JP3135865B2 - 多機能超音波モータと当該モータを用いた装置 - Google Patents

多機能超音波モータと当該モータを用いた装置

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JP3135865B2 JP09146456A JP14645697A JP3135865B2 JP 3135865 B2 JP3135865 B2 JP 3135865B2 JP 09146456 A JP09146456 A JP 09146456A JP 14645697 A JP14645697 A JP 14645697A JP 3135865 B2 JP3135865 B2 JP 3135865B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、多機能化を図っ
た超音波モータと当該モータを用いた装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の被駆動体を駆動制御する場
合は、被駆動体のそれぞれに対応する複数のモータを用
意している。また、クラッチ等の機構を用いて、1 つの
モータで複数の被駆動体を別々に制御しようとすると、
2つの被駆動体までならばそれほど複雑な動力伝達機構
や、動力の切換え機構を必要としないが、3つ以上の被
駆動体を制御しようとすると、動力の伝達機構や、動力
の切換え機構が極めて複雑となり、また装置全体が大型
化する。このように、従来のモータ及びその周辺の構造
は、小形化しても限度が生じるために、モータを搭載す
る装置全体の小形化にも限度が生じる。
【0003】小型化が期待されているモータとして、超
音波モータが注目されている。超音波モータは、20k
Hz以上の振動を利用しており、低速回転時でも高トル
クが得られ、減速用のギヤも必要ないために回転時の音
が静かであり、構造も簡単である。また回転軸としての
部材を必要としないため、ステータ及びロータを円筒形
状にすることも可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
のモータ及びその周辺の構造は、小形化しても限度が生
じるために、モータを搭載する装置全体の小形化にも限
度が生じる。そこでこの発明は、超音波モータ技術を用
いるもので、このモータ自身を多機能化して、複数の被
制御対象を駆動できるようにした多機能超音波モータ及
びこのモータを用いた装置を提供することを目的とす
る。またこの発明は、多くの被駆動体を選択的に駆動で
きるようにした多機能超音波モータ及びこのモータを用
いた装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するために、ロータ又はステータとなる第1の回転
体と、ステータ又はロータとなる第2の回転体と、前記
第1と第2の回転体の回転面を合わせた状態にして互い
を押圧状態にする押圧手段と、前記第1と第2の回転体
のいずれか一方または双方の回転面に設けられた圧電素
子に給電を行う給電手段と、前記第1と第2の回転体の
いずれか一方の回転を選択的に停止させる停止手段とを
備える。
【0006】上記の手段により、第1と第2の回転体を
それぞれ別々の被制御体に連結させることができ、従来
のモータの複数分の機能を発揮させることができる。ま
たこの発明は上記の目的を達成するために、円筒型の圧
電素子と、前記圧電素子の内周面あるいは外周面の一方
に設けられた全面電極と、他方に設けられた分割電極を
有する超音波振動子と、前記超音波振動子の内周面およ
び外周面に発生する第1の振動モードにより駆動される
第1のロータと、前記超音波振動子の端面に発生する第
2の振動モードにより駆動される第2のロータとを少な
くとも備えるものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。図1(A)、及び図1(B)に
はこの発明の基本的構成を示している。筐体10は、例
えば円筒状であり、その内部には同軸的に第1と第2の
回転体B1、B2が回転自在に配置される。
【0008】図2(A)は、第1の回転体B1を示して
いる。第1の回転体B1は、リング状の圧電素子B0
と、この圧電素子B0の外周に例えば4等分されて被着
された電極b11、b12、b13、b14、及び内周
に4等分して被着された電極b21、b22、b23、
b24を有する。そして例えば半径方向において斜め位
置関係にある電極b11とb22、電極b12とb2
3、電極b13とb24、電極b14とb21とが接続
線L1、L2、L3、L4により接続されている。ま
た、圧電素子B0は、外周の電極の間には溝が形成さ
れ、また内周の電極の間にも溝が形成されている。圧電
素子を用いたモータの基本原理は、日本国公開公報H3
−303572号(1991年9月5日公開)にも示さ
れている。
【0009】次に、圧電素子B0の接続線L1、L2、
L3、L4側には、キャップ状に絶縁材で形成され(図
2(C)参照)、かつ接続線L1、L2、L3、L4に
電気的に接触したリング端子P1、P2、P3、P4
(図2(B)参照)を有する端子板11が取り付けられ
る。端子板11のリング端子P1、P2、P3、P4に
はブラシ端子12がそれぞれに接触し、端子を電気的に
導出している。この超音波モータによると、例えば1つ
の組みの電極に電圧を供給し、他をアースし、次に、隣
の1つの組の電極に電圧を供給し、残りの電極をアース
し、このような状態を回転方向へ次々と切り換えると回
転振動を起こすことができ、回転体B1、またはB2を
回転させることができる。
【0010】図1に戻って説明する。第1の回転体B1
の外側の回転面の外周部は、ベアリング32を介してス
トッパー31によって、筐体10内に保持される。ブラ
シ端子12を通じて先の圧電素子には駆動信号を与える
ことができる。第1の回転体B1の他方の回転面は、第
2の回転体B2の一方の回転面に当接されている。第2
の回転面B2の他方の回転面の外周は、ベアリング35
を介してリング状の回転自在な押圧部材36により軸と
平行な方向へ押圧されている。この押圧部材36は、弾
性材としてのスプリング37により軸と平行な方向へ押
されている。
【0011】ここで、第1、第2の回転体B1、B2
と、筐体10との間にはいずれか一方の回転体を選択的
に停止させる停止機構が設けられている。具体的には、
筐体10の外側から回転体B1、B2の周面に当接する
押さえ部材38、39が設けられている。
【0012】図1(A)の状態は、押さえ部材38が、
回転体B1を押さえて回転体B1をステータ、回転体B
2をロータとして機能させている。この状態で、回転体
B1に設けられている圧電素子に駆動信号が与えられる
と、回転方向性を持つ振動波が回転体B1を通じて回転
体B2に伝達され、回転体B2が回転する。
【0013】逆に図1(B)の状態は、押さえ部材39
が、回転体B2を押さえて回転体B2をステータ、回転
体B1をロータとして機能させている。回転体B1の圧
電素子にはブラシ機構を通じて給電されているので、こ
の回転体B1はロータとして機能することができ、回転
体B2がステータとして機能する。
【0014】図3(A),図3(B)及び図4(A),
図4(B)はこの発明のさらに他の実施態様を説明する
図である。先の実施の形態と異なる点は、第1の回転体
B1の構造であり、具体的には、圧電素子の形状であ
る。
【0015】筐体10は、例えば円筒状であり、その内
部には同軸的に第1と第2の回転体B1、B2が回転自
在に配置される。第1の回転体B1の外側の回転面に
は、アース電極21が設けられ、このアース電極21の
上にリング状の圧電素子22が設けられ、この圧電素子
22には、駆動信号を与えるための平板電極23が設け
られている。
【0016】第1の回転体B1の外側の回転面の外周部
は、ベアリング32を介してストッパー31によって、
筐体10内に保持される。さらに第1の回転体B1の外
周と筐体10との間にはブラシ機構33が設けられてお
り、このブラシ機構33を通じて先の圧電素子22に駆
動信号を与えるための筐体外部の端子34が接続されて
いる。
【0017】第1の回転体B1の他方の回転面は、第2
の回転体B2の一方の回転面に当接されている。第2の
回転面B2の他方の回転面の外周は、ベアリング35を
介してリング状の回転自在な押圧部材36により軸と平
行な方向へ押圧されている。この押圧部材36は、弾性
材としてのスプリング37により軸と平行な方向へ押さ
れている。
【0018】ここで、第1、第2の回転体B1、B2
と、筐体10との間にはいずれか一方の回転体を選択的
に停止させる停止機構が設けられている。具体的には、
筐体10側から回転体B1、B2の周面に当接する押さ
え部材38、39が設けられている。
【0019】図3(A)の状態は、押さえ部材38が、
回転体B1を押さえて回転体B1をステータ、回転体B
2をロータとしている。この状態で、回転体B1に設け
られている圧電素子22に駆動信号が与えられると、回
転方向性を持つ振動波が回転体B1を通じて回転体B2
に伝達され、回転体B2が回転する。逆に図3Bの状態
は、押さえ部材39が、回転体B2を押さえて回転体B
2をステータ、回転体B1をロータとしている。回転体
B1の圧電素子22にはブラシ機構33を通じて給電さ
れているので、この回転体B1がロータとして機能し、
回転体B2がステータとして機能することができる。
【0020】図4(A)には、上記した第1と第2の回
転体B1、B2の斜視図を示している。また図4(B)
は、上記圧電素子22に駆動電圧を印加するための原理
図を示している。今、リング状の圧電素子とそれぞれの
電極をA23、B23、C23、D23とすると、配置的に軸を
挟んで対向関係にある電極A23、C23には、位相反転関
係にある駆動信号が供給される。また、配置的に軸を挟
んで対向関係にある電極B23、C23にも位相反転関係に
ある駆動信号が供給される。さらに、隣り合う駆動信号
は、位相が90°ずれた関係に設定される。図2に示し
た電極と、図4Bに示した電極の関係は、以下の通りで
ある。即ち、電極A23は電極b11とb22に対応
し、電極B23は電極b12とb23に対応し、電極C
23は電極b13とb24に対応し、電極D23は電極
b14とb21に対応する。
【0021】このために、インバータ43、46が用い
られる。入力端子41に与えられる交流信号は、スイッ
チ42を介して電極A23に供給されるとともにインバー
タ43を介して電極C23に供給される。また入力端子4
1の交流信号は、90°位相器44を介した後、電極B
23に供給されるとともに、インバータ46を介して電極
D23に供給される。回転方向を切り換えるときは、スイ
ッチ42がインバータ47側に切り換えられる。
【0022】図5はこの発明を用いたビデオカメラの実
施の態様である。筐体10は有底筒状であり、底部の1
11の内側には同軸的に撮像素子112が取り付けられ
ている。そしてこの撮像素子112の前には同軸的に後
玉としてのレンズ113が配置され、このレンズ113
の前には同軸的に絞り機構300が配置され、さらにこ
の絞り機構300の前に同軸的にモータ部を構成する第
1、第2の回転体B1、B2が同軸的に配置される。
【0023】さらにこのモータ部の前方には焦点調整レ
ンズ114が配置されている。焦点調整レンズ114
は、保持リング115に保持されており、この保持リン
グ115の外周は、筐体10の内側に形成されたねじ溝
に螺合されている。したがって、保持リング115が回
転されると、焦点調整レンズ114は、筐体10の軸方
向(前後方向)へ移動することができる。
【0024】ここでモータを構成する第1の回転体B1
は、絞り機構300の駆動用の突起に係合しており、絞
り機構300のしぼり状態を調整することができる。ま
た第2の回転体B2は、シャフト116を軸と平行な方
向へ突出して有し、保持リング115の周囲部を軸方向
へ貫通させている。この結果、第2の回転体B2は、保
持リング115を回転駆動することができる。なおシャ
フト116の先端は、回転自在な位置決めリング117
に取り付けられている。これによりモータ部は、絞り機
構300と焦点レンズ114とを選択的に駆動すること
ができる。
【0025】図6はこの発明を適用したさらに他の実施
の態様である。この実施の態様もビデオカメラに適用し
た例である。先の実施の態様と共通する部分には同一符
号を付している。この実施の形態は、先の焦点レンズ1
14の部分に、ズームレンズ121が設けられ、筐体1
0の先端部分にはさらに焦点合わせレンズ122が設け
られている。これによりモータ部は、絞り機構300と
ズームレンズ121とを選択的に駆動することができ
る。この実施の態様の場合は、レンズ113は、手動に
より前後移動できるように構成される。
【0026】図7はこの発明を適用したさらにまた別の
実施の態様である。この実施の態様もビデオカメラに適
用した例である。先の実施の態様と共通する部分には同
一符号を付している。この実施の形態は、図5の実施の
形態に比較した場合、先の絞り機構300の位置に、ズ
ームレンズ123が配置され、このズームレンズ123
のフレーム124が、軸125により支持され、光軸方
向へ移動自在に支持されている。フレーム124の外周
は、モータ部の第1の回転体B1と一体に回転する筒体
126の内周に刻まれたねじ溝に噛合している。このた
めに、第1の回転体B1が回転すると、ズームレンズ1
23を前後方向へ駆動することができる。
【0027】図8(A)には、絞り機構の分解斜視図を
示し、図8(B)には断面図を示している。また図9
(A)と図9(B)には、絞り機構が解放された状態
と、絞りきった状態を示している。
【0028】上記絞り機構は、4枚の羽を有する絞り機
構であり、基本的には絞り羽根301が軸ピン302に
より台座303に可動自在に取り付けられている。絞り
羽根301は、うすい鋼板や樹脂で構成されている。絞
り羽根301には、それぞれガイド穴304が形成され
ている。このガイド穴304には、回転板305に設け
られたガイドピン306が台座303の長穴308を貫
通した後で挿入されている。回転板305は、光路30
9を軸心として回転できる。通常の光学系では突起31
0をソレノイドやガルバノメータ等で往復運動させて、
回転板305を回転させて、絞り羽根301を駆動して
いる。
【0029】光路を中心にして回転したガイドピン30
6は、絞り羽根301に設けれているガイド穴304を
押すことにより、それぞれの絞り羽根301をその軸ピ
ン302を中心にして回転させている。図9(A)の動
作状態は、絞りを開いた状態である。ガイド穴304
は、光路に対して放射方向へ傾斜を持たせてあるからガ
イドピン306が回転板305とともに回転移動する
と、カム溝の働きをして絞り羽根301の軸ピンを中心
とした回転が可能となる。これにより、図9(A)ある
いは図9(B)に示すように絞りを開いた状態、閉じた
状態を作ることがでいる。よって、光路の面積が調整さ
れて光量調整が得られる。なお絞り機構は上記の形態に
限らず各種の形態が可能である。
【0030】図10(A),図10(B),図10
(C)はさらにこの発明の他の実施の態様である。この
実施の形態は両面表示時計に適用した例である。図10
(A)において、時計ケース200は、その円筒中空部
に同軸的に第1と第2の回転体B1、B2を内蔵してい
る。第1、第2の回転体B1、B2の外側の回転面には
それぞれ、時計針201、202が突出している。時計
針201、202は,L字型であり、先端は、時計ケー
ス200に設けられた円形窓の周囲に示した時計表示部
に位置する。
【0031】時計ケース200の外周の一部には、第1
と第2の回転体B1、B2を交互に停止させる停止部材
210が設けられている。この停止部材210は、鉄心
211に連動しており、この鉄心211はコイル212
に発生する電磁気により往復運動をするようになってい
る。鉄心211が往復運動を行うと、停止部材210が
交互に回転体B1、B2の周面に当接して、一方が停
止、他方が回転するようになり、時刻を刻むことにな
る。コイル212には、電流が交互に流れるようにドラ
イブ回路213からの駆動信号が供給されている。
【0032】図10(B)、図10(C)はそれぞれ時
計針202と201側から見た外観図を示している。な
おいずれか一方の回転体を停止し、他方を回転させるよ
うな機構は、種々の実施の形態が可能であり、上述した
例に限定されるものではない。また圧電素子を設ける回
転体は、第2の回転体側であってもよい。また、図5、
図6、図7の実施の形態及び図10の実施の形態では、
第1と第2の回転体の回転面を当接させるための押圧手
段や、いずれか一方の回転体の回転を停止させる停止手
段を省略しているが、図3と同様な構成あるいは種々の
実施の形態が可能である。
【0033】図11(A),図11(B)はさらにまた
この発明の他の実施の形態である。先の実施の態様と共
通する部分には同一符号を付している。この実施の形態
では、基台400の上に第1の回転体B1の軸方向の一
方の端部が固定されている。筐体10には、同軸的に駆
動筒401(図11(B)参照)が軸方向にスライド可
能に設けられている。この駆動筒401には、スパイラ
ル溝402が形成され、このスパイラル溝402には、
第2の回転体B2と一体に回転する駆動軸403、40
4の先端が係合している。第1の回転体B1を押さえ部
材38により固定しておくと、第2の回転体B2が回転
する。すると軸403、404が回転し、駆動筒401
が軸方向へ移動する。この移動は、レバー405を通じ
てビデオカメラ本体406に伝達され、ビデオカメラ4
06の仰角を可変することができる。
【0034】次に、押さえ部材39で第2の回転体B2
の回転を規制し、第1の回転体B1をフリーにすると、
装置全体を軸を中心にして回転することが可能となる。
これによりビデオカメラ406の向きを変えることがで
きる。
【0035】以上説明したようにこの発明によれば、モ
ータ自身を多機能化して、複数の被制御対象を駆動でき
るようにしたので、装置全体の小形化、低価格化を得る
ことができる。
【0036】上記した回転体B1は、常に同じ振動モー
ドで振動する超音波振動子として利用された。しかし、
超音波振動子は、複数の振動モードで駆動されることが
でき、各振動モードにより、異なる回転体を駆動するこ
とができる。以下、複数の振動モードで駆動される超音
波振動子に付いて説明する。
【0037】図12(A),図12(B)は,この発明
に使用する超音波振動子500の一例を示す外形図であ
る。この超音波振動子500は、先の回転体B1として
用いることができる。
【0038】円筒型の圧電素子511の内周面に全面電
極512が設けられ、外周面に円周方向に4分割された
分割電極513a,513b,513c,513dが設
けられている。分割電極513a,513b,513
c,513dと全面電極512の間には、それぞれ高周
波である交流電圧が印加される。ここで、隣り合う分割
電極に与えられる交流電圧は、位相が互いに90°ずつ
ずれているため、超音波振動子500は第1の振動モー
ド及び又は第2の振動モードで励振される。
【0039】図13は,第1の振動モードを原理的に表
す図である。4つの分割電極513a,513b,51
3c,513dで分けられた圧電素子511の4つの領
域のうちの1つ又は2つでは圧電素子が半径方向に圧縮
され、その領域に対向する領域では圧電素子が半径方向
に伸長される。これらの圧縮された領域と伸長された領
域が順次隣の領域に移動し、図13のa,b,c,dの
状態を変遷するため、摩擦によって内周面に接触した中
空内のロータ600が回転することができる。
【0040】図14は,第2の振動モードを原理的に表
す図である。ロータ700(このロータは、図1の回転
体B2として機能させることができる)は、圧電素子5
11の軸方向の端面にその回転面の周囲が接触するよう
に設けられている。この場合は、4つの分割電極513
a,513b,513c,513dで分けられた圧電素
子511の4つの領域のうちの1つ又は2つでは圧電素
子が半径方向に圧縮されるため、円周に直交する方向に
は伸長され、その領域に対向する領域では圧電素子が半
径方向に伸長されるため、円周に直交する方向には圧縮
される。つまり、図14のa,b,c,dの状態を変遷
する。この結果、超音波振動子500とロータ700と
は超音波振動子の円周と直交する方向に伸長された部分
のみで接触し、その部分が順次隣の部分に移動するた
め、摩擦によってロータ700が回転する。
【0041】図15は第1の振動モードおよび第2の振
動モードによってロータ500およびロータ600,7
00を駆動する2機能モータの一例を示す断面図であ
る。円筒型の超音波振動子500は、外装ケース800
の中空に挿入され、一端は、外装ケース800の端に折
り込んで形成されたストッパ801に係止され、他方の
端部には、ロータ700の端面がバネ802の力で押し
つけられている。さらに超音波振動子500の内周面に
はロータ600が挿入されて接触している。
【0042】超音波振動子600が第1の振動モードで
振動するとロータ600が回転し、第2の振動モードで
振動するとロータ700が回転する。図16は,超音波
振動子500の外形図である。
【0043】この超音波振動子500の第1の振動モー
ドの共振周波数はL1の長さ(圧電素子の厚み方向の中
間位置の円周長)によって定まり、第2の振動モードの
共振周波数はL2の長さ(軸方向の長さ)によって定ま
る。
【0044】図17(A),図17(B)は、トルク−
周波数の関係を表すグラフである。第1の振動モードの
共振周波数をf10,f11,f12,…,第2の振動
モードの共振周波数をf20,f21,f22,…とす
るとき、図17(A)では超音波モータ駆動時に使用す
る第1の振動モードの共振周波数の1つであるf1nが
第2の振動モードの共振周波数のいずれにも干渉してお
らず、図17(B)では超音波モータ駆動時に使用する
第2の振動モードの共振周波数の1つであるf2nが第
1の振動モードの共振周波数のいずれにも干渉していな
い。このような共振周波数f1nおよびf2nを採用す
ることにより1つの超音波振動子から独立した2つのト
ルクを取り出して、別々のロータを駆動することができ
る。
【0045】別々のロータ600、700を駆動する場
合、振動モードを第1の振動モードと第2の振動モード
に時分割で切換えても良いし、互いに干渉の共振周波数
で第1と第2の振動モードを同時に発生させても良い。
【0046】図18は、本発明をカメラレンズのフォー
カスとアイリスの駆動制御に用いた一例を原理的に示し
ている。900は、カメラの外装体であり円筒形で、そ
の先端の開口には前玉901が同軸的に取り付けられて
いる。この前玉901の後方には、絞り機構300が設
けられており、そのレバーを回転方向へ駆動することに
より、絞りの調節が可能である。この絞り機構300の
奥には、外装体900の内部に、筒状の超音波振動子5
00が配置されている。超音波振動子500が第1の振
動モードで振動すると、超音波振動子500の内周面に
接触しているロータ600が回転し、絞り機構300の
レバーを駆動し、絞りを開閉制御する。
【0047】超音波振動子500が第2の振動モードで
振動すると、超音波振動子500の端面に加圧接触した
ロータ700が回転する。ロータ700にはカム溝が設
けてあり、ロータ600の回転によって後玉902が前
後に動き、フォーカスを調整する。後玉902の外周に
は、ピンが設けられており、このピンがロータ700の
カム溝に係合している。903はバネ、904は固定部
材である。
【0048】図19(A)は、本発明をカメラレンズの
ズームとフォーカスの駆動制御に用いた一例を原理的に
示す図である。900は、カメラの外装体であり円筒形
で、その先端の開口には前玉901が同軸的に取り付け
られている。この前玉901の後方には、バネ905に
より後方に押しつけられた筒形のロータ710が同軸的
に配置されている。このロータ710の前方の開口に
は、変倍レンズ921が取り付けられている。さらにこ
のロータ710の後方には後玉902が同軸的に配置さ
れている。この後玉902のハウジング922の外周に
は捩子が形成されており、ロータ710に設けられた軸
受け923に保持されている。外装体900と超音波振
動子500とは固定状態である。
【0049】超音波振動子500が第1の振動モードで
振動すると、超音波振動子500の内周面に接触してい
るロータ600が回転する。ロータ600からはアーム
924が後玉902のハウジング922に向かって伸び
ており、アーム924は後玉902のハウジング922
を前後に移動可能に支持している。ロータ600が回転
すると後玉902のハウジング922がロータ600と
一体となって回転する。後玉902のハウジング922
は、その外周にネジが切ってあり、軸受け923に軸受
けされているので、後玉902は前後に移動しフォーカ
スを調整する。
【0050】超音波振動子500が第2の振動モードで
振動すると、超音波振動子500の端面に加圧接触した
ロータ710が回転する。ロータ710にはカム溝が設
けてあり、ロータ710の回転によって変倍レンズ92
1および後玉902を連動して前後に移動させ、ズーム
を調整する。つまり、カム溝は、変倍レンズ921、後
玉902の外周に突出しているピンを、軸方向(前後方
向)へ駆動する。図19(B)は、ロータ710のカム
溝の形状を示している。
【0051】図20は本発明をカメラレンズのズームと
アイリスの駆動制御に用いた一例を原理的に示す図であ
る。上記の実施の形態と同様な部分には同一符号を付し
ている。この実施の形態の場合、図18の絞り機能と、
図19のズーム機能を組み合わせた例である。超音波振
動子500が第1の振動モードで振動すると、超音波振
動子500の内周面に接触しているロータ600が回転
し、絞りを開閉制御する。超音波振動子500が第2の
振動モードで振動すると、超音波振動子500の端面に
加圧接触したロータ710が回転する。ロータ710に
はカム溝が設けてあり、ロータ710の回転によって変
倍レンズ921および後玉902を連動して前後に移動
させ、ズームを調整する。
【0052】図21は、本発明をカメラレンズのズー
ム、アイリス、フォーカスの3機能の駆動制御に用いた
一例を原理的に示す図である。超音波振動子500が第
1の振動モードで振動すると、超音波振動子500の内
周面に接触しているロータ600が回転し、絞りを開閉
制御することができる。この機能は、図18、図20の
絞り機能と同じである。超音波振動子500の内周囲に
は、変倍レンズ930のハウジング931のホルダ93
2が接着固定されている。ハウジング931は、ホルダ
932に軸受けされている。
【0053】超音波振動子500が第1の振動モードで
振動するだけでは、ホルダ932は回転せず、変倍レン
ズ930は前後移動しない。超音波振動子500が第1
の振動モードで振動すると、ロータ600が回転し、絞
りが調整される。
【0054】超音波振動子500が第2の振動モードで
振動するとき、スイッチ81を押すと超音波振動子50
0が固定され、超音波振動子500に加圧接触している
ロータ700が回転する。ロータ700にはカム溝が設
けてあり、ロータ700の回転によって後玉902は前
後に移動し、フォーカスを調整する。後玉902のハウ
ジングからはピン状のアームが変倍レンズ930のハウ
ジング931に伸びて、このハウジングを貫通してい
る。しかしこのアームは、変倍レンズ930のハウジン
グ931を前後に移動可能に貫通しているため、後玉9
02の前後移動が変倍レンズ930に影響を及ぼすこと
はない。
【0055】超音波振動子500が第2の振動モードで
振動するとき、スイッチ82を押すとロータ700の回
転が固定され、逆に超音波振動子500が回転するよう
になる。超音波振動子500が回転すると、超音波振動
子500に接着してある変倍レンズ930のホルダ93
2が回転する。このために、変倍レンズ930のハウジ
ング931は後玉902のハウジングから伸びているア
ームによって回転を抑止されているため、変倍レンズ9
30は回転せず、前後に移動する。
【0056】この時の絞り機構は、ロータ600と絞り
機構300が超音波振動子500と一体となって回転す
るため、超音波振動子500が回転しても絞りには影響
を及ぼさない。
【0057】よって変倍レンズ930が前後に移動する
ことによってズームを調節できるが、フォーカスがずれ
てしまうため、次にロータ700を回転させてフォーカ
スの調節を行う必要がある。
【0058】図22には、図21に示した部品を取り出
して示している。ロータ600から突出したピンが絞り
機構300の駆動部に係合する。なお絞り機構としては
種々の構成例が従来から存在するので、図示した構成に
限定されるものではない。後玉902はそのハウジング
に突出して設けられているピンが、ロータ700のカム
に係合しており、ロータ700が回転すると後玉902
は前後制御される。またピンは、外装体900の内壁に
形成された前後方向溝に侵入しており、回転が規制され
ている。このような構造は、図20、図21の各実施の
形態においても採用されている。
【0059】超音波モータ装置に高周波の駆動信号をあ
たえる場合、第1の振動モードと第2の振動モードを時
分割で得るようにし、各種の機能の調節を時分割調整す
るようにしてもい。
【0060】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
複数のモータを用いることなく、簡単な構造で、複数の
被駆動体を制御する単体の多機能超音波モータ装置を得
ることができる。また、本発明を用いれば、小型で多機
能のカメラレンズ制御装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】はこの発明の一実施の形態の基本構成を示す
図。
【図2】は図1の第1の回転体の説明図。
【図3】はこの発明の他の実施の形態の基本構成を示す
図。
【図4】は図3(A)の超音波モータの原理説明図。
【図5】はこの発明のさらに他の実施の形態を示す図。
【図6】はこの発明のさらにまた他の実施の形態を示す
図。
【図7】はこの発明のまた他の実施の形態を示す図。
【図8】は絞り機構の構成を示す図。
【図9】は絞り機構の動作説明図。
【図10】はこの発明のさらにまた他の実施の形態を示
す図。
【図11】はこの発明のまた他の実施の形態を示す図。
【図12】はこの発明に係る超音波振動子を示す図。
【図13】は上記超音波振動子の第1の振動モードの動
作を説明するために示した図。
【図14】は上記超音波振動子の第2の振動モードの動
作を説明するために示した図。
【図15】はこの発明の更に他の実施の形態を示す図。
【図16】は上記超音波振動子の設計上の長さと共振の
関係を説明するために示した図。
【図17】は上記超音波振動子のトルクと振動周波数の
関係を示す図。
【図18】はこの発明を用いたビデオカメラの構成説明
図。
【図19】はこの発明を用いた他のビデオカメラの構成
説明図。
【図20】はこの発明を用いたさらに他のビデオカメラ
の構成説明図。
【図21】はこの発明を用いたまた他のビデオカメラの
構成説明図。
【図22】は図21のカメラの内部部品の例を示す図。
【符号の説明】
10…筐体 B0…圧電素子 B1…第1の回転体 B2…第2の回転体 b11〜b14、b21〜b24…電極 L1〜L4…接続線 P1〜P4…リング端子 32、35…ベアリング 36…押圧部材 37…スプリング 38、39…押さえ部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−305076(JP,A) 特開 平7−293657(JP,A) 実開 昭59−155892(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02N 2/00

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータ又はステータとなる第1の回転体
    と、 ステータ又はロータとなる第2の回転体と、 前記第1と第2の回転体の回転面を合わせた状態にして
    互いを押圧状態にする押圧手段と、 前記第1と第2の回転体のいずれか一方または双方の回
    転面に設けられた圧電素子に給電を行う給電手段と、 前記第1と第2の回転体のいずれか一方の回転を選択的
    に停止させる停止手段とを具備したことを特徴とする多
    機能超音波モータ装置。
  2. 【請求項2】 前記停止手段は、装置の筐体の内部から
    選択的に突出する第1と第2の固定子であり、前記第1
    の固定子が突出したときは前記第1の回転体の回転をロ
    ックし、前記第2の固定子が突出したときは前記第2の
    回転体の回転をロックするように構成されたことを特徴
    とする請求項1記載の多機能超音波モータ装置。
  3. 【請求項3】 前記第1と第2の回転体は、それぞれ第
    1と第2の被駆動体に連結されていることを特徴とする
    請求項1記載の多機能超音波モータ装置。
  4. 【請求項4】 円筒型の圧電素子と、前記圧電素子の内
    周面あるいは外周面のどちらか一方に設けられた全面電
    極と、他方に設けられた分割電極を有する超音波振動子
    と、 前記超音波振動子の内周面および外周面に発生する第1
    の振動モードにより駆動される第1のロータと、 前記超音波振動子の軸方向の端面に発生する第2の振動
    モードにより駆動される第2のロータとを少なくとも備
    えたことを特徴とする多機能超音波モータ装置。
  5. 【請求項5】 前記超音波振動子の円周方向の長さL1
    によって定まる前記第1の振動モードの共振周波数をf
    10、f11、f12、…、前記超音波振動子の円周に
    直交する方向の長さL2によって定まる前記第2の振動
    モードの共振周波数をf20、f21、f22、…、と
    するとき、超音波モータ駆動時に使用する前記第1の振
    動モードの共振周波数の1つであるf1nが前記第2の
    振動モードの共振周波数のいずれにも干渉せず、超音波
    モータ駆動時に使用する前記第2の振動モードの共振周
    波数の1つであるf2nが前記第1の振動モードの共振
    周波数のいずれにも干渉しないようにL1およびL2を
    定めていることを特徴とする請求項4に記載の多機能超
    音波モータ装置。
  6. 【請求項6】 前記超音波振動子の円周方向の長さL1
    によって定まる前記第1の振動モードの共振周波数をf
    10,f11,f12,…,前記超音波振動子の円周に
    直交する方向の長さL2によって定まる前記第2の振動
    モードの共振周波数をf20,f21,f22,…とす
    るとき、前記第2の振動モードの共振周波数のいずれに
    も干渉しない前記第1の振動モードの共振周波数の1つ
    であるf1nと、前記第1の振動モードの共振周波数の
    いずれにも干渉しない前記第2の振動モードの共振周波
    数の1つであるf2nとを、超音波モータ駆動時に使用
    することを特徴とする請求項4に記載の多機能超音波モ
    ータ装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の振動モードと前記第2の振動
    モードの少なくとも1つから得られるトルクで、機能切
    替用の操作部が操作されるにより、少なくとも3つの被
    駆動体を駆動することを特徴とする請求項4に記載の多
    機能超音波モータ装置。
  8. 【請求項8】 カメラレンズのズーム機構、フォーカス
    機構、アイリス機構の3つの機構を駆動制御することを
    特徴とする請求項7に記載の多機能超音波モータ装置。
  9. 【請求項9】 前記第1と、第2の振動モードを時分割
    で順次生成し、多機能の調節を行うことを特徴とする請
    求項4に記載の多機能超音波モータ装置。
  10. 【請求項10】 前記超音波振動子の軸方向端面側に対
    して、端部が弾性的に押圧されたロータが同軸的に配置
    され、このロータと前記超音波振動子のいずれか一方を
    選択的に回転規制する手段を設けたことを特徴とする請
    求項4記載の多機能超音波モータ装置。
  11. 【請求項11】 前記超音波振動子とこの超音波振動子
    により回転駆動される被駆動体のいずれか一方の回転を
    選択的に規制する手段を設けたことを特徴とする請求項
    4記載の多機能超音波モータ装置。
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