JP2013227715A - 織機の改良した綜絖枠運動 - Google Patents
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Abstract
【課題】カムの角度に関わらず常に、糸の長さを等しくまたはほぼ等しく維持するように改良した綜絖枠運動を提供する。
【解決手段】織機に修正したカム機構を使用する綜絖枠運動に関し、修正したカム機構は、織機に備わる緯糸キャリアを通すために複数の経糸の間で形成された杼口が、打ち寄せ動作中はこの杼口の下から中間までの領域に留まるように、綜絖枠を持ち上げるための突起部を少なくとも2つ有し、修正後のカムの所定角度での打ち寄せ動作の間、経糸は均等に負荷を受け、振動バックレストは、綜絖枠が織物の種類に関係なく動くために、経糸の長さの差を縮めるために同期し、さらに、弾性がほぼゼロの糸で、極めて高速で極限の張力を生み出さない製織能力にすることができる織機の改良した綜絖枠運動。
【選択図】図2
【解決手段】織機に修正したカム機構を使用する綜絖枠運動に関し、修正したカム機構は、織機に備わる緯糸キャリアを通すために複数の経糸の間で形成された杼口が、打ち寄せ動作中はこの杼口の下から中間までの領域に留まるように、綜絖枠を持ち上げるための突起部を少なくとも2つ有し、修正後のカムの所定角度での打ち寄せ動作の間、経糸は均等に負荷を受け、振動バックレストは、綜絖枠が織物の種類に関係なく動くために、経糸の長さの差を縮めるために同期し、さらに、弾性がほぼゼロの糸で、極めて高速で極限の張力を生み出さない製織能力にすることができる織機の改良した綜絖枠運動。
【選択図】図2
Description
本発明は、製織能力を改良するための織機の綜絖枠運動の改良に関する。さらに詳細には、本発明は、修正したカム機構を用いる綜絖枠運動に関する。さらに、本発明は、弾性がほぼゼロの糸で、極めて高速で極限の張力を生み出さない製織能力にする改良に関する。
経糸とよこ糸は、互いに直角に交錯して織物を形成する。製織は、2本の糸を互いに交錯させる製織機を用いて実現される。従来の製織機は、杼口を通過するシャトルの木管に担持された緯糸を使用するものである。シャトルは、ピッキングステッキを用いて横から横へ移動させることによって動かされる。このピッキング機構は、カムによって電力制御されている。既存のレピア型織機では、緯糸は、レピアを用いて動かされ、このレピアが、よこ糸を拾ってこれを織機の端から端まで運ぶ。グリッパーシャトル織機とも呼ばれるプロジェクタイル織機では、緯糸は、プロジェクタイル/グリッパーシャトルに取り付けられ、このシャトルが製織幅の端から端まで動かされる。エアジェット織機の場合、横糸を挿入するのに圧縮気が使用される。同じように、ウォータージェット織機では、緯糸を製織幅の端から端まで挿入するのに加圧水が使用される。
織機の経糸は、2つ以上のハーネスにあるヘドルに経糸を挿通することによって作られる。経糸がハーネスによって上下に移動すると、杼口と呼ばれるスペースができ、このスペースを横糸が通る。ハーネスは、機械カムまたは電子式カムで制御されることができる。一連の経糸を様々な配列に上げ下げすることにより、斜紋織り、朱子織り、綿繻子織り、平織り、パイル繊維などの織り構造が生じる。
1アップ1ダウン(上1下1)織りとも呼ばれる平織りでは、一回の打ち込みで、奇数の経糸は杼口の上層に留まり、偶数の経糸は下層に留まる。次の打ち込みでは、経糸同士が交差する、すなわち奇数の糸は下に移動し、偶数の糸は上に移動する。経糸全体は同時に移動するため、糸の張力はどの時点でもすべて同じである。このほか、振動バックレストは、張力を維持するのを補助する。しかし、平織り以外の製織では、上から下または下から上へ移動する必要のあるこのような糸のみを移動させることが通常現実的である。
例えば、経糸を5つに分け、上1、下4にする綿繻子織り(Sateen)では、横糸挿入時に、第1の経糸は杼口上に1本留まり、隣の4本の経糸は杼口下に留まる。次の打ち込みでは、次の横糸が挿入される間、第2の経糸は下から上に移動し、上にある第1の経糸は下に移動し、残りの3本の経糸は下に留まる。同じように、次の横糸の挿入では、第3の経糸は上に移動し、第2の経糸は下に移動し、残りの3本の経糸は下に留まる。4本目の横糸の挿入では、第4の経糸は上に移動し、第3の経糸は下に移動する。5回目の打ち込みでは、第5の経糸は上に移動し、第4の経糸は下に移動する。この工程は、打ち込み5回ごとに繰り返される。上4、下1の織物では、これと逆の工程になる。同じことが、1x1よりも多いリピートを含むあらゆる織物に当てはまる。
杼口形成後、打ち寄せが行われる。打ち寄せ中、杼口下にある糸および杼口上にある糸は、全体的に伸びるのに対し、下から上に移動する糸および上から下に移動する糸は、部分的にしか伸びない。これによって、全体的に伸びた糸の方により強い力がかかり、それほど伸びていない糸には適度な応力がかかる。既存の機械では、振動バックレストを使用して、平織り以外の織物用の開口した杼口の糸の余分な長さを補償することはできない。なぜなら、移動する糸の長さは、完全に開口した段階を除いては異なっているからである。したがって、打ち寄せ中は、異なる糸の長さおよび張力は、様々に異なる。
米国特許第6135163号明細書は、バックレストの周囲に様々な張力モジュールを取り付けることで、様々に異なる糸群に対して杼口形成中に経糸の張力を補償する方法を提供している。
英国特許第290382号明細書は、カムの修正を利用して、綜絖枠を十分に持ち上げることによって絡み織り生地を製造する方法を開示している。
英国特許第1063688号明細書は、カムの修正を利用して、シャトルの高さを筬と同じ高さまで上げることができるシャトル織機に関するものである。
英国特許第1077296号明細書は、製織要件およびパターン要件に応じて綜絖の杼口形成バーを選択的に上昇させ、下降させ、かつ停止状態または休止状態に維持する方法に関するものである。
印国特許出願第14/KOL/2008号明細書は、杼口を形成し、カムをローラから切り離すためのカム機構を開示している。
このように、カムの設計を修正するニーズが存在することがわかり、この設計の修正により、カムの角度に関わらず常に、糸の長さを等しくまたはほぼ等しく維持するように改良した綜絖枠運動が確保される。さらに、これらの点について、本発明は、実質的に、従来の概念および先行技術の設計を基にし、このようにすることで、従来の製品で遭遇したその他の課題を克服する。
したがって、織機の綜絖枠運動に改良を施すことが本発明の目的であり、これによって上記の欠点を克服する。
したがって、織機の綜絖枠運動に改良を施して製織能力を改良することが、本発明の主な目的である。
修正したカム機構を用いて綜絖枠運動にこのような改良を施すことが、本発明のもう1つの目的である。
織機に備わる緯糸キャリアを通すために複数の経糸の間で形成された杼口が、打ち寄せ動作中はこの杼口の下から中間までの領域に留まるように、修正したカム機構は、綜絖枠を持ち上げるための突起部を少なくとも2つ有することが、本発明のもう1つの目的である。
突起部は、上1下3の織物を生産するために、270度および0度または360度の所にあることが、本発明のもう1つの目的である。
本発明のもう1つの目的は、弾性がほぼゼロの糸で、極めて高速で極限の張力を生み出さない製織能力にする改良を提供することである。
斜紋織り、雲斎織り、綿繻子織り、およびその他のこのような織物で、ノーマルまたはストライプまたはリバースまたはブロークンのいずれかを有する織物を、任意の種類の織機で製織する能力にする改良を提供することが、本発明のもう1つの目的である。
修正したカム機構は、織物の種類に関係なく綜絖枠の運動を補助することが、本発明のもう1つの目的である。
カム機構の修正は、織機内の電子式タペットと電子式ドビーの動作を相互に関連させることが、本発明のもう1つの目的である。
カムの角度に関わらず常に、ドロッパと生地の織前との間の糸の長さを等しくまたはほぼ等しく維持するように、綜絖枠運動に改良を施すことが、本発明のもう1つの目的である。
修正したカム機構は、1x1よりも多いリピートを含む製織を容易にすることが、本発明のもう1つの目的である。
修正したカム機構は、負カムおよび正駆動カムに使用されることができることが、本発明のもう1つの目的である。
修正したカム機構は、電子式タペットの修正点として使用されることができることが、本発明のもう1つの目的である。
そのため、本発明の基本的な態様によれば、複数の綜絖枠、カム機構、振動バックレスト、および緯糸キャリアを有する織機であって、その改良には:
修正したカム機構が、綜絖枠運動を提供するための突起部を少なくとも2つ有する
ことが含まれる、織機が提供される。
修正したカム機構が、綜絖枠運動を提供するための突起部を少なくとも2つ有する
ことが含まれる、織機が提供される。
織機に備わる緯糸キャリアを通すために複数の経糸の間で形成された杼口が、打ち寄せ動作中はこの杼口の下から中間までの領域に留まるように、突起部を有する修正したカム機構は、綜絖枠を持ち上げることが、本発明のもう1つの態様である。
修正後のカムの所定角度での打ち寄せ動作の間、経糸は均等に負荷を受け、振動バックレストは、綜絖枠が織物の種類に関係なく動くために、経糸の長さの差を縮めるために同期することが、本発明のさらに別の態様である。
突起部は、上1下3の織物を生産するために、270度および0度または360度の所にあることが、本発明のさらにもう1つの態様である。
本発明のもう1つの態様は:
製織機に備わる修正したカム機構が駆動する複数の綜絖枠に保持される複数の経糸を動かすこと;および
製織機に備わる複数の経糸の間に緯糸キャリアを通すための杼口を形成すること、
を含む、織機にある修正したカム機構を使用する綜絖枠運動であって、
形成された杼口が、打ち寄せ動作中は杼口の下から中間までの領域に留まるように、突起部を有する修正したカム機構が綜絖枠を持ち上げ、
杼口形成動作中は毎回、綜絖枠に保持される複数の経糸は、遅れてまたは遅れることなく実質的に杼口を横断する高さに持ってこられ、
修正したカムの所定角度での打ち寄せ動作中、経糸は均等に負荷を受け、振動バックレストは、綜絖枠が織物の種類に関係なく動くため、経糸の長さの差を縮めるために同期し、
打ち寄せ動作後、持ち上げられた綜絖枠は、次の横糸を挿入するために杼口の底の位置まで下げられる、
綜絖枠運動を提供することを対象とする。
製織機に備わる修正したカム機構が駆動する複数の綜絖枠に保持される複数の経糸を動かすこと;および
製織機に備わる複数の経糸の間に緯糸キャリアを通すための杼口を形成すること、
を含む、織機にある修正したカム機構を使用する綜絖枠運動であって、
形成された杼口が、打ち寄せ動作中は杼口の下から中間までの領域に留まるように、突起部を有する修正したカム機構が綜絖枠を持ち上げ、
杼口形成動作中は毎回、綜絖枠に保持される複数の経糸は、遅れてまたは遅れることなく実質的に杼口を横断する高さに持ってこられ、
修正したカムの所定角度での打ち寄せ動作中、経糸は均等に負荷を受け、振動バックレストは、綜絖枠が織物の種類に関係なく動くため、経糸の長さの差を縮めるために同期し、
打ち寄せ動作後、持ち上げられた綜絖枠は、次の横糸を挿入するために杼口の底の位置まで下げられる、
綜絖枠運動を提供することを対象とする。
経糸は、修正したカムの角度に関わらず、綜絖枠のドロッパと生地の織前との間の長さが等しくなるまたはほぼ等しくなることが、本発明のもう1つの態様である。
綜絖枠運動が、弾性がほぼゼロの経糸で、極めて高速で極限の張力を生み出さない製織能力を提供することが、本発明のもう1つの態様である。
修正したカムの機構は、負カムおよび正駆動カムで使用されることが、本発明のもう1つの態様である。
修正したカム機構は、電子式タペットの修正点として使用されることが、本発明のもう1つの態様である。
カム機構の修正は、織機内の電子式タペットと電子式ドビーの動作を相互に関連させることが、本発明のもう1つの態様である。
すでに記載したように、本発明は、製織能力を改良するための織機の綜絖枠運動の改良を対象としている。これは、修正したカム機構を用いることで達成される。カム機構の修正は、製織能力の改良を達成するのに役立ち、織機の電子式タペットと電子式ドビーの動作を相互に関連させるものである。同じ原理が、負カム、正駆動カムに使用され、電子式タペットの修正点として使用される。綜絖枠運動の改良は、弾性がほぼゼロの糸で、極めて高速で極限の張力を生み出さない製織能力にする改良を提供することに役立つ。このほか、本発明は、斜紋織り、雲斎織り、綿繻子織り、およびその他のこのような織物で、ノーマルまたはストライプまたはリバースまたはブロークンのいずれかを有する織物を、任意の種類の織機で製織する能力にする改良を提供し、1x1よりも多いリピートを含む製織を容易にすることも提供する。
図1を参照すると、従来の上1x下3のカム構成の設計が示されている。従来のカムを使用する製織工程では、打ち込みにより糸の長さおよび張力が様々になる。図2は、本発明による上1x下3の修正したカム構成を示す。この図は、打ち込みと打ち込みの間の変更点でカム機構に加えた修正を示している。修正したカム機構は、杼口が打ち寄せ動作中は下から中間までの領域に留まるように、複数の綜絖枠を持ち上げるための突起部を少なくとも2つ有する。突起部の位置、すなわち突起部が270度および0度または360度にあるときの位置では、カムは、経糸を担持している綜絖枠を持ち上げ、経糸は、杼口下方から杼口の中間までに留まるようになり、再度綜絖枠を底まで下げて、綜絖枠の運動が滑らかで緯糸の挿入と交差しないようにする。図3は、既存のカム構成および本発明の修正したカム機構を使用した綜絖枠の動きを示すグラフである。
改良した綜絖枠運動は、修正したカム機構、および複数の経糸を動かす綜絖枠を備える、カムにシャトルがない製織機または織機によって達成される。これが、シャトルまたは緯糸キャリアを織機の複数の経糸の間に通すための杼口を形成する。杼口形成後、次の横糸を挿入すると、複数の経糸は、遅れてまたは遅れることなく実質的に杼口を横断する高さに持ってこられ、その後開始位置に戻される。そのため、修正したカムが駆動するあらゆる綜絖枠では、カムの角度に関わらず常に、ドロッパと生地の織前との間の前記糸の長さが等しくなるまたはほぼ等しくなる。経糸を5つに分割する製織では、経糸は、上1、下4の綿繻子織りのように、横糸挿入時に上に1本、下に4本留まり、第1の経糸は上げられるに対し、経糸2、3、4および5は、横糸挿入中は下に留まる。杼口形成後、次の横糸を挿入すると、第1の経糸は下げられ、第2の経糸は下げられる。杼口形成動作中は毎回、修正したカムの突起部は、複数の経糸を担持する複数の綜絖枠を持ち上げて、打ち寄せ中および打ち寄せ後は杼口が下から中間までの領域に留まるようにし、持ち上げられた綜絖枠は、次の横糸を挿入するために杼口の底の位置まで下げられる。したがって、経糸3、4および5は、遅れてまたは遅れることなく杼口を横断する高さ(ちょうど下)まで上げられた後、開始位置(下位置)まで戻される。この工程では、経糸は、修正したカムの角度に関わらず、綜絖枠のドロッパと生地の織前との間の長さが等しくなるまたはほぼ等しくなる。
所定角度で打ち寄せする間、経糸は均等に負荷を受け、振動バックレストは、経糸の余分な長さを縮めるために同期する。打ち寄せ中に、経糸すべてに同一の張力を持たせるまたは経糸すべてにほぼ同一の張力を持たせることは、振動バックレストが糸の長さの差を縮めるのに役立つ。なぜなら、綜絖枠は織物の種類に関係なく動くからである。修正したカム機構は、織物の種類に関係なく綜絖枠の運動を補助する。この動きは、製織速度に合うように修正することができ、それによって、極めて高速での製織中に起こる加速、減速が減る。なぜなら綜絖枠は、最大75%まで移動し、中立位置まで移動することなく戻ることができるからである。
経糸停止装置から生地の織前までの糸の長さを、修正したカムの角度に関わらずあらゆる綜絖枠で等しくまたはほぼ等しく維持するこが、弾性が極めて低い状態で糸を製織するのに役立つ。修正したカム機構は、製織能力を改良するものであり、弾性がほぼゼロの糸で、極めて高速で極限の張力を生み出さない製織を可能にするものである。綜絖枠が打ち寄せ中に底に留まれば、経糸の張力低減は少なくなる。同じことが、1x1よりも多いリピートを含むあらゆる織物に当てはまる。
Claims (10)
- 複数の綜絖枠、カム機構、振動バックレスト、および緯糸キャリアを有する織機であって、改良には:
修正したカム機構が、綜絖枠運動を提供するための突起部を少なくとも2つ有する
ことが含まれる、織機。 - 前記突起部を有する前記修正したカム機構は、織機に備わる前記緯糸キャリアを通すために複数の経糸の間で形成された杼口が、打ち寄せ動作中は前記杼口の下から中間までの領域に留まるように、綜絖枠を持ち上げる、請求項1に記載の織機。
- 前記修正後のカムの所定角度での打ち寄せ動作の間、前記経糸は均等に負荷を受け、前記振動バックレストは、前記綜絖枠が織物の種類に関係なく動くために、経糸の長さの差を縮めるために同期する、請求項2に記載の織機。
- 前記突起部は、上1下3の織物を生産するために、270度および0度または360度の所にある、請求項1または2に記載の織機。
- 請求項1〜4のうちいずれか一項に記載の織機に修正したカム機構を使用する綜絖枠運動であって、
製織機に備わる前記修正したカム機構が駆動する前記複数の綜絖枠に保持される前記複数の経糸を動かすこと;および
前記製織機に備わる前記複数の経糸の間に前記緯糸キャリアを通すための前記杼口を形成すること、
を含む綜絖枠運動において、
前記突起部を有する前記修正したカム機構は、形成された前記杼口が、打ち寄せ動作中は前記杼口の下から中間までの領域に留まるように、綜絖枠を持ち上げ、
杼口形成動作中は毎回、前記綜絖枠に保持される前記複数の経糸は、遅れてまたは遅れることなく実質的に前記杼口を横断する高さに持ってこられ、
前記修正したカムの所定角度での打ち寄せ動作中、前記経糸は均等に負荷を受け、前記振動バックレストは、前記綜絖枠が織物の種類に関係なく動くため、前記経糸の長さの差を縮めるために同期し、
打ち寄せ動作後、持ち上げられた前記綜絖枠は、次の横糸を挿入するために前記杼口の底の位置まで下げられる、
綜絖枠運動。 - 前記経糸は、前記修正したカムの角度に関わらず、前記綜絖枠のドロッパと生地の織前との間の長さが等しくなるまたはほぼ等しくなる、請求項5に記載の綜絖枠運動。
- 弾性がほぼゼロの経糸で、極めて高速で極限の張力を生み出さない製織能力を提供する、請求項5に記載の綜絖枠運動。
- 前記修正したカムの機構は、負カムおよび正駆動カムで使用される、請求項5に記載の綜絖枠運動。
- 前記修正したカム機構は、電子式タペットの修正点として使用される、請求項5に記載の綜絖枠運動。
- カム機構の前記修正は、織機内の電子式タペットと電子式ドビーの動作を相互に関連させる、請求項9に記載の綜絖枠運動。
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