JP3137994U - 包丁 - Google Patents

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Abstract

【課題】切り離し性に優れ、食材を損ねずに切断作業性ができるように改善し、衛生面にも配慮した包丁を提供する。
【解決手段】包丁は、複数の幅狭く切り込みの深い細長い溝形状の凹部4を刃先5に対して傾斜を付して刃板面上に設けるとともに、その凹部の縁の面取りを行うことで食材と刃板面の間に空隙を作り切り離れ性を良くし、凹部の構造が簡素なことから洗浄し易く衛生面にも配慮している。
【選択図】図1

Description

本考案は、一般家庭および業務用に使用される包丁にあって、刃先に対して傾斜をもって、幅狭く切り込みの深い溝形状の凹部を複数設けることで、薄物の切り出しと切り離れ性を改善するものである。
調理の際、包丁は食材を切断するために使用されるが、水分を多く含む食材や柔らかな食材を切断すると、往々にして刃板面に切断した食材が密着し、切断作業性を低下させるとともに、食材を損なうことがあり、衛生面でも問題があった。
この問題を解決すべく、刃板面にビニール製粘着テープを貼ったもの(特許文献1)、刀身本体に通孔を設けて表面に凹凸を有する合成樹脂板を付したもの(特許文献2)、マグネット部材を張り合わせたプラスチックを刃板面に密着させたもの(特許文献3),長方形の板を包丁の背部に挟むもの(特許文献4)、背部に湾曲部を両側面に備えたもの(特許文献5)、刃板面に刃先と垂直方向に二種類の凹部を交互に設けたもの(特許文献6)、刃板面をエッチング、レーザーないしは放電加工して突起物を残して掘り下げたもの(特許文献7)などがある。
特開2001−104663 特開2001−293266 特開2002−970 特開2005−21537 特開2005−198972 特開2006−25928 特開2006−280909
包丁の切れ離れ性を改良する方法として、従来からいくつかの試みがなされては来たが実効性、衛生面、生産コストなどで、満足すべきものがなかった。
刃板部にビニール製粘着テープを貼ったものは、切断した食材の切断面を傷付け、また食材の切断面から削られた断片がビニールテープの端に付着し易く、衛生面でも問題を残している。
刃板面に通孔を設けて、表面に凹凸を有する合成樹脂板を密着させたものは、合成樹脂板と刃板面の接合部が包丁の切断作業性を阻害するとともに、樹脂板表面の凹凸面及び刃板面と樹脂板の接点に食材の滓が滞留しやすく衛生面に問題を残す。
ガイド部材をマグネットで刃板面に取り付けたものは、ガイド部材と刃板面との間隙に食材の切り滓が入り込み衛生上好ましくない。また使用中にガイド部材がずれたり、外れたりする不具合がある。
プラスチック製の長方形の板をクリップで包丁の背の部分に取り付けたものは、使用中にずれたり、外れたりし易く長時間の使用には耐えない。
背部に湾曲部を設けたものは、刃板面は薄厚であるために切り離れ性が悪く、また背部が一気に湾曲しているために、柔らかな食材は崩れて形を損ねるなどの不具合がある。
刃板面に大小の凹部を刃先に対して垂直方向に設けたものは、食材が刃板面に沿って移動する際に、凹部に接しない部分は刃先から背部まで刃板面に接したままで移動するために、折角凹部で刃板面から離れた部分もこれに引きずられように再び刃板面と接することとなり、良好な切り離れ性は期待できない。また、切り離れ性を改善するために凹部を拡げるならば、包丁の強度の大幅な低下を招きかねない。
エッチング加工等で刃板面に凹凸を施したものは、食材の切り離れ性の改善は期待できそうだが、凹部に食材滓が滞留し易く、調理中の切り離れ性が低下し易いばかりでなく、衛生上も望ましくない。
そこで、本考案は従来の方法の利点と不具合を見出し、これらをもとに切り離し性に優れ、食材を損ねずに切断作業性を改善し、衛生面にも配慮した包丁を提供することを目的とするものである。
本考案の上記ならびにその他の目的と新規な特徴は、以下の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになる。
但し、図面はもっぱら解説のためのものであって、本考案の記述範囲を限定するものではない。
上記課題を解決するために、本考案は、複数の幅狭く切り込みの深い細長い溝形状の凹部を刃先に対して傾斜を付して刃板面上に設けるとともに、その凹部の縁の面取りを行ったものである。
本考案は前述のように構成してあり、ガイド部材等を装着したりエッチング加工等で刃板面に細かいな凹部を設けることがないために使用中に発生が予想されるガイド部材等の移動、はがれ、破損、食材滓の残存等による衛生面、作業性の低下等の問題がなく、単一形状の凹部形成のみであるために加工は容易であり量産性に優れ、凹部の構造は単純であり洗浄し易く衛生面でも優れ、凹部を刃先に対して傾斜を持たせて設けたことおよび凹部の長さを必要に止める事により刃板の強度低下を抑え、十分に使用に耐え得る包丁となる。
本考案の実施形態を、図面に基づいて本考案の作用を示して簡単に説明する。
刃先部5において切断された食材が刃板面2に沿って背部3の方に移動する際に、凹部4を横切ることにより切断された食材と刀板面2の間に十分な空気が入り込んで空隙層が形成されて切り離れが起こり、これが複数回繰り返されることにより一段と切り離れがよくなる。
本考案の一実施例の凹部の配置状態を示した図 本考案の一実施例の刃板部の一縦断面拡大図
符号の説明
1 柄部
2 刃板部
3 背部
4 凹部
5 刃先

Claims (1)

  1. 柄部と刃板部を有する包丁であって、刃板面に複数の幅狭く切り込みの深い溝形状の凹部を刃先に対して傾斜をもって設けることを特徴とする包丁
JP2007007652U 2007-10-04 2007-10-04 包丁 Expired - Fee Related JP3137994U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010038300A1 (ja) * 2008-10-02 2010-04-08 株式会社Ihi 刃物

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