JP3136979B2 - 空気調和機における垂直フラップの取り付け構造 - Google Patents
空気調和機における垂直フラップの取り付け構造Info
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Description
内機における湾曲可能な垂直フラップの取り付け構造の
改良に関する。
されて、空気調和機の室内機における送風能力の低下や
送風音の増加が無く水平方向への送風方向を変更できる
湾曲垂直フラップとして、図7および図8に示すような
ものがある(特開平3−271653号公報)。
質の材料で形成された軟質部2と、この軟質部2の下流
側の端部と上流側の端部とに硬質の材料で形成された硬
質部3,4とで概略構成される。そして、下流側の硬質
部3の上端部には、ドレインパン5の下面から下方に突
出して設けられた上部回転軸6が挿通される軸受7を有
している。さらに、硬質部3の下端部には、吹出口下壁
8に設けられた軸孔9に挿通される下部回転軸10を有
している。こうして、上記硬質部3の上下端をドレイン
パン5の底板を構成する吹出口上壁と吹出口下壁8とに
取り付けることによって、湾曲垂直フラップ1を吹出口
に確実に取り付けるのである。
流側の硬質部4の下端部には切り欠き11を設け、この
切り欠き11を水平に配置された連結部材12のフラッ
プ嵌合溝13に嵌合させている。そして、図9(a)に示
すように、連結部材12のフラップ嵌合溝13を、この
フラップ嵌合溝13に嵌合されている湾曲垂直フラップ
1の下部回転軸10の真後ろに位置させた場合には、湾
曲垂直フラップ1の軟質部2は湾曲せずに真っすぐ前後
方向に延在して空気は矢印Aの如く真っすぐ前方に吹き
出される。一方、レバー14によって連結部材12を水
平方向に移動させて、図9(b)に示すように、フラップ
嵌合溝13を下部回転軸10の真後ろからずれた位置に
位置させた場合には、湾曲垂直フラップ1の軟質部2は
湾曲して延在して空気は矢印Bの如く斜め前方に吹き出
されるのである。
側の端部は硬質部4で形成され、連結部材12に真っす
ぐ前方に向かって設けられたフラップ嵌合溝13に嵌合
されている。したがって、図9(b)に示すように、全湾
曲垂直フラップ1,1,…の軟質部2,2,…が湾曲しても
上流側の硬質部4,4,…は真っすぐ前方に向かって平行
に配列されることになり、真っすぐ前方に向かって流れ
て来る空気は少ない抵抗で軟質部2に導かれるのであ
る。
来の湾曲垂直フラップ1の取り付け構造には、以下のよ
うな問題がある。すなわち、上述の如く、下流側と上流
側との2つの硬質部3,4のうち、方向を換える下流側
の硬質部3を吹出口に取り付けるようにしている。した
がって、硬質部3を吹出口に対して回動可能に取り付け
る必要があるために係止部材等を用いて吹出口に確実に
固定できず、必然的に硬質部3の上端と下端とを回転軸
6,10で吹出口に取り付ける構造となる。そのため
に、吹出口には吹出口上壁5と吹出口下壁8との2つの
部材を形成する必要が生じ、吹出口を樹脂によって一体
成形する際における金型に制約が生ずることになる。
5の下方には吹出口下壁8があるために、吹出口上壁5
を形成した金型を下方に抜くことはできない。そこで、
一点鎖線Cで示すような金型の分割面を設けて、分割面
Cで矢印D1,D2に示す方向に金型を分離する必要があ
る。さらに、金型の分割面Cを吹出口上壁5の下方に設
けられた上部回転軸6の中心とし、吹出口上壁5の下面
15における上部回転軸6の中心より下流側15aと上
流側15bとには、金型抜き方向に対して抜き勾配を設
ける必要がある。したがって、上記吹出口上壁5の下面
15は、抜き方向に対してアンダーカットとなるような
形状を取ることができないのである。
プルになり、吹出口の形状を自由に設定できることを可
能にする空気調和機における垂直フラップの取り付け構
造を提供することにある。
め、請求項1に係る発明は、湾曲可能な軟質材料で形成
された薄板状の軟質部とこの軟質部の一側部に硬質材料
で形成された薄板状の第1硬質部と上記軟質部の他側部
に硬質材料で形成された薄板状の第2硬質部で成る湾曲
垂直フラップを,上記第1硬質部を上流側に向けて空気
調和機の吹出口に取り付ける空気調和機における垂直フ
ラップの取り付け構造において、上記湾曲垂直フラップ
における第1硬質部は,上記吹出口を流れる空気の流線
方向に延在させて上端部が上記吹出口の上壁に固定され
ており、上記湾曲垂直フラップにおける第2硬質部は,
連結部材に回転軸を介して回動可能に取り付けられてお
り、上記湾曲垂直フラップには,上記連結部材によって
上記回転軸を介して張力が付加されて、上記連結部材が
水平方向に移動すると,上記湾曲垂直フラップの軟質部
が水平方向に湾曲するようになっていることを特徴とし
ている。
向に移動されると、この連結部材に回転軸を介して回動
可能に取り付けられている湾曲垂直フラップの第2硬質
部が上記方向に移動される。一方、上記湾曲垂直フラッ
プの上流側に位置して上端部が吹出口の上壁に固定され
ている第1硬質部は、上記吹出口を流れる空気の流線方
向に延在させたまま移動しない。そのために、上記第1
硬質部と第2硬質部との間にある軟質部は湾曲される。
その際に、上記湾曲垂直フラップの軟質部は、上記連結
部材の回転軸によって引っ張られている。そのために、
上記連結部材が水平方向に移動した際に上記軟質部は引
っ張られた状態で変位することになり、軟質部は座屈す
ることなく滑らかに湾曲する。その結果、上記吹出口を
流れる空気は真っすぐ湾曲垂直フラップの第1硬質部内
に入り、湾曲した軟質部および変位した第2硬質部に導
かれて斜め前方に吹き出される。
係る発明の空気調和機における垂直フラップの取り付け
構造において、上記第1硬質部の上端部は、上記吹出口
の上壁を構成するドレンパンの底部と舌部との境界位置
まで延在されると共に、先端には上記吹出口の上壁に係
止する係止部材が設けられており、上記第1硬質部の上
端部における係止部材を上記ドレンパン底部の上流側端
部と上記舌部の下流側端部とで挟んで、上記湾曲垂直フ
ラップの第1硬質部を吹出口の上壁に固定するようにな
っていることを特徴としている。
を上記吹出口に固定する際には、上記第1硬質部の上端
部先端に設けられた係止部材を上記吹出口の上壁を構成
するドレンパン底部の上流側端部と舌部の下流側端部と
で挟むことによって簡単に固定される。
態により詳細に説明する。図1は本実施の形態における
垂直フラップの取り付け構造の斜視図である。また、図
2は、図1における1枚の垂直フラップに係る側面図で
ある。本実施の形態における垂直フラップは湾曲垂直フ
ラップ21であり、湾曲可能な軟質の材料で形成された
軟質部22と、この軟質部22の下流側の端部と上流側
の端部とに硬質の材料で形成された硬質部23,24と
で概略構成される。
部22の上端部に沿って湾曲垂直フラップ21の前後方
向略中央部まで延在している。そして、その先端上部に
は四角形の板状の座25を水平に設け、更に座25の上
部には、図2に示すように、ドレインパン27の底板を
構成している吹出口上壁28の後端部28aと舌部34
の前端部34aとの境界に、座25の座面と協調して硬
質部24を係止する係止部材26を設けている。また、
硬質部23の前端部には棒状を成す連結部材29が貫通
する溝30を設け、図2に示すように、この溝30の上
壁と下壁とには垂直方向に回転軸31,32を設けてい
る。そして、この回転軸31,32を連結部材29の軸
孔33に挿通することによって、図1に示すように、複
数の湾曲垂直フラップ21,21,…を連結するのであ
る。
流側と上流側との2つの硬質部23,24のうち、方向
を換える必要がない上流側の硬質部24を吹出口に取り
付けるようにしている。したがって、係止部材26を用
いることによって、吹出口上壁28のみに対して片持ち
支持で湾曲垂直フラップ21を確実に固定できるのであ
る。
れた複数の湾曲垂直フラップ21,21,…は、図3(a)
に示すように、連結部材29の軸孔33がこの軸孔33
に回転軸31,32が挿通されている湾曲垂直フラップ
21の硬質部24の直前に位置している場合には、湾曲
垂直フラップ21の軟質部22は湾曲せずに真っすぐ延
在して空気は矢印Eの如く真っすぐ前方に吹き出され
る。一方、連結部材29を水平方向に移動させて、図3
(b)に示すように、軸孔33を硬質部24の直前からず
れた位置に位置させた場合には、湾曲垂直フラップ21
の軟質部22は湾曲して延在して空気は矢印Fの如く斜
め前方に吹き出されるのである。
ける上流側の硬質部24は真っすぐ前方に向かって吹出
口上壁28と舌部34とで挟まれて係止されている。し
たがって、図3(b)に示すように、全湾曲垂直フラップ
21,21,…の軟質部22,22,…が湾曲しても、上流
側の硬質部24,24,…は真っすぐ前方に向かって平行
に配列されることになり、真っすぐ前方に向かって流れ
て来る空気は少ない抵抗で軟質部22に導かれるのであ
る。
移動は、次のような構成によって行う。上記湾曲垂直フ
ラップ21,21,…の配列における両外側には、図1に
示すような固定フラップ35を設ける。この固定フラッ
プ35の上側部及び下側部は、湾曲垂直フラップ21に
おける上流側の硬質部24の上部と同様に前方に延在さ
せた形状を有している。そして、上部延在部36の端部
には、湾曲垂直フラップ21の硬質部24と同様の座2
5と係止部材26とを設けて吹出口上壁28に係止する
ようになっている。また、上部延在部36と下部延在部
37との内側には回転軸38,39を設け、この回転軸
38,39によって可変フラップ40を回動可能に支持
する。この可変フラップ40の前端部は、湾曲垂直フラ
ップ21の硬質部23の前端部と同様に構成されて、図
1に示すように、回転軸52および軸孔33を介して連
結部材29によって湾曲垂直フラップ21,21,…と連
結されている。その際に、上記固定フラップ35の回転
軸38,39の位置は、湾曲垂直フラップ21の軟質部
22の上流側端部の位置よりも連結部材29側になるよ
うに設定しておく。
の配列の中に、固定フラップ41を設ける。この固定フ
ラップ41は、基本的には固定フラップ35と同様の形
状を成して座25と係止部材26を有しており、吹出口
上壁28に係止される。この固定フラップ41における
上部延在部42には軸受44を設ける一方、下部延在部
43には軸受面にローレット様の係止機能を有する係止
機能付き軸受45を設ける。そして、上部延在部42の
軸受44と下部延在部43の係止機能付き軸受45と
で、可動操作部46を回動可能に支持する。
形状を有すると共に、U字状の湾曲部における外側には
摘まみ部47を有している。そして、上記U字状を成す
2つの枝部における一方の外側には、固定フラップ41
の軸受44に挿通される回転軸48を有し、他方の枝部
における外側には、固定フラップ41の係止機能付き軸
受45に挿通される係止機能付き回転軸49を有してい
る。さらに、上記2つの枝部の根元側(前方)内側には垂
直方向に回転軸50,51を設けて、この回転軸50,5
1および軸孔33によって連結部材29に回転自在に連
結される。その際に、上記固定フラップ41の軸受44
および係止機能付き軸受45の位置は、湾曲垂直フラッ
プ21の軟質部22の上流側端部の位置よりも連結部材
29側になるように設定しておく。
つの固定フラップ35,35と可動操作部46を有する
固定フラップ41と多数の湾曲垂直フラップ21,21,
…とが回動可能に連結されている。したがって、可動操
作部46の摘まみ部47を水平方向に係止機能付き回転
軸49を中心として揺動することによって、図3(b)に
示すように、連結部材29が水平方向に移動して湾曲垂
直フラップ21,21,…の軟質部22,22,…および可
変フラップ40の向きを変更できるのである。
フラップ21の前方に連結部材29を配し、この連結部
材29に設けた軸孔33に湾曲垂直フラップ21の回転
軸31,32を挿通している構造を取る場合には、回転
軸31,32と軸孔33との摩擦抵抗の大小によって以
下のような問題が発生する。すなわち、上記摩擦抵抗が
小さい場合には、回転軸31,32は摩擦抵抗に抗して
容易に回転できるので、図4(a)に示すように、軟質部
22はJ字状に湾曲して室内ファンからの風を滑らかに
斜め前方に導くことができる。ところが、上記摩擦抵抗
が大きい場合には、回転軸31,32は摩擦抵抗に抗し
て回転できないので、軟質部22は意図しない形状(例
えば、図4(b)に示すようなS字形状)に座屈することが
ある。このような場合には、室内ファンからの風を滑ら
かに抵抗なく斜め前方に導くことはできないのである。
21に対して、前方向への張力を与えることによって解
決できる。上述したように、上記固定フラップ35の回
転軸38,39の位置は、湾曲垂直フラップ21におけ
る軟質部22の上流側端部22aの位置よりも前方に設
定されている(図5参照)。さらに、固定フラップ41の
軸受44および係止機能付き軸受45の位置は、上記軟
質部22の上流側端部22aの位置よりも前方に設定さ
れている(図5参照)。したがって、図6に示すように、
回転軸52および回転軸50の回転半径aは湾曲垂直フ
ラップ21の回転軸31の回転半径bよりも小さくな
る。但し、図5および図6では、各長さや位置関係を誇
張して表現している。また、図5および図6に示すよう
に、固定フラップ35上の回転軸52と、固定フラップ
41上の回転軸50と、湾曲垂直フラップ21上の回転
軸31との位置は、可動操作部46によって連結部材2
9を最大限スイングさせた際に一直線上に並ぶように設
定されている。その結果、上記回転軸52および回転軸
50の回転半径aは回転軸31の回転半径bよりも小さ
いために、図6に示すように、可動操作部46を元の位
置(前後方向に真っすぐな位置)に戻した際における回転
軸50および回転軸52の前進距離cは回転軸31の前
進距離dよりも大きくなる。したがって、回転軸31は
回転軸50,52よりも距離eだけ後方に位置すること
になり、湾曲垂直フラップ21の回転軸31,32の上
流側(後方)の面が連結部材29の軸孔33に当接する一
方、可変フラップ40の回転軸52および可動操作部4
6の回転軸50,51の下流側(前方)の面が連結部材2
9の軸孔33に当接する。その結果、湾曲垂直フラップ
21の回転軸31,32に(即ち、湾曲垂直フラップ21
に)前方向への張力が掛かるのである。
定フラップ41および固定フラップ35が真っすぐ前後
方向に延在する場合に湾曲垂直フラップ21に前方向へ
の張力を掛けることによって、可動操作部46によって
連結部材29をスイングさせた場合に、湾曲垂直フラッ
プ21の軟質部22は、図4(b)に示すようなS字状に
座屈することなく、図4(a)に示すようなJ字状に容易
に湾曲することができるのである。
垂直フラップ21は、下流側の硬質部23と上流側の硬
質部24とのうち、動く必要のない上流側の硬質部24
を吹出口に取り付けるようにしている。したがって、図
2に示すように、硬質部24の上部に設けた係止部材2
6を吹出口上壁28に係止して、湾曲垂直フラップ21
を片持ち支持によって吹出口に確実に固定できる。その
結果、湾曲垂直フラップ21の下側には、湾曲垂直フラ
ップ21を固定する部材を設ける必要はない。すなわ
ち、本実施の形態によれば、上記湾曲垂直フラップ21
を取り付けるという観点から見れば、吹出口にはドレイ
ンパン27の底板を兼ねる吹出口上壁28のみを形成す
ればよい。したがって、吹出口を樹脂によって一体成形
する際における金型の形状には特別な制約を必要とはせ
ず、吹出口上壁28の下面を抜き方向に対してアンダー
カットとなるような形状にすることも可能となる。
ルになるので製品組み立て性が改善されて、コストダウ
ンを図ることができる。
ぐ前後方向に位置させた場合には、湾曲垂直フラップ2
1に対して前方に向かう張力が掛かっている。したがっ
て、連結部材29をスイングさせて湾曲垂直フラップ2
1の軟質部22を湾曲させる場合に、軟質部22はS字
状に座屈することなく滑らかなJ字状に容易に湾曲させ
ることができる。
上壁28への取り付けは、湾曲垂直フラップ21におけ
る硬質部24上部に設けられた係止部材26を吹出口上
壁28の後端部28aと舌部34の前端部34aとで挟む
ことによって行われる。したがって、非常に簡単な動作
で湾曲垂直フラップ21を吹出口上壁28に固定でき
る。
フラップ21の配列の外側に固定フラップ35,35を
設け、湾曲垂直フラップ21の配列中に固定フラップ4
1を設けている。しかしながら、一方の固定フラップ3
5を固定フラップ41に置き換える一方、湾曲垂直フラ
ップ21の配列中の固定フラップ41を除去して、湾曲
垂直フラップ21の配列の外側に固定フラップ35,4
1を設けるようにしても差し支えない。
6によってマニュアルによって水平移動させるようにな
っているが、リンク機構等を用いてモータによって自動
的に水平移動させても何等差し支えない。また、上記湾
曲垂直フラップ21に前方向への張力を付与する方法は
上述の方法に限定されるものではなく、例えばバネ等の
弾性体を用いて付与しても差し支えない。
る発明の空気調和機における垂直フラップの取り付け構
造は、連結部材の水平方向への移動に連れて変位しない
方の硬質部である上流側の第1硬質部を吹出口の上壁に
固定するので、例えば係止部材等を用いて上記吹出口の
上壁のみに対する片持ち支持によって、湾曲垂直フラッ
プを確実に固定できる。したがって、上記連結部材の水
平方向への移動に連れて変位する下流側の第2硬質部を
吹出口に回動可能に取り付ける場合のように上記吹出口
の上壁と下壁との両方に取り付ける必要がなく、上記吹
出口の形状をシンプルに且つ自由に設定できる。すなわ
ち、上記吹出口を樹脂によって一体成形する際に金型に
対する制約がなく、組み立て性を改善してコストダウン
を図ることができる。
連結部材によって上記回転軸を介して張力を付加してい
るので、上記連結部材が水平方向に移動した際には、上
記軟質部は引っ張られた状態で変位することになり、S
字状に座屈することなくJ状に滑らかに湾曲することが
できる。
おける垂直フラップの取り付け構造は、上記湾曲垂直フ
ラップの第1硬質部における上端部先端に設けられた係
止部材を吹出口の上壁を構成するドレンパンの底板の上
流側端部と舌部の下流側端部とで挟むことによって、上
記第1硬質部を吹出口の上壁に固定するので、上記湾曲
垂直フラップを簡単に且つ確実に吹出口の上壁に固定で
きる。
る斜視図である。
面図である。
である。
図である。
図である。
図である。
ある。
面図である。
である。
る金型に対する制約の説明図である。
3,24…硬質部、 26…係止部材、2
8…吹出口上壁、 29…連結部材、3
1,32,38,39,48,50,51,52…回転軸、3
5,41…固定フラップ、 40…可変フラッ
プ、46…可動操作部。
Claims (2)
- 【請求項1】 湾曲可能な軟質材料で形成された薄板状
の軟質部(22)とこの軟質部(22)の一側部に硬質材料
で形成された薄板状の第1硬質部(24)と上記軟質部
(22)の他側部に硬質材料で形成された薄板状の第2硬
質部(23)で成る湾曲垂直フラップ(21)を、上記第1
硬質部(24)を上流側に向けて空気調和機の吹出口に取
り付ける空気調和機における垂直フラップの取り付け構
造において、 上記湾曲垂直フラップ(21)における第1硬質部(24)
は、上記吹出口を流れる空気の流線方向に延在させて上
端部が上記吹出口の上壁(28)に固定されており、 上記湾曲垂直フラップ(21)における第2硬質部(23)
は、連結部材(29)に回転軸(31,32)を介して回動
可能に取り付けられており、 上記湾曲垂直フラップ(21)には、上記連結部材(2
9)によって上記回転軸(31,32)を介して張力が付
加されて 、 上記連結部材(29)が水平方向に移動すると、上記湾曲
垂直フラップ(21)の軟質部(22)が水平方向に湾曲す
るようになっていることを特徴とする空気調和機におけ
る垂直フラップの取り付け構造。 - 【請求項2】 請求項1に記載の空気調和機における垂
直フラップの取り付け構造において、上記第1硬質部(24)における上端部は、上記吹出口の
上壁を構成するドレンパン(27)の底部(28)と舌部
(34)との境界位置まで延在されると共に、先端には上
記吹出口の上壁に係止する係止部材(26)が設けられて
おり、 上記第1硬質部(24)の上端部における係止部材(26)
を上記ドレンパン底部(28)の上流側端部(28a)と上
記舌部(34)の下流側端部(34a)とで挟んで、上記湾
曲垂直フラップ(21)の第1硬質部(24)を上記吹出口
の上壁に固定するようになっている ことを特徴とする空
気調和機における垂直フラップの取り付け構造。
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