JP3137998U - 包丁 - Google Patents
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Abstract
【課題】切り離し性に優れ、食材を損ねずに切断作業性ができるように改善し、衛生面にも配慮した包丁を提供する。
【解決手段】包丁は、複数の幅狭く細長い桟状の凸部を刃先に対して垂直ないしは傾斜を付して刃板面上に設け、その凸部の縁の面取りを行うことで食材と刃板面の間に空隙を作り、切り離れ性を改善するとともに、凸部の構造が簡素なことから洗浄し易く衛生面にも配慮している。
【選択図】図1
【解決手段】包丁は、複数の幅狭く細長い桟状の凸部を刃先に対して垂直ないしは傾斜を付して刃板面上に設け、その凸部の縁の面取りを行うことで食材と刃板面の間に空隙を作り、切り離れ性を改善するとともに、凸部の構造が簡素なことから洗浄し易く衛生面にも配慮している。
【選択図】図1
Description
本考案は、一般家庭および業務用に使用される包丁にあって、刃先に対して垂直ないしは傾斜をもって、幅狭く細長い桟状の凸部を複数設けることで、薄物の切り出しと切り離れ性を改善するものである。
調理の際、包丁は食材を切断するために使用されるが、水分を多く含む食材や柔らかな食材を切断すると、往々にして刃板面に切断した食材が密着し、切断作業性を低下させるとともに、食材を損なうことがあり、衛生面でも問題があった。
この問題を解決すべく、刃板面に種々のガイド部材を粘着テープ、マグネットないしはフック等で装着したものがあるが、これらは刃板面と部材との接合部に食材滓が残ると言う衛生面での問題とともに、容易に部材が欠けたり外れたりする問題がある。
また、ガイド部材を装着せずに、刃板面に刃先と垂直方向に二種類の凹部を交互に設けたり、刃板面をエッチング、レーザーないしは放電加工して突起物を残して掘り下げたものがある(例えば、特許文献1参照)が、凹凸部に食材の切れ滓が滞留し易く、また包丁と言う比較的薄物に溝を施すために強度低下が問題となる。
特開2006−280909
前述のように、包丁の切れ離れ性を改良する方法として、従来からいくつかの試みがなされては来たが実効性、衛生面、生産コストなどで、満足すべきものがなかった。
本考案は、従来の従来の方法の利点と不具合を見出し、これらをもとに、切り離し性に優れ、食材を損ねずに切断性を改善し、衛生面にも配慮した包丁を提供することを目的とするものである。
なお、本考案の上記ならびにその他の目的と新規な特徴は、以下の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになる。
但し、図面はもっぱら解説のためのものであって、本考案の記述範囲を限定するものではない。
但し、図面はもっぱら解説のためのものであって、本考案の記述範囲を限定するものではない。
上記課題を解決するために、本考案は、複数の幅狭く細長い桟状の凸部を刃先に対して垂直ないしは傾斜を付して刃板面上に設けるとともに、その凸部の縁の面取りを行うものである。
本考案は前述のように構成してあり、ガイド部材等を装着したりエッチング加工等で刃板面に細かいな凹部を設けることがないために使用中に発生が予想されるガイド部材等の移動、はがれ、破損、食材滓の残存等による衛生面、作業性の低下等の問題がなく、単一形状の凸部形成のみであるために加工は容易であり量産性に優れ、凸部の構造は単純であり洗浄し易く衛生面でも優れ、凸部を刃先に対して垂直ないしは傾斜を持たせて設けたことおよび凸部の長さを必要に止める事により刃板部の重量増加を最小限に止めることにより、使用に耐え得る包丁となる。
本考案の実施形態を、図面に基づいて本考案の作用を示して簡単に説明する。
刃先部5において切断された食材が刃板面2に沿って背部3の方に移動する際に、凸部4を横切ることにより切断された食材と刃板面2の間に十分な空気が入り込んで空隙層が形成されて切り離れが起こり、これが維持されることで、食材滓の蓄積も起こらず、切断作業性の改善も大きい。
1 柄部
2 刃板部
3 背部
4 凸部
5 刃先
2 刃板部
3 背部
4 凸部
5 刃先
Claims (1)
- 柄部と刃板部を有する包丁であって、刃板面に複数の幅狭く細長い桟状の凸部を刃先に対して垂直ないしは傾斜をもって設けることを特徴とする包丁
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007007656U JP3137998U (ja) | 2007-10-04 | 2007-10-04 | 包丁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007007656U JP3137998U (ja) | 2007-10-04 | 2007-10-04 | 包丁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3137998U true JP3137998U (ja) | 2007-12-13 |
Family
ID=43288324
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007007656U Expired - Fee Related JP3137998U (ja) | 2007-10-04 | 2007-10-04 | 包丁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3137998U (ja) |
-
2007
- 2007-10-04 JP JP2007007656U patent/JP3137998U/ja not_active Expired - Fee Related
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