JP3135429B2 - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

Info

Publication number
JP3135429B2
JP3135429B2 JP05216075A JP21607593A JP3135429B2 JP 3135429 B2 JP3135429 B2 JP 3135429B2 JP 05216075 A JP05216075 A JP 05216075A JP 21607593 A JP21607593 A JP 21607593A JP 3135429 B2 JP3135429 B2 JP 3135429B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sliding contact
rotating body
vacuum cleaner
hose
contact plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP05216075A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0767818A (ja
Inventor
重信 森
芳広 松井
郁夫 大島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
Priority to JP05216075A priority Critical patent/JP3135429B2/ja
Publication of JPH0767818A publication Critical patent/JPH0767818A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3135429B2 publication Critical patent/JP3135429B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Vacuum Cleaner (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電動送風機を内蔵し
た電気掃除機本体と、電動送風機の動作を操作するため
の操作スイッチを設けた手元操作体と、塵埃を電気掃除
機本体へ案内するホースとを備え、このホースの一端を
回転体を介在させて手元操作体または電気掃除機本体に
接続させてホースのよじれを防止した電気掃除機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、ホースのよじれを防止した電
気掃除機として図21に示すものが知られている。図2
1において、1は電気掃除機本体で、この本体1には集
塵室Fを負圧にする電動送風機2等が設けられている。
本体1には集塵室Fに設けた集塵フィルタ3内と連通し
た接続口4が設けられている。
【0003】5はホースで、このホース5の一端部が接
続口4に着脱可能に接続されている。ホース5の他端に
は操作体6が接続され、操作体6には延長管7を介して
吸込口体8が接続されている。
【0004】吸込口体8には、図示しない回転清掃体
と、この回転清掃体を回転させるモータMが設けられて
いる。
【0005】操作体6には、把手部6aと手元操作部6b
とが設けられており、手元操作部6bには電動送風機3
の強中弱を設定する操作スイッチK1〜K3や、モータM
をオン・オフさせる操作スイッチK4等が設けられてい
る。
【0006】また、操作体6には、延長管7と連通した
回転体10が回転自在に設けられており、この回転体1
0にホース5が接続されている。この回転体10の回転
により、吸込口体8の移動する向きによって生じるホー
ス5のよじれを防止し、これにって吸込口体8の移動性
を高めたものである。
【0007】回転体10は、図22に示すように筒体1
1を有し、この筒体11にはホース5を接続するホース
接続部12と摺接部13と操作体6に回転自在に保持さ
れる保持部14とが設けられている。摺接部13には、
図23に示すように、2つのリング15,16が嵌合固
定され、各リング15,16に互いに位置をずらせて設
けたスリット15a,15b,16a,16bに摺接板13a〜
13dが取り付けられている。この取り付けは、図24
に示すように、摺接板13aの一端をコ字状に折り曲げ
てスリット15aの一端に係止させ、摺接板13aの他端
をスリット15aに挿入してその他端をコ字状に折り曲
げてスリット15aの他端に係止させることにより取り
付けるものである。他の摺接板13b〜13dも同様にし
て取り付ける。
【0008】摺接板13a〜13dには接点板17(図1
9参照)に取り付けた接点17a〜17dが摺接し、回転
体10の回転に拘らず常に接点17a〜17dと摺接板1
3a〜13dとが電気的に接続された状態を保つようにな
っている。
【0009】接点17a,17bは吸込口体8に設けたモ
ータ用の接点であり、17c,17dは各操作スイッチK1
〜K3の操作によって出力される操作信号用の接点であ
る。摺接板13a,13bはホース5内を通した電源供給
線(図示せず)に接続されており、摺接板13c,13dは
ホース5内を通した信号線(図示せず)に接続され、この
信号線は本体1に設けた制御装置(図示せず)に接続され
ている。
【0010】このような構成により、回転体10の回転
に拘らず、すなわち吸込口体8の移動する向きに拘らず
常に接点17a〜17dと摺接板13a〜13dとを接触さ
せておき、操作スイッチK1〜K4の操作によりモータM
のオン・オフや電動送風機2の制御等の操作を常に手元
で行えるようにしたものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
電気掃除機にあっては、図24に示すように、摺接板1
3aの一端をコ字状に折り曲げてスリット15aの一端に
係止させ、摺接板13aの他端をスリット15aに挿入し
てその他端をコ字状に折り曲げてスリット15aの他端
に係止させることにより摺接板13aをリング15に取
り付け、他の摺接板13b〜13dも同様にして取り付け
るものであるが、摺接板13a〜13dの突合せ部18a
〜18d(摺接板13a〜13dの一端側と他端側との合
わせ部)にできる間隙をできる限り小さくするために、
スリット15a〜15dの巾を狭くしている。このため、
摺接板13a〜13dの取り付け作業が非常に厄介である
という問題があった。
【0012】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
もので、その目的は、摺接板の取り付けが容易に行える
電気掃除機を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するため、電動送風機を内蔵した電気掃除機本体
と、塵埃を吸引する吸込口体を接続するとともに前記電
動送風機の動作を操作するための操作スイッチを設けた
手元操作体と、前記吹込口体が吸引した塵埃を前記手元
操作体を介して導入して電気掃除機本体へ案内するホー
スとを備え、このホースのよじれを防止するとともに塵
埃を導入する筒状の回転体を前記ホースの一端に介在さ
せてその一端を手元操作体または電気掃除機本体に接続
させ、ホースの他端を電気掃除機本体または手元操作体
に接続し、前記回転体を手元操作体の保持部または電気
掃除機本体の保持部に対して回転自在に設け、前記回転
体の周囲に当接して帯状の摺接板を複数個取り付け、各
摺接板に摺接する接点をそれぞれ設け、これら摺接板お
よび接点を介して前記操作スイッチと電気掃除機本体に
設けた制御装置とを電気的に接続させておくことによ
り、前記回転体の回転に拘らず操作スイッチの操作によ
り電動送風機の動作を制御可能にした電気掃除機であっ
て、前記摺接板を固定するとともに両端部の内側に係合
部が形成されたC型の固定部材を備え、前記摺接板が取
り付けられる当接面を前記回転体の周面より高い位置に
且つ回転体の周方向に沿って環状に形成し、この当接面
に切欠を設け、この切欠の周方向一側面に周方向へ窪ん
凹部を形成し、前記固定部材の係合部に係合する係止
部を回転体の前記当接面の側方に形成し、 前記摺接板
の一端から突出し前記凹部に係合する係合片を有する
字状の係合部を形成し、その摺接板の他端から突出し
記切欠の周方向他側面に係止する係止片を形成するとと
もに、前記係止部側となる摺接板の側方に回転体の周面
に当接する押え部を設け、前記固定部材の係合部を回転
体の係止部に係合させて、この固定部材を回転体に取り
付けることにより、固定部材が前記押え部を回転体の周
面に押さえつけて摺接板を回転体に固定させることを特
徴とする。
【0014】
【作用】この発明は、摺接板を固定するとともに両端部
の内側に係合部が形成されたC型の固定部材を備え、前
記摺接板が取り付けられる当接面を前記回転体の周面よ
り高い位置に且つ回転体の周方向に沿って環状に形成
し、この当接面に切欠を設け、この切欠の周方向一側面
周方向へ窪んだ凹部を形成し、前記固定部材の係合部
に係合する係止部を回転体の前記当接面の側方に形成
し、前記摺接板の一端から突出し前記凹部に係合する
合片を有するL字状の係合部を形成し、その摺接板の他
から突出し前記切欠の周方向他側面に係止する係止片
を形成するとともに、前記係止部側となる摺接板の側方
回転体の周面に当接する押え部を設け、前記固定部材
の係合部を回転体の係止部に係合させて、この固定部材
を回転体に取り付けることにより、固定部材が前記押え
部を回転体の周面に押さえつけて摺接板を回転体に固定
させるので、摺接板を回転体に取り付ける作業が至って
簡単なものとなる。
【0015】
【実施例】以下、この発明に係る電気掃除機の実施例を
図面に基づいて説明する。
【0016】図1において、20は電気掃除機本体で、
この本体20内には、集塵室21に設置された集塵フィ
ルタ22と、集塵室21を負圧にする電動送風機23等
とが設けられている。さらに、本体20には集塵フィル
タ22内と連通した接続口25が設けられている。接続
口25には、電源供給線(図示せず)に接続された電源接
続部26と電動送風機23を制御する図示しない制御装
置の信号線(図示せず)に接続された信号接続部27とが
設けられている。
【0017】30はホースで、このホース30の一端部
に接続口25に着脱可能に接続される接続部31が設け
られており、この接続部31には、電源接続部26に接
続される電源プラグ32a,32bと、信号接続部27に
接続される信号用の接続ピン33a,33bとが設けられ
ている。
【0018】40は操作体、41は延長管、42は吸込
口体である。吸込口体42には、回転清掃体である回転
ブラシ43と、回転ブラシ43を回転させる駆動モータ
44とが設けられている。
【0019】操作体40は、図2および図3に示すよう
に、把持部45と操作部46と操作管47とを有してお
り、操作部46には、回転ブラシ43の駆動モータ44
をオン・オフさせる操作スイッチS1と電動送風機23
の強弱を設定する操作スイッチS2と被清掃体の種類に
応じて電動送風機23を制御させる操作スイッチS3と
電動送風機23をオン・オフさせる操作スイッチS4と
が設けられている。
【0020】操作管47の一端には延長管41を接続す
る接続口47aが設けられており、操作管47の他端に
は、回転体50を保持する保持部48が設けられてい
る。保持部48の一端側の内周面には後述する接続部5
4を回転自在に係合する係合部48aが形成され、また
保持部48の上側には開口48bが形成され、この開口
48bには接点蓋49が取り付けられている。Cはカバ
ーである。
【0021】この実施例では、接点蓋49を取り付ける
ための開口48bを保持部48の上側に形成したので、
保持部48の下側の強度は上側より強いものとなってい
る。このため、操作体40の把持部45を持って吸込口
体42を移動させた際に保持部48の下側に大きな力が
加わってもその保持部48の下側が破損してしまうこと
が防止される。
【0022】接点蓋49には、図4に示すように、二股
に分かれた接点板49a〜49dが取り付けられており、
接点板49a〜49dには接点49e〜49hが設けられて
いる。接点板49a,49bが駆動モータ44用の電源供
給線L1,L2に接続され、接点板49c,49dが信号線L
3,L4に接続されている。
【0023】信号線L3,L4は、図3に示すように、操
作体40内に設けた回路基板Gの回路(図示せず)に接続
されている。また、一方の電源供給線L1は操作スイッ
チS1を介して駆動モータ44へ接続され、他方の電源
供給線L2は直接駆動モータ44へ接続される。
【0024】回転体50は図5〜図7に示すように筒本
体51から構成され、筒本体51には、ホース30の他
端を接続固定するホース接続部52と、摺接部53と、
操作管47の保持部48に回転自在に接続される接続部
54とが設けられている。Tはホース30を固定するた
めの突起、Uはシール部材を取り付ける溝である。
【0025】摺動部53には、周方向に延びた環状リブ
55〜65が左から所定間隔を隔てて順に設けられてお
り、各環状リブ55〜63間には溝66〜73が形成さ
れた状態となっている。
【0026】図5ないし図7において、筒本体51の上
方と下方となる位置であって、環状リブ57と環状リブ
58との間には、環状リブ57,58を連結するととも
に軸方向に延びた一対の係止部材68a,68bが図8に
示すように互いに軸線Qに対して対称に形成されてい
る。すなわち、後述する当接面58aの側方に係止部材
68a,68bが形成されている。同様に、環状リブ55
56との間には、環状リブ55,56を連結した係止
部材66a,66bが図5および図6に示すように形成さ
れている。また、環状リブ59と60、環状リブ61と
62との間には、それら環状リブを連結した一対の係止
部材70a,70b、72a,72bがそれぞれ形成されてい
る。
【0027】環状リブ56〜63には、溝67,69,7
1,73側に一段下がった状態に当接面56a〜63aが
形成されている。この当接面56a〜63aは筒本体51
の周方向に沿って環状に且つ筒本体51の周面より高い
位置に形成されている。
【0028】また、環状リブ57には、図9に示すよう
に、2つの狭小の切欠部57c,57dが設けられてい
る。同様に、図10および図11に示すように、環状リ
ブ58〜64に切欠部57c,57dと同じ位置に切欠部
58c〜64c,58d〜64dがそれぞれ設けられてい
る。
【0029】その切欠部57c,58cを挟む位置には、
図11に示すように環状リブ57と環状リブ58とを接
続した接続壁81,82が形成されている。接続壁81
と接続壁82との間の離間距離は切欠部57c,58cの
幅と同一となっている。同様に、他の切欠部59c〜6
4c、57d〜64dを挟む位置に環状リブ59と60、
環状リブ61と62、環状リブ63と64を接続した接
続壁81〜84が形成されている。接続壁81,84に
は突部81a,84aが形成され、接続壁81と接続壁8
2との間にリード線R1,R2を配設してそのリード線R
1,R2を突部81aによって押え込むものである。同様
に、接続壁83と接続壁84との間にリード線R3,R4
を配設してその突部84aによってリード線R3,R4を押
え込むものである(図5参照)。
【0030】リード線R1,R2は、ホース接続部52に
ホース30を接続した際に、ホース30内を通した電源
供給線(図示せず)に接続し、リード線R3,R4はホース
30内を通した信号線(図示せず)に接続する。ホース3
0内を通した電源供給線は電源プラグ33a,33bに接
続され、ホース30内を通した信号線は接続ピン32a,
32bに接続されている。
【0031】また、環状リブ58には、図10に示すよ
うに切欠部58c,58dの位置(軸線Qに対する対象側
の位置)と反対側の位置に比較的大きめの2つの切欠部
58e,58fが設けられている。同様に、環状リブ56,
60,62にも切欠部58e,58fと同じ位置に切欠部
6e,56f,60e,60f,62e,62fがそれぞれ設けら
れている。
【0032】切欠部56eと切欠部56fとの間のリブ5
6Aと、リブ57との間には、図12に示すように、
止部91がリブ56A,57と一体的に連続形成されて
いる(図9参照)。係止部91には、周方向側(図9に
おいて左側)が開口した凹部91aが形成されている。
同様に、切欠部58e,60e,62eと切欠部58f,60
f,62fとの間のリブ58A,60A,62Aと、リブ5
9,61,63との間には、凹部92a〜94aを形成した
係止部92〜94が一体的に連続形成され、各係止部9
1〜94が軸方向に沿って一直線上に並んでいる。
【0033】係止部91〜94の上面91b〜94bは当
接面56a,57a、58a,59a、60a,61a、62a,
63aと面一となっている。また、環状リブ57には図
9に示すように係止部91の凹部91aの開口と対向
つ当接面57aと直交するとともに軸線Qに向けて延
びた係止面57gが形成されている。同様に、環状リブ
59,61,63には、係止部92〜94と対向した位置
に且つ当接面57a,59a,61a,63aと直交するとと
もに軸線Qに向けて延びた係止面59g,61g,63gが
形成されている。
【0034】当接面56aと57a、当接面58aと59
a、当接面60aと61a、当接面62aと63aには、接
点49a〜49d(図4参照)と摺接する摺接板101〜
104が図13および図14に示すようにリング状に装
着される。
【0035】摺接板101は、図15および図16に示
すように、一端にはリブ57の係止部91に係合するL
字状に折り曲げられた係合部101aが形成され、他端
には係止面57gに当接して係止する係止片101bが図
16において垂下した状態に形成されている。係合部1
01aは、図16において、摺接板101の一端から垂
下した係止片101acと、この係止片101acの先端か
ら内側へ折り曲げられた係合片101adとを有してい
る。また、摺接板101には、一端側の側部にリード線
R1を接続する接続片105が形成され、他端側の側部
にL字状に形成された押え部(係止片)106が形成さ
れている。押え部106の下部(図16において)に形
成された当接片106aが、切欠部56f位置における溝
66の底面66hに当接するようになっている。他の摺
接板102〜104も全く同一に構成されているので、
その説明は省略する。
【0036】この摺接板101をリブ56,57の当接
面56a,57aに装着するには、先ず、接続片105の
裏面105aにリード線R1を接続しておく。このリード
線R1を図5に示すように接続壁81,82間に配設する
とともに溝67内に配設する。そして、この摺接板10
1の一端に設けた係合部101aの係合片101adを図
17に示すように係止部91の凹部91aに係合させる
とともに、摺接板101を当接面56a,57aに当接さ
せる。これにより、溝66内に配設したリード線R1は
摺接板101により閉じ込められた状態となり、溝66
からはみ出ることが防止される。
【0037】摺接板101の他端に設けた係止片101
bをリブ57に形成した係止面57g(図および図12
参照)に当接させて引っかけるとともに、図18および
図20に示すように押え部106の当接片106aを溝
66の底面66hに当接させる。この当接片106aを図
19に示すC型のリング部材(固定部材)110で固定
させる。
【0038】このリング部材110の内側には、係止部
材66a,66b(図5および図6参照)に係合する凹部1
11,112が設けられている。このリング部材110
を溝66内に挿入させて、図20に示すように、凹部1
11,112を係止部材66a,66bに係合させることに
より、リング部材110の内周面110aが摺接板10
1の当接片106aを溝66の底面66hに押え付けた状
態となる。これにより、当接片106aは固定され、摺
接板101は当接面56a,57aに取り付けられること
となる。
【0039】このように、摺接板101の係合部101
aの係合片101adを係止部91の凹部91aに係合さ
せ、摺接板101の他端の係止片101bを係止面57g
引っかけて、リング部材110を溝66に挿入すれ
ば、リング部材110の内周面110aが当接片106a
を固定し、これにより摺接板101が当接面56a,57
aに取り付けられるので、その作業は至って簡単なもの
である。
【0040】同様にして、他の摺接板102〜104も
図18に示すように当接面58a,59a、60a,61a、
62a,63aに当接させるとともにリング部材110に
より当接片106aを固定して取り付けていく。
【0041】これら取り付けにより、図13に示すよう
に、摺接板101〜104の突合せ部101d〜104d
は一直線上に並ぶ。
【0042】そして、筒本体51の接続部54の溝Uに
シール部材Vを取り付け、この回転体50を図3に示す
ように操作体40の操作管47の保持部48内に挿入さ
せる。この挿入により、筒本体51の接続部54を保持
部48の係合部48aに回転可能に係合させて操作管4
7と回転体50とを接続する。この接続により、摺接板
101〜104と接点蓋49に取り付けた接点49e〜
49hとが接触する。
【0043】この回転体50のホース接続部52にホー
ス30を接続する。このホース30の接続部31を掃除
機本体20の接続口23に接続すれば、その接続部31
は電源プラグ32a,32bにより位置が決定され、これ
により摺接板101〜104の突合せ部101d〜10
4dの位置も電源プラグ32a,32bに対して位置が決定
される。他方、接点49e〜49hの位置を把持部45に
対して所定の位置にすることにより突合せ部101d〜
104dを接点49e〜49hの反対側にすることができ
る。
【0044】すなわち、ホース30は掃除機本体20に
対して回転不能に接続されるため、電源プラグ32a,3
2bを基準として、ホース30の自然状態に対して換言
すればホース30のよじれのない状態に対して突合せ部
101d〜104dの位置が決定される。他方、把持部4
5は使用時の際に常に上方に位置するため、把持部45
を基準として接点49e〜49hの位置が決定される。
【0045】したがって、ホース30をよじれない状態
にして摺接板101〜104の突合せ部101d〜10
4dを接点49e〜49hの反対側とすることができる。
この状態となるように、回転体50のホース接続部52
にホース30を接続するものである。
【0046】この状態で吸込口体42を移動させるとそ
の移動する向きによってホース30がよじれようとする
が、回転体50が操作体40に対して相対回転するの
で、ホース30のよじれは防止される。
【0047】また、回転体50が操作体40に対して相
対回転しても、その回転角度はさほど大きくなることは
ないので、突合せ部101d〜104dが接点49e〜4
9hの位置と反対側にあることにより接点49e〜49h
が摺接板101〜104の突合せ部101d〜104dに
乗り上げる状態になる機会は殆どない。このため、接点
49e〜49hが突合せ部101d〜104dに乗り上げて
摺接板101〜104から離れて火花を発生させてしま
うことが防止される。
【0048】また、接点49e〜49hが突合せ部101
d〜104dに乗り上げることが殆どないことにより、回
転体40の回転がスムーズに行なわれるので、吸込口体
42の移動の際に違和感を感じることもない。
【0049】上記実施例では、回転体50を操作体40
に設けているが、ホース30の接続部31に設けてもよ
い。また、摺接板101〜104の突合せ部101d〜
104dを一致させているが、接点49e〜49hの位置
と反対側になれば、各突合せ部101d〜104dは互い
にずれていてもよい。
【0050】また、上記実施例では、摺接板101〜1
04を回転体50に設けているが、この摺接板101〜
104を保持部48に設け、接点49e〜49hを回転体
50に設けてもよい。
【0051】また、上記実施例では、摺接板101〜1
04に押え部106を1つ設けているが、これに限ら
ず、例えば摺接板101〜104の両端の側部にそれぞ
れ押え部106を設け、摺接板101〜104の一端に
設けたコ字状の係合部101aの代わりに係止片101b
と同じ係止片を設け、その両端に設けた押え部106を
リング部材110で固定することにより摺接板101〜
104を各当接面に取り付けるようにしてもよい。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、摺接板を固定するとともに両端部の内側に係合部が
形成されたC型の固定部材を備え、前記摺接板が取り付
けられる当接面を前記回転体の周面より高い位置に且つ
回転体の周方向に沿って環状に形成し、この当接面に切
欠を設け、この切欠の周方向一側面に周方向へ窪んだ
部を形成し、前記固定部材の係合部に係合する係止部を
回転体の前記当接面の側方に設け、前記摺接板の一端
ら突出し前記凹部に係合する係合片を有するL字状の係
合部を形成し、その摺接板の他端から突出し前記切欠の
周方向他側面に係止する係止片を形成するとともに、前
記係止部側となる摺接板の側方に回転体の周面に当接す
押え部を設け、前記固定部材の係合部を回転体の係止
部に係合させて、この固定部材を回転体に取り付けるこ
とにより、固定部材が前記押え部を回転体の周面に押さ
えつけて摺接板を回転体に固定させるので、摺接板を回
転体に取り付ける作業が至って簡単なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる電気掃除機の外観を示した斜
視図である。
【図2】操作体を示した側面図である。
【図3】操作体を示した断面図である。
【図4】端子板を示した平面図である。
【図5】筒体を示した側面図である。
【図6】図5の反対側を示した側面図である。
【図7】筒体を示した縦断面図である。
【図8】筒体を示した横断面図である。
【図9】筒体を示した横断面図である。
【図10】筒体を示した横断面図である。
【図11】図5の一部を拡大した拡大図である。
【図12】図6の一部を拡大した拡大図である。
【図13】筒体にリング部材により摺接板を装着した状
態を示した側面図である。
【図14】筒体に装着した摺接板を断面にして筒体を示
した側面図である。
【図15】摺接板を示した側面図である。
【図16】摺接板の両端部を拡大した斜視図である。
【図17】図3のA−A線に沿う断面図である。
【図18】筒体に摺接板を装着した状態を示した側面図
である。
【図19】リング部材を示した正面図である。
【図20】図3のB−B線に沿う断面図である。
【図21】従来の電気掃除機の外観を示した斜視図であ
る。
【図22】従来の回転体に摺接板を装着した状態を示し
た側面図である。
【図23】リングを示した斜視図である。
【図24】摺接板の取り付け状態を示した説明図であ
る。
【符号の説明】
20 電気掃除機本体 23 電動送風機 30 ホース 40 手元操作体 42 吸込口体 50 回転体 101〜104 摺接板 106 押え部(係止片) 110 リング部材(固定部材) S1〜S4 操作スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−84198(JP,A) 特開 平4−269933(JP,A) 実開 平5−50695(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 9/28,9/24

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動送風機を内蔵した電気掃除機本体と、
    塵埃を吸引する吸込口体を接続するとともに前記電動送
    風機の動作を操作するための操作スイッチを設けた手元
    操作体と、前記吹込口体が吸引した塵埃を前記手元操作
    体を介して導入して電気掃除機本体へ案内するホースと
    を備え、このホースのよじれを防止するとともに塵埃を
    導入する筒状の回転体を前記ホースの一端に介在させて
    その一端を手元操作体または電気掃除機本体に接続さ
    せ、ホースの他端を電気掃除機本体または手元操作体に
    接続し、前記回転体を手元操作体の保持部または電気掃
    除機本体の保持部に対して回転自在に設け、前記回転体
    の周囲に当接して帯状の摺接板を複数個取り付け、各摺
    接板に摺接する接点をそれぞれ設け、これら摺接板およ
    び接点を介して前記操作スイッチと電気掃除機本体に設
    けた制御装置とを電気的に接続させておくことにより、
    前記回転体の回転に拘らず操作スイッチの操作により電
    動送風機の動作を制御可能にした電気掃除機であって、 前記摺接板を固定するとともに両端部の内側に係合部が
    形成されたC型の固定部材を備え、 前記摺接板が取り付けられる当接面を前記回転体の周面
    より高い位置に且つ回転体の周方向に沿って環状に形成
    し、この当接面に切欠を設け、この切欠の周方向一側面
    周方向へ窪んだ凹部を形成し、 前記固定部材の係合部に係合する係止部を回転体の前記
    当接面の側方に形成し、 前記摺接板の一端から突出し
    前記凹部に係合する係合片を有するL字状の係合部を形
    成し、その摺接板の他端から突出し前記切欠の周方向他
    側面に係止する係止片を形成するとともに前記係止部側
    となる摺接板の側方に回転体の周面に当接する押え部を
    設け、 前記固定部材の係合部を回転体の係止部に係合させて、
    この固定部材を回転体に取り付けることにより、固定部
    材が前記押え部を回転体の周面に押さえつけて摺接板を
    回転体に固定させることを特徴とする電気掃除機。
JP05216075A 1993-08-31 1993-08-31 電気掃除機 Expired - Lifetime JP3135429B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05216075A JP3135429B2 (ja) 1993-08-31 1993-08-31 電気掃除機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05216075A JP3135429B2 (ja) 1993-08-31 1993-08-31 電気掃除機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0767818A JPH0767818A (ja) 1995-03-14
JP3135429B2 true JP3135429B2 (ja) 2001-02-13

Family

ID=16682870

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05216075A Expired - Lifetime JP3135429B2 (ja) 1993-08-31 1993-08-31 電気掃除機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3135429B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0767818A (ja) 1995-03-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO1995001748A1 (en) Vacuum cleaner having improved steering features
JP2942110B2 (ja) 電気掃除機
JP3135429B2 (ja) 電気掃除機
JP3140281B2 (ja) 電気掃除機
JP2942111B2 (ja) 電気掃除機
JP2648043B2 (ja) 電気掃除機
JP3820539B2 (ja) 電気掃除機
JP3201918B2 (ja) 電気掃除機
GB2384973A (en) Reduced friction rotary joint for vacuum cleaner hose
JP3086506B2 (ja) 電気掃除機
JP3482288B2 (ja) 内視鏡
KR200229290Y1 (ko) 진공청소기의 회전손잡이
JP3275914B2 (ja) 電気掃除機
JPH0795991B2 (ja) 電気掃除機
JP2561434B2 (ja) 電気掃除機用延長管
JP3888803B2 (ja) 電気掃除機
JP3777492B2 (ja) 電気掃除機
JP2648035B2 (ja) 電気掃除機
JPH03292922A (ja) 電気掃除機
JPH0793916B2 (ja) 電気掃除機の接続管
JP2680188B2 (ja) 電気掃除機用吸口
KR100403504B1 (ko) 진공청소기용 핸들
JPH0355436Y2 (ja)
JPH0335260Y2 (ja)
KR200166672Y1 (ko) 진공청소기 호스 연결부 구조

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081201

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081201

Year of fee payment: 8

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081201

Year of fee payment: 8

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081201

Year of fee payment: 8

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081201

Year of fee payment: 8

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081201

Year of fee payment: 8

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091201

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091201

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101201

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101201

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111201

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121201

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131201

Year of fee payment: 13