JP3135896B2 - たて糸の伸び又は張力の変化を補償する方法及びこの方法を実施するための織機 - Google Patents

たて糸の伸び又は張力の変化を補償する方法及びこの方法を実施するための織機

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JP3135896B2 JP11333095A JP33309599A JP3135896B2 JP 3135896 B2 JP3135896 B2 JP 3135896B2 JP 11333095 A JP11333095 A JP 11333095A JP 33309599 A JP33309599 A JP 33309599A JP 3135896 B2 JP3135896 B2 JP 3135896B2
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    • D03D49/00Details or constructional features not specially adapted for looms of a particular type
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    • D03D49/12Controlling warp tension by means other than let-off mechanisms
    • D03D49/14Compensating for tension differences during shedding

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  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
  • Woven Fabrics (AREA)
  • Warping, Beaming, Or Leasing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はたての伸び及び張力
の変化の補償のための方法及びこの方法の実施のための
織機に関する。
【0002】
【従来の技術】織機で織物を製織する場合、たて糸は織
地形成の過程で種々のたて糸張力の変動をこうむる。よ
こ入れ及びおさ打ちのためにひ口を開くときにこの変動
は最大値となり、いわゆるひ口交替の際に最小値とな
る。たて糸のこの交番荷重は、たて糸切れの原因である
比較的高いたて糸応力をもたらす。
【0003】ひ口交替のときに生じる小さなたて糸張力
は、たて糸が絡むため新たな開口を阻害する。この糸絡
みもまたしばしばたて糸切れの原因であり、エアジェッ
ト織機ではいわゆるよこ糸巻きつきの原因となる。
【0004】上記問題は中口式開口装置を有する織機又
は平織り織機で、例えばドイツ国特許第3216903
号明細書、ドイツ国特許第3532798号明細書及び
欧州特許第0409306号明細書で開示されているよ
うに、ロッカアームに固支又は回転可能に支承され、ひ
口交替時のたて糸張力の補償のために制御又は非制御周
期運動を遂行するバックレストによって解決される。
【0005】例えば。織物の耳がその他の織地と異なる
織地組織を有する織物を製織する場合、たて糸の交番荷
重の問題が一層顕著になる。
【0006】例えば安定した耳を作るために耳が2x2
組織で、織地が平織り組織即ち1x1組織である場合、
耳のたて糸はひ口交替時、即ちひ口の開放とひ口の閉鎖
の間にその他のたて糸より大きなたて糸張力変動にさら
される。ひ口交替時に、たて糸、特に耳たて糸に製織過
程を妨げる前述の現象が起こる。
【0007】バックレストを経て導かれるたて糸の順次
続くひ口交替に原因する張力変動を補償するために、若
干の並進運動を遂行するバックレストが設置された織機
がドイツ国特許第2659530号明細書により知られ
ている。
【0008】さらに、バックレストの少なくとも一方の
端部の近傍に複数個の耳たて糸のための補助ガイドが設
けられている。補助ガイドはこれに作用する調整可能な
荷重の影響のもとで、バックレストから独立に並進運動
を遂行することができる。
【0009】この補助ガイドは順次続くひ口交替にたや
すく追従することができるから、当該のたて糸の張力変
動を大幅に減少することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】バックレストに配属さ
れた張力補償装置及び耳たて糸に配属された補助ガイド
が、織機の製造の際に少なからぬコスト要因をなすこと
は明らかである。
【0011】本発明の課題は、上記の欠点を回避すると
ともに、特に異なる組織を有する織物の製織において、
たて糸に安定したたて糸張力状態を実現するために、ひ
口交替時に比較的減少される張力の補償のための対策を
講じることである。
【0012】また、本発明の課題は、モジュール構造の
バックレストを装備する織機において、たて糸の伸び又
は張力の変化の補償のための布地に基づく織機の改装を
なくすことである。
【0013】この課題は、本発明に基づき請求項1及び
8の特徴によって解決される。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、織機に
回転運動可能に支承したバックレストが少なくとも1個
の第1のモジュールを装備し、このモジュールがその縦
中心軸の周りにひ口交替のリズムで変位させられ、その
際モジュールが小さなたて糸張力を補償するようになっ
ている。
【0015】本発明によれば、バックレストのモジュー
ルは、バックレストの外周面上に使用幅にわたって配設
することができ、カムを形成する少なくとも1個の第1
の部材からなる。ひ口交替時にこのモジュールは伸び又
は張力補償を行うために、たて糸に作用する。その場
合、取り扱われるのは織幅にわたって一様な織地組織で
ある。
【0016】バックレスト上に配設された第1のカム状
のモジュールはその場合例えばねじ継手を介してバック
レストの外周面と多重に連結することができる。第1の
モジュールはスリップロールの外周面との面接触のため
に、バックレスト直径の半径に相当する半径r1 の円弧
状凹陥部を有し、モジュールの外周面は半径r1 と異な
る半径r2 を有する。
【0017】ひ口交替時の伸び又は張力補償を可能にす
るために、バックレストは公知のように両側の軸頚が軸
受に回転運動可能に支承され、織地形成に由来する振動
運動の伝達のために、バックレストの軸頚の近傍に遊転
不能に固設された少なくとも1個のレバーアームと連結
されている。レバーアームには上記の振動運動を織機の
駆動手段からバックレストへ伝達する手段が作用する。
バックレストはこの場合強制的に制御される。バックレ
ストの強制的制御はそれ自体公知のようにバックレスト
の回転運動が織機の主軸から導き出される場合、又はバ
ックレストが主軸の駆動から独立に例えばバックレスト
と相互作用する電動駆動装置により回転駆動される場合
に行われる。別の場合にはバックレストがばね荷重を受
けることができる。
【0018】耳が残余の織地組織と異なる織地組織を有
する織物を製織しようとする場合又は織物の耳が有する
組織を備えた別の部分を織物幅にわたって作製しようと
する場合、本発明に基づき第2又は第3のモジュールを
バックレストと連結し、当該のたて糸を別個のたて糸群
としてこのモジュールに通すようにする。
【0019】このような第2又は第3のモジュールは第
1のモジュールの上にかぶせることによって第1のモジ
ュールを取り囲み、その内側輪郭が第1のモジュールに
遊転不能に固着される。本発明の別の実施態様では選択
によりモジュール構造のバックレストの縦中心軸の周り
の強制制御振動運動に加えて、非制御振動運動が設けら
れるが、強制制御振動運動が非制御振動運動に対して常
に優位にあるように設定されている。
【0020】布地を製織するときにバックレストを強制
制御で操作しない場合は、モジュール式バックレストか
らの強制制御の遮断が簡単に行われる。そこでバックレ
ストは少なくとも1個のばねの作用しか受けない。
【0021】他方バックレストに強制制御振動運動を行
わせる場合は、バックレストに補助的にばねを負荷する
ことができるが、しかし強制的制御がばね荷重に対して
優位にある。
【0022】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1ないし図5は本発明に直接関係
する織機部分を示し、符号1はワープビームを示し、符
号2はバックレストを示す。
【0023】前記ワープビーム1は、複数個のたて糸群
3a、3b、3cを巻装し、縦中心軸1aの周りに矢印
8で示す回転方向に回転運動可能に織機の固定側に支承
されている。
【0024】前記バックレスト2は、モジュール4、
5、6と称されるモジュール構造を有し、図3に明示す
るように作用幅Lにわたってモジュール4、5及び6を
担持している。ワープビーム1に巻装されたたて糸群3
aはモジュール5を経て図示しないヘルド枠の方向へ導
かれ、2x2組織の耳を形成する。ワープビーム1に巻
装されたたて糸群3cはモジュール6を経て図示しない
ヘルド枠の方向へ導かれ、2x2組織の耳を形成する。
ワープビーム1に巻装されたたて糸群3bはバックレス
ト2の外周面2bに設けられたモジュール4を経て図示
しないヘルド枠の方向へ導かれる。
【0025】すなわち、第1のたて糸群3a及び3cの
たて糸は、大きな巻掛け角でモジュール5及び6を経て
ヘルド枠の方向へ導かれ、それに対応して予め緊張さ
れ、ひ口交替時になお十分に大きなたて糸張力を有する
が、第2のたて糸群3bのたて糸のたて糸張力はひ口交
替時に著しく変化する。
【0026】第2のたて糸群3bのたて糸張力の急激な
変化を回避するために、本発明に基づきひ口交替時にバ
ックレスト2のモジュール4により第2のたて糸群3b
にたて糸張力の補償が同期して行われるようにした。そ
のために、図2に示すように、バックレスト2はそれ自
体公知の運動伝達機構9を介して、主軸7に配設された
偏心カム10に連結される。従ってひ口交替の度に、た
て糸群3bの所望のたて糸張力がモジュール4により十
分に維持される。
【0027】前記運動伝達機構9は、バックレスト2に
遊転不能に固着された第1のレバーアーム9aと、バッ
クレスト2に旋回運動可能に支承されたダブルレバー9
bと有し、ダブルレバー9bの第1のレバーアーム9b
´は、主軸7に配設された偏心カム10に連結され、ダ
ブルレバー9bの第2のレバーアーム9b´´はレバー
9aとダブルレバー9bを連結する連接棒9cに枢着さ
れている。
【0028】図3は本発明に係るモジュール4、5、6
を有するバックレスト2を示す。第1モジュール4は、
バックレスト2の使用幅Lにわたってその外周面2bの
上に配設されている。この場合、モジュール4とバック
レスト2の外周面2bとの結合は多種多様な手段で行う
ことができる。
【0029】バックレスト2の上のモジュール4の配列
が図4に明瞭に示されている。ここで重要なのは、モジ
ュール4の自由外周面4aがバックレスト直径の半径r
1 より著しく大きな半径r2 を有することである。この
ため、モジュール4はバックレスト2の外周面2bと連
結されたカムのように形成されている。
【0030】図3及び4には閉じた溝形材リングから切
り取ったセグメントのように形成された第2モジュール
5及び第3モジュール6を示す。モジュール5、6の内
周面は、バックレスト2とモジュール4のモジュール式
組合わせから生じる外側輪郭に相当する輪郭を有する。
【0031】このようにしてモジュール4は、それ自体
公知の手段によってバックレスト2に遊転不能に固着さ
れているが、別のモジュール5、6はモジュール4に遊
転不能に固着される。モジュール5及び6がバックレス
ト2の上で軸方向変位を阻止されることはいうまでもな
い。
【0032】図5に示す本発明の実施の形態では、溝形
材状のたて糸ガイド、即ち図5の5a、5b、5c及び
図6の6a、6b、6cの中に第1又は第2の耳たて糸
群3a又は3cを受けることができる。耳たて糸群は、
例えば耳区域のために予定された組織の種類に基づき伸
び又は張力補償が不要であるが、モジュール5、6の間
でバックレスト2を経て導かれるたて糸群3bはひ口交
替時にこのような補償を必要とする。
【0033】なお、モジュール5、6の溝形材状のたて
糸ガイドの実施態様は当業者に委ねることができる。
【0034】本発明の本質をなすのは、ひ口交替時に少
なくともたて糸群3bの伸び及び張力補償を実現するモ
ジュール構造4、5、6を有するバックレスト2を提供
することである。
【0035】図6は複数個のたて糸群3a、3bを巻装
し、縦中心軸1aの周りに矢印8で示す回転方向に回転
運動可能に織機に支承されたワープビーム1及び同じく
縦中心軸2aの周りに回転運動可能に織機に支承された
バックレスト2を示す。
【0036】バックレスト2はモジュール構造4、5を
有する。本例ではモジュール5を経て第1のたて糸群3
aが導かれ、第2のたて糸群3bはバックレスト2の外
周面の一部を経て図示しないヘルド枠の方向へ導かれ
る。
【0037】例えば、製織される織物の耳たて糸である
第1のたて糸群3aのたて糸は遥かに大きな巻掛け角で
モジュール5を経て導かれ、それに対応して予め緊張さ
れ、即ちひ口交替時になお十分な張力を有するが、第2
のたて糸群3bのたて糸のたて糸張力はひ口交替時に著
しく変化する。
【0038】第2のたて糸群3bのたて糸張力の急激な
変化を防止するために、ひ口交替時にバックレスト2の
モジュール4により第2のたて糸群3bにたて糸張力補
償が同期して行われる。そのために、バックレスト2が
それ自体公知のように運動伝達機構9を介して、主軸7
上に配設した偏心カム10に連結されるか、又はバック
レスト2が少なくとも1個のたて糸張力補償ばね11と
連動する。それによって、ひ口交替のつど、モジュール
4によりたて糸群3bに所望のたて糸張力が十分に維持
される。
【0039】たて糸張力補償手段の布地に関連する改装
を廃止するために、モジュール構造のバックレスト2
は、本発明に基づき縦中心軸2aの周りの強制的制御振
動運動の遂行のための手段7、9、10とも、非制御振
動運動の遂行のための少なくとも1個の手段11とも連
動する。その場合、バックレスト2の強制制御のために
使用される手段が作動すると、バックレストの非制御作
動のための手段を抑制する。バックレスト2に非制御手
段即ちばね11だけを負荷させる場合は、強制制御手段
がバックレスト2から簡単に遮断される。
【0040】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、たて
糸応力の減少及びそれに関連してたて糸切れ回数の減
少、耳区域の織地の引裂き強さの増加、織機で製織され
る織物の密度の増加と手ざわりの向上、布地の交替の際
の組立費用の減少を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるモジュール構造のたて糸バックレ
ストユニットの前面図。
【図2】図1のたて糸バックレストユニット及びバック
レストの制御された運動伝達機構のA方向から見た側面
図。
【図3】モジュール構造のバックレストの斜視図。
【図4】モジュール構造のバックレストの図3のB方向
から見た図。
【図5】図4のA−A線に沿った断面図。
【図6】縦中心軸の周りの強制的振動運動手段及び非強
制的振動運動手段を有するモジュール構造のバックレス
トの側面図。
【符号の説明】
1 ワープビーム 1a 縦中心軸 2 バックレスト 2a 縦中心軸 2b バックレストの外周面 3a たて糸群 3b たて糸群 3c たて糸群 4 モジュール 5 モジュール 6 モジュール 7 主軸 9 運動伝達機構 9a レバーアーム 9b ダブルレバー 10 偏心カム 11 ばね部材 r1 バックレスト直径の半径 r2 モジュールの半径 r3 たて糸ガイドの半径 r4 形材の半径 L バックレストの長さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヨーゼフ、ヘーレ オーストリア国ヘルブランツ、バッケン ロイテルシュトラーセ、25 (56)参考文献 特開 平10−219548(JP,A) 特開 平4−34047(JP,A) 特開 昭52−110967(JP,A) 欧州特許出願公開409306(EP,A 1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D03D 49/12 - 49/14

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも第1及び又は少なくとも第2の
    種類の組織を有する織物の製織の際にワープビームから
    縦中心軸の周りに回転運動可能に織機に支承された振動
    するバックレストを経て導かれるたて糸の、ひ口交替時
    に引き起こされる伸び又は張力の変化の補償のための方
    法において、製織過程の準備時に、たて糸を少なくとも
    第1及び又は第2のたて糸群として、バックレストと個
    別に連結可能なモジュールを経て導き、製織過程の際
    に、少なくとも第1のたて糸群の伸び又は張力の変化を
    残余のたて糸群の伸び又は張力変化に関係なく補償する
    ことを特徴とするたて糸の伸び又は張力の変化を補償す
    る方法。
  2. 【請求項2】駆動装置から導き出される振動運動を個別
    のモジュールを装備するバックレストに伝達することに
    よって少なくとも第1のたて糸群の伸び又は張力の変化
    が補償されることを特徴とする請求項1に記載のたて糸
    の伸び又は張力の変化を補償する方法。
  3. 【請求項3】駆動装置が織機の主駆動軸であることを特
    徴とする請求項2に記載のたて糸の伸び又は張力の変化
    を補償する方法。
  4. 【請求項4】駆動装置が主駆動装置から独立した駆動装
    置であることを特徴とする請求項2に記載のたて糸の伸
    び又は張力の変化を補償する方法。
  5. 【請求項5】個別のモジュールを装備するバックレスト
    にばねが作用することによって少なくとも第1のたて糸
    群の伸び又は張力の変化が補償されることを特徴とする
    請求項1に記載のたて糸の伸び又は張力の変化を補償す
    る方法。
  6. 【請求項6】非強制的に制御されるバックレスト振動運
    動が強制的に制御されるバックレスト振動運動の下位に
    あることによって少なくとも第1のたて糸群の伸び又は
    張力の変化が補償されることを特徴とする請求項1に記
    載のたて糸の伸び又は張力の変化を補償する方法。
  7. 【請求項7】強制的に制御されるバックレスト運動が非
    強制的に制御されるバックレスト運動に対して優位にあ
    ることを特徴とする請求項6に記載のたて糸の伸び又は
    張力の変化を補償する方法。
  8. 【請求項8】織物の製織のために少なくとも1個のワー
    プビーム(1)から来るたて糸(3a、3b、3c)が
    通され回転運動可能に支承されたバックレスト(2)
    と、振動運動をバックレスト(2)に伝達する手段
    (7、9、10)とを有し、製織される織物が第1及び
    又は少なくとも第2の種類の組織を有する請求項1に記
    載の方法の実施のための織機において、バックレスト
    (2)がその使用幅(L)にわたって、たて糸(3b)
    の伸び又は張力の補償のための第1のモジュール(4)
    を装備することを特徴とする織機。
  9. 【請求項9】第1のモジュール(4)がバックレスト
    (2)の外周面上にカム状に配設されていることを特徴
    とする請求項8に記載の織機。
  10. 【請求項10】少なくとも1個の第2のモジュール
    (5)がカムとして形成され、このカムが第1のモジュ
    ール(4)の自由外周面(4a)を完全に取り囲み、バ
    ックレスト(2)の外周面(2b)を部分的に取り囲む
    ことを特徴とする請求項8または9に記載の織機。
  11. 【請求項11】第1のモジュール(4)がバックレスト
    (2)に遊転不能に固着され、別のモジュール(5、
    6)が第1のモジュール(4)に遊転不能に固着されて
    いることを特徴とする請求項8または9に記載の織機。
  12. 【請求項12】第1のモジュール(4)がバックレスト
    (2)とともにたて糸に対して単独のバックレスト
    (2)の外周面(2b)より大きな巻掛け角を形成し、
    第2のモジュール(5)がバックレスト(2)とモジュ
    ール(4)の共同の場合より大きな巻掛け角を形成する
    ことを特徴とする請求項8に記載の織機。
  13. 【請求項13】振動運動をバックレスト(2)に伝達す
    る手段(7、9、10)のほかに、少なくとも1個のば
    ね部材(11)がバックレスト(2)と連動することを
    特徴とする請求項8に記載の織機。
  14. 【請求項14】振動運動をバックレスト(2)に伝達す
    る手段(7、9、10)又はばね部材(11)を選択に
    より運動伝達から遮断することを特徴とする請求項8な
    いし13のいずれか1つに記載の織機。
JP11333095A 1998-12-07 1999-11-24 たて糸の伸び又は張力の変化を補償する方法及びこの方法を実施するための織機 Expired - Fee Related JP3135896B2 (ja)

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