JP3134849U - 英語暗記用筆記ノート - Google Patents

Abstract

【課題】いつでもどこでも立った状態で使用することができ、しかも暗記の際の筆記回数を知ることができ、さらには筆記後の切り取り保存を容易に行うことができる英語暗記用筆記ノートを提供する。
【解決手段】表紙が厚紙で形成されると共に、各頁の片側を螺旋状針金で綴る方式のノートにおいて、各頁の上部に複数の英語又は日本語による単語を記入するための単語用記入欄を設け、この単語用記入欄の下に切取線を入れ、この切取線の下に単語の筆記回数を把握するために昇順に番号が記入された筆記欄を設け、この筆記欄の下に切取線を入れ、この切取線の下部に上部の各単語用記入欄に記入した単語に対応する英語又は日本語による単語を記入するための単語用記入欄を設け、さらに上下部の単語用記入欄の隅部に綴り用穴を形成したことを特徴とする。
【選択図】図２

Description

本考案は、英単語又は英文の暗記学習を行うための英語暗記用筆記ノートに関する。

従来、英単語を覚えるには、カード式の単語帳を用いるのが一般的であった。また、英文に関しては、特に暗記用に使用されるものがないのが現状であった。

また、英単語や英語の文章等をノートに書いて覚える場合、通常のノートは表紙が柔らかい材質でできているため、いつでもどこでも、立った姿勢でノートに筆記するというような使い方に適するものではなかった。

本考案は、上記の事情に鑑みてなされたもので、いつでもどこでも立った状態で使用することができ、しかも暗記の際の筆記回数を知ることができ、さらには筆記後の切り取り保存を容易に行うことができる英語暗記用筆記ノートを提供することを目的とする。

上記の目的を達成するために、本考案の請求項１は、表紙が厚紙で形成されると共に、各頁の片側を螺旋状針金で綴る方式のノートにおいて、各頁の上部に複数の英語又は日本語による単語を記入するための単語用記入欄を設け、この単語用記入欄の下に切取線を入れ、この切取線の下に単語の筆記回数を把握するために昇順に番号が記入された筆記欄を設け、この筆記欄の下に切取線を入れ、この切取線の下部に上部の各単語用記入欄に記入した単語に対応する英語又は日本語による単語を記入するための単語用記入欄を設け、さらに上下部の単語用記入欄の隅部に綴り用穴を形成したことを特徴とする。

また、本考案の請求項２は、表紙が厚紙で形成されると共に、各頁の片側を螺旋状針金で綴る方式のノートにおいて、各頁の上部に複数の邦文又は英文を記入するための文章用記入欄を設け、この文章用記入欄の下に切取線を入れ、この切取線の下に文章の筆記回数を把握するために昇順に番号が記入された筆記欄を設け、この筆記欄の下に切取線を入れ、この切取線の下部に上部の文章用記入欄に記入した文章に対応する英文又は邦文を記入するための文章用記入欄を設け、さらに上下部の文章用記入欄の隅部に綴り用穴を形成したことを特徴とする。

以上のように構成された考案において、請求項１は、単語を暗記する際のノートとして利用でき、請求項２は文章を暗記する際のノートとして利用できる。いずれのノートに関しても、表紙が厚紙で形成されているため、いつでもどこでも立った姿勢でノートに筆記することが可能となる。また、単語又は文章の筆記回数を把握するために昇順に番号が記入された筆記欄が設けられているため、暗記の際の筆記回数を容易に知ることができる。

さらに、螺旋状針金で綴られた方式のノートであり、上部と下部に切取線が施され、さらに上下部の単語用記入欄の隅部、又は上下部の文章用記入欄の隅部に、綴り用穴が形成されているため、筆記学習後の切り取り保存を容易に行うことができる。

以下、本考案の実施例について図面を参照しながら説明する。

本実施例の英語暗記用筆記ノート１Ａは、単語暗記用ノートであって、不図示であるが、表紙が厚紙で形成されている。また、図１に示すように、ノート１Ａの片側を螺旋状針金２で綴る方式のノートとして形成されている。また、このノート１Ａを日本工業規格Ｂ５版の大きさにすると、女姓のハンドバックにも入る大きさとなり、携帯に便利なものとなる。さらに、上記のように螺旋状針金２で綴る方式のノートであるため、図１に示すように片頁ずつ開くことが可能となり、開いた状態でも小型のノートとしての使用が可能となる。

このノート１Ａの各頁の上部に複数の英語又は日本語による単語を記入するための単語用記入欄３が設けられている。これは、図１においては、「英語（日本語）１」〜「英語（日本語）４」と記載された例えば４個の横長四角形枠３ａ〜３ｄによって構成され、このような構成により、ノート１Ａの上部に、４個の英語又は日本語による単語をそれぞれの枠内に記入することができるようにされている。

また、上部の単語用記入欄の下に切取線４ａを入れてあり、この切取線４ａによって上部の単語用記入欄３をその下部の筆記欄５から切り離すことができるようにされている。

上記の切取線４ａの下部には、単語の筆記回数を把握するために昇順に番号が記入された単語用の筆記欄５が設けられている。その具体例としては、図１に示すように、各頁の上部に設けられた例えば４個の横長四角形枠３ａ〜３ｄのそれぞれの下部に、縦方向に例えば３０列をなす四角形の筆記欄５ａ〜５ｄが枠線で描かれ、各列には左端に上方から下方へ昇順する番号が付されている。これによって、上部の単語用記入欄３のうち、例えば図１の「英語（日本語）１」の下部の筆記欄５に多数回その単語を筆記することができ、上から順に筆記することによって何度筆記したのかを一目で把握することが可能となる。

さらに、上記の筆記欄５の下に切取線４ｂを入れて、この切取線４ｂによって筆記欄５からその下部の単語用記入欄６を切り放すことができる。

また、下部の切取線４ｂの下方に、上部の各単語用記入欄３に記入した単語に対応する英語又は日本語による単語を記入するための下部の単語用記入欄６が設けられている。この下部の単語用記入欄６は、上部の単語用記入欄３に設けられた４個の横長四角形枠３ａ〜３ｄに対応するものであるため、この下部の単語用記入欄６にも４個の横長四角形枠６ａ〜６ｄが形成されている。

さらに、上下部の単語用記入欄の隅部に綴り用穴７ａ、７ｂが形成されている。このため、各頁の上部の切取線４ａと下部の切取線４ｂとで、筆記欄５から上部の単語用記入欄３と下部の単語用記入欄６とを切り離し、順次重ねた状態で各用紙の綴り用穴７ａ、７ｂで綴じることにより、切取後の保存に便利なものとなる。

本実施例の英語暗記用筆記ノート１Ｂは、文章暗記用ノートであって、不図示であるが、実施例１と同様に、表紙が厚紙で形成されている。また、図２に示すように、ノート１Ｂの片側を螺旋状針金２で綴る方式のノートとして形成されている。また、このノート１Ｂを日本工業規格Ｂ５版の大きさにすると、女姓のハンドバックにも入る大きさとなり、携帯に便利なものとなる。さらに、上記のように螺旋状針金２で綴る方式のノートであるため、図２に示すように片頁ずつ開くことが可能となり、開いた状態でも小型のノートとしての使用が可能となる。

このノート１Ｂの各頁の上部に複数の邦文又は英文を記入するための文章用記入欄８が設けられている。これは図２において、「英文（邦文）１文１行、１文２行、１文３行」と記載されているように、英文又は邦文の一文の長さに応じて使用行数を使うことができるようにされたものである。

また、上部の文書用記入欄８の下に切取線４ａを入れてあり、この切取線４ｂによって上部の文章用記入欄８をその下の筆記欄９から切り離すことができるようにされている。

上記の切取線４ａの下部には、各頁の上部の文章用記入欄８に対応して邦文又は英文を筆記することができるように文章用筆記欄９が設けられている。この筆記欄９には、上記のように英文（又は邦文）１文１行、１文２行、１文３行に応じて、この筆記欄９に筆記される回数を把握するために昇順に番号が記入されている。即ち、筆記欄９において、１マスごとに昇順番号が付された左マス９ａは、英文（又は邦文）１文１行に対応するものであり、長マス９ｄに１マスごとに１文を記入することができる。また、筆記欄９において、２マスごとに昇順番号が付された中央マス９ｂは、英文（又は邦文）１文２行に対応するものであり、長マス９ｄに２マスごとに１文を記入することができる。さらに、筆記欄９において、３マスごとに昇順番号が付された右マス９ｃは、英文（又は邦文）１文３行に対応するものであり、長マス９ｄに３マスごとに１文を記入することができる。

さらに、上記の筆記欄９の下に切取線４ｂを入れて、この切取線４ｂによってその上部の筆記欄９からその切取線４ｂの下部の文章用記入欄１０を切り放すことができる。

また、この切取線４ｂの下部には、上部の文章用記入欄８に記入した文章に対応する英文又は邦文を記入するための文章用記入欄１０が設けられている。そのため、この下部の文章用記入欄１０にも、上部の文章用記入欄８の内容と同様に、「邦文（英文）１文１行、１文２行、１文３行」と記載されている。

さらに、上下部の文章用記入欄８、１０の隅部に綴り用穴７ａ、７ｂが形成されている。このため、各頁の上部の切取線４ａと下部の切取線４ｂとで、筆記欄９から上部の文章用記入欄８と下部の文章用記入欄１０とを切り離し、順次重ねた状態で各用紙の綴り用穴７ａ、７ｂで綴じることにより、切取後の保存に便利なものとなる。

本考案による英語暗記用筆記ノートの単語暗記用ノートを示す平面図である。 本考案による英語暗記用筆記ノートの文章暗記用ノートを示す平面図である。

符号の説明

１Ａ 英語暗記用筆記ノート（単語暗記用ノート）
１Ｂ 英語暗記用筆記ノート（文章暗記用ノート）
２ 螺旋状針金
３ 上部の単語用記入欄
３ａ〜３ｄ 上部の横長四角形枠
４ａ 上部の切取線
４ｂ 下部の切取線
５ 単語用筆記欄
５ａ〜５ｄ 筆記欄
６ 下部の単語用記入欄
６ａ〜６ｄ 下部の横長四角形枠
７ａ 上部の綴り用穴
７ｂ 下部の綴り用穴
８ 上部の文章用記入欄
９ 文章用筆記欄
９ａ 左マス
９ｂ 中央マス
９ｃ 右マス
９ｄ 長マス
１０ 下部の文章用記入欄

Claims (2)

1. ノート欄外上に、英単語（日本語）４個が記入できるようになっており、その下に切取線を入れ、左側に英単語（日本語）の筆記回数が把握できるように降順の番号を記入、なおかつ、下の欄外にも切取線を入れ、上部欄外の４個の英単語（日本語）に対応する日本語（英単語）を記入するようになっており，目的の筆記回数が達成出来たら、それぞれの切取線で切り取り、上下それぞれの欄外に付してある穴を綴ると英語と日本語の単語帳として保存出来、何度でも利用出来るようにした。
2. ノート欄外上に，邦文（英文）が３行まで記入できるようになっており、その下に切取線を入れ、左側に邦文（英文）の筆記回数が１行、２行、３行の場合それぞれに把握できるように降順の番号を記入、なおかつ，下の欄外にも上部欄外の英文（邦文）に対応する英文（邦文）が記入できるようになっているので、目的の筆記回数が達成出来たら、それぞれの切取線で切り取り、上下それぞれの欄外に付してある穴を綴ると英文と邦文が保存出来、何度でも利用出来るようにした。