JP3135030B2 - 電線反転装置及び電線反転方法 - Google Patents

電線反転装置及び電線反転方法

Info

Publication number
JP3135030B2
JP3135030B2 JP07012330A JP1233095A JP3135030B2 JP 3135030 B2 JP3135030 B2 JP 3135030B2 JP 07012330 A JP07012330 A JP 07012330A JP 1233095 A JP1233095 A JP 1233095A JP 3135030 B2 JP3135030 B2 JP 3135030B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric wire
wire
clamp
rotating
arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP07012330A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08203650A (ja
Inventor
暢章 山川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP07012330A priority Critical patent/JP3135030B2/ja
Publication of JPH08203650A publication Critical patent/JPH08203650A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3135030B2 publication Critical patent/JP3135030B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電線をUターンさせて
端子圧着機等に供給する電線反転装置及び電線反転方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6〜7は従来の電線反転装置を示すも
のである。この反転装置41は、左右に電線クランプ4
2,43を有する略楕円形状の反転テーブル44と、該
反転テーブル44を回動させる回転軸45と、該回転軸
45ごと反転テーブル44を上下させる昇降手段46
と、反転テーブル44に対する位置決めピン47と、反
転テーブル44の下側で電線48を把持し、回動ベルト
49で電線直交方向に移動可能な搬送クランプ50とで
構成される。
【0003】該電線クランプ42,43は図7の如く反
転テーブル44の長手両側部において前方と後方に位置
する。そして第一のクランプ42で電線48の先端部を
把持して、テーブル44を反転させ、図示しない検尺ロ
ーラで電線48を所要長さに前方に繰り出した後、第二
のクランプ43側で電線48を切断する。次いで反転テ
ーブル44を昇降手段46で下降させ、電線48を搬送
クランプ50に移し換える。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の装置にあっては、図7の如く搬送クランプ50を移
動させた際に、電線48の先端部48aが回転軸45に
当たって屈曲してしまうという問題があった。そこで曲
がりを修正する回動レバー51を設ける必要があった。
またそれ故に搬送クランプ50からの電線48の突出量
Lを短く規制する必要があり、搬送クランプ50から電
線皮剥き機52や端子圧着機53までの距離が規制さ
れ、圧着機53等のレイアウトが制限されるという問題
があった。また反転テーブル44の機構が複雑で、装置
がコスト高になるという問題もあった。さらに、反転テ
ーブル44に沿って電線48が先端から中央にかけてし
ごくように湾曲されるから、電線48に曲がり癖が付き
やすく、後で曲がり修正を行わなければならないという
面倒があった。
【0005】本発明は、上記した点に鑑み、搬送クラン
プで把持した電線の先端部の干渉をなくして、電線を搬
送クランプから長く突出でき、また装置自体の低コスト
化を可能とし、しかも電線に曲がり癖を付けることのな
い電線反転装置及び電線反転方法を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、電線を前方に送り出す検尺ローラと、該
検尺ローラの前方に位置するカッタと、Uターンされた
電線を把持する搬送クランプとを含む電線反転装置にお
いて、該搬送クランプの前方で電線送り出し方向に延長
された前後各一対の分割式の筒状の電線ガイドと、該電
線ガイドを開閉する手段と、前後の電線ガイドの間に位
置して昇降可能な第一電線クランプと、フレームに軸支
され、該第一電線クランプを回動自在に連結した回動ア
ームと、該第一電線クランプを回動させる手段と、該回
動アームを回動させる手段と、該搬送クランプ上に位置
する昇降可能な第二電線クランプとで構成される電線反
転装置を採用する。上記装置で回動アームの回動角度と
第一電線クランプの回動角度との総和は180°に設定
される。
【0007】また、電線を検尺ローラで前方に送り出し
て分割可能な電線ガイド内に挿通し、該電線ガイドの中
間部において第一電線クランプで電線を把持し、該電線
ガイドを開いた後、該第一電線クランプを備えた回動ア
ームを後方に回動させると共に該第一電線クランプを回
動させて、電線をUターンさせる電線反転方法を併せて
採用する。
【0008】
【作用】電線は検尺ローラに送り出されて、閉じた電線
ガイドに挿通される。次いで第一電線クランプが電線を
把持し、電線ガイドが開いて回動アームが電線Uターン
方向に回動する。それと同時に第一電線クランプが回動
して、電線が中央から180°ターンする。次いで第二
電線クランプで把持した電線の基部がカッタで切断さ
れ、両電線クランプが下降して電線が搬送クランプに移
し替えられる。電線の先端部は搬送クランプから所要長
さに突出して位置する。
【0009】
【実施例】図1〜5は本発明に係る電線反転装置の一実
施例を示すものである。この電線反転装置1は従来の反
転テーブルに代えて回動アーム2の回動と該アーム2の
先端に設けた電線クランプ3の回動とで電線4をUター
ンさせるものである。
【0010】図1,4の如く該回動アーム2は、電線4
と直交する横フレーム5の先端に軸6を介して水平方向
に回動自在に設けられている。該アーム2の基端には、
アーム幅よりも内側に突出したブラケット7が設けら
れ、該ブラケット7の突出端部7aにアーム駆動用の第
一アクチュエータ(第一水平エアシリンダ)8のロッド
8aの先端が連結されている。該第一シリンダ8の基部
は横フレーム5の上部に連結されている。本例において
第一シリンダ8が最圧縮の状態で横フレーム5とアーム
2のなす角度は90°以下に設定されている。
【0011】該アーム2の先端には回動軸9が連結され
ている。該回動軸9はアーム下側に延長し、その延長部
9aに一対の第一電線クランプ3の駆動用エアチャック
シリンダ10が昇降シリンダ11を介して固定されてい
る。アーム2内において該回動軸9にはブラケット12
がほぼ外向きに突出して固定され、該ブラケット12の
突出部12aにクランプ回動用の第二アクチュエータ
(第二水平エアシリンダ)13のロッド13aの先端が
連結されている。該第二シリンダ13の基部はアーム2
の内壁に連結されている。
【0012】図1,2の如く一対の第一クランプ3は左
右に開いて位置し、該第一クランプ3の前後には各一対
の開閉自在な筒状の電線ガイド14,15が配置されて
いる。該電線ガイド14,15は上下に分割され、上側
ガイド141 ,151 は前後方向のフレーム16にブラ
ケット17で固定され、下側ガイド142 ,152 はリ
ンク18を介して上下方向に回動自在である。
【0013】前後の下側ガイド142 ,152 は各リン
ク18を回動軸19で連結され、該リンク18はエア式
の縦シリンダ20で上下に駆動される。各電線ガイド1
4,15の先端にはラッパ状に開口した案内21が設け
られている。図3の如く上側ガイド141 ,151 はブ
ラケット17反対側で斜め上向きに切欠されており、下
側ガイド142 ,152 を鎖線のように下方に開いた状
態で上側ガイド141,151 の側部開口22から電線
4が引っ掛かりなく導出される。
【0014】図1で該電線ガイド14,15の後方には
一対の第二電線クランプ23が配置されている。該第二
クランプ23はチャックシリンダ24で駆動され、該チ
ャックシリンダ24は昇降シリンダ25に連結され、該
昇降シリンダ25は、前記二本のフレーム5,16を連
結する縦フレーム26に固定されている。該第二クラン
プ23と電線ガイド14,15及び第一クランプ3は一
線上に位置する。
【0015】該第二クランプ23の後方にはカッタ27
と検尺ローラ28が配置され、第二クランプ23の下方
には搬送クランプ29が位置する。該搬送クランプ29
は図2の如くモータ30で駆動されるベルト車31で電
線直交方向に移動する。電線4は検尺ローラ28で送り
出されて閉じたガイド14,15内に挿通され、電線先
端部4aが前側ガイド15から突出した状態で真直に保
持される。
【0016】次いで電線4は第一クランプ3で把持さ
れ、前後のガイド14,15が上下に開き、図4〜5の
如くアーム2が第一シリンダ8の伸長動作により回動し
て横フレーム5まで移動して電線4を中央から折り返
す。アーム2の移動中にアーム先端の第一クランプ3が
図3の如く第二シリンダ13の伸長動作で回動して電線
4の折り返し先端部4aを電線基部4bと平行になるよ
うに位置させる。該アーム2の回動角度と第一クランプ
3の回動角度との総計が180°になるように各シリン
ダ8,13等の移動量が設定されている。また折り返さ
れた電線4の先端が図5の如くカッタ27の切断位置3
2と一致するようにガイド14,15の長さ及びガイド
15への電線4の挿通長さが設定されている。
【0017】電線4は第二クランプ23(図1)で把持
された状態で基部4bをカッタ27で切断される。次い
で図1,2の搬送クランプ29が開き、第一,第二クラ
ンプ3,23が電線4を把持した状態で各昇降シリンダ
11,25で同時に下降し、図1の実線の如く隣接の搬
送クランプ29,29に電線4の折り返し部4aと基部
4bとが把持される。電線4の両先端部は搬送クランプ
29,29から大きく突出して位置する。
【0018】上記実施例では第二シリンダ13で第一ク
ランプ3を回動させたが、第二シリンダ13を省略し、
アーム2の回転角を図示しない歯車等で伝達して第一ク
ランプ3を回動させる機構を採用することもできる。
【0019】
【発明の効果】以上の如くに、本発明によれば、回動ア
ームと該回動アームに連結された電線クランプの回転動
作によって電線をUターンさせるから、従来のような反
転テーブルが不要で、電線先端部がテーブル回転軸に当
たって折れ曲がるといった不具合が生じない。従って搬
送クランプからの電線の突出長を自由に設定でき、それ
によって電線皮剥き機や端子圧着機等のレイアウトを自
在に設定できる。また、回動アームと電線クランプを回
動させるという簡単な操作で電線をUターンさせること
ができるから、機構が簡素化され、装置の製造コストが
低減される。さらに、回動アームによって電線が中央か
ら折り返されるから、電線に従来のような曲がり癖が付
かず、曲がり直しが不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電線反転装置の一実施例を示す斜
視図である。
【図2】同じく電線反転装置の側面図である。
【図3】図2の矢視A正面図である。
【図4】図2の矢視B平面図である。
【図5】同じく電線をUターンさせた状態の平面図であ
る。
【図6】従来の電線反転装置を示す側面図である。
【図7】同じく作用を示す平面図である。
【符号の説明】
1 電線反転装置 2 回動アーム 3 第一電線クランプ 4 電線 5 横フレーム 8 第一シリンダ 13 第二シリンダ 14,15 電線ガイド 23 第二電線クランプ 27 カッタ 28 検尺ローラ 29 搬送クランプ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線を前方に送り出す検尺ローラと、該
    検尺ローラの前方に位置するカッタと、Uターンされた
    電線を把持する搬送クランプとを含む電線反転装置にお
    いて、該搬送クランプの前方で電線送り出し方向に延長
    された前後各一対の分割式の筒状の電線ガイドと、該電
    線ガイドを開閉する手段と、前後の電線ガイドの間に位
    置して昇降可能な第一電線クランプと、フレームに軸支
    され、該第一電線クランプを回動自在に連結した回動ア
    ームと、該第一電線クランプを回動させる手段と、該回
    動アームを回動させる手段と、該搬送クランプ上に位置
    する昇降可能な第二電線クランプとで構成されることを
    特徴とする電線反転装置。
  2. 【請求項2】 前記回動アームの回動角度と第一電線ク
    ランプの回動角度との総和が180°である請求項1記
    載の電線反転装置。
  3. 【請求項3】 電線を検尺ローラで前方に送り出して分
    割可能な電線ガイド内に挿通し、該電線ガイドの中間部
    において第一電線クランプで電線を把持し、該電線ガイ
    ドを開いた後、該第一電線クランプを備えた回動アーム
    を後方に回動させると共に該第一電線クランプを回動さ
    せて、電線をUターンさせることを特徴とする電線反転
    方法。
JP07012330A 1995-01-30 1995-01-30 電線反転装置及び電線反転方法 Expired - Fee Related JP3135030B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07012330A JP3135030B2 (ja) 1995-01-30 1995-01-30 電線反転装置及び電線反転方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07012330A JP3135030B2 (ja) 1995-01-30 1995-01-30 電線反転装置及び電線反転方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08203650A JPH08203650A (ja) 1996-08-09
JP3135030B2 true JP3135030B2 (ja) 2001-02-13

Family

ID=11802306

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07012330A Expired - Fee Related JP3135030B2 (ja) 1995-01-30 1995-01-30 電線反転装置及び電線反転方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3135030B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013105262A1 (ja) * 2012-01-13 2013-07-18 日本オートマチックマシン株式会社 電線端末処理装置の電線反転機構
CN109301659B (zh) * 2018-09-30 2023-06-16 宁波宏晟智能科技有限公司 一种双压双穿号码管机的折返弯线机构

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08203650A (ja) 1996-08-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000123950A (ja) 自動切断圧着装置
JPH06220782A (ja) ケーブル加工機のためのケーブル供給及び変更装置
JPS6034211A (ja) 電線定寸切断装置
JP3135030B2 (ja) 電線反転装置及び電線反転方法
US7043825B2 (en) Cable-processing device
EP0277339B1 (en) Apparatus for folding and pleating the edges of wrapping material
JP2000123948A (ja) 自動切断圧着装置
US3964142A (en) Apparatus for cutting and stripping insulated wire
JP3247945B2 (ja) 電線処理装置
JP2731812B2 (ja) 鉄筋メッシュ用結束機
JP2651400B2 (ja) 電線処理装置における電線反転装置
KR200395548Y1 (ko) 와이어 트위스팅장치
US5305508A (en) Cable-bundling equipment for cable-processing machines
JP5079935B1 (ja) 電線端末処理装置の電線反転機構
JP3006390B2 (ja) 電線加工機における電線矯正装置
JP2000123947A (ja) 自動切断圧着装置
CN213905023U (zh) 双电线夹持装置
JPH11353957A (ja) 電線検尺切断装置及び電線検尺方法
GB2228855A (en) Encasing a product and twisting to form links
JP3780876B2 (ja) 巻線方法および巻線装置
JP6902401B2 (ja) 電線ツイスト装置
JP3542728B2 (ja) 電線取出装置
JPS6352727A (ja) 組合せばね製造装置
JPH0776328A (ja) 物品の結束方法及び結束装置
JP2565362Y2 (ja) 電線処理機における測長ローラユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20001024

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081201

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091201

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101201

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101201

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111201

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111201

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121201

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121201

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131201

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees