JP2010111412A - 天架け閉じ袋 - Google Patents

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JP2010111412A JP2008285071A JP2008285071A JP2010111412A JP 2010111412 A JP2010111412 A JP 2010111412A JP 2008285071 A JP2008285071 A JP 2008285071A JP 2008285071 A JP2008285071 A JP 2008285071A JP 2010111412 A JP2010111412 A JP 2010111412A
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芳男 渡辺
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Abstract

【課題】 屈壁が折り出た状態であっても、紐の引き寄せで開口部を閉じる事ができる袋体を提供する。
【解決手段】 対面で有する寄り壁1の上部へ、紐2を通す取手穴3と滑穴4とを設け、取手穴3と滑穴4との間に位置する紐2の部分領域を間隔域5とし、取手穴3から出る紐2の部分領域を取手域6とし、滑穴4から出る紐2の部分領域を架け域7とし、架け域7は袋体8の開口部9に架けられ、取手域6を取手穴3から引き出して行くことと連動して滑穴4から架け域7が引き込まれて短くなり、架け域7が短くなるに連れて開口部9の縁が互いに引き寄せられて閉じる構造にし、屈壁10に架け域7が位置しなくても開口部9が閉じるので、屈壁10が出ている状態でも対応できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、紐の引き寄せによって屈壁を屈折させ、袋体の開口部を閉じる事のできる袋に関する物である。
従来の引き寄せ閉じ袋は、袋体の側面に有する屈壁へ架け域を架けて、引き寄せ閉じる構造であった。
特願2008−051754号 特願2008−134886号
屈壁へ架け域を位置付けて引き寄せ閉じる構造では、屈壁を袋体の内側へ折り込んで屈折させなければ開口部を閉じる事ができなかった事から、収納物が多い場合は閉じるのが困難な状態があった。本発明では、収納物が多い場合であっても、開口部を閉じ易くできる袋の提供を解決課題とする。
架け域を、袋体の天領域に有する開口部上に位置付ける。
架け域を開口部に位置付けた事によって、屈壁は外側へ折り出る事ができ、屈壁が折り出る事によって、袋体の中に収納物が多い状態であっても、屈壁の屈折を邪魔しないので、袋体の開口部を閉じ易くできる。
最良の形態を、図1から図6を参照しながら、以下の実施例で説明する。
図1は、屈線合着手提型袋の閉じ過程を示した要部透視斜視図であり、合着の言葉の意味は、接着、粘着、溶着、縫合、嵌合などの総称であり、袋体8の素材によって合着方法は変わる事から合着という言葉を使う事にし、寄り壁1方を前後方向の縦とし、屈壁10方を左右方向の横とする事から側とも表示し、透視線は破線で折線は一点鎖線で表示し、山折谷折で表示する折り曲げ方向は外側からを基準にし、前後対面で有する寄り壁1の上部中央領域へ取手穴3を線対称の対で設け、前記線対称の中心線は寄り壁1の中央を天地に貫く線にし、取手穴3から適宜な間隔を空けた位置へ滑穴4を設け、滑穴4も線対称の対で設け、滑穴4の位置は限定ではないが、取手穴3と同じ高さの外側が望ましく、取手穴3の下や上であっても良く、紐2は一本を用いるのが望ましく、取手穴3と隣の滑穴4との間に位置する紐2の部分領域を間隔域5とし、間隔域5は袋体8の内面に位置し、取手穴3から出た紐2の部分領域を取手域6とし、取手域6はアーチを描いて他方の取手穴3から内面へ通されて再び間隔域5となり、一方の滑穴4から出た紐2の部分領域を架け域7とし、架け域7は袋体8の開口部9を天方向に跨いで対面する背面一方の滑穴4から中へ通されて背面一方の間隔域5になり、背面一方の取手穴3から出て背面の取手域6となり、前後でアーチ状になった取手域6に手を通して袋体8を下げれば架け域7が徐々に短くなって寄り壁1の天縁どうしを引き寄せ、屈壁10の屈線11が折り出て、袋体8の開口部9が閉じ、袋体8に収納物が入っていれば、自重で袋体が下がるので、手で下げなくても済み、屈壁10が折り出ているので、収納物があっても屈壁10の屈折を邪魔せず、架け域7が天方向に架かっているので、屈壁10は折り出る事が可能になり、取手穴3と滑穴4との総称を紐穴12とし、紐穴12より上の領域天地幅を広くして折り曲げ蓋にしても良く、紐2の端は紐止13の部分で繋ぐ事で輪にする事が望ましく、紐止13の設ける箇所は限定ではないが、紐止13は間隔域5に設ける事が望ましく、紐2の形状や素材は限定ではなく、断面が平らな平紐又はテープであっても良いが、断面が丸い丸紐でアクリル製の組み紐が一般的に普及しているので望ましい。
図2は、未合着状態の袋体8を示した斜視図であり、袋体8の素材は限定ではなく、人工樹脂であるポリエステル、ポリプロピレン、織り布、不織布、紙など、通常の袋として用いられている素材ならばどれでも良く、底壁14を折り上げる形状の袋体8では、布素材又はポリ素材が適合しており、屈壁10中央の屈線11を合着する事で袋体8は形成され、布素材ならば屈線11の合着は縫合が望ましく、ポリ素材を用いる事が安価で望ましいので屈線11の合着は溶着にし、袋体8の天縁は切断縁であっても良いが、ある程度の硬さが必要なので返し帯15を設ける事が望ましく、返し帯15は天縁からの一度返し折りであっても良いし、地縁を更に折り返す二度折りであっても良く、返し帯15の側縁は、屈線11と同時に溶着する事が望ましく、寄り壁1と側壁10との境界に折線が有してなくても良いが、山折で側折線16を入れる事が望ましく、寄り壁1上部領域の中心方向に適宜な間を空けた線対称で取手穴3を打抜き、取手穴3の外側へ線対称で滑穴4を打抜く事が望ましく、滑穴4と取手穴3との位置関係は限定ではなく、取手穴3の天地方向や斜めの天地方向であっても良いが、等高の真横が望ましく、取手穴3と滑穴4は返し帯15と背面の寄り壁1とを重合させた貫通状態で打抜く事が望ましく、図面では、屈線11を未溶着状態で表示しているが、紐穴12の打抜きと同時に屈線11の溶着を行う事は、従来技術で充分可能である。
図3は、紙袋型手提袋の閉じ過程を示した要部透視斜視図であり、箱体を収納する場合は、屈線合着袋よりも屈壁10の側縁を合着して形成する紙袋型が適しており、寄り壁1の上部に押し倒される蓋域19を形成し、蓋域19の上下幅は屈壁10の横幅の半分と同寸にし、屈壁10の上部へ蓋域19の上下幅と同寸の高さを有する直角二等辺三角形の三角域20を形成して折り込み、蓋域19が三角域20を押さえ込む位置関係にし、間隔域5に有する紐止13は、点対称である対角の間隔域5にも形成する事が望ましく、紐止13が二箇所有する事で取手域6どうしを同寸で維持でき、取手域6を引き上げる事で架け域7は引き込まれて徐々に短くなり、架け域7が短くなるに連れて蓋域19は三角域20を押さえ込んで倒れ込み、袋体8の開口部9は閉じて行き、屈壁10の屈線11が折れ曲がっていないので、袋体8の閉じ形状は箱型になり、側折線16は直線が望ましいのであるが、自由にデザイン化された曲線だあっても良く、三角域20は外へ折り出ても良い。
図4は、屈線合着紐交差型袋の閉じ過程を示した要部透視斜視図であり、図1と同じ袋体8を用いて、取手域6を一箇所だけ交差して紐2を紐穴12へ通しており、取手域6の交差によって手提としての使用形態の他、背負う事も考慮しており、紐止13が背面の寄り壁1に位置する間隔域5に有しているので、正面の紐穴12から出ている取手域6の根元部分を引き出せば架け域7は引き込まれて開口部9は閉じて行く。
図5は、屈線合着背負い型袋の閉じ過程を示した要部透視斜視図であり、図4の形状を背負い型に特化させており、紐2は一本であっても二本であっても良く、正面の滑穴4から出た架け域7の背端は、背面の紐穴12へ通されて玉17によって塞ぎ留められる構造が望ましく、玉17の構造は、別具を取り付けても良いが玉結びによって形成する事が望ましく、正面の取手穴3から出た取手域6の前端は脇穴18に通されて、玉17の形成で塞ぎ留められる構造が望ましく、袋体8が大きな場合は、脇穴18で取手域6の前端を固定しているので、袋体8の下が揺れ動かない状態で背負う事ができる。
図6は、屈線合着持ち手通し型袋の閉じ過程を示した要部透視斜視図であり、寄り壁1の上部に取り付けた持ち手22の取り付け部分を筒部23にし、筒形状を成した事で紐穴12の役割を果たし、筒部23の形成方法は限定ではなく、筒状物を合着しても良いが、持ち手22をテープ形状物によって成し、端部と適宜に内側へ移動した箇所とを線上に合着して、線上合着の間を筒部23とする事が望ましく、持ち手22の形状は限定ではなく、直線であっても良いが、両端領域を垂直に折り下げて、この折り下げ領域を筒部23にする事が望ましく、折り下げ筒部23の外側隙間を滑穴4とし、内側隙間を取手穴3とし、紐2の両端を結合して輪にする事が望ましいのであり、紐2の結合部を紐止13とし、紐止13を止穴21へ挿入して、紐2がずれるのを防止する事が望ましく、止穴21の箇所は限定ではなく、筒部23との重合箇所であっても良いし、筒部23の横であっても良く、持ち手22の取り付け箇所に筒部23を設ける事が望ましいのであるが、筒部23の横及び周囲へ紐穴12を打抜いても良く、止穴21の個数も限定ではなく、一箇所であっても良いが、点対称の対角で二箇所を設ける事によって取手域6の長さを均等にする事ができるので望ましく、又は筒部23の横全てに止穴21を設ける事が製造上楽である場合もあり、従来の紙袋に於いては、持ち手を接着する場合、持ち手取り付け部を別紙で重合補強して接着しており、この重合紙領域をも貫通した状態で紐穴12を打抜いても良く、図1での紐穴12は、二対の取手穴3と二対の滑穴4が二面の合計八穴であるが、持ち手22を通す為の持ち手穴を増やしても良く、持ち手穴を増やせば合計十二穴になる。
本発明は、ポリ製袋及び紙袋で利用する技術であるが、布製の鞄にも適応できる。
屈線合着手提型袋の閉じ過程を示した要部透視斜視図(実施例1) 未合着状態の袋体8を示した斜視図 紙袋型手提袋の閉じ過程を示した要部透視斜視図(実施例2) 屈線合着紐交差型袋の閉じ過程を示した要部透視斜視図(実施例3) 屈線合着背負い型袋の閉じ過程を示した要部透視斜視図(実施例4) 屈線合着持ち手通し型袋の閉じ過程を示した要部透視斜視図(実施例5)
符号の説明
1 寄り壁
2 紐
3 取手穴
4 滑穴
5 間隔域
6 取手域
7 架け域
8 袋体
9 開口部

Claims (1)

  1. 対面で有する寄り壁1の上部へ、紐2を通す取手穴3と滑穴4とを設け、取手穴3と滑穴4との間に位置する紐2の部分領域を間隔域5とし、取手穴3から出る紐2の部分領域を取手域6とし、滑穴4から出る紐2の部分領域を架け域7とし、架け域7は袋体8の天領域に位置する開口部9に架けられ、取手域6と架け域7とが連動して開口部9を閉じる構造にした天架け閉じ袋。
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