JP2942111B2 - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP2942111B2
JP2942111B2 JP21607693A JP21607693A JP2942111B2 JP 2942111 B2 JP2942111 B2 JP 2942111B2 JP 21607693 A JP21607693 A JP 21607693A JP 21607693 A JP21607693 A JP 21607693A JP 2942111 B2 JP2942111 B2 JP 2942111B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一端が掃除機本体に
接続され且つ他端に筒状の把持部兼用の接続筒が設けら
れた集塵ホースの端部を掃除機本体または把持部に対し
て周方向に回転可能に設けることにより、掃除機本体に
対する集塵ホースの向きを変えても、集塵ホースが周方
向に回動して、集塵ホースによじれ(捩れ)が生じない
ようにした電気掃除機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、集塵ホースのよじれを防止し
た電気掃除機として図21に示すものが知られている。
図21において、1は電気掃除機本体で、この本体1に
は集塵室Fを負圧にする電動送風機2等が設けられてい
る。本体1には集塵室Fに設けた集塵フィルタ3内と連
通した接続口4が設けられている。
【0003】5は集塵ホースで、この集塵ホース5の一
端部が接続口4に着脱可能に接続されている。この集塵
ホース5の他端には筒体をくの字状に折曲した操作体6
が把持部として接続され、操作体6には延長管7を介し
て吸込口体8が接続されている。
【0004】吸込口体8には、図示しない回転清掃体
と、この回転清掃体を回転させるモータMが設けられて
いる。
【0005】操作体6には、把手部6aと手元操作部6b
とが設けられており、手元操作部6bには電動送風機3
の強中弱を設定する操作スイッチK1〜K3や、モータM
をオン・オフさせる操作スイッチK4等が設けられてい
る。
【0006】また、操作体6には、延長管7と連通した
回転体10が回転自在に設けられており、この回転体1
0に集塵ホース5が接続固定されている。この回転体1
0の回転により、吸込口体8の移動する向きによって生
じる集塵ホース5のよじれを防止し、これによって吸込
口体8の移動性を高めたものである。この操作体6は外
筒となり、回転体10の筒体11は内筒となり、この操
作体6及び筒体11は集塵ホース5の接続筒を構成して
いる。
【0007】回転体10の筒体11には、図22に示す
ように、集塵ホース5を接続するホース接続部12と、
摺接部13と、操作体6に回転自在に保持される保持部
14とが設けられている。摺接部13には、図23に示
すように、2つのリング15,16が嵌合固定され、各
リング15,16に互いに位置をずらせて設けたスリッ
ト15a,15b,16a,16bに摺接板13a〜13dが取
り付けられている。この取り付けは、図24に示すよう
に、摺接板13aの一端をコ字状に折り曲げてスリット
15aの一端に係止させ、摺接板13aの他端も同様にコ
字状に折り曲げてスリット15aの他端に係止させるこ
とにより取り付けるものである。他の摺接板13b〜1
3dも同様にして取り付ける。
【0008】摺接板13a〜13dには接点板17(図2
2参照)に取り付けた接点17a〜17dが摺接し、回転
体10の回転に拘らず常に接点17a〜17dと摺接板1
3a〜13dとが電気的に接続された状態を保つようにな
っている。
【0009】接点17a,17bは吸込口体8に設けたモ
ータ用の接点であり、17c,17dは各操作スイッチK1
〜K3の操作によって出力される操作信号用の接点であ
る。摺接板13a,13bは集塵ホース5に埋設した電源
供給線(図示しないリード線)に接続されており、摺接板
13c,13dは集塵ホース5に埋設した信号線(図示しな
いリード線)に接続され、この信号線は本体1に設けた
制御装置(図示せず)に接続されている。
【0010】このような構成により、回転体10の回転
に拘らず、すなわち吸込口体8の移動する向きに拘らず
常に接点17a〜17dと摺接板13a〜13dとを接触さ
せておき、操作スイッチK1〜K4の操作によりモータM
のオン・オフや電動送風機2の制御等の操作を常に手元
で行えるようにしたものである。
【0011】ところで、このような電気掃除機にあって
は、回転体10の筒体11とリング15,16との間に
隙間(図示せず)が設けられていて、摺接板13a〜1
3dに半田付けされ電源供給線や信号線の端部を上記隙
間に配設する構成としていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この様
な構成では、回転体10の筒体11とリング15,16
との間に組付上の遊びが僅かに設けられていたため、リ
ング15,16のガタつきが発生して、滑らかな回転が
期待できないものであった。
【0013】これを防止するため、リング15,16を
省略して、摺接板13a〜13dを筒体11に直接巻き
付け固定することが考えられている。この場合、摺接板
13a〜13d間に絶縁壁が設けられていない構造とな
るので、摺接板13a〜13d間の距離は安全規準上設
定された値以上にすることが義務付けられている。この
ため、単に摺接板13a〜13dを筒体11に直接巻き
付け固定する構造では、筒体11の軸方向長さが長くな
り、望ましくない。
【0014】そこで、この発明は、複数の摺接板間に絶
縁壁を設けることにより摺接板間の距離を短くして、集
塵ホースの接続筒の長さを短くできると共に、部品点数
が増えることなくリード線の端部及びその近傍の部分の
浮き上がりを確実に防止できる電気掃除機を提供するこ
とを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、この発明は、可撓性の集塵ホースの一端に設けた第
1の接続筒を掃除機本体のホース接続口に接続し、前記
集塵ホースの他端に設けた把持部となる第2の接続筒に
延長管を介して吸込口体を接続し、前記第2の接続筒に
手元スイッチを設け、該手元スイッチと前記掃除機本体
内の制御回路とを接続させるリード線を集塵ホースに沿
って該集塵ホースに固着すると共に、前記接続筒の一方
を互いに回転自在に結合保持された内筒と外筒から構成
し、前記内筒の外周面に軸方向に間隔をおいて複数のリ
ング状で導電性の摺接板を固定し、前記外筒の内面に前
記各摺接板に摺接する接点部材を保持させることによ
り、前記リード線と手元スイッチまたは制御回路を前記
摺接板と接点部材とを介して導通させるようにした電気
掃除機において、前記内筒の周方向に延びる段付溝を前
記内筒の外周面に軸方向に間隔をおいて複数形成し、前
記内筒の軸方向に延びて前記複数の段付溝の隣接するも
の同士を連通させる配線用溝を設け、前記リード線の配
線端部を前記配線用溝に配設すると共に、前記摺接板を
前記段付溝に沿って段部に当接保持させることにより、
前記リード線の配線端部の浮き上がりを阻止させる様に
した電気掃除機としたことを特徴とする。
【0016】
【作用】この構成によれば、各段付溝間に位置する絶縁
壁部が摺接板間の絶縁を行うと共に、各摺接板がリード
線の配線端部及びその近傍の部分の浮き上がりを抑える
カバーの作用をすることになる。
【0017】
【実施例】以下、この発明に係る電気掃除機の実施例を
図面に基づいて説明する。
【0018】図1において、20は電気掃除機本体であ
る。この本体20内には、集塵室21に設置された集塵
フィルタ22と、集塵室21を負圧にする電動送風機2
3及びこの電動送風機23を制御する制御回路(図示せ
ず)等とが設けられている。さらに、本体20には集塵
フィルタ22内と連通した接続口25が設けられてい
る。接続口25には、制御回路の電源回路に接続された
電源接続部26と電動送風機23を制御する制御回路の
送風機制御回路(図示せず)に接続された信号接続部2
7とが設けられている。
【0019】30は集塵ホースで、この集塵ホース30
の一端部に接続口25に着脱可能に接続される接続部3
1(第1の接続筒部)が設けられている。この接続部3
1には、電源接続部26に接続される電源プラグ32a,
32bと、信号接続部27に接続される信号用の接続ピ
ン33a,33bとが設けられている。
【0020】この集塵ホース30の周囲には、螺旋状配
線部SP,SSがホース両端まで一体に形成されてい
る。この螺旋状配線部SP内には一端が電源プラグ32
a,32bに接続された導電性でバネ性を有するリード線
R1´,R2´が螺旋部SPに沿うように固着され、螺
旋状配線部SS内には一端が接続ピン33a,33bに接
続された導電性でバネ性を有するリード線R1´,R2
´が固着されている。このリード線R1´,R2´,R
3´,R4´の他端には柔軟性のあるリード線R1,R
2,R3,R4が接続されている。
【0021】40は操作体(第2の接続筒部)、41は
延長管、42は吸込口体である。吸込口体42には、回
転清掃体である回転ブラシ43と、回転ブラシ43を回
転させる駆動モータ44とが設けられている。
【0022】操作体40は、図2および図3に示すよう
に、把持部45と操作部46と操作管47(外筒)とを
有しており、操作部46には、回転ブラシ43の駆動モ
ータ44をオン・オフさせる操作スイッチS1と電動送
風機23の強弱を設定する操作スイッチS2と被清掃体
の種類に応じて電動送風機23を制御させる操作スイッ
チS3と電動送風機23をオン・オフさせる操作スイッ
チS4とが設けられている。
【0023】操作管47の一端には延長管41を接続す
る接続口47aが設けられており、操作管47の他端に
は、回転体50を保持する保持部48が設けられてい
る。保持部48の一端側の内周面には後述する接続部5
4を回転自在に係合する係合部48aが形成され、また
保持部48の上側には開口48bが形成され、この開口
48bには接点蓋49が取り付けられている。
【0024】接点蓋49には、図4に示すように、二股
に分かれた接点板49a〜49dが取り付けられており、
接点板49a〜49dには接点49e〜49hが設けられて
いる。接点板49a,49bが駆動モータ44用の電源供
給線L1,L2に接続され、接点板49c,49dが信号線L
3,L4に接続されている。
【0025】信号線L3,L4は、図3に示すように、操
作体40内に設けた回路基板Gの回路(図示せず)に接続
されている。また、電源供給線L1,L2は直接駆動モー
タ44へ接続される。
【0026】回転体50は図5〜図7に示すように筒本
体51(内筒)から構成され、筒本体51には、集塵ホ
ース30の他端を接続固定するホース接続部52と、摺
接部53と、保持部48に回転自在に接続される接続部
54とが設けられている。Tは集塵ホース30を固定す
るための突起、Uはシール部材を取り付ける溝である。
【0027】摺動部53には、周方向に延びた環状リブ
55〜65が左から所定間隔を隔てて順に設けられてお
り、各環状リブ55〜63間には溝66〜73が形成さ
れた状態となっている。
【0028】環状リブ55と環状リブ56との間には、
環状リブ55,56を連結した一対の係止部材66a,6
6bが互いに軸線Qに対して対称に形成されている。同
様に、環状リブ57と58との間には、環状リブ57,
58を連結した係止部材68a,68bが図8に示すよう
に形成されている。また、環状リブ59と60、環状リ
ブ61と62との間には、それら環状リブを連結した一
対の係止部材70a,70b、72a,72bがそれぞれ形成
されている。
【0029】環状リブ56〜63には溝67,69,7
1,73側に軸線Qに対して一段下がった状態に当接面
56a〜63a(段部)が形成されていて、この当接面5
6a〜63a(段部)は溝67,69,71,73を段付溝
としている。この当接面56a〜63aは筒本体51の周
方向に沿って延びており、軸線Qから一定距離離間した
位置に形成された状態となっている。
【0030】また、環状リブ57には、図9に示すよう
に、2つの狭小の切欠部57c,57dが設けられてい
る。同様に、図10および図11に示すように、環状リ
ブ58〜64に切欠部57c,57dと同じ位置に切欠部
58c〜64c,58d〜64dがそれぞれ設けられてい
る。
【0031】その切欠部57c,57dの位置には、環状
リブ57と環状リブ58とを接続した接続壁81〜84
が形成されている。同様に、他の切欠部58c〜64c,
58d〜64dの位置に環状リブ59と60、環状リブ6
1と62、環状リブ63と64を接続した接続壁81〜
84が形成されている。
【0032】接続壁81,84には突部81a,84aが形
成され、接続壁81と接続壁82との間の配線用溝M1
にリード線R1,R2の配線用端部(他端部)を配設して
そのリード線R1,R2の配線用端部を突部81aによって
押え込むものである。同様に、接続壁83と接続壁84
との間の配線用溝M2にリード線R3,R4の配線用端部
(他端部)を配設してその突部84aによってリード線
R3,R4の配線用端部を押え込むものである(図5参
照)。尚、複数の配線用溝M1は内筒である筒本体51
の軸方向に複数直列に配列され、同様に複数の配線用溝
M2も内筒である筒本体51の軸方向に複数直列に配列
されていると共に、配線用溝M1,M2は筒本体51の
周方向において隣接して配設されている。
【0033】また、環状リブ56には、切欠部57c,5
7dの位置と反対側の位置に図12に示すように比較的
大きめの2つの切欠部56e,56fが設けられている。
同様に、環状リブ58,60,62にも切欠部56e,56
fと同じ位置に切欠部58e,58f,60e,60f,62e,
62fがそれぞれ設けられている。
【0034】切欠部56eと切欠部56fとの間には、凹
部91aを形成した係止部91がリブ57と一体的に連
続形成されている(図9参照)。同様に、切欠部58e,
60e,62eと切欠部58f,60f,62fとの間に凹部9
2a〜94aを形成した係止部92〜94がリブ59,6
1,63と一体的に連続形成され、各係止部91〜94
が軸方向に沿って一直線上に並んでいる。
【0035】係止部91〜94の上面91b〜94bは当
接面57a,59a,61a,63aと面一となっている。ま
た、環状リブ57には図9に示すように係止部91と対
向した位置に且つ当接面57aと直交するとともに軸線
Qに向けて延びた係止面57gが形成されている。同様
に、環状リブ59,61,63には、係止部92〜94と
対向した位置に且つ当接面57a,59a,61a,63aと
直交するとともに軸線Qに向けて延びた係止面59g,6
1g,63gが形成されている。
【0036】当接面56aと57a、当接面58aと59
a、当接面60aと61a、当接面62aと63aには、接
点49a〜49d(図4参照)と摺接する導電性の摺接板
101〜104が図13および図14に示すようにリン
グ状に装着される。
【0037】摺接板101は、図15および図16に示
すように、一端にはリブ57の係止部91に係合するL
字状に折り曲げられた係合部101aが形成され、他端
には係止面57gに当接して係止する係止片101bが図
16において垂下した状態に形成されている。また、摺
接板101には、一端側の側部にリード線R1を接続す
る接続片105(リード線接続部)が形成され、他端側
の側部にL字状に形成された押え部106が形成されて
いる。押え部106の底部である当接片106aが、切
欠部56f位置における溝66の底面66hに当接するよ
うになっている。他の摺接板102〜104も全く同一
に構成されているので、その説明は省略する。
【0038】この摺接板101をリブ56,57の当接
面56a,57aに装着するには、先ず、接続片105の
裏面105aにリード線R1を接続しておく。このリード
線R1を図5に示すように接続壁81,82間に配設する
とともに溝67内に配設する。そして、この摺接板10
1の一端に設けた係合部101aを図17に示すように
係止部91に係合させるとともに、摺接板101を当接
面56a,57aに当接させる。これにより、溝66内に
配設したリード線R1は摺接板101により閉じ込めら
れた状態となり、溝66からはみ出ることが防止され
る。
【0039】この状態では、リード線接続部である接続
片105が配線用溝M1,M2と段付溝である溝67,
69,71,73との交差部から周方向に大きく離反し
た部分に位置させられている。
【0040】摺接板101の他端に設けた係止片101
bをリブ57に形成した係止面57g(図10および図1
2参照)に当接させるとともに、図18に示すように押
え部106の当接片106aを溝66の底面66hに当接
させる。この当接片106aを図19に示すC型のリン
グ部材110で固定させる。
【0041】このリング部材110の内側には、係止部
材66a,68b(図5および図6参照)に係合する凹部1
11,112が設けられている。このリング部材110
を溝66内に挿入させて、図20に示すように、凹部1
11,112を係止部材66a,68bに係合させることに
より、リング部材110の内周面110aが摺接板10
1の当接片106aを溝66の底面66hに押え付けた状
態となる。これにより、当接片106aは固定され、摺
接板101は当接面56a,57aに装着されることとな
る。
【0042】同様にして、他の摺接板102〜104も
図18に示すように当接面58a,59a、60a,61a、
62a,63aに当接させるとともにリング部材110に
より当接片106aを固定して装着していく。この装着
により、図13に示すように、摺接板101〜104の
突合せ部101d〜104dは一直線上に並ぶ。
【0043】そして、筒本体51の接続部54の溝Uに
シール部材Vを取り付け、この回転体50を図3に示す
ように操作体40の操作管47の保持部48内に挿入さ
せる。この挿入により、筒本体51の接続部54を保持
部48の係合部48aに回転可能に係合させて操作管4
7と回転体50とを接続する。この接続により、摺接板
101〜104と接点蓋49に取り付けた接点49e〜
49hとが接触する。
【0044】この回転体50のホース接続部52にホー
ス30を接続する。このホース30の接続部31を掃除
機本体20の接続口23に接続すれば、その接続部31
は電源プラグ32a,32bにより位置が決定され、これ
により摺接板101〜104の突合せ部101d〜10
4dの位置も電源プラグ32a,32bに対して位置が決定
される。他方、接点49e〜49hの位置を把持部45に
対して所定の位置にすることにより突合せ部101d〜
104dを接点49e〜49hの反対側にすることができ
る。
【0045】すなわち、ホース30は掃除機本体20に
対して回転不能に接続されるため、電源プラグ32a,3
2bを基準として、ホース30の自然状態に対して換言
すればホース30のよじれのない状態に対して突合せ部
101d〜104dの位置が決定される。他方、把持部4
5は使用時の際に常に上方に位置するため、把持部45
を基準として接点49e〜49hの位置が決定される。
【0046】したがって、ホース30をよじれない状態
にして摺接板101〜104の突合せ部101d〜10
4dを接点49e〜49hの反対側とすることができる。
この状態となるように、回転体50のホース接続部52
にホース30を接続するものである。
【0047】この状態で吸込口体42を移動させるとそ
の移動する向きによってホース30がよじれようとする
が、回転体50が操作体40に対して相対回転するの
で、ホース30のよじれは防止される。
【0048】また、回転体50が操作体40に対して相
対回転しても、その回転角度はさほど大きくなることは
ないので、突合せ部101d〜104dが接点49e〜4
9hの位置と反対側にあることにより接点49e〜49h
が摺接板101〜104の突合せ部101d〜104dに
乗り上げる状態になる機会は殆どない。このため、接点
49e〜49hが突合せ部101d〜104dに乗り上げて
摺接板101〜104から離れて火花を発生させてしま
うことが防止される。
【0049】また、接点49e〜49hが突合せ部101
d〜104dに乗り上げることが殆どないことにより、回
転体40の回転がスムーズに行なわれるので、吸込口体
42の移動の際に違和感を感じることもない。
【0050】上記実施例では、回転体50を操作体40
に設けているが、ホース30の接続部31に設けてもよ
い。また、摺接板101〜104の突合せ部101d〜
104dを一致させているが、接点49e〜49hの位置
と反対側になれば、各突合せ部101d〜104dは互い
にずれていてもよい。
【0051】また、上記実施例では、摺接板101〜1
04を回転体50に設けているが、この摺接板101〜
104を保持部48に設け、接点49e〜49hを回転体
50に設けてもよい。
【0052】
【効果】この発明は、以上説明したように、接続筒を構
成する内筒の周方向に延びる段付溝を前記内筒の外周面
に軸方向に間隔をおいて複数形成し、前記内筒の軸方向
に延びて前記複数の段付溝の隣接するもの同士を連通さ
せる配線用溝を設け、前記リード線の配線端部を前記配
線用溝に配設すると共に、前記摺接板を前記段付溝に沿
って段部に当接保持させることにより、前記リード線の
端部の浮き上がりを阻止させる様にした構成としたの
で、複数の摺接板間に絶縁壁を設けることにより摺接板
間の距離を短くして、集塵ホースの接続筒の長さを短く
できると共に、部品点数が増えることなくリード線の端
部及びその近傍の部分の浮き上がりを確実に防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる電気掃除機の外観を示した斜
視図である。
【図2】操作体を示した側面図である。
【図3】操作体を示した断面図である。
【図4】端子板を示した平面図である。
【図5】筒体を示した側面図である。
【図6】図5の反対側を示した側面図である。
【図7】筒体を示した縦断面図である。
【図8】筒体を示した横断面図である。
【図9】筒体を示した横断面図である。
【図10】筒体を示した横断面図である。
【図11】図5の一部を拡大した拡大図である。
【図12】図6の一部を拡大した拡大図である。
【図13】筒体にリング部材により摺接板を装着した状
態を示した側面図である。
【図14】筒体に装着した摺接板を断面にして筒体を示
した側面図である。
【図15】摺接板を示した側面図である。
【図16】摺接板の両端部を拡大した斜視図である。
【図17】図2のA−A線に沿う断面図である。
【図18】筒体に摺接板を装着した状態を示した側面図
である。
【図19】リング部材を示した正面図である。
【図20】図2のB−B線に沿う断面図である。
【図21】従来の電気掃除機の外観を示した斜視図であ
る。
【図22】従来の回転体に摺接板を装着した状態を示し
た側面図である。
【図23】リングを示した斜視図である。
【図24】摺接板の取り付け状態を示した説明図であ
る。
【符号の説明】
20…電気掃除機本体 23…電動送風機 30…集塵ホース 31…接続筒部(第1の接続筒部) 40…手元操作体(第2の接続筒部) 41…操作管(外筒) 42…吸込口体 49e〜49h…接点 50…回転体 51…筒本体(内筒) 67,69,71,73…溝(段付溝) 56a〜63a…当接面(段部) 101〜104…摺接板 101d〜104d…突合せ部 M1,M2…配線用溝 R1,R2,R3,R4…リード線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−84198(JP,A) 特開 平4−227221(JP,A) 特開 平4−269933(JP,A) 特開 昭60−39341(JP,A) 特公 平6−2119(JP,B2) 特公 昭56−54672(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47L 9/28,9/24 H01L 39/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性の集塵ホースの一端に設けた第1
    の接続筒を掃除機本体のホース接続口に接続し、前記集
    塵ホースの他端に設けた把持部となる第2の接続筒に延
    長管を介して吸込口体を接続し、前記第2の接続筒に手
    元スイッチを設け、該手元スイッチと前記掃除機本体内
    の制御回路とを接続させるリード線を集塵ホースに沿っ
    て該集塵ホースに固着すると共に、 前記接続筒の一方を互いに回転自在に結合保持された内
    筒と外筒から構成し、前記内筒の外周面に軸方向に間隔
    をおいて複数のリング状で導電性の摺接板を固定し、前
    記外筒の内面に前記各摺接板に摺接する接点部材を保持
    させることにより、前記リード線と手元スイッチまたは
    制御回路を前記摺接板と接点部材とを介して導通させる
    ようにした電気掃除機において、 前記内筒の周方向に延びる段付溝を前記内筒の外周面に
    軸方向に間隔をおいて複数形成し、前記内筒の軸方向に
    延びて前記複数の段付溝の隣接するもの同士を連通させ
    る配線用溝を設け、前記リード線の配線端部を前記配線
    用溝に配設すると共に、前記摺接板を前記段付溝に沿っ
    て段部に当接保持させることにより、前記リード線の配
    線端部の浮き上がりを阻止させる様にしたことを特徴と
    する電気掃除機。
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