JP3134642U - 健康器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】足裏の狭い範囲に負荷を集中させながら、足指から大腿部にかけての筋肉を鍛えることができる健康器具を提供すること。
【解決手段】健康器具1は、底板2と、この底板2の左右の端面に取り付けられている左右の側板3、4と、左右の側板3、4の間に架け渡されている第1横棒(押し込み棒)5と、左右の側板3、4に両端が固定されている第2横棒(足載せ棒)6を有している。第1横棒5は上下に移動可能であり、第1横棒5と底板2の間には第1横棒5を支持するコイルバネ7が配置されている。利用者は、椅子に座った状態で、足指の付け根部分を第1横棒5に載せ、踵を第2横棒6に載せて、足指の付け根部分で第1横棒5を下方に押し込む。すると、コイルバネ7が圧縮されるので、その付勢力が負荷として利用者の足指の付け根部分に働く。この負荷により、利用者は、足指、足首、ふくらはぎおよび大腿部の筋肉を鍛えることができる。
【選択図】図1

Description

本考案は、足指から大腿部にかけての筋肉を鍛えることができる健康器具に関する。
運動能力の向上やリハビリテーションのための筋力トレーニングとして、椅子に座った状態で、踵を床に着け、踵を中心にしてつま先を上下に回動させることにより、足指、足首、ふくらはぎおよび大腿部の筋肉を鍛えるものがある。
特許文献1には、このような筋力トレーニングにおいて、つま先を下に回動させる際にトレーニングをしている者の足に所定の負荷がかかるようにした健康器具が記載されている。この健康器具は、バネ部材によって支持されている平板状のペダルに足裏を載せておいて、つま先を下に回動させる動作を行なう際に、バネ力に抗してペダルを踏み込むようになっている。
特開2007−564号公報
しかし、上記の健康器具では、バネ力による負荷がペダルを介して足裏の広い範囲に働くようになっている。従って、足裏の狭い範囲に負荷を集中させながら筋肉を鍛えるのに適していない。
このような点に鑑みて、本考案の課題は、足裏の狭い範囲に負荷を集中させながら、足指から大腿部にかけての筋肉を鍛えることができる健康器具を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本考案の健康器具は、
足裏の踵側の部分を載せるための足載せ棒と、
足裏のつま先側の部分で下方に押し込むための押し込み棒と、
足載せ棒および押し込み棒が架け渡されている左右の側板と、
押し込み棒を押し上げているばね部材とを有し、
足載せ棒は上下に移動しないように左右の側板の間に水平に架け渡されており、
押し込み棒は上下に移動可能な状態で左右の側板の間に水平に架け渡されており、
押し込み棒は、ばね部材によって、足載せ棒よりも高い位置に押し上げられており、
足載せ棒と押し込み棒は一定の間隔を開けて平行に配置されていることを特徴とする。
本考案によれば、利用者が押し込み棒を押し込むと、バネ部材の付勢力によって足指、足首、ふくらはぎおよび大腿部に負荷がかかるので、これらの筋肉を鍛えることができる。ここで、足載せ棒および押し込み棒はいずれも棒状の部材なので、足裏の狭い範囲にバネ部材による負荷を集中させることができる。従って、足を載せる位置を変更することにより、負荷を集中させる位置を調節しながら筋肉を鍛えることができる。さらに、押し込み棒を押し込む力を弱めれば、押し込み棒はバネ部材の付勢力によって押し戻されるので、押し込み動作を繰返し行って筋肉を鍛えることができる。
本考案において、筋力トレーニングを行なっている最中に健康器具が動いてしまわないように、左右の側板が水平な底板の両端部に連結されており、この底板の裏面には滑り止めシートが貼り付けられていることが望ましい。
本考案において、筋力トレーニングを行なう利用者の足首の角度を調節できるように、足載せ棒は、高さ調整可能な状態で左右の側板に架け渡されていることが好ましい。
また、子供から大人まで足の大きさが異なる利用者が使用できるように、足載せ棒と押し込み棒は、それらの間隔を調整可能な状態で左右の側板に架け渡されていることが好ましい。
次に、本考案の健康器具は、
底板と、
前記底板に取り付けられている左右の側板と、
前記左右の側板に架け渡されている第1横棒と、
前記左右の側板に両端が固定されている第2横棒と、
前記第1横棒を支持しているバネ部材とを有し、
前記第1横棒は、所定の移動範囲を上下に移動可能になっており、
前記第1横棒を下方に押し込むと、前記バネ部材の付勢力によって当該第1横棒が上方に押し戻されることを特徴とする。
本考案によれば、利用者が第1横棒を押し込むと、バネ部材の付勢力が働くようになっている。従って、例えば、椅子に座った状態で、第1横棒に足指の付け根部分を載せ、第2横棒に踵等を載せた後に、足指の付け根部分で第1横棒を押し込めば、足指、足首、ふくらはぎおよび大腿部に負荷がかかるので、これらの筋肉を鍛えることができる。
ここで、棒状の部材である第2横棒に足裏の一部を載せた状態で、棒状の部材である第1横棒を押し込むので、足裏の狭い範囲にバネ部材による負荷を集中させることができる。従って、足を載せる位置を変更することにより、負荷を集中させる位置を調節しながら筋肉を鍛えることができる。さらに、第1横棒を押し込む力を弱めれば、第1横棒はバネ部材の付勢力によって押し戻されるので、押し込み動作を繰返し行って筋肉を鍛えることができる。
本考案において、簡易な構成によって負荷を発生させるためには、前記バネ部材は前記第1横棒と前記底板の間に配置されているコイルバネとすることが望ましい。
また、バネ部材の付勢力により第1横棒が上方に飛び出してしまうことを簡易な構成で回避するためには、前記第1横棒の左右の端面には外側に突出する突起が取り付けられており、前記左右の側板の向かい合う内側面にはそれぞれ縦溝が形成されており、前記縦溝にはめ込まれた前記突起が前記縦溝の上端の下向き面に当接することにより、前記所定の移動範囲の上限位置が規定されていることが望ましい。
本考案において、前記第2横棒は、前記第1横棒と平行となるように固定されていることが望ましい。このようにすれば、第1および第2横棒に両足を載せた状態で足の筋肉を鍛える場合に、左右の足で負荷を集中させる位置を一致させることができる。
また、前記第2横棒は、一方の端および前記第1横棒の間隔と他方の端および前記第1横棒の間隔が異なるように固定することもできる。このようにすれば、第2横棒は第1横棒と平行ではない状態に固定される。従って、足を載せる位置を左右にずらすことにより、足裏において負荷を集中させる位置を変更することができる。また、足を載せる位置を左右にずらすことにより、利用者の足首の角度を変更することができる。
本考案において、足裏において負荷を集中させる位置を柔軟に変更するためには、前記第2横棒の固定位置は変更可能になっていることが望ましい。また、このようにしておけば、子供から大人まで、足の大きさに関係なく健康器具を利用できる。
本考案において、第1横棒の押し込み動作を行っている最中に健康器具が動いてしまわないように、前記底板の底面には、少なくとも第1および第2横棒の配列方向へ滑ることを阻止する滑り止めが形成されていることが望ましい。
また、足裏を刺激することができるように、前記第1横棒および前記第2横棒のうちの少なくとも一方の表面の上側部分には凹凸が形成されていることが好ましい。
本考案において、間伐材などを利用して健康器具が制作できるように、前記底板、前記左右の側板、前記第1横棒および前記第2横棒は、いずれも木製であることが好ましい。
ここで、前記第1横棒および前記第2横棒のうちの少なくとも一方の表面の上側部分には弾性素材からなるシートを貼っておけば、足裏に弾性素材が当たるので、筋力トレーニングの最中に足が痛くなることがない。
また、前記第1横棒および前記第2横棒を弾性素材から構成してもよい。
さらに、前記左右の側板に両端が固定されている第3横棒を備えておくこともできる。
本考案の健康器具によれば、例えば、椅子に座った状態で、第1横棒(押し込み棒)に足指の付け根部分を載せ、第2横棒(足載せ棒)に踵等を載せた後に、足指の付け根部分で第1横棒を押し込めば、バネ部材の付勢力によって、足指、足首、ふくらはぎおよび大腿部に負荷がかかる。従って、これらの筋肉を鍛えることができる。
ここで、棒状の部材である第2横棒に足裏の一部を載せた状態で、棒状の部材である第1横棒を押し込むので、足裏の狭い範囲にバネ部材による負荷を集中させることができる。従って、足を載せる位置を変更することにより、負荷を集中させる位置を調節しながら筋肉を鍛えることができる。さらに、第1横棒を押し込む力を弱めれば、第1横棒はバネ部材の付勢力によって押し戻されるので、押し込み動作を繰返し行って筋肉を鍛えることができる。
以下に、図面を参照して本考案を適用した健康器具を説明する。
(健康器具の構成)
図1は本考案の健康器具の斜視図である。図2は健康器具を構成する各部材を説明するための分解斜視図である。(a)は第1横棒を示す斜視図であり、(b)は第2横棒を示す斜視図であり、(c)は健康器具から第1および第2横棒を取り外した状態を示す斜視図である。
図1に示すように、健康器具1は、底板2と、この底板2の左右の端面に取り付けられている左右の側板3、4と、左右の側板3、4の間に架け渡されている第1横棒(押し込み棒)5と、左右の側板3、4にその両端が固定されている第2横棒(足載せ棒)6を有している。第1横棒5は所定の移動範囲を上下に移動可能になっており、第1横棒5と底板2との間には第1横棒5を支持するコイルバネ7(図2(c)参照)が配置されている。底板2と、左右の側板3、4と、第1および第2横棒5、6はいずれも木製で、間伐材から制作されている。
利用者は、椅子に座った状態で、第1横棒5と第2横棒6の上に足を載せ、第1横棒5を下方に押し込む。すると、コイルバネ7が圧縮されるので、その付勢力が負荷として利用者の足に働く。従って、利用者は、足指、足首、ふくらはぎおよび大腿部の筋肉を鍛えることができる。
図2を参照して、健康器具1の構成を詳細に説明する。図2(a)、(b)に示すように、第1および第2横棒5、6は丸棒であり、直径が2〜3cm、軸線方向の長さは約25cmである。この長さは利用者が両足を載せることができる寸法である。第1横棒5には軸線方向と直交する方向に平行に延びる2本の金属柱51、52が取り付けられている。また、第1横棒5の左右の端面には、外側に突出する金属突起53、54が取り付けられている。第2横棒6には、その左右の端面にナット61、62が埋め込まれている。
図2(c)に示すように、底板2は幅約25cm奥行き約20cmの長方形をしている。底板2の表面の後端側には第1横棒5の2つの金属柱51、52の下側部分を受け入れるための2つの円筒21、22が固定具23を介して取り付けられている。固定具23は円筒21、22よりも短い高さ寸法で円筒21、22の外周面と嵌合している円筒部と、この円筒部の下端から半径方向に延びるフランジ部分を備えている。フランジ部分が螺子クギ24によって底板2に固定されている。2つの円筒21、22の中にはそれぞれコイルバネ7が挿入されている。底板2の裏面にはゴム製の滑り止めシート25が貼り付けられている。この滑り止めシート25は、健康器具1が第1および第2横棒5、6の配列方向、すなわち、前後方向に滑らないようにしている。
左右の側板3、4は矩形の板であり、上側の前後の角部3a、4aは円弧状に加工されている。左右の側板3、4の相互に対向している内側面の後端側部分には、第1横棒5の左右の金属突起53、54を受け入れるための縦溝8が形成されている。また、左右の側板3、4には、第2横棒6の両端部を固定するための貫通穴9が形成されている。
ここで、第1横棒5は、2本の金属柱51、52の下側部分をそれぞれ円筒21、22に挿入し、しかる後に、第1横棒5を下方に押し込んで円筒21、22内にあるコイルバネ7を圧縮し、この状態で左右の金属突起53、54を左右の縦溝8に嵌め込むことにより底板2および側板3、4に取り付けられている。従って、コイルバネ7は常に第1横棒5を上に向けて付勢する状態になっている。また、縦溝8に嵌め込まれた金属突起53、54がこの縦溝8の上端の下向き面8aに当接することによって、第1横棒5の移動範囲の上限位置が規定されている。なお、第1横棒5をコイルバネ7の付勢力に抗して下へ押し込めば、第1横棒5は、この第1横棒5の下端が円筒21、22の上端縁21a、22aに当たるまで下降させることができる。すなわち、第1横棒5の移動範囲の下限位置は円筒21、22の上端縁21a、22aで規定されている。
次に、第2横棒6は、その端面に埋め込まれたナット61、62と貫通穴9との位置を合わせ、しかる後に、側板3、4の外側から挿入された蝶ボルト10、11をナット61、62に螺合することにより固定されている。ここで、貫通穴9は左右それぞれ3つ形成されている。第1貫通穴9(1)は第1横棒5から最も遠い位置に形成されており、かつ、最も底板2に近い位置に形成されている。第3貫通穴9(3)は第1横棒5に近い位置であり、第1横棒5の上限位置に近い位置に形成されている。第2貫通穴9(2)は第1貫通穴9(1)および第3貫通穴9(3)の略中間位置に形成されている。
貫通穴9を選択することによって、第1横棒5と第2横棒6との間隔が調節される。また、第1および第2横棒5、6に足を載せた時の、利用者の足首の角度が調節される。ここで、典型的な使用例では、足指の付け根部分を第1横棒5に載せた時に、第2横棒6に踵が載るように第2横棒6を固定する。
(筋力トレーニング方法)
次に、図3を参照して、本例の健康器具を使用して筋肉を鍛える筋力トレーニング方法を説明する。(a)は利用者が筋力トレーニングを行っている状態を示す説明図であり、(b)は健康器具に利用者が両足を載せた状態を示す説明図である。
図3(a)に示すように、利用者は椅子50に座り、両足を健康器具1に載せる。例えば、図3(b)に示すように、両足の足指の付け根部分を第1横棒5に載せ、両足の踵を第2横棒6に載せる。
この状態から、両足の足指の付け根部分で、第1横棒5を下方へ押し込む。すると、足指の付け根部分にはコイルバネ7の付勢力が負荷として働くので、これによって足指、足首、ふくらはぎおよび大腿部の筋肉が鍛えられる。
また、押し込む力を弱めれば、第1横棒5はコイルバネ7の付勢力によって押し戻されて元の上限位置に戻る。従って、押し込み動作を繰返し行って筋肉を鍛えることができる。
ここで、筋力トレーニングに疲れた場合には、第1および第2横棒5、6のいずれかに土踏まずを載せて休憩することができる。また、第1横棒5に両足の土踏まずを載せ、椅子50に座った状態で足踏みを行えば第1横棒5が適度に上下動する。この結果、土踏まずのマッサージが行なわれるので、筋力トレーニングの疲労を回復することができる。
(本考案の効果)
以上、本例によれば、椅子50に座った状態で、第1横棒5に足指の付け根部分を載せ、第2横棒6に踵を載せ、足指の付け根部分で第1横棒5を押し込めば、コイルバネ7が圧縮されて、その付勢力が負荷として利用者の足に働く。従って、利用者は、足指、足首、ふくらはぎおよび大腿部の筋肉を鍛えることができる。
また、丸棒からなる第1および第2横棒5、6に足を載せているので、足指の付け根部分や踵など足裏の狭い範囲にコイルバネ7の付勢力による負荷を集中させることができる。さらに、第1横棒5を押し込む力を弱めれば、第1横棒5はバネ部材の付勢力によって上限位置まで押し戻されるので、押し込み動作を繰返して行って筋肉を鍛えることができる。
また、第2横棒6は第1横棒5と平行に固定されているので、健康器具1に両足を載せた状態で筋力トレーニングを行なう際に、左右の足で負荷を集中させる位置を一致させることができる。
また、貫通穴9が複数形成されていることにより第2横棒6の固定位置が変更可能になっているので、負荷を集中させる位置に応じて第2横棒6を固定する位置を変更することができる。また、子供から大人まで、足の大きさに関係なく健康器具1を利用することができる。
さらに、底板2の底面には、健康器具1が前後方向に移動してしまうことを阻止する滑り止めシート25が貼られているので、筋力トレーニングの途中で健康器具1が移動してしまうことがない。ここで、本例の滑り止めシート25は、左右の方向に移動してしまうことを阻止するものではないので、例えば、健康器具1に片足ずつ載せて筋肉を鍛える場合には、一方の足の筋力トレーニングが終了した後に、健康器具1を左右横方向に移動させ、他方の足の筋力トレーニングを始めることができる。
また、底板2、左右の側板3、4、第1横棒5および第2横棒6はいずれも木製なので、間伐材などを利用して健康器具1を制作することができる。従って、資源を有効に活用することができる。
なお、上記の例では、第1横棒5に足指の付け根部分を載せ、第2横棒6に踵を載せていたが、足を載せる位置はこれに限られるものではない。例えば、第1横棒5に土踏まずを載せ、第2横棒6に踵を載せて筋力トレーニングをしてもよい。また、第1横棒5に足指を載せて、第2横棒6に土踏まずを載せて筋力トレーニングをしてもよい。
(本考案の変形例)
次に、図4を参照して本考案の変形例を示す。
図4(a)は、第2横棒6の一方の端および第1横棒5の間隔と、他方の端および第1横棒5の間隔が異なるように固定したものである。従って、第2横棒6と第1横棒5とは平行ではない状態に固定されている。この場合には、足を載せる位置を左右にずらすことにより、足裏において負荷を集中させる位置を変更することができる。また、足を載せる位置を左右にずらすことにより、利用者の足首の角度を変更することができる。
図4(b)は、足裏を刺激することができるように、第1および第2横棒5、6の表面の上側部分にそれぞれ突起55、65を形成したものである。このようにすれば、第1および第2横棒5、6に足を載せているだけでも、足裏を刺激することができる。なお、第1および第2横棒5、6の双方の表面に凹凸を形成する必要はなく、いずれか一方の表面に形成しておいてもよい。
図4(c)は、第1および第2横棒5、6の表面の上側部分に弾性素材からなるシート56、66をそれぞれ貼ったものである。弾性素材からなるシートとしては、例えばゴム製のシートがある。足裏が当たる部分が弾性素材で覆われていれば、筋力トレーニングの最中に足裏が痛くなることがない。
なお、第1横棒5および第2横棒6自体を弾性素材から構成してもよい。このような弾性素材としては、例えば、シリコンゴムがある。
また、図4(d)は、足を載せるための横棒を3本にしてある。この場合には、例えば、第3横棒30を第2横棒6と平行にして、左右の側板3、4に取り付ける。
本考案の健康器具の斜視図である。 健康器具を構成している各部材を説明するための分解斜視図であり、(a)は第1横棒を示す斜視図であり、(b)は第2横棒を示す斜視図であり、(c)は健康器具から第1および第2横棒5、6を取り外した状態を示す斜視図である。 筋力トレーニング方法を説明するための説明図であり、(a)は利用者が筋力トレーニングを行っている状態を示す説明図であり、(b)は健康器具に利用者が両足を載せた状態を示す説明図である。 本考案の変形例を示す斜視図であり、(a)は第2横棒の一方の端および第1横棒の間隔と他方の端および第1横棒の間隔が異なるように固定したものであり、(b)は第1および第2横棒の表面の上側部分に凹凸を形成したものであり、(c)は第1および前記第2横棒の表面の上側部分に弾性素材からなるシートを貼ったものであり、(d)は足を載せるための横棒を3本にしたものである。
符号の説明
1 健康器具
2 底板
3、4 側板
5 第1横棒(押し込み棒)
6 第2横棒(足載せ棒)
7 コイルバネ
8 縦溝
9 貫通穴
10、11 蝶ボルト
21、22 円筒
23、24 固定具
24 螺子クギ
25 滑り止めシート
30 第3横棒
50 椅子
51、52 金属柱
53、54 金属突起
55、65 突起
56、66 弾性素材のシート
61、62 ナット

Claims (16)

  1. 足裏の踵側の部分を載せるための足載せ棒と、
    足裏のつま先側の部分で下方に押し込むための押し込み棒と、
    足載せ棒および押し込み棒が架け渡されている左右の側板と、
    押し込み棒を押し上げているばね部材とを有し、
    足載せ棒は上下に移動しないように左右の側板の間に水平に架け渡されており、
    押し込み棒は上下に移動可能な状態で左右の側板の間に水平に架け渡されており、
    押し込み棒は、ばね部材によって、足載せ棒よりも高い位置に押し上げられており、
    足載せ棒と押し込み棒は一定の間隔を開けて平行に配置されていることを特徴とする健康器具。
  2. 請求項1に記載の健康器具において、
    左右の側板が水平な底板の両端部に連結されており、
    この底板の裏面には滑り止めシートが貼り付けられていることを特徴とする健康器具。
  3. 請求項1または2に記載の健康器具において、
    足載せ棒は、高さ調整可能な状態で左右の側板に架け渡されていることを特徴とする健康器具。
  4. 請求項1ないし3のうちのいずれかの項に記載の健康器具において、
    足載せ棒と押し込み棒は、それらの間隔を調整可能な状態で左右の側板に架け渡されていることを特徴とする健康器具。
  5. 底板と、
    前記底板に取り付けられている左右の側板と、
    前記左右の側板に架け渡されている第1横棒と、
    前記左右の側板に両端が固定されている第2横棒と、
    前記第1横棒を支持しているバネ部材とを有し、
    前記第1横棒は、所定の移動範囲を上下に移動可能になっており、
    前記第1横棒を下方に押し込むと、前記バネ部材の付勢力によって当該第1横棒が上方に押し戻されることを特徴とする健康器具。
  6. 請求項5に記載の健康器具において、
    前記バネ部材は前記第1横棒と前記底板の間に配置されているコイルバネであることを特徴とする健康器具。
  7. 請求項5または6に記載の健康器具において、
    前記第1横棒の左右の端面には外側に突出する突起が取り付けられており、
    前記左右の側板の向かい合う内側面にはそれぞれ縦溝が形成されており、
    前記縦溝にはめ込まれた前記突起が前記縦溝の上端の下向き面に当接することにより、前記所定の移動範囲の上限位置が規定されていることを特徴とする健康器具。
  8. 請求項5ないし7のうちのいずれかの項に記載の健康器具において、
    前記第2横棒は、前記第1横棒と平行となるように固定されていることを特徴とする健康器具。
  9. 請求項5ないし7のうちのいずれかの項に記載の健康器具において、
    前記第2横棒は、一方の端および前記第1横棒の間隔と他方の端および前記第1横棒の間隔が異なるように固定されていることを特徴とする健康器具。
  10. 請求項5ないし9のうちのいずれかの項に記載の健康器具において、
    前記第2横棒の固定位置は変更可能になっていることを特徴とする健康器具。
  11. 請求項5ないし10のうちのいずれかの項に記載の健康器具において、
    前記底板の底面には、少なくとも第1および第2横棒の配列方向へ滑ることを阻止する滑り止めが形成されていることを特徴とする健康器具。
  12. 請求項5ないし11のうちのいずれかの項に記載の健康器具において、
    前記第1横棒および前記第2横棒のうちの少なくとも一方の表面の上側部分には凹凸が形成されていることを特徴とする健康器具。
  13. 請求項5ないし12のうちのいずれかの項に記載の健康器具において、
    前記底板、前記左右の側板、前記第1横棒および前記第2横棒は、いずれも木製であることを特徴とする健康器具。
  14. 請求項5ないし13のうちのいずれかの項に記載の健康器具において、
    前記第1横棒および前記第2横棒のうちの少なくとも一方の表面の上側部分には弾性素材からなるシートが貼ってあることを特徴とする健康器具。
  15. 請求項5ないし12のうちのいずれかの項に記載の健康器具において、
    前記第1横棒および前記第2横棒は、弾性素材から構成されていることを特徴とする健康器具。
  16. 請求項5ないし15のうちのいずれかの項に記載の健康器具において、
    さらに、前記左右の側板に両端が固定されている第3横棒を備えていることを特徴とする健康器具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017029749A (ja) * 2016-09-06 2017-02-09 有限会社平岡健康開発研究所 前、後脛骨筋及び足指力強化装置
JP7440098B2 (ja) 2021-10-19 2024-02-28 株式会社みどりの丘 健康器具

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JP2017029749A (ja) * 2016-09-06 2017-02-09 有限会社平岡健康開発研究所 前、後脛骨筋及び足指力強化装置
JP7440098B2 (ja) 2021-10-19 2024-02-28 株式会社みどりの丘 健康器具

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