JP2003250738A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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Takenori Sekiguchi
剛徳 関口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可撓性ホースの回転部分での配線が増加して
も、大型化することなく、かつリード線相互の絡まりを
防止できるようにする。 【解決手段】 可撓性ホース2の回転部分での電気的接
続をリード線R1,R2,R3,R4により行い、各リ
ード線R1,R2,R3,R4の配線位置を周方向で異
ならせることで、配線が増加しても、大型化することな
く、かつリード線相互の絡まりを防止できるようにする
とともに、可撓性ホース2の回転部分での機械的構成お
よび配線構造を簡略化し、生産性を向上させ、コストを
低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気掃除機、特にそ
の可撓性ホースの回転部分である蛇腹接続パイプと本体
接続パイプとの間、又は蛇腹接続パイプと手元操作体接
続パイプとの間の配線構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は例えば特開2001−20466
9号公報に記載された従来の電気掃除機の可撓性ホース
における回転部分構成体の一方である手元操作体接続パ
イプ側の内筒を示す側面図である。
【0003】図7において、51は可撓性ホースの一端
側に接続される手元操作体(いずれも図示省略)の内筒
である筒本体すなわち蛇腹接続パイプであり、その一端
(図の右側)に可撓性ホースとの接続部52が形成され
ている。蛇腹接続パイプ51の他端(図の左側)には、
シール部材を取り付ける段差Uに続いて接続部54の溝
があり、その接続部54に隣接して摺接部53が形成さ
れている。
【0004】筒本体51の摺接部53の両側位置には、
大きな環状リブ85と環状リブ86が形成され、それら
の間に2枚の摺接板101,102を配設するための二
対の環状リブ56,57と58,59が設けられてい
る。これら環状リブ56,57と58,59の先端は、
摺接板101,102の厚み分だけ段差になっており、
環状リブ56,57の間と環状リブ58,59の間に段
付溝67,69が形成されている。また、環状リブ5
6,57と58,59は保持部材201をはめ込むため
に途中が大きく切り欠かれ、保持部材が大きな環状リブ
85と環状リブ86に設けられた保持部材係止爪部51
a,51bにより具設できるような保持部材設置スペー
ス90が形成されている。
【0005】保持部材設置スペース90の中で環状リブ
56,57と58,59のほぼセンターに摺接板10
1、102を仮止めするボス51cが形成されている。
また、環状リブ86には柔軟性のあるリード線R1,R
2を可撓性ホース側に引き出すための切欠部88,89
が形成されている。この切欠部88,89はリード線R
1,R2を押さえ込むものではなく、圧入ではないフリ
ーな状態となるように形成されている。
【0006】一方、手元操作体の図示しない外筒には、
摺接板101、102上をそれぞれ摺動自在な複数の接
点を有する接点板が接点蓋によって取り付けられ、各接
点板が信号線に接続され、これら信号線が手元操作体内
に設けた回路基板の回路に接続されるようになってい
る。
【0007】なお、手元操作体に延長管を介して取り付
けられる吸込口体に電動の回転ブラシを備えているタイ
プの電気掃除機の場合には、前記摺接板や接点板がさら
に一対ずつ追加され、前記の摺接板101、102や接
点板とは軸方向に位置をずらせて設置される。そして追
加された接点板は、電源供給線を介して吸込口体内のブ
ラシ駆動モータへ直接接続されるようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の電気掃除機で
は、前述したように可撓性ホースの回転部分である蛇腹
接続パイプ(内筒)と手元操作体パイプ(外筒)との間
の配線を、摺接板と接点板により行っているため、接点
板と摺接板に埃等が進入して接触不具合が生じるなど信
頼性に問題があった。
【0009】また、回転部分の電気的接続構造が複雑な
ため、生産性の悪化とコストアップを招いていた。
【0010】さらに、信号線以外の更なる電源供給線を
設けるにあたって、摺接板を長手方向にずらせて新たに
設ける必要があり、大型化につながる問題があった。
【0011】ところで、可撓性ホースの回転部分である
蛇腹接続パイプと手元操作体パイプを回転規制のついた
可動取り付け構造にして、これらの間の電気的接続を柔
軟性のあるリード線を用いて行い、このリード線には蛇
腹接続パイプと手元操作体パイプの周方向回動を許容す
る弛み部を設けるようにした配線方式が周知技術として
存在する(例えば特許第3057665号公報)が、こ
のようなものにおいては、信号線以外の更なる電源供給
線を設けた場合に、複数のリード線が掃除動作(回転動
作)の繰り返しによって絡まり合って断線等を引き起こ
す恐れがあった。
【0012】本発明の技術的課題は、可撓性ホースの回
転部分での配線が増加しても、大型化することなく、か
つリード線相互の絡まりを防止できるようにすることに
ある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
電気掃除機は、掃除機本体と電動ブラシ内蔵の吸込口体
などのアタッチメントとの間を機械的および電気的に接
続する蛇腹状の可撓性ホースの少なくとも一端側を、蛇
腹接続パイプとこれと相対回動自在に外嵌する接続パイ
プとから構成し、これらの間の電気的接続を柔軟性のあ
るリード線を用いて接続するとともに、蛇腹接続パイプ
と外嵌接続パイプとの相対回動範囲を規制する手段を設
けてなる電気掃除機であって、蛇腹接続パイプには、そ
の外周にリード線を収納する環状収納部と、環状収納部
の蛇腹側側壁における周方向で等間隔となる複数個所に
リード線引き込み用の切欠部とを設けて、信号用リード
線と電源供給用リード線との環状収納部内への引き込み
位置を異ならせ、各リード線には、蛇腹接続パイプと外
嵌接続パイプとの相対回動を許容する弛み部を環状収納
部内で設け、外嵌接続パイプには、蛇腹接続パイプの環
状収納部と対向する位置における周方向で等間隔となる
複数個所に各リード線に対応する引き出し用の孔と、こ
れら孔を覆う蓋と、これら蓋にて覆われる空間内でそれ
ぞれ各リード線に接続されて先端が外方へ突出する端子
とを設けたものである。
【0014】また、請求項2に係る電気掃除機は、外嵌
接続パイプに設けた各リード線引き出し用の孔の大きさ
を、信号線側と電源供給線側とで異ならせたものであ
る。
【0015】また、請求項3に係る電気掃除機は、外嵌
接続パイプが、掃除機本体との接続用パイプであるもの
である。
【0016】また、請求項4に係る電気掃除機は、外嵌
接続パイプが、手元操作体との接続用パイプであるもの
である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図示実施形態により本発明
を説明する。図1は本発明の一実施形態に係る電気掃除
機の要部である可撓性ホース端部の回動機構および配線
構造部の一態様を示す正面断面図、図2は図1の異なる
態様を示す正面断面図、図3は同じく可撓性ホース端部
の回動機構および配線構造部の一部断面表示を含む側面
図、図4は蛇腹接続パイプと外嵌接続パイプとの相対回
動範囲を規制する機構部を示す正面断面図、図5は蛇腹
接続パイプと外嵌接続パイプの関係を説明するための分
解斜視図、図6は掃除機本体と可撓性ホースの関係を説
明するための分解斜視図である。
【0018】図6において、1は掃除機本体、2は掃除
機本体1と図示しない延長管や電動ブラシ内蔵の吸込口
体などのアタッチメントとの間を機械的および電気的に
接続する蛇腹状の可撓性ホース、3Aは可撓性ホース2
の掃除機本体1への機械的および電気的接続部で、蛇腹
接続パイプ4Aとこれと相対回動自在に外嵌する接続パ
イプすなわち掃除機本体接続用パイプ5Aとを有する。
6は可撓性ホース2の手元操作体であり、可撓性ホース
2と手元操作体6とは、前記掃除機本体1への接続部3
Aと基本的に同様の構成を有する接続部3Bを介して機
械的および電気的に接続されており、蛇腹接続パイプ4
Bとこれと相対回動自在に外嵌する接続パイプすなわち
手元操作体接続用パイプ5Bとから構成されている。従
って、ここでは接続部3Aについてのみ詳述し、接続部
3Bについての説明は省略する。
【0019】接続部3Aは、蛇腹接続パイプ4Aと掃除
機本体接続用パイプ5Aおよびリード線の配線構造が図
1乃至図5のように構成されている。
【0020】すなわち、蛇腹接続パイプ4Aは、その外
周に、信号用リード線R1,R2と電源供給用リード線
R3,R4(図3では一方のリード線のみ示す)とを収
納する環状収納部11が2つの環状リブ12,13によ
って形成されている。このうち、蛇腹側側壁となる環状
リブ12には、図1及び図2に示すように周方向で等間
隔となる複数個所、ここでは180°異なる位置の2個
所に、それぞれ信号用リード線R1,R2の引き込み用
の切欠部14と電源供給用リード線R3,R4の引き込
み用の切欠部15が設けられていて、蛇腹側の配線20
に接続されて延びる信号用リード線R1,R2と電源供
給用リード線R3,R4とが異なる位置から環状収納部
11内に引き込まれ、かつ異なる周方向掛け回されるよ
うになっている。
【0021】信号用リード線R1,R2と電源供給用リ
ード線R3,R4には、それぞれ蛇腹接続パイプ4Aと
掃除機本体接続用パイプ5Aとの相対回動を許容する弛
み部16(図5)が環状収納部11内で設けられてい
る。
【0022】掃除機本体接続用パイプ5Aには、図1及
び図2に示すように蛇腹接続パイプ4Aが差し込まれた
状態下でその環状収納部11と対向する位置における周
方向で等間隔となる複数個所、ここでは180°異なる
位置の2個所に、それぞれ信号用リード線R1,R2の
引き出し用の孔17と電源供給用リード線R3,R4の
引き出し用の孔18が設けられているとともに、これら
孔17,18部分がそれぞれ蓋21,22にて覆われる
ようになっており、各蓋21,22にて覆われる各空間
内で、それぞれ各リード線R1,R2,R3,R4に接
続されて先端が外方へ突出する端子23,24が設けら
れている。なお、各孔17,18は大きさを、信号線側
と電源供給線側とで異ならせることが望ましく、これに
よって誤配線を防止することができ、かつ組立性が向上
する。
【0023】また、蛇腹接続パイプ4Aの反蛇腹側側壁
となる環状リブ13の外側には、図5に示すように所定
間隔おいて環状リブ25が設けられ、環状リブ13と環
状リブ25間に環状溝26が形成されているとともに、
環状溝26の一部にストッパ27が設けられている。さ
らに掃除機本体接続用パイプ5Aの蓋21,22にて覆
われる各エリアのうち、一方(ここでは蓋21側)のエ
リア内の前記環状溝26に対応する位置には図4及び図
5のようにスリット28が形成され、蓋21から垂下す
るリブ29がスリット28を通して環状溝26内に挿入
されており、これによって掃除機本体接続用パイプ5A
から蛇腹接続パイプ4Aが抜けるのを防ぐとともに、ス
トッパ27と当接して掃除機本体接続用パイプ5Aと蛇
腹接続パイプ4Aとの相対回動範囲を図1,図2及び図
4,図5にそれぞれ矢印30で示すように310°程度
に規制するようになっている。なお、図3中の符号31
は掃除機本体1への係止用フック、32は係止用フック
31と一体の解除ボタンであり、これらは図示しないば
ねによって常時外方(係合方向)に付勢されている。
【0024】次に、蛇腹接続パイプ4Aと掃除機本体接
続用パイプ5Aとの組付およびそれらの間の配線の手順
について図1乃至図5に基づき説明する。まず、蛇腹接
続パイプ4Aを掃除機本体接続用パイプ5Aに挿入する
にあたり、図5の状態下で各リード線R1,R2,R
3,R4と各端子23,24とをそれぞれ接続し、信号
用リード線R1,R2の他端を外方より引き出し用の孔
17に通し、電源供給用リード線R3,R4の他端を外
方より引き出し用の孔18に通す。次いで、信号用リー
ド線R1,R2と電源供給用リード線R3,R4の途中
を、蛇腹接続パイプ4Aの環状収納部11内に弛ませた
状態で収容し、信号用リード線R1,R2の他端側を切
欠部14から蛇腹配線側に通し、電源供給用リード線R
3,R4を切欠部15から蛇腹配線側に通す。
【0025】次に、前記状態を保持しながら蛇腹接続パ
イプ4Aを掃除機本体接続用パイプ5A内に挿入し、環
状溝26とスリット28との位置の確認を行った後、各
端子23,24を位置決めして、各蓋21,22を閉じ
る。これにより、蓋21のリブ29がスリット28を通
して環状溝26内に挿入され、蛇腹接続パイプ4Aと掃
除機本体接続用パイプ5Aが一体化される。
【0026】その後、各リード線R1,R2,R3,R
4の他端を、蛇腹側の配線20とそれぞれ接続し、蛇腹
接続パイプ4Aを可撓性ホース2にねじ込み、これらを
一体化する。
【0027】このように、本実施形態の電気掃除機は、
可撓性ホース2の回転部分での電気的接続をリード線に
より行い、各リード線の配線位置を周方向で異ならせた
ので、配線が増加しても、大型化することなく、かつリ
ード線相互の絡まりを防止することができる。例えば、
さらに新たに信号線を追加する場合、蛇腹接続パイプ4
Aの環状リブ12に設けるリード線引き込み用の切欠部
と、掃除機本体接続用パイプ5Aに設けるリード線引き
出し用の孔の形成位置を、それぞれ120°ごとに設定
し、掃除機本体接続用パイプ5Aと蛇腹接続パイプ4A
との相対回動範囲を240°以下に規制することで、前
記実施例と同様の効果が得られる。
【0028】接続部3B側については、ストッパ27の
位置を接続部3A側とは180°異ならせるようにす
る。これにより、相対回動範囲を倍増することができ
る。
【0029】なお、ここでは接続部3Aと接続部3Bの
両方とも相対回動可能としたものを例に挙げて説明した
が、いずれか一方のみ相対回動可能としても所期の目的
を達成できることは言うまでもない。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1の発明によ
れば、可撓性ホースの回転部分での電気的接続をリード
線により行い、各リード線の配線位置を周方向で異なら
せたので、配線が増加しても、大型化することなく、か
つリード線相互の絡まりを防止することができた。さら
に、可撓性ホースの回転部分での機械的構成および配線
構造が簡略化され、生産性が向上し、コストを低減する
ことができた。
【0031】また、請求項2の発明によれば、外嵌接続
パイプに設けた各リード線引き出し用の孔の大きさを、
信号線側と電源供給線側とで異ならせたので、誤配線を
防止することができ、かつ組立性が向上した。
【0032】また、請求項3の発明によれば、掃除機本
体との接続用パイプ部に本発明の配線構造を採用したの
で、掃除機本体との接続部が大型化することなく、かつ
リード線相互の絡まりを防止することができた。
【0033】また、請求項4の発明によれば、手元操作
体との接続用パイプ部に本発明の配線構造を採用したの
で、手元操作体との接続部が大型化することなく、かつ
リード線相互の絡まりを防止することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る電気掃除機の要部
である可撓性ホース端部の回動機構および配線構造部の
一態様を示す正面断面図である。
【図2】 本実施形態に係る電気掃除機の要部である可
撓性ホース端部の回動機構および配線構造部の異なる態
様を示す正面断面図である。
【図3】 本実施形態に係る電気掃除機の可撓性ホース
端部の回動機構および配線構造部の一部断面表示を含む
側面図である。
【図4】 本実施形態に係る電気掃除機の蛇腹接続パイ
プと外嵌接続パイプとの相対回動範囲を規制する機構部
を示す正面断面図である。
【図5】 本実施形態に係る電気掃除機の蛇腹接続パイ
プと外嵌接続パイプの関係を説明するための分解斜視図
である。
【図6】 本実施形態に係る電気掃除機の掃除機本体と
可撓性ホースの関係を説明するための分解斜視図であ
る。
【図7】 従来の電気掃除機の可撓性ホースにおける回
転部分構成体の一方である手元操作体接続パイプ側の内
筒を示す側面図である。
【符号の説明】
1 掃除機本体、2 可撓性ホース、4A,4B 蛇腹
接続パイプ、5A 掃除機本体接続用パイプ(外嵌接続
パイプ)、5B 手元操作体接続用パイプ(外嵌接続パ
イプ)、11 環状収納部、12 環状リブ(蛇腹側側
壁)、14,15 リード線引き込み用の切欠部、16
リード線弛み部、17,18 リード線引き出し用の
孔、21,22 蓋、23,24 端子、27 ストッ
パ(相対回動範囲規制手段)、29 リブ(相対回動範
囲規制手段)、R1,R2 信号用リード線、R3,R
4 電源供給用リード線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関口 剛徳 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地1 三菱電機ホーム機器株式会社内 (72)発明者 岩原 明弘 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地1 三菱電機ホーム機器株式会社内 (72)発明者 八木 福造 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地1 三菱電機ホーム機器株式会社内 Fターム(参考) 3B057 BA07 BA08 BA11 BA23 BA25 FA02 FA03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 掃除機本体と電動ブラシ内蔵の吸込口体
    などのアタッチメントとの間を機械的および電気的に接
    続する蛇腹状の可撓性ホースの少なくとも一端側を、蛇
    腹接続パイプとこれと相対回動自在に外嵌する接続パイ
    プとから構成し、これらの間の電気的接続を柔軟性のあ
    るリード線を用いて接続するとともに、蛇腹接続パイプ
    と外嵌接続パイプとの相対回動範囲を規制する手段を設
    けてなる電気掃除機であって、 前記蛇腹接続パイプには、その外周にリード線を収納す
    る環状収納部と、該環状収納部の蛇腹側側壁における周
    方向で等間隔となる複数個所にリード線引き込み用の切
    欠部とを設けて、信号用リード線と電源供給用リード線
    との前記環状収納部内への引き込み位置を異ならせ、 前記各リード線には、前記蛇腹接続パイプと外嵌接続パ
    イプとの相対回動を許容する弛み部を前記環状収納部内
    で設け、 前記外嵌接続パイプには、前記蛇腹接続パイプの環状収
    納部と対向する位置における周方向で等間隔となる複数
    個所に前記各リード線に対応する引き出し用の孔と、こ
    れら孔を覆う蓋と、これら蓋にて覆われる空間内でそれ
    ぞれ各リード線に接続されて先端が外方へ突出する端子
    とを設けたことを特徴とする電気掃除機。
  2. 【請求項2】 前記外嵌接続パイプに設けた各リード線
    引き出し用の孔の大きさを、信号線側と電源供給線側と
    で異ならせたことを特徴とする請求項1記載の電気掃除
    機。
  3. 【請求項3】 前記外嵌接続パイプは、掃除機本体との
    接続用パイプであることを特徴とする請求項1又は請求
    項2記載の電気掃除機。
  4. 【請求項4】 前記外嵌接続パイプは、手元操作体との
    接続用パイプであることを特徴とする請求項1又は請求
    項2記載の電気掃除機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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