JP3132794B2 - 固形製剤の印刷文字検査装置 - Google Patents

固形製剤の印刷文字検査装置

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JP3132794B2 JP05149430A JP14943093A JP3132794B2 JP 3132794 B2 JP3132794 B2 JP 3132794B2 JP 05149430 A JP05149430 A JP 05149430A JP 14943093 A JP14943093 A JP 14943093A JP 3132794 B2 JP3132794 B2 JP 3132794B2
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泰三 山本
宏和 小西
善久 川口
明 長尾
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、錠剤やカプセル剤等の
固形製剤の印刷文字を検査する装置の改良に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図14は、従来の固形製剤の印刷文字検
査装置の検査処理工程の説明図である。尚、固形製剤は
2次元カメラ60の下方を順次通過するように、搬送装
置に載せられて水平方向に搬送されている。又、固形製
剤は搬送方向と直角な方向に、例えば4個ずつ並列に配
置されている。(図示せず) まず、固形製剤の表面が2次元カメラ60により固形製
剤を順次走査されて、固形製剤の表面の濃淡の程度を示
すアナログ信号が2次元カメラ60から出力される。そ
して、上記アナログ信号がアナログ/ディジタル変換回
路3(以下”A/D変換回路3”と略称する)に入力さ
れ、例えば256段階に分けられた8ビットのディジタル
信号がA/D変換回路3から連続して出力される。続い
て、A/D変換回路3からのディジタル信号は記憶回路
50で所定の範囲分、例えば1個の固形製剤分のディジ
タル信号毎に記憶される。次に、所定の範囲分のディジ
タル信号が記憶回路50からコンピュータ120に一括入
力されて、画像信号加工処理51が行なわれる。尚、こ
のコンピュータ120の画像信号加工処理51では、下記
(a)、(b)及び(c)の処理を行い、1つの処理毎
に記憶回路50から同一の所定の範囲分のディジタル信
号を取り出している。 (a);所定値以上のディジタル信号の数をカウントす
る。 (b);2次元カメラ60の走査方向で引続き生ずる2
つのディジタル信号を順次比較して、その差の絶対値が
所定値以上であれば信号を出力して、カウントする。 (c);引続く2回の走査動作での固形製剤の搬送方向
で連続する2つのディジタル信号を順次比較して、その
差の絶対値が所定値以上であれば信号を出力して、カウ
ントする。 そして、比較処理52で画像信号加工処理51の結果と
文字パターン53からのデータとの比較が順次行なわれ
る。この文字パターン53には、固形製剤の表面に印刷
が正しく行なわれた場合での上記画像信号加工処理51
の結果がデータとしてあらかじめ入力されている。続い
て、その比較結果が判定処理54されて、固形製剤の印
刷文字の良否を判定する。そして、印刷文字の不良なも
のがあれば、判定処理54から印刷文字の不良な固形製
剤を搬送装置から排出するような指示信号が出力端子54
1へ出力される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の固形製剤の
印刷文字検査装置では、コンピュータ120で画像信号加
工処理51を効率よく行なうために、所定の範囲分のデ
ィジタル信号の記憶可能な容量を有するRAMで主に構
成された記憶回路50を設ける必要があった。さらに、
検査精度を向上の為に複数の加工処理を行なう必要があ
り、各処理を行なう度に所定の範囲分のディジタル信号
を記憶回路50からコンピュータ120にとりだしてい
た。この為、例えば1列4個当りの固形製剤の走査処理
時間が約30msecと短いのに対して、走査によって得たデ
ィジタル信号の検査・判定処理時間が約370msecと大き
く、2次元カメラ60からのディジタル信号をリアルタ
イムに検査・判定処理出来なかった。そして、固形製剤
の検査・判定処理時間が固形製剤の搬送速度を制限し、
固形製剤の生産効率を向上出来ないという問題点があっ
た。 この発明は以上のような問題点を解決するために
なされたものであり、2次元カメラ60とコンピュータ
120との間に設けられた記憶回路50を省略することが
出来て、かつディジタル信号の検査・判定処理をリアル
タイムに行うことが出来る固形製剤の印刷文字検査装置
を得ることを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の固形製
剤の印刷文字検査装置は、固形製剤を平面上に整列配置
した状態で水平方向に搬送する装置の一部分の上方に設
けられ、前記固形製剤の搬送方向と直角な方向のうちの
一の方向に所定の周期で連続して、前記固形製剤の表面
を順次走査する表面走査手段と、前記表面走査手段から
のアナログ信号をディジタル信号に変換するアナログ/
ディジタル変換手段と、前記アナログ/ディジタル変換
手段からの前記表面走査手段の走査方向で引続き生ずる
2つの前記ディジタル信号の差の絶対値であるところの
第1の差の絶対値を前記周期と同期して出力する第1の
RAMを有し、前記第1の差の絶対値と第1の所定値と
を順次比較して、前記第1の差の絶対値が前記第1の所
定値以上であれば前記周期と同期して第1の2値化信号
を出力する第1の比較・2値化手段と、前記アナログ/
ディジタル変換手段からの前記ディジタル信号におい
て、引続く2回の走査動作での前記固形製剤の搬送方向
で連続する2つの前記ディジタル信号の差の絶対値であ
るところの第2の差の絶対値を前記周期と同期して出力
する第2のRAMを有し、前記第2の差の絶対値と第2
の所定値とを順次比較して、前記第2の差の絶対値が前
記第2の所定値以上であれば前記周期と同期して第2の
2値化信号を出力する第2の比較・2値化手段と、前記
アナログ/ディジタル変換手段からの前記固形製剤の所
定位置での前記ディジタル信号と前記アナログ/ディジ
タル変換手段からの前記ディジタル信号との差の絶対値
であるところの第3の差の絶対値を前記周期と同期して
出力する第3のRAMを有し、前記第3の差の絶対値と
第3の所定値とを順次比較して、前記第3の差の絶対値
が前記第3の所定値以上であれば前記周期と同期して第
3の2値化信号を出力する第3の比較・2値化手段と、
前記第1、第2、及び第3の2値化信号の論理和をと
り、前記周期と同期して第4の信号を出力する論理和手
段と、前記第3の2値化信号をカウントして、カウント
数が第4の所定値に達する場合に、あらかじめ記憶して
いる文字パターンの信号を前記周期と同期して順次出力
する文字パターン出力回路と、前記第4の信号と前記文
字パターンの信号とを順次比較し両信号の一致数をカウ
ントして、前記両信号の一致数と第5の所定値とを比較
することにより第5の信号を前記周期と同期して出力す
る一致数カウント回路と、前記第4の信号をカウントし
て、前記第4の信号のカウント数と第6の所定値とを比
較することにより第6の信号を前記周期と同期して出力
するカウント回路と、前記第5、第6の信号を入力し
て、第7の信号を前記周期と同期して出力する総合判定
回路とを有する良否判定手段と、を具備することを特徴
とする。請求項2の発明の固形製剤の印刷文字検査装置
は、前記第1のRAM、前記第2のRAM及び前記第3
のRAMは、複数のアドレス内にそれぞれアドレスの上
位の数値とアドレスの下位の数値との差の絶対値をあら
かじめ記憶して、前記アナログ/ディジタル変換手段か
らの2つの前記ディジタル信号の一方を前記アドレスの
上位に、また前記アナログ/ディジタル変換手段からの
2つの前記ディジタル信号の他方を前記アドレスの下位
に、同時に入力することで、前記アナログ/ディジタル
変換手段からの2つの前記ディジタル信号の差の絶対値
を前記周期と同期して出力することを特徴とする。請求
項3の発明の固形製剤の印刷文字検査装置は、前記文字
パターン出力回路は、前記固形製剤の表面に印刷された
複数の印刷文字の個々の始まりを前記第3の2値化信号
のカウント数により判断して、前記固形製剤の搬送方向
で連続する次の走査動作に合わせて、あらかじめ記憶し
ている前記文字パターンの信号を前記周期と同期して順
次出力することを特徴とする。
【0005】
【作用】この発明における固形製剤の印刷文字検査装置
は、表面走査手段からのディジタル信号の各2値化手段
での処理工程で用いられるRAMにおいて、その複数の
アドレス内にアドレスの上位の数値とアドレスの下位の
数値との差の絶対値をあらかじめ記憶させておき、2つ
のディジタル信号の一方をアドレスの上位に、他方をア
ドレスの下位に入力することで2つのディジタル信号の
差の絶対値を瞬時(1周期以内)に出力させ、かつ論理
和手段からの第4の信号と文字パターンとの比較・判定
処理を表面走査手段の周期と同期して行なって、表面走
査手段からのディジタル信号をリアルタイムに処理す
る。
【0006】
【実施例】図1は、この発明の一実施例を示す固形製剤
の印刷文字検査装置の固形製剤印刷・検査過程における
印刷文字検査装置100の配置を示す説明図である。尚、
以下の説明におけるX方向とは固形製剤101の搬送方向
と直角な方向で図1の紙面上奥行方向を示し、Y方向と
は固形製剤101の搬送方向と正反対な方向を示す。 図
1において、固形製剤101は供給部102から平面上で整列
配置した状態となるようにポケット120aを介して水平方
向搬送部103に供給される。尚、固形製剤101は水平方向
搬送部103により文字印刷部104に向かって水平に搬送さ
れるが、固形製剤101は文字印刷を効率よく行う為にX
方向に、例えば4個並列に整列配置している。続いて、
固形製剤101は文字印刷部104で所定のパターン、例え
ば”ABCD”と印刷される。この文字印刷部104に対
面する水平方向搬送部103の内側には空気吸引部121が設
けられている。そして、この空気吸引部121は例えばエ
アーコンプレッサ133に接続され、ポケット120aの微小
穴を介して常時空気が吸引されている。それ故に、固形
製剤101はポケット120a内で固定されて印刷される。次
に、固形製剤101は水平方向搬送部103により印刷文字検
査装置100のラインセンサカメラ1の下方を通過する。
そして、印刷文字検査装置100が固形製剤101の表面に印
刷された”ABCD”の各文字を検査して、印刷不良と
判定した場合には排出信号(第7の信号)をコンピュー
タ110に出力する。その結果、コンピュータ110は、例え
ばエアーガン131、エアーコンプレッサ132及び不良品回
収バケット134等で構成された不良品排出部105を作動さ
せて、固形製剤101の印刷文字不良品を排出する。又、
印刷文字検査装置100が印刷不良と判定しなかった場合
には信号が出力されないので、固形製剤101は空気吸引
部122に固定されて不良品排出部105を通過して、良品回
収部106に回収される。
【0007】次に、この発明に係る固形製剤の印刷文字
検査装置の論理処理手順を図2、図3のブロック図を用
いて説明する。尚、図2上のA、Bは図3上のA、Bに
それぞれ接続される。ラインセンサカメラ1は、例えば
2048個のセンサがX方向に一列に配置され、カメラ駆動
回路2からの所定のクロック(例えば4MHz)に同期して
固形製剤101の表面の濃淡の程度を示すアナログ信号を
A/D変換回路3に出力する。この際、ラインセンサカ
メラ1のセンサはX方向の一の方向で繰返して順次走査
するが、4個の固形製剤101に対するY方向での走査回
数はタイミング作成回路4によりラインセンサカメラ1
に指示される。以上のラインセンサカメラ1、カメラ駆
動回路2及びタイミング作成回路4が、固形製剤の印刷
文字検査装置の表面走査手段を構成する。
【0008】次に、A/D変換回路3は、ラインセンサ
カメラ1からのアナログ信号を例えば256段階に変換し
て、8ビットのディジタル信号(以下”ディジタル信
号”と略称する)をラインセンサカメラ1のクロックに
同期して出力する。このA/D変換回路3からのディジ
タル信号はX微分2値化回路5、Y微分2値化回路6及
び所定位置との比較・2値化回路7に同時に入力され
る。
【0009】まず、X微分2値化回路5について図4、
図5を用いて詳細な説明を行なう。図4はX微分2値化
回路5の具体的な構成を示すブロック図、図5はX微分
2値化回路5内でのディジタル信号の波形を示す説明図
である。図4において、第1のラッチ回路16と第2の
ラッチ回路17とがA/D変換回路3に対して並列に接
続され、A/D変換回路3からのX方向で連続する2つ
のディジタル信号が第1のラッチ回路16と第2のラッ
チ回路17とで交互に記憶され、相互に第1のRAM1
8に出力される。ここで、図5を用いて任意の時点での
各回路のディジタル信号の波形を示す。図5(ロ)はA
/D変換回路3から出力されたディジタル信号であり、
図5(ハ)及び図5(ニ)はそれぞれ第1のラッチ回路
16及び第2のラッチ回路17のディジタル信号であ
る。図5(ハ)及び図5(ニ)で示すように第1のラッ
チ回路16及び第2のラッチ回路17では、それぞれ1
つおきにディジタル信号を記憶して、かつ連続して出力
している。尚、図5(イ)はラインセンサカメラ1のク
ロック信号であり、図5(ロ)、図5(ハ)及び図5
(ニ)は図5(イ)に同期している。図4に戻って、第
1のRAM18ではその複数のアドレス内にアドレスの
上位の数値とアドレスの下位の数値との差の絶対値をあ
らかじめ記憶して、2つのディジタル信号の一方がアド
レスの上位に、他方がアドレスの下位に同時に入力され
ることで、そのアドレス内に記憶された2つのディジタ
ル信号の差の絶対値(第1の差の絶対値)を瞬時に出力
する。(例えばディジタル信号"01001100"がアドレスの
上位に入力され、ディジタル信号"00101010"がアドレス
の下位に同時に入力された場合について説明する;説明
の簡略の為に、上記2つのディジタル信号をそれぞれ1
6進数で表示すると”4C”と”2A”となり、アドレ
ス”4C2A”内にはあらかじめ両者の差の絶対値の”
22”が記憶されており、瞬時にディジタル信号"00100
010"が出力される。)次に、既知の第1のIC19が第
1のRAM18からのディジタル信号と第1の所定値2
0とを比較して、第1のRAM18からのディジタル信
号が大きい場合に、ラインセンサカメラ1のクロックと
同期して2値化信号(第1の2値化信号)を出力する。
尚、以上の構成が固形製剤の印刷文字検査装置の第1の
比較・2値化手段である。又、この第1の比較・2値化
手段を行うことにより、固形製剤101のX方向での表面
の濃淡の程度がより一層明らかなものとなる。
【0010】続いて、Y微分2値化回路6について図
6、図7を用いて詳細な説明を行なう。図6はY微分2
値化回路6の具体的な構成を示すブロック図、図7はX
方向全走査分ラッチ回路21、25のRAM23、27
の作動状況を示す説明図である。図6において、A/D
変換回路3は第2のRAM29及び並列に配置された第
1のX方向全走査分ラッチ回路21と第2のX方向全走
査分ラッチ回路25とに接続されて、ディジタル信号が
それぞれの回路に同時に入力される。この2つの第1、
第2のX方向全走査分ラッチ回路21、25の機能を図
7を用いて説明する。尚、第1のX方向全走査分ラッチ
回路21と第2のX方向全走査分ラッチ回路25とは全
く同一の構成であり、2つのスリーステート回路と1つ
のRAMで構成され、第1のスリーステート回路22と
第3のスリーステート回路26あるいは第2のスリース
テート回路24と第4のスリーステート回路28の作動
のみ異なる。すなわち、第1のスリーステート回路22
と第4のスリーステート回路28とがOFF状態の場合
は、第2のスリーステート回路24と第3のスリーステ
ート回路26とがON状態であり、第1のX方向全走査
分ラッチ回路21は第4のRAM23からディジタル信
号を第2のRAM29に読み出し、第2のX方向全走査
分ラッチ回路25はディジタル信号を第5のRAM27
に書き込む。逆に、第1のスリーステート回路22と第
4のスリーステート回路28とがON状態の場合は、第
2のスリーステート回路24と第3のスリーステート回
路26とがOFF状態であり、第1のX方向全走査分ラ
ッチ回路21はディジタル信号を第4のRAM23に書
き込み、第2のX方向全走査分ラッチ回路25は第5の
RAM27からディジタル信号を第2のRAM29に読
み出す。又、図7(イ)はラインセンサカメラ1のクロ
ック信号であり、ラインセンサカメラ1のX方向におけ
る一走査動作毎に上記4つのスリーステート回路22、
24、26及び28の状態が反転して、第1のX方向全
走査分ラッチ回路21と第2のX方向全走査分ラッチ回
路25の機能が互いに反対となる。図6に戻って、その
結果、第2のRAM29にはA/D変換回路3から直接
入力される現走査動作でのディジタル信号と、第1のX
方向全走査分ラッチ回路21あるいは第2のX方向全走
査分ラッチ回路25のいずれか一方からのY方向で一走
査動作前のディジタル信号とがラインセンサカメラ1の
クロックと同期して入力される。この第2のRAM29
は第1のRAM18と同一なものであり、引続く2回の
走査動作でのY方向で連続する2つのディジタル信号の
差の絶対値(第2の差の絶対値)を瞬時に出力する。次
に、既知の第2のIC30が第2のRAM29からのデ
ィジタル信号と第2の所定値31とを比較して、第2の
RAM29からのディジタル信号が大きい場合に、ライ
ンセンサカメラ1のクロックと同期して2値化信号(第
2の2値化信号)を出力する。尚、以上の構成が固形製
剤の印刷文字検査装置の第2の比較・2値化手段であ
る。又、この第2の比較・2値化手段を行うことによ
り、固形製剤101のY方向での表面の濃淡の程度がより
一層明らかなものとなる。
【0011】続いて、所定位置との比較・2値化回路7
について図8、図9を用いて詳細な説明を行なう。図8
は所定位置との比較・2値化回路7の具体的な構成を示
すブロック図、図9は所定位置との比較・2値化回路7
内でのディジタル信号の波形を示す説明図である。図8
において、A/D変換回路3は第2のRAM34と第3
のラッチ回路32とに接続されている。この第3のラッ
チ回路32は既知の所定位置パターンメモリ33の指示
により、所定位置でのA/D変換回路3からディジタル
信号を記憶して、かつ連続して出力する。ここで、図9
を用いて任意の時点での各回路のディジタル信号の波形
を示す。図9(ロ)はA/D変換回路3から出力された
ディジタル信号であり、図9(ハ)は所定位置パターン
メモリ33からの指示信号である。又、図9(ニ)は第
3のラッチ回路32から出力されたディジタル信号であ
り、図9(イ)に示すラインセンサカメラ1のクロック
信号に同期して、所定位置パターンメモリ33からの指
示信号によりディジタル信号のデータが更新される。
尚、所定位置パターンメモリ33からの指示信号は4個
並列に配置された固形製剤101の個々に対して、X方向
の走査動作毎に出力される。図8に戻って、その結果、
第3のRAM34にはA/D変換回路3から直接入力さ
れる現走査動作でのディジタル信号と所定位置でのディ
ジタル信号とがラインセンサカメラ1のクロックと同期
して入力される。この第3のRAM34は第1、第2の
RAM18、29と同一なものであり、現走査動作での
ディジタル信号と所定位置でのディジタル信号との差の
絶対値(第3の差の絶対値)を瞬時に出力する。次に、
既知の第3のIC35が第3のRAM34からのディジ
タル信号と第3の所定値36とを比較して、第3のRA
M34からのディジタル信号が大きい場合に、ラインセ
ンサカメラ1のクロックと同期して2値化信号(第3の
2値化信号)を出力する。尚、以上の構成が固形製剤の
印刷文字検査装置の第3の比較・2値化手段である。
【0012】続いて、所定位置との比較・2値化回路7
による優れた機能を図10と図11とを比較することで
説明する。図10は固定しきい値レベルとA/D変換回
路3からのディジタル信号との比較による2値化信号の
波形を示す説明図であり、図11は所定位置との比較・
2値化回路7からの2値化信号(第3の信号)の波形を
示す説明図である。又、図10(イ)、図11(イ)は
固形製剤101の文字印刷部がラインセンサカメラ1に対
して平行である場合を示し、図10(ニ)、図11
(ニ)は固形製剤101の文字印刷部がラインセンサカメ
ラ1に対して下方に傾いている場合を示している。尚、
この機能はラグビーボール形状等の固形製剤101に対し
て特に有効である。まず、図10(イ)の場合では、図
10(イ)の矢印上でのA/D変換回路3からのディジ
タル信号は図10(ロ)となり、固定しきい値レベル i
との比較による2値化信号は図10(ハ)となって、固
形製剤101の印刷文字は正しく検査される。続いて、図
10(ニ)の場合では、図10(ニ)の矢印上でのA/
D変換回路3からのディジタル信号は図10(ホ)とな
り、固定しきい値レベル iとの比較による2値化信号は
図10の(ヘ)となって、固形製剤101の印刷文字は正
しく検査されない。これは固形製剤101の文字印刷部が
ラインセンサカメラ1に対して下方に傾いている分だけ
の印刷文字のかげりをラインセンサカメラ1が走査した
結果である。次に、図11(イ)の場合では、図11
(イ)の矢印上でのA/D変換回路3からのディジタル
信号は図11(ロ)となり、所定位置37でのディジタ
ル信号のレベルiiとの比較による2値化信号(第3の信
号)は図11(ハ)となって、固形製剤101の印刷文字
は正しく検査される。続いて、図11(ニ)の場合で
は、図11(ニ)の矢印上でのA/D変換回路3からの
ディジタル信号は図11(ホ)となり、所定位置37で
のディジタル信号のレベルiiとの比較による2値化信号
(第3の信号)は図11(ヘ)となって、固形製剤101
の文字印刷部がラインセンサカメラ1に対して下方に傾
いている場合でも固形製剤101の印刷文字は正しく検査
される。
【0013】次に、図2に戻って、X微分2値化回路
5、Y微分2値化回路6及び所定位置との比較・2値化
回路7は論理和回路8にそれぞれ接続されている。この
論理和回路8は上記3つの2値化回路からの2値化信号
(第1、第2及び第3の2値化信号)の論理和をとり、
ラインセンサカメラ1のクロックと同期して第4の信号
を出力する。
【0014】続いて、図3において、所定位置との比較
・2値化回路7と論理和回路8とはそれぞれ第1固形製
剤良否判定回路11a、第2形製剤良否判定回路11
b、第3固形製剤良否判定回路11c、及び第4固形製
剤良否判定回路11dに接続される。この4つの良否判
定回路11a、11b、11c及び11dは全く同一の
構成であり、各1個の固形製剤101の印刷文字の良否判
定を行うが、説明を簡単にする為、例えば第1固形製剤
良否判定回路11aのみ、その詳細な構成を示してい
る。尚、所定位置との比較・2値化回路7からの2値化
信号(第3の2値化信号)及び論理和回路8からの第4
の信号とは既知のブロック分割パターンメモリ9により
上記4つの良否判定回路11a、11b、11c及び1
1dに振分けられる。まず、所定位置との比較・2値化
回路7は第1固形製剤良否判定回路11a内の4つの文
字パターン出力回路12a、12b、12c及び12d
に接続される。この4つの文字パターン出力回路12
a、12b、12c及び12dは全く同一の構成であ
り、固形製剤101に印刷された文字”A”の文字パター
ン出力回路1 2aについてのみ説明を行う。尚、上記
4つの文字パターン出力回路12a、12b、12c及
び12dは既知の文字走査領域パターンメモリ10によ
り、図12に示すような固形製剤101の印刷文字走査領
域が設定される。図12は文字走 査領域パターンメモ
リ10による各文字パターン出力回路12a、12b、
12c及び12dの走査領域を示す説明図であり、すな
わち印刷文字”A、B、C及びD”のX方向の各印刷文
字走査領域はそれぞれa、b、c及びdであり、Y方向
の各印刷文字走査領域はeである。文字”A”の文字パ
ターン出力回路12aは所定位置との比較・2値化回路
7からの2値化信号(第3の2値化信号)をカウントし
て、第4の所定値に達すればカウントした始点を文字の
始まりと判断する。そして、文字”A”の文字パターン
出力回路12aはラインセンサカメラ1の次のX方向の
走査動作に同期して、あらかじめ記憶している文字”
A”の2値化信号のパターン(文字パターンの信号)を
順次出力する。この文字”A”の2値化信号のパターン
(文字パターンの信号)は文字の始まりのX方向の走査
部分は記憶されていないので、固形製剤101の印刷文字
とのずれを生じない。ここで、この文字”A”の文字パ
ターン出力回路12aの上記機能を図13を用いて詳細
に説明する。図13は、文字”A”の走査動作における
所定位置との比較・2値化回路7からの2値化信号(第
3の2値化信号)の波形を示す説明図である。尚、図1
3(イ)において、ラインセンサカメラ1は矢印a、b
及びcの順にX方向の一の方向で連続して、文字”A”
の走査領域をラインセンサカメラ1のクロックである図
13(ロ)と同期して走査する。図13(イ)の走査動
作aの場合では、所定位置との比較・2値化回路7から
の2値化信号(第3の2値化信号)の波形は、例えばイ
ンク汚れ39を検知して図13(ハ)となり、図13
(イ)の走査動作bの場合では、所定位置との比較・2
値化回路7からの2値化信号(第3の2値化信号)の波
形は正しく印刷された文字”A”の一部分38を検知し
て図13(ニ)となる。この際、図13(ハ)の場合で
は、所定位置との比較・2値化回路7からの2値化信号
(第3の2値化信号)のカウント数dが第4の所定値e
に達しないので、文字”A”の文字パターン出力回路1
2aは文字”A”の始まりと判断しない。又、図13
(ニ)の場合では、所定位置との比較・2値化回路7か
らの2値化信号(第3の2値化信号)のカウント数eが
第4の所定値eに達するので、文字”A”の文字パター
ン出力回路12aは文字”A”の一点40を文字”A”
の始まりと判断する。続いて、図13(イ)の走査動作
cの場合では、所定位置との比較・2値化回路7からの
2値化信号(第3の2値化信号)の波形は正しく印刷さ
れた文字”A”の一部分38を検知して図13(ホ)と
なるが、文字”A”の文字パターン出力回路12aは、
文字”A”の一点40と文字”A”の一点41とのライ
ンセンサカメラ1のクロックでのずれfを考慮して、次
のX方向の走査動作からあらかじめ記憶している文字”
A”の2値化信号のパターン(文字パターンの信号)を
ラインセンサカメラ1のクロックと同期して順次出力す
る。次に、図3に戻って、この4つの文字パターン出力
回路12a、12b、12c及び12dはそれぞれの走
査文字に対応する4つの一致数カウント回路13a、1
3b、13c及び13dに接続されている。この4つの
一致数カウント回路13a、13b、13c及び13d
は全く同一の構成であるので、文字”A”の一致数カウ
ント回路13aについてのみ説明を行う。文字”A”の
一致数カウント回路13aは論理和回路8からの第4の
信号と文字”A”の文字パターン出力回路12aからの
文字”A”の2値化信号のパターン(文字パターンの信
号)とをラインセンサカメラ1のクロックと同期して入
力する。そして、上記2つの信号の一致数をカウントと
して、第5の所定値以上であれば、固形製剤101に印刷
さ れた文字”A”に印刷不良なしと判断して、総合判
定回路15にラインセンサカメラ1のクロックと同期し
て第5の信号を出力する。続いて、論理和回路8からの
第4の信号は文字”ABCD”のカウント回路14でカ
ウントされ、第6の所定値以下であれば、固形製剤101
に多重印刷、インク汚れ等なしと判断して、総合判定回
路15にラインセンサカメラ1のクロックと同期して第
6の信号を出力する。総合判定回路15は上記4つの第
5の信号と1つの第6の信号のいずれか1つでも入力さ
れなかった場合に、固形製剤101の文字印刷不良と判断
して、出力端子151からコンピュータ110にラインセンサ
カメラ1のクロックと同期して排出信号(第7の信号)
を出力する。そして、コンピュータ110は不良品排出部1
05を作動させて、固形製剤101の印刷文字不良品を排出
する。尚、以上の構成が固形製剤の印刷文字検査装置の
良否判定手段である。以上のように、この固形製剤の印
刷文字検査装置はラインセンサカメラ1からの2つのデ
ィジタル信号の比較処理において、2つのディジタル信
号のあらゆる差の絶対値があらかじめ入力されているR
AMを用いること、ならびに文字パターンとの比較処理
において、印刷文字の始まりを判断して次のX方向の走
査動作からあらかじめ記憶している文字パターンを順次
出力することにより、ラインセンサカメラ1のクロック
に同期して、ラインセンサカメラ1からのディジタル信
号をリアルタイムに検査・判定処理が可能となる。尚、
本願発明の固形製剤の印刷文字検査装置はラインセンサ
カメラ1からの2つのディジタル信号の検査・判定処理
をラインセンサカメラ1のクロックに同期して、1クロ
ック内で行なうことが可能であるが、上記実施例では3
つの2値化回路からの第1、第2及び第3の2値化信号
を同時に論理和回路8に入力するために第1、第2及び
第3の2値化信号をラインセンサカメラ1の1クロック
分ずらして出力して、リアルタイム(1クロック)に検
査・判定処理を行なっている。
【0015】
【発明の効果】この発明によれば、複数のアドレス内に
それぞれのアドレスの上位とアドレスの下位との差の絶
対値を記憶させたRAMを用いることにより、ラインセ
ンサカメラ1からのディジタル信号の検査・判定処理を
論理回路のみで行い、従来のようにコンピュータ120を
用いないので、従来はラインセンサカメラ1とコンピュ
ータ120との間に設ける必要があった単なるRAMで構
成された記憶回路50を省略することが出来る。さら
に、検査精度向上の為に複数のディジタル信号の検査処
理を行う場合に、ラインセンサカメラ1からのディジタ
ル信号をリアルタイムに検査する処理回路を並列的に配
置することで、記憶回路50とコンピュータ120とを用
いた従来の固形製剤の印刷文字検査装置に比べて、各検
査処理毎での記憶回路50とコンピュータ120とのデー
タのやりとりを省略することが出来て、例えば1列4個
当りの固形製剤の走査及び検査・判定処理時間が約140m
secと大幅に早い速度でディジタル信号を処理すること
が可能となる。その結果、固形製剤の搬送速度を上げて
固形製剤の生産効率を向上出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る固形製剤の印刷文字検査装置の
固形製剤印刷・検査過程における印刷文字検査装置の配
置を示す説明図。
【図2】この発明に係る固形製剤の印刷文字検査装置の
論理処理手順を示すブロック図。
【図3】この発明に係る固形製剤の印刷文字検査装置の
論理処理手順を示すブロック図。
【図4】この発明に係るX微分2値化回路の具体的な構
成を示すブロック図。
【図5】この発明に係るX微分2値化回路内でのディジ
タル信号の波形を示す説明図。
【図6】この発明に係るY微分2値化回路の具体的な構
成を示すブロック図。
【図7】この発明に係るX方向全走査分ラッチ回路のR
AMの作動状況を示す説明図。
【図8】この発明に係る所定位置との比較・2値化回路
の具体的な構成を示すブロック図。
【図9】この発明に係る所定位置との比較・2値化回路
内でのディジタル信号の波形を示す説明図。
【図10】固定しきい値レベルとA/D変換回路3から
のディジタル信号との比較による2値化信号の波形を示
す説明図。
【図11】この発明に係る所定位置との比較・2値化回
路7からの2値化信号(第3の2値化信号)の波形を示
す説明図。
【図12】この発明に係る文字走査領域パターンによる
各文字パターン出力回路の走査領域を示す説明図。
【図13】この発明に係る文字”A”の走査動作におけ
る所定位置との比較・2値化回路7からの2値化信号
(第3の2値化信号)の波形を示す説明図。
【図14】従来の固形製剤の印刷文字検査装置の検査処
理工程の説明図。
【符号の説明】
1 ラインセンサカメラ 3 A/D変換回路 5 X微分2値化回路 6 Y微分2値化回路 7 所定位置との比較・2値化回路 8 論理和回路 11 良否判定回路 18 第1のRAM 29 第2のRAM 34 第3のRAM 100 印刷文字検査装置 101 固形製剤 103 水平方向搬送部 104 文字印刷部 105 不良品排出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−143539(JP,A) 特開 平3−270939(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 21/84 - 21/958 B65G 47/00 - 47/20

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固形製剤を平面上に整列配置した状態で
    水平方向に搬送する装置の一部分の上方に設けられ、前
    記固形製剤の搬送方向と直角な方向のうちの一の方向に
    所定の周期で連続して、前記固形製剤の表面を順次走査
    する表面走査手段と、 前記表面走査手段からのアナログ信号をディジタル信号
    に変換するアナログ/ディジタル変換手段と、 前記アナログ/ディジタル変換手段からの前記表面走査
    手段の走査方向で引続き生ずる2つの前記ディジタル信
    号の差の絶対値であるところの第1の差の絶対値を前記
    周期と同期して出力する第1のRAMを有し、前記第1
    の差の絶対値と第1の所定値とを順次比較して、前記第
    1の差の絶対値が前記第1の所定値以上であれば前記周
    期と同期して第1の2値化信号を出力する第1の比較・
    2値化手段と、 前記アナログ/ディジタル変換手段からの前記ディジタ
    ル信号において、引続く2回の走査動作での前記固形製
    剤の搬送方向で連続する2つの前記ディジタル信号の差
    の絶対値であるところの第2の差の絶対値を前記周期と
    同期して出力する第2のRAMを有し、前記第2の差の
    絶対値と第2の所定値とを順次比較して、前記第2の差
    の絶対値が前記第2の所定値以上であれば前記周期と同
    期して第2の2値化信号を出力する第2の比較・2値化
    手段と、 前記アナログ/ディジタル変換手段からの前記固形製剤
    の所定位置での前記ディジタル信号と前記アナログ/デ
    ィジタル変換手段からの前記ディジタル信号との差の絶
    対値であるところの第3の差の絶対値を前記周期と同期
    して出力する第3のRAMを有し、前記第3の差の絶対
    値と第3の所定値とを順次比較して、前記第3の差の絶
    対値が前記第3の所定値以上であれば前記周期と同期し
    て第3の2値化信号を出力する第3の比較・2値化手段
    と、 前記第1、第2、及び第3の2値化信号の論理和をと
    り、前記周期と同期して第4の信号を出力する論理和手
    段と、 前記第3の2値化信号をカウントして、カウント数が第
    4の所定値に達する場合に、あらかじめ記憶している文
    字パターンの信号を前記周期と同期して順次出力する文
    字パターン出力回路と、前記第4の信号と前記文字パタ
    ーンの信号とを順次比較し両信号の一致数をカウントし
    て、前記両信号の一致数と第5の所定値とを比較するこ
    とにより第5の信号を前記周期と同期して出力する一致
    数カウント回路と、前記第4の信号をカウントして、前
    記第4の信号のカウント数と第6の所定値とを比較する
    ことにより第6の信号を前記周期と同期して出力するカ
    ウント回路と、前記第5、第6の信号を入力して、第7
    の信号を前記周期と同期して出力する総合判定回路とを
    有する良否判定手段と、 を具備する固形製剤の印刷文字検査装置。
  2. 【請求項2】前記第1のRAM、前記第2のRAM及び
    前記第3のRAMは、複数のアドレス内にそれぞれアド
    レスの上位の数値とアドレスの下位の数値との差の絶対
    値をあらかじめ記憶して、前記アナログ/ディジタル変
    換手段からの2つの前記ディジタル信号の一方を前記ア
    ドレスの上位に、また前記アナログ/ディジタル変換手
    段からの2つの前記ディジタル信号の他方を前記アドレ
    スの下位に、同時に入力することで、前記アナログ/デ
    ィジタル変換手段からの2つの前記ディジタル信号の差
    の絶対値を前記周期と同期して出力することを特徴とす
    る請求項1記載の固形製剤の印刷文字検査装置。
  3. 【請求項3】前記文字パターン出力回路は、前記固形製
    剤の表面に印刷された複数の印刷文字の個々の始まりを
    前記第3の2値化信号のカウント数により判断して、前
    記固形製剤の搬送方向で連続する次の走査動作に合わせ
    て、あらかじめ記憶している前記文字パターンの信号を
    前記周期と同期して順次出力することを特徴とする請求
    項1記載の固形製剤の印刷文字検査装置。
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