JP3114630U - グローブ - Google Patents
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Abstract
【課題】グリップ時に手の平部に皺がよらず、フィット感が良好で、違和感もないグローブを提供する。
【解決手段】グローブ1は、手の甲部7の手首側に面ファスナー9を設けるとともに、手の平部の手首側に一端を縫合した固定バンド10の内面に、前記手首側の面ファスナー9に係止する面ファスナー11を設けてなる。親指部2と人指し指部3の各基部間または小指部の基部における手の甲部7と手の平部の境界部分に一端を縫合した引き締めバンド12は、他端側の自由端を手の甲部7外側を斜めに手首側に伸びるようなし、その前記自由端近傍に面ファスナーを設ける一方、前記バンド10外面には、前記引き締めバンド12の面ファスナーに係止する面ファスナーを設ける。
【選択図】図1
【解決手段】グローブ1は、手の甲部7の手首側に面ファスナー9を設けるとともに、手の平部の手首側に一端を縫合した固定バンド10の内面に、前記手首側の面ファスナー9に係止する面ファスナー11を設けてなる。親指部2と人指し指部3の各基部間または小指部の基部における手の甲部7と手の平部の境界部分に一端を縫合した引き締めバンド12は、他端側の自由端を手の甲部7外側を斜めに手首側に伸びるようなし、その前記自由端近傍に面ファスナーを設ける一方、前記バンド10外面には、前記引き締めバンド12の面ファスナーに係止する面ファスナーを設ける。
【選択図】図1
Description
本考案は、野球バットのスイング時、ゴルフクラブのスイング時あるいはバイク運転時の各グリップを安定させるためのグローブに関するものである。
従来、グローブは、手の甲部の手首側に面ファスナーを設けるとともに、手の平部の手首側に一端を縫合し、前記手首側の面ファスナーに係止する面ファスナーを備え、固定バンドを設け、装着時に手との固定を強化するために、固定バンドを手首に巻き、前記両面ファスナーを係止して固定するようになしたものが一般的である(特許文献1参照)。
上記従来例は、グローブを手首部分で締め付けて固定することができるが、手の平側に皺ができることによって、手の平部分におけるフィット感に欠け、特にグリップ時に違和感があるという問題があった。本考案は、前記問題を解消することを目的とし、該目的を解決したグローブを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の本考案は、五指に対応する各指部と、手の甲を覆う手の甲部と、手の平を覆う手の平部とを有するグローブであって、親指部と人指し指部の各基部間または小指部の基部における手の甲部と手の平部の境界部分に一端を連繋し、他端側の自由端を手の甲部外側を斜めに手首側に伸びる引き締めバンドを設け、前記自由端を前記手首側の所定部分に離脱可能に連結するようなしたものである。
また、請求項2に記載の本考案は、五指に対応する各指部と、手の甲を覆う手の甲部と、手の平を覆う手の平部とを有し、前記手の甲部の手首側に面ファスナーを設けるとともに、手の平部の手首側に一端を縫合した固定バンドの内面に、前記手首側の面ファスナーに係止する面ファスナーを設けてなる皮革製あるいは合成皮革製のグローブであって、親指部と人指し指部の各基部間または小指部の基部における手の甲部と手の平部の境界部分に一端を縫合し、他端側の自由端を手の甲部外側を斜めに手首側に伸びるようなした引き締めバンドを設け、前記自由端近傍に面ファスナーを設けるとともに、前記固定バンド外面に、前記引き締めバンドの面ファスナーに係止する面ファスナーを設けたものである。
さらに、請求項3に記載の本考案は、五指に対応する各指部と、手の甲を覆う手の甲部と、手の平を覆う手の平部とを有し、前記手の甲部の手首側に面ファスナーを設けるとともに、手の平部の手首側に一端を縫合した固定バンドの内面に、前記手首側の面ファスナーに係止する面ファスナーを設けてなる皮革製あるいは合成皮革製のグローブであって、親指部と人指し指部の各基部間または小指部の基部における手の甲部と手の平部の境界部分に一端を縫合し、他端側の自由端を手の甲部外側を斜めに手首側に伸びるようなした引き締めバンドを設け、前記自由端近傍に面ファスナーを設けるとともに、前記固定バンド外面に、前記引き締めバンドの面ファスナーに係止する面ファスナーを設け、前記引き締めバンドには、長手方向に伸縮可能な伸縮材を設けたものである。
請求項1に記載の本発明は、引き締めバンドを手の甲部側に引っ張りながら手首側に回し、手首側の所定部分に連結することによって、手の平部が手の甲部側に引っ張られ、弛みが解消されるので、手の平部に皺が生じず、野球バット、ゴルフクラブやバイクのハンドルなどをグリップしたときに、フィット感が良好であり、違和感もないという効果を奏する。
請求項2に記載の本考案は、固定バンドを手首部分に巻き、面ファスナー同士を係止することによって、、グローブを手に確実に固定できるうえ、引き締めバンドを手の甲部側に引っ張りながら手首側に回し、その面ファスナーを前記固定バンド外面の面ファスナーに係止することによって、手の平部が手の甲部側に引っ張られ弛みをとるので、手の平部に皺が生じず、野球バット、ゴルフクラブやバイクのハンドルなどをグリップしたときに、フィット感が良好であり、違和感もないという効果を奏する。
請求項3に記載の本考案は、固定バンドを手首部分に巻き、面ファスナー同士を係止することによって、、グローブを手に確実に固定できるうえ、引き締めバンドを手の甲部側に引っ張りながら手首側に回し、その面ファスナーを前記固定バンド外面の面ファスナーに係止することによって、手の平部が手の甲部側に引っ張られ弛みをとるので、手の平部に皺が生じず、野球バット、ゴルフクラブやバイクのハンドルなどをグリップしたときに、フィット感が良好であり、違和感もなく、さらに、引き締めバンドには、伸縮部を設けたので、常に手の平部を手の甲部側に適度の強さで引っ張り、より一層緩まず、手の平部に皺がよりにくいという効果を奏する。
次に、本考案を野球の打撃時に使用するグローブに適用した好適な実施形態を添付図面の図1〜図5に基づいて詳細に説明する。ここにおいて、図1は手の甲部側を示す正面図、図2は手の平部側を示す背面図、図3は装着時における手の甲部側を示す正面図、図4は装着時における手の平部側を示す背面図、図5は装着時における面ファスナーの係止状態を示す部分拡大断面図、図6は引き締めバンドの正面図である。
図1及び図2に示すように、グローブ1は、皮革製あるいは合成皮革製であって、五指に対応する親指部2、人指し指部3、中指部4、薬指部5及び小指部6と、手の甲を覆う手の甲部7と、手の平を覆う手の平部8とを縫合して構成し、前記手の甲部7の手首側に多数のフック体からなる面ファスナー9を設けるとともに、手の平部8の手首側に一端を縫合した固定バンド10の内面に、前記面ファスナー9に係止する多数のリング体からなる面ファスナー11を設ける。
図1〜図4に示すように、親指部2と人指し指部3の各基部間における手の甲部7と手の平部8の境界部分には、その一端を縫合し、他端側の自由端を手の甲部7外側を斜めに手首側に伸びるようなした引き締めバンド12を設け、この引き締めバンド12の前記自由端近傍には、多数のリング体からなる面ファスナー13を設ける。また、図6で理解できるように、前記引き締めバンド12は、その途中部位に伸縮可能な伸縮部たるゴムバンド14を設ける。
図3及び図5に示すように、前記固定バンド10外面には、前記引き締めバンド12の面ファスナー13に係止する多数のフック体からなる面ファスナー15を設ける。
図1及び図3に示すように、手の甲部7には、引き締めバンド12を挿通するためのガイドカバー16を設ける。このガイドカバー16は、内側に形成される間隙が親指2と人指し指部3の基部間位置から手首側における手の平部8との境界部位に向かって伸びるように、その両側縁を手の甲部7に縫合して形成する。
なお、本考案は、上記実施形態になんら限定されるものではなく、例えば、引き締めバンドの自由端を手首側の所定部分に離脱可能に連結する手段は、面ファスナーではなく他の構造に変更しても良い。また、面ファスナーも、フック体とリング体とを係止する構成に限られない。さらに、本考案は、野球用ではなく、ゴルフ用やバイク用などに適用してもよい。またさらに、ガイドカバー16は設けなくてもよい。さらにまた、引き締めバンド12の一端を小指部の基端部における手の甲部と手の平部の境界部分に連繋してもよい。
1 グローブ
2 親指部
3 人指し指部
4 中指部
5 薬指部
6 小指部
7 手の甲部
8 手の平部
9 面ファスナー
10 固定バンド
11 面ファスナー
12 引き締めバンド
13 面ファスナー
14 ゴムバンド
15 面ファスナー
2 親指部
3 人指し指部
4 中指部
5 薬指部
6 小指部
7 手の甲部
8 手の平部
9 面ファスナー
10 固定バンド
11 面ファスナー
12 引き締めバンド
13 面ファスナー
14 ゴムバンド
15 面ファスナー
Claims (3)
- 五指に対応する各指部と、手の甲を覆う手の甲部と、手の平を覆う手の平部とを有するグローブであって、親指部と人指し指部の各基部間または小指部の基部における手の甲部と手の平部の境界部分に一端を連繋し、他端側の自由端を手の甲部外側を斜めに手首側に伸びる引き締めバンドを設け、前記自由端を前記手首側の所定部分に離脱可能に連結するようなしたことを特徴とするグローブ。
- 五指に対応する各指部と、手の甲を覆う手の甲部と、手の平を覆う手の平部とを有し、前記手の甲部の手首側に面ファスナーを設けるとともに、手の平部の手首側に一端を縫合した固定バンドの内面に、前記手首側の面ファスナーに係止する面ファスナーを設けてなる皮革製あるいは合成皮革製のグローブであって、親指部と人指し指部の各基部間または小指部の基部における手の甲部と手の平部の境界部分に一端を縫合し、他端側の自由端を手の甲部外側を斜めに手首側に伸びるようなした引き締めバンドを設け、前記自由端近傍に面ファスナーを設けるとともに、前記固定バンド外面に、前記引き締めバンドの面ファスナーに係止する面ファスナーを設けたことを特徴とするグローブ。
- 五指に対応する各指部と、手の甲を覆う手の甲部と、手の平を覆う手の平部とを有し、前記手の甲部の手首側に面ファスナーを設けるとともに、手の平部の手首側に一端を縫合した固定バンドの内面に、前記手首側の面ファスナーに係止する面ファスナーを設けてなる皮革製あるいは合成皮革製のグローブであって、親指部と人指し指部の各基部間または小指部の基部における手の甲部と手の平部の境界部分に一端を縫合し、他端側の自由端を手の甲部外側を斜めに手首側に伸びるようなした引き締めバンドを設け、前記自由端近傍に面ファスナーを設けるとともに、前記固定バンド外面に、前記引き締めバンドの面ファスナーに係止する面ファスナーを設け、前記引き締めバンドには、長手方向に伸縮可能な伸縮材を設けたことを特徴とするグローブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005005430U JP3114630U (ja) | 2005-07-11 | 2005-07-11 | グローブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005005430U JP3114630U (ja) | 2005-07-11 | 2005-07-11 | グローブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3114630U true JP3114630U (ja) | 2005-10-27 |
Family
ID=43276930
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005005430U Expired - Fee Related JP3114630U (ja) | 2005-07-11 | 2005-07-11 | グローブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3114630U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011004694A (ja) * | 2009-06-29 | 2011-01-13 | Shimano Inc | 釣用グローブ |
-
2005
- 2005-07-11 JP JP2005005430U patent/JP3114630U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011004694A (ja) * | 2009-06-29 | 2011-01-13 | Shimano Inc | 釣用グローブ |
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