JP3135465U - 角隅部設置部材および角隅部設置部材を設置して成る階段構造体 - Google Patents

角隅部設置部材および角隅部設置部材を設置して成る階段構造体 Download PDF

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Abstract

【課題】角隅部に塵や埃が溜まり難く、塵や埃が溜まった際には掃除がし易い角隅部設置部材および角隅部設置部材を設置して成る階段構造体を提供すること。
【解決手段】複数の面が一点に集中して成る角隅部に設置される角隅部設置部材であって、前記角隅部設置部材は、少なくとも、複数の面から成る角隅部のそれぞれの面と当接し、三角形状を有する板状の角隅覆い部から構成されている。
【選択図】図1

Description

本考案は、階段や床などの角隅部に設置される角隅部設置部材、およびこの角隅部設置部材を角隅部に設置して成る階段構造体に関する。
例えば居住空間において、階段や床などに代表されるあらゆる箇所には、複数の面から成る角隅部が存在する。この内、図4に示したように、階段における角隅部7は、略水平な踏み板1と、この踏み板1に対して略垂直に形成された蹴込み板2と、踏み板1と蹴込み板2の側部に位置し略垂直に形成された桁板3と、から構成されている。
なお、上記した階段の角隅部7については、階段が真っ直ぐに進む部分では踏み板1の角が略90度である。また、階段が曲がる部分では、例えば図5に示したように踏み板1の角が45度であったり、図6に示したように60度となっている。
また、蹴込み板2が、踏み板1に対して90度より僅かに小さい角度で手前に反り返って設置された階段もある。
ところで、このような階段の角隅部7は、歩行する箇所に比べて塵や埃が溜まりやすく、角隅部7に溜まった塵や埃は、掃除機やほうきなどを利用して掃除が行われている。
しかしながら、角隅部は、その先端部分において掃除機やほうきを使用してもこれらが完全には届かず、集塵が不十分であった。
一方、階段には多くの角隅部が集中して存在しているが、その空間は、ほとんど利用されていないのが現状である。
本考案は、このような現状に鑑み、角隅部に塵や埃が溜まり難く、塵や埃が溜まった際には掃除がし易い角隅部設置部材およびそのような角隅部設置部材を設置して成る階段構造体を提供することを目的とする。
本考案は、前述したような従来技術における課題および目的を達成するために考案されたものであって、本考案の角隅部設置部材は、
複数の面が一点に集中して成る角隅部に設置される角隅部設置部材であって、
前記角隅部設置部材は、
少なくとも前記角隅部を略隙間無く覆い隠す角隅覆い部を有することを特徴とする。
このように構成すれば、例えば階段などの角隅部に塵や埃が溜まり難くなるため、掃除の回数も従来に比べて減らすことができる。また、角隅部に角隅部設置部材を設置することで、角隅部の奥行きを浅くすることができるため、塵や埃は、掃除のし易い箇所にしか移動せず、結果として掃除を簡単に行うことができ、確実に集塵することができる。
また、本考案の角隅部設置部材は、
前記角隅覆い部が、
前記角隅部を構成する複数の面に当接するように配設される板状体であることを特徴とする。
このように角隅覆い部が板状体であれば、角隅部に簡単に設置することができる。
また、本考案の角隅部設置部材は、
前記板状体が、
前記角隅部を構成する複数の面と当接する箇所に貼着部を有することを特徴とする。
このように角隅部を構成する複数の面と当接する箇所に、貼着部が有れば、貼着部に接着用テープや接着剤を付することで、板状体をこれら複数の面でしっかりと保持することができる。さらに、板状体と複数の面との間に生じ得る隙間をなくすことができ、塵や埃が溜まってしまうことを防止することができる。
また、本考案の角隅部設置部材は、
前記角隅覆い部が、
前記角隅部と略相補形状を有する角隅部相補形状体であることを特徴とする。
このように角隅覆い部が、角隅部相補形状体であれば、角隅部を角隅部相補形状体で埋めることができる。また、例えば掃除の際に掃除機がぶつかっても、壊れてしまう心配がない。
また、本考案の角隅部設置部材は、
前記角隅部相補形状体が、
前記角隅部を構成する複数の面と当接する箇所に貼着部を有することを特徴とする。
このように角隅部相補形状体の、角隅部を構成する複数の面と当接する箇所に貼着部が有れば、貼着部に接着用テープや接着剤を付することで、角隅部相補形状体をこれら複数の面でしっかりと保持することができる。さらに、角隅部相補形状体と複数の面との間に生じ得る僅かな隙間をなくすことができ、塵や埃が溜まってしまうことを防止することができる。
また、本考案の角隅部設置部材は、
前記貼着部に、予め貼着部材が設けられていることを特徴とする。
このように角隅部設置部材の貼着部に予め貼着部材が備えられていれば、時間を要することなく手軽な作業のみで角隅部に角隅部設置部材を設置することができる。
また、本考案の角隅部設置部材は、
前記角隅覆い部が、前記角隅部に設置された状態において、前記角隅部を構成する複数の面と、略同色に彩色されていることを特徴とする。
このように角隅に防塵部材が角隅部を構成する複数の面と略同色に彩色されていれば、外観を損ねることがなく、審美性が良好である。
また、本考案の階段構造体は、
上記に記載された角隅部設置部材を角隅部に設置してなることを特徴とする。
このように角隅部に角隅部設置部材を設置した階段構造体であれば、角隅部に塵や埃が溜まり難く、掃除のし易い階段構造体とすることができる。
本考案によれば、角隅部に塵や埃が溜まり難く、塵や埃が溜まった際には掃除がし易い角隅部設置部材および階段構造体を提供することができる。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいてより詳細に説明する。
本考案は、階段や床などの角隅部に、例えば塵や埃を溜まり難くするための角隅部設置部材および階段構造体に関するものである。なお、本実施例においては、階段の角隅部に本考案の角隅部設置部材を設置した場合を例として説明するが、角隅部設置部材を設置する箇所については特に限定されるものではなく、構造物の如何なる角隅部へも適用できるものである。また、本明細書中で板状体とは、葉書程度の厚紙も含まれるものである。
図1に一例を示したように、本考案の実施例である角隅部設置部材6は、階段において、踏み板1と蹴込み板2と桁板3の三面から成る角隅部7を覆い隠すように設置される。なお、階段の角隅部7については、背景技術の欄で図4を用いて説明したとおりであるため省略する。
角隅部設置部材6は、図2に示したように、略三角形状を有する板状の角隅覆い部4と、蹴込み板2と桁板3にこの角隅覆い部4を貼着させるための糊しろの役目をする貼着部5が、二箇所形成されている。この貼着部5に、例えば両面粘着テープや接着剤などの貼着部材(図示せず)を付し、角隅部7を構成する面に角隅部設置部材6を設置することで、塵や埃の溜まりやすい角隅部7があたかもなくなったかのような状態とすることができる。
なお、貼着部材は、貼着部5に予め付しておけば、角隅部7への設置が簡単である。この場合には、両面粘着テープの一方側面のみ貼着部5に貼着させておき、他方側面には保護テープを貼って粘着面を保護しておき、設置時に保護テープを剥離して使用するようにすれば良い。
なお、本実施例においては、略三角形状を有する角隅覆い部4の二辺に貼着部5を設けている。これは角隅部設置部材6を取り付ける角隅は狭いので、三辺に貼着部材を予め付しておくと、角隅に密着して押し込む手前で貼り付いてしまうなど、工作がし難いからである。しかしながら、貼着部材を付する部分を工夫したり、この目的に合った貼着部材を使用すれば、三辺全てに貼着部5を設けても良く、どのような箇所にどのような形の貼着部5を設けるかについては限定されず、適宜選択が可能である。
また、図1に示したように、角隅部7へ設置の際には、貼着部5が角隅覆い部4よりも外側に位置し、貼着部5が目視可能な状態であるが、貼着部5を内方に折り曲げて、角隅覆い部4の内側に位置するように設置することも可能である。この場合には、装着時において貼着部5が外側から見えないため、外観が良好である。もちろん、これら内側、外側に位置する貼着部5を組み合わせて設置することも可能である。
このような角隅部設置部材6は、紙製、プラスチック製、木製のいずれかであることが好ましい。このような材質を用いれば、生産性が良好であり安価に角隅部設置部材6を製造することができる。
なお、角隅部設置部材6が紙製の場合には、角隅部7の形状に合わせてある程度自由に形状を変化させることができ、汎用性の高い角隅部設置部材6とすることができる。また、角隅覆い部4と貼着部5との間に予め折れ目を入れることも容易であり、この折り目に沿って貼着部5を折り曲げれば、誰でも簡単に角隅部7へ角隅部設置部材6を設置することができる。
さらに、角隅部設置部材6がプラスチック製の場合には、例えば射出成形などの方法で製造することができ、また表面に装飾を施すことも容易であり、審美性に優れた角隅部設置部材6とすることができる。
また、角隅部設置部材6が木製の場合には、特に木製階段などの角隅部7に設置する際に、一体的とすることができ、違和感なく角隅部7に角隅部設置部材6を設置することができる。さらに、木製であれば、丈夫であるため、例えば掃除の際に掃除機が角隅部設置部材6にぶつかっても、破損することがなく、機能を長時間にわたって維持できる。
さらに、このような角隅部設置部材6は、設置される角隅部7を構成する複数の面と同色に彩色することもでき、これによって、角隅部7に角隅部設置部材6を設置した際、外観が良好である。また、逆に全く異なる色に彩色すれば、インテリアとしても良好である。彩色の方法としては、特に限定されるものではなく、例えば塗料を塗布したり、模様をプリントしたりすることができる。さらにプラスチック製の場合には、色付きの樹脂を用いて成形することで彩色が可能である。
さらに、例えば角隅部7における踏み板1の角度(例えば、略90度、45度、60度)に合わせて、角度の異なる複数種類の角隅部設置部材6を製造すれば、様々なタイプの角隅部7に適応させることができ、汎用性を高めることができる。
なお、上記した角隅部設置部材6は、略三角形状の角隅覆い部4を有するが、他にも図3に示したように、曲面を有する三次元形状の角隅覆い部4であっても良い。この場合には、糊しろとなる貼着部5を設けなくても良く、例えばプラスチックの射出成形で成形が可能である。このように角隅覆い部4が曲面を有する三次元形状であれば、審美性が良好で、従来利用されていなかった階段などの角隅部7に美観を持たせることができる。
また、上記説明では、角隅部設置部材6は角隅覆い部4が板状体であるが、角隅部7と略相補形状を有する立体の角隅部相補形状体であっても良いものである。この場合、角隅部設置部材6は、角隅部7を構成する複数の面とそれぞれに面接触することとなるため、各面が貼着部材を付して設置するようにすれば良い。
なお、この場合、角隅部設置部材6の材質としてはゴム、発泡樹脂、木塊などで形成することが好ましい。また、角隅部相補形状体は、中実体であっても中空体であってもかまわず、角隅部相補形状体に必要な強度、重さなどを鑑みて選択することが好ましい。
以上、本考案の好ましい実施の態様を説明してきたが、本考案はこれに限定されることはなく、適宜選択が可能なものである。
例えば、ビルなどの場合には、初めからコンクリートや壁材などで階段や壁と一体化して作ることも可能である。また、階段、壁などのユニットごとに予め角隅部設置部材を設けた状態とすることも可能である。
図1は、本考案の実施例における角隅部設置部材の設置状況を説明する概略斜視図である。 図2は、本考案の角隅部設置部材の上面図である。 図3は、本考案の他の実施例における角隅部設置部材の設置状況を説明する概略斜視図である。 図4は、従来の階段における角隅部を説明する概略斜視図である。 図5は、階段の角隅部において、踏み板が略45度で設置された場合を説明する平面図である。 図6は、階段の角隅部において、踏み板が略60度で設置された場合を説明する平面図である。
符号の説明
1・・・踏み板
2・・・蹴込み板
3・・・桁板
4・・・角隅覆い部
5・・・貼着部
6・・・角隅部設置部材
7・・・角隅部

Claims (8)

  1. 複数の面が一点に集中して成る角隅部に設置される角隅部設置部材であって、
    前記角隅部設置部材は、
    少なくとも前記角隅部を略隙間無く覆い隠す角隅覆い部を有することを特徴とする角隅部設置部材。
  2. 前記角隅覆い部が、
    前記角隅部を構成する複数の面に当接するように配設される板状体であることを特徴とする請求項1に記載の角隅部設置部材。
  3. 前記板状体が、
    前記角隅部を構成する複数の面と当接する箇所に貼着部を有することを特徴とする請求項2に記載の角隅部設置部材。
  4. 前記角隅覆い部が、
    前記角隅部と略相補形状を有する角隅部相補形状体であることを特徴とする請求項1に記載の角隅部設置部材。
  5. 前記角隅部相補形状体が、
    前記角隅部を構成する複数の面と当接する箇所に貼着部を有することを特徴とする請求項4に記載の角隅部設置部材。
  6. 前記貼着部に、予め貼着部材が設けられていることを特徴とする請求項3または5に記載の角隅部設置部材。
  7. 前記角隅覆い部が、前記角隅部に設置された状態において、前記角隅部を構成する複数の面と、略同色に彩色されていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の角隅部設置部材。
  8. 請求項1から7に記載された角隅部設置部材を角隅部に設置してなることを特徴とする階段構造体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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