JP3131694B2 - パワートランジスタデバイス - Google Patents
パワートランジスタデバイスInfo
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Landscapes
- Bipolar Transistors (AREA)
- Bipolar Integrated Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はパワー(電力用)トランジスタに関するもの
であり,特に,該パワートランジスタのサージをバイパ
ス(吸収)する回路を有するパワートランジスタデバイ
スに関する。
であり,特に,該パワートランジスタのサージをバイパ
ス(吸収)する回路を有するパワートランジスタデバイ
スに関する。
パワートランジスタを使用する場合,そのサージ電流
を吸収(またはバイパス)するために,パワートランジ
スタと並列にサージ吸収用ダイオードを接続する。
を吸収(またはバイパス)するために,パワートランジ
スタと並列にサージ吸収用ダイオードを接続する。
第5図にその従来の回路を示す。NPN形パワートラン
ジスタ30′と,このパワートランジスタ30′に印加され
るサージ電圧を吸収するためパワートランジスタ30′の
導通方向と逆向きにサージ吸収用ダイオード35が接続さ
れている。入力端子INに接続されたベースBに制御入力
が印加され,パワートランジスタ30′のオン・オフによ
って出力端子OUTと接地GNDとの間に接続された負荷(図
示せず)への供給電力がオン・オフされる。この負荷が
誘導性負荷の場合,パワートランジスタ30′にサージ電
圧が印加される。そして,そのサージ電流がサージ吸収
ダイオード35を流れ,パワートランジスタ30′にはサー
ジ電圧が印加されないようにしてパワートランジスタ3
0′をサージ電圧から保護している。
ジスタ30′と,このパワートランジスタ30′に印加され
るサージ電圧を吸収するためパワートランジスタ30′の
導通方向と逆向きにサージ吸収用ダイオード35が接続さ
れている。入力端子INに接続されたベースBに制御入力
が印加され,パワートランジスタ30′のオン・オフによ
って出力端子OUTと接地GNDとの間に接続された負荷(図
示せず)への供給電力がオン・オフされる。この負荷が
誘導性負荷の場合,パワートランジスタ30′にサージ電
圧が印加される。そして,そのサージ電流がサージ吸収
ダイオード35を流れ,パワートランジスタ30′にはサー
ジ電圧が印加されないようにしてパワートランジスタ3
0′をサージ電圧から保護している。
第5図のサージ吸収ダイオード35を備えたパワートラ
ンジスタ回路を半導体デバイスで実現したパワートラン
ジスタデバイスの例を第6図および第7図に示す。
ンジスタ回路を半導体デバイスで実現したパワートラン
ジスタデバイスの例を第6図および第7図に示す。
第6図のバイポーラ形パワートランジスタデバイス,
より特定的には,エピタキシャル・ベース形パワートラ
ンジスタデバイスは,半導体デバイス内のPN接合をダイ
オードとして利用したものである。第6図において,パ
ワートランジスタ30′は,P形基板51,N型拡散層(埋め込
み層)52,N形エピタキシャル成長層53,アイソレーショ
ン領域54,55,拡散層52とコレクタ領域61,62とを接続す
るコレクタ接続層56,57,ベース領域58,エミッタ領域60,
コレクタ領域61,62,基板電位(GND)領域64,65が図示の
如く形成され,エミッタ配線71,ベース配線73,コレクタ
配線72が図示の如く配線されている。このデバイスにお
いて,各PN接合部のうちの主要なPN接合,たとえば,P形
基板51とN形拡散層52との間に寄生ダイオードD1,D2が
形成されており,これらのダイオードD1,D2がサージ吸
収ダイオード35として機能する。
より特定的には,エピタキシャル・ベース形パワートラ
ンジスタデバイスは,半導体デバイス内のPN接合をダイ
オードとして利用したものである。第6図において,パ
ワートランジスタ30′は,P形基板51,N型拡散層(埋め込
み層)52,N形エピタキシャル成長層53,アイソレーショ
ン領域54,55,拡散層52とコレクタ領域61,62とを接続す
るコレクタ接続層56,57,ベース領域58,エミッタ領域60,
コレクタ領域61,62,基板電位(GND)領域64,65が図示の
如く形成され,エミッタ配線71,ベース配線73,コレクタ
配線72が図示の如く配線されている。このデバイスにお
いて,各PN接合部のうちの主要なPN接合,たとえば,P形
基板51とN形拡散層52との間に寄生ダイオードD1,D2が
形成されており,これらのダイオードD1,D2がサージ吸
収ダイオード35として機能する。
コレクタCに負極性のサージ電圧が印加された場合,
エミッタE・コレクタC間をバイパスされるサージ電流
の経路は次のようになる。
エミッタE・コレクタC間をバイパスされるサージ電流
の経路は次のようになる。
(a)第6図におけるパワートランジスタ30′の左側の
経路:エミッタ配線71/基板電位領域64−アイソレーシ
ョン領域54/基板51−(PN接合ダイオードD1)−拡散層5
2−コレクタ接続層56−コレクタ領域61/コレクタ配線72 (b)右側の経路:エミッタ配線71/基板電位領域65−
アイソレーション領域55/基板51−(PN接合ダイオードD
2)−拡散層52−コレクタ接続層57/コレクタ領域62/コ
レクタ配線72 サージ電圧のバイパスにより,コレクタCにサージ電
圧が印加された場合でもベースB・エミッタE間にサー
ジ電圧が印加されず,パワートランジスタ30′は破壊さ
れない。
経路:エミッタ配線71/基板電位領域64−アイソレーシ
ョン領域54/基板51−(PN接合ダイオードD1)−拡散層5
2−コレクタ接続層56−コレクタ領域61/コレクタ配線72 (b)右側の経路:エミッタ配線71/基板電位領域65−
アイソレーション領域55/基板51−(PN接合ダイオードD
2)−拡散層52−コレクタ接続層57/コレクタ領域62/コ
レクタ配線72 サージ電圧のバイパスにより,コレクタCにサージ電
圧が印加された場合でもベースB・エミッタE間にサー
ジ電圧が印加されず,パワートランジスタ30′は破壊さ
れない。
第7図は,右側領域のパワートランジスタ30′の他
に,左側領域にサージ吸収用のダイオード35を独立に形
成させた構造例を示す。
に,左側領域にサージ吸収用のダイオード35を独立に形
成させた構造例を示す。
第7図におけるNPN形パワートランジスタ30′を構成
する各領域(部分)について,第6図と同じ領域は同じ
符号が付されている。左側のサージ吸収用ダイオード35
における領域(アノード領域)90がアノード,エピタキ
シャル層83/領域(カソード領域)91,92がカソードとし
て機能する。拡散層82およびカソード接続層86,87は,
拡散層52およびコレクタ接続層56,57と同じプロセスで
形成される。そして,エミッタ配線71,コレクタ配線72,
ベース配線73が第5図の回路を形成するように接続され
ている。
する各領域(部分)について,第6図と同じ領域は同じ
符号が付されている。左側のサージ吸収用ダイオード35
における領域(アノード領域)90がアノード,エピタキ
シャル層83/領域(カソード領域)91,92がカソードとし
て機能する。拡散層82およびカソード接続層86,87は,
拡散層52およびコレクタ接続層56,57と同じプロセスで
形成される。そして,エミッタ配線71,コレクタ配線72,
ベース配線73が第5図の回路を形成するように接続され
ている。
コレクタCにサージ電圧が印加された場合,パワート
ランジスタ30′のエミッタE・コレクタC間をバイパス
されるサージ電流の経路は次のようになる。エミッタ配
線71/アノード領域90−(PN接合ダイオードD3)−エピ
タキシャル成長層83−拡散層82−カソード接続層86,87/
カソード領域91,92/コレクタ配線72。これにより,コレ
クタCにサージ電圧が印加された場合でもベースB・エ
ミッタE間に逆電圧が印加されず,パワートランジスタ
30′は破壊されない。
ランジスタ30′のエミッタE・コレクタC間をバイパス
されるサージ電流の経路は次のようになる。エミッタ配
線71/アノード領域90−(PN接合ダイオードD3)−エピ
タキシャル成長層83−拡散層82−カソード接続層86,87/
カソード領域91,92/コレクタ配線72。これにより,コレ
クタCにサージ電圧が印加された場合でもベースB・エ
ミッタE間に逆電圧が印加されず,パワートランジスタ
30′は破壊されない。
第6図に示したパワートランジスタデバイスは,基板
51に大きなサージ電流が流れるため,互いに独立したエ
ピタキシャル領域の寄生NPN形トランジスタのベース電
流が増加し,本来独立なエピタキシャル領域が相互に影
響しあって回路素子の誤動作が発生するという問題があ
る。
51に大きなサージ電流が流れるため,互いに独立したエ
ピタキシャル領域の寄生NPN形トランジスタのベース電
流が増加し,本来独立なエピタキシャル領域が相互に影
響しあって回路素子の誤動作が発生するという問題があ
る。
第7図に示したパワートランジスタデバイスは,パワ
ートランジスタ30′の他にダイオード回路35を独立に形
成しているのでデバイスの寸法が大きくなる。また,ダ
イオードD3がアクティブ素子として動作するが,大きな
サージ電流を流すためにはダイオードD3が形成されるPN
接合面を大きくしなければならず,回路寸法がさらに大
きくなるという問題がある。
ートランジスタ30′の他にダイオード回路35を独立に形
成しているのでデバイスの寸法が大きくなる。また,ダ
イオードD3がアクティブ素子として動作するが,大きな
サージ電流を流すためにはダイオードD3が形成されるPN
接合面を大きくしなければならず,回路寸法がさらに大
きくなるという問題がある。
本発明は上記問題を解決するパワートランジスタデバ
イスを提供する。
イスを提供する。
本発明のパワートランジスタデバイスは、 第1導電形の第1の半導体領域と、 上記第1の半導体領域上に形成された第2導電形の第
2の半導体領域と、 上記第2の半導体領域上に形成された第2導電形の第
3の半導体領域と、 上記第2の半導体領域上に上記第3の半導体領域と隣
接して形成され、上記第2の半導体領域に電気的に接続
される第2導電形の第4の半導体領域と、 上記第3の半導体領域上に形成された第1導電形の第
5の半導体領域と、 上記第3の半導体領域上に上記第5の半導体領域を囲
むように上記第5の半導体領域と離間して形成された第
1導電形の第6の半導体領域と、 上記第6の半導体領域上に形成された第2導電形の第
7の半導体領域と を有し、 上記第2の半導体領域が埋め込み層として機能して、
上記第4、第2および第3の半導体領域と、上記第6の
半導体領域と、上記第7の半導体領域とがそれぞれ、コ
レクタと、ベースと、エミッタとして機能する縦型のパ
ワートランジスタが構成され、 上記第6の半導体領域と、上記第3の半導体領域と、
上記第5の半導体領域とがそれぞれ、コレクタと、ベー
スと、エミッタとして機能する、上記縦型のパワートラ
ンジスタとは逆導電形の横型のトランジスタが構成され
ている。
2の半導体領域と、 上記第2の半導体領域上に形成された第2導電形の第
3の半導体領域と、 上記第2の半導体領域上に上記第3の半導体領域と隣
接して形成され、上記第2の半導体領域に電気的に接続
される第2導電形の第4の半導体領域と、 上記第3の半導体領域上に形成された第1導電形の第
5の半導体領域と、 上記第3の半導体領域上に上記第5の半導体領域を囲
むように上記第5の半導体領域と離間して形成された第
1導電形の第6の半導体領域と、 上記第6の半導体領域上に形成された第2導電形の第
7の半導体領域と を有し、 上記第2の半導体領域が埋め込み層として機能して、
上記第4、第2および第3の半導体領域と、上記第6の
半導体領域と、上記第7の半導体領域とがそれぞれ、コ
レクタと、ベースと、エミッタとして機能する縦型のパ
ワートランジスタが構成され、 上記第6の半導体領域と、上記第3の半導体領域と、
上記第5の半導体領域とがそれぞれ、コレクタと、ベー
スと、エミッタとして機能する、上記縦型のパワートラ
ンジスタとは逆導電形の横型のトランジスタが構成され
ている。
本発明のパワートランジスタデバイスは、縦型パワー
トランジスタと、この縦型パワートランジスタとは逆導
電型の横型のトランジスタを有する。
トランジスタと、この縦型パワートランジスタとは逆導
電型の横型のトランジスタを有する。
縦型のパワートランジスタは、ベースとしての第6の
半導体領域と、エミッタとしての第7の半導体領域と、
コレクタとしての第4、第2および第3の半導体領域を
有する。縦型のパワートランジスタは、このように縦型
の構造をしている。
半導体領域と、エミッタとしての第7の半導体領域と、
コレクタとしての第4、第2および第3の半導体領域を
有する。縦型のパワートランジスタは、このように縦型
の構造をしている。
横型のトランジスタは、ベースとしての第3の半導体
領域と、エミッタとしての第5の半導体領域と、コレク
タとしての第6の半導体領域を有する。横型のトランジ
スタは、このように横型の構造をしている。
領域と、エミッタとしての第5の半導体領域と、コレク
タとしての第6の半導体領域を有する。横型のトランジ
スタは、このように横型の構造をしている。
横型のトランジスタのエミッタ領域である第5の半導
体領域が独自に形成されている他は、縦型のパワートラ
ンジスタと、横型のトランジスタとはコレクタおよびベ
ースを共用しており、さらに、横型のトランジスタが縦
型のパワートランジスタの中央に作りこまれた構造をし
ている。その結果、本願発明のパワートランジスタデバ
イスは、小さな面積で製造できる。
体領域が独自に形成されている他は、縦型のパワートラ
ンジスタと、横型のトランジスタとはコレクタおよびベ
ースを共用しており、さらに、横型のトランジスタが縦
型のパワートランジスタの中央に作りこまれた構造をし
ている。その結果、本願発明のパワートランジスタデバ
イスは、小さな面積で製造できる。
縦型のパワートランジスタのコレクタにサージ電圧が
印加された場合,サージ電流をバイパスするためのトラ
ンジスタがサージ電流を流しサージ電圧をパワートラン
ジスタからバイパスする。バイパス用トランジスタの順
方向電流は小さいので,パワートランジスタの基板は高
電位にならない。その結果,パワートランジスタは誤動
作せず安定に動作する。
印加された場合,サージ電流をバイパスするためのトラ
ンジスタがサージ電流を流しサージ電圧をパワートラン
ジスタからバイパスする。バイパス用トランジスタの順
方向電流は小さいので,パワートランジスタの基板は高
電位にならない。その結果,パワートランジスタは誤動
作せず安定に動作する。
このように、本発明のパワートランジスタデバイス
は、耐サージ電流特性に優れており、誤動作が少なく、
熱的平均化、および、ベース電流の平均化を達成するこ
とができる。
は、耐サージ電流特性に優れており、誤動作が少なく、
熱的平均化、および、ベース電流の平均化を達成するこ
とができる。
本発明のパワートランジスタデバイスを第1図を参照
して述べる。
して述べる。
なお、第1図に図解したパワートランジスタデバイス
の回路構成例を第2図にパワートランジスタ回路として
示す。
の回路構成例を第2図にパワートランジスタ回路として
示す。
第2図のパワートランジスタ回路は,NPN形パワートラ
ンジスタ30とこのパワートランジスタ30の導電性と逆導
電性を有するPNP形トランジスタ31からなり,トランジ
スタ31がパワートランジスタ30に印加されるサージ電圧
をバイパスするように接続されている。
ンジスタ30とこのパワートランジスタ30の導電性と逆導
電性を有するPNP形トランジスタ31からなり,トランジ
スタ31がパワートランジスタ30に印加されるサージ電圧
をバイパスするように接続されている。
第1図は第2図のパワートランジスタ回路をパワート
ランジスタデバイスとして図解した部分断面図である。
ランジスタデバイスとして図解した部分断面図である。
第1図において,パワートランジスタデバイスは,P形
基板1,N型拡散層(埋め込み層)2,N形エピタキシャル成
長層3,パワートランジスタ30のベースとして機能するP
形領域(ベース領域)8,9,パワートランジスタ30のエミ
ッタとして機能するN形領域(エミッタ領域)14,15,PN
P形トランジスタ31のP形エミッタとして機能する領域
(エミッタ領域)10,パワートランジスタ30のコレクタ
として機能するN形領域(コレクタ領域)11,12,これら
のコレクタ領域11,12を拡散層2に接続するコレクタ接
続層6,7,そして,アイソレーション領域4,5からなる。
基板1,N型拡散層(埋め込み層)2,N形エピタキシャル成
長層3,パワートランジスタ30のベースとして機能するP
形領域(ベース領域)8,9,パワートランジスタ30のエミ
ッタとして機能するN形領域(エミッタ領域)14,15,PN
P形トランジスタ31のP形エミッタとして機能する領域
(エミッタ領域)10,パワートランジスタ30のコレクタ
として機能するN形領域(コレクタ領域)11,12,これら
のコレクタ領域11,12を拡散層2に接続するコレクタ接
続層6,7,そして,アイソレーション領域4,5からなる。
独自のエミッタ領域10を有し,他の部分(領域)をパ
ワートランジスタ30を形成する部分と共有するPNP形ト
ランジスタ31がNPN形パワートランジスタ30形成部の中
央部に形成されている。
ワートランジスタ30を形成する部分と共有するPNP形ト
ランジスタ31がNPN形パワートランジスタ30形成部の中
央部に形成されている。
さらに,第1図のエミッタ領域14,15を形成する層の
上部にアルミニュームなどの配線層,すなわち,エミッ
タ配線21,ベース配線22,コレクタ配線23を図示の如く形
成することにより,第2図のパワートランジスタ回路が
形成できる。すなわち,パワートランジスタ30のベース
領域8,9には入力線としてベース配線22が接続され,パ
ワートランジスタ30のコレクタ領域11,12には出力線と
してコレクタ配線23が接続されている。さらに,パワー
トランジスタ30のエミッタ領域14,15とトランジスタ31
のエミッタe(エミッタ領域10)とがエミッタ配線21で
接続され、トランジスタ31のコレクタcが半導体デバイ
ス内でパワートランジスタ30のベースBに接続され、ト
ランジスタ31のベースbも半導体デバイス内でパワート
ランジスタ30のコレクタCに接続されている。パワート
ランジスタ30のベースBに制御用入力INが印加され,コ
レクタCに接続された出力端子OUTに負荷(図示せず)
が接続される。この負荷が誘導性負荷の場合,大きなサ
ージ電圧がパワートランジスタ30に印加される。
上部にアルミニュームなどの配線層,すなわち,エミッ
タ配線21,ベース配線22,コレクタ配線23を図示の如く形
成することにより,第2図のパワートランジスタ回路が
形成できる。すなわち,パワートランジスタ30のベース
領域8,9には入力線としてベース配線22が接続され,パ
ワートランジスタ30のコレクタ領域11,12には出力線と
してコレクタ配線23が接続されている。さらに,パワー
トランジスタ30のエミッタ領域14,15とトランジスタ31
のエミッタe(エミッタ領域10)とがエミッタ配線21で
接続され、トランジスタ31のコレクタcが半導体デバイ
ス内でパワートランジスタ30のベースBに接続され、ト
ランジスタ31のベースbも半導体デバイス内でパワート
ランジスタ30のコレクタCに接続されている。パワート
ランジスタ30のベースBに制御用入力INが印加され,コ
レクタCに接続された出力端子OUTに負荷(図示せず)
が接続される。この負荷が誘導性負荷の場合,大きなサ
ージ電圧がパワートランジスタ30に印加される。
第2図のパワートランジスタ回路の基本動作について
述べる。パワートランジスタ30はベースBに「ハイ」レ
ベルの電圧が印加されるとターンオンする。この場合,
コレクタCの電位は「ハイ」レベルであるから,NPNパワ
ートランジスタ30と逆導電性を有するPNPパワートラン
ジスタ30のベースbも高電位であり,サージ電流バイパ
ス用トランジスタ31はターンオフ状態である。一方,パ
ワートランジスタ30のコレクタCの電位がサージ電圧に
よって負になると,トランジスタ31のベースbの電位も
「ロー」レベルになりトランジスタ31がターンオンし,
パワートランジスタ30に印加されるサージ電圧をバイパ
ス可能な状態となる。この場合,サージ吸収用トランジ
スタ31の順方向電流が小さく,第6図を参照して述べた
ような回路の誤動作が発生することがない。
述べる。パワートランジスタ30はベースBに「ハイ」レ
ベルの電圧が印加されるとターンオンする。この場合,
コレクタCの電位は「ハイ」レベルであるから,NPNパワ
ートランジスタ30と逆導電性を有するPNPパワートラン
ジスタ30のベースbも高電位であり,サージ電流バイパ
ス用トランジスタ31はターンオフ状態である。一方,パ
ワートランジスタ30のコレクタCの電位がサージ電圧に
よって負になると,トランジスタ31のベースbの電位も
「ロー」レベルになりトランジスタ31がターンオンし,
パワートランジスタ30に印加されるサージ電圧をバイパ
ス可能な状態となる。この場合,サージ吸収用トランジ
スタ31の順方向電流が小さく,第6図を参照して述べた
ような回路の誤動作が発生することがない。
第2図のパワートランジスタ回路は等価的に第3図の
回路のように表すことができる。この回路はNPNパワー
トランジスタ30のコレクタ,エミッタを逆方向に接続し
たものである。この等価回路を用いて,さらに第1図に
示したパワートランジスタデバイスのサージ吸収動作に
ついて述べる。
回路のように表すことができる。この回路はNPNパワー
トランジスタ30のコレクタ,エミッタを逆方向に接続し
たものである。この等価回路を用いて,さらに第1図に
示したパワートランジスタデバイスのサージ吸収動作に
ついて述べる。
出力端子OUTに負極性のサージ電圧が印加されると,PN
P形トランジスタ31がターンオンする。トランジスタ31
の電流増幅率をHfeとし,パワートランジスタ30の電流
増幅率をRhfeとすると次の式が成り立つ。
P形トランジスタ31がターンオンする。トランジスタ31
の電流増幅率をHfeとし,パワートランジスタ30の電流
増幅率をRhfeとすると次の式が成り立つ。
I2=I1・Hfe ・・・(1) パワートランジスタ30がターンオン状態の時の電流I3
は次の式で表せる。
は次の式で表せる。
I3=I2・Rhfe =I1・Rhfe・Hfe ・・・(2) 接地GND・出力端子OUTの間を流れる電流I0は次の式で
表せる。
表せる。
I0=I1+I2+I3 =I1(1+Hfe+Hfe・Rhfe) ・・・(3) 以上から明らかなように,トランジスタ31をパワート
ランジスタ30の一体形成,好適には図示の如くパワート
ランジスタ30形成部の中央部に形成することにより,ト
ランジスタ31の電流増幅率を増加させることができる。
また,パワートランジスタがターンオフ時,通常は,第
7図に示したパワートランジスタ30′のように本来ノン
アクティブ(非活性状態)であるはずであるが,第1図
のパワートランジスタ30はアクティブ状態となる。その
結果,接地GNDと出力端子OUTとの間でサージ電流バイパ
ス(サージ吸収)用ダイオードとして機能するトランジ
スタ31の形成面積が小さくてよい。さらに,トランジス
タ31をパワートランジスタ30の形成内部中央部分に形成
させることにより,パワートランジスタ30の通常動作時
およびサージ電圧印加時のいずれにおいても,全体とし
て熱的状態が平均化され,パワートランジスタ30のベー
ス電流も平均化される。また,前述したように,サージ
吸収用トランジスタ31の順方向電流が小さく,パワート
ランジスタ回路の誤動作が発生することがない。
ランジスタ30の一体形成,好適には図示の如くパワート
ランジスタ30形成部の中央部に形成することにより,ト
ランジスタ31の電流増幅率を増加させることができる。
また,パワートランジスタがターンオフ時,通常は,第
7図に示したパワートランジスタ30′のように本来ノン
アクティブ(非活性状態)であるはずであるが,第1図
のパワートランジスタ30はアクティブ状態となる。その
結果,接地GNDと出力端子OUTとの間でサージ電流バイパ
ス(サージ吸収)用ダイオードとして機能するトランジ
スタ31の形成面積が小さくてよい。さらに,トランジス
タ31をパワートランジスタ30の形成内部中央部分に形成
させることにより,パワートランジスタ30の通常動作時
およびサージ電圧印加時のいずれにおいても,全体とし
て熱的状態が平均化され,パワートランジスタ30のベー
ス電流も平均化される。また,前述したように,サージ
吸収用トランジスタ31の順方向電流が小さく,パワート
ランジスタ回路の誤動作が発生することがない。
以上,第2図の回路を実現した第1図のパワートラン
ジスタデバイスの構造的側面から本発明の実施例の詳細
動作および特徴を述べたが,このことは,第2図に示し
た回路構成にすることにより上述した特徴が得られるこ
とをも示している。
ジスタデバイスの構造的側面から本発明の実施例の詳細
動作および特徴を述べたが,このことは,第2図に示し
た回路構成にすることにより上述した特徴が得られるこ
とをも示している。
以上の実施例はパワートランジスタとしてNPN形パワ
ートランジスタ30,サージ吸収用トランジスタとしてPNP
形トランジスタ31で構成(形成)した場合について例示
したが,本発明のパワートランジスタ回路を実現するに
際して,第4図に示すように,第2図の回路構成とはそ
れぞれ逆導電性のトランジスタを用いて,すなわち,PNP
形パワートランジスタ32とこのパワートランジスタ32の
導電性とは逆導電性のサージ吸収用NPN形トランジスタ3
4で構成することができる。この場合,第4図のパワー
トランジスタ回路に対応するパワートランジスタデバイ
スの構造は,第1図の導電特性を逆にして形成すればよ
い。
ートランジスタ30,サージ吸収用トランジスタとしてPNP
形トランジスタ31で構成(形成)した場合について例示
したが,本発明のパワートランジスタ回路を実現するに
際して,第4図に示すように,第2図の回路構成とはそ
れぞれ逆導電性のトランジスタを用いて,すなわち,PNP
形パワートランジスタ32とこのパワートランジスタ32の
導電性とは逆導電性のサージ吸収用NPN形トランジスタ3
4で構成することができる。この場合,第4図のパワー
トランジスタ回路に対応するパワートランジスタデバイ
スの構造は,第1図の導電特性を逆にして形成すればよ
い。
以上に述べたように,本発明のパワートランジスタデ
バイスによれば,小さい面積(寸法)で大きなサージ電
流を流すことができる。また本発明のパワートランジス
タデバイスは誤動作がなく,熱的平均化ならびにベース
電流の平均化を図ることができる。
バイスによれば,小さい面積(寸法)で大きなサージ電
流を流すことができる。また本発明のパワートランジス
タデバイスは誤動作がなく,熱的平均化ならびにベース
電流の平均化を図ることができる。
第1図は本発明のパワートランジスタデバイスの実施例
の断面図, 第2図は第1図のパワートランジスタデバイスで示され
るパワートランジスタ回路の回路図, 第3図は第2図の等価回路図, 第4図は本発明の他の実施例のパワートランジスタ回路
の回路図, 第5図は従来のサージダイオード付パワートランジスタ
回路の回路図, 第6図は第5図の1構成例のデバイス断面図, 第7図は第5図の他の構成例のデバイス断面図である。 (符号の説明) 1……基板, 2……拡散層, 3……エピタキシャル成長層, 4,5……アイソレーション領域, 6,7……コレクタ接続層, 8,9……ベース領域, 10……バイパス用トランジスタのエミッタ領域, 11,12……コレクタ領域, 14,15……エミッタ領域, 21……エミッタ配線, 22……ベース配線, 23……コレクタ配線, 30……パワートランジスタ, 31……バイパス用トランジスタ。
の断面図, 第2図は第1図のパワートランジスタデバイスで示され
るパワートランジスタ回路の回路図, 第3図は第2図の等価回路図, 第4図は本発明の他の実施例のパワートランジスタ回路
の回路図, 第5図は従来のサージダイオード付パワートランジスタ
回路の回路図, 第6図は第5図の1構成例のデバイス断面図, 第7図は第5図の他の構成例のデバイス断面図である。 (符号の説明) 1……基板, 2……拡散層, 3……エピタキシャル成長層, 4,5……アイソレーション領域, 6,7……コレクタ接続層, 8,9……ベース領域, 10……バイパス用トランジスタのエミッタ領域, 11,12……コレクタ領域, 14,15……エミッタ領域, 21……エミッタ配線, 22……ベース配線, 23……コレクタ配線, 30……パワートランジスタ, 31……バイパス用トランジスタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−63857(JP,A) 特開 昭61−242073(JP,A) 特開 昭57−204162(JP,A) 特開 昭55−29197(JP,A) 特開 昭52−17778(JP,A) 特開 平2−71529(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/33 - 21/331 H01L 21/8222 - 21/8228 H01L 21/8232 H01L 27/06 - 27/06 101 H01L 27/08 - 27/08 101 H01L 27/082 H01L 29/68 - 29/737
Claims (1)
- 【請求項1】第1導電形の第1の半導体領域と、 上記第1の半導体領域上に形成された第2導電形の第2
の半導体領域と、 上記第2の半導体領域上に形成された第2導電形の第3
の半導体領域と、 上記第2の半導体領域上に上記第3の半導体領域と隣接
して形成され、上記第2の半導体領域に電気的に接続さ
れる第2導電形の第4の半導体領域と、 上記第3の半導体領域上に形成された第1導電形の第5
の半導体領域と、 上記第3の半導体領域上に上記第5の半導体領域を囲む
ように上記第5の半導体領域と離間して形成された第1
導電形の第6の半導体領域と、 上記第6の半導体領域上に形成された第2導電形の第7
の半導体領域と を有し、 上記第2の半導体領域が埋め込み層として機能して、上
記第4、第2および第3の半導体領域と、上記第6の半
導体領域と、上記第7の半導体領域とがそれぞれ、コレ
クタと、ベースと、エミッタとして機能する縦型のパワ
ートランジスタが構成され、 上記第6の半導体領域と、上記第3の半導体領域と、上
記第5の半導体領域とがそれぞれ、コレクタと、ベース
と、エミッタとして機能する、上記縦型のパワートラン
ジスタとは逆導電形の横型のトランジスタが構成されて
いる パワートランジスタデバイス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02226854A JP3131694B2 (ja) | 1990-08-29 | 1990-08-29 | パワートランジスタデバイス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02226854A JP3131694B2 (ja) | 1990-08-29 | 1990-08-29 | パワートランジスタデバイス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04107926A JPH04107926A (ja) | 1992-04-09 |
| JP3131694B2 true JP3131694B2 (ja) | 2001-02-05 |
Family
ID=16851609
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02226854A Expired - Fee Related JP3131694B2 (ja) | 1990-08-29 | 1990-08-29 | パワートランジスタデバイス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3131694B2 (ja) |
-
1990
- 1990-08-29 JP JP02226854A patent/JP3131694B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04107926A (ja) | 1992-04-09 |
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Legal Events
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