示画面の外側に疑似陰影を付
加して立体効果をもたせるようにしたテレビジョン受像
機。