JP3135712B2 - ガス漏れ警報遮断システム - Google Patents
ガス漏れ警報遮断システムInfo
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Description
とガス漏れ警報器とを2本の信号線で接続したガス漏れ
警報遮断システムに関する。
ムを示す。ガスメータ1とガス漏れ警報器2とは、2本
を信号線3を介して接続されている。ガス漏れ警報器2
は、ガス漏れを検知するガス検知部4、全体をコントロ
ールする制御部5、ガス漏れ警報を発する警報部6、及
び入出力部7で構成されている。その入出力部7は、ガ
ス漏れ検知時にオンされるフォトカプラ8と、ガス漏れ
検知時とは逆方向に電流を流す電流路を形成するように
フォトカプラ8のフォトトランジスタ8aに接続された
ダイオード9とで構成されている。また、ガスメータ1
は、ガスを計量する計量部10、全体をコントロールす
る制御部11、遮断弁12、ガス漏れの有無及び接続の
有無を判定する判定部13で構成されている。
れを検知していないときは、フォトカプラ8はオフであ
るため、該フォトカプラ8のフォトトランジスタ8aを
流れるa方向の電流路は生じておらず、ガスメータ1の
判定部13はガス漏れ無しと判定する。また、判定部1
3は、ガス漏れ無しのとき、ダイオード9を介するb方
向の電流路が生じているか否かも定期的に判定(監視)
する。もし、b方向の電流路が生じていないときは、ガ
ス漏れ警報器2が接続されていないと判断して、遮断弁
12を閉じる。
れを検知すると、制御部5によってフォトカプラ8の発
光ダイオード8bがオンになり、フォトトランジスタ8a
を介するa方向の電流路が生ずる。すると、判定部13
はガス漏れ有りと判断し、遮断弁12を閉じる。
成では、ガスメータ1とガス漏れ警報器2とが接続され
ているとき、なんらかの原因によってガス漏れ警報器2
の電源が供給されなくなったときにガス漏れが生じて
も、ガスメータ1は遮断弁12を閉じることができな
い。また、例えば、ガス漏れ警報器2が殺虫剤スプレー
等の雑ガスにより頻繁に誤報することがあると、使用者
はガス漏れ警報器2の電源を意図的に切ってしまい、ガ
ス漏れ警報器2が機能停止状態になっていても、ガスメ
ータ1側ではガス漏れ警報器2が接続されているので、
ガス漏れ警報器2においてガス漏れ検知態勢を続けてい
るものと判断してしまう。
点に鑑み、ガス漏れ警報器に電源が供給されていないこ
とをガスメータ側において検知できるようにし、ガスメ
ータとガス漏れ警報器とが接続されていてもガス漏れ警
報器に電源が供給されていないときは、遮断弁を閉じて
安全確保を図れるようにすることにある。
るため、本発明の第1の態様は、遮断弁付きガスメータ
とガス漏れ警報器とを2本の信号線で接続し、ガス漏れ
警報器から該信号線を通じて遮断弁付きガスメータへガ
ス漏れ信号を伝送して遮断弁を閉じる機能と、遮断弁付
きガスメータから同信号線を通じてガス漏れ警報器へ接
続確認用信号を伝送して該ガス漏れ警報器が接続されて
いるか否かを検知する機能を有するガス漏れ警報遮断シ
ステムであって、前記遮断弁付きガスメータに、前記ガ
ス漏れ信号とは逆極性の監視用信号を前記信号線を通じ
て前記ガス漏れ警報器へ定期的に伝送する手段を備え、
また前記ガス漏れ警報器には、その電源オン時に前記監
視用信号と同期した応答用信号を前記信号線を通じて遮
断弁付きガスメータへ返信する手段を備えたものであ
る。
ガスメータとガス漏れ警報器とを2本の信号線で接続
し、該ガス漏れ警報器の入出力部に、ガス漏れ検知時に
オンされる第1のフォトカプラと、前記遮断弁付きガス
メータとの接続の有無を検知するためガス漏れ検知時と
は逆方向に電流を流す電流路を形成するように前記第1
のフォトカプラのフォトトランジスタに接続されたダイ
オードとを有するガス漏れ警報遮断システムであって、
前記ガス漏れ警報器の入出力部の前記ダイオードに、電
源のオン・オフによりオン・オフする第2のフォトカプ
ラのフォトトランジスタを接続し、また前記遮断弁付き
ガスメータには、該第2のフォトカプラのオン・オフに
よる前記電流路の電圧変化を検知する手段を備えたもの
である。
されたガス漏れ警報器がガス漏れ監視中であるか電源が
切られた状態であるかを定期的に判断できる。
力部において、第2のフォトカプラが電源のオン・オフ
によりオン・オフすると、ダイオードによる電流路に電
圧変化が生じ、その電圧変化をガスメータ側で検知する
ことにより、ガス漏れ警報器がガス漏れ監視中であるか
電源が切られた状態であるかを判断できる。
明する。図2は、本発明の第1実施例のガス漏れ警報遮
断システムを示す。ガス漏れ警報器20と遮断弁付きガ
スメータ21とは、2本を信号線22を介して接続され
ている。ガス漏れ警報器20の電源回路23には、プラ
グ24から電源が供給される。該ガス漏れ警報器20内
のCPU25の電源端子Vcc1には電源回路23、入力
端子I1にはガス漏れを検知するガス検出回路26、出
力端子O1にはガス漏れ検知時に点滅するランプ27、
出力端子O2にはガス漏れを報知するブザー28、入力
端子I2には、ガスメータ21からの信号を信号線22
を介して入力する受信側フォトカプラ29が接続されて
いる。また、出力端子O3には、ガス漏れ信号や応答用
信号を信号線22を介してガスメータ21へ出力する送
信側フォトカプラ30が、抵抗R1を介して接続されて
いる。
源端子Vcc2には電池32、入力端子I3と出力端子O4
には入出力切替回路33が接続されている。また、入力
端子I4には流量パルス発生回路34、出力端子O5には
ガスを止める遮断弁35、出力端子O6には、積算値や
各種の情報等を表示する表示部36が接続されている。
ステムの動作を、図3の信号波形図を参照して説明す
る。ガス漏れ警報器20が監視状態にあるとき、通常、
そのCPU25の出力端子O3からの出力信号CはLに
なっている。ガスメータ21のCPU31の出力端子O
4から、監視用信号A、つまりt1時間幅の短いH信号を
一定の周期T1で送出すると、ガス漏れ警報器20の受
信側フォトカプラ29はこの信号に連動してオンするの
で、抵抗R2に電流が流れ、CPU25の入力端子I
2に、監視用信号Aと同期した信号Bが入力される。
ると、該CPU25はその出力端子O3から信号C、つ
まり監視用信号Aと同期した時間幅t2のH信号である
応答用信号を出力し、該H信号によって送信側フォトカ
プラ30をオンする。該フォトカプラ30がオンする
と、ガスメータ21のCPU31の入力端子I3には、
応答用信号Cを反転させた信号Dが入力される。そし
て、CPU31はこの信号Dを入力することにより、ガ
ス漏れ警報器20には電源が供給されてガス漏れ監視中
であると判断する。
漏れを検知すると、そのCPU25の出力端子O3から
継続したH信号である信号C、つまりガス漏れ信号を出
力するため、該信号によって送信側フォトカプラ30が
オンし、ガスメータ21のCPU31の入力端子I3に
入力される信号Dは継続したL信号となる。そして、C
PU31は、このL信号を入力することによりガス漏れ
であると判断し、遮断弁35を閉じる。この場合、つま
りガス漏れと判断したときは、CPU31は出力端子O
4から上記のようなt1時間幅の監視用信号は出力しな
い。
グ24が抜かれたり停電等により電源が切れ、ガス漏れ
検知機能が働かなくなったときは、ガスメータ21のC
PU31の出力端子O4から監視用信号として短いt1幅
のH信号をT1の周期で送出しても、CPU25は動作
しないため、送信側フォトカプラ30もオフのままで、
CPU31の入力端子I3の入力信号DはHのままとな
る。そこで、該CPU31は、ガス漏れ警報器20に電
源が供給されていないと判断し、出力端子O5から閉止
信号を出力して遮断弁35を閉じる。
上記のような動作、図5はガスメータ21のCPU31
の上記のような動作を示すフローチャートである。図4
において、ガス漏れ警報器20側のCPU25は、ステ
ップS1でガス漏れかどうか判断し、ガス漏れが無けれ
ばステップS2でランプ27を点灯し、またステップS3
でブザー28を停止状態にし、ステップS4で送信側フ
ォトカプラ30をオフ状態にする。
PU31は、ステップS10でガス漏れ信号が入力されて
いるかどうか判断し、その入力が無ければステップS11
に進んで出力端子O4からt1時間H信号を出力する。
ップS5において、受信側フォトカプラ29がt1時間オ
ンになったか、つまり入力端子I2の入力信号Bがt1時
間Hになったかどうか判断し、それを満足すればステッ
プS6において送信側フォトカプラ30をt2時間オンに
するため、出力端子O3からt2時間H信号を出力する。
ステップS12において入力端子I3の入力信号Dがt2時
間Lになったかどうか判断し、それを満足すればステッ
プS13でT1時間経過後にステップS10に戻る。
ップS1においてガス漏れと判断したときは、ステップ
S7でランプ27を点滅させるとともに、ステップS8で
ブザー28を鳴動させ、さらにステップS9で送信側フ
ォトカプラ30を継続してオンし、ガス漏れ信号を送出
する。このガス漏れ信号を、ステップS10でガスメータ
21側のCPU31が受信すると、ステップS14で遮断
弁35を閉じ、ステップS10に戻る。
グ24が抜かれたり停電等により電源が切れたときは、
ステップS11でガスメータ21側のCPU31の出力端
子O4から短いt1幅のH信号を送出しても、ガス漏れ警
報器20側のCPU25は動作しないため、ステップS
12においてCPU31の入力端子I3にt2時間のL信号
が入力されないので、ステップS14に進んで遮断弁35
を閉じる。
21にガス漏れ警報器20が接続されているか否かの判
断は、ガスメータ21のCPU31から監視用信号Aを
出力したとき、受信側フォトカプラ29に電流が流れる
かどうかで判断できる。
漏れ警報遮断システムを示す。この例は、図1に示した
従来例を改良したもので、ガスメータ40と2本を信号
線41を介して接続されたガス漏れ警報器42は、ガス
漏れを検知するガス検知部43、全体をコントロールす
る制御部44、ガス漏れ警報を発する警報部45、及び
入出力部46で構成されている。この入出力部46は、
ガス漏れ検知時にオンされる第1のフォトカプラ47
と、電源のオン・オフによりオン・オフする第2のフォ
トカプラ48と、ガス漏れ検知時とは逆方向に電流を流
す電流路を形成するように第1のフォトカプラ47のフ
ォトトランジスタ47aに接続されたダイオード49と
で構成されている。第2のフォトカプラ48のフォトト
ランジスタ48aは、ダイオード49と並列接続されて
いる。
計量部50、全体をコントロールする制御部51、遮断
弁52、ガス漏れの有無及び接続の有無を判定する判定
部53で構成されている。なお、該判定部53がガス漏
れ警報器42の入出力部46に印加する電圧は、フォト
トランジスタ47a・48aの最大定格を越えない値に設
定されている。
いないとき、その入出力部46の第1のフォトカプラ4
7はオフになっており、該フォトカプラ47のフォトダ
イオード47aにa方向に流れる電流路は生じないた
め、判定部53はガス漏れ無しと判定する。また、この
場合、判定部53は、ダイオード49を介するb方向の
電流路、又は第2のフォトカプラ48のフォトトランジ
スタ48aを介するc方向の電流路が生じているかどう
かも判定する。
続状態にあり、しかもガス漏れ警報器42に電源が供給
されているときは第2のフォトカプラ48がオンとなる
ので、そのフォトトランジスタ48aを介するc方向の
電流路及びダイオード49を介するb方向の電流路が生
じる。よって、判定部53は、ガス漏れ警報器42が接
続されしかも該ガス漏れ警報器42に電源が供給されて
いると判定する。
れていないときは、第2のフォトカプラ48がオフにな
るので、該フォトカプラ48のフォトトランジスタ48
aを介するc方向の電流路は生ぜず、ダイオード49を
介するb方向の電流路のみ生ずる。このとき、該ダイオ
ード49には順方向電圧VF(例えば約0.6V)の電
圧降下を生じる。これに対し、フォトカプラ48がオン
のときには、そのフォトトランジスタ48aのコレクタ
・エミッタ間は0Vに近くなるため、判定部53は電圧
降下の差から、ガス漏れ警報器42に電源が供給されて
いるか否かを判別することが可能となる。
2が接続されていないときは、ダイオード49を介する
b方向の電流路、及び第2のフォトカプラ48のフォト
トランジスタ48aを介するc方向の電流路が生じない
ので、判定部53は、ガス漏れ警報器42が接続されて
いないと判断して遮断弁52を閉じる。
検知したときは、第1のフォトカプラ47はオンになっ
て、そのフォトダイオード47aにa方向へ流れる電流
路が生じるため、判定部53はガス漏れ有りと判断して
遮断弁52を閉じる。
それに接続されたガス漏れ警報器に電源が供給されてい
るか否かを確認できるため、ガスメータとガス漏れ警報
器とが接続されていてもガス漏れ警報器に電源が供給さ
れていないときは、遮断弁を閉じて安全確保を図れる。
ス漏れ警報器の電源供給の有無も判別して確認できる。
である。
ムのブロック図である。
形図である。
警報器側のCPUの動作を示すフローチャートである。
ーチャートである。
ムのブロック図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 遮断弁付きガスメータとガス漏れ警報器
とを2本の信号線で接続し、ガス漏れ警報器から該信号
線を通じて遮断弁付きガスメータへガス漏れ信号を伝送
して遮断弁を閉じる機能と、遮断弁付きガスメータから
同信号線を通じてガス漏れ警報器へ接続確認用信号を伝
送して該ガス漏れ警報器が接続されているか否かを検知
する機能を有するガス漏れ警報遮断システムにおいて、
前記遮断弁付きガスメータに、前記ガス漏れ信号とは逆
極性の監視用信号を前記信号線を通じて前記ガス漏れ警
報器へ定期的に伝送する手段を備え、また前記ガス漏れ
警報器には、その電源オン時に前記監視用信号と同期し
た応答用信号を前記信号線を通じて遮断弁付きガスメー
タへ返信する手段を備えたことを特徴とする、ガス漏れ
警報遮断システム。 - 【請求項2】 前記ガス漏れ警報器に、前記監視用信号
に応じてオン・オフする受信側フォトカプラと、ガス漏
れ信号によりオンされるとともに、前記応答用信号に応
じてオン・オフする送信側フォトカプラとを備えたこと
を特徴とする、請求項1に記載のガス漏れ警報遮断シス
テム。 - 【請求項3】 遮断弁付きガスメータとガス漏れ警報器
とを2本の信号線で接続し、該ガス漏れ警報器の入出力
部に、ガス漏れ検知時にオンされる第1のフォトカプラ
と、前記遮断弁付きガスメータとの接続の有無を検知す
るためガス漏れ検知時とは逆方向に電流を流す電流路を
形成するように前記第1のフォトカプラのフォトトラン
ジスタに接続されたダイオードとを有するガス漏れ警報
遮断システムにおいて、前記ガス漏れ警報器の入出力部
の前記ダイオードに、電源のオン・オフによりオン・オ
フする第2のフォトカプラのフォトトランジスタを接続
し、また前記遮断弁付きガスメータには、該第2のフォ
トカプラのオン・オフによる前記電流路の電圧変化を検
知する手段を備えたことを特徴とする、ガス漏れ警報遮
断システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04285516A JP3135712B2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | ガス漏れ警報遮断システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04285516A JP3135712B2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | ガス漏れ警報遮断システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06111161A JPH06111161A (ja) | 1994-04-22 |
JP3135712B2 true JP3135712B2 (ja) | 2001-02-19 |
Family
ID=17692547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04285516A Expired - Lifetime JP3135712B2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | ガス漏れ警報遮断システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3135712B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BE1013369A3 (fr) * | 2000-04-04 | 2001-12-04 | Amatucci Aldo | Securites anti-explosions de gaz. |
JP2008269438A (ja) * | 2007-04-24 | 2008-11-06 | Ricoh Elemex Corp | 電池駆動式機器 |
JP2009287835A (ja) * | 2008-05-29 | 2009-12-10 | Yazaki Corp | 遮断システム |
CN114360216B (zh) * | 2022-01-08 | 2023-09-22 | 岳涛 | 一种燃气报警装置 |
-
1992
- 1992-09-30 JP JP04285516A patent/JP3135712B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06111161A (ja) | 1994-04-22 |
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