JP3131140U - 携帯用食器 - Google Patents

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Abstract

【課題】食器に形成する手間及び折り畳む手間を一切省略でき、簡単に食器の形状を出現させ且つ携帯時はシート状に折り畳むことができること。
【解決手段】両側の側面を形成する側面形成部11,と、これら両側面形成部11と接続して食器の底面を形成する底面形成部12からなる。これらの側面形成部11と底面形成部12を柔軟性及び/又は可撓性を有するシート状のものから形成する。底面形成部12を両側面形成部11の間で折り畳むことにより両側面形成部11が重ね合わされて、その全体を扁平に折り畳むことができる。側面形成部11と底面形成部12を透明な合成樹脂フイルムから形成する。それぞれの側面形成部11の上縁部を上方に延長して且つ外側に折り返した折り返し部を設けることができる。
【選択図】図1

Description

本考案は、愛玩動物(ペット)用の携帯用食器として開発されたものであるが、人間用として、登山やキャンプ、ハイキング等のアウトドア用食器として、更には災害時などの場合の緊急用の食器としても使用することができるものに関する。
図5は、従来のペットの携帯用食器を図示する説明図であるが、この携帯用食器50は、略矩形形状の適宜厚みの柔軟なシート状体からなり、その四隅に雄、雌のホック51、52を各一対ずつ設け、これら雄雌一対のホック51、52を相互に係止して、立体的な食器形状に形成できるものである。
また下記特許文献1に記載のペット用携帯食器皿にあっては、略四角柱形状の折り畳み可能な食器の適宜箇所に帯状部材を設け、この帯状部材には面ファスナーを設け、この帯状部材の面ファスナーと係止する面ファスナーを食器の適宜位置に設け、食器を例えば巻物状に巻きつけ、帯状部材の面ファスナーを食器の面ファスナーに係止して小さくできるものである。
登録実用新案第3091545号公報
しかしながら、図5に示した上記第1の従来例においては、食器を形成するに際して4つのコーナー部のホックを係止するという手間が掛かる。また場合によりこれらのホックが外れてしまい、内容物が外にこぼれるという問題もある。
他方、上記特許文献1に記載の第2の従来例においても、その食器を折り畳み、或は巻物のように巻きつけて、その後に帯状部材の面ファスナーと食器の面ファスナーとを相互に係止することによってその小さく畳んだ状態を保持する必要があり、その手間は煩わしいものとなる。
そこで、本考案においては、上記のように食器に形成する手間、及び、折り畳む手間を一切省略でき、簡単にワンタッチで食器の形状を出現させることができ、且つ、使用後或は携帯時には、この食器を極めて簡単にワンタッチで折り畳むことができる携帯用食器を提供することをその課題としている。
また、その折り畳んだ状態が極めて嵩の低いものを提供することもその課題である。
上記課題を解決するために本考案の第1のものは、両側の側面を形成する側面形成部がその両端部で相互に結合され、これら両側面形成部と接続して食器の底面を形成する底面形成部を有し、これらの側面形成部と底面形成部を柔軟性及び/又は可撓性を有するシート状のものから形成し、且つ、両側面形成部を接続する底面形成部を両側面形成部の間で折り畳むことにより両側面形成部が重ね合わされて、その全体を扁平に折り畳むことができる携帯用食器である。
本考案の第2のものは、上記第1の考案において、側面形成部と底面形成部を透明な合成樹脂フイルムから形成したことを特徴とする携帯用食器である。
本考案の第3のものは、上記第1又は第2の考案において、それぞれの側面形成部の上縁部を上方に延長して且つ外側に折り返した折り返し部を設けたことを特徴とする携帯用食器である。
本考案の第1のものにおいては、2つの側面形成部とこれらを接続する底面形成部から構成され、底面形成部は、2つの側面形成部の間で折り畳まれているので、不使用時は、これらの側面形成部と底面形成部とは、完全に重ね合わされた状態を維持して、あたかも1枚のシートのような形態を呈し、これを例えば2つ折にして、財布の中に入れておくことも可能なものである。従って、殆ど嵩張ることもなく、その多数を重ね合わせて鞄の中に収納しておくことができる。
他方、使用する際は、重ね合わされた両側面形成部を相互に引き離す方向に広げるだけで、簡単にワンタッチで食器の形態が形成されるものである。逆に、使用後は、両側面形成部の両端の接合部を外側方向に相互に反対方向に引っ張ることによって、ワンタッチで簡単に1枚のシート状体に重ね合わされるものである。
以上のように、簡単に広げ、簡単に折り畳めるため、何時でも、何処でも、簡単に広げて使用でき、そして簡単に収納もできる。
また、繰り返して使用することも可能であって、その製造コストも非常に安価に抑えることができる。
更に、この食器は、その全体の形状自体が拡開するだけで食器形状となり、内容物もこぼれる心配がない。
本考案の第2のものにおいては、上記効果に加えて、側面形成部と底面形成部のその全ての構成部材を透明な合成樹脂製フイルムから形成しているために、食器への内容物も外から見通すことができ、清潔で美的な外観を呈するものとなる。
本考案の第3のものにおいては、側面形成部の上縁部が折り返されているために、側面形成部の上縁部による危険性を完全に排除できる。
尚、この折り返し部がなくとも、その柔軟な素材により上縁部による危険性は、殆どないものであるが、より安全性を考慮してここでは折り返し部を設けたものである。
図1は、本考案の第1の実施形態に係る携帯用食器の斜視説明図であって、その(A)が食器を拡開した使用可能状態を示し、その(B)が食器を扁平に折り畳んだ状態を示している。
本考案に係る携帯用食器10は、その材質が全て透明な合成樹脂フイルム、例えば、ナイロン・ポリエチレン・フイルムから形成され、これらを適宜接合することにより、両側面を構成する側面形成部11と、これら側面形成部11、11の間に介在し、底面を形成する底面形成部12とが形成されるものである。
側面形成部11は、それぞれ同一の長方形形状を有し、その左右の両端部で相互に結合或は接合されている。図中13が接合部を示しているが、この接合部は、溶着でも接着剤による接着でもよく、また、その上下方向の全部の部分が接合されていなくともよく、部分的に接合されているものでもよい。
他方、食器の底面を構成する底面形成部12は、その両側縁で側面形成部11と連接、接合されているが、平面視略左右対称の紡錘形を有しており、中央部で一番広く、左右両端側に向かって徐々にその幅が狭くなるように形成されている。
即ち、図1(B)から解る通り、底面形成部12の側面形成部11との接合境界線14は、略円弧状の曲線となって表われるのである。
添付の図1(A)は、食器の使用状態を示しており、図1(B)の扁平に折り畳まれた状態の携帯用食器10の両側の側面形成部11、11を矢印D、Dの方向に拡開するように引っ張ると、図1(A)の状態に簡単にワンタッチで形成される。
これは、二つに折り畳まれていた底面形成部12が平面状に広げられ、且つこの底面形成部12は、可撓性をも有しているために、その平面の形態を維持できるのである。
他方、図1(A)の状態で、側面形成部11、11の左右両端縁の接合部13、13を矢印E、Eのように相互に反対方向に引っ張ると、ワンタッチで底面形成部12が平らに折り畳まれて、その全体が扁平となり、図1(B)の状態になるのである。
扁平に折り畳まれた本考案の食器10は、そのまま重ねて鞄の中に、或は、扁平に折り畳まれた食器10を更に半分に折り畳んで、財布や、ポケットティッシュ袋等の小さな入れ物に入れて収納することが可能となるのである。
図2は、上記図1(A)の状態の正面図である。
図中13が両側の側面形成部11、11をその左右両端部で接合する接合部を示し、14は、底面形成部12と側面形成部11とが連接する接合境界線を示している。15は、底面形成部12の中央の折目線を示している。
このように食器10が拡開した状態で、その食器内部に水や食料等の内容物Nを入れることができるのである。
図3は、本考案の第1の実施形態をよりよく理解してもらうために添付した断面図であって、その(A)が図1(A)のX−X線断面図であり、その(B)が図1(B)のY−Y線断面図である。
尚、理解容易化のため、図3(B)においては、扁平に折り畳まれた本考案の携帯用食器を少しだけ広げた状態にして図示している。扁平に折り畳まれた状態では、側面形成部11と底面形成部12の間の隙間は殆ど存在しないものとなる。
図3(A)から解る通り、本考案の携帯用食器10を拡開して使用状態にあるとき、側面形成部11と底面形成部12との間の接合部18は、その中央部でその上下方向の長さが一番短くなっており、その中央部から両端の側に向かって徐々にその接合部18の上下方向の長さが長くなるのである。それ故、図1(B)及び図2から解るとおり、底面形成部12と側面形成部11との接合境界線14が略円弧状に現れるのである。
図3(A)では、底面形成部12の折目線15がその中央部で上下方向に現れており、その左右に斜めに底面形成部12と側面形成部11との接合境界線14、14が現れることとなる。
そして、上記拡開した食器10を扁平に折り畳むと、底面形成部12は、その中央部の折目線15に沿って二つ折りされ、両側の側面形成部11、11の間に折り畳まれるのである(図3(B))。
図4は、本考案の第2の実施形態に係る携帯用食器20を図示する斜視説明図である。
その全体の材質は、上記第1の実施形態と同じであり、その構成要素もほぼ同一である。ただその全体形状がやや長手方向に長いものである。
そして、本考案の第2の実施形態では、上記第1の実施形態には存在しない、側面形成部の上端縁部が上方に延長され、更にその上方に延長した部分が折り返されて、側面形成部の外側表面に沿うように折り返し部22が形成されている点で第1の実施形態とは異なっている。
この折り返し部22は、それぞれの側面形成部11の上端縁部に延長するように形成されており、折り返されて下方に延長する長さは自由である。
この折り返し部の機能は、両側の側面形成部11の上方縁部が危険とならないように考慮したものである。
上記第1の実施形態においても、その柔軟な素材を使用しているために、安全性の面では何ら問題はないのであるが、より安全性を完全にするために、この第2の実施形態においては、折り返し部22、22を形成したものである。
以上、本考案の実施形態について説明したが、本考案においては以下の通り設計変更が可能である。
先ず、材質は、上記実施形態のいずれにおいても、透明な合成樹脂フイルムを使用したが、その素材は自由に選択することが出来、柔軟性及び/又は可撓性を有するものであれば、どのような素材を使用することもでき、特に透明でなくとも実施可能である。
また、大きさ、サイズ、形状等も適宜自由に採用することができ、上記実施形態に係る形状に限られない。例えば、上下方向の長さを長くすることにより、より深い食器とすることもできるし、浅く横長にすることによりプレート形状のお皿にすることもできる。
側面形成部と底面形成部の接合境界線も正面視略円弧形状でなく、直線的に両側を斜めに低部を直線的に形成することも可能である。
上記側面形成部と底面形成部の接合境界線は、完全に接続しておく必要があるが、両側面形成部の両端部の接合部は、その上下全範囲に渡り完全に接合せずとも実施可能であり、その上下の一部分のみを接合するものであってもよい。
以上の通り、本考案においては、何ら固定手段や、係止手段を用いることなく、側面形成部を拡開させること、或は、側面形成部の両端部を引っ張ることのみにより、ワンタッチで簡単に食器が形成され、且つ、ワンタッチで簡単にこれを折り畳むことができるものであり、その折り畳まれた状態は扁平な1枚のシート状のものとなって極めて嵩張らず、顕著な効果を発揮するものである。
本考案の第1の実施形態に係る携帯用食器の斜視説明図であって、その(A)が食器を拡開した使用可能状態を示し、その(B)が食器を扁平に折り畳んだ状態を示している。 本考案の第1の実施形態に係る図1(A)の正面図である。 その(A)が図1(A)のX−X線断面図であり、その(B)が図1(B)のY−Y線断面図である。 本考案の第2の実施形態に係る携帯用食器の斜視説明図である。 従来のペットの携帯用食器を図示する説明図である。
符号の説明
10、20 携帯用食器
11 側面形成部
12 底面形成部
13 接合部
14 接合境界線
15 折目線
22 折り返し部

Claims (3)

  1. 両側の側面を形成する側面形成部(11, 11)がその両端部で相互に結合され、これら両側面形成部(11, 11)と接続して食器の底面を形成する底面形成部(12)を有し、
    これらの側面形成部(11, 11)と底面形成部(12)を柔軟性及び/又は可撓性を有するシート状のものから形成し、且つ、両側面形成部(11, 11)を接続する底面形成部(12)を両側面形成部(11, 11)の間で折り畳むことにより両側面形成部(11, 11)が重ね合わされて、その全体を扁平に折り畳むことができる携帯用食器。
  2. 側面形成部(11, 11)と底面形成部(12)を透明な合成樹脂フイルムから形成したことを特徴とする請求項1に記載の携帯用食器。
  3. それぞれの側面形成部(11, 11)の上縁部を上方に延長して且つ外側に折り返した折り返し部(22)を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯用食器。
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