JP3131412U - 自転車用サドルカバー - Google Patents

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Abstract

【課題】サドルが傷ついたり、汚れたりした場合に、サドルカバーを取り付けるだけで、あたかも新しいサドルと交換したかのような外観を簡単に付加すること。
【解決手段】自転車のサドルの上面部と周側面部の全体を被覆することができる防水性を有する被覆部12と、この被覆部12をサドルに固定する締着紐18を下面に設けた自転車用サドルカバー10である。被覆部12を伸縮自在の1枚のシート状体のものからシームレスに袋形状に形成する。被覆部12下面の開口部15の周縁全体には帯状の伸縮部材16を逢着し且つ被覆部12下面の開口部15の周縁部の適宜位置に一対の締着紐18を設ける。被覆部12の伸張率は約1.2倍以上である。被覆部12は、表面側のポリウレタンゴムと裏面側のポリエステル生地との接合シート体から形成されている。
【選択図】図1

Description

本考案は、自転車のサドルカバーに関するものであって、防水性を有し、とりわけサドルの傷や汚れを隠し、これを被覆することにより簡易に新しいサドルと交換したかのような外観効果を発揮するものに関する。
従来のサドルカバーとしては、サドルの上面部を被覆する上面部と、サドルの周側面部を被覆する周側面部とを相互に縫着して、サドルの上面部と周側面部の全体を被覆できる形状に形成し、その周側面部の下端周縁部に紐等を挿通させて、サドルの下面部等で締め付け固定するものが存在している。
これらの従来のサドルカバーは、サドルに腰掛けた際に、使用者の臀部が痛くならないようにクッション性を高めるため、或いは、腰掛けた際に、冷たさを感じないように保温効果を保持させるため、更には、模様や各種色合い等を付加してファッション性を高めるためのもの等が存在していた。
そして、サドル自体が傷ついたり、汚れが酷くなったりした場合には、通常は、新しいサドルを購入して、その古いものと交換するのが常であった。
しかしながら、サドルを交換するのでは、コストが高く付くし、省エネや省資源が叫ばれている昨今においては相応しくないことである。
そこで、本考案においては、上記のように、サドル自体が傷ついたり、汚れたりした場合に、サドル自体を交換するのでなく、単にサドルカバーを取り付けるだけで、あたかも新しいサドルと交換したかのような外観を簡単に得ることができるようなサドルカバーを提供することをその課題としている。
また、その性質上、本考案に係るサドルカバーは、それを取り付けると常時取り付けたままの状態にしておくため、防水性が必須となり、しかも、サドルに適切にフィットさせるためには相当の伸縮性が必要となるために、この防水性と伸縮性との両立を図ることも本考案の課題であった。
上記の課題を解決するために、本考案の第1のものは、自転車のサドルの上面部及び周側面部の全体を被覆することができる防水性を有する被覆部と、この被覆部をサドルに固定する固定手段を適宜位置に設けた自転車用サドルカバーにおいて、被覆部を伸縮自在の1枚のシート状体のものからシームレスに袋形状に形成し、被覆部下面の開口部の周縁全体には帯状又は紐状の伸縮自在の伸縮部材を逢着し、被覆部下面の開口部の周縁部の適宜位置には、締着紐等の固定手段を設けたことを特徴とする自転車用サドルカバーである。
本考案の第2のものは、上記第1の考案において、被覆部が、表面側のポリウレタンゴムと、裏面側のポリエステル生地との接合シート体からなり、上記被覆部の伸張率がおよそ120パーセント以上であることを特徴とする自転車用サドルカバーである。
本考案の第1のものにおいては、その被覆部の有する大きな伸縮性能により、これを引き伸ばしてサドル全体に被覆して、極めて良好にサドルの全体形状にフィットさせることができ、即ち、その伸縮性能により被覆したサドルの上面部及び周側面部にはほとんど皺が寄ることがなく、滑らかな状態に被覆することができ、防水性も有しているために、あたかも新しいサドルと交換した如き外観効果を発揮することができるのである。
これにより、サドル自体の交換を不要とし、しかも本考案に係るカバーはサドル本体に比較すれば、その価格が格段に割安であり、省エネ、省資源、更には排出ゴミの低減にも大きく寄与するという効果を発揮することとなる。
更に、本考案においては、その被覆部はシームレスで、一切縫い目がなく、縫い目から雨水が浸入することもなく、防水効果も極めて高いものとなっている。
従来のものにおいては、防水素材により形成されていても、その上面部と周側面部との縫製箇所から雨水等が浸入する問題があったが、本考案では、これをも解決している。
本考案の第2のものにおいては、その被覆部の外側の素材がポリウレタンゴムから形成され、その極めて優れた伸縮性能と共に、その外観は、合成皮革と同様のものとなり、やはり新しいサドルと交換した如き外観効果を発揮することができる。
このように、本考案では、防水性と伸縮性との両機能を両立させることができ、サドル自体の交換の代わりに、カバーのみの交換でサドルを交換したのと同じ効果を発揮することができたのである。
以下、添付の図面と共に本考案の最良の実施形態について説明する。
図1は、本考案のサドルカバーに係る一実施形態を図示しており、その(A)が上面側から見た斜視図、その(B)が下面側から見た斜視図、その(C)がやや拡大して角度を変えて下面側から見た斜視図である。
本考案に係るサドルカバー10は、サドルの上面を被覆する上面被覆部と周側面被覆部とが1枚のシート状体のものから形成されて被覆部12を構成している。
この被覆部12は、極めて伸縮性に優れた素材から形成しているために、これを伸張して自転車のサドルに被覆すると、そのサドルの下面部の側にまで、その被覆部12が伸張することとなる。
被覆部12の素材は、その表面側がポリウレタンゴムからなり、その裏面側がポリエステル生地からなり、これらを表裏接合したシート状のものから形成されている。
また、下面の開口部15の周縁部の全体には、伸縮部材16としてのゴム紐が逢着されている。このゴム紐16によって、サドルカバー10が自転車のサドルに被覆された際に、その下面の開口部15を極めて小さく縮小して、適切にサドルにフィットさせることが出来るのである。
更に、このゴム紐16と被覆部12との縫着部分の適宜位置の2箇所に締着紐18、18の一方端が逢着されている。締着紐18は、それぞれ伸縮性は有していない。勿論、この締着紐を伸縮性のある素材を用いて形成することもできる。
サドルカバー10の先端部分、つまり前方方向Fの先端部分には、自転車のサドルの先端部分を被覆する先端袋状部13が形成されている。
この先端袋状部13は、下面の開口部15の周縁部に縫着されたゴム紐16の前方部分17を適宜長さ分縫着することにより、より適切に形成される。この縫着された前方部分17は、カバーがサドルに取り付けられた際に、丁度サドルの下面側に位置することになるために、雨水等の浸入の心配は全くない。
後に説明するが、この先端袋状部13を自転車のサドルの先端部に引っ掛け、その被覆部12を伸張させ、開口部15を拡開するようにしてサドルにカバー10を被覆することができる。
サドルにカバー10を被覆した後に、カバーの下面に設けられた一対の締着紐18、18を相互に縛り付けて、カバーをサドルに永続的に取り付けておくことができる。
図2は、本考案に係るサドルカバー10を自転車のサドル30に取り付ける直前の状態を図示する説明図である。
この図から解るとおり、カバー10を引き伸ばす前の状態においては、そのカバーの全体の大きさは、自転車のサドルの大きさと比較すると、かなり小さく、これを約1.2倍(120パーセント)から1.5倍(150パーセント)程度伸張させて、サドル30に被覆するのである。
被覆する手順は、上記した通り、カバーの先端の先端袋状部13をサドルの先端部33に引っ掛けて引き伸ばし、開口部15を拡開させて、カバー10をサドル30に被覆する。その後締着紐18、18を相互に固縛して、カバー10をサドル30に固定できる。
図3は、本考案に係る上記サドルカバーを自転車のサドルに被覆して、固定する状態を示し、その(A)が取り付け状態を示す斜視図、その(B)が取付後斜め上方から見た斜視図、その(C)が取付後下から見た底面図である。
この図(A)から解る通り、カバー10は、その先端部分の先端袋状部13をサドル30の先端部に引っ掛けた状態で、両手でその後端部分を伸張させ、下面開口部15を拡開させるようにして、サドル30に被覆部12を被覆する。その後、下面の固定手段としての一対の締着紐18、18を相互に固縛して、本考案に係るカバー10をサドル30に取り付け、固定することができる。
また、図3(B)から解るとおり、カバー10を被覆し、取り付けた状態で、その極めて高い伸縮性能により、その上面部及び周側面部には、ほとんど皺が寄ることはなく、その外観は、カバーがサドルと一体化して、表面側のポリウレタンゴムの外観が合成皮革と同様の外観を有し、あたかも新しいサドルと交換したかのような外観を呈するのである。
更に、被覆部12には一切縫い目がなく、シームレスの1枚ものから形成されているために、その防水効果も非常に高いものとなっている。
図3(C)においては、最終的に締着紐18、18が相互に固縛され、完全に固定されている状態が見て取れるが、この図から、本考案に係るサドルカバー10は、その伸縮性能が非常に大きいために、被覆部12がサドルの下面側にまで伸張して、サドルの下面をも被覆した状態となる。尚、この下面には、カバーの皺は出てくるが、下から覗かない限り、その皺は目に付かないものである。
以上、本考案の一実施形態について説明したが、本考案においては以下の通りその形態を変更することができる。
被覆部の素材は、防水性を有するものであって、伸縮性に富む素材であれば何でも良いが、伸張比率がおよそ120パーセント以上あれば、特に限定されない。
上記実施形態においては、表地のポリウレタンと裏地のポリエステル生地との接合体を使用したが、特に接合体でなく、1枚物で実施することもできる。
締着紐の取り付け位置も、適宜自由に変更して取り付けることができるが、好ましくはサドルの中央部のくびれ部分の下面に位置させるのが最もよい。
締着紐の長さ及び太さ並びに材質も適宜自由に設定することができる。
以上、本考案は、極めて簡易な構成にして、大きな効果を発揮するものである。
本考案のサドルカバーに係る一実施形態を図示しており、その(A)が上面側から見た斜視図、その(B)が下面側から見た斜視図、その(C)がやや拡大して角度を変えて下面側から見た斜視図である。 本考案の上記実施形態に係るサドルカバーを自転車のサドルに取り付ける直前の状態を図示する説明図である。 本考案の上記実施形態に係るサドルカバーを自転車のサドルに被覆して、固定する状態を示し、その(A)が取り付け状態を示す斜視図、その(B)が取付後斜め上方から見た斜視図、その(C)が取付後下から見た底面図である。
符号の説明
10 サドルカバー
12 被覆部
13 先端袋状部
15 開口部
16 伸縮部材(ゴム紐)
18 締着紐

Claims (2)

  1. 自転車のサドルの上面部及び周側面部の全体を被覆することができる防水性を有する被覆部と、この被覆部をサドルに固定する固定手段を適宜位置に設けた自転車用サドルカバーにおいて、
    被覆部(12)を伸縮自在の1枚のシート状体のものからシームレスに袋形状に形成し、
    被覆部(12)下面の開口部(15)の周縁全体には帯状又は紐状の伸縮自在の伸縮部材(16)を逢着し、
    被覆部(12)下面の開口部(15)の周縁部の適宜位置には、締着紐(18)等の固定手段を設けたことを特徴とする自転車用サドルカバー。
  2. 被覆部(12)が、表面側のポリウレタンゴムと、裏面側のポリエステル生地との接合シート体からなり、上記被覆部(12)の伸張率がおよそ120パーセント以上であることを特徴とする請求項1に記載の自転車用サドルカバー。
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JPS5752529U (ja) * 1980-09-09 1982-03-26

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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