JP3132010B2 - トランスアクスルの潤滑装置 - Google Patents

トランスアクスルの潤滑装置

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JP3132010B2
JP3132010B2 JP02416706A JP41670690A JP3132010B2 JP 3132010 B2 JP3132010 B2 JP 3132010B2 JP 02416706 A JP02416706 A JP 02416706A JP 41670690 A JP41670690 A JP 41670690A JP 3132010 B2 JP3132010 B2 JP 3132010B2
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    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/04Features relating to lubrication or cooling or heating
    • F16H57/0467Elements of gearings to be lubricated, cooled or heated
    • F16H57/0469Bearings or seals

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  • General Details Of Gearings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、トランスアクスルの
潤滑装置に係り、特に歯車軸を回転可能に支持する2個
の軸受の潤滑を良好に果し得るトランスアクスルの潤滑
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】四輪駆動車(4WD)にあっては、内燃
機関から入力した駆動力をトランスアクスルの出力軸か
ら推進軸に伝達する動力伝達装置が備えられている。ト
ランスアクスルは、クラッチ部、変速歯車部、差動部、
トランスファ部等からなる。
【0003】図7に示す如く、トランスアクスルのトラ
ンスファ部102においては、トランスファ中間軸に固
定したトランスファドライブベベル歯車(図示せず)に
噛合するトランスファベベルピニオン歯車104が、ト
ランスファピニオン軸106に固定されている。
【0004】このトランスファピニオン軸106は、ト
ランスファベベルピニオン歯車104側の第1軸受であ
る前側円錐ころ軸受108とこの前側円錐ころ軸受10
8から後方に離間して位置する第2軸受である後側円錐
ころ軸受110とによって回転可能に支持されている。
前側円錐ころ軸受108と後側円錐ころ軸受110間で
トランスファピニオン軸106上には、スペーサ112
が介設されている。
【0005】前側円錐ころ軸受108は、トランスファ
ピニオン軸106に接する前側内輪114とこの前側内
輪114の外面に設けた前側円錐ころ116とこの前側
円錐ころ116の外面に設けた前側外輪118とからな
る。
【0006】後側円錐ころ軸受110は、トランスファ
ピニオン軸106に接する後側内輪120とこの後側内
輪120の外面に設けた後側円錐ころ122とこの後側
円錐ころ122の外面に設けた後側外輪124とからな
る。
【0007】前側円錐ころ軸受108の前側外輪118
と後側円錐ころ軸受の後側外輪124とは、トランスア
クスルケース(図示せず)に取付けられるリテーナ12
6によって保持される。従って、このリテーナ126に
は、図8に示す如く、軸受保持孔128が形成されてい
る。
【0008】このリテーナ126には、前側円錐ころ軸
受108及び後側円錐ころ軸受110にトランスファド
ライブベベル歯車及びトランスファベベルピニオン歯車
104の回転によって掻き上げられるオイルを流動する
オイル流動溝130が形成される。
【0009】このオイル流動溝130は、トランスファ
ピニオン軸106の軸心Cと直交したリテーナ端面13
2に連続して軸心C側に傾斜する溝内面134によって
形成されている。
【0010】また、このオイル流動溝130が、円周方
向に形成されたリテーナ内周溝136に連通し、これに
より、長さLのオイル誘導壁部138が形成される。こ
のリテーナ内周溝136には、後側円錐ころ軸受110
の口元に連通する後側軸受オイル流通孔140が形成さ
れている。
【0011】このリテーナ126は、リテーナフランジ
142がトランスアクスルケース(図示せず)に固定さ
れることによってトランスアクスルケースに保持され
る。
【0012】また、トランスファピニオン軸106に
は、スプライン結合によって推進軸接続用フランジ14
4の軸結合用管部146が軸方向移動可能で且つ回転不
可能に設けられている。
【0013】この推進軸接続用フランジ144は、トラ
ンスファピニオン軸106の端部にナットを螺着するこ
とによってトランスファピニオン軸106に固定され
る。
【0014】リテーナ126と軸結合用管部146との
間には、オイルの流出を防止するオイルシール体148
が介設されている。
【0015】リテーナ126の先端部位には、トランス
ファピニオン軸106と推進軸接続用フランジ144と
の連続部位を覆う連結部位カバー150が設けられてい
る。
【0016】また、トランスアクスルの構造としては、
例えば、特公昭62−51765号公報に開示されてい
る。この公報に記載のものは、終減速部においてドライ
ブ・ピニオン・シャフトとリング・ギアとを歯たけ方向
および歯すじ方向に適切な歯当り、およびバックラッシ
ュが得られる状態で噛合させ、内燃機関側の動力をアク
スル・シャフト側に効率良く伝達させ、ドライブ・ピニ
オン・シャフトとリング・ギアとの下適切な噛合に起因
する騒音を低減するものである。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の如く
トランスファドライブベベル歯車及びトランスファベベ
ルピニオン歯車の回転によって掻き上げられるオイルを
リテーナの端面の顎部位で受けてオイル流動溝に流動さ
せ、前側円錐ころ軸受及び後側円錐ころ軸受を潤滑する
構造にあっては、オイル流動溝の口元が角張っているの
で、オイルが円滑にオイル流動溝内に流動されないとい
う不都合があった。
【0018】また、オイル流動溝に導かれたオイルがリ
テーナのリテーナ内周溝に落ち込んでしまい、前側円錐
ころ軸受に殆どのオイルが吸い出されてしまい、後側円
錐ころ軸受が潤滑されないという不都合があった。
【0019】更に、オイル流動溝の下面(リテーナの中
央部位付近)が水平であるので、リテーナのリテーナ内
周溝にオイルが落込み易くなり、しかも、この落込んだ
オイルを有効に使用することができないという不都合が
あった。
【0020】更にまた、前側円錐ころ軸受へのオイル量
と後側円錐ころ軸受へのオイル量とを調整することがで
きないので、双方の軸受への潤滑状態が不安定になると
いう不都合があった。
【0021】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は上述
の不都合を除去するために、噛合する一対の歯車中の一
方の歯車が設けられた歯車軸を回転可能に支持する第
1、第2軸受を離間させて配設し、前記一対の歯車の回
転によって掻き上げられるオイルを前記第1、第2軸受
が保持されたリテーナに流動させて前記第1、第2軸受
の潤滑を施すトランスアクスルの潤滑装置において、前
記リテーナの前記歯車軸の軸心側に傾斜して溝の底壁を
なす溝内面と溝の側壁をなすオイル誘導壁部とによって
形成されたオイル流動溝にオイルを流動させるととも
に、前記リテーナの内周部位には前記オイル流動溝と前
記第1、第2軸受間で円周方向に形成されたリテーナ内
周溝とに連続して前記第1、第2軸受中の一方の軸受の
口元まで前記オイル誘導壁部を延長して設け、前記溝内
面には前記第1、第2軸受間で前記オイル流動溝の堰と
なる突起を設け、前記オイル誘導壁部には前記第1、第
2軸受間の前記突起に対応する位置を始点に前記第1軸
受へのオイル量と前記第2軸受へのオイル量とを調整可
能とするように前記歯車軸の軸心方向で且つ前記オイル
流動溝の中心側に突出するオイル案内部を連設したこと
を特徴とする。
【0022】
【作用】この発明の構成によれば、歯車の回転によって
掻き上げられたオイルは、オイル流動溝からオイル誘導
壁部を経てオイル案内部に導かれ、このとき、オイル案
内部の突起の存在により、第1軸受へのオイル量と第2
軸受へのオイル量とが調整され、よって、双方の軸受を
効果的に潤滑させることができる。
【0023】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
且つ具体的に説明する。
【0024】図1〜4は、この発明の第1実施例を示す
ものである。図において、2は四輪駆動車(4WD車)
のトランスアクスルである。このトランスアクスル2
は、車体の前部に横置きに設置された内燃機関(図示せ
ず)からの駆動力を断続するクラッチ部4と、複数の歯
車列が設けられたメイン軸6及び複数の歯車列が設けら
れたカウンタ軸8を有する変速歯車部10と、カウンタ
軸8に設けた減速歯車機構の減速ドライブ歯車12及び
この減速ドライブ歯車12に噛合し且つ差動ケース14
に固設した減速ドリブン歯車16によって前記変速歯車
部10に連結されたフロント差動部18と、前記減速ド
リブン歯車16に噛合したトランスファドライブ歯車2
0が固設されたトランスファ中間軸22を有するトラン
スファ部24とからなる。
【0025】このトランスファ部24は、トランスファ
中間軸22に設けたトランスファドライブベベル歯車2
6にトランスファベベルピニオン歯車28が噛合し、こ
のトランスファベベルピニオン歯車28が前記トランス
ファ中間軸22と略直交するトランスファピニオン軸3
0に固設されて構成されている。
【0026】このトランスファピニオン軸30には、ス
プライン結合によって推進軸接続用フランジ32の軸結
合用管部34が軸方向移動可能で且つ回転不可能に設け
られている。
【0027】この推進軸接続用フランジ32は、トラン
スファピニオン軸30の端部にナット36を螺着するこ
とによってトランスファピニオン軸30に固設される。
【0028】トランスファ部24にあっては、トランス
ファピニオン軸30は、トランスファベベルピニオン歯
車28側の第1軸受である前側円錐ころ軸受38とこの
前側円錐ころ軸受38から後方に離間して位置する第2
軸受である後側円錐ころ軸受40とによって回転可能に
支持されている。
【0029】前側円錐ころ軸受38と後側円錐ころ軸受
40との間のトランスファピニオン軸30上には、スペ
ーサ42が介設されている。
【0030】前側円錐ころ軸受38は、トランスファピ
ニオン軸30に接する前側内輪44とこの前側内輪44
の外面に設けた前側円錐ころ46とこの前側円錐ころ4
6の外面に設けた前側外輪48とからなる。
【0031】後側円錐ころ軸受40は、トランスファピ
ニオン軸30に接する後側内輪50とこの後側内輪50
の外面に設けた後側円錐ころ52とこの後側円錐ころ5
2の外面に設けた後側外輪54とからなる。
【0032】前側円錐ころ軸受38の前側外輪48と後
側円錐ころ軸受40の後側外輪54とは、リテーナ50
によって保持される。このリテーナ56には、トランス
アクスルケースの一部であるトランスファケース58に
固定されるリテーナフランジ60が設けられている。
【0033】このリテーナ56には、前側円錐ころ軸受
38及び後側円錐ころ軸受40にトランスファドライブ
ベベル歯車26及びトランスファベベルピニオン歯車2
8の回転によって掻き上げられるオイルを流動するオイ
ル流動溝62が形成される。
【0034】このオイル流動溝62は、トランスファピ
ニオン軸30の軸心Cと略直交したリテーナ端面64に
連続して、トランスファピニオン軸30の軸心Cに傾斜
して溝の底壁をなす溝内面66と溝の側壁をなす後述の
オイル誘導壁部74とによって形成されている。
【0035】このオイル流動溝62を形成するリテーナ
56には、図4に示すごとく、オイル流動溝62のオイ
ル導入口68にオイルの導入を円滑に行わせるべく半径
Rの丸み70が形成されている。
【0036】また、溝内面66途中で側面には、オイル
流動溝62の堰となる突起72が形成されている。この
突起72は、例えば、前側円錐ころ軸受38と後側円錐
ころ軸受40との略中央部位に位置している。
【0037】また、リテーナ56には、前記オイル導入
口68に連続し且つ後側円錐ころ軸受40の位置まで延
長すべく長さL1のオイル棚たるオイル誘導壁部74が
形成されている。このオイル誘導壁部74は、円周方向
に形成されたリテーナ内周溝75を超えて後側円錐ころ
軸受40の口元まで延長して形成されている。
【0038】このオイル誘導壁部74の下端部たる中央
部位側には、長さL2でリップ状のオイル案内部76が
トランスファピニオン軸30の軸心C方向で且つオイル
流動溝62の中心側に少許突出して設けられる。
【0039】このオイル案内部76は、突起72に対応
するオイル案内始点Pを、突起72とトランスファピニ
オン軸30の軸心Cに垂直な同一面上に位置させて形成
している。
【0040】前記リテーナ56と軸結合用管部34との
間には、オイルの流出を防止するオイルシール体78が
介設されている。また、リテーナ56の管端部位には、
トランスファピニオン軸30と推進軸接続用フランジ3
2との連結部位を覆う連結部位カバー80が設けられて
いる。なお、図3において符号82は肉盗み部である。
【0041】次に、この第1実施例の作用を説明する。
【0042】トランスファドライブベベル歯車26及び
トランスファベベルピニオン歯車28の回転によって掻
き上げられたオイルは、オイル流動溝62のオイル導入
口68に達し、このオイル導入口68のリテーナ56に
は丸み70が形成されていることにより、オイルがオイ
ル流動溝62内に円滑に導かれる。
【0043】このオイル導入口68のオイルは、このオ
イル導入口68に連続するオイル誘導壁部74に導かれ
て流動するので、リテーナ内周溝75に落ちにくくな
り、後側円錐ころ軸受40側に流動する。
【0044】このとき、オイル流動溝62の略中央部位
には、突起72とオイル案内部76のオイル案内始点P
が一致して存在することにより、前側円錐ころ軸受38
と後側円錐ころ軸受40への供給オイル量を略同じくす
ることができる。
【0045】また、オイル誘導壁部74の下部からリテ
ーナ56のリテーナ内周溝75にかけて大きな丸みが形
成されているので、オイル誘導壁部74からこぼれたオ
イルが前側円錐ころ軸受38と後側円錐ころ軸受40間
のスペーサ42の回転によって円滑に再度オイル誘導壁
部74上のオイルを誘導して、リテーナ56間のオイル
のよどみを防止し、オイルを有効に利用することができ
る。
【0046】これにより、トランスファピニオン軸30
を支持する前側円錐ころ軸受38と後側円錐ころ軸受4
0との潤滑をバランス良く行い、焼付き等の発生を未然
に防止することができる。
【0047】図5、6は、この発明の第2実施例を示す
ものである。この第2実施例においては、上述の第1実
施例と同一機能を果す箇所には同一符号を付して説明す
る。
【0048】この第2実施例の特徴とするところは、以
下の点にある。即ち、リテーナ56に形成するオイル流
動溝62の溝内面66は、直線上に形成される。また、
オイル案内部76は、オイル案内始端Pがリテーナ56
の外縁側に近接され、且つ、前側円錐ころ軸受38と後
側円錐ころ軸受40間の略全体に位置すべく長さL3に
形成されている。
【0049】この第2実施例の構成によれば、オイル案
内部76のオイル案内始点Pがリテーナ56の外縁側に
位置しているとともにオイル案内部76が大なる長さL
3に形成されているので、後側円錐ころ軸受40へのオ
イル量を増加させる一方、前側円錐ころ軸受38へのオ
イル量を減少させるようにオイルの流れを調整可能であ
る。
【0050】
【発明の効果】以上詳細な説明から明らかなようにこの
発明によれば、リテーナの歯車軸の軸心側に傾斜して溝
の底壁をなす溝内面と溝の側壁をなすオイル誘導壁部と
によって形成されたオイル流動溝にオイルを流動させる
とともに、リテーナの内周部位にはオイル流動溝と第
1、第2軸受間で円周方向に形成されたリテーナ内周溝
とに連続して第1、第2軸受中の一方の軸受の口元まで
オイル誘導壁部を延長して設け、溝内面には第1、第2
軸受間でオイル流動溝の堰となる突起を設け、オイル誘
導壁部には第1、第2軸受間の突起に対応する位置を始
点に第1軸受へのオイル量と第2軸受へのオイル量とを
調整可能とするように歯車軸の軸心方向で且つオイル流
動溝の中心側に突出するオイル案内部を連設したことに
より、第1軸受及び第2軸受へのオイル量を所望に調整
することができ、これにより、双方の軸受の潤滑をバラ
ンス良く果し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例に係るトランスアクスル
の断面図である。
【図2】図3に示すリテーナのII−II線位置に相当
するトランスファ部の断面図である。
【図3】図2におけるリテーナの正面図である。
【図4】オイル流動溝付近の拡大断面図である。
【図5】この発明の第2実施例に係るトランスファ部に
おいて図6のV−V線による断面図である。
【図6】図5におけるトランスファ部の正面図である。
【図7】従来におけるトランスファ部の断面図である。
【図8】従来のリテーナの斜視図である。
【符号の説明】
2 トランスアクスル 10 変速歯車部 22 トランスファ中間軸 24 トランスファ部 26 トランスファドライブベベル歯車 28 トランスファベベルピニオン歯車 30 トランスファピニオン軸 38 前側円錐ころ軸受 40 後側円錐ころ軸受 56 リテーナ 62 オイル流動溝 72 突起 74 オイル誘導壁部 75 リテーナ円周溝 76 オイル案内部 P オイル案内開始点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 57/00 - 57/04 B60K 17/28 - 17/36 B60K 17/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 噛合する一対の歯車中の一方の歯車が設
    けられた歯車軸を回転可能に支持する第1、第2軸受を
    離間させて配設し、前記一対の歯車の回転によって掻き
    上げらるオイルを前記第1、第2軸受が保持されたリ
    テーナに流動させて前記第1、第2軸受の潤滑を施すト
    ランスアクスルの潤滑装置において、前記リテーナの前
    記歯車軸の軸心側に傾斜して溝の底壁をなす溝内面と溝
    の側壁をなすオイル誘導壁部とによって形成されたオイ
    ル流動溝にオイルを流動させるとともに、前記リテーナ
    の内周部位には前記オイル流動溝と前記第1、第2軸受
    間で円周方向に形成されたリテーナ内周溝とに連続して
    前記第1、第2軸受中の一方の軸受の口元まで前記オイ
    ル誘導壁部を延長して設け、前記溝内面には前記第1、
    第2軸受間で前記オイル流動溝の堰となる突起を設け、
    前記オイル誘導壁部には前記第1、第2軸受間の前記突
    起に対応する位置を始点前記第1軸受へのオイル量と
    前記第2軸受へのオイル量とを調整可能とするように前
    記歯車軸の軸心方向で且つ前記オイル流動溝の中心側に
    突出するオイル案内部を連設したことを特徴とするトラ
    ンスアクスルの潤滑装置。
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