JP3130643U - 背枕およびその固定衣類 - Google Patents

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Abstract

【課題】3000万人と言われる日本の多くの「鼾持ち」(睡眠時無呼吸症候群の予備軍)の人のために、出張・旅行など自宅以外で宿泊する場合に持ち運べる、睡眠中の無呼吸状態及び鼾を防止するための背枕を提供する。
【解決手段】8本の各付け紐11を備えるとともに、円筒状の布1を背面中央に長手方向を縦にして、かつその縫い付け幅を円周の30パーセント以内として縫い付けた袖なしの衣類10と、円筒状の布1の内部に取り外し自在に収納される、空気を充填するものを除いたクッション又は枕2とからなる。クッション又は枕2が円筒状の布1内部に収納された状態で衣類10を着用して就寝することにより、睡眠中の無呼吸状態及び鼾の防止を可能にする。
【選択図】図2

Description

本考案は背枕及びその固定衣類に関する。
従来より、仰臥状態の体位で就寝すると、口腔から気管支に至る気道が自然に閉塞状態に陥るため、背枕によって「鼾」が頻繁に発生するような人の就寝体位を無理なく横臥状態(横向きの就寝状態)に保持することで、就寝時における自然な気道の開放を確保し、気道閉塞による「鼾」の発生を効果的に抑えることができることが知られている(特許文献1)。
また、従来の鼾防止熟睡枕として、円筒形の枕芯の周囲に緩衝材を包囲して接着テープで固定し、その周囲に被覆布を覆って形状がほぼ筒状の枕の平面を背に当てて枕を取付ける胴巻きベルトを枕の被覆布に設けたものが開示されている(特許文献2)。
さらに、寸法調節可能な背負い紐とウエストベルトによって装着を安定させる、就寝時に背中に当てて使用する背枕も開示されている(特許文献3)。
特許文献2、3はいずれも背枕と上半身とを一緒に外側からベルトで固定させる構造であって、形も大きく且つ重く構成させている。
したがって、横臥時腹部の筋肉が弛緩し、装着したベルト等が緩み、睡眠中の体動で背枕がずれるという問題と寝床の移動に伴い持ち運びが不便という欠点があった。
また、ループ体を設け、肩紐の上端、又は上下両端をループ体内において自由に挿通させることにより、従来の固定された肩紐では顕著であった、肩に食い込む力を軽減させた背枕における肩紐装着装置が開示されている(特許文献4)。しかしながら、これにより肩に掛かる負担が完全には解決されていない。
特開2001−292867 実用新案登録第3073165号 意匠登録第1105109号 特開2002−223896
本考案は以上のような従来の欠点に鑑み、背枕を衣類の外側に取付けることで背枕の独立を保たせることができ、背中が背枕に寄りかかりながら横臥の姿勢が保たれ、体重が体の下になった腕に直接掛かるのを防ぐことができ、且つ従来の大きく、重い背枕を小さく、軽くし、携帯できるようにした背枕を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本考案に係る背枕およびその固定衣類は、8本の付け紐を備えるとともに、円筒状の布を背面中央に長手方向を縦にして、かつその縫い付け幅を円周の30パーセント以内として縫い付けた袖なしの衣類と、前記円筒状の布の内部に取り外し自在に収納される、空気を充填するものを除いたクッション又は枕とからなり、前記クッション又は枕が前記円筒状の布内部に収納された状態で前記衣類を着用して就寝することにより、睡眠中の無呼吸状態及び鼾の防止を可能にしたことを特徴とするものである。
本考案によれば、睡眠時横臥の姿勢が安定感良く保たれる。したがって、気道を十分に確保し、呼吸が楽にでき、鼾を防止し、安眠することができ、無呼吸症候群の防止に役立つことができる。
また、衣類と体を密着させることにより、体の外側にあるクッションに血流を阻害することなく寄りかかれ、背枕がずれるのを防ぐことができる。
以下、本考案の実施例を図面を参照しながら説明する。
図1−aは、衣類10の後ろ身頃を表わしたものであり、図1−bは衣類10の前身頃を表わしたものである。衣類10は、この前身頃と後ろ身頃を縫い合わせたものであり、袖がないのが特徴である。
衣類10のうち、1は円筒状の布である。該円筒状布1は、首の動きを確保するため、上部を少し残し、後ろ身頃、すなわち衣類10の背面中央部分に長手を縦方向にして縫い付けられている。このとき円筒状布1の縫い付け幅は、円筒状布1の円周の30%以内とし、円筒状布1を大きく外側に張り出させ、円筒状布1に挿入される背枕の独立性を保持させた。すなわち、衣類10と円筒状布1の接着幅を狭くすることが、背枕の独立性を保持させる要因である。
図中11は、衣類10を身体に固定するための付け紐である。該付け紐11は、衣類10の前面左右腹部にそれぞれ2本づつ、向かって左側面腋下部に2本、右側面裏の腋下部に2本、すなわち衣類10に計8本取付けられている。そして、衣類10に両腕を通した後、左右の布を胸の前で重ね合わせ、互いに対向する付け紐同士を結ぶことで、衣類10を身体に固定する。
図2は、前記円筒状布1に空気を充填するものを除く有形のクッション又は枕2を挿入して背枕Bとした状態で衣類10を着用し、枕3に頭部をのせた、人Aが横臥している状態を示すものである。
本考案の使用においては、前記クッション又は枕2を前記円筒状布1に挿入した衣類10に両腕を通し、背枕Bを体のほぼ中央に位置させ、互いに対向する前記付け紐11同士を結んで体に固定する。
上記衣類10と異なる形状の衣類に円筒状布1を取付けることは可能である。但し、体と衣類とを密着させることが必要である。また、密着させる方法は、上記付け紐11以外のものでも可能である。
クッションを取り外した衣類は、洗濯し易く、清潔に保つことができ、止具を使用しないため、軽く、小さく畳むことができ、携帯に便利である。
また、背枕は、背中に固定してあり且つ軽量なので、方向を変えるのに抵抗にならず、就寝中には右下から体を左下にする場合にも、左下から体を右下にする場合にもうつ伏せから回転すれば容易に横臥の方向替えができる。
さらに、背枕が体の外側に独立してあることで上体の体重が背枕に荷重として加わることになり、横臥の姿勢の下側に体重がかかるのを軽減することができる。
さらにまた、衣類を使用したことで、肩や腕の自由な動きが確保され、血流を阻害することがなくなった。衣類によって背枕がしっかりと体の外側に固定されているので、ずれることがなく、背枕に楽に寄りかかれ、睡眠時横臥の姿勢が安定感良く保たれる。したがって、気道を十分に確保し、呼吸が楽にでき、鼾を防止し、安眠することができ、無呼吸症候群の防止に役立つことができる。
本考案は、枕を製造する産業、健康グッズの販売業で利用される。
本考案を構成する固定衣類の背面図(a)及び正面図(b)である。 本考案に係る背枕及びその固定衣類の使用状態を示す斜視図である。
符号の説明
A 人
B 背枕
1 円筒状布
2 クッション又は枕
3 頭部を支持した枕
10 衣類
11 付け紐

Claims (1)

  1. 8本の付け紐を備えるとともに、円筒状の布を背面中央に長手方向を縦にして、かつその縫い付け幅を円周の30パーセント以内として縫い付けた袖なしの衣類と、前記円筒状の布の内部に取り外し自在に収納される、空気を充填するものを除いたクッション又は枕とからなり、前記クッション又は枕が前記円筒状の布内部に収納された状態で前記衣類を着用して就寝することにより、睡眠中の無呼吸状態及び鼾の防止を可能にしたことを特徴とする背枕及びその固定衣類。
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